JP4819203B2 - 対物レンズおよび内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小型で広角の対物レンズ、および該対物レンズを備えた内視鏡装置に関する。
内視鏡は、例えば体腔内を観察するものであるために、内視鏡の対物レンズは小型で広角のものが求められている。そして、従来の内視鏡の対物レンズとして多く提案されているのは、画角(2ω)が90°から140°程度のものである。例えば特開平10−20189号公報に、画角が112°から140°のものが提案されている。また、より広角なものとしては、例えば特開2006−251272号公報に、画角が150°から170°のものが提案されている。
一方、内視鏡以外の分野に適用される広角な対物レンズとしては、例えば実用新案登録第3140304号公報に示すものがある。この実用新案登録第3140304号公報に記載のものは、車両用情報記録装置用の対物レンズであり、画角が110°から175°である。内視鏡以外の分野に適用される広角な対物レンズのその他の例としては、例えば特開2004−258515号公報、特開2004−29282号公報などに示すものがある。前者の特開2004−258515号公報に記載のものは、デジタル一眼レフカメラ用の魚眼レンズであり、画角が180°である。また、後者の特開2004−29282号公報に記載のものは、監視カメラ用の広角レンズであり、画角が128°から139°である。
さらに、内視鏡以外の分野に適用される簡易な構成のレンズの例としては、特開平9−297264号公報に示すものがある。この特開平9−297264号公報に記載のものは、デジタルカメラ用のレンズであり、画角は60°程度である。
近年、内視鏡用としてさらに広角な対物レンズが望まれている。広角化が要望される理由は、検査時間の短縮化に関連している。例えば大腸のような管腔内にひだ(襞)がある形状の被写体を観察する場合に、ひだの裏側を見るために内視鏡先端を湾曲させる操作が必要となる。このとき、対物レンズの画角が広いと一度に広い範囲を観察することが可能であるために、内視鏡先端を湾曲させなくて済むか、あるいは少ない湾曲量で済むことになり、検査時間の短縮に貢献できるからである。
上述した実用新案登録第3140304号公報の第3実施例に記載の対物レンズは画角が175°であり、特開平10−20189号公報に記載の対物レンズより広角を実現しているが、内視鏡用としてはさらに広角のものが望まれている。
また、上述した特開2004−258515号公報に記載の対物レンズは、画角が180°であって、上記特開2006−251272号公報に記載の対物レンズよりも広角を実現しているが、最も物体側のレンズの外径が大きいために内視鏡の対物レンズとしては不適である。また、特開2004−29282号公報に記載の対物レンズは、上記特開2006−251272号公報に記載の対物レンズよりも画角が狭く、かつ最も物体側のレンズの外径が大きいために、やはり内視鏡の対物レンズとしては不適である。
そして、上述した特開平9−297264号公報に記載の対物レンズは、画角が狭いために内視鏡用としては不適である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡に好適な、小型で画角が180°以上の広角な対物レンズ、および該対物レンズを備えた内視鏡装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明のある態様による対物レンズは、物体側から順に、負の屈折力をもつ前群、明るさ絞り、正の屈折力をもつ後群からなり、前記前群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ、物体側に凹面を向けた負レンズの第2レンズからなり、前記後群は、物体側から順に、正レンズの第3レンズ、正レンズと負レンズが接合された第4レンズからなり、以下の条件式(1)を満足する、
−0.8<f_F/f_R<−0.3 ・・・(1)
ただし、f_Fは前群の焦点距離、f_Rは後群の焦点距離。
また、本発明の他の態様による内視鏡装置は、前記対物レンズと、前記対物レンズにより結像された像を表示する観察画面と、を備え、前記観察画面に、画角を識別する指標を表示するものである。
本発明の一実施形態における第1〜14実施例の対物レンズの仕様および条件式の要素値を示す図表である。 上記実施形態における第1〜14実施例の対物レンズの条件式の値を、各条件式に課された上限値および/または下限値と並べて示す図表である。 上記実施形態における第1実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第1実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第2実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第2実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第3実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第3実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第4実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第4実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第5実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第5実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第6実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第6実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第7実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第7実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第8実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第8実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第9実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第9実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第9実施例の対物レンズの、第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。 上記実施形態における第10実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第10実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第10実施例の対物レンズの、第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。 