JP4819482B2 - 包装用パッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、缶飲料等の円筒容器を2本まとめて包装する包装用パッケージに関し、詳細には、開封するためのジッパーを設けた包装用パッケージに関するものである。さらに、より詳細には、そのような包装用パッケージの開封操作において、開封し易く、片手で開封が可能で、かつ商品に対する安全性を高めた、包装用パッケージに設けたジッパーに関する。
従来、缶ビールや発泡酒等の包装には、6缶をひとまとめに包装するマルチパックや、24缶を包装するケースが採用されている。そのような紙からなる包装用パッケージを開封する手段として、切り開くためのジッパーが設けられており、そのジッパーはパッケージを容易に開封するために、切断予定部位に切れ目(ミシン目)を入れる技術によって設けられている。(例えば、特許文献1参照)
実開昭60−76624
しかしながら、従来のジッパーは、その先端部(ジッパー開始部)、即ち、ジッパーを開ける際、当該開始部を指で掴み、二条の平行な切れ目の形成方向に向けて剥ぎ取る形式であるが、この開始部を指で掴むことは困難を要する。これは、ジッパーの強度の問題もあって、当該開始部を形成するための切れ目を長く形成することが出来ず、そのために、開始部を拡大することが出来ないからである。
また、切れ目が平行に形成されているため、開ける際に開封の方向が切れ目の形成方向からずれると、ジッパーが途中で切れてしまったり、さらにはパッケージ本体が破断してしまう危険性が有った。特に、2〜6缶程度を簡易包装するためのパッケージにおいて、予想外のパッケージ本体破断により、缶が散乱してしまう可能性があった。
したがって、本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、2つの缶飲料を板紙で固定する包装用パッケージにおいて、開封が容易で、かつ、取り扱い時に缶飲料が脱落したり、板紙が破損したりしないように商品に対する安全性をも高めたパッケージを提供することを目的とする。より詳細には、本発明は、パッケージのジッパーの開始部に指がかかりやすく、開けやすいだけでなく、落下や衝撃などにより破れたり切れたりし難い形状のジッパーを設けた、2つの缶飲料を固定する包装用パッケージを提供することを目的とする。
即ち、上記目的は、請求項1に記載されるが如く、2つの缶飲料を板紙で固定する包装用パッケージにおいて、該パッケージに開封のためのジッパーを設け、前記ジッパーは正面部の中央上部を起点として、上面部上を左右対称で末広状に延在し、背面部の上部の両側端を終点とした、切れ目を有することを特徴とする包装用パッケージによって達成できる。
請求項1に記載の発明によれば、前記ジッパーを正面部の中央上部を起点として、上面部上を左右対称で末広状に延在し、背面部の上部の両側端を終点とした切れ目を有するジッパーを設けることによって、開封時における開封力の低減や、開封時の失敗がないように開封しやすく、当該パッケージの開封性能が高まり、パッケージの利便性を高めることができ、さらに、取り扱いにおいても、ジッパーが切れて缶飲料が脱落しない強度を保ちつつ、また、落下してもジッパーが破れたりして破損しない、優れた安全性及び安定性を供与することができる。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、前記ジッパーの先端は、ジッパーを開封するための開始部として作用することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記ジッパーの先端が、ジッパーを開封するための開始部として作用することにより、当該パッケージを開封する際に、単に指をジッパーの先端に軽く押し込むだけで、ジッパーの開始部に指がかかりやすく、当該開始部を指で掴みながら、ジッパーの切れ目に沿って容易に開封することができる。それによって、開封時における開封力が低減し、片手だけでも失敗せずに容易に開封しやすく、当該パッケージの開封性能を高めることができる。
本発明によれば、2つの缶飲料を固定するパッケージにおいて、開封時に使用するジッパーの長さ、間幅形状、デザイン等を工夫することにより、開封時における開封力の低減や、開封時の失敗がないように工夫して設けたジッパーを提供することができる。このジッパーによって、当該パッケージは、開封しやすく、利便性が高まると共に、取り扱いにおいても、ジッパーが切れて缶飲料が脱落しない強度を保ちつつ、また、落下してもジッパーが破れたりして破損せず、安全性を供与することができる。したがって、本発明のパッケージは、特有のジッパー形状によって、開封性能が高まることで実用性により優れ、パッケージの安定性においても優れた効果を奏することができる。
以下に添付図を参照しながら本発明を詳細に説明する。
図1を参照するに、本発明の包装用パッケージを用いて2つの缶飲料を固定した包装状態の斜視図が示される。図1は、つまり、開封前の包装用パッケージ(以下、パッケージと記載)の斜視図が示される。図2は、図1の包装用パッケージの開封過程の斜視図を示しており、図3は図1の包装用パッケージの展開図を示す。図4は、図1の状態の包装用パッケージの背面図を示す。図5は、図1の状態を斜視した透視図である。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらによって制限されるものではない。
(実施例)
パッケージ10は、一般的に、板紙などの強固な素材の紙材を用いて形成されており、板紙に限定されないが、2つの缶飲料を保持するために十分な強度を有し、かつ、落としても破損しない強度を有する紙材が使用されてよい。図3の本発明のパッケージの展開図から明らかなように、本発明のパッケージ10は、板紙から成型したもので、正面部11、上面部12、背面部13、底面部14、上面部及び底面部から突出する半円形の折り込み部15、正面部の上部から上面部を介して背面部の上部へと続くジッパー部16、正面部の上部でジッパー部を形成するつまみ部17、及びシール部18を有する。
