JP4818696B2 - タイヤ成型ドラム用剛体セグメントおよびそれを用いたタイヤ成型ドラム - Google Patents

タイヤ成型ドラム用剛体セグメントおよびそれを用いたタイヤ成型ドラム Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ成型ドラムの中心に対して拡縮径変位可能に設けられ、ドラム幅方向に配列された櫛歯を相互に噛合させてドラム周方向に無端状に並べられ、拡径状態においてグリーンタイヤの内面に対応する外側輪郭を形成する剛体セグメントおよびそれを用いたタイヤ成型ドラム(以下、単に、「成型ドラム」もしくは「ドラム」と称す)に関し、特に、リム径対比タイヤ外径が大きなタイヤでも支障なく成型することのできるものに関する。
タイヤを成型するタイヤ成型ドラムとして、一対のビードコアを支承するそれぞれのビードロック手段と、カーカスバンドの中央部を拡径支持し外側輪郭によってグリーンタイヤの内面形状を特定する環状のコア体とを具え、コア体を、互いに周方向に隣接して前記外側輪郭を形成する拡縮径変位可能な複数枚の剛体セグメントで構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このタイヤ成型ドラムによれば、複数枚の剛体セグメントよりなるコア体を具えるので、ベルト部材、トレッド部材、あるいは、サイドウォール部材等のタイヤ構成部材を、膨出したカーカスバンド中央部の外側に組み付けるに際し、これらのタイヤ構成部材をコア体を土台にして正確に組み付けることができ、しかも、コア体は、一対のビードロック手段に対して同一成型ドラムの中心軸上で位置決めされて設けられるので、ビードロック手段によって位置決めされたビードコアに対するこれらの構成部材の貼り付け精度を高いものにして、高精度のタイヤを成型することができるという特長を有する。
さらに、上記のタイヤ成型ドラムを改良したものとして、剛体セグメントの外側輪郭のドラム幅方向中央部に平坦輪郭部を設け、それぞれの剛体セグメントを、この平坦輪郭部の少なくとも一部を形成する複数枚のスペーサと、前記外側輪郭の、これらのスペーサによって形成される部分の幅方向両外側部分を形成するそれぞれのエンドピースとをドラム幅方向に並べて構成し、それらのスペーサを、厚さ方向をドラム幅方向に向けて配置するとともに着脱可能に構成し、それぞれのスペーサの厚さを、単位厚さに対し、ともに同一または相互に異なる、一倍を含む整数倍としてなるタイヤ成型ドラムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
これによれば、タイヤ成型に用いるコア体の幅だけが異なる(厳密に云えば、平坦輪郭部の幅だけが異なる)複数のタイヤサイズのそれぞれに対して、コア体の剛体セグメントを、エンドピースおよびスペーサをこれらのサイズ同士で共有されるものとし、サイズによって定まる平坦輪郭部の幅に応じてスペーサの種類や枚数を適宜選択してこれらを幅方向にならべて構成することにより、サイズに応じて、単位厚さを単位としてコア体の幅を変えることができ、このことにより、サイズ毎に必要な個数だけのコア体を保有しなければならなかった従来のタイヤ成型ドラムに対比して、大幅に少ない数のコア体でこれらのサイズに対応させることができ、また、そのための在庫を大幅に圧縮することができる。
これらのタイヤ成型ドラムに用いられる従来の剛体セグメントを、エンドピースとスペーサとに分割されていないものを例として以下に説明する。図1(a)および図1(b)は、それぞれ、拡径した状態および縮径した状態における、周方向に相互に隣接する2つの剛体セグメント110a、110bを、タイヤ成型ドラムの半径方向外側から見たものを平面に展開した展開図を示し、図2は、剛体セグメント110a、110bを成型ドラムの軸線に直角な面における断面図であり、これらの剛体セグメント110a、110bは、それぞれ、ドラム幅方向に並べられた一対の櫛歯111、112を有し、これらの櫛歯同士(図示の場合、剛体セグメント110aの櫛歯111と剛体セグメント110bの櫛歯112と)を噛合させ合ってドラム周方向に並ぶよう環状に配置されている。
