JP4817055B2 - マンモグラフィ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、放射性同位元素であるラジオアイソト−プ(RI)を利用して乳ガン検診を行うマンモグラフィ装置に関し、特に被検体の乳房領域のRI分布画像を撮影するための技術に関する。
従来から乳ガン検診の際に病院等の医療機関で用いられているX線撮影方式のマンモグラフィ装置の場合、被検体の乳房領域の解剖学的情報をもたらすX線透過画像を撮影してX線透過画像の上で異変の有無を調べることによって乳ガン検診が行われる。
ただX線透過画像がもたらす解剖学的情報だけで、十分な乳ガン検診が行えるとは限らない。
そこで、被検体に投与されたRIの体内分布に相応するRI分布画像が撮影できるPET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ)装置を用いて被検体の乳房領域についてのRI分布画像を撮影して乳ガン検診を行うことが考えられる。PET装置によって撮影されるRI分布画像は、解剖学的情報とは観点の異なる生体機能的情報をもたらすので、X線透過画像の上で見逃される乳ガンを発見できる可能性があるからである。
従来のPET装置は、図13に示すように、被検体mが載置される天板91と、天板91が被検体mを載置したまま出入りする開口部(トンネル)92Aを中央に有する大型のガントリ92とが配設されていると共に、図14に示すリングタイプのγ線検出器93、あるいは、図15に示すフラットタイプのγ線検出器94がガントリ92に配備されている。γ線検出器93,94はシンチレータとフォトマルチプライヤ(光電子増倍管)等で構成される(例えば非特許文献1, 2を参照。)。
従来のPET装置によりRI分布画像の撮影が行われる場合、被検体mが天板91に載せられてガントリ92の開口部92Aに進入してきた被検体mに投与されているRIによって生じる511keVのエネルギーのγ線(消滅γ線)がγ線検出器93あるいはγ線検出器94によって検出される。γ線検出器93やγ線検出器94から出力されるγ線検出信号がRI分布画像取得用のエミッションデータとして収集されると共に、収集されたエミッションデータに基づいて再構成処理が行われて断層像タイプないし平面像タイプのRI分布画像が取得される。PET装置の場合、被検体mに投与された11CなどのRIのポジトロンの消滅により同時に発生して反対方向へ向かって進む二つの消滅γ線が、γ線検出器93あるいはγ線検出器94で同時に検出された場合(γ線が同時計数された時)にエミッションデータの収集が行なわれる。
Seminars in Nuclear Medicine,vol.XXXIV,No.2,2004:87-111 J Nucl Med 2003;44:756-769
しかしながら、上記従来のPET装置は、被検体mの乳房領域のRI分布画像を十分な感度で撮影することができないという問題がある。
被検体mが進入するガントリ92は開口部92Aの径が大きく、γ線検出器93あるいはγ線検出器94は被検体mから遠い位置にあってγ線を十分な感度で検出できないからである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体の乳房領域のRI分布画像を十分な感度で撮影することができるマンモグラフィ装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るマンモグラフィ装置は、(A)被検体が乗るベッドに設けられるとともにうつ伏せ姿勢の被検体の乳房領域を受け入れる凹状γ線検出器と被検体の乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器とからなり、被検体に投与されて乳房領域に到来した放射性同位元素によって生じるγ線を検出するγ線検出手段と、(B)前記フラット状γ線検出器を被検体に対して接離する方向に移動させる検出系接離移動手段と、(C)γ線検出手段から出力されるγ線検出信号をRI分布画像取得用のエミッションデータとして収集するエミッションデータ収集手段と、(D)エミッションデータ収集手段により収集されたエミッションデータに基づいてRI分布画像を取得するRI分布画像取得手段とを備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のマンモグラフィ装置によりRI分布画像を撮影する場合、γ線検出手段により、被検体に投与されて乳房領域に到来したラジオアイソト−プであるRIによって生じるγ線が検出されると共に、エミッションデータ収集手段により、γ線検出手段から出力されるγ線検出信号がRI分布画像取得用のエミッションデータとして収集される。そして、RI分布画像取得手段によりエミッションデータ収集手段により収集されたエミッションデータに基づいて被検体の乳房領域のRI分布画像が取得される。
