JP4818708B2 - 孔版印刷機における排版装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施形態に係る孔版印刷機10を概略的に示す正面図である。この孔版印刷機10は、画像読取装置11と、製版装置12と、印刷装置13と、給紙装置14と、排紙装置15と、排版装置16等と、を装置本体17に備えて構成されている。
以下、排版装置16について詳細に説明する。
図2は、排版装置16の概略正面図である。排版装置16は、導入ローラ23、巻芯22、巻芯22の支持手段24、読取不可処理手段25、装置フレーム26等を備えている。導入ローラ23は、版胴20(図1)から使用済みのマスタMを剥ぎ取って巻芯22に搬送するものであり、装置フレーム26に上下一対設けられている。そして、上下の導入ローラ23の間に使用済みのマスタMを挟持するとともに、矢印b方向に回転することによって、使用済みマスタMを巻芯22に搬送するようになっている。上側の導入ローラ23には、複数の羽根を放射状に有する掻き込みローラ27が同軸状に設けられている。
以下、上記構成の排版装置16の作用をその効果とともに説明する。
図10は、排版装置16の作用を示す説明図である。印刷を終えた使用済みのマスタMは、版胴20から剥ぎ取られながら、導入ローラ23によって搬送され(図3)、矢印c方向に回転する巻芯22に下側から巻き取られる。マスタMの先端部は、排版装置16に導入されるときにセンサー(検知手段)55によって検知される。
まず第1の動作パターンについて説明する。
マスタMが巻芯22に最大限に巻き取られると、センサー56がマスタMを検知する。この検知に基づいて、装置本体17の操作パネル17B(図8)等に、マスタMが最大に巻き取られたことが表示され、オペレータに報知するようになっている。
次に、第2の動作パターンについて説明する。
この動作パターンは、マスタMが巻芯22に最大限に巻き取られる前であって、オペレータが巻芯22に巻き取られたマスタMを排版装置16から取り出す前(直前)に、読取不可処理手段25を作動するものである。
上記第1実施形態では、第1の動作パターンで、マスタMが巻芯22に最大に巻き取られたことをセンサー56(図10)で検知し、この検知に基づいて読取不可処理を行っていた。第2実施形態では、これに加えて、最終のマスタMの先端部が、図10に示す位置Bに巻き取られたときに、読取不可処理手段25を作動するようになっている。この位置Bは、カッター45のマスタMに作用する位置Aよりもマスタ巻取方向cの下流側の位置である。
第1実施形態では、第1の動作パターンで、マスタMが巻芯22に最大に巻き取られたことをセンサー56で検知し、この検知に基づいて読取不可処理を行っていたが、本実施形態では、更に、次のような条件で読取不可処理を行なっている。
損傷処理部材42のカッター45は、丸刃状に限らず、例えば、図11に示すように構成することができる。カッター45は、外周部に断続的に(周方向に間隔をあけて)複数の刃45Aを備えたものである。刃45Aは、先端が山(三角)形に尖った形状となっており、少なくとも最大限に巻き取られたマスタMの全体の厚さよりも大きい高さTを有している。このカッター45を用いると、巻芯22に巻き取られたマスタMには、マスタ巻取方向に断続的な切れ目が形成され、該切れ目によって読取を不可能にすることができる。
マスタMに断続的な切れ目を形成する手段として、第4実施形態では、図11に示すような特殊な形状のカッター45を用いていたが、これに換えて、カッター45を次のように作動させることもできる。
図12は、本発明の第6実施形態に係る読取不可処理手段25の平面断面図であり、図13は、図12のXIII−XIII矢視図である。本実施形態の読取不可処理手段25は、排版装置16から巻芯22及びマスタMを取り出す動作を利用して、マスタMを損傷させるものである。
図14は、本発明の第7実施形態に係る読取不可処理手段25の斜視図である。本実施形態は、第6実施形態と同様に、排版装置16から巻芯22を取り出す動作を利用してマスタMを損傷させるものである。
本発明は、上記実施形態のほかに、例えば、次のように実施することができる。
(1)図6に示すように、読取不可処理手段25の移動機構43を構成する付勢部材50は、引っ張りコイルバネに限らず、軸51に装着した捻りコイルバネやその他の弾性部材によって構成することができる。
16 排版装置
20 版胴
22 巻芯
25 読取不可処理手段
42 損傷処理部材
43 移動機構
45 カッター
54 逃げ溝
55 センサー(検知手段)
60 カッター
61 カッター
Claims (15)