なお、図2において、実線は、拡径した状態の剛体セグメント110a、110bを表し、二点差線は、これらが縮径した状態を表し、R1、R2は、それぞれこの順に、縮径および拡径した状態における剛体セグメント110a、110bの外側輪郭の半径を表す。
図3(a)、図3(b)は、グリーンタイヤを成型する過程におけるこのような剛体セグメント110a、110bを、それぞれ、縮径した状態、および拡径した状態で示す、タイヤ成型ドラムの軸心を含む面に対する断面図であり、これらの図に示すように、隣接する剛体セグメント110a、110bを、それらの櫛歯111、112同士を深く噛合させて縮径することにより、成型ドラムをカーカスバンドCBの内側に挿入することができ、一方、櫛歯111、112の噛合を浅くして、剛体セグメント110a、110bを拡径することにより、グリーンタイヤGTの内側を広い範囲で均等に支持することができる。なお、図3において、Cはカーカスを、Bはビードコアを、そして、71はビードコアBを半径方向内側から位置決めするビードロックセグメントを示す。
国際公開WO2004/012928号パンフレット 特開2005−246844号公報
しかしながら、同じリム径のタイヤであっても、トレッド部の外径が大きくなると、図4に示すように、拡径状態においてトレッド部を支持するためには、その外側輪郭の半径R3を、図2におけるR2よりも大きくする必要があり、その結果、図5に展開図で図示するように、隣接する剛体セグメント110aと110bとの間に、カーカスの、ドラム軸線方向に延在するコードの一部さえも支えることのない、ドラム幅方向に真っ直ぐ延びる周方向隙間部分G(幅d)が生じ、カーカスがこの隙間部分Gに落ち込み、グリーンタイヤの支持が不完全なものとなり、カーカスのコードがその内側にあるインナーライナゴムに食い込み、このことによって、インナーライナに亀裂が入ってしまうインナーライナ割れや、カーカスのコードの不均一に起因するユニフォミティ不良のような製品不良が発生していた。
上記のような周方向隙間部分Gを生じさせないためには、トレッド部外径が大きくなった分だけ櫛歯を長くすればよいが、この場合、タイヤのリム径が変わらないとするとそれに対応するカーカスバンドCBの内径も変わらず、したがって、このカーカスバンドCBの中に成型ドラムを挿入するためには、剛体セグメント110a、110bをそれらの外側輪郭の半径がR1以下となるよう縮径しなければならないのに、実際には、櫛歯が長くなった分だけ相互に干渉してしまって最小径をR1以下にすることができず、このように櫛歯を単に長くするだけでは解決することができない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、同じリム径のグリーンタイヤに対してトレッド部外径が大きなっても、周方向に隣接する剛体セグメントを、成型ドラムをカーカスバンド内に挿入できるよう縮径することができ、かつ、拡径時には、タイヤ成形ドラム幅方向に真っ直ぐ延びる隙間が発生するのを防止して、カーカスを構成するどのコードに対しても確実にこれらを支持することのできる剛体セグメント、および、この剛体セグメントを用いたタイヤ成型用ドラムを提供することを目的とする。
<1>は、タイヤ成型ドラムの軸心を中心にして拡縮径変位可能に設けられ、ドラム幅方向に配列された櫛歯を相互に噛合させてドラム周方向に無端状に並べられ、拡径状態において、グリーンタイヤの内面形状を特定する外側輪郭を形成する剛体セグメントにおいて、
タイヤ成型ドラムの中心軸線を含む断面において、前記外側輪郭は、ドラム幅方向中央部に中心軸線と平行な平坦輪郭部を有し、