そして、請求項1の発明のマンモグラフィ装置において、γ線検出手段は、被検体が乗るベッドに設けられるとともにうつ伏せ姿勢の被検体の乳房領域を受け入れる凹状γ線検出器と被検体の乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器とからなり、検出系接離移動手段がフラット状γ線検出器を移動させる。この装置により、フラット状γ線検出器を上に移動させておき、被検体をうつ伏せでベッドに乗せた後、フラット状γ線検出器を下に移動させて被検体に近づけておいてから、RI分布画像を撮影する。被検体がうつ伏せでベッドに乗ると自ずと被検体の乳房領域が凹状γ線検出器に受け入れられる。フラット状γ線検出器が被検体の乳房領域に近づけばγ線検出手段で検出されるγ線の量が増加してγ線の検出感度があがることになる。
すなわち、請求項1の発明のマンモグラフィ装置の場合、被検体に投与されて乳房領域に到来した放射性同位元素によって生じるγ線を検出するγ線検出手段のうち、凹状γ線検出器は被検体が乗るベッドに設けられるとともにうつ伏せ姿勢の被検体の乳房領域を受け入れる。また、被検体の乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器を検出系接離移動手段により被検体に対して接近する方向に移動させて被検体の乳房領域に近づけるので、γ線検出手段で検出されるγ線の量が増加してγ線検出手段のγ線検出感度はあがる。
よって、請求項1の発明のマンモグラフィ装置によれば、被検体の乳房領域のRI分布画像を十分な感度で撮影することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマンモグラフィ装置において、被検体に投与される放射性同位元素がポジトロン型の放射性同位元素であって、エミッションデータ収集手段が、反対方向に進む消滅γ線がγ線検出器によって同時に検出された時のγ線検出信号だけをエミッションデータとして収集するものである。
[作用・効果]請求項2の発明の装置の場合、エミッションデータ収集手段が被検体に投与された放射性同位元素から放出されるポジトロンの消滅に伴って生じて反対方向に進む消滅γ線がγ線検出器により同時に検出された時のγ線検出信号だけをエミッションデータとして収集するので、被検体に投与されているポジトロン型の放射性同位元素についてのRI分布画像を撮影することができる。
この発明のマンモグラフィ装置の場合、被検体に投与されて乳房領域に到来した放射性同位元素によって生じるγ線を検出するγ線検出手段のうち、凹状γ線検出器は被検体が乗るベッドに設けられるとともにうつ伏せ姿勢の被検体の乳房領域を受け入れる。また、被検体の乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器を検出系接離移動手段により被検体に対して接近する方向に移動させて被検体の乳房領域に近づけるので、γ線検出手段で検出されるγ線の量が増加してγ線検出手段のγ線検出感度はあがる。
よって、この発明のマンモグラフィ装置によれば、被検体の乳房領域のRI分布画像を十分な感度で撮影することができる。
この発明のマンモグラフィ装置の実施例1を図面を参照しながら説明する。図1は実施例1に係るPET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ)方式のマンモグラフィ装置の全体構成を示すブロック図、図2は実施例1の装置のγ線検出機構まわりの構成を示す側面図、図3は実施例1の装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図、図4は実施例1の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図、図5は実施例1の装置による別の乳ガン検診状況を示す斜視図である。
