JP4823091B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に記録媒体を正逆両方向に搬送可能な画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ/ファックス/コピア或いはこれらの機能を複合した画像形成装置としては、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)で構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、記録媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体としての記録液(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行なうものがある。
なお、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味し、画像形成を行うものに限定されるものではない。
ところで、液体吐出方式の画像形成装置にあっては、画像を形成する用紙上に水を主成分とする顔料インクまたは染料インクを付着させて画像を形成するが、用紙へのこれらインクの定着は水分の蒸発作用や用紙への吸水作用によってなされる。そのとき、高速印字や定着性(吸水性)の著しく悪い用紙への印字などでは、印字表面が用紙の搬送経路や、押さえコロなどと接触して画像が擦れて劣化したり、用紙上に転写したりする不具合がある。
そこで、従来の画像形成装置では、用紙下流側の措置として、印字面と接触するコロは、点接触にて用紙を押さえる拍車を用いてその悪影響が出ないようにしている。また、特許文献1ないし9などに記載されているよう両面印刷が可能な画像形成装置においては、例えば表面への印刷後用紙が十分乾燥する時間の経過を待ってから、逆転搬送させるもの、あるいは、印字領域上流側の押さえコロの表面にインクが転写しづらい撥水処理を施しているものもある。
特開2004−299822号公報 特開2005−014434号公報 特開2001−122528号公報 特開2006−218661号公報 特開2004−168534号公報 特開2004−338867号公報 特開2004−284822号公報 特開2005−263332号公報 特開2003−205657号公報
しかしながら、待ち時間を要するものは、両面印字の高速化を図れない。また、撥水処理を施しているコロによる押さえでは、用紙の種類によっては、用紙上のインク付着量(画像濃度)によっては十分な効果が期待できない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、待ち時間による乾燥をせず、画像の擦れによる劣化や転写を防止して、逆方向搬送を可能にした画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体に液滴を吐出するヘッドと、
前記記録媒体を、前記ヘッドによる画像形成を行う正搬送方向に搬送し、前記正搬送方向と反対方向の逆搬送方向に搬送することが可能な搬送手段と、を備え、
前記ヘッドによる画像形成領域よりも記録媒体の正搬送方向上流側には、
搬送ローラと、
前記ヘッドの近傍まで前記記録媒体をガイドするガイド部材と、が設けられ、
前記ガイド部材には、前記搬送ローラに対向し、前記搬送ベルトに前記記録媒体を押し付ける加圧コロを有し、
前記ガイド部材は、前記ガイド部材及び前記加圧コロが前記記録媒体表面に接触するガイド位置と、前記ガイド部材及び前記加圧コロが前記記録媒体表面に接触しない退避位置との間で移動可能に設けられ、
前記搬送手段で前記記録媒体を逆搬送方向に搬送するとき、前記ガイド部材を前記退避位置に移動させ、前記記録媒体の逆搬送方向後端が前記加圧コロによる加圧が行われる位置を通過した後に、前記ガイド部材を前記ガイド位置に移動させる手段を備えている
構成とした。
本発明に係る画像形成装置によれば、搬送手段で記録媒体を逆搬送方向に搬送するとき、ガイド部材を退避位置に移動させ、記録媒体の逆搬送方向後端が加圧コロによる加圧が行われる位置を通過した後に、ガイド部材をガイド位置に移動させる構成としたので、待ち時間による乾燥をせずに逆搬送しても、画像の擦れによる劣化や転写がなく、画像形成後直ちに逆搬送することができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録媒体を吸着して搬送する搬送ベルトと、ヘッドによる画像形成領域よりも記録媒体の正搬送方向上流側で、搬送ベルトに記録媒体を押しつける加圧コロとを有し、記録媒体の逆搬送時に、加圧コロが記録媒体表面と接触しない位置まで退避する構成としたので、待ち時間による乾燥をせずに逆搬送しても、画像の擦れによる劣化や転写がなく、画像形成後直ちに逆搬送することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る画像形成装置について図1を参照して説明する。なお、図1は同装置の全体構成を説明する概略構成図である。
