JP4817377B2 - 接着剤塗布装置およびこれを備えた製本装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート束状に集積されたシートの端面に接着剤を塗布する接着剤塗布装置に係わり、画像形成装置などから搬出されたシートを束状に部揃えして表紙シートと綴合わせる度製本装置などにおいて熱溶融性の接着剤から放出される異物を効果的に回収する塗布機構の改良に関する。
一般に画像形成装置などで画像形成されたシートを束状に部揃えして表紙シートと綴合わせる自動製本装置は広く知られている。このような製本装置では束状に部揃えしたシート束の背部端面を接着剤で綴合わせる際に、このシート背部を予めシート上に成形した糊シートで接着する方法と液状接着剤を塗布して固化する方法が広く用いられている。
前者の糊テープによる接着方法は、シート束が厚い場合に確実に接着されず落丁を引き起こす技術上の問題と、これと同時に糊テープの製作にコストを要し、製本コストが高くなる問題がある。一方、後者の液状接着剤を塗布する場合には常温で固化する熱溶融性の接着剤を使用し、この接着剤を所定の温度(通常130℃〜150℃)に加熱して液化してシート束に塗布し、塗布後に常温に冷却することによって固化接着している。この接着剤を塗布する装置は例えば特許文献1には画像形成装置で画像形成されたシートを束状に集積し、このシート束の一端面(背部)に接着剤を塗布する接着剤塗布ユニットが開示されている。
同公報には塗布ロールを備えた糊容器に熱溶融性の接着剤を充填し、加熱ヒータで液化した接着剤を塗布ロールでシート束の端面に塗布する。この為塗布位置に静止セットしたシート束に対して糊容器を移動させながらこれに内蔵した塗布ロールで接着剤を塗布する構造が開示されている。このように接着剤を収容した糊容器をシート束の下端縁に沿って移動させて接着剤を塗布する装置構成と、予めシート束の最大サイズ長さより長い糊容器を設け、この容器内に塗布ロールを往復移動させながらシート束の端面に接着剤を塗布する装置構成がそれぞれ知られている。
いずれの装置構成にあっても糊容器には電熱ヒータなどの加熱手段が備えられ、装置起動時には常温固化している接着剤を加熱溶融し、また使用途上では温度低下した接着剤を加熱して所定温度に保持し、更に接着剤が補充された際には同様に加熱して接着剤は所定の温度に温度制御されている。また、この場合一般的に使用される接着剤には合成ゴムを主成分としてその粘性を増大させる粘着性付与剤などの添加物が含まれている。
特開2003−292230号公報
上述のように容器内に収納した固形接着剤を加熱溶融して液化した接着剤をシート束に塗布する場合に、この種の接着剤には粘性促進剤などの添加物が含まれ高温に加熱溶融された際に大気中に蒸発する成分が含まれている。この蒸発成分は装置内或いは装置外部に飛散して周囲の物体に付着し、常温に冷却されると固化して付着物として残る性質がある。これらの付着物の飛散は環境への影響、特にオフィス環境を好適に保つためには好ましくない。
そこで前掲特許文献1には接着剤を収容する容器を移動させてシート端面に塗布することにより容器を小型化し、内部に溶解する接着剤の量を少なくすることが提案されている。このように溶解する接着剤量が少ないと外部に飛散する蒸発成分も抑えられるが、その反面接着剤の補充が頻繁となる問題が発生する。この接着剤の補充の際或いは装置を起動するウォーミングアップ時には固化している接着剤を比較的短時間で溶融し使用可能な接着剤温度に昇温する必要がある。
ところが急速昇温を試みるとゾル状の接着剤を均一に攪拌することが困難であるため接着剤は部分的に加熱され設定温度以上に昇温され蒸発成分も多くなる恐れがある。そこで接着剤の蒸発成分を吸引する手段、例えばバキューム装置を用いることが考えられるが効果的に蒸発成分を吸引するためにはバキューム空間を大きく設定することが必要となり、接着剤の収納容器の移動ストロークが大きく、装置の大型化と塗布処理に時間を要する問題を併発することがある。
そこで本発明は、収納容器に収容された接着剤を所定温度に加熱溶融する際に、接着剤に含有された蒸発物が外部に飛散して付着することが少ない接着剤塗布装置を簡単な構成で安価に提供することをその主な課題としている。
