JP4821961B2 - 面発光半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents

面発光半導体レーザ装置およびその製造方法 Download PDF

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本発明は、光インターコネクション、光メモリ、光交換、光情報処理、レーザビームプリンター、複写機等の光源などに用いられる面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法に関する。
面発光型半導体レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser diode:以下適宜VCSELと称する)は、半導体基板と垂直方向に共振器を構成し、光を基板と垂直方向に出射する光デバイスであり、2次元的に高密度な集積化をすることができる並列光源として注目されている。
VCSEL等の発光素子は、一般にキャン封止や樹脂封止によりパッケージ化され、実デバイスとして利用される。パッケージには、内部の発光素子と電気的に接続されたリードが外部へ延在され、このリードを介して発光素子に電力が供給される。
特許文献1は、発光素子と受光素子をシリコン系樹脂で光結合し、その周囲をモールド樹脂で封止した光半導体装置に関するものである。シリコン系樹脂とモールド樹脂との熱膨張率の差によってモールド樹脂にクラックが発生しないように、発光素子がマウントされたリードフレームと、受光素子がマウントされたリードフレームの端部に、曲げ形成された屈曲部が形成されている。屈曲部によりシリコン系樹脂が熱膨張する際の膨張力を受け止め、屈曲部が微小変形し膨張力を吸収している。
特許文献2は、特許文献1と同様に発光素子と受光素子をモールド樹脂封止したフォトカプラに関するものであり、表面実装型フォトカプラとマザーボードとの半田接続部の信頼性を改善し、小型、薄型で生産性の良い表面実装型フォトカプラの製造方法を提供している。
特許文献3は、電極上に搭載された半導体発光チップの外周を囲む貫通孔を形成したリフレクタケ−スと、貫通孔に透光性のエポキシ樹脂を充填して半導体発光チップを封止する封止体とを備えた半導体発光チップにおいて、エポキシ樹脂のガラス転移温度を60℃以下にすることで、熱処理時にエポキシ樹脂にクラックが発生するのを防止している。
特許文献4は、図16に示すように、面発光型半導体レーザ素子のメサポストと同じ積層構造を有する4枚のフィンを備えている。各フィンは、メサポストの延長部としてメサポストの外周面から90°間隔でポリイミド層を貫通して放射線状に延在している。これにより、メサポストを埋め込んだポリイミド層は、4枚のフィンによって4個の区分に相互に分離され、メサポスト及びメサポストの中心線下方に位置する活性領域へ加わる応力を低減させ、寿命を改善している。
特開平10−294487号 特開平11−121789号 特開2000−101149号 特開2003−86896号
従来のVCSELは、図17に示すように、基板上に円筒状のメサ1000(またはポスト)を有し、その周囲にトレンチ溝1002が形成されている。このトレンチ溝1002内には、メサ1000の頂部の出射開口1004を覆うように光透過性のシリコン系樹脂が充填され、VCSELの樹脂封止が行われている。しかしながら、VCSELを樹脂封止すると、それがレーザ特性に大きな影響を及ぼすことが実験から明らかになっている。これは、トレンチ溝1002内に充填された樹脂が、熱処理時の温度上昇により熱膨張し、その応力(ストレス)がメサ1000へ加わり、レーザ特性が劣化すると考えられる。したがって、樹脂封止の後にレーザ特性を補償するには、樹脂の熱膨張による応力を緩和しなければならないという課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、VCSELを樹脂封止する場合に、レーザ特性の劣化を防止し、高寿命の半導体レーザ装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る面発光型半導体レーザ装置は、メサと、メサの周囲に形成された溝によってメサから隔離された外周部と、溝内に充填される樹脂とを含み、樹脂の応力を緩和するための応力緩和領域を備えている。これにより、樹脂の熱膨張による応力が緩和され、メサまたはポストへの応力が低減され、レーザ特性の劣化を抑制することができる。
好ましくは、応力緩和領域は、メサと対向する外周部の側壁に形成された垂直方向(基板に対し垂直方向)に延在する少なくとも1つの溝である。好ましくは、複数の溝は、側壁に等間隔で配置される。好ましくは、応力緩和領域は、外周部の側壁に形成された水平方向に延在する少なくとも1つの空隙である。外周部は、メサ構造と同一積層構造の半導体多層膜を含み、応力緩和領域は、半導体多層膜の一部に水平方向に形成された複数の空隙である。この場合、半導体多層膜は、Alの組成が相対的に高い化合物半導体膜を含み、当該Alの組成が高い化合物半導体膜が水平方向の除去されている。熱膨張された樹脂が空隙内に入り込むことが可能となり、樹脂内の熱応力が緩和される。
さらに、応力緩和領域は、例えばトレンチ溝の底部に形成された凹部または凸部を含むものであってもよく、凹部または凸部は複数あってもよい。これによっても充填される樹脂の熱応力を緩和することができる。また、樹脂は、光透過性の樹脂を用いることができる。