上記実施形態における第11実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第11実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第11実施例の対物レンズの、第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。 上記実施形態における第12実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第12実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第12実施例の対物レンズの、第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。 上記実施形態における第13実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第13実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態における第13実施例の対物レンズの、第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。 上記実施形態における第14実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図である。 上記実施形態における第14実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。 上記実施形態において、内視鏡装置の観察画面に画角170°の範囲を識別する指標を表示した例を示す図である。 上記実施形態において、内視鏡装置の観察画面に画角180°の範囲を識別する指標を表示した例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態]
まず、本実施形態において用いる各記号は、以下のようになっている。
FL:全系の焦点距離
Fno.:F値
2ω:画角(degを単位とする)
IH:像高
f_F:前群の焦点距離
f_R:後群の焦点距離
Fb:後側焦点位置(前記第4レンズの最も像側の面から後側焦点までの距離)
r2a:第2レンズの物体側の面の曲率半径
L_enp:最大画角での入射瞳位置(第1面からの距離であって、符号は像側に向かってが+方向)
νd:第4レンズ中の負レンズのアッベ数
次に、本発明の実施形態の対物レンズについて説明する。
小型で画角が180°以上の広角な対物レンズを達成するためには、光学系のレンズ構成が重要である。単に広角化を図るためだけであるのならば、多数のレンズを配置して、徐々に軸外光を集光する構成を採用することが可能である。しかし、このような構成では光学系の全長および対物レンズの先端の外径が長大化してしまい、小型化を達成することができない。従って、広角化と同時に小型化を図るためには、必要最小限のレンズ構成とすることが望ましい。
そこで本実施形態の対物レンズでは、明るさ絞りを挟んで物体側の前群に負の屈折力、像側の後群に正の屈折力をもたせた基本構成を採用している。前群は、主に、広い画角の光線を明るさ絞りに導く作用と、レンズ全系のバックフォーカスを確保する作用とを行う。後群は、主に、結像作用を行う。
前群の構成に関しては、第1レンズは物体側に凸面を向けた負メニスカス形状とし、180°以上の画角の軸外主光線を集光し、第2レンズに導いている。第1レンズが物体側に凸面を向けているのは、もし向けていないと180°以上の画角の軸外主光線を集光することができないためである。
第2レンズは物体側に凹面を向けた負レンズとする。物体側に凹面を向けた形状は広い画角の軸外主光線を集光することには不向きであるが、軸外光線高を低く抑えることには適している。すなわち、第1レンズに180°以上の画角の軸外主光線を十分に集光する作用をもたせているために、第2レンズに主に軸外光線高を低く抑える作用をもたせることが可能となっている。そして、明るさ絞りの像を第2レンズによって第2レンズ付近に投影して、軸外主光線高を低く抑えている。
後群は、主に結像作用をもつ正の第3レンズと、主に色収差補正作用をもつ第4レンズとで構成している。明るさ絞りから離れた位置にある第4レンズを正レンズと負レンズが接合された接合レンズとすることにより、軸上色収差を補正することができるとともに、倍率の色収差も同時に補正することができる。
以上のような構成とした上で、本実施形態の対物レンズは、以下の条件式(1)を満足することが必要である。
−0.8<f_F/f_R<−0.3 ・・・(1)
この条件式(1)は、画角の確保およびバックフォーカスの確保に関するものであり、前群と後群の屈折力配分を規定した式である。すなわち、後群の焦点距離f_Rに対する前群の焦点距離f_Fの割合f_F/f_Rが下限値−0.8以下になると、画角の確保およびバックフォーカスの確保が困難となる。例えばバックフォーカスが不足すると、フィルタあるいはカバーガラス等の光学部材を第4レンズと像面との間に配置することができなくなる。一方、f_F/f_Rが上限値−0.3以上になると、画角の確保およびバックフォーカスの確保には有利であるが、後群を通る光線高が高くなって後群のレンズ径が増大してしまうことになり、小型化を図るためには好ましくない。従って、この条件式(1)は、画角およびバックフォーカスを確保しながら、かつ後群の小型化を図るための条件式となっている。
また、本実施形態の対物レンズは、条件式(1)に加えて、さらに好ましくは以下の条件式(2)および(3)を満足すると良い。
−1.5<f_F/FL<−0.5 ・・・(2)
1.7<Fb/FL<3.5 ・・・(3)
条件式(2)は、前群のレンズ外径に関連するものであり、前群の屈折力を規定している。全系の焦点距離FLに対する前群の焦点距離f_Fの割合f_F/FLが下限値−1.5以下になると、前群を通る軸外光線高を低く抑えることが困難となり、小型化を実現することができない。一方、f_F/FLが上限値−0.5以上になると、前群を通る軸外光線高を低く抑えることには有利であるが、収差を補正することが困難となる。すなわち、f_F/FLが上限値−0.5以上になると、ペッツバール和が負の値となって像面がプラス側に倒れるために、好ましくない。
条件式(3)は、条件式(1)で述べたバックフォーカスに関連するものであり、バックフォーカスに適切な範囲を直接規定したものである。全系の焦点距離FLに対する後側焦点位置Fbの割合Fb/FLが下限値1.7以下になるとバックフォーカスが不足して、フィルタあるいはカバーガラス等の光学部材を配置するのに不利となる。一方、Fb/FLが上限値3.5以上になるとバックフォーカスが過剰になり、全長が不要に長大化して好ましくない。
そして、本実施形態の対物レンズは、条件式(1)〜(3)に加えて、さらに好ましくは以下の条件式(4)〜(6)を満足すると良い。
−10<r2a/FL<−2.5 ・・・(4)
−0.5<L_enp/FL< 0.3 ・・・(5)
νd<20 ・・・(6)
これらの内の条件式(4)、(5)は前群の小型化に関するものである。まず、条件式(4)は、第2レンズの物体側の面形状を規定している。全系の焦点距離FLに対する第2レンズの物体側の面の曲率半径r2aの割合r2a/FLが下限値−10以下になると、前群を通る軸外光線高を低く抑えることが困難となる。一方、r2a/FLが上限値−2.5以上になると、第2レンズの物体側の面の曲率半径が小さくなり、軸外光線が全反射し易くなり好ましくない。
次に、条件式(5)は、最大画角での入射瞳位置を規定したものである。最大画角での入射瞳位置は第1レンズ近傍となることが望ましい。全系の焦点距離FLに対する最大画角での入射瞳位置L_enpの割合L_enp/FLが上限値0.3以上になると、前群を通る軸外光線が高くなり易い。一方、L_enp/FLが下限値−0.5以下になると、第1レンズの物体側の凸形状が強くなるために、内視鏡の先端部分に配置するときに対物レンズの最も物体側の面の突出量が大きくなり、レンズ先端部が傷つき易くなってしまって好ましくない。
また、条件式(6)は、色収差の補正に関し、第4レンズ中の負レンズのアッベ数νdを規定したものである。本実施形態の対物レンズのように、明るさ絞りを挟んで負の屈折力をもつ前群と正の屈折力をもつ後群とを配置したレンズ構成であってかつ画角が大きい場合、倍率色収差の補正が特に重要である。そこで、明るさ絞りから離れた位置にある第4レンズを接合レンズとした上で、この第4レンズ中の負レンズをアッベ数が20未満のレンズとすると良い。
なお、アッベ数が20未満の硝材としては、例えば以下のものが幾つかの例として挙げられる。
(硝材例1)
硝材名:S−NPH2
アッベ数(νd):18.90
ガラスコード:923189
株式会社オハラ
(硝材例2)
硝材名:K−PSFn214
アッベ数(νd):17.77
ガラスコード:144178
株式会社住田光学ガラス
硝材例1,2の両方とも、色分散が大きく、極めて色収差補正能力が大きい。このような硝材を第4レンズ中の負レンズに用いることにより、倍率の色収差を有効に補正することが可能となる。なお、上述した硝材例1,2に限らず、アッベ数(νd)が20未満の硝材を用いれば、色収差の補正に関して同様の効果を奏することができる。
さらに、本実施形態の対物レンズは、上述したような対物レンズが内視鏡に適用される内視鏡用対物レンズであって、画角(2ω)が180°以上であることが好ましい。180°を越える画角の内視鏡用対物レンズを使用することにより、従来に比べて広角な範囲を観察することができる。
また、本実施形態の対物レンズの結像面付近にフィールドレンズを配置しても良い。ここにフィールドレンズは、対物レンズの射出瞳位置を変換するものである。このフィールドレンズを設けることによって、撮像素子に入射する光線の角度を制御することができ、特に画面周辺において良好な角度制御を行うことができる。このフィールドレンズを正の屈折力をもったもの、あるいは負の屈折力をもったものの何れにするかは、必要に応じて適切に決定すれば良い。
なお、本実施形態の対物レンズにおける第4レンズは、物体側から順に正レンズ、負レンズの順に配置され接合されたものであると、倍率色収差を良好に補正することができることから好ましい。しかし、第4レンズは、物体側から順に負レンズ、正レンズの順に配置され接合されたものであっても構わない。
次に、図1から図37を参照して、本実施形態の対物レンズの第1〜14実施例を説明する。
図1は、第1〜14実施例の対物レンズの仕様および上述した条件式の要素値を示す図表である。
また、図2は、第1〜14実施例の対物レンズの条件式の値を、各条件式に課された上限値および/または下限値と並べて示す図表である。この図表を見れば分かるように、第1〜11,14実施例の対物レンズが、上述した条件式(1)〜(6)を満たしている。また、第12,13実施例の対物レンズも、条件式(4)を除いた条件式(1)〜(3),(5),(6)を満たしている。
そして、第1〜14実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を図3、図5、図7、図9、図11、図13、図15、図17、図19、図22、図25、図28、図31、図34にそれぞれ示す。ここに、これらの各図においては、光学系の光軸方向をz方向、像高方向をy方向としている。また、第1〜14実施例の対物レンズの収差図を図4、図6、図8、図10、図12、図14、図16、図18、図20、図23、図26、図29、図32、図35にそれぞれ示す。さらに、第9〜13実施例における対物レンズの第1レンズの像側面(下記のように面番号2)の非球面形状を図21、図24、図27、図30、図33にS2としてそれぞれ示す。
ここに、光路に沿った対物レンズを含む光学系の構成図中、符号L1は第1レンズ、符号L2は第2レンズ、符号ASは明るさ絞り、符号L3は第3レンズ、符号L4は第4レンズ(第4レンズL4の物体側の正レンズが符号L4A、第4レンズL4の像側の負レンズが符号L4B)、符号OFはレーザーカットフィルタ、赤外カットフィルタ、光学的ローパスフィルタ等の光学フィルタを想定した光学部材、符号CGはCCDカバーガラス、符号SGはCCDチップ封止ガラスをそれぞれ示し、光軸方向をZ軸、光軸からの高さ方向をY軸としている。さらに、符号PR00は光軸を、符号MRは軸上マージナル光線を、符号PR08は像高比0.8の主光線を、符号PR10は像高比1の主光線を、それぞれ示している。
また、第1〜5,8〜14実施例における光学面の面番号は、第1レンズL1の物体側が1、第1レンズL1の像側が2、第2レンズL2の物体側が3、第2レンズL2の像側が4、明るさ絞りASがSTO(ここでは、面番号として「5」を記載する代わりに「STO」を記載している)、第3レンズL3の物体側が6、第3レンズL3の像側が7、第4レンズL4の物体側の正レンズL4Aの物体側が8、第4レンズL4の物体側の正レンズL4Aと像側の負レンズL4Bとの接合面が9、第4レンズL4の像側の負レンズL4Bの像側が10、光学部材OFの物体側が11、光学部材OFの像側が12、CCDカバーガラスCGの物体側が13、CCDカバーガラスCGの像側が14、CCDチップ封止ガラスSGの物体側が15となっている。そして、像面IMGは、CCDチップ封止ガラスSGの物体側に位置している。
また、第6,7実施例においては、光学部材の配置が異なって第2レンズL2と明るさ絞りASとの間となり、しかも第1の光学部材OF1と第2の光学部材OF2との2枚により構成されている。従って、第2レンズL2までの光学面の面番号は第1〜5,8〜14実施例と同様であるが、それよりも像側の面番号は、第1の光学部材OF1の物体側が5、第1の光学部材OF1の像側が6、第2の光学部材OF2の物体側が7、第2の光学部材OF2の像側が8、明るさ絞りASがSTO、第3レンズL3の物体側が10、第3レンズL3の像側が11、第4レンズL4の物体側の正レンズL4Aの物体側が12、第4レンズL4の物体側の正レンズL4Aと像側の負レンズL4Bとの接合面が13、第4レンズL4の像側の負レンズL4Bの像側が14、CCDカバーガラスCGの物体側が15、CCDカバーガラスCGの像側が16、CCDチップ封止ガラスSGの物体側が17となっている。そして、像面IMGがCCDチップ封止ガラスSGの物体側に位置しているのは上述と同様である。