更に本発明は、シート束に接着剤を塗布するために容器を移動する際にその蒸発成分を効率的に集塵することによって装置の小型コンパクト化と塗布処理時間の短縮が可能である接着剤塗布装置及び製本装置の提供をその課題としている。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用する。まず塗布位置に保持したシート束に対して接着剤収納容器をこの塗布位置から離間した退避位置に移動可能に構成する。そして上記退避位置に接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段を配置する。この場合の吸引手段は、例えばバキュームダクトとこのダクト内に吸引ファンと塵埃を濾過するフィルタを内蔵し、ダクトの吸入口を収納容器の退避位置上方に配置して構成する。
また上記構成において塗布位置にセットされたシート束の端面に沿って接着剤収納容器を移動自在に装置フレームに支持し、この接着剤収納容器を上記シート束の端面に沿って往復移動する容器移動手段を設ける。そしてこの容器移動手段は装置起動時に接着剤温度を所定温度に昇温する際(所謂ウォーミングアップ時)に接着剤収納容器を退避位置に移動保持するように構成する。
更に、上記容器移動手段は、シート束の端面に沿って上記接着剤収納容器を、退避位置、待機位置、復帰位置の順に往復動するように構成し、連続してシート束端面に接着剤を塗布する連続塗布動作時は上記待機位置と復帰位置との間で接着剤収納容器を往復動し、装置を起動するとき、及び/又は上記連続塗布動作時に接着剤温度が所定温度以上のときには上記退避位置に接着剤収納容器を移動するように制御する。
また、本発明に係わる製本装置は、排紙口から順次搬出されるシートを束状に集積するシート集積手段と、上記シート集積手段から所定の接着剤塗布位置にシート束を搬送セットするシート束搬送手段と、上記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する塗布手段と、上記塗布手段を備え内部に熱溶融性接着剤を収容する接着剤収納容器と、上記接着剤塗布位置にセットされたシート束の端縁に沿って上記接着剤収納容器を移動する容器移動手段と、上記接着剤塗布位置の下流側に配置され上記シート束の端縁に表紙シートを接合する表紙綴じ手段とを備える。そして上記容器移動手段を上記接着剤塗布位置から離間した退避位置に上記接着剤収納容器を移動するように構成し、この退避位置に上記接着剤収納容器からの接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段を配置する。
本発明は接着剤を収納する容器を塗布位置から離間した退避位置に移動可能に構成し、この退避位置に接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段を配置したものであるから、接着剤を加熱用する際に発生する蒸発成分を吸引手段で吸引処理することが可能であり、接着剤に含有されている浮遊物質が装置内或いは装置外部に放散されて付着することがない。
また、接着剤収納容器を装置起動時のウォーミングアップ時或いは接着剤温度が所定以上高温となったとき容器を退避位置に移動することによって発生する蒸発成分を吸引処理することが可能となり、装置をより小型コンパクトに構成することが出来る。
更に、本発明は塗布位置にセットされたシート束に対して接着剤収納容器を待機位置と復帰位置との間で往復動する際にシート端面に接着剤を塗布するように構成し、この移動領域外に設定した接着剤収納容器の退避位置に吸引手段を配置することによってシートサイズに応じて最適位置に待機位置と復帰位置を設定することが可能となり、より短い移動ストロークでシート束に接着剤を塗布することが可能となり塗布処理を短時間に実行することが出来る。これと同時に蒸発成分の発生し易い装置起動時或いは接着剤温度が所定以上高温に達したときには接着剤収納容器を退避位置に移動して発生する蒸発成分を吸引処理することによって簡単な構造で装置を小型コンパクトに構成することが出来る。
