JP4819595B2 - アンテナの製造方法及び通信機 - Google Patents

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本発明は、複数のアンテナエレメントを包み込んでインサート成型を行うアンテナの製
造方法及び通信機に関する。
携帯型電話機などの携帯型通信機に搭載されるアンテナとしては、ホイップ式のアンテナが主流であったが、ホイップ式アンテナは落下時に壊れやすいなどの問題もあり、最近では、筐体内に内蔵されるアンテナが用いられるようになってきている。
一方、最近の携帯型電話機は、筐体の小型化はもとより多機能化が図られており、機能拡大による部品点数の増大により、筐体内にアンテナを内蔵するスペースを確保することが困難になってきている。そのため、筐体に外付けするタイプのアンテナが再度注目されている。新たな外付けタイプのアンテナに要求される仕様は、ホイップ式のアンテナよりも対衝撃性に優れ、且つデザイン性をも考慮したアンテナである。
特許文献1には、このような外付けタイプのアンテナとして、中央部(22)の両端下方にそれぞれ無線機の機器本体に取り付けるための脚部(23,24)を有した略コの字状のコア部(21)と、金属板製のアンテナエレメント(31)と、そのアンテナエレメント(31)外周を含めて外方を覆うカバー(41)とから構成されたアンテナが記載されており、また、その製造方法として、アンテナエレメント(31)の一端部のみがコア部(21)の一方の脚部(23)に固定されるように、アンテナエレメント(31)の一端部をコア部(21)の一方の脚部(23)側にインサートしてそのコア部をインサート成型し、更に、アンテナエレメント(31)をコア部(21)に沿って折り曲げた後、アンテナエレメント(31)とコア部(21)とが互いに密着した状態でカバー(41)にインサートされるように、アンテナエレメント(31)の一端部が固定されている脚部(23)側から樹脂を注入してそのカバーをインサート成型することが記載されている。
特開2005−252928号公報
特許文献1に記載された技術は、カバー(41)を構成する樹脂の注入をアンテナエレメント(31)の一端部が固定されている脚部(23)側から行い、樹脂圧によってアンテナエレメント(31)をコア部(21)に密着させる構成であるので、インサートするアンテナエレメントが1つである場合のアンテナ製造方法としては有効であるが、インサートするアンテナエレメントが複数である場合には、何れかのアンテナエレメントが樹脂圧によって移動あるいは変形してしまい、複数のアンテナエレメントを正確な位置にインサートすることができない、という不都合がある。
そこで、本発明は、複数のアンテナエレメントを正確な位置にインサートすることを目的とする
以上の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、複数のアンテナエレメントの一端部を部分的に重ねるとともに、前記複数のアンテナエレメントの一端部の重なった部分に絶縁シートを挟みこむよう配置し、前記複数のアンテナエレメントを支持部材の表面に敷設して仮固定し、前記複数のアンテナエレメント及び前記支持部材を溶融樹脂で包み込むようインサート成型を行うことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記支持部材に前記複数のアンテナエレメントを所定の配置関係で敷設するための溝を形成しておき、前記複数のアンテナエレメントを前記溝に敷設した後その上から押さえ部材を前記溝に嵌め込んで、前記複数のアンテナエレメントを仮固定することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記溶融樹脂が硬化後も弾力を有する樹脂であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記複数のアンテナエレメントは、第1の周波数の電波を送受する帯状の第1アンテナエレメントと、第2の周波数の電波を送受する帯状の第2アンテナエレメントと、を含み、前記第1アンテナエレメントと前記第2アンテナエレメントとはエレメントの長さが異なることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記複数のアンテナエレメントのうち少なくとも1つのアンテナエレメントは、他端部が前記溶融樹脂から露出した状態でインサート成型されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、支持部材と、一端部同士が部分的に重ねられ、前記支持部材の表面に敷設して仮固定され、前記支持部材とともに溶融樹脂で包み込むようインサート成型が行われた複数のアンテナエレメントと、前記複数のアンテナエレメントの一端部の重なった部分に挟まれる絶縁シートと、を備えることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記支持部材には、前記複数のアンテナエレメントを所定の配置関係で敷設するための溝が形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記複数のアンテナエレメントを前記溝に敷設した後その上からを前記溝に嵌め込んで前記複数のアンテナエレメントを仮固定する押さえ部材を更に備え、前記押さえ部材は、前記複数のアンテナエレメントとともにインサート成型されることを特徴とする
求項9に係る発明は、前記溶融樹脂は硬化後も弾力を有する樹脂であることを特徴とする。
本発明によれば、複数のアンテナエレメントを所定の配置関係で支持部材の表面に仮固定した状態で、アンテナエレメント及び支持部材を溶融樹脂で包み込むようインサート成型を行うので、アンテナエレメントが溶融樹脂に押されて動いたり、揺れ動いたりすることがない。そのため、アンテナエレメントの位置を設計どおりの位置に固定することができ、アンテナの特性に製造誤差が生じにくくなる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、携帯型電話機10の背面側を示した斜視図である。
この携帯型電話機10においては、上筐体11がヒンジ13によって下筐体12に連結され、上筐体11がヒンジ13の軸を中心にして下筐体12に対して回動可能となっている。下筐体12に対して上筐体11が閉じた状態では、上筐体11の前面が下筐体12の前面に対面し、下筐体12に対して上筐体11が開いた状態では、上筐体11の前面及び下筐体12の前面のどちらも正面を向いている。
下筐体12の上筐体11側端部には、アンテナ1が取り付けられ、このアンテナ1はヒンジ13の裏側に配置されている。図2は、下筐体12から取り外したアンテナ1を示した斜視図であり、図3は、アンテナ1を構成要素に分解した状態の斜視図である。
図2、図3に示すように、アンテナ1は、支持部材2と、支持部材2の表面に敷設された帯状の第1アンテナエレメント3と、第1アンテナエレメント3の一部に積み重ねられた帯状の絶縁シート4と、絶縁シート4に一部積み重ねられて支持部材2に敷設された帯状の第2アンテナエレメント5と、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4及び第1アンテナエレメント3に積み重ねられ、これらの上から第2アンテナエレメント5、絶縁シート4及び第1アンテナエレメント3を支持部材2に押さえる押さえ部材6と、押さえ部材6、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4、第1アンテナエレメント3及び支持部材2を包み込んだ外装樹脂7と、を備える。
支持部材2は樹脂等のような絶縁材からなる。支持部材2には、横長の開口21が前面から背面に貫通するよう形成されている。支持部材2の背面には、開口21を囲繞するように支持部材2の縁に沿って溝22が形成されている。溝22の一端23は支持部材2の下の縁まで至り、溝22の他端24は支持部材2を包み込む外装樹脂7の下の縁を少し越えた辺りとなっている。そして、溝22の他端24から外装樹脂7の下の縁に沿って少し中央に寄った位置には、第1アンテナエレメント3を位置決めするための突起25が形成されている。また、溝22の中間部であってその側壁には、アンテナエレメント3,5や絶縁シート4を位置決めするための凹部26,27,28が形成され、溝22は凹部26,27,28において幅広になっている。
第1アンテナエレメント3は金属材料からなり、平面視してU字状に形成されている。第1アンテナエレメント3は、開口21の左側を囲うように溝22に入れられている。溝22内においては、溝22の底に第1アンテナエレメントが敷設されている。また、第1アンテナエレメント3の一端部に貫通孔31が形成され、その貫通孔31に突起25が挿入されている。また、第1アンテナエレメント3の両縁であって溝22の凹部27に対応する箇所には、扇状の突起32が形成され、突起32が凹部27に嵌入されている。
絶縁シート4は樹脂等のような絶縁材からなる。この絶縁シート4は溝22の中間部に入れられ、貫通孔31とは反対側の第1アンテナエレメント3の端部から第1アンテナエレメント3の中間部にかけてその上に重ねられている。絶縁シート4の両縁であって溝22の凹部26に対応する箇所には扇状の突起41が形成され、凹部27に対応する箇所には扇状の突起42が形成され、突起41が凹部26に嵌入され、突起42が凹部27に嵌入されている。
