JP4445055B2 - 核医学診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、患者などの被検体に注入された放射性同位元素(ラジオアイソトープ、RI)によって放出されるガンマ(γ)線のような放射線を1次元または2次元的に検出することにより患者内のRI分布を取得するための核医学診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、患者などの被検体に放射性同位元素(ラジオアイソトープ、RI)を注入し、その体内から放出されるガンマ線(γ)のような放射線を1次元または2次元検出器によって検出して患者のRI分布を取得することにより、体内の病変部、血流量、脂肪酸代謝量などの機能分布像を表示するシングルフォトンエミッションコンピュータ断層法(SPECT)を用いたSPECT装置や、複数の検出器を備え、ポジトロン(陽電子)がエレクトロン(陰電子)と結合して消滅する際に180°方向に放出されるガンマ線を同時検出してイメージングを行う同時計数ポジトロンエミッションコンピュータ断層法(PET)を用いた同時計数PET装置が知られている。また、最近では、SPECTと同時計数PETを行うために複数の検出器を備えたSPECT/PET兼用装置が知られるようになってきている。これらの装置全般を核医学診断装置と総称する。
【0003】
図1は従来の2つの放射線検出器を対向配置させた放射線検出システムを備えた核医学診断装置の外観構成を示す図であり、図1(a)はその側面図、図1(b)は図1(a)に示す矢印aの方向から見た正面図を示している。図1(a)および図1(b)に示す従来の核医学診断装置は、架台1と、架台1を移動させるための架台移動レール2と、患者を挟んで対向配置した2つのアンガー型の放射線検出器3、4と、架台1に取り付けられ、放射線検出器3、4を支持するアーム5a、5bと、患者を寝かせるための天板6aを備えた寝台6と、寝台6を支えるための寝台支柱7とを有している。
【0004】
放射線検出器3、4の重量はそれぞれ200Kgから400Kgの範囲内である。また、放射線検出器3、4を支持するアーム5a、5bや架台1自体の重量は総計で1500Kgから2000Kgになる。そのため、このような重量を有する架台1に対してチルト動作させることは困難である。従って、図1に示すように、通常、寝台6に設けられた天板6aに患者を寝かせ、ドーム8内に患者を導いた後に画像収集が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のSPECTやPETを用いた断層像検査においては、患者を寝台に寝かせた状態で断層像撮影を行っている。
【0006】
なお、様々な収集を行うために患者の姿勢は限定されるので、例えば、患者の心臓のSPECT収集を行って断層像を取得する場合においては、その心臓部に腕が重なると、腕の存在により放射線が吸収されるので心臓部の画像が劣化してしまう。そのため、図1(a)において右側に頭を向けた状態で患者を天板6aに寝かせ、腕を頭の上に大きく上げた状態で心臓に腕がかからないようにして(心臓と放射線検出器3、4との間に腕が位置しないようにして)心臓の断層像を収集しなければならない。これにより、患者は長時間にわたって不自然な姿勢を強いられ、患者に対して大変な負担がかかることになる。
【0007】
また、患者を寝かせるための天板6aはその厚さが厚くガンマ線の吸収が大きいので、得られる画像が劣化するという問題がある。
【0008】
さらに、患者を天板に寝かせた状態では、患者の肝臓と心臓の位置が近接しているため、心臓の断層像において肝臓からの放射線が画像に悪影響を与えることが知られている。従って、例えば心臓ストレス試験を行うためにエルゴメータを設置することは非常に困難であった。
【0009】
さらにまた、頭部SPECT収集を行う場合においても、図1(a)の左側に頭を向けた状態で天板6aが少し高くなっている部分6a´に頭を置き、患者を寝台7に寝かせた状態でヘッドレスト(図示しない)に頭部を固定した後、放射線検出器3、4が頭部収集可能位置に配置されるように架台7を移動させている。この場合、患者の頭部にはサイズが大きい放射線検出器3、4が設置され、かつ患者に放射線検出器3、4が近接することによる圧迫感、閉塞感などを与えるので、患者に無用な緊張感が生じた中で収集が行われる。従って、患者の頭部の活性状態をリラックスさせて計測するのは困難であり、本来の頭部の機能試験を行うことができないという問題がある。
【0010】