実施例1のマンモグラフィ装置では、図1〜図5に示すように、被検体mの乳房領域maを間にして対向する第1γ線検出器1および第2γ線検出器2が、被検体mに投与されて乳房領域maに到来した放射性同位元素(RI)によって生じるγ線を検出するγ線検出機構3を構成している。第1γ線検出器1および第2γ線検出器2は、入射γ線を光に変換するシンチレータと、このシンチレータから放出される光を電気に変換して出力する縦横に設置されたフォトマルチプライヤとを備えたフラットタイプの2次元検出器である。また第1γ線検出器1と第2γ線検出器2の前側に吸収補正用のトランスミッションデータを収集する際に放射線を照射する外部放射線源4が設置されている。
実施例1の装置は、天井UWに沿って配設されている固定レール部材5および可動レール部材6と、固定レール部材5や可動レール部材6に沿ってγ線検出機構3を搬送する検出系搬送機構7を備えている。固定レール部材5は、図2に示すように、水平に延びるXa軸と平行な方向へレールが延びる向きで天井UWに直に取り付けられている。可動レール部材6は、図3に示すように、Xa軸と直交する向きに水平に延びるYa軸と平行な方向へレールが延びる向きで固定レール部材5の下側に移動可能に吊り下げられている。
検出系搬送機構7は、可動レール部材6を吊り下げたままで固定レール部材5に案内されながら走行する第1走行部8と、γ線検出機構3を保持する検出系保持ロッド10を吊り下げたままで可動レール部材6に案内されながら走行する第2走行部9とを有している。そして、第1走行部8の場合、車輪駆動部8Aが作動して車輪8Bが回転するのに伴って第1走行部8は可動レール部材6ごと固定レール部材5の上をXa軸と平行な方向へ走行する。第2走行部9の場合、車輪駆動部9Aが作動して車輪9Bが回転するのに伴って第2走行部9は検出系保持ロッド10を可動レール部材6の上をYa軸と平行な方向へ走行する。したがって、第1走行部8の走行によって検出系保持ロッド10がXa軸と平行な方向へ移動し、第2走行部9の走行によって検出系保持ロッド10がYa軸と平行な方向へ移動する。
γ線検出機構3は検出系保持ロッド10の下端側に取り付けられて保持されている。したがって、第1走行部8の走行により検出系保持ロッド10が移動するのに伴ってγ線検出機構3はXa軸方向に搬送され、第2走行部9の走行により検出系保持ロッド10が移動するのに伴ってγ線検出機構3はYa軸方向に搬送される。こうして、γ線検出機構3が搬送されると撮影場所が水平方向に変化することになる。
また実施例1の装置は、γ線検出機構3を昇降させる検出系昇降機構11を備えている。検出系保持ロッド10は筒状の外側ロッド10Aと内側ロッド10Bとからなり、外側ロッド10Aの上端が第2走行部9に固定されており、内側ロッド10Bは外側ロッド10Aに上下方向に移動可能に内挿されている。そして、検出系昇降機構11は、内側ロッド10Bの側に設置されたラック11Aと外側ロッド10Aの側に設置されたピニオン11Bおよび電気モータ11Cを有していて、電気モータ11Cの回転によってピニオン11Bが回るのに連れてピニオン11Bと噛み合っているラック11Aが移動すると、内側ロッド10Bが上または下に移行し、図2に示すように鉛直に延びるZa軸の方向にγ線検出機構3が昇り降りする。γ線検出機構3が昇降すると撮影場所が上下方向に変化することになる。
一方、γ線検出機構3は検出系回転機構12および検出系取着部材13を介して検出系保持ロッド10の下端部に取り付けられている。検出系回転機構12は中心軸がXa軸に合致している水平軸部材12Aと水平軸部材12Aを中心軸を回転軸として回す電気モータ12Bとを有していて、水平軸部材12Aの先端にγ線検出機構3が検出系取着部材13ごと取り付けられており、電気モータ12Bが回転して水平軸部材12Aが回るのに伴って、γ線検出機構3が検出系取着部材13ごとXa軸まわりに回転する。