第2アンテナエレメント5は金属材料からなり、平面視してL字状に形成されている。この第2アンテナエレメント5は、溝22の端部23から溝22の中間部にかけて支持部材2の縁に沿うように溝22に入れられている。また、第2アンテナエレメント5の一端部が溝22の端部23を通って支持部材2の縁よりも外に延出し、その一端部には貫通孔51が形成されている。第2アンテナエレメント5の他端部側の部分が絶縁シート4の上に重ねられている。第2アンテナエレメント5の両縁であって溝22の凹部28に対応する箇所には、扇状の突起52が形成され、突起52が凹部28に嵌入されている。
絶縁シート4が第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5の間に挟まれた状態となっているので、キャパシタが構成されている。第1アンテナエレメント3は他の導電材や電気素子等に接続されていないので、第1アンテナエレメント3が電気的にフローティング状態となっている。また、アンテナ1が下筐体12に取り付けられた状態では、第2アンテナエレメント5の一端部が下筐体12内の回路に接続される。
本実施の形態におけるアンテナ1は、第1アンテナエレメント3が第1の周波数に対応し、第2アンテナエレメント5が第2の周波数に対応する2周波に対応したアンテナであり、第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5では、エレメントの長さが異なる。例えば、第1アンテナエレメント3は周波数2GHzの電波を強く送受できるような長さに設定され、第2アンテナエレメント5は周波数800MHzの電波を強く送受できるような長さに設定されている。具体的には、第1アンテナエレメント3は、周波数2GHzの電波の1/2波長(又はその整数倍)に相当する長さであり、第2アンテナエレメント5は、周波数800MHzの電波の1/4波長(又はその整数倍)に相当する長さである。
押さえ部材6は第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5の上から溝22に嵌め込まれており、押さえ部材6によって第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5が溝22の底に押さえられている。なお、溝22に嵌め込まれていない状態では押さえ部材6の幅が溝22の幅と同じか又は僅かに広く、押さえ部材6が溝22から抜けにくいことが好ましい。
外装樹脂7は、押さえ部材6、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4、第1アンテナエレメント3及び支持部材2を包み込むようにして支持部材2に成型されたものである。第1アンテナエレメント3、第2アンテナエレメント5及び支持部材2は外装樹脂7に完全にインサートされているのではなく、貫通孔31が形成された第1アンテナエレメント3の端部、貫通孔51が形成された第2アンテナエレメント5の端部、支持部材2の下側縁部近傍が露出している。
次に、アンテナ1の製造方法について説明する。
まず、第1アンテナエレメント3の突起32を凹部27に合わせ、第1アンテナエレメント3を支持部材2の溝22に入れ、溝22の底に第1アンテナエレメント3を敷設し、貫通孔31に突起25を挿入し、支持部材2に対して第1アンテナエレメント3の位置決めを行う(図4参照)。
次に、可撓性の絶縁シート4の突起41を凹部26に合わせ、突起42を凹部27に合わせ、絶縁シート4を溝22に入れる。ここで、第1アンテナエレメント3の一部(貫通孔31の端部とは反対側の端部から中間部にかけて)に絶縁シート4を重ね、支持部材2に対して絶縁シート4の位置決めを行う(図5参照)。
次に、第2アンテナエレメント5の突起52を凹部28に合わせ、第2アンテナエレメント5を溝22に入れて溝22の底に敷設し、第2アンテナエレメント5の他端部側の部分を絶縁シート4上に重ね、支持部材2に対して第2アンテナエレメント5の位置決めを行う(図6参照)。
次に、押さえ部材6を溝22に嵌め込み、押さえ部材6によって第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5を支持部材2に仮固定する(図7参照)。押さえ部材6が溝22に嵌め込まれているので、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5が動きにくくなっている。
