JP4819334B2 - 農業用フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、農業用フィルムに関し、特に、フィルム巻上げ巻下げ時のフィルム同士の密着を低減することができ、かつ透明性や強度などの他の物性を低減することのない農業用フィルムに関する。
従来より、一般的な施設栽培における温室やトンネル栽培に用いられる農業用フィルムとして、塩化ビニル系樹脂やポリオレフィン系樹脂などの透明樹脂フィルムが用いられている。これらの透明樹脂フィルムは、通常は、温室などの金属パイプ骨材の外側に被覆して温室等を密閉するように用いられるが、高温時などの温度調節や換気を必要とする場合には、サイド部分等のフィルムを金属パイプ等に巻きつけて、巻上げ巻下げして開閉されることがよく行われる。
しかし、従来の透明樹脂フィルムでは、表面がべたつきやすい材質であるため、ロール状に巻き上げている間に、フィルム同士が互いに密着してしまい、巻き下げ時に多大な労力がかかるという問題が生じやすい。
この問題を解決するために、従来、例えばフィルムの全表面又はサイド部分全面にエンボスロールによる梨地加工を施したもの(特許文献1)、無機質粉末を添加してフィルムの全表面を荒らしたものなどが知られているが、密着を解決する程度まで表面を荒らすと日光の透過率が不十分になりやすいという問題がある。
そのため、他の方法として、フィルム面に微細凹凸形成部をストライプ状に設けた農業用フィルム(特許文献2、特許文献3)や、フィルム上に、網目状の連続したシボ付突起を形成した農業用フィルム(特許文献4)なども提案されている。
特開昭49−18627号公報 実開昭49−44752号公報 特開平7−99842号公報 特開平8−140498号公報
しかしながら、ストライプ状に微細凹凸形成部を設けたフィルムでは、縞目が重なった場合に平滑部分の密着が生じやすく、また連続した突起部分があると、強度が低下しやすいなど、フィルム同士の密着防止とともに他のフィルム物性の両立を満たすフィルムは得られていなかった。
しかして本発明の目的は、フィルム巻き上げ巻下げ時のフィルム同士の密着を低減することができ、かつ透明度や強度などの他の物性を低減することのない農業用フィルムに関する。
本発明者等は、実際に巻上げ用金属パイプ、例えば直径20mmのパイプにフィルムが巻き取られている際のフィルム間の接触状態に着目し、透明樹脂フィルムに特定の大きさ以下の微細凹凸形成部を、該微細凹凸形成部の相互の離間距離を一定以下として島状に点在して有する農業用フィルムとすることにより上記の課題を解決することができることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明の要旨は、(1)透明樹脂フィルムの少なくとも端部面に、面積が20cm以下で、相互の離間距離が6cm以下である微細凹凸形成部を島状に点在して設けてなることを特徴とする農業用フィルム、(2)フィルム上下方向における微細凹凸形成部の上下離間距離が6cm以下であることを特徴とする(1)記載の農業用フィルム、(3)端部面の、フィルム全体面積に対する微細凹凸形成部の合計面積の占める割合が、10%以上40%以下であることを特徴とする(1)又は(2)記載の農業用フィルム、(4)該微細凹凸形成部が、フィルム上下方向に対して斜め方向に列状に点在してなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかの項に記載の農業用フィルム、にある。
本発明によれば、フィルム巻き上げ巻下げ時のフィルム同士の密着を低減することができ、かつ透明度や強度などの他の物性を低減することのない農業用フィルムが得られる。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の農業用フィルムは、透明樹脂フィルムの少なくとも端部面に、所定の大きさ以下の微細凹凸形成部を所定間隔以下で島状に点在して有することを特徴とする農業用フィルムである。すなわち、農業用フィルムの少なくとも端部面のフィルムに、微細凹凸形成部と、微細凹凸形成部が設けられていない部分(以下、透明部という)とが存在していることを特徴とする。