さらに、各収差図には、g線(波長435.83nm)、F線(波長486.13nm)、C線(波長656.27nm)、d線(波長587.56nm)、メリジオナル線M、サジタル線Sを示している。
加えて、以下の各実施例に示す数値データ中、「INF」は無限大を表し、非球面(ASP)の面番号には記号$を付している。なお、屈折率は、d線(波長587.56nm)に対する値である。そして、OBJは物体面を表し、IMGは上述したように像面である。そして、非球面の数値データ中、記号「RDY」は近軸曲率半径、記号「K」は円錐係数、記号「AC2」〜「AC10」は次に示す非球面式における2次〜10次までの偶数次の非球面係数、記号「E」とそれに続く数字は10のべき乗をそれぞれ表している。
(非球面式)
Figure 0004819203
ここに、この非球面式においてもYは光軸からの高さ、Zは非球面の光軸方向の座標を示している。ただし、この非球面式においてのみ、Z軸の原点をY=0となる位置に設定している。
第1実施例
図3は第1実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図4は第1実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第1実施例の対物レンズは、図3に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材S−NPH2により形成され、アッベ数(νd)は18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図3には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角192.2°で像高比1(像高で1.296)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.296×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図4に示すようになっている。
この第1実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 5.1465 0.4812 1.88300 40.76
2 1.0567 0.5919 1.
3 -4.0762 1.3950 1.88300 40.76
4 -29.7830 0.0192 1.
STO INF 0.0290 1.
6 INF 2.4069 1.88300 40.76
7 -1.9029 0.0962 1.
8 4.0188 1.2696 1.72916 54.68
9 -1.6134 0.3850 1.92286 18.90
10 -17.7120 0.1251 1.
11 INF 0.5775 1.51800 75.00
12 INF 0.3068 1.
13 INF 0.9625 1.51633 64.14
14 INF 0.0096 1.51000 64.10
15 INF 0.9625 1.61061 50.20
IMG INF 0.
第2実施例
図5は第2実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図6は第2実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第2実施例の対物レンズは、図5に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた平凹レンズ(負レンズ)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材S−NPH2により形成され、アッベ数(νd)は18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図5には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角195.7°で像高比1(像高で1.321)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.321×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図6に示すようになっている。
この第2実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.4620 0.4909 2.17840 33.00
2 1.1005 0.4557 1.
3 -4.8533 1.4304 1.88300 40.76
4 INF 0.0196 1.
STO INF 0.0295 1.
6 INF 2.5538 1.88300 40.76
7 -1.9332 0.0982 1.
8 3.9915 1.3346 1.72916 54.68
9 -1.6141 0.3927 1.92286 18.90
10 -19.1193 0.1276 1.
11 INF 0.5891 1.51800 75.00
12 INF 0.4610 1.
13 INF 0.9818 1.51633 64.14
14 INF 0.0098 1.51000 64.10
15 INF 0.9818 1.61061 50.20
IMG INF 0.
第3実施例
図7は第3実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図8は第3実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第3実施例の対物レンズは、図7に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。これらの内の第1レンズL1は、像側面が非球面となっていて、その非球面形状は光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状である。また、第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材S−NPH2により形成され、アッベ数(νd)は18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図7には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角191.8°で像高比1(像高で1.317)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.317×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図8に示すようになっている。
この第3実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.3298 0.4891 1.88300 40.76
2$ 0.8108 0.5625 1.
3 -3.6006 1.1202 1.88300 40.76
4 -4.2697 0.0196 1.
STO INF 0.0276 1.