シール部18に粘着手段などを適用して、正面部12と底面部14を付着させて形成した本発明のパッケージは、4ヵ所の半円形の折り込み部15を内側に折り込み、缶飲料を片側から1缶、反対側からもう1缶を差し込んで固定する。つまり、半円形の折り込み部15は、本発明のパッケージにおいて、缶飲料を固定するストッパとして作用する。したがって、図1に示す状態では、半円形の折り込み部15は上面部12の内側と底面部14の内側に折り込んで缶飲料を固定している。それによって、缶飲料がパッケージから脱落し難く、保持が安定して持ちやすい状態となっている。なお、この実施例での缶飲料は缶ビールであるが、これに限定されず、缶飲料は、発泡酒等の炭酸ガス含有飲料などのアルコール、ノンアルコール、または清涼飲料水に関わりなく、任意の飲料であってよい。
次に、本発明の特徴であるパッケージに設けられたジッパーを説明する。
ジッパー部16は、正面部11の中央上部から左右対称で末広状に広がって背面部13の上部の両側端に向かって設けられている。つまり、ジッパー部は、つまみ部17を起点として、スムースな開封ができるための形状となっている。また、ジッパー部16の切れ目は、つまみ部を除いて、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目で形成されている。この切れ目の形状と、上述した正面部12から背面部13に向かう末広状のジッパー部の形状によって、さらなるスムースな開封を可能にする。すなわち、このような形状とすることで、開封時における開封力の低減や、開封時の失敗がないように工夫することができる。例えば、ジッパー部16が正面部11から背面部13に向かって平行に並んで形成される場合には、本発明の形状と比較すると余分な開封力を必要とする。また、切れ目の形状が直線形状の場合、開封の途中でジッパーが切れて開封が失敗するなどの問題となる可能性がある。
図2を参照するに、本発明のパッケージ10を開封する際に、ジッパー部16の先端、つまり正面部11の上部に設けられた、切り裂いて開封するための開封部としてのつまみ部17を内側に押し込みながら、切り込んで開封し、パッケージ本体10から切り離されたつまみ部17を上方に持ち上げるようにすると、ジッパー部16に沿って背面部13の方向に開封される。開封の際、つまみ部17の最先端部は切込み口として作用する。また、ジッパー部16の終点が、背面部13の上部の両側端にまで延在していることで、図2に示すように、上面部12がほとんど開封するように、上面部12のジッパー部16を正面から背面方向に向かってすべて開封しても、2つの缶飲料がパッケージから脱落することなく、しっかりと固定されている状態を保つことができる。つまり、つまみ部17を引き上げて、背面部13の上部の両側端に設けたジッパー部16の終点まで開封しないと、缶飲料をパッケージから取り外すことができない形状である。また、このような背面部13の上部の両側端にジッパー部16の終点を設けることによって、持ち運びや、移動する場合に、ジッパーが切れて缶飲料が脱落することを防止することができる。即ち、当該パッケージを施した2缶パックを持ち運ぶ場合、パッケージの上面部12を掴んだり、一方の缶の側面を掴む場合がある。その時、もしジッパー部16の切れ目の終点が上面部12の両側端(特に上面部12と背面部13との境目の位置)に位置していると持ち運び時に切れ目の終点に負荷が掛かることなり、比較的容易にジッパーが切れてしまい、バッケージが開封されてしまう危険性がある。また、上面部12の両側端に切れ目の終点を設ける場合、当該両側端には折り込み部15が設けられているため、実質的に切れ目の終点位置は上述したように上面部12と背面部13との境目に設けられる。そうすると、折り込み部15を折り曲げる際、ジッパー部16の終端が切れてしまう可能性があり、ジッパー部16が容易に切れ易くなってしまう。
以上の形態のパッケージを用いることによって、2つの缶飲料を保持した状態でパッケージを60〜70cmの高さから落下させても、パッケージは破損せず、ジッパーが切れて缶飲料が脱落することがなかった。
したがって、本発明のパッケージは、開封時における開封力の低減や、開封時の失敗がないように工夫して設けたジッパーによって、開封しやすく、かつ利便性が高まると共に、取り扱いにおいても、ジッパーが切れて缶飲料が脱落しない強度を保つことができる。また、落下してもジッパーの破れにより缶が破損せず、ユーザーに対する安全性を供与することができるものである。更に、開封性能が高まることで実用性に優れ、握力の弱い高齢者等においても優れた効果を奏することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の包装用パッケージを用いて2つの缶飲料を固定した包装状態の斜視図である。 図1の包装用パッケージの開封過程の斜視図である。 図1の包装用パッケージの展開図である。 図1の状態の包装用パッケージの背面図である。 図1の状態を斜視した透視図である。
符号の説明
10 包装用パッケージ
11 正面部
12 上面部
13 背面部
14 底面部
15 半円形の折り込み部
16 ジッパー部
17 つまみ部
18 シール部

Claims (2)

  1. 2つの缶飲料を板紙で固定する包装用パッケージにおいて、該パッケージに開封のためのジッパーを設け、前記ジッパーは正面部の中央上部を起点として、上面部上を左右対称で末広状に延在し、背面部の上部の両側端を終点とした、切れ目を有することを特徴とする両側端部に開口部を有する包装用パッケージ。
  2. 前記ジッパーの先端は、ジッパーを開封するための開始部として作用することを特徴とする請求項1に記載の包装用パッケージ。
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