この画像形成装置は、両面印刷が可能な画像形成装置であって、図示しないガイド部材でキャリッジ1を主走査方向(図1紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ1には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる画像形成手段としての記録ヘッド2を複数の液滴吐出口(ノズル)を主走査方向と交叉する方向(副走査方向:用紙搬送方向)に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
なお、記録ヘッド2を構成する液体吐出ヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液体を吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
装置本体の下部には、記録媒体(用紙)10を積載する給紙トレイ11が配置され、用紙10は給紙底板12上に積載される。そして、積載された用紙10を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備え、この分離パッド14は給紙ローラ13側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙10を記録ヘッド2の下方側に送り込んで搬送するために、用紙10を案内するガイド部材15、16と、用紙加圧ローラ17と、用紙ガイド部材18と、用紙を記録ヘッド2の下方に向けて送り出す搬送ローラ19と、用紙を搬送ローラ19側へ案内する用紙押さえガイド部材20及び用紙を搬送ローラ19側へ押し付ける加圧コロ21と、記録ヘッド2に対向して用紙を水平状態に保持する用紙搬送ガイド部材(プラテン)22を備えている。
また、記録ヘッド2による画像形成領域の下流側には排紙ローラ23及び排紙ローラ23に対向する用紙押さえコロ(拍車)24を配置するとともに、排紙ローラ23から用紙を分離する分離爪部材25を、分離されて排出される用紙をスタックする排紙トレイ26とを設けている。
また、装置本体の背面側には、用紙を反転させる反転手段としての両面ユニット30が装着される。この両面ユニット30は、用紙反転ローラ31及びこれに対向する従動コロ32、用紙反転ガイド部材33、用紙反転ローラ34及びこれに対向する従動コロ35を備える。この両面ユニット30に対して片面への印字終了後に搬送ローラ19が逆転することによって、片面への印字が終了した用紙が送り込まれ、反転ローラ31、反転ガイド部材33、反転ローラ34によって他面が印字面になるように用紙が反転されて、ガイド部材15、16の間を通じてレジストローラ17と搬送ローラ19との間に再給紙される。
このように構成した画像形成装置において、給紙トレイ11から用紙10が給紙ローラ13と分離パッド14で1枚ずつ分離給送され、レジストローラ17と搬送ローラ19との間(ニップ部)に送り込まれ、更に用紙ガイド部材18及び用紙押さえガイド部材20によって導かれた用紙10は、加圧力を与えられた加圧コロ21によって搬送ローラ19側に押さえられて、矢示Y1方向(この方向を「正搬送方向」又は「順方向」とする。)に高精度に搬送される。そして、プラテン22によって水平に姿勢を維持された状態で、記録ヘッド2が主走査方向に移動しながら液滴が吐出されることで、用紙10上に画像が形成される。このとき、用紙10の平面度は搬送ローラ19と加圧コロ21のニップ、プラテン22、排紙ローラ23と拍車24のニップによって維持される。画像形成が終了した用紙10は排紙トレイ26に排紙されてスタックされる。
また、両面印刷時には、用紙10の表面に対する画像形成終了後、搬送ローラ19及び排紙ローラ23が逆転して、表面に画像が形成された用紙10は矢示Y2方向(この方向を「逆搬送方向」又は「逆方向」とする。)に搬送されて、用紙ガイド部材18とガイド部材16との間へと導かれて両面ユニット30に送り込まれる。そして、前述したように、用紙10は用紙逆転方向に駆動されている反転ローラ31及び34のそれぞれ従動コロ32、35とのニップでの搬送力によって、用紙ガイド部材33、ガイド部材15にガイドされながら再び搬送ローラ19とレジストローラ17のニップ部に送り込まれ、前述した表面側への印刷時と同様にして、裏面側への印刷が行われて、排紙トレイ26に排紙される。