本発明の透明樹脂フィルムとは、従来より農業用フィルムとして通常用いられている樹脂フィルム、例えば塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体などの軟質の熱可塑性樹脂に、所定の添加剤、例えば可塑剤、安定剤、安定化助剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、界面活性剤、防曇剤、防霧剤、保温剤、着色剤等の公知の任意の添加剤を添加してフィルム化した軟質フィルムを用いることができる。更に好ましくは、本発明の効果を更に補強する目的で、フィルム同士の密着性を防止するための剥離剤や、微小な粗面化を目的とした無機微粉末をフィルム全体に添加したものを用いてもよい。透明樹脂フィルムの厚さは、農業用フィルムとして通常用いられている厚さかそれより厚めのものを使用することができ、0.03〜1.0mm、好ましくは0.05〜0.3mmの範囲から使用できる。
なお、本発明でいう透明部とは、少なくとも555nm波長における全光線透過率が70%以上、好ましくは80%以上で、分光光度計で測定する直進光線透過率が55%以上、好ましくは65%以上のもの、をいう。上記のとおり、透明部自体が無機微粉末を添加したフィルム部であってもよい。
本発明でいう微細凹凸形成部とは、透明樹脂フィルムの片面又は両面、好ましくは片面に設けるもので、いわゆる「シボ」又は「梨地」と呼ばれる微細な凹凸を形成した部位を意味し、特に好ましくはエンボス加工等の物理的加工により微細な凹凸を形成した部位である。微細凹凸形成部はフィルム展張時の内側面に設けてもよいし外側面に設けてもよい。
かかる微細凹凸形成部はフィルム密着を防止する効果を有する反面、光を散乱させる作用があるが、好ましくは、555nmの波長の全光線透過率が70%以上、直進光線透過率が20%〜70%、好ましくは20〜50%となる程度の極微細な凹凸を形成することが好ましい。例えば微細凹凸形成部の表面粗さ計による測定法で10点平均表面粗さRzとして50μm以下3μm以上、好ましくは30μm以下5μm以上となる微細凹凸を設けることが好ましい。
少なくともフィルム端部面において、全フィルム面積に対する微細凹凸形成部の合計面積率は、好ましくは5%〜50%、更に好ましくは8%〜40%、更には10%〜30%であることが好ましい。微細凹凸形成部の合計面積率が小さすぎると、フィルム同士の密着を防止する効果が小さくなり、大きすぎると散乱光の率が大きくなって植物への影響やフィルム強度の低下が懸念される。
本発明の微細凹凸形成部はフィルム透明部と同じ高さで設けてもよいし、微細凹凸形成部全体が若干、透明部に比べて凸状又は凹状になるように形成してしてもよい。その場合0.3μm〜80μm、好ましくは0.8μm〜30μmの凸状又は凹状高さとなる。
微細凹凸形成部の具体的な形成方法としては、表面に、微細凹凸形成部の形状に対応した粗面化部位を有するエンボスロールを用いて、透明フィルムに加熱圧着して必要部位に微細凹凸を付加する方法が挙げられ、他にも任意の方法を使用しうる。
本発明における農業用フィルムは、かかる微細凹凸形成部が島状に点在していることを特徴とし、かつ微細凹凸形成部の大きさが20cm以下であることを特徴とする。
島状に点在しているとは、非連続であること、少なくとも20cm以上の長さで連続しないことを意味するものであり、形状を島的な形状に限定する意味ではない。この点在は規則的であってもよいし不規則であってもよいが、ある程度の規則性を有する方が好ましい。
本発明では、この一つの微細凹凸形成部の大きさが20cm以下、好ましくは0.01cm以上、更に好ましくは10cm以下0.05cm以上、5cm以下0.15cm以上であることが必要である。微細凹凸形成部の一つの大きさが大きすぎると、パイプ巻き付け時に微細凹凸形成部自体の密着の問題が生じやすく、散乱光の当たる部位が大きいことによる植物への悪影響が懸念される。一方、小さすぎると、本発明の効果であるフィルム密着防止効果が小さくなる傾向にある。
本発明の微細凹凸形成部の形状は特に限定されず、円形、楕円形、正方形、長方形、ひし形、台形、三角形、凸レンズ形、星形、ドロップ形等の形状から任意に選びうるが、特に好ましくは、例えば図2に示すように、楕円形、長方形、凸レンズ形などの、方向性を有する形状(以下異方性と称する)を有することが好ましい。又は、円形、楕円形、凸レンズ形などの、外周の80%以上を曲線で構成し、角が3以下の形状とすることが、フィルム強度を担保する観点から好ましい。なお、複数の形状の微細凹凸形成部を混在して有していてもよい。