このように本発明は接着剤が含有する蒸発成分を接着剤塗布処理の効率を低減することなく、また接着剤収容容器の移動範囲全域に吸引手段を配置する場合に比べ装置の著しい小型化が可能であるなどの効果を奏する。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる製本装置を備えた画像形成システムの全体構成を示し、図2は製本装置Bの詳細説明図、図3は糊収納容器の構造を示す説明図である。
「画像形成システムの構成」
図1に示す画像形成システムは、画像形成装置(図示のものは複写機)Aと、この画像形成装置Aの排紙口19に連接された製本装置(製本部)Bと、この製本装置Bの下流側に配置された後処理装置(後処理部)Cとから構成され、画像形成装置Aで画像形成されたシートを製本装置Bで自動的に製本仕上げ、或いは後処理装置Cで自動的に後処理するシステムを構成している。そしてこの製本装置Bに本発明に係わる接着剤塗布装置がユニットとして内蔵されている。
まず図1に示す画像形成装置Aについて説明すると、画像形成装置Aはケーシング2内に設けられた画像形成部3と、ケーシング2の上部に搭載された画像読取装置(スキャナユニット)7と、原稿供給装置(ADFユニット)5とから構成されている。ケーシング2には画像形成部3が設けられ、給紙部9から供給される普通紙やOHPシート等のシートに画像を形成する。上記画像形成部3は、感光体ドラム8に光照射手段13で静電潜像を形成し、現像器でトナーを付着して給紙部9から供給されたシート上に転写する。この転写シートは定着器6で定着され排紙口19から搬出される。また、シートの表裏面に画像形成する両面印刷のときは片面に印刷したシートをスイッチバック経路17で表裏反転した後、循環経路18から再び感光体ドラム8に送り裏面に印刷して排紙口19から搬出する。尚図示12はシートの手差し供給口であり、例えば表紙シートなどの厚紙、コーティングシートなどの特殊シートを供給する。
上記ケーシング2の上部には画像読取装置(スキャナユニット)7が配置されている。この画像読取装置7はプラテンに載置した原稿を光電変換素子でスキャンして画像データを画像形成部3のデータ記憶部14に転送する。更に画像読取装置7には上記プラテンに原稿を自動的に給送する原稿供給装置(ADFユニット)5が付設してある。この原稿供給装置5は給紙トレイにセットした原稿を1枚ずつ分離して上記プラテンに自動的に給送する。なお、このような画像形成装置Aは広く用いられ、種々の構造のものが知られているが、図示の静電印刷方式に限らず、スクリーン印刷、インクジェット印刷などの方式が採用可能である。
「製本装置の構成」
上記画像形成装置Aの排紙口19には製本装置Bが付設されている。この製本装置Bは図1に示すように、シートを束状に集積して部揃えする「集積部B1」と、シート束に接着剤を塗布する「接着剤塗布部B2」と、シート束に表紙シートを綴じ合わせる「表紙綴じ部B3」と、装丁シートの周縁を断裁する「トリミング断裁部B4」と、シート束を収納する「収納スタック部B5」とから構成されている。
そして画像形成装置Aの排紙口19に連なるシート搬入経路T1から画像形成されたシートを受け入れ、集積部B1で一連のシートを束状に集積して整合した後、接着剤塗布部B2でこの束状シートの一側縁(背部)に糊付け処理を施し、表紙綴じ部B3で表紙シートと一体に綴じ合わせて冊子状シートを形成する。その後、トリミング断裁部B4でこの冊子状シートの周縁をカットして仕上げ、収納スタック部B5に収納することによって一連の製本処理を施す構成になっている。
製本装置Bは画像形成装置Aの排紙口19に連なるシート搬入経路T1と、この搬入経路T1に連なる中紙搬送経路T2と、表紙シート搬送経路T3を備え、経路切換片27で画像形成装置Aからのシートを振り分け搬送する。また中紙搬送経路T2の下流側には集積部B1を経て製本経路T4が設けられ、この製本経路T4は表紙シート搬送経路T3と交差(図示のものは直交)するように構成されている。