このような用紙を反転するべく逆搬送方向に逆転搬送するとき、印字直後に加圧コロ21及び用紙押さえガイド部材20と接触し、用紙10の表面上に形成された画像が擦れて破壊されたり、用紙10上のインク(液体)が加圧コロ21や用紙押さえガイド部材20に転移付着して用紙10の別な部位に転写するなど画像品質が劣化することがある。そのため、本発明では用紙10の逆搬送方向への搬送時には加圧コロ21や用紙押さえガイド部材20が用紙10から離間するようにしている。
そこで、この画像形成装置における用紙押さえガイド部材を加圧コロとともに退避させる用紙押さえガイド部材上昇機構について図2ないし図7をも参照して説明する。なお、図2は用紙押さえガイド部材上昇機構の正面説明図、図3は同上昇機構をガイド上昇ギヤとカム溝の連結状態とともに示す側面説明図、図4は同上昇機構のガイド上昇ギヤ及びスライドガイド部分の正面説明図、図5は同じく上昇機構のガイド上昇ギヤ及びスライドガイド部分の側断面説明図、図6は同上昇機構のガイド上昇ギヤ加圧機構の正面説明図、図7は同スライドガイドの斜視説明図、図8は同上昇機構のガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の側面説明図である。
この画像形成装置では、前述したように、記録媒体である用紙10に液滴を吐出するヘッド2と、用紙10を一枚ずつ正搬送方向(矢示Y1方向)に搬送する搬送手段であり、画像が形成された用紙10を画像形成時とは反対方向の逆搬送方向(矢示Y2方向)に搬送する逆搬送手段である、ヘッド2による画像形成領域よりも正搬送方向Y1上流側に配置された搬送ローラ19を備えている。
そして、この搬送ローラ19に対向し用紙10を搬送ローラ19側へ押し付ける加圧コロ21と、ヘッド2による画像形成領域よりも用紙正搬送方向上流側で、ヘッド2の近傍まで用紙10をガイドするガイド手段であるガイド面20aを有する用紙押さえガイド部材20を備えている。
ここで、図2に示すように、用紙押さえガイド部材20には支軸41にて揺動自在に軸支され加圧スプリング42によって搬送ローラ19方向へ付勢されている。この用紙押さえガイド部材20には加圧コロ21を支軸43で回転自在に軸支している。そして、用紙10の逆搬送時(逆搬送方向への搬送時)、用紙押さえガイド部材20を揺動させて用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21を、用紙10表面と接触しない位置まで退避させるガイド部材上昇機構(手段)50を備えている。
このガイド部材上昇機構50は、図2ないし図5に示すように、搬送ローラ19の軸51に対してガイド上昇ギヤ52を回動自在に装着し、このガイド上昇ギヤ52に一体的なアーム部53に設けた係合ピン54を、用紙押さえガイド部材20と一体的な連結板44に形成した長穴形状の係合穴45に係合している。また、このガイド上昇ギヤ52のアーム部53の先端部にはコロ55を回転自在の取り付け、図6に示すように、装置本体構造体56との間に加圧スプリング57で下方に付勢された加圧プレート58に当接させている。
また、ガイド上昇ギヤ52の下方には、図7に示す上昇ギヤスライドガイド61を配置し、図2ないし図6に示すように、上昇ギヤスライドガイド61に形成したカム溝62に、ガイド上昇ギヤ52に設けた円柱状又は円筒状のスライドピン63を移動可能に嵌め合わせている。ガイド上昇ギヤ52は回転するときに、スライドピン63がスライドガイド61のカム溝62に沿って図3及び図7に示すようにポジションA→ポジションB→ポジションC→ポジションD→ポジションAの方向に移動することで、それぞれ印字時(ポジションA)、上昇動作(ポジションB)、逆転搬送時(ポジションC)、下降動作(ポジションD)の各動作を行う。
そして、図8に示すように、このガイド上昇ギヤ52を搬送ローラ19の軸(搬送ローラ軸)51の回転によって回転させる上昇ギヤ駆動力伝達機構70を備えている。