また本発明では、このように複数点在する微細凹凸形成部の相互間の離間距離が6cm以下であることが必要とされる。好ましくは4cm以下、更に好ましくは2cm以下であると、より効果的な密着防止性を達成することができる。また、微細凹凸形成部の相互間の離間距離は0.1cm以上、好ましくは0.2cm以上あることが、フィルム強度を担保する上で好ましい。相互間の離間距離とは、一つの微細凹凸形成部の境から、一番近い他の微細凹凸形成部の境までの距離(図1のイ)を意味し、少なくとも所定の離間距離以内に他の微細凹凸形成部が存することを意味する。特に好ましくは、ある微細凹凸形成部からそのフィルム上下方向に存する他の微細凹凸形成部までの離間距離(上下離間距離と称する。図1のロ)も6cm以下、更に好ましくは4cm以下、更に好ましくは2cm以下であるとより効果的な密着防止性が達成できるため好ましい。
更に本発明における好ましい態様の一つとして、微細凹凸形成部を複数点在したフィルム端部面において、フィルム上下方向に6cmの範囲と所定幅のフィルム横方向の範囲(図1中のP)に存する微細凹凸形成部をフィルム横方向の(図1中のA−A)断面からフィルム上下方向に透視した場合(図1の下段図)に、累積された微細凹凸形成部が、その断面における約80%以上、好ましくは100%以上を占めている状態に、微細凹凸形成部を配列することが好ましい。
本発明における更に好ましい態様の一つとして、微細凹凸形成部の配列を、農業用フィルムをハウスやトンネル等に展張使用時に上下方向となる方向(以下フィルム上下方向という)に対して、斜めになる方向に、ある規則性をもって配列する態様が挙げられる。例えば図1に示すように、丸形の微細凹凸形成部をフィルム上下方向に対して斜め方向に配列するような態様が挙げられる。
他の例として図3に示すように、丸型の微細凹凸形成部をフィルム上下方向に対して2以上の斜め方向に配列するような態様も挙げられる。
更に本発明の微細凹凸形成部は、複数の微細凹凸形成部からなる1パターンを形成し、該パターンを複数組み合わせた模様として形成することも好ましい。
例えば図2に示す形状のように、一つの微細凹凸形成部が、凸レンズ形(楕円の両端部が尖った形状)であり、3つの凸レンズ形の微細凹凸形成部が並列して1パターンを形成し、該パターンを、フィルムの上下方向に対して斜めに形成し、かつ、該パターンを、凸レンズ形の長手方向を、交互に直角になる向きに、斜めに形成した例などが挙げられる。
本発明の農業用フィルムにおいては、微細凹凸形成部が島状に点在する部位を、農業用フィルム全面に形成する必要はなく、少なくとも農業用フィルムとして温室ハウス又はトンネルに展張時に巻き上げ巻下げを必要とする部位(以下、端部面と称する。)に設けていればよい。端部面の範囲は、適用するハウスやトンネルの大きさにも相違するが、例えばハウス用の農業用フィルムであれば、展張時下端となる端から50cm以上、好ましくは1m以上の範囲において、微細凹凸形成部を島状に点在する部位を形成し、残りは透明部のみで形成すると好ましい。好ましくは両端部面に該微細凹凸形成部を島状に点在する部位を形成するか、または、全面に該微細凹凸形成部が島状に点在するフィルムを作成して、通常の透明フィルムに幅継ぎ加工を行って、微細凹凸形成部がフィルム展張時に端部面となるように使用してもよい。
また、本発明の農業用フィルムには、フィルムの片面又は両面に、従来知られている各種の塗膜を形成することも可能である。例えば使用時内側となる面に防曇効果を有する塗膜として、アクリル系樹脂と無機コロイダル粒子を含有する樹脂塗膜を形成することや、使用時外側となる面に防汚効果を有する塗膜として、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、又はフッ素系樹脂からなる塗膜を形成することができる。
(実施例1)
<透明樹脂フィルムの製造>
ポリ塩化ビニル(平均重合度=1300)100重量部、ジ−2−エチルヘキシルフタレート(DOP)45重量部、トリキシレニルホスフェート5重量部、エポキシ樹脂3重量部、バリウム−亜鉛系複合液状安定剤1.5重量部、ステアリン酸バリウム0.2重量部、ステアリン酸亜鉛0.4重量部ソルビタンラウレート1.5重量部、2、4−ジヒドロキシベンゾフェノン0.06重量部、タルク0.5重量部よりなる樹脂組成物を準備し、該組成物を、スーパーミキサーで10分間攪拌混合したのち、180℃に加温したミルロール上で混練し、厚さ0.10mmの透明樹脂フィルムを作成した。
<微細凹凸形成部の形成>
