JP4818171B2 - 鉄道車両用駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両用駆動装置に関する。
鉄道車両は近年輸送量が増加し、特に海外での貨物輸送について一度に大量の貨物の輸送が行われており、牽引の動力機関車に対する大出力化のニーズが高まっている。一般に電気機関車用の駆動装置は、主電動機を車軸に対して平行に配置し、主電動機の出力軸端に嵌合させたピニオンと車軸に嵌合させたギアとの噛み合いによって主電動機の回転動力を車軸を伝える構造にしている。
このような構造の鉄道車両用駆動装置では、主電動機軸中心と車軸中心との距離がギアとピニオンとの中心間距離でもあることから、車軸には車軸軸受を設けて主電動機の端部に前記車軸軸受が一定寸法で固定される構造となり、主電動機とギア、ピニオンとが一定の寸法に保たれている。車軸に嵌合されているギアは主電動機からピニオンを介して伝達されるトルクを車軸に伝える。そこで、車軸とギアとの嵌合部は、主電動機に異常が生じて仕様最大トルク以上のトルクが加わっても滑らないようにその直径、嵌合長、締め代が決められている。一方、車輪と車軸との嵌合部は、上記の通り主電動機からピニオン及びギアを介して車軸に伝達されたトルクが車輪に伝わり、その車輪がレール面の摩擦によりレール面上を転走し得る大きさのトルクの伝達に耐えられるように、その嵌合部の直径、嵌合長、締め代が決められている。
これら車軸とギア及び車輪それぞれとの嵌合部の伝達トルクは、締め代が一定の場合、嵌合面の表面積に比例するので、主電動機のトルクが大きくなると、各嵌合部の直径又は嵌合長さも大きくする必要がある。また主電動機の出力トルクが増大すると、主電動機の長さ及び直径も増大することになる。またギアの歯の強度も大きくする必要が生じ、歯幅を大きくする必要がある。
このように、電気機関車の出力を増大させようとすると、主電動機の外形を大きくし、ギアの歯幅も大きくし、さらにはギアと車軸との嵌合部、車輪と車軸との嵌合部も大きくする必要が生じることになるが、他方で、レールの幅(ゲージ)は固定的に決められているので、駆動側車輪と反駆動側車輪とに挟まれたスペースに組み込まれる本駆動装置は、車軸の軸方向長さから制限を受けて所定長以上に長くはできない。そのため、車輪及びギアの嵌合伝達トルクを増大させるためには、必然的に各嵌合部の直径寸法を大きくすることが必要となる。
図6に従来の機関車用駆動装置を示す。この従来の鉄道車両用駆動装置では、車軸101にギア102が嵌合され、さらに車軸101の両端部に車輪103が嵌合されている。主電動機104が、その軸104aが車軸101に平行となるように配置されている。主電動機104は車軸軸受105により車軸101に一定距離を保って固定されている。主電動機104の軸104aの端にはピニオン106が嵌合されていて、車軸軸受105によりギア102とピニオン106の中心間距離が保たれている。ギア102とピニオン106はギアケース107により覆われ、外気から密閉されている。尚、110はジャーナル軸受である。
図7に別の従来例として、大出力機関車用の鉄道車両用駆動装置を示す。この従来の鉄道車両用駆動装置では、大容量の主電動機104が、その軸104aが車軸101に平行となるように配置されている。主電動機104は車軸軸受105により車軸101に一定距離を保つように固定されている。主電動機104の軸104aの端にはピニオン106が嵌合され、車軸軸受105によりギア102とピニオン106の中心問距離が保たれている。ギア102とピニオン106はギアケース107により覆われ、外気から密閉されている。この構造は、図6に示した従来例の構造と同一であるが、この従来例の場合、大容量主電動機104の大きな出力トルクを、ギア102と駆動側車輪108との互いの嵌合面で滑りを生じさせないで伝達できるようにするために、車輪108のボス部108aが車軸101の方向に長く形成されている。そして、車軸101に対するギア102の嵌合は、車輪108の嵌合部が車軸101の軸方向に延長したボス部108aの外周面に嵌合する構造としている。この別の従来例の場合、ギア102のボス部108aとの嵌合長さには変更ないが、嵌合部の直径が大きくなっていることで、その嵌合部の直径が大きい分だけ大きなトルクの伝達を可能にしている。
ところが、この大出力機関車用の鉄道車両用駆動装置の場合、車輪108と車軸101との嵌合は、嵌合全長が長く締め代が大きい構造であるために圧入作業に困難を要し、細心の注意を払う必要があり、嵌合入口に微小なバリやキズなどがあるのを見落としたまま圧入すると嵌合面に傷を生じ、車軸101に損傷が発生することも多い。この車軸101への車輪108の圧入作業は、製造時のみではなく、ユーザでの使用過程においても一定量の車輪の摩耗が生ずると車輪交換を実施することから早いものでは1年程度で引抜き作業と共に行われるため、車輪ボス108aの嵌合長さが長いと不利となる。さらに前述の通り車輪108は一定期間の使用で摩耗交換する部品であり、嵌合ボス部108aの長さが長いことで車輪108の製造コストが高くつくので、車輪交換保守の費用も増大する問題点があった。