上記集積部B1について説明すると、集積部B1は中紙搬送経路T2の排紙口40に上下段差を形成して配置された集積トレイ42で構成されている。図示の集積トレイ42は排紙口40からのシートを略々水平姿勢で積載収納するように排紙口40の下流側に配置されている。この集積トレイ42にはその上方に搬入ガイドと正逆転可能な搬入ローラと後端規制部材が備えられ、排紙口40からのシートを搬入ガイドでトレイ上に案内し、搬入ローラで搬入するように構成されている。また、後端規制ガイドはシート後端を突き当てて位置規制する突当規制面を備え、特に図示のものは集積されたシート束に後工程で接着剤を塗布する端面を位置決め規制するように配置され、搬入ローラの逆転によってシートを突当規制面に整合する。
上記集積トレイ42には図示しないがシートの側縁を整合する整合手段が設けられ、排紙口40から搬入されたシートを搬送直交方向に幅寄せ規制することによってシート幅方向を整合する。この整合手段は、例えばトレイ上方にシートの左右両側縁と係合する一対の整合部材を設け、シートをセンタ基準で整合するときは左右それぞれの整合部材がシート中央(基準ライン)に向かって同一量往復動するように構成する。またシートを片側サイド基準で整合するときは一方の整合部材を基準位置に固定し、反対側の整合部材を往復移動するように構成する。
上述のように構成された集積トレイ42は図1矢視a方向に上下昇降自在に装置フレームに取付けられ、上方の集積位置P1と下方の搬出位置P2との間で移動する。これは集積トレイ42を集積位置P1からこれと距離を隔てた搬出位置P2に移動し、この搬出位置P2でシート束を搬出するグリップ搬送手段55に引き継ぎ搬送する為である。このように配置することによって装置をコンパクトに構成することが出来、またトレイ上に整合したシート束を整然と整列した状態でグリップ搬送手段55に引き継ぐことが可能となる。この集積トレイ42の下流側には製本経路T4が連設され、この製本経路T4にグリップ搬送手段55が設けられている。
上記グリップ搬送手段55は集積トレイ42上に集積されたシート束を略々水平姿勢から鉛直姿勢に偏向(図1矢視c方向)し、製本経路T4の接着剤塗布位置P3(以下糊塗布位置という)に搬送する。このため、グリップ搬送手段55はシート束の表裏を把持する一対のグリッパ部材と、このグリッパ部材を担持して略々90度旋回するユニットフレーム(図示せず)とで構成されている。ユニットフレームは装置フレームに図1矢視c方向に回転自在に軸承され、図示しない旋回モータによって略々90度旋回するように構成されている。
そしてこのように構成されているユニットフレームに図4に示すようにメイングリッパ55a、55bとサブグリッパ56a、56bで構成されている。メイングリッパ55a、55bはシート束の糊塗布端面(背部;以下同様)を全長に亘って把持するように長尺の板状部材で構成され、サブグリッパ56a、56bはシート束の中央部でメイングリッパ55a、55bに回転軸55cで揺動自在に軸支持されている。このメイングリッパ55及びサブグリッパ56は図示しないグリップモータで圧接及び離間するように構成されている。このようにシート束をメイングリッパ55及びサブグリッパ56で構成したのは両グリッパでシート束を前記集積トレイ42から下流側の糊塗布位置P3に搬送する際、シート束の下端縁のスキュ(曲がり)を矯正するためである。
シート束の下端縁(糊塗布端面)を、メイングリッパを解除した状態で表紙シート搬送経路T3の経路ガイド板57(図4に示す)に突当て、このガイド板に沿って姿勢修正してメイングリッパ55a、55bで把持する。このスキュ修正のため、サブグリッパ56a、56bはシート幅方向に揺動可能にメイングリッパ55a、55bに軸承してあり、また経路ガイド板57は糊塗布するシート束姿勢の基準(後述する糊塗布ローラの移動方向と平行)となるように構成されている。なお、この経路ガイド板57はスキュ修正後製本経路T4から退避するようになっている。
上記グリップ搬送手段55には図示しないが、シート束の厚さを検出する束厚さ検知手段が設けられている。この検知手段は上記メイングリッパ55a、55b又はサブグリッパ56a、56bの可動部材に配置され、グリッパが解除位置(ホームポジション)からシート束の表面に当接するニップ位置に移動する距離を例えばスライダックセンサで検出することによって束厚さを検知する。このように検知されたシート束の厚さ情報は例えばシート束の厚さに応じて後続する糊塗布量を加減するなど後続する動作の制御に使用する。