図2中に黒色で示す(実際は無色である)模様部分に、微小凹凸形成部を刻印したエンボスロールを用いて、上記の透明樹脂フィルムに対して、エンボス加工を施して、部分的に微小凹凸形成部を形成した農業用フィルムを作成した。
図2中、黒色で示す部分は、微小凹凸形成部を意味し、その他は透明部を意味する。
微小凹凸形成部は、フィルム面 約20mm×20mmの中に、最大長さ16mm×最大幅3mmのレンズ状の個々の模様(約0.24cm)が3つ、フィルム上下方向に対して斜め方向に列状に点在しており、その3つの模様が交互に斜め方向を違えて左右上下に続いている。模様相互の離間距離は最短で約3mm、上下離間距離は約9mmである。合計した、微小凹凸形成部:透明部の面積比は、約2:約8であるため、微小凹凸形成部のフィルム全体に対する合計面積割合は約20%となる。
透明部の555nm波長の全光線透過率は91%、直進光線透過率は88%であり、微小凹凸形成部の全光線透過率は91%、直進光線透過率は35%であり、表面粗さ計による10点平均表面粗さRzは、20μmであった。フィルム全体の平均した全光線透過率は91%、直進光線透過率は81%であった。光線透過率は日立U−3500形自記分光光度計により、測定した。
(比較例1) 微細凹凸形成部がないもの
実施例1と同じ透明樹脂フィルムに対し、エンボス加工を行わないフィルムをそのまま用いた。
(比較例2) 離間距離が大きいもの
実施例1と同じ透明樹脂フィルムに対し、図4に示す大きさと位置の微細凹凸形成部を有するフィルムとした。このフィルムの微細凹凸形成部の一つの大きさは3.14cmで、相互の離間距離(最短)が7cm、上下方向の上下離間距離も7cm、であり、微小凹凸形成部のフィルム全体に対する面積割合は約4%である。
(比較例3) 連続した微細凹凸形成部を有するもの
公知文献に示されるような、ストライプ状の連続した微細凹凸形成部を有する市販の農業用フィルムを用いた。微細凹凸形成部の形成面積は約33%であり、フィルム全体(微細凹凸形成部も含めた)を平均した、全光線透過率は約91%、直進光線透過率は約73%であった。
<フィルムの評価>
(べたつき試験)
実施例1、比較例1、比較例2、比較例3のフィルムを用いて、巻き付け巻き下げ時のべたつき試験を行った。具体的には、幅30cm、長さ150cmに切断したフイルムを、名古屋市の水道水に2日間浸し、これを、直径2cm幅35cmの亜鉛メッキをした鉄製のパイプに巻き付け、65℃のオーブン内で1週間放置し、乾燥させた。このフイルムを鉄パイプから巻き戻した時の剥がれ易さを下記の基準で評価した。
○・・・スムースに剥がれ、抵抗がない。
△・・・剥がし始めに、少し抵抗がある。
×・・・剥がすのに抵抗がある。
××・・・容易に剥がれず、大きな力がいる。
その結果、実施例1の結果は○であったが、比較例1の結果は××、比較例2の結果は×、比較例3の結果は△であった。
(フィルム全体の強度評価)
実施例1、比較例1、比較例2、比較例3のフィルムを用いて、繰り返し引張試験を行った結果、実施例1、比較例2のフィルムは、比較例1とほぼ同様の強度を有していたが、比較例3のフィルムは、連続した微細凹凸形成部の形成境界線において弱く、一箇所生じた破断が伝線しやすい性質を有していた。
本発明の実施態様の一つを示す図である。 本発明の実施態様の一つを示す図である。 本発明の実施態様の一つを示す図である。 本出願の比較例を示す図である。

Claims (2)

  1. 透明樹脂フィルムの少なくとも端部面に、面積が20cm以下で、相互の離間距離が6cm以下である異方形状の微細凹凸形成部を島状に点在して設けてなり、該微細凹凸形成部が、フィルム上下方向に対して斜め方向に列状に点在してなり、外周の80%以上を曲線で構成し、角が3以下の形状であり、該微細凹凸形成部は、複数の微細凹凸形成部が並列して1パターンを形成し、該パターンを、フィルムの上下方向に対して斜めに形成し、かつ、該パターンを、微細凹凸形成部の長手方向を、交互に直角になる向きに、斜めに形成しており、端部面において、フィルム面積に対する微細凹凸形成部の合計面積の占める割合が、10%以上40%以下であることを特徴とする農業用フィルム。
  2. フィルム上下方向における微細凹凸形成部の上下離間距離が6cm以下であることを特徴とする請求項1記載の農業用フィルム。
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