6 INF 2.5704 1.88300 40.76
7 -2.1856 0.0978 1.
8 3.9565 1.3123 1.72916 54.68
9 -1.6309 0.3913 1.92286 18.90
10 -11.9682 0.1272 1.
11 INF 0.5869 1.51800 75.00
12 INF 0.3157 1.
13 INF 0.9782 1.51633 64.14
14 INF 0.0098 1.51000 64.10
15 INF 0.9782 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
0.8108 0.1546
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 -4.2044E-02 -3.0553E-02 0.0000E+00 0.0000E+00
第4実施例
図9は第4実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図10は第4実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第4実施例の対物レンズは、図9に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた平凹レンズ(負レンズ)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。これらの内の第1レンズL1は、像側面が非球面となっていて、その非球面形状は光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状である。また、第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材K−PSFn214により形成され、アッベ数(νd)は17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図9には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角194.4°で像高比1(像高で1.305)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.305×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図10に示すようになっている。
この第4実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 3.7076 0.4849 2.17840 33.00
2$ 0.8833 0.4369 1.
3 -6.4963 0.9812 1.88300 40.76
4 INF 0.0194 1.
STO INF 0.0291 1.
6 INF 2.2415 1.88300 40.76
7 -1.7530 0.0970 1.
8 2.8729 1.2611 1.72916 54.68
9 -1.8226 0.3879 2.14352 17.77
10 -16.5518 0.1261 1.
11 INF 0.5819 1.51800 75.00
12 INF 0.3133 1.
13 INF 0.9698 1.51633 64.14
14 INF 0.0097 1.51000 64.10
15 INF 0.9698 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
0.8833 0.2076
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 -2.6023E-02 -1.6619E-02 0.0000E+00 0.0000E+00
第5実施例
図11は第5実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図12は第5実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第5実施例の対物レンズは、図11に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材K−PSFn214により形成され、アッベ数(νd)は17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図11には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角195.7°で像高比1(像高で1.339)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.339×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図12に示すようになっている。
この第5実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.2090 0.4976 2.17840 33.00
2 0.9136 0.4904 1.
3 -3.1778 1.2243 1.88300 40.76
4 -17.2835 0.0199 1.
STO INF 0.0299 1.
6 3.8124 2.7742 1.88300 40.76
7 -2.3793 0.0995 1.
8 3.3845 1.3553 1.72916 54.68
9 -1.6841 0.3981 2.14352 17.77
10 -7.9766 0.1294 1.
11 INF 0.5971 1.51800 75.00
12 INF 0.3177 1.
13 INF 0.9951 1.51633 64.14
14 INF 0.0100 1.51000 64.10
15 INF 0.9951 1.61061 50.20
IMG INF 0.
第6実施例
図13は第6実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図14は第6実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第6実施例の対物レンズは、図13に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材K−PSFn214により形成され、アッベ数(νd)は17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
また、この第6実施例における光学部材(レーザーカットフィルタ、赤外カットフィルタ、光学的ローパスフィルタ等)は、第2レンズL2と明るさ絞りASとの間に配置されていて、物体側から順に、第1の光学部材OF1、第2の光学部材OF2となっている。そして、第4レンズL4の像側には、物体側から順に、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図13には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角193.8°で像高比1(像高で1.330)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.330×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図14に示すようになっている。
この第6実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.4383 0.4939 2.17840 33.00
2 0.9162 0.4882 1.
3 -3.3981 0.3952 1.88300 40.76
4 -7.4622 0.0296 1.
5 INF 0.3062 1.51400 75.00
6 INF 0.0296 1.
7 INF 0.3062 1.52287 59.89
8 INF 0. 1.
STO INF 0.0296 1.
10 5.5964 2.6884 1.88300 40.76
11 -2.1240 0.0988 1.
12 3.0670 1.3467 1.72916 54.68
13 -1.7176 0.3952 2.14352 17.77
14 -16.8211 0.7330 1.
15 INF 0.9879 1.51633 64.14
16 INF 0.0099 1.51000 64.10
17 INF 0.9879 1.61061 50.20
IMG INF 0.
第7実施例
図15は第7実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図16は第7実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第7実施例の対物レンズは、図15に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、両凹レンズ(負レンズ)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと負レンズである両凹レンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材K−PSFn214により形成され、アッベ数(νd)は17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
また、この第7実施例における光学部材(レーザーカットフィルタ、赤外カットフィルタ、光学的ローパスフィルタ等)は、第2レンズL2と明るさ絞りASとの間に配置されていて、物体側から順に、第1の光学部材OF1、第2の光学部材OF2となっている。そして、第4レンズL4の像側には、物体側から順に、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図15には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角211.2°で像高比1(像高で1.469)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.469×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図16に示すようになっている。
この第7実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.1535 0.5458 2.17840 33.00
2 1.0714 0.8439 1.
3 -4.5738 0.4367 1.88300 40.76
4 69.2005 0.0328 1.
5 INF 0.3384 1.51400 75.00
6 INF 0.0328 1.
7 INF 0.3384 1.52287 59.89
8 INF 0. 1.
STO INF 0.0328 1.
10 11.7978 2.8645 1.88300 40.76
11 -2.1107 0.1092 1.