このように、γ線検出機構3が回転すると撮影方向を変化させられる。例えば、図4に示すように、被検体mの乳房領域maを上下方向から撮影できるだけでなく、γ線検出機構3を90°回転させて、図5に示すように、被検体mの乳房領域maを前後方向から撮影することもできる。図5のように前後方向から撮影する時は、乳房領域maの端縁である脇の付け根も含めて撮影できる。
なお、検出系搬送機構7は搬送制御部14からオペレータの操作や予め設定されたプログラムに応じた搬送制御データを受けながらγ線検出機構3を搬送する。検出系昇降機構11は昇降制御部15 からオペレータの操作や予め設定されたプログラムに応じた昇降制御データを受けながらγ線検出機構3を昇降する。検出系回転機構12は回転制御部16からオペレータの操作や予め設定されたプログラムに応じた回転制御データを受けながらγ線検出機構3を回転させる。
さらに、搬送制御部14はγ線検出機構3の搬送の為の搬送制御データをγ線検出機構3の搬送位置を示す搬送位置データとして送出する。昇降制御部15はγ線検出機構3の昇降の為の昇降制御データをγ線検出機構3の上下位置を示す上下位置データとして送出する。回転制御部16は、γ線検出機構3の回転の為の回転制御データをγ線検出機構3の回転位置を示す回転角度データとして送出する。
また、実施例1の装置は、図1に示すように、γ線検出機構3の後段に、エミッションデータ収集部17とトランスミッションデータ収集部18と吸収補正部19とRI分布画像取得部20が配備されている他、RI分布画像や装置の操作メニューなどを表示する表示モニタ21や、装置の稼働に必要なデータや指令などを入力する操作部22などが配備されている。
エミッションデータ収集部17は、第1,第2の両γ線検出器1,2から出力されるγ線検出信号をRI分布画像取得用のエミッションデータとして収集する。加えて、エミッションデータ収集部17の場合、被検体mに投与された放射性同位元素から放出されるポジトロンの消滅に伴って生じて反対方向に進む消滅γ線が第1,第2の両γ線検出器1,2により同時に検出された時のγ線検出信号だけを、エミッションデータとして収集する。
つまり、反対方向に進む消滅γ線のうちの一方のγ線が第1γ線検出器1で検出されると同時に、他方のγ線が第2γ線検出器2で検出された時のγ線検出信号だけがエミッションデータとして収集される。被検体mに投与されるポジトロン型のRIとしては、11C,13N,15O,18Fなどが挙げられる。つまり、実施例1の装置はPET方式のマンモグラフィ装置である。
トランスミッションデータ収集部18は、外部放射線源4による被検体mへの放射線の照射に伴って第1,第2の両γ線検出器1,2から出力される放射線検出信号を、吸収補正用のトランスミッションデータとして収集する。
吸収補正部19は、エミッションデータ収集部17で収集されたエミッションデータをトランスミッションデータ収集部18で収集されたトランスミッションデータを用いて吸収補正する。
RI分布画像取得部20は、吸収補正されたエミッションデータに加えて第1,第2の両γ線検出器1,2についての搬送位置データと上下位置データおよび回転角度データなどに基づき再構成処理を行って断層像タイプのRI分布画像や平面像タイプのRI分布画像を取得する。表示モニタ21は画面にRI分布画像取得部20で取得されたRI分布画像を映し出す。
なお、主制御部23は、コンピュータとその動作プログラムを中心に構成されており、操作部22から入力される指令や撮影の進行状況に応じて、各部に命令やデータを送出して装置を正常に稼働させる役割を果たす。
加えて、実施例1の装置は、図3に示すように、第1,第2の両γ線検出器1,2からなるγ線検出機構3を被検体mに対して接離する方向に移動させる検出系接離移動機構24を備えている。具体的には、図3に示すように、検出系接離移動機構24は検出系取着部材13に設置された電気モータ24Aおよび電気モータ24Aにより回転する棒ネジ24Bを各γ線検出器1,2ごとに有しており、各γ線検出器1,2の係止部1a,2aが各棒ネジ24Bに螺合していて、棒ネジ24Bが回転して係止部1a,2aが各棒ネジ24Bに沿って移動するのに伴って両γ線検出器1,2が同時に等距離だけ近づく向きに前進したり、逆に両γ線検出器1,2が同時に等距離だけ遠ざかる向きに後退する構成とされている。