また、従来の核医学診断装置においてマンモSPECT収集または静止画像収集を行う場合、女性の患者の乳房部の周囲に放射線検出器を移動させる必要があるが、放射線検出器の有効視野の端から放射線検出器の外形までの距離が40mm以上あるため、放射線検出器の位置の設定が制約され、実際上、放射線検出器を移動させることは不可能であった。
【0011】
さらに、例えば、放射線検出器の有効視野の端から放射線検出器の外形までの距離が短い場合においても、架台をチルト動作させることができないため、患者をうつぶせにした状態で乳房部を下向きにして収集することは不可能であった。そのため、実質的に患者をマンモSPECT収集が可能な位置に位置決めすることはできず、SEPCT収集を行うことができなかった。
【0012】
さらにまた、従来の2つの放射線検出器を備えた核医学診断装置においては、放射線検出器が有効視野と比較して大きくなることや架台の機械的動作に制限が多いことが原因となり、2つの放射線検出器を同時に用いて患者の座位状態で静止画像を収集することは困難である。従って、1つの放射線検出器を90゜外向きにした状態で、もう1つの放射線検出器のみを患者について回転動作させ、回転動作させた1つの放射線検出器による収集を行う場合がほとんどである。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、患者が楽な姿勢をとることができる状態でその患者の頭部や心臓などの各部位の核医学情報を収集することが可能な核医学診断装置を提供することにある。
【0014】
【問題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明の核医学診断装置は、被検体に投与された放射線同位元素から放射される放射線を検出する1以上の放射線検出器と、リング形状を有し、その内周側に前記放射線検出器が取り付けられる架台と、前記架台を旋回させる旋回機構と、前記被検体を寝かせるための天板を有する寝台と、前記架台を、前記寝台に寝た状態の被検体の体軸方向に移動させるための走行機構と、前記放射線検出器を前記架台の前記リング形状のリング軸方向に移動させる移動機構と、を備え、前記架台の前記リング形状の外側に他の寝台が設置可能にされており、前記寝台が取り外され前記被検体が前記他の寝台に寝かせられた場合、前記架台を旋回させることで、前記架台の前記リング軸を前記被検体の前記体軸方向と直交する方向に向け、かつ前記放射線検出器を前記リング軸の方向にある前記被検体の所定部位へスライド移動させて近づけて、前記放射線を検出する、ことを特徴とする核医学診断装置。
【0022】
上記請求項1に記載の発明の核医学診断装置において、請求項に記載の発明は、前記放射線検出器は、テルル化カドミウムまたはテルル化カドミウム亜鉛によって構成される半導体セルを有することを特徴とする。
【0023】
上記請求項1又は2に記載の発明の核医学診断装置において、請求項に記載の発明は、前記放射線検出器は、ヨウ化セシウムおよびホトダイオードを組み合わせて構成されることを特徴とする。
【0024】
上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明の核医学診断装置において、請求項に記載の発明は、前記放射線検出器は、シンチレーション検出器であることを特徴とする。
【0029】
上記請求項1または2に記載の発明の核医学診断装置において、請求項16に記載の発明は、前記架台の片側または両側を支持する支持手段を備えたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図2は本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置で用いられる放射線検出システムの外観構成を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置の構成を示すブロック図である。
【0034】
図2および図3において、本発明の第1の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置は、患者のような被検体から放出されるガンマ(γ)線のような放射線を検出してSPECT収集やPET収集などの種々の核医学情報の収集を行う架台部20と、検査室などの部屋の床面に設けられ、架台部20をその床面に沿って患者の体軸方向に走行させるための走行レール21と、患者を寝かせるための寝台部22と、キーボード、マウスなどによって構成され、核医学情報の収集に必要なコマンドやデータなどを入力する入力ユニット50と、架台部20によって得られた核医学情報を基に画像生成を行う画像生成ユニット51と、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって構成され、画像生成ユニット51によって生成された種々の画像を表示する表示ユニット52と、核医学診断装置全体の制御を行う制御ユニット53とを備えている。