好ましくは樹脂は、溝(例えばトレンチ溝)を充填する第1の樹脂と、第1の樹脂上に第1の樹脂よりも熱膨張率の小さい第2の樹脂とを含む。第2の樹脂の熱膨張率を小さくすることで、第1の樹脂の熱応力を吸収し、それを緩和することができる。
第2の樹脂は、少なくとも溝内のメサ構造の活性層の周囲を充填する。活性層は、レーザ特性を左右する領域であり、活性層への応力を効果的に緩和することができる。
本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、基板上に溝を形成し、メサと対向する外周部の側壁に基板と垂直方向に延在する複数の溝を形成するステップと、溝内に樹脂を充填するステップとを有する。さらに本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、基板上に溝を形成し、その後、メサと対向する外周部の側壁に水平方向に延びる空隙を形成するステップと、溝内に樹脂を充填するステップとを有する。
さらに本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、基板上にメサを形成するステップと、溝内に、真空成形により第1の樹脂を充填するステップとを有する。真空成形により第1の樹脂を充填すると、樹脂内に複数の気泡を効果的に混入させることができる。この気泡は、樹脂の熱膨張による歪みを緩和する役割を有している。
さらに本発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、活性層を含むメサを形成するステップと、溝内に、第1の樹脂を充填するステップと、第1の樹脂よりも熱膨張率が小さい第2の樹脂をメサの活性層の周囲に充填するステップとを有する。
本発明によれば、樹脂の応力を緩和するための応力緩和領域を設けたので、面発光型半導体レーザ素子を樹脂封止したとき、樹脂の熱処理時におけるメサまたはポストへの熱応力を緩和し、レーザ特性を安定化させ、かつ寿命を改善することができる。
以下、本発明の面発光型半導体レーザ装置について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施例に係る面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図、同図(c)は樹脂を樹脂を充填したときの断面図である。本実施例に係る面発光型半導体レーザ装置1は、GaAs基板10上に、円筒状のメサ(またはポスト)12と、メサ12の周囲に形成されたトレンチ溝14によって隔離された外周部16とを有するVCSELと、トレンチ溝14内を充填する透光性の樹脂18を含む封止体とを有している。外周部16は、メサ12と同心円状の側壁または内壁を有し、当該側壁には基板と垂直方向に延在する複数の溝20が形成されている。
複数の溝20は、側壁内にほぼ等間隔になるように形成されている。図の例では、メサを中心に45度の間隔で形成されている。複数の溝20は、後述するように、基板上にメサ12をエッチングするときに同時に形成される。複数の溝20の円周方向の長さ、半径方向の奥行き、数、位置等は、メサ12を形成するときにマスクパターンにより適宜選択することが可能である。
図1(c)に示すように、トレンチ溝14内に透過性のエポキシ等の樹脂18が充填される。このとき、複数の溝20は、樹脂18の熱応力を緩和する応力緩和領域として働く。すなわちエポキシ等の樹脂18の熱処理時に、樹脂18が熱膨張し、トレンチ溝14内に熱応力が発生する。このとき、外周部16には複数の溝20が形成されているため、外周部16と接する樹脂の一部が溝20内に入り込むことによって、熱による歪みが溝20内に吸収され、熱応力が緩和される。その結果、樹脂18によるメサ12への熱応力が低減される。
次に、半導体レーザ装置1の詳細な構成を説明する。n型のGaAs基板10上に、n型のバッファ層101、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asからなるn型の下部DBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラック型反射鏡)層102、アンドープの下部スペーサ層とアンドープの量子井戸活性層とアンドープの上部スペーサ層とを含む活性領域103、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asからなるp型の上部DBR層104が順次積層されている。上部DBR層104の最下層には、p型のAlAs層105が形成されている。上部DBR層104の最上層は、p型のGaAsからなるコンタクト層106が形成されている。基板10の裏面にはn側電極107が形成されている。
メサ12は、コンタクト層106から下部DBR層102の一部までを含み、メサ12の頂部には、円形状の出射開口108を有するp側電極層109が形成されている。メサ12内に含まれるAlAs層105は、メサ12の側面から一部が酸化された酸化領域110と、酸化領域110によって囲まれた円形状の酸化アパーチャ(導電領域)111とを有する。AlAs層105は、酸化領域110によって囲まれた酸化アパーチャ111内に光およびキャリアを閉じ込める電流狭窄層として働く。なお、メサ12の側壁は、図示しない層間絶縁膜によって覆われている。