次に、押さえ部材6、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4、第1アンテナエレメント3及び支持部材2をインサート材として外装樹脂7のインサート成型を行う。つまり、押さえ部材6、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4及び第1アンテナエレメント3を仮固定した支持部材2を金型にセッティングし、その金型内に溶融樹脂を注入して、注入した溶融樹脂で押さえ部材6、第2アンテナエレメント5、絶縁シート4、第1アンテナエレメント3及び支持部材2を包み込む。第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5が支持部材2に敷設された状態で押さえ部材6によって仮固定されているので、注入時に溶融樹脂が流動しても、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5が溶融樹脂に押されて動いたり、揺れ動いたりすることがない。そのため、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5の位置を設計どおりの位置に固定することができるとともに、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5を設計どおりの形状で包み込むことができる。
その後、注入した溶融樹脂が外装樹脂7として固化したら、その一体品(アンテナ1)を金型から取り出し、アンテナ1が完成する。なお、本実施の形態のアンテナ1は、図1に示したように、下筐体12の上筐体11側端部に取り付けられる構成であるので、溶融樹脂は硬化後も弾力を有する樹脂(例えば、ゴム系樹脂)である。
以上のように、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5の位置を設計どおりの位置・形状で固定することができるので、アンテナ1の特性に製造誤差が生じにくくなる。
また、第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5の間に絶縁シート4を挟んだので、第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5の間隔を一定に保つことができる。そのため、第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5によるキャパシタの電気的特性を安定させることができ、また絶縁シート4の誘電率によって第1アンテナエレメント3、絶縁シート4及び第2アンテナエレメント5の重なり部分を小型化することができる。
アンテナ1の下筐体12への取付構造は図8及び図9に示すようになっている。図8に示すように、支持部材2の前面には、左右のガイド片29が形成されている。一方、下筐体12の上筐体11側端部には、左右のガイド溝15が形成されている。そして、ガイド片29をガイド溝15に差し込み、ネジ81で支持部材2の平板部を下筐体12にネジ止めすることで、アンテナ1が下筐体12に取り付けられる(図9参照)。また、図9に示すように、下筐体12の上筐体11側端部には、第2アンテナエレメント5を下筐体12内の回路に接続するための貫通孔16も形成されており、第2アンテナエレメント5の貫通孔51を貫通孔16に合わせ、ネジ91をワッシャ92、貫通孔51、貫通孔16、Oリング93に順に通して、ネジ91をアンテナターミナル94に螺合させるようになっている。アンテナターミナル94は図示しない接点バネ等を介して下筐体12内の回路に接続される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5とを所定の配置関係で支持部材2に仮固定するために、支持部材2に溝22を形成し、その溝22内に第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5とを敷設し、その上から押さえ部材6を溝22に嵌め込むことにより仮固定するようにしたが、溝に代えて、支持部材2の表面のアンテナエレメントを配置すべき位置に沿う所要位置(例えば、アンテナエレメントの端部に対応する位置と中間部や屈曲部などに対応する位置)に突起部を設け、各アンテナエレメントを敷設した後に前記突起部の先端部を溶融させてアンテナを支持部材2に固定するなどの他の固定方法を用いても良い。
また、上記実施形態では、第1アンテナエレメント3及び第2アンテナエレメント5を敷設するにあたって、互いの一端部が絶縁シート4を介して重なるように敷設したが、第1アンテナエレメント3と第2アンテナエレメント5とを互いの一端部が所定距離離間するように配置して、絶縁シート4を設けない構成にしても良い。