この上昇ギヤ駆動力伝達機構70は、搬送ローラ軸51の逆転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるギヤ71、搬送ローラ軸51の正転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるギヤ72、搬送ローラ軸51の逆転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるスプリング73、搬送ローラ軸51の逆転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるフリクションプレート74、ギヤ71を軸方向に押さえる止め輪75、スプリング73に回転力を伝えるカラー76、スプリング73を搬送ローラ軸51に対してラジアル方向及びスラスト方向に固定するピン77、ギヤ72を軸方向に押さえる止め輪78、搬送ローラ軸51の正転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるフリクションプレート79、搬送ローラ軸51の正転時の回転をガイド上昇ギヤ52に伝えるスプリング80、スプリング80に回転力を伝えるカラー81、カラー81を搬送ローラ軸51に対してラジアル方向及びスラスト方向に固定するピン82とを備えている。
ここで、ガイド上昇ギヤ52の一方側のギヤ52aはギヤ71の逆転方向の回転力を伝える形状であり(図9の拡大図参照:逆転方向W2)、他方側のギヤ52bは搬送ローラ軸51の正転方向の回転力を伝える形状である。ギヤ71はスラスト方向を止め輪75によって規制されつつ搬送ローラ軸51に対しては回転自在に嵌装されている。ギヤ71はフリクションプレート74を介してスプリング73によって付勢されている。スプリング73の端部は搬送ローラ軸51にピン77によって固定されたカラー76に回転方向を規制された状態で設けられている。
また、ギヤ72は、ギヤ71と所要の距離離れた位置で止め輪78によって規制されている。ギヤ72もギヤ71と同様に、搬送ローラ軸51に対しては回転自在に嵌装されている。ギヤ72はフリクションプレート79を介してスプリング80によって付勢されている。スプリング80の端部は搬送ローラ軸51にピン82によって固定されたカラー81に回転方向を規制された状態で設けられている。
これらのギヤ71とギヤ72の内々のスパン(ガイド上昇ギヤ52の移動距離に相当)は、図3に示すスライドガイド61のポジションAD及びBC間の軸方向距離に相当する。
次に、この実施形態の動作について図10ないし図16を参照して説明する。
先ず、用紙給紙時や、画像形成時に用紙を正搬送方向(順方向)に搬送するときには、搬送ローラ軸51は、図8の矢示W1方向に回転するが、スプリング73が縮んでフリクションプレート74に回転力を伝えないため、ギヤ71は回転しない。また、このとき、ガイド上昇ギヤ52は、図11(a)の状態であり、加圧プレート58によっても矢示Z1方向と反対方向に押さえつけられた状態であるため回転しない(ピン63はポジションAの位置にある)。
これにより、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は図10(a)に示す印字時の状態にあり、用紙押さえガイド部材20は搬送される用紙10と接触して用紙10を案内し、加圧コロ21は用紙10に接触して搬送ローラ19側に用紙10を押し付ける。
そして、用紙10の表面に対する印字終了後、用紙10を逆搬送方向に搬送するため、搬送ローラ軸51が図12に示す矢示W2方向に逆回転する。このとき、スプリング73が伸びてフリクションプレート74に対して軸方向の摩擦力を発生させてギヤ71を回転させる。このギヤ71の逆方向回転によってガイド上昇ギヤ52が同方向に回転(図9参照)し、図10(b)及び図11(b)に示すように、ガイド上昇ギヤ52は加圧プレート58の付勢力(加圧力)に抗して加圧プレート58を矢示Z1方向に押し上げながら矢示W1方向に回転して、各図(b)に示す状態になる。ここまでは、ガイド上昇ギヤ52のピン63は、スライドガイド61のカム溝62のポジションA→Bに倣って移動する。
この時点から、ガイド上昇ギヤ52のコロ55は加圧プレート58の付勢力を受けて矢示Z2方向に押し下げられ始め、スライドガイド61はポジションBから軸方向に斜めにポジションCへとカム溝62が形成されていることから、ガイド上昇ギヤ52のピン63はポジションBからポジションCへと導かれる。このとき、ガイド上昇ギヤ52は、図13に示すように、ギヤ71から離れ、矢示X1方向に移動する。この動きは、ガイド上昇ギヤ52のコロ55が加圧プレート58からの押し下げる力を受けている間続き、その後、図11(c)の状態まで続く。そして、ガイド上昇ギヤ52は図14に示すようにギヤ72と接した状態となる。
これにより、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は図10(c)に示す逆転搬送時の状態になり、用紙10の搬送路に対して押し上げられた状態になり、用紙押さえガイド部材20は搬送される用紙10と接触しない位置に退避し、また、加圧コロ21も用紙10と接触しない位置に退避する。