トレンチ溝14は、下部DBR層102の一部を露出し、外周部16とメサ12とを分離している。外周部16は、実質的にメサと同一積層構造の半導体多層膜を有している。外周部16の上面には、図示しないボンディングパッドが形成され、該ボンディングパッドは、トレンチ溝14に沿って延在し、かつp側電極層109に接続されている。透過性の樹脂18は、図1(c)に示すように、メサ12の頂部を覆う程度に充填されている。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図2は、第2の実施例に係る半導体レーザ装置の構成を示す図である。第1の実施例と同一構成については、同一参照番号を付してある。第2の実施例に係る半導体レーザ装置2では、外周部16の側壁に水平方向に延在する複数の空隙22が形成されている。複数の空隙22は、好ましくは、外周部16の側壁において露出されている下部DBR層102および上部DBR層104のAlの組成が高いAlGaAs層をエッチング除去することで形成されている。例えば、下部DBR層102および上部DBR層104が、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asから構成されるとき、Alの組成が低い(Al=0.3)AlGaAs層104aと、Alの組成が高い(Al=0.9)AlGaAs104bとのエッチング選択比の高いエッチャント、例えばBHF(バッファードフッ酸)を用いることで、Alの組成が高いAlGaAs層104がオーバーエッチングされ、外周部16の側壁に巣状の空隙が形成される。
外周部16の側壁に横方向に延在する複数の空隙22を形成することにより、エポキシ樹脂等の熱処理時に、樹脂18が熱膨張すると、その一部が空隙22内に侵入し、熱応力の一部が緩和される。これにより、メサ12への熱応力が軽減される。
空隙22の横方向の深さは、エッチング時間や、エッチャントの選択比により適宜調整することができる。また、空隙22は、第1の実施例のときの溝20が形成された外周部16の側壁に形成するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図3は、第3の実施例の半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。第3の実施例に係る半導体レーザ装置3は、トレンチ溝14の底面に、複数の小孔30が形成されている。小孔30は、例えば、メサ頂部および外周部16をマスクし、イオンボンバードメント処理を行ったり、プラズマエッチング処理を行い、表面を凹凸に粗すことによって形成される。図面では、便宜上、小孔30を規則正しく円形状に示しているが、実際には、不規則に凹部または凸部が形成されていればよく、それぞれの大きさも均一である必要はない。
第3の実施例において、小孔30は応力緩和領域として働き、すなわち、充填された樹脂18は小孔30に入り込むことによって、樹脂の熱応力が緩和される。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図4は、第4の実施例の半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。樹脂を充填する方法には、加圧成形と真空成形がある。前者による方法は、充填された樹脂内において気泡の発生が非常に少なく、これとは反対に、後者による方法は、樹脂内に多くの気泡が発生することが良く知られている。第4の実施例に係る半導体レーザ装置4では、トレンチ溝14内に充填される樹脂18を、真空成形により行うものである。これにより、樹脂18内には多くの気泡24が存在することになる。この気泡24は、樹脂が熱膨張したとき、その膨張を吸収するように作用し、結果として、応力緩和領域として機能する。
また、図4(b)に示すように、真空成形された樹脂18上に、加圧成形による樹脂18aを充填するようにしてもよい。加圧成形された樹脂18a内には、気泡がほとんど存在しないため、この樹脂18aにより出射開口108を覆うようにすれば、出射開口108から出射されるレーザ光が気泡により散乱や反射するのを防止することができる。
次に、本発明の第5の実施例について説明する。図5は、第5の実施例の半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。第5の実施例に係る半導体レーザ装置5は、トレンチ溝14内に、メサ頂部を覆うように第1の樹脂50を充填し、その上に第1の樹脂50よりも粘度の低い第2の樹脂52を充填している。言い換えれば、第1の樹脂50の粘性が高く、第1の樹脂50において生じる熱応力を第2の樹脂52に吸収させ、トレンチ溝14内に熱応力を緩和している。これにより、メサ12への熱応力を低減させる。
また、図5(b)に示すように、粘性の低い第2の樹脂52をメサ12の活性層の周囲に充填し、これを第1の樹脂50でサンドイッチする構造にしてもよい。第2の樹脂52は、低粘性であるため熱膨張が小さく、最もレーザ特性を左右する活性層付近への熱応力を緩和することができる。