実施例1の装置により乳ガンの検診を行う場合、第1,第2の両γ線検出器1,2を遠ざかる向きに後退させておいて、図4あるいは図5に示すように、第1,第2の両γ線検出器1,2が被検体mの乳房領域maを間にして対向する状態にしてから、検出系接離移動機構24を作動させて両γ線検出器1,2を被検体mに近づく向きに前進させる。第1,第2の各γ線検出器1,2を被検体mに接近させるとγ線の検出範囲が広がり、実質的にγ線検出器1,2からなるγ線検出機構3のγ線検出感度がアップする。
なお、検出系接離移動機構24は近接移動制御部25からオペレータの操作や予め設定されたプログラムに応じた近接制御データを受けながらγ線検出機構3を移動させると共に、近接移動制御部25は近接制御データをγ線検出機構3の位置変動データとして送出する。
実施例1の装置の場合、検出系接離移動機構24によるγ線検出機構3の移動が電動であるが、検出系接離移動機構24によるγ線検出機構3の移動は手動で行われる構成であってもよい。
以上に詳述したように、実施例1の装置の場合、被検体mに投与されて乳房領域maに到来した放射性同位元素によって生じるγ線を検出するγ線検出機構3を検出系接離移動機構24により被検体mに対して接近する方向に移動させて被検体mの乳房領域maに近づけられるので、γ線検出機構3で検出されるγ線の量が増加してγ線検出機構3のγ線検出感度があがる。
よって、実施例1のマンモグラフィ装置によれば、被検体mの乳房領域maのRI分布画像を十分な感度で撮影することができる。
なお、実施例1の装置の場合、装置の機械的原点に対するγ線検出機構3の位置と向きは、搬送制御部14から送出される搬送位置データと、昇降制御部15から送出される上下位置データと、回転制御部16から送出される回転角度データと、近接移動制御部25から送出される位置変動データとにしたがって定まる。
つまり、実施例1の装置では、装置の機械的原点に対するγ線検出機構3の位置と向きが変化しながら撮影が進行することにもなるので、以下に、装置の機械的原点に対するγ線検出機構3の位置と向きが変化する時の再構成アルゴリズムについて説明しておく。
γ線検出機構3を構成する第1,第2の各γ線検出器1,2は、図6および図7に示すように、微小なγ線検出素子a,bの集合体であり、両γ線検出器1,2の間に装置の機械的原点OMを起点とするベクトルVCで規定される中心座標OCを有する画像再構成領域Sが設定される。装置の機械的原点OMから各γ線検出器1,2の中心座標OA,OBに至るベクトルVA,VBは上述の搬送位置データと回転角度データおよび位置変動データとに基づいて求められる。γ線検出器1,2の中心座標WA,WBからγ線検出素子a,bに至るベクトルWA,WBはγ線検出器1,2におけるγ線検出素子a,bのアドレス(座標)に基づいて求められる。
したがって、被検体mから放出されたγ線が同時計数される現象(以下、適宜「イベント」と略記)が起こった場合、装置の機械的原点OMからγ線を同時検出したγ線検出素子a,bに至るベクトルuA,uBも次の式(1)および式(2)にしたがって求められる。
uA=VA+WA ・・・・(1)
uB=VB+WB ・・・・(2)
一方、被検体mから放出されたγ線が同時計数される現象(イベント)が起こった場合、γ線を検出したγ線検出素子a,bのアドレス対データ、および、γ線を検出したγ線検出素子a,bについてのベクトルuA,uBのアドレス対データがイベント毎にリストモード型データとして収集記憶される。
他方、リストモード型データとして収集記憶されたベクトルuA,uBのアドレス対データから、γ線を同時検出したγ線検出素子a,bを結ぶ直線LOR(Line of Response)がイベント毎に求められる。ポジトロン放出種は直線LORの上に存在する。
ベクトルuAはリストモード型データとして保存されたγ線検出機構3としてのγ線検出器1,2の位置および向きの情報と次の式(3)にしたがって求められる。なお、γ線検出器1,2の位置および向きのデータは変化があった時だけタグ情報として保存されるようにしてもよい。
uA=RX ・RY ・RZ ・T・WA ・・・・(3)
但し、以下に示すように、RX ,RY ,RZ は装置の機械的原点OMを原点として互いに直交するX軸,Y軸,Z軸まわりのγ線検出器1,2の回転、TはX軸,Y軸,Z軸の各方向の位置(すなわちVA)である。