12 2.8808 1.5236 1.72916 54.68
13 -1.9423 0.4367 2.14352 17.77
14 20.1858 0.6054 1.
15 INF 1.0917 1.51633 64.14
16 INF 0.0109 1.51000 64.10
17 INF 1.0917 1.61061 50.20
IMG INF 0.
第8実施例
図17は第8実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図18は第8実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第8実施例の対物レンズは、図17に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。これらの内の第1レンズL1は、像側面が非球面となっていて、その非球面形状は光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状である。また、第4レンズL4中の負レンズL4Bは硝材K−PSFn214により形成され、アッベ数(νd)は17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図17には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角209.6°で像高比1(像高で1.482)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.482×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図18に示すようになっている。
この第8実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.6641 0.5506 1.88300 40.76
2$ 0.8911 0.9648 1.
3 -2.6962 1.0823 1.88300 40.76
4 -39.3243 0.0220 1.
STO INF 0.1071 1.
6 4.0415 2.7762 1.88300 40.76
7 -2.7045 0.1101 1.
8 3.5956 1.5016 1.72916 54.68
9 -1.8683 0.4405 2.14352 17.77
10 -7.6667 0.1432 1.
11 INF 0.6608 1.51800 75.00
12 INF 0.3409 1.
13 INF 1.1013 1.51633 64.14
14 INF 0.0110 1.51000 64.10
15 INF 1.1013 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
0.8911 -0.1465
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 -9.6839E-03 2.3249E-02 0.0000E+00 0.0000E+00
第9実施例
図19は第9実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図20は第9実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図、図21は第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。
第9実施例の対物レンズは、図19に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた平凹レンズ(負レンズ)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負レンズである平凹レンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第9実施例の対物レンズにおける非球面は、第1レンズL1の像側の面2の1面のみである。より詳しくは、第1レンズL1の像側の面2(図21中で符号S2により示す)は、基準球面SPとの対比図である図21に示すように、光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状の非球面である。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図19には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角223.3°で像高比1(像高で1.655)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.655×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図20に示すようになっている。
この第9実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 5.0824 0.6147 1.88300 40.76
2$ 1.1040 1.2751 1.
3 -3.4470 1.4429 1.88300 40.76
4 INF 0.0246 1.
STO INF 0.0431 1.
6 INF 3.0753 1.88300 40.76
7 -2.2633 0.1229 1.
8 4.5840 1.6474 1.72916 54.68
9 -2.0610 0.4918 1.92286 18.90
10 INF 0.1598 1.
11 INF 0.7377 1.51800 75.00
12 INF 0.4091 1.
13 INF 1.2294 1.51633 64.14
14 INF 0.0123 1.51000 64.10
15 INF 1.2294 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
1.1040 -0.2300
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 0.0000E+00 0.0000E+00 0.0000E+00 0.0000E+00
第10実施例
図22は第10実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図23は第10実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図、図24は第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。
第10実施例の対物レンズは、図22に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向けた平凹レンズ(負レンズ)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと物体側に凹面を向けた負レンズである平凹レンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第10実施例の対物レンズにおける非球面は、第1レンズL1の物体側の面1、第1レンズL1の像側の面2の2面である。第1レンズL1の像側の面2(図24中で符号S2により示す)は、基準球面SPとの対比図である図24に示すように、光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状の非球面である。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図22には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角で像高比1(像高で1.624)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.624×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図23に示すようになっている。
この第10実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1$ 4.7434 0.6033 1.88300 40.76
2$ 1.0609 1.1593 1.
3 -2.9850 1.3002 1.88300 40.76
4 INF 0.0241 1.
STO INF 0.0562 1.
6 INF 2.8387 1.88300 40.76
7 -2.1613 0.1207 1.
8 4.3297 1.6284 1.72916 54.68
9 -2.0344 0.4827 1.92286 18.90
10 INF 0.0535 1.
11 INF 0.5349 1.51800 75.01
12 INF 0.8311 1.
13 INF 1.3372 1.51633 64.14
14 INF 0.0178 1.51000 63.01
15 INF 0.7132 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S1 ASP RDY K
4.7434 -6.0989
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 1.1705E-02 -1.4349E-03 8.7443E-05 0.0000E+00

S2 ASP RDY K
1.0609 -0.9713
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 9.3600E-02 1.8642E-02 6.8257E-02 0.0000E+00
第11実施例
図25は第11実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図26は第11実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図、図27は第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。
第11実施例の対物レンズは、図25に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、両凹レンズ(すなわち、物体側に凹面を向けた負レンズでもある)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第11実施例の対物レンズにおける非球面は、第1レンズL1の像側の面2の1面のみである。第1レンズL1の像側の面2(図27中で符号S2により示す)は、基準球面SPとの対比図である図27に示すように、光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状の非球面である。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図25には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角で像高比1(像高で1.696)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.696×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図26に示すようになっている。
この第11実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.4007 0.6300 1.88300 40.76
2$ 1.1182 1.0858 1.
3 -5.3310 2.2932 1.88300 40.76
4 4.3741 0.2532 1.
STO INF 0.0738 1.
6 4.8829 3.3994 1.88300 40.76
7 -2.8751 0.1260 1.
8 4.8246 1.8648 1.72916 54.68
9 -1.9824 0.5040 1.92286 18.90
10 -24.3537 0.1638 1.