また、上記実施形態では、第1アンテナエレメント3は第2アンテナエレメント5を介して給電される構成であったが、第1アンテナエレメント3に直接給電する構成にしても良い。なお、この場合、第1アンテナエレメント3は、給電端となる貫通孔31が形成されている端部側を第2アンテナエレメント5と同様に支持部材2の下の縁よりも外に延出する構成にし、且つ、第1アンテナエレメント3の電気長を第1の周波数の電波の1/4波長又はその整数倍に相当する長さにする必要がある。
更に、上記実施形態では、第1アンテナエレメント3は第1の周波数の電波を送受信するためのアンテナエレメントであったが、第2アンテナエレメントの通信帯域を拡大するためのアンテナエレメントであっても良い。
また、上記実施形態では、外装樹脂7の成型方法として注型成型によるインサート成型方法を例に挙げたが、圧縮成型によるインサート成型方法であっても良いし、射出成型によるインサート成型方法であっても良いし、ブロー成型によるインサート成型方法であっても良い。
携帯型電話機を示した斜視図である。 アンテナを示した斜視図である。 アンテナを分解した状態で示した分解斜視図である。 アンテナの製造方法における一工程を示した図である。 図4の次の工程を示した図である。 図5の次の工程を示した図である。 図6の次の工程を示した図である。 下筐体からアンテナを取り外した状態の斜視図である。 (a)は下筐体を一部破断して下筐体及びアンテナを示した状態の分解斜視図であり、(b)は下筐体を一部破断して下筐体及びアンテナを示した状態の斜視図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 支持部材
3 第1アンテナエレメント
4 絶縁シート
5 第2アンテナエレメント
6 押さえ部材
7 外装樹脂
22 溝

Claims (9)

  1. 複数のアンテナエレメントの一端部を部分的に重ねるとともに、前記複数のアンテナエレメントの一端部の重なった部分に絶縁シートを挟みこむよう配置し、
    前記複数のアンテナエレメントを支持部材の表面に敷設して仮固定し、
    前記複数のアンテナエレメント及び前記支持部材を溶融樹脂で包み込むようインサート成型を行うことを特徴とするアンテナの製造方法。
  2. 前記支持部材に前記複数のアンテナエレメントを所定の配置関係で敷設するための溝を形成しておき、前記複数のアンテナエレメントを前記溝に敷設した後その上から押さえ部材を前記溝に嵌め込んで、前記複数のアンテナエレメントを仮固定することを特徴とする請求項1に記載のアンテナの製造方法。
  3. 前記溶融樹脂は硬化後も弾力を有する樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナの製造方法。
  4. 前記複数のアンテナエレメントは、第1の周波数の電波を送受する帯状の第1アンテナエレメントと、第2の周波数の電波を送受する帯状の第2アンテナエレメントと、を含み、
    前記第1アンテナエレメントと前記第2アンテナエレメントとはエレメントの長さが異なることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のアンテナの製造方法。
  5. 前記複数のアンテナエレメントのうち少なくとも1つのアンテナエレメントは、他端部が前記溶融樹脂から露出した状態でインサート成型されることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のアンテナの製造方法。
  6. 支持部材と、
    一端部同士が部分的に重ねられ、前記支持部材の表面に敷設して仮固定され、前記支持部材とともに溶融樹脂で包み込むようインサート成型が行われた複数のアンテナエレメントと、
    前記複数のアンテナエレメントの一端部の重なった部分に挟まれる絶縁シートと、
    を備えることを特徴とする通信機。
  7. 前記支持部材には、前記複数のアンテナエレメントを所定の配置関係で敷設するための溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の通信機。
  8. 前記複数のアンテナエレメントを前記溝に敷設した後その上からを前記溝に嵌め込んで前記複数のアンテナエレメントを仮固定する押さえ部材を更に備え、
    前記押さえ部材は、前記複数のアンテナエレメントとともにインサート成型されることを特徴とする請求項に記載の通信機。
  9. 前記溶融樹脂は硬化後も弾力を有する樹脂であることを特徴とする請求項からの何れか一項に記載の通信機。
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