このとき、図10(c)の状態で用紙10の逆転搬送(逆搬送方向への搬送)が続いている間、搬送ローラ軸51は図14の矢示W2方向に回転しているが、スプリング80が縮められて、フリクションプレート79に回転力が伝わることがなく、ギヤ72は回転しない。また、図11(c)に示すように加圧プレート58によってガイド上昇ギヤ52のコロ55が押さえ付けられた状態であるので、ガイド上昇ギヤ52は回転しない。
その後、用紙10の逆転搬送が終了して、再度用紙10を順方向に搬送するとき、搬送ローラ軸51が図15の矢示W1方向に回転し、このときギヤ72とガイド上昇ギヤ52は接した状態にあるので、この状態で搬送ローラ軸51が矢示W1方向に回転すると、スプリング80が伸びてフリクションプレート79に駆動力が伝達され、この伝達力を受けて、ギヤ72が同方向に回転してガイド上昇ギヤ52にその回転力を伝える。これにより、ガイド上昇ギヤ52のピン63はスライドガイド61のカム溝62に沿ってポジションCからポジションDに向かって移動する。ガイド上昇ギヤ52のピン63がポジションDまで移動すると、図11(d)の状態となり、加圧プレート58の付勢力がコロ55に加わることで、ガイド上昇ギヤ52は更に回転する。これにより、ガイド上昇ギヤ52のピン63がポジションDからポジションAまで動き、このとき、図16に示すように、ガイド上昇ギヤ52はギヤ72から離れて矢示方向X2に移動する。この動きは、図11(a)の状態になるまで続く。
これにより、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は、図10(d)に示すように下降して、再び、図10(a)に示す印字時の状態に戻り、用紙押さえガイド部材20は搬送される用紙10と接触して用紙10を案内し、加圧コロ21は用紙10に接触して搬送ローラ19側に用紙10を押し付ける状態になる。
このように、ヘッドによる画像形成領域よりも記録媒体の正搬送方向上流側に配置された搬送ローラと、搬送ローラに対向し記録媒体を押しつける加圧コロとを有し、記録媒体の逆搬送時に、加圧コロが記録媒体表面と接触しない位置まで退避する構成とすることで、待ち時間による乾燥をせずに媒体を逆搬送しても、画像の擦れによる劣化や転写がなく、画像形成後直ちに逆搬送することができる。
この場合、加圧コロに加えて、媒体を案内するガイド手段も媒体表面と接触しない位置まで退避させることで、より確実に、画像の擦れによる劣化や転写がなく、画像形成後直ちに逆搬送することができる。また、ガイド手段に加圧コロを備えることで、加圧コロとガイド手段を備える場合の退避機構の構成が簡単になる。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について図17ないし図20を参照して説明する。なお、図17は同装置の順方向搬送時の全体構成を説明する概略構成図、図18は同じく逆方向搬送時の状態を示す概略構成図、図19は図17の要部拡大説明図、図20は図18の要部拡大説明図である。
ここでは、記録ヘッド2による画像形成領域よりも用紙の正搬送方向上流側に用紙に点接触する拍車81を備えている。この拍車81は用紙押さえガイド部材20とは別部材の保持部材82に軸82にて回転可能に軸支されている。なお、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21の退避を行う構成など、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
このように構成したので、図19に示すように、用紙10を正搬送方向(矢示Y1方向)に搬送しながら画像形成を行うときには、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は用紙10を案内し、加圧する状態にあるので、用紙10が搬送ローラ19に押し付けられつつ高精度に搬送される。このとき、拍車81も用紙10表面に接している。
そして、図20に示すように、用紙10を逆搬送方向(矢示Y2方向)に搬送するときは、前記第1実施形態と同様にして、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は用紙10に接触しない位置に退避する。このとき、拍車81は別部材の保持部材82に保持されているので、用紙10に接触して用紙10を案内する。この場合、用紙表面は印字直後で濡れた状態であるが、拍車81は用紙10に対して点で接触するような形状であり、用紙10に形成された画像を劣化させることなく用紙10を押さえることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置について図21及び図22を参照して説明する。なお、図21は同装置の順方向搬送時の要部拡大説明図、図22は同じく逆方向搬送時の要部拡大説明図である。