11 INF 0.7560 1.51800 75.00
12 INF 0.4063 1.
13 INF 1.2600 1.51633 64.14
14 INF 0.0126 1.51000 64.10
15 INF 1.2600 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
1.1182 -0.1045
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 -6.8198E-03 -8.1051E-03 0.0000E+00 0.0000E+00
第12実施例
図28は第12実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図29は第12実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図、図30は第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。
第12実施例の対物レンズは、図28に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、像側に凸面を向けた平凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第12実施例の対物レンズにおける非球面は、第1レンズL1の像側の面2、第2レンズL2の物体側の面3の2面である。第1レンズL1の像側の面2(図30中で符号S2により示す)は、基準球面SPとの対比図である図30に示すように、光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状の非球面である。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図28には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角で像高比1(像高で1.588)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.588×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図29に示すようになっている。
この第12実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.6117 0.5899 1.88300 40.76
2$ 1.1255 1.2292 1.
3$ -2.0754 1.0722 1.88300 40.76
4 -8.1940 0.0214 1.
STO INF 0.0249 1.
6 INF 2.9599 1.88300 40.76
7 -2.0723 0.1180 1.
8 4.3612 1.4876 1.72916 54.68
9 -2.1221 0.4719 2.14352 17.77
10 -13.9888 0.1534 1.
11 INF 0.7079 1.51800 75.00
12 INF 0.3736 1.
13 INF 1.1799 1.51633 64.14
14 INF 0.0118 1.51000 64.10
15 INF 1.1799 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
1.1255 -2.3547
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 1.8660E-01 -5.9059E-02 8.0699E-02 0.0000E+00

S3 ASP RDY K
-2.0754 0.
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 5.5727E-02 8.2060E-03 0.0000E+00 0.0000E+00
第13実施例
図31は第13実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図32は第13実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図、図33は第1レンズの像側面の非球面形状を示す線図である。
第13実施例の対物レンズは、図31に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が17.77である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第13実施例の対物レンズにおける非球面は、第1レンズL1の像側の面2、負メニスカスレンズL4Bの像側の面10の2面である。第1レンズL1の像側の面2(図33中で符号S2により示す)は、基準球面SPとの対比図である図33に示すように、光軸から離れるにつれて負の屈折力が弱くなる形状の非球面である。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図31には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角で像高比1(像高で1.569)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.569×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図32に示すようになっている。
この第13実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.6507 0.5827 1.88300 40.76
2$ 0.9898 1.2497 1.
3 -2.0555 0.8646 1.88300 40.76
4 -36.6954 0.0236 1.
STO INF 0.0238 1.
6 5.4583 2.7623 1.88300 40.76
7 -2.3557 0.1165 1.
8 3.7377 1.6249 1.72916 54.68
9 -1.9660 0.4661 2.14352 17.77
10$ -8.9159 0.1515 1.
11 INF 0.6992 1.51800 75.00
12 INF 0.3711 1.
13 INF 1.1653 1.51633 64.14
14 INF 0.0117 1.51000 64.10
15 INF 1.1653 1.61061 50.20
IMG INF 0.

S2 ASP RDY K
0.9898 -0.9203
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 7.5227E-02 7.5287E-03 9.7190E-02 0.0000E+00

S10 ASP RDY K
-8.9159 0.
AC2 AC4 AC6 AC8 AC10
0.0000E+00 -9.3580E-04 -9.3712E-04 0.0000E+00 0.0000E+00
第14実施例
図34は第14実施例の対物レンズを含む光学系の光路に沿った構成を示す図、図35は第14実施例の対物レンズの球面収差、非点収差、倍率色収差を示す図である。
第14実施例の対物レンズは、図34に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズL1、両凹レンズ(すなわち、物体側に凹面を向けた負レンズでもある)の第2レンズL2、明るさ絞りAS、両凸レンズ(正レンズ)の第3レンズL3、正レンズである両凸レンズL4Aと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4Bとを接合した第4レンズL4から構成されている。第4レンズL4中の負レンズL4Bは、アッベ数(νd)が18.90である。そして、レンズL1,L2が負の屈折力をもつ前群を構成し、レンズL3,L4が正の屈折力をもつ後群を構成している。
この第14実施例の対物レンズは、非球面を用いていない。第1レンズL1の像側の面2は球面であり、面2の最周辺部では面2の法線と光軸とのなす角が90°に近い大きな角度となる。
第4レンズL4の像側には、物体側から順に、上述した光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSGが配置されている。
図34には光線として、光軸PR00、軸上マージナル光線MR、最大画角で像高比1(像高で1.549)に結像する主光線PR10、像高比0.8(像高で1.549×0.8)に結像する主光線PR08を示している。
また、球面収差、非点収差、倍率色収差は、図35に示すようになっている。
この第14実施例の光学系の数値データは、以下に示す通りである。
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数νd
OBJ INF INF 1.
1 4.1149 0.5755 1.88300 40.76
2 1.0202 1.3160 1.
3 -4.1343 1.3153 1.88300 40.76
4 6.1538 0.1637 1.
STO INF 0.0674 1.
6 3.7741 2.9862 1.88300 40.76
7 -3.1660 0.1151 1.