前記平坦輪郭部の少なくとも一部を形成する複数枚のスペーサと、前記外側輪郭の、これらのスペーサによって形成される部分のドラム幅方向両外側部分を形成するそれぞれのエンドピースとをドラム幅方向に並べて構成され、それらのスペーサは、厚さ方向をドラム幅方向に向けて配置されるとともに着脱可能に構成され、それぞれのスペーサの厚さを、単位厚さに対し、ともに同一または相互に異なる、一倍を含む整数倍としてなり、
前記エンドピースに設けられた櫛歯の先端がドラムの軸線方向に対して傾斜した角度で並ぶように構成して、先端を他の櫛歯の先端に対してドラム周方向にずらして配置した櫛歯を、成型するグリーンタイヤのショルダ部に対応する前記外側輪郭を形成する部分に配置してなるタイヤ成型ドラム用剛体セグメントである。
<2>は、<1>のタイヤ成型ドラム用剛体セグメントを有するタイヤ成型ドラムである。
<1>によれば、ドラム幅方向に配列された複数の櫛歯のうち、少なくとも1本の先端を、他の櫛歯の先端に対してドラム周方向にずらして配置したので、詳細を後述するように、成型ドラムをカーカスバンド内に挿入できる径まで、相互に干渉することなく縮径することができ、拡径時には、剛体セグメント間に隙間が発生するの防止してカーカスのすべのコードを確実に支持することができる。
また、<1>によれば、先端を、他の櫛歯の先端に対してドラム周方向にずらして配置した櫛歯を、成型するグリーンタイヤのショルダ部に対応する前記外側輪郭を形成する部分に配置したので、ショルダ部におけるカーカスの剛体セグメント間の落ち込みを確実に防止することができ、タイヤの品質を一層高めることができる。
さらに、<1>によれば、複数枚のスペーサと、これらのスペーサドラム幅方向両外側部分に配置されたそれぞれのエンドピースとをドラム幅方向に並べて構成され、スペーサは、厚さ方向をドラム幅方向に向けて配置されるとともに着脱可能に構成され、それぞれのスペーサの厚さを、単位厚さに対し、ともに同一または相互に異なる、一倍を含む整数倍としてなるので、組み付けるスペーサの枚数を変えるだけで、幅の異なるグリーンタイヤに対応するタイヤ成型ドラムを形成することができ、少数のタイヤ成型ドラムに複数のタイヤサイズを対応させることによって、成型ドラムに要する費用を削減することができる。
<2>のタイヤ成型ドラムによれば、上記に説明したタイヤ成型ドラム用剛体セグメントを有するので上述したとおりの効果を奏することができる。
本発明は、剛体セグメントの櫛歯の構成に特徴を有するものであるが、まず、それらの剛体セグメントを拡縮させる部分を含むタイヤ成型ドラム全体について説明する。
図6は、本発明に係る第一の実施形態の剛体セグメントを具えたタイヤ成型ドラム示す展開図である。タイヤ成型ドラム1は、中心軸2上を軸方向に相互に離隔および接近変位される一対のスリーブ3が設けられ、それぞれのスリーブ3の外周面にはスリーブ3の中心軸線上をスリーブ3とは独立に相互に離隔および接近変位されるそれぞれのスライダ4が設けられる。
さらに、それぞれのスライダ4の外周上には、ビードコアを固定支持するビードロック手段7がスライダ4に固定されて設けられ、ビードロック手段7は、環状をなして拡縮する、周方向に互いに隣接した複数のビードロックセグメント71、一端がこれらのビードロックセグメント71にヒンジ連結されたそれぞれのリンク72、各リンク72の他端に連結され、軸方向に変位可能に設けられたビードロックピストン73、および、スリーブ3の外周上に固定されビードロックピストン73を変位させるビードロックシリンダ74を具える。
両ビードロック手段7の間の軸方向中央に半径方向に拡縮され、グリーンタイヤの内面形状を特定する断面蒲鉾状の外側輪郭10aを有するコア体10を一個、配設し、このコア体10を、複数の櫛歯により互いに噛合して環状をなす剛体セグメント50の複数個により構成し、それぞれの剛体セグメント50に、中間部をヒンジ連結した一対のリンク11aよりなるリンク機構11の一端部を連結し、このリンク機構11の他端部を、対をなすそれぞれのスリーブ3に取付け、スリーブ3に、これを変位させる後述のスリーブ往復動駆動手段を取り付ける。このようにして、リンク機構11は、剛体セグメント50を拡縮径変位させる手段として機能する。