ここでは、記録ヘッド2による画像形成領域よりも用紙の正搬送方向上流側に用紙に点接触する拍車81を備えている。この拍車81は用紙押さえガイド部材20の後端部に軸82にて回転可能に軸支されている。なお、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21の退避を行う構成など、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
このように構成したので、図21に示すように、用紙10を正搬送方向(矢示Y1方向)に搬送しながら画像形成を行うときには、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は用紙10を案内し、加圧する状態にあるので、用紙10が搬送ローラ19に押し付けられつつ高精度に搬送される。このとき、拍車81は用紙10表面に接触しない。
そして、図22に示すように、用紙10を逆搬送方向(矢示Y2方向)に搬送するときは、前記第1実施形態と同様にして、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21は用紙10に接触しない位置に退避する。このとき、拍車81は用紙押さえガイド部材20の後端部に保持されているので、用紙押さえガイド部材20が揺動することによって用紙10に接触して用紙10を案内する。この場合、用紙表面は印字直後で濡れた状態であるが、拍車81は用紙10に対して点で接触するような形状であり、用紙10に形成された画像を劣化させることなく用紙10を押さえることができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る画像形成装置について図23を参照して説明する。なお、図23は同実施形態の説明に供する要部拡大説明図である。
ここでは、前記第1実施形態のガイド上昇ギヤ52に代えて、外周面に歯部が形成されたガイド上昇ギヤ91を備え、このガイド上昇ギヤ91をアクチュエータ手段であるモータ92で回転されるギヤ93と噛み合わせ、モータ92を回転駆動することによって、ガイド上昇ギヤ91が回転して、用紙押さえガイド部材20が加圧コロ21を伴って、用紙表面に接触する実線図示の接触位置と、用紙表面から退避する二点鎖線図示の位置で揺動させることができるようにしている。
そして、このモータ92の回転駆動を制御するアクチュエータ駆動制御部94を備えている。このアクチュエータ駆動制御部94がこの画像形成装置全体の制御を司る制御部などで構成することができる。そして、このアクチュエータ駆動制御部94は、用紙の種別情報、画像濃度情報に基づいてモータ92の回転駆動を制御して、用紙押さえガイド部材20及び加圧コロ21を接触位置と退避位置との間で揺動させる。
つまり、画像形成が終了した用紙を逆転搬送するときでも、用紙の種類(種別)によっては加圧コロ21などが接触していても画像劣化を生じない場合や、画像濃度によっては加圧コロ21などが接触していても画像劣化を生じない場合があるので、これらの場合には用紙押さえガイド部材20の退避動作を行わないことで、無駄な動作を省略することができる。
次に、本発明の第5実施形態に係る画像形成装置について図24を参照して説明する。なお、図24は同装置の全体構成の概略説明図である。
ここでは、用紙を搬送する搬送手段として、搬送ローラ101と従動ローラ102との間に掛け回された無端状の搬送ベルト100を備えている。この搬送ベルト100は、搬送ローラ101の回転によって矢示Y1方向又は矢示Y2方向に周回移動する。また、搬送ベルト100を帯電させる帯電ローラ104を備え、帯電ローラ104で搬送ベルト100を帯電させることによって静電吸着力を用紙との間に発生させて用紙を吸着する。つまり、搬送手段を静電搬送ベルトで構成している。なお、搬送ベルトとして静電搬送ベルトを用いているが、これに代えてその他の搬送ベルトを用いることもできる。