次に接着剤塗布部B2の構成について説明すると、接着剤塗布部B2は製本経路T4の糊塗布位置P3に配置され、接着剤収納容器(以下糊容器という)と、この容器に内蔵された塗布ロールと、塗布動作のため糊容器をシート束の糊塗布端面に沿って移動する容器移動手段とから構成されている。図3(a)、(b)に示すように、糊容器66はホットメルト糊を収容する容器本体66aと塗布ロール67とから構成され、容器66内に固形接着剤を充填し、この接着剤を加熱溶融して塗布ロール67でシート束に塗布する。容器本体66には例えば電熱ヒータなどの加熱ヒータ(加熱手段)66bが内蔵され、容器内の接着剤を溶融液化する。図示66cは加熱手段を制御するための温度センサである。
上記塗布ロール67は含浸性の耐熱ゴムで形成され、容器本体66aに回転軸67aで回転自在に軸承してある。この回転軸67aにはロール回転モータMRが連結されている。このように構成された糊容器66は装置フレームに設けられたガイドレール68に嵌合支持され、ガイドレール68は前述のグリップ搬送手段55に把持されたシート束の糊塗布端面S1に沿ってこれと平行に配置されている。このように塗布ロール67を内蔵した糊容器66はシート束の糊塗布端面S1に沿って往復動可能に支持され、ガイドレールに沿って張設されたタイミングベルト69に固定されている。このタイミングベルト69にはシフトモータMSが連結してある。従ってこのガイドレール68とタイミングベルト69とシフトモータMSで「容器移動手段」が構成されている。
上記糊容器66はシート束の糊塗布端面S1に糊を塗布する塗布領域L1と、この領域から距離を隔てて離間した退避位置(図示のホームポジションHp)に移動可能に退避領域L2を備えるように構成されている。そしてホームポジションHpと待機位置Wpと、リターン位置Rpとの間でシフトモータMSによって往復移動する。尚ホームポジションHpは装置起動時に糊容器66が位置し、このホームポジションHpに後述する吸引手段70を配置する。上記待機位置Wpは連続して糊塗布する場合に後続するシート束に糊塗布する際に糊容器66を位置付ける。このため待機位置Wpは糊塗布領域L1の近傍にレイアウトすることが好ましい。上記リターン位置Rpも同様に糊塗布領域L1の近傍に配置することが好ましい。
上記糊容器66は待機位置Wpからリターン位置Rpに移動する際に塗布ロール67でシート束の糊塗布端面S1に糊塗布しても良いが、図示のものは糊容器66の往路と復路で糊塗布するようにしている。つまり往路(WpからRpへの移動)では塗布ロール67がシート束の端面S1を押圧してバラけさせ、復路(RpからWpへの移動)では塗布ロール67は糊塗布端面S1に糊を塗布する。この際、シート束が厚いときには塗布量を多く、薄いときには少なくするようにロール表面と糊塗布端面S1との間のギャップを調整している。この糊塗布量の調整は前記グリップ搬送手段55のシート搬送量によって行っている。
本発明は上述の糊容器66のホームポジション位置(退避位置)Hpに以下の吸引手段70を配置したことを特徴としている。前述のように糊容器66は糊塗布領域L1から距離を隔てて退避した退避位置(図示のものはホームポジションHp)に移動可能に構成されている。この退避位置Hpの上方にはホットメルト接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段70が配置されている。この吸引手段70は図5に示すようにフード71と、このフードに連通したダクト72と、ダクト内に配置された吸引ファン73と、フィルタ74とから構成されている。
この吸引手段70は糊容器66内のホットメルト接着剤の蒸発成分を含む塵埃を回収する目的で構成されている。これは糊容器66内に収容されたホットメルト接着剤(例えば熱溶融性合成ゴム)は溶解される際に蒸発成分を発生する。この蒸発成分には接着剤の主成分、或いは添加された粘着調整剤などが微細化されて含まれ、装置内に飛散して内部構成部品、シート束などに付着して汚損、機能劣化などをもたらす。吸引手段70はこの蒸発成分がシート束などに付着する前に効果的に回収する。