また、この成型ドラム1は、左右それぞれのスライダ4にカーカスバンド両側部をビードコア周りに半径方向外側に折返す折返し手段8を設けるとともに、コア体10の半径方向外側に延在しコア体10の周囲の空間を密封してトロイダル状に膨縮変形する、補強ゴム膜からなるセンターブラダ9を具え、このセンターブラダ9の軸方向両側部を、前記ビードロック手段7の軸方向内側のこれに近接する位置で、前記スライダ4の軸方向内側端に固定する。この構成により、センターブラダ9の軸方向両側部は、軸方向同じ側のビードロック手段7と一体になって相互に離隔および接近変位される。
ここで、折返し手段8は、スライダ4に取り付けられた基端部24を中心に揺動するよう設けられた折り返しアーム21の先端に折り返しローラ22、23を首振り可能に取り付けて構成される。
なお、図6(a)は、対をなすビードロック手段7およびコア体10を拡径するとともに、これらのビードロック手段7を近接変位させた状態を表わし、図6(b)は、ビードロック手段7およびコア体10を縮径するとともに、これらのビードロック手段7を離隔変位させた状態を表わす。
一対のビードロック手段7を相互に近接変位させるには、それぞれのスライダ4を相互に近接変位させる。また、ビードロックセグメント71を拡径変位させるには、ビードロックピストン73を軸方向内側に変位させて、リンク72の、ビードロックセグメント71側の端部分を拡径させる。
ここで、一対のビードロック手段7を相互に近接変位させるビードロック往復駆動手段は、ビードロック手段7を搭載したそれぞれのスライダ4にそれらの半径方向内側で連結部材42を介して連結された雌ネジ部材41と、中心軸2内の中空部に設けられ、それぞれの雌ネジ部材41に螺合する左右の雄ネジ部43を有するネジ軸40と、ネジ軸40を回動するネジ軸回動手段(図示せず)とで構成され、ネジ軸40の雄ネジ部43のリードの向きを左右で互いに逆に向けられている。この構成により、ネジ軸回動手段によってネジ軸40を回動することにより、雌ネジ部材41を左右対称に離隔接近変位させて、スライダ4に搭載された一対のビードロック手段7を正確に離隔接近変位させることができる。なお、中心軸2およびスリーブ3には、連結部材42を貫通させるそれぞれの貫通長穴2a、3aが設けられる。
コア体10を拡径させる場合には、スリーブ3の往復駆動手段によりそれぞれのスリーブ3を相互に近接変位させ、それぞれのスリーブ3に連結された一対のリンク11aの端部分を互いに近接変位させる。これによりリンク機構11の剛体セグメント10a側の端部は、剛体セグメント10aとともに拡径変位され位置決め保持される。
これによれば、最大径に拡径した時から縮径時に至る範囲で、センターブラダ9の内周側から、シェーピングされたカーカスバンドをその剛性をもって支持することができ、ベルト部材およびトレッド部材をカーカスバンドの外周側に正確に組み付けることができる。
さらに、拡径途中の位置においては、シェーピングされたカーカスバンドの側面を軸方向内側から剛体セグメント50の側面の剛性をもって支持することができ、カーカスバンド側部を折返す際にこれを確実にビードコアを含むタイヤ構成部材に圧着してビード締まりをよくすることができる。
ここで、図6に示すように、スリーブ3の往復駆動手段は、それぞれのスリーブ3の端部分に形成された、ネジ山の延在方向が左右のスリーブ3で相互に逆向きのネジ部12、それらに螺合するそれぞれのネジブロック13、および、図示しない、スリーブ3とネジブロック13とを相対回転させる回動手段とにより構成することができる。この場合には、中心軸2の端部には、スリーブ3のネジ部12の軸線方向変位を制限するストッパ14が設けられる。