【0035】
架台部20は、患者を挟んで対向配置され、患者からの放射線を検出し、検出した放射線を電気信号に変換して所定の信号処理を行う信号処理部31a、31bを有する放射線検出器30、31と、図示しない支持アームを介して放射線検出器30、31が内周側に取り付けられるリング状の架台32と、支持アームなどにより放射線検出器30、31を移動させる移動機構40、41と、架台32の片側を支持するオーバーハング状の架台支持アーム33と、架台32を所定のチルト角度θ(床面に対して架台32が垂直な状態を0゜、架台32が水平な状態を90゜とした場合、0゜から±90゜の範囲内、すなわち、0゜から180゜の範囲内)で所定のチルト方向(矢印B方向)にチルトするチルト機構34と、架台支持アーム33を回転方向(矢印C方向)に90゜回転させ、架台支持アーム33を上下方向(矢印D方向)に移動させるアーム回転/移動機構35と、走行レール21上を走行可能に設けられ、チルト機構34、架台支持アーム33、およびアーム回転/移動機構35を介して架台32を保持するベース部37と、ベース部37を走行させるための走行機構38と、図示しない固定リングに回転可能に設けられ、患者の周りを回転する回転リング39と、回転リング39をその軸(リング軸)を中心にして回転させるための回転機構36とを備えている。
【0036】
寝台部22は、患者を寝かせるための取り外し可能な天板22aを有する寝台22bと、寝台22bを支持する寝台支持部22cと、寝台支持部22cにより寝台22bを上下方向(矢印E方向)に移動させる寝台移動機構20dとによって構成されている。
【0037】
放射線検出器30、31としては、従来の核医学診断装置に用いられているアンガー型ではなく、半導体検出器(テルル化カドミウム亜鉛(CdZnTe)、テルル化カドミウム(CdTe)などの半導体を用いて複数の半導体セルを配列することによって構成されている)、またはシンチレータ(ヨウ化ナトリウム(NaI)、ヨウ化セシウム(CsI)など)とホトダイオードを組み合わせた方式のシンチレーション検出器を用いており、従来のアンガー型の放射線検出器と比較して小型軽量である。そのため、従来のアンガー型の放射線検出器を支持する架台全体の重量と比較して、本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられている架台を1/3から1/4の範囲内の重量で構成することが可能である。従って、従来では、架台全体をチルトさせることはその重量の点から不可能であったが、本発明の第1の実施の形態では、架台全体の軽量化を図ったことにより、架台全体をチルトさせる機構(すなわちチルト機構34)を実現することが容易となる。
【0038】
なお、放射線検出器30、31は、患者に対して凹状の検出面を有しているが、例えば平面状に構成することも可能である。
【0039】
上述したように、本発明の第1の実施の形態では、オーバーハング状の架台支持アーム33によって架台32を支持させた状態で架台22をチルト機構34によりチルトさせる。また、アーム回転/移動機構35によって架台支持アーム33を保持して上下方向に移動させ、回転させる。さらに、走行レール21上をベース部37が走行することによって架台全体を移動させる。これにより、例えば患者の所定部位のSPECT収集や静止画像収集などを実行可能な位置に放射線検出器を配置させることができる。
【0040】
なお、本発明の第1の実施の形態では、架台の片側のみを支持する架台支持アームを用いて1点支持構造としているが、架台の両側を支持する2点支持構造として安定感を有するようにすることも可能である。以下、架台の両側が支持されている2点支持構造の放射線検出システムにおける架台の配置例について説明する。
【0041】
図4から図6は本発明の第1の実施の形態の架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。なお、図4は患者Pの頭部のSPECT収集などを行う場合の配置状態、図5は患者Pの心臓部のSPECT収集などを行う場合の配置状態、図6は患者Pの足部のSPECT収集を行う場合の配置状態を示している。
【0042】