このため、フード71は前記退避位置Hpの糊容器66の上面を略々覆う形状で適宜の装置フレームに配置される。従って待機位置Wpでは糊容器66の蒸発成分はフード71に向かって蒸発することとなる。上記フード71にはダクト72が連接され、このダクト72は装置外(外装ケース外部)に通気するか或いは装置内の適宜個所に通気するように構成する。そしてダクト72内には吸引ファン73を内蔵し、この吸引ファン73にはファンモータMfを連結する。またダクト72内には塵埃濾過用のフィルタ74を設ける。
この構成により、ダクト72には吸引ファン73によって吸引する大気流が生じ、前述の蒸発成分を吸引し、フィルタ74で蒸発成分中に含まれる飛散物質を濾過除去することとなる。このフィルタ74はフェルトなどの濾過布で構成し、臭気を除去する場合には活性炭などの濾過物質で構成する。尚、上述の吸引手段70の構成は、必ずしもフード71を設けることなく、糊容器66の上方一部を覆うダクトで強制的に蒸発成分を吸引する構成であっても良く、また吸引ファン73は必ずしもダクト72内に内蔵することなく、例えば装置に冷気(外気)を導入する冷却ファンで兼用することも可能である。
上述のように構成された吸引手段70は次のように制御される。図6(a)乃至(c)は上記吸引手段70の動作状態の説明図であり、図7は吸引手段を作動するフローチャートである。前述のように図示の糊容器66はホームポジションHpと、待機位置Wpとリターン位置Rpとの間で往復動することによってシート束の糊塗布端面S1に接着剤を塗布する構成を示し、各位置設定は前述した通りである。そこで以下に記載する方法で吸引手段70を作動制御する。
(1)待機位置Wpとリターン位置Rpとの間で往復動する糊容器66を糊温度が所定温度以上のときには退避位置Hpに移動して吸引手段70を作動する制御。
前述のように、糊塗布位置P3に連続して給送セットされるシート束に接着剤を塗布する際に、糊温度が予め設定された所定温度以上に達したときには糊容器66を退避位置Hpに移動し、吸引手段70を作動する。その制御は、前記糊容器66に付設した温度センサ66cで「設定温度」以上に達したときに、前記シフトモータMSを制御して糊容器66を退避位置Hpに移動してこの位置に停止する。この容器移動と前後してファンモータMfを起動し、ダクト72に大気の吸引流を生成する。これによって前述の蒸発成分をダクト内に吸引して収集濾過することとなる。同時に吸引ファン73の作動によって糊容器66内の糊温度も冷却される。
上記動作において、糊温度が設定温度以上となったとき塗布動作を中断して糊容器66を退避位置Hpに移動するか、動作終了後に移動するかいずれかは装置構成に応じて設定する。蒸発成分(異臭、異物)の飛散防止を重視する場合は前者を選択し、製本処理の効率を重視するときには後者を選択することが好ましい。また、ファンモータMfの作動時間は図7に示すように糊容器内の接着剤が設定温度以下に温度調整されたとき、これを前記温度センサ66cで検出して糊容器66を所定の動作位置に復帰させる。また、図7と異なり、糊容器66を所定の起動タイミングで例えば待機位置Wpに復帰させるかは装置構成に応じていずれかの方法を選択する。
(2)糊容器66を装置起動時には退避位置Hpに位置させ吸引手段を作動する。
装置起動時、例えば装置電源がONされたとき、前記糊容器66の加熱手段66bで接着剤温度を最適温度に昇温するが、このとき糊容器66を退避位置Hpに移動(図示のものはホームポジションに設定されている)させ、前記温度センサ66cが設定温度以上を検出したとき(オーバヒート状態)、前記ファンモータMfを起動し吸引手段70を作動させる。そして前述の図7に示す制御方法で接着剤が最適温度に冷却された後ファンモータMfを停止し、糊容器66を待機位置Wpに移動する。
尚上述の方法で吸引手段70を作動する際に予め設定された「設定温度」は接着剤の融点より高く、またシート束に塗布する最適温度より高いオーバヒート状態のときに蒸発成分が多い関係で使用する接着剤に応じて予め設定する。
次に表紙綴じ部B3の構成について説明する。製本経路T4には糊塗布位置P3の下流側に表紙綴じ位置P4が設けられ、この表紙綴じ位置P4には表紙シート搬送経路T3が製本経路T4と直交する方向に配置されている。この交差点に位置する表紙綴じ位置P4に背折プレート58a、58bと背当プレート59が配置されている。背折プレート58a、58bは表紙シート搬送経路T3を挟んで左右一対の板状部材で構成され、互いに離反した位置(退避位置)から接した作動位置との間で移動自在に設けられ、図示しないプレスモータMpに連結されている。