特許公開平10−278783 特許公開2003−327117
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、主電動機の大容量化によるトルクの増大に対応してギアと車軸との嵌合部の許容伝達トルクと、車輪と車軸との嵌合部の許容伝達トルクとを確保しながらも、車輪の交換作業でギアまでも取り外すことをなくし、車輪とギアを容易に交換できるようにし、また消耗品である車輪のボス部を小型化して車輪の価格を低減でき、またメンテナンスコストの低減も図れる鉄道車両用駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、車軸の一端にボス部材を嵌合し、前記ボス部材の外周に駆動側車輪を嵌合し、前記車軸の他端に反駆動側車輪を嵌合し、前記ボス部材の外周における、前記駆動側車輪よりも軸中央側の位置にギアを嵌合し、前記両車輪に挟まれた空間に主電動機を、前記車軸と平行に設置し、前記主電動機の軸端にピニオンを嵌合し、前記ピニオンを前記ギアと噛合させた鉄道車両用駆動装置を特徴とする。
本発明によれば、車輪の車軸と嵌合するボス部分を車輪とは分割した構造にすることで、従来では車輪と一体のボス部に嵌合させていたギアを、分割したボス部材の外周に嵌合させることが可能となる。また、従来では車輪のボス部を車軸の軸方向に長く嵌合させなければならなかったが、本発明によれば、ボス部材を車輪から分割したことによってそのボス部材における車輪嵌合用ボス部のみを車輪と嵌合させることができ、車輪はボス部の外周にのみ嵌合させ、しかもその嵌合部分は直径を大きくすることができるので嵌合面積を大きくすることができ、結果的に大きな伝達トルクが得られる。
また、本発明によれば、ボス部材の一半に車輪を嵌合させ、ボス部材の他半にギアを嵌合させる構造にしたことで、車輪交換時の車輪脱着作業は、ボス部材を車軸に嵌合させたままで、ボス部材から車輪単体を取り外すことが可能であり、車輪の交換時にギアも一緒に外す必要がなくなり、このために車輪の交換作業の作業性が格段に向上でき、メンテナンスコストの低減化が図れる。さらに、消耗品である車輪から大きな体積を占めるボス部分が分割され、その部分の消耗は少ないので、外側の車輪部分だけを交換できるので、車輪の価格の低減効果も得られる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1に本発明の第1の実施の形態の鉄道車両用駆動装置を示す。本鉄道車両用駆動装置では、車軸1の一端部に反駆動側車輪3、車軸1の他端部に駆動側車輪9が嵌合されている。主電動機4が、その軸4aが車軸1に平行となるように配置されている。主電動機4は車軸軸受5により車軸1に一定距離を保つように固定されている。主電動機4の軸4aの端部にはピニオン6が嵌合され、車軸1に嵌合されているギア2がこのピニオン6と噛み合うように、車軸軸受5によりギア2とピニオン6との中心間距離が保たれている。ギア2とピニオン6とは共にギアケース7により覆われ、外気から密閉された構造にしてある。
さらに、本鉄道車両用駆動装置では、車軸1の軸方向に長く構成されたボス部材10が車軸1に嵌合されている。このボス部材10は、軸方向の一半の車輪嵌合用ボス部10A、他半のギア嵌合用ボス部10Bと両部間を仕切る仕切部10Cを有し、車輪嵌合用ボス部10Aの外径D、ギア嵌合用ボス部10Bの外径dはD>dに設定してある。この車輪9における車両嵌合用ボス部10Aと嵌合部の直径Dは、主電動機4の大トルクを伝達するのに相応しい適切な大きさに設定してある。また、ギア2におけるギア嵌合用ボス部10Bとの嵌合部の直径dも、主電動機4の大トルクをピニオン6を介して伝達するのに相応しい適切な大きさに設定してある。尚、車輪9,3の外側において、車軸1の両端にはジャーナル軸受20が設けられている。
鉄道車両では、駆動側車輪9、反駆動側車輪3はいずれも走行によりレールとの摩擦により摩耗を生じ、一定期間毎に交換が必要となる。その場合に、本実施の形態では、特に駆動側車輪9の交換の際には、車輪9がボス部材10の車輪嵌合用ボス部10Aに嵌合されていることから、車輪9を車輪嵌合用ボス部10Aから引抜くことで車輪9単体を容易に交換できる。