次に、第1の実施例に係るVCSELの製造方法について図6を参照して説明する。図6(a)に示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法により、n型GaAs基板10に、キャリア濃度が1×1018cm-3、膜厚が0.2μm程度のn型GaAsバッファ層101が積層される。その上に、各層の厚さがλ/4n(但し、λは発振波長、nは媒質の屈折率)であるAl0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとを交互に40.5周期積層した下部n型DBR層102が形成される。下部n型DBR層102は、キャリア濃度は、1×1018cm-3である。その上に、アンドープ下部Al0.5Ga0.5Asスペーサ層とアンドープ量子井戸活性層とアンドープ上部Al0.5Ga0.5Asスペーサ層とで構成された活性層領域103が形成される。
活性領域103上に、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に30周期積層された上部p型DBR層104が形成される。キャリア濃度は、1×1018cm-3である。上部DBR層104の最下層には、低抵抗のp型AlAs層105が含まれ、上部DBR層104の最上部に、キャリア濃度が1×1019cm-3となる膜厚10nm程のp型GaAsコンタクト層106が積層される。
次に、図6(b)に示すように、マスクパターンMを用い、反応性イオンエッチング(RIE)により下部n型DBR層112が露出するまでエッチングが行われ、トレンチ溝14が形成される。これにより、トレンチ溝14によって隔離された円柱状のメサ12と外周部16が基板上に形成される。同時に、外周部16の側壁には、基板と垂直方向に延在する複数の溝20が形成される。
次に、図6(c)に示すように基板を酸化炉内に配し、酸化工程が行われる。メサ12内の電流狭窄層(AlAs層)105は、酸化工程においてその一部が酸化される。このとき、Al組成の高いAlGaAsとAlAs層がアルミ酸化物(AlxOy)に変化するが、AlAsの方がAlGaAsに比べて酸化速度が圧倒的に速いため、AlAsのみが選択的にメサ側面からメサ中心部へ向って酸化が進行し、最終的にメサの外形を反映した酸化領域110が形成される。酸化領域110は、導電性が低下し電流狭窄部となるが、同時に周囲の半導体層に比べ光学屈折率が半分程度(〜1.6)である関係から、光閉じ込め領域としても機能し、光およびキャリアが酸化アパーチャ111内に閉じ込められる。
次に、メサ12の底部、側部、および頂部の一部は、SiNまたはSiON等の層間絶縁膜によって覆われ、メサ頂部にp側電極層109が形成される。p側電極層の材料として、Ti/Au、AuZn/Au、Ti/Pt/Au等が用いられる。また、基板裏面のn側電極107としてTi/Au、Ge/Au、AuGe/Ni/Au等が用いられる。
次に、図6(d)に示すように、メサ12の頂部を覆うように光透過性の樹脂18が所定の温度下においてトレンチ溝14に充填され、VCSELが樹脂封止される。上記したように、複数の溝20が応力緩和領域として機能するため、メサ12への熱応力が緩和される。
一方、第2の実施例の半導体レーザ装置2を製造する場合には、酸化工程が終了したメサ12を層間絶縁膜で被覆したのち、BHFによるウエットエッチを行う。これにより、外周部16の側壁のAlの組成の高いAlGaAsが、Alの組成の低いAlGaAsよりも大きくエッチングされるため、横方向に延在する空隙22が形成される。その他の工程は、実質的に第1の実施例と同様である。
第3の実施例の半導体レーザ装置3を製造する場合には、RIEによりメサ12を形成した後、マスクパターンMを残した状態で、スパッタエッチまたはボンバードメント処理を施すことで、トレンチ溝14の底面を粗し、小孔30を形成する。
図7は、樹脂封止された半導体レーザ装置をモジュール化したときのパッケージの断面構成を示す図である。同図に示すように、パッケージ300は、第1ないし第5の実施例のいずれかに示す樹脂封止されたチップ310を、導電性接着剤320を介して円盤状の金属ステム330上に固定する。導電性のリード340、342は、ステム330に形成された貫通孔(図示省略)内に挿入され、一方のリード340は、チップ310の裏面に形成されたn側電極に電気的に接続され、他方のリード342は、チップ310の表面に形成されたp側電極にボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。
チップ310を含むステム330上に矩形状の中空のキャップ350が固定され、キャップ350の中央の開口内にボールレンズ360が固定されている。ボールレンズ360の光軸は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、チップ310の各メサからレーザ光が出射される。チップ310とボールレンズ360との距離は、チップ310からのレーザ光の放射角度θ内にボールレンズ360が含まれるように調整する。なお、キャップ内に、VCSELの発光状態をモニタするための受光素子を含ませるようにしてもよい。
図8は、他の半導体チップをモジュール化したパッケージの構成を示す図である。同図のパッケージ302は、ボールレンズ360の代わりに、キャップ350の中央の開口内に平板ガラス362を固定している。平板ガラス362の中心は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。チップ310と平板ガラス362との距離は、平板ガラス362の開口径がチップ310からのレーザ光の発散角度θ以上になるように調整する。このパッケージ302は、好ましくは、後述する空間伝送システムに使用される。