また、ベクトルuBもベクトルuAの場合と同様にして求めることができる。
Figure 0004817055
このように、γ線を同時検出したγ線検出素子a,bを結ぶ直線LOR(Line of Response)がイベントごとに求められる場合については、逐次近似型のリストモード再構成アルゴリズムが適用される〔例えばJ Reader et al 1998 Phys.Med Bial.43 835-846 (非特許文献)を参照〕。このリストモード再構成アルゴリズムの画像の更新式は(4)式の通りである。(4)式の更新式が繰り返されることでRI分布画像が求まる。
Figure 0004817055
ここで、fk j はk回目の反復における画素jの画素値、aijは画素jから出たγ線がLORiに検出される確率、Mは測定されたイベントの数、Iは本撮像条件(検出器配置)における全LORの数である。
なお、実施例1の装置に適用される画像再構成アルゴリズムで用いられる更新式は(4)式に限られるものではない。
さらに実施例1の装置の場合、画像再構成領域Sの中心座標OCは第1,第2の両γ線検出器1,2の中点にとられる。またγ線検出機構3はXa軸の1軸まわりに回転するだけであるので、β=0であって、γ=0であり、その結果、(3)式中のRY ,RZ は、いずれも次の式(5)となる。
Figure 0004817055
次に、この発明のマンモグラフィ装置の実施例2を図面を参照しながら説明する。図8は実施例2に係るPET方式のマンモグラフィ装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図、図9は実施例2の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図である。
実施例2のマンモグラフィ装置では、図8および図9に示すように、被検体mの乳房領域maを取り囲む第1〜第4の4個のγ線検出器27〜30が、被検体mに投与されて乳房領域maに到来した放射性同位元素(RI)によって生じるγ線を検出するγ線検出機構26を構成している他は、実施例1の装置と同一であるので、相違する点のみを説明し、共通する点の説明は省略する。
第1〜第4のγ線検出器27〜30は、それぞれ円筒を縦に4等分割した形状を有しており、図8中に矢印で示すように、各γ線検出器27〜30が被検体mに対して接離する方向に移動可能となっていて、図8に実線で示すように、各γ線検出器27〜30が被検体mに対してもっとも接近する位置まで移動すると、図9に示すように、γ線検出機構26の全体が円筒形になる。
したがって、実施例2の装置は、第1〜第4のγ線検出器27〜30からなるγ線検出機構26を被検体mに対して接離する方向に移動させる検出系接離移動機構31を備えている。具体的には、図8に示すように、検出系接離移動機構31は検出系取着部材13に設置された電気モータ31Aおよび電気モータ31Aにより回転する棒ネジ31Bを各γ線検出器27〜30ごとに有しており、各γ線検出器27〜30の係止部27a〜30aが各棒ネジ31Bに螺合していて、電気モータ31Aの回転で棒ネジ31Bが回転して係止部27a〜30aが各棒ネジ31Bに沿って移動するのに伴って全γ線検出器27〜30が同時に等距離だけ近づく向きに移動したり、逆に全γ線検出器27〜30が同時に等距離だけ遠ざかる向きに移動したりする構成とされている。
実施例2の装置により乳ガンの検診を行う時は、第1〜第4のγ線検出器27〜30を図8中に一点鎖線で示すように、互いに遠ざかる向きに移動させた状態でγ線検出機構26を被検体mの乳房領域maにあてがっておいてから、全γ線検出器27〜30を被検体mの方に移動させてできるだけ近づけてRI分布画像を撮影する。