なお、図6において、ネジ部12を雄ネジで、ネジブロック13を雌ネジで構成したが、この逆の組み合わせでも可能である。
これによれば、より簡単で汎用性の高いネジ機構を使用することにより、一対のスリーブ3をタイヤ成型ドラムの中心軸2上で相互に正確に接近又は離隔変位させて、対をなしてそれぞれのスリーブ3に連結されたリンク11aの端部分を相互に近接又は離隔変位させて、リンク11aの剛体セグメント50側の端部分とともに、剛体セグメント50を拡縮変位させることができる。その結果、成型するタイヤのサイズにあわせて、これらの剛体セグメント50を成型ドラム半径方向の任意の位置に、高い精度で位置決め保持することができ、より高い精度でベルト部材やトレッド部材等を組付けることができる。
次に、剛体セグメント50の詳細について説明する。図7は、コア体10を拡縮径させた時の剛体セグメント50の態様を示す図であり、図7(a)は、コア体10を最大径に拡径した時の、隣接する二個のセグメント50を半径方向外側から見た展開図、図7(b)は、コア体10を縮径した時の、これらのセグメント50を半径方向外側から見た展開図、そして、図8は、これを軸線方向から見た側面図である。図7において、ハッチングを付けた部分は、コア体の外側輪郭10aに対応する部分を示し、図8において、実線は最大径に拡径した時の状態を表わし、二点鎖線は縮径時の状態を表わす。また、図9(a)は、剛体セグメント50を示す側面図、図9(b)は、図9(a)におけるb−b断面に対応する断面図であり、また、図10は、この剛体セグメント50の組立て要領図である。
剛体セグメント50は、おのおの、コア体10の外側輪郭10aを形成する部分を複数の櫛歯をコア体幅方向に配列して構成され、隣接するそれぞれの剛体セグメント50の櫛歯が相互に噛合する構造をなしている。剛体セグメント50は、コア体幅方向両端に配置されたそれぞれのエンドピース51と、これらのエンドピース51のコア体幅方向内側に並べられた複数枚のスペーサ52と、エンドピース51およびスペーサ52をコア体幅方向に進退変位可能に支持するベースコラム53と、ベースコラム53のコア体幅方向中央に取り付けられ、前記エンドピース51およびスペーサ52のコア体幅方向位置の基準として機能するセンタピース54と、エンドピース51のそれぞれをベースコラム53に固定するエンドピース固定手段55とを具える。
エンドピース51は、コア体の外側輪郭10aを形成する外側輪郭形成部51mと、コア体幅方向に進退変位可能にベースコラム53に係合する係合部51fとよりなり、外側輪郭形成部51mは、コア体周方向両側のそれぞれに、半ピッチずつ相互にずれた配列でコア体幅方向に並べられた一個以上の櫛歯51tが形成されて構成される。
また、エンドピース51のコア体幅方向両側のそれぞれの端部分は、コア体10の外側輪郭10aの側部を形成するが、櫛歯51tは、コア体10が縮径状態にあるときも周方向に隣接する剛体セグメント50同士で干渉が生じないよう配置されており、それぞれの剛体セグメント50を拡径した状態においては、外側輪郭10aの側部は、コア体幅方向最外部に位置する櫛歯51txのある部分とない部分とが周方向に交互に並んだ構成となるため、この段差をできるだけ小さくすべく、幅方向最外部の櫛歯51txは最小の厚さで構成される。そして、エンドピース51は、この櫛歯51txを、エンドピース本体部51aと一体的にした構造とすることもできるが、別個の側部輪郭部材51bとして、これをエンドピース本体部51aに組み付ける構造としてもよい。
スペーサ52も、コア体の外側輪郭10aを形成する外側輪郭形成部52mと、ベースコラムによる進退変位可能な支持に係る係合部52fとよりなり、外側輪郭形成部52mは、周方向に隣接する剛体セグメント50同士が噛合する櫛歯の一本となるよう構成される。また、どのスペーサ52も単位厚さtを有するとともに、厚さ方向に対称な形状を具え、コア体幅方向に向かって千鳥状に配列される。