図4から図6において、本発明の第1の実施の形態の架台の両側が支持されている放射線検出システムは、架台支持アームやベース部などを除いて、上述した図3に示す放射線検出システムと同様な構成および機能を有し、患者Pを寝かせるための天板を有する寝台60と、寝台60を支持して上下方向に移動させるための寝台移動機構61a、61bと、リング状の架台62と、患者Pを挟んで対向配置され、架台62の内周側に移動可能に取付られている放射線検出器30、31と、架台62を支持してチルト可能なベース部63とを備えている。
【0043】
図4から図6に示すように、寝台60の天板に患者Pを寝かせ、ベース部63を走行レール21に沿って患者Pの頭部、心臓部、足部などの所定部位について核医学情報を収集可能な位置まで走行させる。その後、架台62に取り付けられている放射線検出器30、31を患者Pに接近させた状態で核医学情報の収集を行う。この時、断層像を取得する場合には、放射線検出器30、31が患者Pの周りを移動するように動作制御を行う。
【0044】
患者Pの全身について核医学情報の収集を行う場合には、ベース部63を走行レール21に沿って走行させながら放射線検出器30、31によって患者Pからの放射線を検出する。
【0045】
また、必要に応じて、図示しないチルト機構により架台62を所定のチルト角度でチルトさせて核医学情報の収集を行う。
【0046】
このような動作により、放射線検出器を患者の種々の部位に近接して配置することができ、空間分解能や検出感度を向上させることが可能となる。
【0047】
図7は本発明の第1の実施の形態の架台の両側が支持されている放射線検出システムの他の配置例を示す図である。図7に示すように、寝台60を取り外した後、患者Pを搬送可能な寝台として用いられ、高さを調整可能なストレッチャー65を放射線検出システムに隣接させる。次に、走行レール21上のベース部63を90度旋回させて患者Pが寝ているストレッチャー65の方に向きを変え、ベース部63をストレッチャー65に近づける。さらに、架台62に取り付けられている放射線検出器30を移動機構66により架台62のリング軸方向(回転リングのリング軸の方向)に沿って患者Pの正面側にスライド移動させた後、放射線検出器30を患者Pに近接させた状態で核医学情報を収集する。もちろん、図7では図示していないが、放射線検出器31についても移動機構により架台62のリング軸方向に沿って患者Pの背面側にスライド移動させた後、放射線検出器31を患者Pに近接させた状態で核医学情報を収集する。
【0048】
以上の動作により、ストレッチャー65に寝ている患者Pを寝台60に移すことなく核医学情報の収集が可能となるため、患者Pにかかる負担を軽減できる。また、放射線検出器を患者Pに近接させることができるため、空間分解能や検出感度が向上した核医学情報を収集を行うことが容易となる。
【0049】
なお、図7に示すように患者Pをストレッチャー65(または寝台)に寝かせ、放射線検出器30、31を患者Pに近接させた状態で架台62を走行レール21に沿って走行させることにより、患者Pのホールボディ収集を行うことも可能である。
【0050】
(実施の形態2)
図8は本発明の第2の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成を示す図、図9は本発明の第2の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置の構成を示すブロック図である。なお、図8は架台を所定のチルト角度でチルトさせている状態を示している。
【0051】
図8および図9に示すように、本発明の第2の実施の形態は、基本的には、本発明の第1の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置と同様な構成を有しているが、患者を寝かせるための寝台を用いる代わりに、患者を座らせた状態で患者の頭部や心臓部のSPECT収集などの核医学情報の収集を行うために用いられる取り外し可能な専用の椅子55と、椅子55の座部を上下方向(矢印F方向)に移動させるための椅子移動機構56とが設けられている。
【0052】
なお、椅子55には、着脱可能なアームレスト55aが設けられている。従って、アームレスト55aに患者の腕を保持することにより、患者にとっては楽な姿勢がとれるので、患者にかかる負担を軽減することができ、また、例えば患者の心臓部における核医学情報の収集においては患者の腕が妨げとはならないので、得られる画像の劣化を防止することができる。
【0053】
本発明の第2の実施の形態では、本発明の第1の実施の形態と同様に架台の片側のみを支持する架台支持アームを用いて1点支持構造としているが、架台の両側を支持する2点支持構造とすることも可能である。以下、架台の両側が支持されている2点支持構造の放射線検出システムにおける架台の配置例について説明する。