また、背当プレート59は表紙シート搬送経路T3から退避した退避位置と経路内に進入した作動位置との間で移動自在に配置され、電磁ソレノイドなどの作動手段(図示せず)に連結されている。そこで前述の塗布ロール67で接着剤を塗布されたシート束は前記グリップ搬送手段55で表紙綴じ位置P4に搬送される。このとき表紙綴じ位置P4には既に表紙シート搬送経路T3から表紙シートが給送セットされている。この構成において上記背折プレート58a、58bを退避位置に、上記背当プレート59を作動位置にそれぞれ位置させた状態で製本経路T4からシート束を表紙綴じ位置P4に移送する。
するとシート束は表紙シートと逆T字状に接合される。このとき上記背当プレート59は表紙シートをバックアップ支持する。次いで上記背折プレート58を退避位置から作動位置に移動すると左右の背折プレート58a、58bは表紙シートの背部をプレス成形する。この過程でシート束に塗布された接着剤は固化し表紙シートとシート束を綴じ合わせる。
次にトリミング断裁部B4の構成について説明する。上述のように表紙シートと冊子状に綴合わされたシート束は前記グリップ搬送手段55によって下流側の折ロール60に送られる。尚このとき前記背当プレート59と背折プレート58a、58bとはそれぞれ退避位置に退避している。製本経路T4には前記表紙綴じ位置P4の下流側に断裁位置P5が設けられ、断裁手段61が配置されている。断裁手段61は製本経路T4の下流側に順次配置された回転テーブル62と、断裁縁プレス手段63と、断裁刃64とで構成されている。回転テーブル62は折りロール60から送られたシート束を把持して方向を偏向し、この姿勢偏向と同時にシート束の下端縁を断裁位置P5に予め設定された断裁代を形成するように搬送する。この為回転テーブル62は旋回モータと昇降モータが備えられている。
上記断裁位置P5には断裁刃64と、これを駆動するカッタモータMcが備えられ、シート束を所定量断裁する。図示の断裁刃64は平刃状カッタで構成され、製本経路T4から退避した待機姿勢と図2に示す断裁姿勢との間で移動可能に装置フレームに支持され、カッタモータMcで往復動する過程でシート束を断裁するように構成されている。
次に収納スタック部B5について説明する。上記断裁刃64の下流側にはシート束を収容するスタッカ65と屑処理トレイ66が配置されている。そして断裁処理されたシート束は排紙ローラ67でボックス状のスタッカ65に収納される。またこのスタッカ65と隣接して屑処理トレイ66が設けられ、上流側の断裁刃64で断裁された紙片屑を収納する。図示100はスイーパ部材で断裁刃64からの紙片屑を屑処理トレイに導くように揺動し、その為の駆動モータ(図示せず)を備えている。
本発明に係わる製本装置を備えた画像形成システム全体構成図。 図1のシステムにおける製本装置の要部を示す説明図。 本発明に係わる接着剤収納容器の内部構造を示し、(a)はその断面図、(b)は(a)と異なる断面図。 図1のシステムにおけるグリップ搬送手段の説明図。 図4の接着剤収納容器をシート束に沿って移動するシフト構造の説明図。 図4の接着剤収納容器の塗布動作及び吸引手段の作動状態を示す説明図であり、(a)は退避位置の状態、(b)は待機位置の状態、(c)はリターン位置の状態を示す。 吸引手段の制御構成を示すブロック図。
符号の説明
B1 集積部
B2 接着剤塗布部
B3 表紙綴じ部
B4 トリミング断裁部
B5 収納スタック部
P1 集積位置
P2 搬出位置
P3 接着剤塗布位置(糊塗布位置)
T1 シート搬入経路
T2 中紙搬送経路
T3 表紙シート搬送経路
T4 製本経路
42 集積トレイ
55 グリップ搬送手段
55a、55b メイングリッパ
56a、56b サブグリッパ
61 断裁手段
66 糊容器
66a 容器本体
66b 加熱ヒータ(加熱手段)
66c 温度センサ
67 塗布ロール
67a 回転軸
68 ガイドレール
69 タイミングベルト
70 吸引手段