このように、本実施の形態の鉄道車両用駆動装置によれば、図7に示した従来の大出力機関車用の鉄道車両用駆動装置であれば、車輪108とボス108aとが一体となり、このボス108aにギア102も共に嵌合されている状態では車輪108を単体で引抜くことが不可能であり、しかも車輪108のボス嵌合長さが長いことで、車軸101から車輪108を引抜く作業は困難を要していたことと比較すると、車輪9の交換作業は極めて簡単である。また、車輪9がボス部材10と分割構成にしたことで、消耗品である車輪9を小型化して従来の車輪と比較して安価と製造でき、製造コスト、メンテナンスコスト共に低減できる。
(第2の実施の形態)図2を用いて、本発明の第2の実施の形態の鉄道車両用駆動装置について説明する。本実施の形態では、車軸101の一端にボス部材11を嵌合し、このボス部材11の一半の車輪嵌合用ボス部11Aに駆動側車輪9を嵌合し、ボス部材11の他半のギア嵌合用ボス部11Bにギア2を嵌合している。そして、本実施の形態の場合、車輪嵌合用ボス部11Aの嵌合直径D1と、ギア嵌合用ボス部11Bの嵌合直径d1とはD1<d1の寸法設定にした点が、第1の実施の形態とは異なっている。図2において、本実施の形態における他の構成については、図1に示した第1の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付して示してある。
本実施の形態によれば、車輪1の交換作業時には、図2に示した状態で車輪9を左側方向となる車軸1の外側に引抜くことができ、また、ギア2の交換が必要な場合にも車輪9を外した状態で、ギア2を車輪9と同様に車軸1の左外側方向に引抜くことができる。このため、本実施の形態では、ギア2の交換時においてもボス部材11を車軸1から引抜く必要がなくなり、車輪9の交換作業の容易化と共にギア2の交換作業も容易となる利点がある。
(第3の実施の形態)図3を用いて、本発明の第3の実施の形態の鉄道車両用駆動装置について説明する。本実施の形態では、車軸101の一端部にボス部材12を嵌合させ、このボス部材12の一半の車輪嵌合用ボス部12Aに車輪9を嵌合し、またボス部材12の他半のギア嵌合用ボス部12Bにギア2を嵌合し、さらに、このギア嵌合用ボス部12Bの車軸中央側の端部に突起12Cを形成し、ギア2がこの突起12Cに受け止められてそれよりも車軸軸受5側に入り込まないように位置決めさせている。ギア2の嵌合用穴部分は、このギア嵌合用ボス部12B、突起12Cと嵌合できるように段差のある形状にして、嵌合状態でボス部材12の端面とギア2の側面とが面一になるように設定してある。
尚、図3において、本実施の形態における他の構成については、図2に示した第2の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付して示してある。また、本実施の形態の場合、車輪嵌合用ボス部12Aの嵌合直径D2と、ギア嵌合用ボス部12Bの嵌合直径d2とは第2の実施の形態と同様にD2<d2の寸法設定にして、ギア2の交換が必要な場合にも車輪9を外した状態で、ギア2を車輪9と同様に車軸1の左外側方向に引抜けるようにしている。
本実施の形態によれば、車軸1の一端に嵌合したボス部材12に車輪嵌合用ボス部12A、ギア嵌合用ボス部12Bと共に突起12Cを形成したので、第1の実施の形態の場合と同様に、車輪9の交換作業は極めて簡単であり、消耗品である車輪9を小型化して従来の車輪と比較して安価と製造でき、また、第2の実施の形態の場合のように、ギア2の交換作業も容易となる利点があり、加えて、ギア2の位置決めも正確、かつ容易に行える利点もある。
(第4の実施の形態)図4を用いて、本発明の第4の実施の形態の鉄道車両用駆動装置について説明する。本実施の形態の特徴は、ボス部材13にある。このボス部材13は、第3の実施の形態のように、一半の車輪嵌合用ボス部13Aと他半のギア嵌合用ボス部13B、そして端部の突起13Cにて構成されているが、車輪嵌合用ボス部13Aの外径D3とギア嵌合用ボス部13Bの外径d3とを等しくして(D3=d3)、段差をなくした点が第3の実施の形態とは異なっている。尚、図4において、本実施の形態における他の構成については、図3に示した第3の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付して示してある。
本実施の形態によれば、ギア2は第3の実施の形態の場合と同様に凹凸により圧入方向(軸方向)の位置を決めることができ、さらに車輪9はギア2の側面に密着するまで圧入することで圧入方向の位置を自ずと決めることができ、第3の実施の形態と同様の作用、効果を奏する上に、組み立て作業が第3の実施の形態の場合よりも容易になる利点がある。