【0054】
図10および図11は本発明の第2の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。なお、図10は患者Pの頭部の核医学情報を収集する場合の配置状態、図11は患者Pの心臓部の核医学情報を収集する場合の配置状態を示している。
【0055】
図10および図11において、本発明の第2の実施の形態の架台の両側が支持されている放射線検出システムは、架台支持アームやベース部などを除いて、上述した図9に示す放射線検出システムと同様な構成および機能を有し、患者Pを座らせるアームレスト57aを有する椅子57と、リング状の架台62と、患者Pを挟んで対向配置され、架台62の内周側に移動可能に取付られている放射線検出器30、31と、架台62を支持してチルト可能なベース部63とを備えている。
【0056】
図10および図11に示すように、走行レール21上のベース部63を90゜旋回させて向きを変える。その後、患者Pを椅子57に座らせた状態で椅子57の高さを調整する。また、架台62を上下方向に移動させ、所定のチルト角度にチルトさせる。さらに、放射線検出器30、31を近接させて患者Pの頭部や心臓部の核医学情報の収集を行う。なお、図11に示すように患者Pの心臓部の核医学情報を収集する場合には、椅子57にアームレスト57aを取り付けてアームレスト57aに患者Pの腕を保持する。
【0057】
なお、この時、患者Pの頭部や心臓部の断層像を取得する場合には、放射線検出器30、31が患者Pの周りを移動するような動作制御を行う。
【0058】
従って、以上のような動作により、患者Pが楽な姿勢をとった状態で、また放射線検出器が近接することによる圧迫感などを与えることなくリラックスした状態で、頭部や心臓のSPECT収集などを行うことができる。また、患者の頭部の断層撮影においては患者が圧迫感などを受けずに安心した状態を得ることができるため、例えば頭部の機能を調べるための刺激試験を自然な状態を行うことが可能となる。
【0059】
なお、上述した専用の椅子は、本発明の第1の実施の形態において天板を取り外すことにより設置可能であり、天板に移し替えることが困難な患者に対してもSPECT収集などを容易に行うことができる。
【0060】
また、患者が上述した専用の椅子に座った状態で心臓のSPECT収集を行う場合には、患者の肝臓が重力方向に移動して肝臓が心臓と重なる部分が少なくなるので、心臓部分の画像の劣化を極力防止することができる。さらに、このような専用の椅子の背もたれ部を薄くして機械的な強度を小さくすることが可能であり、背もたれ部において例えば放射線の吸収係数の小さい材料がコーティングされた布を用いることができる。これにより、放射線の吸収を少なくして得られる画像の劣化を極力防止することが可能な心臓SPECT収集を行うことが可能となる。
【0061】
さらに、例えば従来の心臓SPECT収集において心臓に対する負荷試験を行うことが困難であった。しかし、上述した専用の椅子においては例えば負荷試験のためのエルゴメータと組み合わせて用いることができるので、心臓に対する負荷試験とともに心臓SPECT収集を行う環境を提供することができる。また、専用の椅子に患者を座らせて楽な姿勢をとった状態で、2つの放射線検出器を用いることにより肺野から肝臓野までのSPECT収集を行うことが可能となる。
【0062】
もちろん、上述した専用の椅子を用いることなく、通常の車椅子を用いても部位は限定されるがSPECT収集などを行うことが可能となる。また、専用の椅子について可動性を良くすることにより、病室のベットルームからこの専用の椅子を利用して患者を移動させ、検査室において患者の移し替えの作業なしにSPECT収集を行うことができる。
【0063】
また、上述した専用の椅子の背もたれ部が女性の患者の乳房部にかからないように、背もたれ部がざくられた形状(一部が欠けている形状)とし、患者をうつぶせにした状態でかつ架台を90゜に近いチルト角度でチルトさせることにより、マンモSPECT収集やマンモPET収集などを行うことが容易となる。
【0064】
(実施の形態3)
図12は本発明の第3の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台が天井に取り付けられている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。本発明の第3の実施の形態の放射線検出システムは、基本的には、本発明の第1の実施の形態の放射線検出システムと同様な構成を有しているが、架台32を検査室などの部屋の天井80に取り付けて支持部70により支持している。