71 フード
72 ダクト
73 吸引ファン
74 フィルタ
MR ロール回転モータ
MS シフトモータ

Claims (7)

  1. シート束を接着剤塗布位置に保持するシート束保持手段と、
    上記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する塗布手段と、
    上記塗布手段を備え内部に熱溶融性接着剤を収容する接着剤収納容器と、
    上記接着剤収納容器に収容された接着剤を加熱溶融する加熱手段と、
    上記接着剤収納容器を上記接着剤塗布位置から離間した退避位置に移動する容器移動手段と、
    上記接着剤収納容器に設けられ接着剤温度を検出する温度検出手段と、
    上記退避位置に位置する上記接着剤収納容器の上方に配置され、上記接着剤収納容器からの接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段と、
    を備え、
    上記吸引手段は、上記温度検出手段が検出した接着剤温度が所定温度以上のとき吸引動作を開始することを特徴とする接着剤塗布装置。
  2. 前記吸引手段は、バキュームダクトと吸引ファンと、前記接着剤の蒸発成分を濾過するフィルタとから構成され、
    上記バキュームダクトの吸入口は前記接着剤収納容器の退避位置の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の接着剤塗布装置。
  3. 前記接着剤収納容器は前記シート束保持手段に保持されたシート束に対して移動自在に装置フレームに支持され、
    前記容器移動手段は、上記接着剤収納容器を上記シート束の端縁に沿って往復移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の接着剤塗布装置。
  4. 前記容器移動手段は前記接着剤収納容器を、前記接着剤塗布位置から離間した退避位置とシート束の基端縁に隣接する待機位置とシート束の他端縁に隣接する復帰位置との間で往復移動するように制御され、
    上記接着剤収納容器に備えられた前記塗布手段は上記待機位置と復帰位置との間を往復する過程で前記シート束に接着剤を塗布することを特徴とする請求項に記載の接着剤塗布装置。
  5. 前記接着剤収納容器には内部の接着剤温度を検出する温度検出手段が備えられ、
    前記容器移動手段は装置起動時に接着剤を所定温度に昇温する際は上記接着剤収納容器を前記退避位置に保持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接着剤塗布装置。
  6. 前記容器移動手段は前記接着剤収納容器を前記復帰位置から前記待機位置に移動する際、上記接着剤収納容器内の接着剤温度が所定温度以上のとき前記退避位置に接着剤収納容器を移動した後、待機位置に移動することを特徴とする請求項4に記載の接着剤塗布装置。
  7. 排紙口から順次搬出されるシートを束状に集積するシート集積手段と、
    上記シート集積手段から所定の接着剤塗布位置にシート束を搬送するシート束搬送手段と、
    上記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する塗布手段と、
    上記塗布手段を備え内部に熱溶融性接着剤を収容する接着剤収納容器と、
    上記接着剤収納容器に収容された接着剤を加熱溶融する加熱手段と、
    上記接着剤塗布位置に搬送されたシート束の端縁に沿って上記接着剤収納容器を移動する容器移動手段と、
    上記接着剤収納容器に設けられ接着剤温度を検出する温度検出手段と、
    上記退避位置に位置する上記接着剤収納容器の上方に配置され、上記接着剤収納容器からの接着剤の蒸発成分を吸引する吸引手段と、
    上記接着剤塗布位置の下流側に配置され上記シート束の端縁に表紙シートを接合する表紙綴じ手段と、
    を備え、
    上記吸引手段は、上記温度検出手段が検出した接着剤温度が所定温度以上のとき吸引動作を開始することを特徴とする製本装置。
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