8 3.5610 1.6321 1.72916 54.68
9 -1.9023 0.4604 1.92286 18.90
10 -16.6915 0.1496 1.
11 INF 0.6906 1.51800 75.00
12 INF 0.3510 1.
13 INF 1.1510 1.51633 64.14
14 INF 0.0115 1.51000 64.10
15 INF 1.1510 1.61061 50.20
IMG INF 0.
さらに、本実施形態の対物レンズを用いる内視鏡装置において、例えば図36や図37に示すような構成を適用すると良い。ここに、図36は内視鏡装置の観察画面に画角170°の範囲を識別する指標を表示した例を示す図、図37は内視鏡装置の観察画面に画角180°の範囲を識別する指標を表示した例を示す図である。
すなわち、本実施形態の対物レンズは、画角が180°以上となっており、これは従来の対物レンズ(画角140°あるいは175°等)に比べて広角であるために、この対物レンズを内視鏡装置に適用する場合には、内視鏡装置の観察画面に、画角を識別する指標を、観察を補助するために表示するようにしても良い。ここに、観察画面は、例えば、対物レンズにより結像された像を撮像素子等により撮像し、撮像して得られた画像を観察するために、内視鏡装置のモニタ画面(例えばTV画面)などとして設けられた画面(図36および図37に例示する観察画面MS)である。ただし、観察画面は、これに限るものではなく、対物レンズにより結像された像を、必要に応じて光学的に伝送した後に、光学的に表示する画面であっても構わない。
そして、観察を補助する指標の例としては、図36に示すように、従来の内視鏡の画角である例えば画角170°の範囲を示す指標MK170を観察範囲FOV内に表示することが挙げられる。これにより、従来観察していた画角170°の範囲と、新たに観察可能となった画角170°を超える範囲と、の両方を明確に認識することが可能となる。
また、図37に示すように、例えば画角180°の範囲を示す指標MK180を観察範囲FOV内に表示するようにしても良い。これにより、内視鏡の前方範囲と後方範囲とを明確に認識することが可能となる。
こうした指標の描画法の一例としては、指標生成手段(指標生成部)により指標を電気的に生成し、取得された内視鏡像に重畳する画面表示が考えられる。ここに、指標の重畳は、内視鏡像が撮像して得られた電子画像である場合には電気的に重畳すれば良いし、内視鏡像が光学像である場合には電気的に生成された指標を光学的に表示した後に、内視鏡像に光学的に重畳すれば良い。このような技術を用いれば、指標の表示/非表示を切り替えたり、複数種類の指標を切り替えたり、あるいは複数種類の指標を同時に表示したりすることが容易に可能になるなどの利点がある。
ただし、指標の表示は電気的な技術に限定されるものでは勿論なく、対物レンズを含む光学系自体に指標を付ける技術を採用しても構わない。具体例としては、第1レンズL1に指標を付す例、あるいは像面IMGの付近に配設されている光学部材OF、CCDカバーガラスCG、CCDチップ封止ガラスSG等に指標を付す例、などが考えられる。さらに、これに限らず、その他の技術を用いて指標を表示するようにしても良い。
このような実施形態によれば、内視鏡に好適な、小型で画角が180度以上の広角な対物レンズ、および該対物レンズを備えた内視鏡装置を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本出願は、2009年12月7日に日本国に出願された特願2009−277845号、2010年9月14日に日本国に出願された特願2010−205897号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (5)

  1. 物体側から順に、負の屈折力をもつ前群、明るさ絞り、正の屈折力をもつ後群からなり、
    前記前群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第1レンズ、物体側に凹面を向けた負レンズの第2レンズからなり、
    前記後群は、物体側から順に、正レンズの第3レンズ、正レンズと負レンズが接合された第4レンズからなり、以下の条件式(1)を満足する対物レンズ、
    −0.8<f_F/f_R<−0.3 ・・・(1)
    ただし、
    f_Fは前群の焦点距離、
    f_Rは後群の焦点距離。
  2. 以下の条件式(2)〜(3)をさらに満足する請求項1に記載の対物レンズ、
    −1.5<f_F/FL<−0.5 ・・・(2)
    1.7<Fb/FL<3.5 ・・・(3)
    ただし、
    FLは全系の焦点距離、
    Fbは後側焦点位置(前記第4レンズの最も像側の面から後側焦点までの距離)。
  3. 以下の条件式(4)〜(6)をさらに満足する請求項2に記載の対物レンズ、
    −10<r2a/FL<−2.5 ・・・(4)
    −0.5<L_enp/FL< 0.3 ・・・(5)
    νd<20 ・・・(6)
    ただし、
    r2aは第2レンズの物体側の面の曲率半径、
    L_enpは最大画角での入射瞳位置(第1面からの距離であって、符号は像側に向かってが+方向)、
    νdは第4レンズ中の負レンズのアッベ数。
  4. 請求項1に記載の対物レンズと、
    前記対物レンズにより結像された像を表示する観察画面と、
    を備え、
    前記観察画面に、画角を識別する指標を表示する内視鏡装置。
  5. 前記指標を電気的に生成する指標生成手段をさらに具備し、
    前記指標の前記観察面への表示は、表示/非表示を切り替え可能である請求項4に記載の内視鏡装置。
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