ベースコラム53は、コア体幅方向に向いて配置され、剛体セグメント50を拡縮径変位させるリンク11に連結される連結部材53aと、連結部材53aのコア体半径方向外側に取り付けられ断面T字状のコア体幅方向に延在する柱状部材53bとで構成され、柱状部材53bは、エンドピース51およびスペーサ52の係合部51f、52fと係合して、これらのコア体幅方向の進退を案内するとともに支持する案内支持部として機能する。ここで、エンドピース51およびスペーサ52の係合部51f、52fは、柱状部材53bの長さ方向に直交する断面において、柱状部材53bの周囲を、その一部分を除いて取り囲む形状に構成される。
柱状部材53bの長さ方向中間位置に、スペーサ52との係合を解除する切欠き49を柱状部材53bに設けるのが好ましく、このことにより、切欠き部49からスペーサ52の係合部52fを柱状部材53bと直交する方向から進入させることができ、エンドピース51を一旦、ベースコラム53から退出させなくとも、ベースコラム53に対してスペーサ52を進退させることができる。
なお、柱状部材53bの断面形状は、エンドピース51およびスペーサ52の回転を防止するものである限り種々のものを選択することができ、また、ベースコラム53と、エンドピース51もしくはスペーサ52との係合を、ベースコラム側を雄とした上述のものに代えて、ベースコラム53側を雌とする係合とすることもできる。
ベースコラム53は、連結部材53aと柱状部材53bとを連結もしくは一体化した状態において、これらの間に長さ方向両端が閉じたコア体幅方向に延在するT溝56が形成されるよう構成され、このT溝56の中に、この溝壁により回転を拘束されたナット57を配置し、エンドピース51を挟んでこのナット57にボルト58を締め込みことにより、コア体幅方向の所望の位置でエンドピース51をベースコラム53に固定することができる。エンドピース固定手段55は、これらT溝56、ナット57、およびボルト58で構成される。
周方向に配列された剛体セグメント50のそれぞれのセンタピース54は、コア体幅方向中央に位置する櫛歯として、コア体10の外側輪郭10aの一部を形成し、コア体10が縮径した状態において、周方向に隣接する剛体セグメント50のセンタピース54同士で相互に干渉しないよう、それぞれの剛体セグメント50において、コア体周方向一方の側に偏って配置される。
上記のように構成されたコア体10を有するタイヤ成型ドラム1においては、スペーサ52の枚数を変えるだけで、コア体10の幅を変更して内幅の異なるグリーンタイヤの成型に供することができ、グリーンタイヤの内幅が異なるごとにコア体10を保有していた従来の場合に対比して、大幅にコア体の保有個数を減らすことができ、予備のコア体を保管するためのスペースも節約することができる。
このような剛性セグメントにおいて、本発明の特徴部分をなす櫛歯の構造および配列について以下に詳細に説明する。
第一の実施形態の剛体セグメント50は、ドラム幅方向に配列された複数の櫛歯のうち、少なくとも1本の先端を、他の櫛歯の先端に対してドラム周方向にずらして配置したことを特徴とするものであり、図示の例においては、エンドピース51に設けられた櫛歯51tの先端がドラムの軸線方向に対して傾斜した角度で並ぶように構成したものであり、このように配置することによって、縮径時の外側輪郭を変えることなく(縮径時の半径はR1)、カーカスを構成するコードのすべてを支持することができる。もし、これらの櫛歯51tをドラム軸線に対して傾斜させることなく平行に並ぶよう配置した場合には、図7(a)における隙間G(幅d)の部分に位置するコードを支持することができないところ、これらのコードについても、エンドピース51に設けられた櫛歯51tによって支持することができ、カーカスが剛体セグメント50の隙間に落ち込むのを防止することができる。
しかも、隣接する剛体セグメント50の櫛歯51t同士が噛合する深さは、櫛歯51tの先端がドラム軸線に対して傾斜して並ぶよう配置されていても変わることはないので、相互に干渉することなく外側輪郭の半径がR1になるまで縮径することができる。