図9は、図7または図8に示すパッケージまたはモジュールを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム330に固定された円筒状の筐体410と、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420と、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430と、フェルール430によって保持される光ファイバ440とを含んで構成される。
ステム330の円周方向に形成されたフランジ332には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ360の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
チップ310の表面から出射されたレーザ光は、ボールレンズ360によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。上記例ではボールレンズ360を用いているが、これ以外にも両凸レンズや平凸レンズ等の他のレンズを用いることができる。さらに、光送信装置400は、リード340、342に電気信号を印加するための駆動回路を含むものであってもよい。さらに、光送信装置400は、光ファイバ440を介して光信号を受信するための受信機能を含むものであってもよい。
図10は、図8に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。空間伝送システム500は、パッケージ300と、集光レンズ510と、拡散板520と、反射ミラー530とを含んでいる。空間伝送システム500では、パッケージ300に用いられたボールレンズ360を用いる代わりに、集光レンズ510を用いている。集光レンズ510によって集光された光は、反射ミラー530の開口532を介して拡散板520で反射され、その反射光が反射ミラー520へ向けて反射される。反射ミラー520は、その反射光を所定の方向へ向けて反射させ、光伝送を行う。
図11は、VCSELを光源に利用した光伝送システムの一構成例を示す図である。光伝送システム600は、マルチスポット型VCSELが形成されたチップ310を含む光源610と、光源610から放出されたレーザ光の集光などを行う光学系620と、光学系620から出力されたレーザ光を受光する受光部630と、光源610の駆動を制御する制御部640とを有する。制御部640は、VCSELを駆動するための駆動パルス信号を光源610に供給する。光源610から放出された光は、光学系620を介し、光ファイバや空間伝送用の反射ミラーなどにより受光部630へ伝送される。受光部630は、受光した光をフォトディテクターなどによって検出する。受光部630は、制御信号650により制御部640の動作(例えば光伝送の開始タイミング)を制御することができる。
次に、光伝送システムに利用される光伝送装置の構成について説明する。図12は、光伝送装置の外観構成を示す図であり、図13はその内部構成を模式的に示す図である。光伝送装置700は、ケース710、光信号送信/受信コネクタ接合部720、発光/受光素子730、電気信号ケーブル接合部740、電源入力部750、動作中を示すLED760、異常発生を示すLED770、DVIコネクタ780、送信回路基板/受信回路基板790を有している。
光伝送装置700を用いた映像伝送システムを図14および図15に示す。これらの図において、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810で発生された映像信号を、液晶ディスプレイなどの画像表示装置820に伝送するため、図12に示す光伝送装置を利用している。すなわち、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810、画像表示装置820、DVI用電気ケーブル830、送信モジュール840、受信モジュール850、映像信号伝送光信号用コネクタ860、光ファイバ870、制御用電気ケーブルコネクタ880、電源アダプタ890、DVI用電気ケーブル900を含んでいる。
上記映像伝送システムでは、映像信号発生装置810と送信モジュール840、および受信モジュール850と画像表示装置820の間を電気ケーブル830、900による電気信号の伝送としたが、これらの間の伝送を光信号により行うことも可能である。例えば、電気−光変換回路および光−電気変換回路をコネクタに含む信号送信用ケーブルを電気ケーブル830、900の代わりに用いるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明に係る半導体レーザ装置は、プリンタや複写装置の光源や光通信、光ネットワーク等の光源として、広く利用することができる。