図10は、実施例2の変形例に係るマンモグラフィ装置のγ線検出器の動きを示した正面図である。上記の実施例2では、γ線検出器27〜30を被検体m(乳房領域)に近づけていくと、γ線検出器27〜30が相互に干渉するので、図8に実線で示した状態(円筒形状態)よりも被検体に近づくことはできない。これに対して、図10に示した変形例では、γ線検出器27〜30を被検体(乳房領域)に対して接離する方向に移動させる検出系接離移動機構の他に、γ線検出器27〜30を正面視して接離方向に対して直交する方向に移動させる検出系スライド移動機構(図示せず)を備えている。検出系スライド移動機構は、例えば、図8に示した検出系接離移動機構31をベース板に搭載し、このベース板を接離方向と直交する方向に配設した、検出系接離移動機構31と同様のネジ送り機構で駆動することにより、容易に実現することができる。このように構成することにより、図10(a)の円筒形状態から図10(b)に示すように、γ線検出器27〜30の相互の干渉を避けてγ線検出器27〜30を被検体に一層接近させることができる。
次に、この発明のマンモグラフィ装置の実施例3を図面を参照しながら説明する。図11は実施例3に係るPET方式のマンモグラフィ装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図、図12は実施例3の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図である。
実施例3のマンモグラフィ装置では、図11および図12に示すように、うつ伏せ姿勢の被検体mの乳房領域maを受け入れる凹状γ線検出器33と被検体mの乳房領域maの乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器34とが、被検体mに投与されて乳房領域maに到来した放射性同位元素(RI)によって生じるγ線を検出するγ線検出機構32を構成している他は、実施例1の装置と実質的に同様の構成であるので、相違する点のみを説明し、共通する点の説明は省略する。
図12に示すように、乳ガン検診を受ける際に被検体mがうつ伏せで乗るベッドBDは、被検体mの乳房領域maに対応するところが途切れて空隙になっており、ベッドBDの空隙の間に凹状γ線検出器33が固定されていて、ベッドBDに被検体mがうつ伏せで乗ると自ずと被検体mの乳房領域maが凹状γ線検出器33に嵌まり込んで受け入れられる構成とされている。
一方、γ線検出機構32の上部を構成する方のフラット状γ線検出器34は、ベッドBDに基端が固定されている逆L字状支持アーム35により凹状γ線検出器33の上方に垂直に保持されている検出系保持ロッド36の下端側に設置されていて、被検体mに対して接離する方向に移動可能となっている。したがって、実施例3の装置は、γ線検出機構32の上部であるフラット状γ線検出器34を被検体mに対して接離する方向に移動させる検出系接離移動機構37を備えている。
具体的には、図11に示すように、検出系保持ロッド36が筒状の外側ロッド36Aと内側ロッド36Bとからなり、内側ロッド36Bが外側ロッド36Aに上下方向へ移動可能に内挿されている。外側ロッド36Aは逆L字状支持アーム35に取り付けられていて、内側ロッド36Bの下端にフラット状γ線検出器34が取り付けられている。そして、検出系接離移動機構37は、内側ロッド36Bの側に設置されたラック37Aと外側ロッド36Aの側に設置されたピニオン37Bおよび電気モータ37Cを有していて、電気モータ37Cの回転によってピニオン37Bが回るのに連れてピニオン37Bと噛み合っているラック37Aが移動すると、内側ロッド36Bが上または下に移行し、フラット状γ線検出器34が被検体mに対して近づいたり離れたりする。
実施例3の装置により乳ガンの検診を行う時は、フラット状γ線検出器34を上に移動させておき、被検体mをうつ伏せでベッドBDに乗せた後、フラット状γ線検出器34を下に移動させて被検体mに近づけておいてから、RI分布画像を撮影する。
なお、ベッドBDの表面に被検体mの形に合った凹みを形成しておけば、うつ伏せでベッドBDに乗せられた被検体mの安定度が高まる。
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例1〜3の装置は、PET方式のマンモグラフィ装置であったが、この発明はSPECT方式などPET以外の方式にも適用できる。
(2)実施例1の装置は、γ線検出機構3が天井に配設されたレール部材に沿って搬送される天井走行型であったが、この発明は、γ線検出機構3が床に配設されたレール部材に沿って搬送される床走行型にも適用できる。