【0065】
図12においては、寝台部22の天板22aに患者Pを寝かせた状態で、図示しない走行レール上を支持部70が走行し、患者Pの所定部位まで架台32を移動させる。また、必要に応じて、図示しないチルト機構により架台32をチルトさせる。その後、放射線検出器30、31を患者Pに近接させて核医学情報の収集を行うことになる。
【0066】
図13は本発明の第3の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台が天井に取り付けられている放射線検出システムの他の外観構成およびその配置例を示す図である。図13においては、寝台部22に患者Pを移し替えて寝かせることなく、ストレッチャー65を架台32に近づける。さらに、架台32に取り付けられている放射線検出器30、31を移動機構71、72により患者Pの正面側および背面側にスライド移動させた後、放射線検出器30、31を患者Pに近接させた状態で核医学情報の収集を行うことになる。
【0067】
なお、図17に示すように患者Pをストレッチャー65(または寝台)に寝かせ、放射線検出器30、31を患者Pに近接させた状態で架台32を走行レールに沿って走行させることにより、患者Pのホールボディ収集を行うことも可能である。
【0068】
以上のような動作により、架台を天井に取り付けた場合においても種々の核医学情報を容易に収集することができる。
【0069】
(実施の形態4)
図14は本発明の第4の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。本発明の第4の実施の形態の放射線検出システムは、ベース部80と、ベース部80に設けられた支柱81と、支柱81に上下方向に移動可能に取付られたC状アーム82と、C状アーム82に取り付けられている2つの放射線検出器30、31と、患者Pを座らせるための専用の椅子85とを備えている。なお、放射線検出器30、31はC状アーム82のアーム方向に沿って移動可能に取り付けられている。また、C状アームは図示しないチルト機構によりチルト可能に構成されている。
【0070】
図14に示す放射線検出システムにおいては、患者Pを椅子85に座らせた状態で椅子85の高さを調整し、さらにC状アーム82を上下方向に移動させる。また、アームレストに腕を保持した後、放射線検出器30、31を患者Pの例えば心臓部に近接させる。これにより、簡単な構成で患者Pの心臓部の核医学情報の収集を行うことが容易となる。
【0071】
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態の放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。本発明の第5の実施の形態の放射線検出システムは、本発明の第4の実施の形態の放射線検出システムと同様な構成を有しているが、C状アームの代わりに、図示しないチルト機構によりチルト可能なリング83に放射線検出器30、31を取り付けている。また、患者Pの心臓に対する負荷試験を実行可能とするために、エルゴメータ84が設けられている。
【0072】
図15に示す放射線検出システムにおいては、患者Pを椅子85に座らせた状態で椅子85の高さを調整し、さらに、リング83を上下方向に移動させる。また、アームレストに腕を保持した後、放射線検出器30、31を患者Pの例えば心臓部に近接させる。その後、エルゴメータ84を用いて患者Pの心臓に対する負荷試験を行いながら患者Pの心臓部の核医学情報を収集する。これにより、負荷試験中の核医学情報の収集を容易に行うことができる。
【0073】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、放射線検出システムを備えた核医学診断装置において、上下方向に移動可能で、スライド移動可能な架台をチルトさせる機構および旋回させる機構を設けることにより、次のような効果が得られる。
【0074】
(1)患者が非常に楽な姿勢をとりながらSPECTやPETなどの断層撮影を行うことが可能となる。
【0075】
(2)例えば患者の心臓の核医学情報の収集において、肝臓からのクロストークを極力抑えることができるので、得られる画像の劣化を極力防止することが可能となる。
【0076】
(3)例えば患者の心臓部の核医学情報の収集において、患者を椅子に座らせた場合に椅子の背もたれ部をその厚さを薄くして放射線の吸収係数が小さい材料で構成することにより、放射線の吸収を少なくして得られる画像の劣化を極力防止することができる。
【0077】
(4)例えばエルゴメータによる患者の心臓に対する負荷試験を行いながら患者の心臓部の断層撮影を行うことができる。