(第5の実施の形態)図5を用いて、本発明の第5の実施の形態の鉄道車両用駆動装置について説明する。本実施の形態の鉄道車両用駆動装置では、車軸1の一端部に第4の実施の形態と同様のボス部材13を嵌合し、ギア2と駆動側車輪9を共にボス部材13に嵌合している。そして本実施の形態の特徴として、車軸1の他端の反駆動側車輪15の部分をも分割構造にし、車軸1の他端にボス部材16を嵌合し、このボス部材16における車輪嵌合用ボス部16Aに反駆動側車輪15を嵌合させ、またボス部材16における突起16Bにて車輪15を位置決めする構造としている。尚、図5において、本実施の形態における他の構成については、図4に示した第4の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付して示してある。
本実施の形態では、駆動側車輪9と反駆動側車輪15それぞれにおけるボス部材13、16それぞれに対する嵌合直径D3,D4を同じ寸法D3=D4にしている。これにより、本実施の形態の場合、第4の実施の形態の効果に加えて、駆動側車輪9と反駆動側車輪15とを共用できることから、消耗品である車輪を1種類にできて保守管理が簡素化でき、また車輪の製造においても種類が1種類となることから量産効果によって製造価格を低減できる。
本発明の第1の実施の形態の鉄道車両用駆動装置の断面図。 本発明の第2の実施の形態の鉄道車両用駆動装置の断面図。 本発明の第3の実施の形態の鉄道車両用駆動装置の断面図。 本発明の第4の実施の形態の鉄道車両用駆動装置の断面図。 本発明の第5の実施の形態の鉄道車両用駆動装置の断面図。 従来例の鉄道車両用駆動装置の断面図。 他の従来例の鉄道車両用駆動装置の断面図。
符号の説明
1 車軸
2 ギア
3 車輪
4 主電動機
5 軸受
6 ピニオン
7 ギアケース
9 車輪
10 ボス部
10A 車輪嵌合用ボス部
10B ギア嵌合用ボス部
11 ボス部材
11 ボス部材
11A 車輪嵌合用ボス部
11B ギア嵌合用ボス部
12 ボス部材
12A 車輪嵌合用ボス部
12B ギア嵌合用ボス部
12C 突起
13 ボス部材
13A 車輪嵌合用ボス部
13B ギア嵌合用ボス部
13C 突起
15 車輪
16 ボス部材
16A 車輪嵌合用ボス部
16B 突起

Claims (6)

  1. 車軸の一端にボス部材を嵌合し、前記ボス部材の外周に駆動側車輪を嵌合し、前記車軸の他端に反駆動側車輪を嵌合し、
    前記ボス部材の外周における、前記駆動側車輪よりも軸中央側の位置にギアを嵌合し、
    前記両車輪に挟まれた空間に主電動機を、前記車軸と平行に設置し、
    前記主電動機の軸端にピニオンを嵌合し、
    前記ピニオンを前記ギアと噛合させたことを特徴とする鉄道車両用駆動装置。
  2. 前記ボス部材における前記車輪と嵌合する車輪嵌合用ボス部の外径を、当該ボス部材における前記ギアと嵌合するギア嵌合用ボス部の外径よりも小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用駆動装置。
  3. 前記ボス部材におけるギア嵌合用ボス部の軸中央側端部に突起を設け、
    前記ギアの該当部に前記突起と嵌合する凹部を形成し、
    前記ギア嵌合用ボス部に前記ギアを嵌合させたときに前記突起と凹部とを凹凸嵌合させることで、前記軸方向の互いの凹凸当り面の位置が、前記車軸の軸方向位置でのギアの設定位置に収まるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両用駆動装置。
  4. 前記ボス部材における前記車輪と嵌合する車輪嵌合用ボス部の外径を、当該ボス部材における前記ギアと嵌合するギア嵌合用ボス部の外径と等しくし、かつ当該車輪嵌合用ボス部とギア嵌合用ボス部との間を段差なく連続させたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用駆動装置。
  5. 前記ボス部材における前記車輪と嵌合する車輪嵌合用ボス部の外径を、当該ボス部材における前記ギアと嵌合するギア嵌合用ボス部の外径と等しくし、かつ当該車輪嵌合用ボス部とギア嵌合用ボス部との間を段差なく連続させ、
    前記ボス部材におけるギア嵌合用ボス部の軸中央側端部に突起を設け、
    前記ギアの該当部に前記突起と嵌合する凹部を形成し、
    前記ギア嵌合用ボス部に前記ギアを嵌合させたときに前記突起と凹部とを凹凸嵌合させることで、前記軸方向の互いの凹凸当り面の位置が、前記車軸の軸方向位置でのギアの設定位置に収まるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用駆動装置。
  6. 前記反駆動側車輪の車軸嵌合部において、ボス部と車輪部を分割構造とし、前記嵌合直径及び嵌合長を前記駆動側車輪の前記ボス部材の車輪嵌合用ボス部に対する嵌合直径及び嵌合長と同一寸法としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鉄道車両用駆動装置。
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