なお、上記各実施形態においては、プリンタ構成の画像形成装置に本発明を適用しているが、前述したようにプリンタ、ファックス、複写装置、プロッタ等の他の構成の画像形成装置にも同様に適用することができる。また、シリアル型画像形成装置に本発明を適用しているが、ライン型画像形成装置にも本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。 用紙押さえガイド部材上昇機構の正面説明図である。 同上昇機構をガイド上昇ギヤとカム溝の連結状態とともに示す側面説明図である。 同上昇機構のガイド上昇ギヤ及びスライドガイド部分の正面説明図である。 同じく上昇機構のガイド上昇ギヤ及びスライドガイド部分の側断面説明図である。 同上昇機構のガイド上昇ギヤ加圧機構の正面説明図である。 同上昇機構のスライドガイドの斜視説明図である。 同上昇機構のガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の側面説明図である 図8の要部拡大説明図である。 同上昇機構の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ加圧機構の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の逆搬送時の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構のギヤ移動時の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の逆搬送中及びギヤ移動後の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の正搬送時の動作説明に供する正面説明図である。 同じくガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構の正搬送時及びギヤ移動中の動作説明に供する正面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す正搬送状態での概略構成図である。 同じく逆搬送状態での概略構成図である。 図17の要部拡大説明図である。 同じく18の要部拡大説明図である。 本発明の第3実施形態における正搬送状態での要部拡大説明図である。 同じく逆搬送状態での要部拡大説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部拡大説明図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
符号の説明
1…キャリッジ
2…記録ヘッド
10…用紙(記録媒体)
19…搬送ローラ
20…用紙押さえガイド部材
21…加圧コロ
50…ガイド部材上昇機構
51…搬送ローラ軸
52…ガイド上昇ギヤ
55…コロ
61…スライドガイド
58…加圧プレート
70…ガイド上昇ギヤ駆動力伝達機構
100…搬送ベルト

Claims (5)

  1. 記録媒体に液滴を吐出するヘッドと、
    前記記録媒体を、前記ヘッドによる画像形成を行う正搬送方向に搬送し、前記正搬送方向と反対方向の逆搬送方向に搬送することが可能な搬送手段と、を備え、
    前記ヘッドによる画像形成領域よりも記録媒体の正搬送方向上流側には、
    搬送ローラと、
    前記ヘッドの近傍まで前記記録媒体をガイドするガイド部材と、が設けられ、
    前記ガイド部材には、前記搬送ローラに対向し、前記搬送ベルトに前記記録媒体を押し付ける加圧コロを有し、
    前記ガイド部材は、前記ガイド部材及び前記加圧コロが前記記録媒体表面に接触するガイド位置と、前記ガイド部材及び前記加圧コロが前記記録媒体表面に接触しない退避位置との間で移動可能に設けられ、
    前記搬送手段で前記記録媒体を逆搬送方向に搬送するとき、前記ガイド部材を前記退避位置に移動させ、前記記録媒体の逆搬送方向後端が前記加圧コロによる加圧が行われる位置を通過した後に、前記ガイド部材を前記ガイド位置に移動させる手段を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録媒体の表裏を反転させる反転手段を有し、前記逆方向搬送により前記記録媒体を前記反転手段へと搬送することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記ヘッドによる画像形成領域よりも記録媒体の正搬送方向上流側に、前記逆搬送時に記録媒体上面に点接触する拍車を有し、この拍車は前記ガイド部材に備えられていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記加圧コロの退避動作を記録媒体の種類及び記録媒体に形成する画像の濃度の少なくとも何れかに基づいて選択的に行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記搬送手段が、前記搬送ローラに掛け回された、前記記録媒体を吸着させる搬送ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
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