【0078】
(5)例えば患者の心臓部の核医学情報の収集において、患者を椅子に座らせ、アームレストを取り付けて患者の腕をアームレストで保持することにより、従来よりも患者を楽な姿勢にすることができ、患者にかかる負担を軽減することが可能となる。
【0079】
(6)例えば患者の頭部の断層撮影において、患者が圧迫感などを受けずに安心した状態を得ることができるため、例えば頭部の機能を調べるための視覚刺激試験を自然な状態を行うことが可能となる。
【0080】
(7)従来の核医学診断装置では不可能であったマンモ断層撮影や静止画収集を行うことができる。
【0081】
(8)病院において患者のベットルームから検査室までの移動を専用の椅子やストレッチャーなどを用いて行うことにより、重傷患者においても検査のために移し替え動作を行うことなく収集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の核医学診断装置で用いられる放射線検出システムの外観構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの他の配置例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の放射線検出システムを備えた核医学診断装置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台の両側が支持されている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台が天井に取り付けられている放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の核医学診断装置に用いられる架台が天井に取り付けられている放射線検出システムの他の外観構成およびその配置例を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態の核医学診断装置に用いられる放射線検出システムの外観構成およびその配置例を示す図である。
【符号の説明】
P 患者
20 架台部
21 走行レール
22 寝台部
22a 天板
22b、60 寝台
22c 寝台支持部
22d、61a、61b 寝台移動機構
30、31 放射線検出器
31a、31b 信号処理部
32、62 架台
33 架台支持アーム
34 チルト機構
35 アーム回転/移動機構
36 回転機構
37、63、80 ベース部
38 走行機構
39 回転リング
40、41、66、71、72 移動機構
50 入力ユニット
51 画像生成ユニット
52 表示ユニット
53 制御ユニット
55、57、85 椅子
55a、57a アームレスト
56 椅子移動機構
65 ストレッチャー
81 支柱
82 C状アーム
83 リング
84 エルゴメータ

Claims (4)

  1. 被検体に投与された放射線同位元素から放射される放射線を検出する1以上の放射線検出器と、
    リング形状を有し、その内周側に前記放射線検出器が取り付けられる架台と、
    前記架台を旋回させる旋回機構と、
    前記被検体を寝かせるための天板を有する寝台と、
    前記架台を、前記寝台に寝た状態の被検体の体軸方向に移動させるための走行機構と、
    前記放射線検出器を前記架台の前記リング形状のリング軸方向に移動させる移動機構と、を備え、
    前記架台の前記リング形状の外側に他の寝台が設置可能にされており、
    前記寝台が取り外され前記被検体が前記他の寝台に寝かせられた場合、前記架台を旋回させることで、前記架台の前記リング軸を前記被検体の前記体軸方向と直交する方向に向け、かつ前記放射線検出器を前記リング軸の方向にある前記被検体の所定部位へスライド移動させて近づけて、前記放射線を検出する、ことを特徴とする核医学診断装置。
  2. 前記放射線検出器は、テルル化カドミウムまたはテルル化カドミウム亜鉛によって構成される半導体セルを有することを特徴とする請求項1に記載の核医学診断装置。
  3. 前記放射線検出器は、ヨウ化セシウムおよびホトダイオードを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一つに記載の核医学診断装置。
  4. 前記放射線検出器は、シンチレーション検出器であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の核医学診断装置。
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