図11は参考例としての剛体セグメント80をタイヤ成型ドラムの外側から見たものを平面に展開した展開図であり、この参考例の剛体セグメント80は、ドラム幅方向に配列された複数の櫛歯のうち、少なくとも1本の櫛歯を、櫛歯の基端側に位置する一定厚さの広幅基部と、広幅基部より薄い厚さを有し広幅基部の先端部から延長するよう設けられた狭幅先端部とで構成することを特徴とするものであり、図示の例においては、エンドピース81に設けられた櫛歯81tは、櫛歯81tの基端側に位置する一定厚さの広幅基部82と、広幅基部82より薄い厚さを有し、広幅基部82の先端部から延長するよう設けられた狭幅先端部83とよりなり、さらに、好ましくは、縮径時に隣接する剛体セグメント80の櫛歯81tの狭幅先端部83を収納する凹部84が広幅基部82に形成されているのがよい。
以上のような構成とすることにより、縮径時に成型ドラムをカーカスバンド内に挿入できる半径R1まで縮径しても干渉することがなく、しかも、櫛歯の長さを、ほぼ狭幅先端部83の分だけ実質上長くすることによって、より大きな径にまで剛体セグメントを拡径しても、カーカスのコードが落ち込まないようにすることができる。この場合、飛び出した櫛歯81tの先端の並びを、本参考例のように、ドラムの軸と平行な方向に向けてもコードの落ち込みを防止することができるが、次に説明する第の実施形態のようにすることもできる。
図12は、第の実施形態の剛体セグメント90をタイヤ成型ドラムの外側から見たものを平面に展開した展開図であり、この実施形態においては、エンドピース91に配設された櫛歯91tは、ドラム軸線方向に対して傾斜して並べられるとともに、それぞれの櫛歯91tには、基端側に位置する一定厚さの広幅基部92と、広幅基部92より薄い厚さを有し、広幅基部92の先端部から延長するよう設けられた狭幅先端部93とが設けられ、広幅基部82には、縮径時に隣接する剛体セグメント90の櫛歯91tの狭幅先端部93を収納する凹部94が形成される。
この実施形態においては、櫛歯を傾斜することによる周方向隙間部分Gを補填する効果と、櫛歯を狭幅先端部を延長して櫛歯を長くすることによる周方向隙間部分Gを補填する効果との両方によって、より大きなドレッド外径のタイヤに対してもその内側部分を支持することができ、しかも、干渉なく縮径することのできる径を変化させることはないので、同じリム径のタイヤの成型を実現することができる。
以上、エンドピース51、81、91とスペーサ52、82、92とに分解可能に構成された剛体セグメント50、80、90について説明したが、以上のことは、このように分解されない一体型の剛体セグメントにも適用することができ、図13は、このような剛体セグメントの一例を、ドラム半径方向外側から見た展開図であり、図13(a)は、拡径した状態を、図13(b)は縮径した状態を示し、剛体セグメント60は、ドラムの幅方向に2列に並べられた櫛歯61tよりなり、これらの櫛歯61tを、広幅基部62と、その先端部から延長するよう設けられた狭幅先端部63とで構成するとともに、広幅基部62に隣接する剛体セグメント61の狭幅先端部63を収納する凹部64を設け、拡径時には、ドラムの周方向に隣接する剛体セグメント60の櫛歯61t同士の噛合を浅くすることにより、均一に、タイヤの内面を支持する一方、これらの櫛歯61tの噛合を深くして、カーカスバンド内に剛体セグメント60を挿入できる大きさに縮径することができる。
なお、図13に示したものは、第実施形態に対応する一体型剛体セグメントの例であるが、同様にして、第一実施形態および上記参考例についても、一体型剛体セグメントに適用することができる。
本発明は、種々の種類のタイヤを成型するのに適用することができる。