本発明の第1の実施例に係る面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図、同図(c)は樹脂を樹脂を充填したときの断面図である。 本発明の第2の実施例に係る面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図、同図(c)は樹脂を樹脂を充填したときの断面図である。 本発明の第3の実施例に係る面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図である。 本発明の第4の実施例に面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図である。 本発明の第5の実施例に面発光型半導体レーザ装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る半導体レーザ装置の概略製造工程を示す断面図である。 本実施例の半導体レーザ装置をパッケージ化(モジュール化)したときの概略断面図である。 他のパッケージの構成を示す概略断面図である。 図7または図8に示すパッケージを用いた光送信装置の構成を示す断面図である。 図8に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。 光伝送システムの構成を示すブロック図である。 光伝送装置の外観構成を示す図である。 光伝送装置の内部構成を示し、同図(a)は上面を切り取ったときの内部構造を示し、同図(b)は側面を切り取ったときの内部構造を示している。 図12の光伝送装置を利用した映像伝送システムを示す図である。 図12の映像伝送システムを裏側から示した図である。 従来の面発光型半導体レーザを示す図である。 従来の面発光型半導体レーザを示す図である。
符号の説明
1:半導体レーザ装置
10:基板
12:メサ
14:トレンチ溝
16:外周部
18:樹脂
20:溝
101:バッファ層
102:下部DBR層
103:活性領域
104:上部DBR層
105:AlAs層(電流狭窄層)
106:コンタクト層
107:n側電極層
108:出射開口
109:p側電極層
110:酸化領域
111:酸化アパーチャ

Claims (25)

  1. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置であって、
    前記メサと対向する前記外周部の側壁には、前記基板と垂直方向に延在しかつ選択された奥行きおよび周方向の長さを有する溝が複数形成され、
    前記複数の溝は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記溝内に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、面発光型半導体レーザ装置。
  2. 前記複数の溝は、前記外周部の側壁に等しい間隔で配置されている、請求項に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  3. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置であって、
    前記メサと対向する前記外周部の側壁には、前記外周部の半導体層の一部を除去することにより前記基板と水平方向に延在しかつ選択された深さを有する空隙が形成され、
    前記空隙は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記空隙内に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、面発光型半導体レーザ装置。
  4. 前記外周部は、前記メサと同一積層構造の半導体多層膜を含み、前記空隙は、前記半導体多層膜の一部を除去することにより水平方向に複数形成される、請求項に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  5. 前記半導体多層膜は、Alの組成が相対的に高い化合物半導体膜とAlの組成が相対的に低い化合物半導体膜とを積層し、前記空隙は、前記Alの組成が高い化合物半導体膜を選択的にエッチングすることにより形成される、請求項3または4に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  6. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置であって、
    前記溝の底部には、表面を粗す処理を施すことによって複数の凹部または凸部が形成され、
    前記複数の凹部または凸部は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記凹部または凸部に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、面発光型半導体レーザ装置。
  7. 前記樹脂は、真空成形された樹脂であり、樹脂中に気泡を含む、請求項1ないし6いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  8. 前記樹脂は、前記トレンチ溝の少なくとも一部を充填する第1の樹脂と、第1の樹脂上に第1の樹脂よりも熱膨張率が小さい第2の樹脂とを含む、請求項1ないし7いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  9. 前記第2の樹脂は、前記メサに含まれる活性層の周囲を少なくとも充填する、請求項に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  10. 前記メサは、上部半導体ミラー層、下部半導体ミラー層、上部半導体ミラー層と下部半導体ミラー層との間に活性層と電流狭窄層を含み、電流狭窄層は、Alを含む半導体層を選択的に酸化した領域を含む、請求項1ないしいずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  11. 請求項1ないし10いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置をパッケージ化したモジュール。