(3)実施例1の装置の場合、γ線検出機構3の位置と向きが搬送制御部14から送出される搬送位置データと、昇降制御部15から送出される上下位置データと、回転制御部16から送出される回転角度データと、近接移動制御部25から送出される位置変動データとにしたがって定まる構成であったが、γ線検出機構3の位置と向きを磁気式センサーや光学式センサを利用して計測する構成であってもよい。
磁気式センサーを利用する場合、例えば、γ線検出機構3に直交3軸方向に向けて電波を発信する発信器を取り付け、床側の3箇所に各1個の受信器を配置しておき、3個の受信器から出力される受信信号にしたがってγ線検出機構3の位置と向きを求める構成とする。
光学式センサーを利用する場合、例えば、γ線検出機構3に目印ピースを取り付け、床側の3箇所に光学カメラを配置しておき、3個の光学カメラから出力される映像信号にしたがって第1,第2の両γ線検出器1,2の位置と向きを求める構成とする。
実施例1に係るPET方式のマンモグラフィ装置の構成を示すブロック図である。 実施例1の装置のγ線検出機構まわりの構成を示す側面図である。 実施例1の装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図である。 実施例1の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図である。 実施例1の装置による別の乳ガン検診状況を示す斜視図である。 実施例1の装置における第1,第2の両γ線検出器と画像再構成領域の配置関係を示す模式図である。 実施例1の装置における第1,第2の両γ線検出器および画像再構成領域の座標系を示すグラフである。 実施例2のマンモグラフィ装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図である。 実施例2の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図である。 実施例2の変形例に係るマンモグラフィ装置のγ線検出器の動きを示した正面図である。 実施例3のマンモグラフィ装置のγ線検出機構まわりの構成を示す正面図である。 実施例3の装置による乳ガン検診状況を示す斜視図である。 従来のPET装置のガントリの構成例を示す正面図である。 従来のPET装置のガントリの構成例を示す立面図である。 従来のPET装置のガントリの他の構成例を示す立面図である。
符号の説明
1 …第1γ線検出器(γ線検出器)
2 …第2γ線検出器(γ線検出器)
3 …γ線検出機構(γ線検出手段)
17 …エミッションデータ収集部(エミッションデータ収集手段)
20 …RI分布画像取得部(RI分布画像取得手段)
24 …検出系接離移動機構(検出系接離移動手段)
26 …γ線検出機構(γ線検出手段)
27 …第1γ線検出器
28 …第2γ線検出器
29 …第3γ線検出器
30 …第4γ線検出器
31 …検出系接離移動機構(検出系接離移動手段)
32 …γ線検出機構(γ線検出手段)
33 …凹状γ線検出器
34 …フラット状γ線検出器
37 …検出系接離移動機構(検出系接離移動手段)
m …被検体
ma …乳房領域

Claims (2)

  1. (A)被検体が乗るベッドに設けられるとともにうつ伏せ姿勢の被検体の乳房領域を受け入れる凹状γ線検出器と被検体の乳房領域の背面に向き合うフラット状γ線検出器とからなり、被検体に投与されて乳房領域に到来した放射性同位元素によって生じるγ線を検出するγ線検出手段と、(B)前記フラット状γ線検出器を被検体に対して接離する方向に移動させる検出系接離移動手段と、(C)γ線検出手段から出力されるγ線検出信号をRI分布画像取得用のエミッションデータとして収集するエミッションデータ収集手段と、(D)エミッションデータ収集手段により収集されたエミッションデータに基づいてRI分布画像を取得するRI分布画像取得手段とを備えていることを特徴とするマンモグラフィ装置。
  2. 請求項1に記載のマンモグラフィ装置において、被検体に投与される放射性同位元素がポジトロン型の放射性同位元素であって、エミッションデータ収集手段が、反対方向に進む消滅γ線がγ線検出手段によって同時に検出された時のγ線検出信号だけをエミッションデータとして収集するマンモグラフィ装置。
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