- 原稿の内容が記録された使用済みのマスタを版胴から剥ぎ取って搬送するとともに、該マスタを巻芯に巻き取って貯留する、孔版印刷機における排版装置において、
前記巻芯に巻き取られたマスタの内容を読み取り不可能な状態に処理する読取不可処理手段を備え、該読取不可処理手段が、巻芯に巻き取られた全てのマスタをまとめて処理するように構成されていることを特徴とする、孔版印刷機における排版装置。 - 前記読取不可処理手段が、前記マスタを処理する処理位置と前記マスタから離反する非処理位置との間で、移動自在に設けられていることを特徴とする、請求項1記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記読取不可処理手段が、所定のタイミングで前記マスタの処理を開始するように構成されており、
前記所定のタイミングが、前記巻芯に前記マスタを最大限に巻き取ったとき以降であることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。 - 前記読取不可処理手段が、所定のタイミングで前記マスタの処理を開始するように構成されており、
前記所定のタイミングが、前記巻芯及び前記マスタを排版装置から取り出す直前であることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。 - 前記読取不可処理手段が、所定のタイミングで前記マスタの処理を開始するように構成されており、
前記所定のタイミングが、前記マスタに対して前記読取不可処理手段が作用する位置よりもマスタ巻取方向の下流側に、前記マスタの先端部が位置しているときであることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。 - 前記マスタを巻芯に巻き取る前に、搬送されているマスタの先端部及び後端部を検知する検知手段を備えており、
前記所定のタイミングが、前記マスタの先端部を前記検知手段によって検出した後に巻芯に巻き取り、その後、マスタの後端部を前記検知手段によって検出したとき以降であることを特徴とする、請求項5記載の孔版印刷機における排版装置。 - 前記マスタの処理が終了するまで、排版装置からの前記巻芯及び前記マスタの取り出しを禁止する、取出規制手段を備えていることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記取出規制手段が作動しているときに前記マスタの処理中であることを報知する、報知手段を備えていることを特徴とする、請求項7記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記読取不可処理手段が、前記マスタに接触して該マスタを損傷させる損傷処理部材を備えており、前記巻芯に、前記損傷処理部材との接触を回避する逃げ溝が形成されていることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記読取不可処理手段が、巻芯に巻き取られたマスタを、巻取方向に断続的に切断する損傷処理部材を備えていることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記巻芯の回転速度が可変設定可能に構成されており、前記読取不可処理手段が前記処理位置にあるときの前記巻芯の回転速度が、前記非処理位置にあるときの巻芯の回転速度よりも遅く設定されていることを特徴とする、請求項2記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記読取不可処理手段が、排版装置からの前記巻芯の取出部位に設けられ且つ該取出部位から巻芯を取り出す動作を利用して前記マスタを損傷させる、損傷処理部材を備えていることを特徴とする、請求項1記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記損傷処理部材が、前記巻芯を軸方向に取り出すことで前記マスタを切断するカッターであることを特徴とする、請求項12記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記損傷処理部材が、前記巻芯を軸心回りに回しながら軸方向に取り出すことで前記マスタを螺旋状に切断するカッターであることを特徴とする、請求項12記載の孔版印刷機における排版装置。
- 前記損傷処理部材が、前記マスタに接触することで熱切断する加熱部材であることを特徴とする、請求項12記載の孔版印刷機における排版装置。
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