従来の剛体セグメントをドラム半径方向外側からみた展開図である。 図1の剛体セグメントをドラム中心軸線を含む断面で示す断面図である。 グリーンタイヤを成型する過程における、従来の剛体セグメントを、タイヤ成型ドラムの軸心を含む面に対応する断面図である。 従来の剛体セグメントを、外径の大きなタイヤを成型する場合の拡径状態において示す展開図である。 図3の剛体セグメントをドラム中心軸線を含む断面で示す断面図である。 本発明に係る第一の実施形態の剛体セグメントを具えたタイヤ成型ドラム示す展開図である。 第一の実施形態の剛体セグメントを、ドラム半径方向外側からみた展開図である。である。 図7の剛体セグメントを、ドラム中心軸線を含む断面で示す断面図である。 剛体セグメントを示す断面図である。 剛体セグメントを組立分解する際の要領図である。 参考例としての剛体セグメントを、ドラム半径方向外側からみた展開図である。 の実施形態の剛体セグメントを、ドラム半径方向外側からみた展開図である。 実施形態の剛体セグメントの変形した他の参考例を、ドラム半径方向外側からみた展開図である。
符号の説明
1 タイヤ成型ドラム
2 中心軸
2a 貫通長穴
3 スリーブ
3a 貫通長穴
4 スライダ
7 ビードロック手段
8 折返し手段
9 センターブラダ
10 コア体
10a コア体の外側輪郭
11 リンク機構
11a リンク
12 ネジ部
13 ネジブロック
14 ストッパ
21 折返しアーム
22、23 折返しローラ
38 ステッチングローラ38
39 外掴みリング
40 ネジ軸
41 雌ネジ部材
43 雄ネジ部
49 切欠き
50 剛体セグメント
51 エンドピース
51a エンドピース本体部
51b 側部輪郭部材
51f エンドピースの係合部
51m エンドピースの外側輪郭形成部
51t エンドピースの櫛歯
51tx エンドピースの幅方向最外部櫛歯
52 スペーサ
52f スペーサの係合部
52m スペーサの外側輪郭形成部
53 ベースコラム
53a 連結部材
53b 柱状部材
54 センタピース
55 エンドピース固定手段
56 T溝
57 ナット
58 ボルト
59 RFIDタグ59
60 剛体セグメント
61t 櫛歯
62 広幅基部
63 狭幅先端部
64 凹部
71 ビードロックセグメント
72 リンク
73 ビードロックピストン
74 ビードロックシリンダ
80 剛体セグメント
81 エンドピース
81t 櫛歯
82 広幅基部
83 狭幅先端部
84 凹部
90 剛体セグメント
91 エンドピース
91t 櫛歯
92 広幅基部
93 狭幅先端部
94 凹部

Claims (2)

  1. タイヤ成型ドラムの軸心を中心にして拡縮径変位可能に設けられ、ドラム幅方向に配列された櫛歯を相互に噛合させてドラム周方向に無端状に並べられ、拡径状態において、グリーンタイヤの内面形状を特定する外側輪郭を形成する剛体セグメントにおいて、
    タイヤ成型ドラムの中心軸線を含む断面において、前記外側輪郭は、ドラム幅方向中央部に中心軸線と平行な平坦輪郭部を有し、
    前記平坦輪郭部の少なくとも一部を形成する複数枚のスペーサと、前記外側輪郭の、これらのスペーサによって形成される部分のドラム幅方向両外側部分を形成するそれぞれのエンドピースとをドラム幅方向に並べて構成され、それらのスペーサは、厚さ方向をドラム幅方向に向けて配置されるとともに着脱可能に構成され、それぞれのスペーサの厚さを、単位厚さに対し、ともに同一または相互に異なる、一倍を含む整数倍としてなり、
    前記エンドピースに設けられた櫛歯の先端がドラムの軸線方向に対して傾斜した角度で並ぶように構成して、先端を他の櫛歯の先端に対してドラム周方向にずらして配置した櫛歯を、成型するグリーンタイヤのショルダ部に対応する前記外側輪郭を形成する部分に配置してなるタイヤ成型ドラム用剛体セグメント。
  2. 請求項2に記載のタイヤ成型ドラム用剛体セグメントを有するタイヤ成型ドラム。
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