  12. 請求項11に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信装置。
  13. 請求項11に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送装置。
  14. 請求項11に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信システム。
  15. 請求項11に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送システム。
  16. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置の製造方法であって、
    前記基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、前記基板上に前記トレンチ溝を形成するとともに前記メサと対向する前記外周部の側壁に、前記基板と垂直方向に延在しかつ選択された奥行きおよび周方向の長さを有する溝を複数を形成するステップと、
    前記トレンチ溝内に樹脂を充填するステップとを含み、
    前記複数の溝は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記溝内に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、製造方法。
  17. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置の製造方法であって、
    前記基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、前記基板上に前記トレンチ溝を形成するステップと、
    前記メサと対向する前記外周部の側壁の半導体層の一部をエッチングすることにより、前記側壁に前記基板と水平方向に延在しかつ選択された深さを有する空隙を形成するステップと、
    前記トレンチ溝内に樹脂を充填するステップとを含み、
    前記空隙は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記空隙内に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、製造方法。
  18. 前記空隙を形成するステップは、前記トレンチ溝内にエッチャントを充填させ前記外周部の側壁をウエットエッチングするステップを含む、請求項17に記載の製造方法。
  19. 前記外周部は、Alの組成の相対的に高い化合物半導体膜とAlの組成が相対的に低い化合物半導体膜とを積層し、前記空隙は、前記Alの組成の高い化合物半導体膜をバッファードフッ酸(BHF)によりエッチングすることで形成される、請求項17または18に記載の製造方法。
  20. 基板と、前記基板上に形成されたメサと、前記基板上に形成されかつ前記メサの周囲に形成されたトレンチ溝によって前記メサから隔離された外周部と、前記トレンチ溝内に充填される樹脂とを含む面発光型半導体レーザ装置の製造方法であって、
    前記基板上に形成された複数の半導体多層膜をエッチングし、基板上に前記トレンチ溝を形成するステップと、
    前記トレンチ溝の底部に、表面を粗す処理を施すことによって複数の凹部または凸部を形成するステップと、
    前記トレンチ溝内に樹脂を充填するステップとを含み、
    前記複数の凹部または凸部は、前記樹脂の熱処理時に熱膨張した樹脂の一部が前記凹部または凸部に入り込むことによって前記樹脂による前記メサへの熱応力を緩和させる、応力緩和領域として機能する、製造方法。
  21. 前記樹脂を充填するステップは、真空成形により樹脂を充填する、請求項16ないし20いずれか1つに記載の製造方法。
  22. 前記樹脂を充填するステップは、前記トレンチ溝の少なくとも一部に第1の樹脂を充填するステップと、前記第1の樹脂の上に前記第1の樹脂よりも熱膨張率が小さい第2の樹脂を充填するステップとを含む、請求項16ないし21いずれか1つに記載の製造方法。
  23. 前記樹脂を充填するステップはさらに、第1の樹脂よりも熱膨張率が小さい第2の樹脂を加圧成形により充填するステップを含む、請求項22に記載の製造方法。
  24. 前記第1の樹脂よりも熱膨張率が小さい第2の樹脂は、前記メサに含まれる活性層の周囲に充填される、請求項22または23に記載の製造方法。
  25. 製造方法はさらに、前記メサに含まれる電流狭窄層をメサ側面から選択的に酸化するステップを含む、請求項14ないし24いずれか1つに記載の製造方法。
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