JP4816337B2 - 画像補正装置、カメラ及び画像補正プログラム - Google Patents
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Description
請求項2に記載の画像補正装置は、請求項1に記載の画像補正装置において、前記補正手段は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値と、前記光軸方向における前記先幕と前記後幕の位置関係と、前記先幕と前記後幕の走行方向とに基づいて、前記露光ムラを補正することを特徴とする。
請求項3に記載の画像補正装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像補正装置において、前記補正手段は、撮像素子における前記フォーカルプレンシャッタの走行方向に垂直な一辺側から前記走行方向に沿って前記撮像素子の中央部に向かう所定範囲と、前記撮像素子における前記一辺と対向する他辺側から前記走行方向に沿って前記撮像素子の中央部に向かう所定範囲とに対応する画素の輝度値を補正することを特徴とする。
請求項4に記載の画像補正装置は、請求項3に記載の画像補正装置において、前記所定範囲は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値に応じて決定されることを特徴とする。
請求項5に記載の画像補正装置は、請求項3又は請求項4に記載の画像補正装置において、補正係数は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値に応じて決定され、前記補正手段は、前記所定範囲に対応する画素の輝度値に前記補正係数を乗じて前記露光ムラを補正することを特徴とする。
請求項6に記載の画像補正装置は、請求項1に記載の画像補正装置において、前記露光ムラを補正するための補正係数を算出する算出手段を更に備え、前記補正手段は、前記算出手段により算出された前記補正係数を用いて前記露光ムラを補正することを特徴とする。
請求項7に記載の画像補正装置は、請求項6に記載の画像補正装置において、前記補正係数は、前記フォーカルプレンシャッタの走行方向の像高の関数として定義される補正係数であることを特徴とする。
請求項8に記載のカメラは、撮像素子と、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像補正装置とを備え、前記画像取得手段は、前記画像として前記撮像素子で撮像された画像を取得することを特徴とする。
請求項9に記載の画像補正プログラムは、先幕と後幕が光軸方向に所定の間隔をあけて配設されるフォーカルプレンシャッタを有するカメラで撮影された画像を取得する画像取得ステップと、前記先幕と前記後幕の間隔に起因して前記画像に生じる露光ムラを補正する補正ステップとを有し、前記補正ステップが、前記画像を構成する画素のうち、輝度値が所定範囲内にある画素に対して、前記補正手段による前記露光ムラの補正を行わないように、コンピュータにそれぞれのステップを実行させる。
図1は、実施の形態による電子カメラの要部構成を説明する図である。カメラボディ10には、撮影レンズ120を備えるレンズ鏡筒110が交換可能に装着されている。レンズ鏡筒110内には、レンズ群120a〜120cから成る撮影レンズ120、絞り140が設けられている。絞り140は、絞り制御装置130により駆動される。
ステップS1において、レリーズスイッチ4が半押しされたか否かを判定する。半押しスイッチ47からオン信号を入力した場合は、ステップS1が肯定判定されてステップS2へ進む。半押しスイッチ47からオン信号を入力しない場合は、ステップS1が否定判定されてステップS1で待機する。
(1)フォーカルプレンシャッタ19の先幕191と後幕192は光軸方向に所定の間隔を開けて配置されている。このような先幕191と後幕192の位置関係に起因して、フォーカルプレンシャッタ19の走行方向に応じた画像の露光ムラが発生する。本実施の形態のデジタルカメラでは、このような画像の露光ムラを画像補正部206により補正するようにした。したがって、画質を向上させた画像を得ることができる。
(1)シャッタ19の先幕191をカメラボディ10側に、後幕192を被写体側に設けるものに代えて、先幕191を被写体側に、後幕192をカメラボディ10側に設けるようにしてもよい。この場合の、先幕191と後幕192の走行と露光時間との関係を図8に示す。なお、図8はシャッタ秒時が1/8000、絞り値が1.4の場合を示す。このとき、図8に示すように、撮影画面193の上辺部の露光時間t1dは0.056ms、下辺部の露光時間t2dは0.152msとなっている。すなわち、撮影画面193の中央部の露光時間t0d(0.122ms)に対して、図2(a)の場合と異なり、撮影画面193の上辺部で露光アンダー、下辺部で露光オーバーとなっている。したがって、この場合は、撮影画面193の上辺部の1/4の範囲に露光アンダーを補うために、補正係数2.18(=t0d/t1d)を乗じる。また、撮影画面193の下辺部の1/4の範囲に露光オーバー分を打ち消すために、補正係数0.80(=t0d/t2d)を乗じる。シャッタ秒時と、絞り値と、露光ムラ補正範囲と、露光ムラ補正に用いる補正係数との対応関係は、テーブルなどの形式で画像補正部206内に記録されている。
P(Y)=1/f(Y) ・・・(1)
Ih(X,Y)=I(X,Y)・P(Y) ・・・(2)
なお、(X,Y)は撮影画面193における各画素の座標、I(X,Y)は座標(X,Y)における輝度値である。
192 シャッタ後幕 200 制御回路 206 画像補正部
Claims (9)
- 先幕と後幕が光軸方向に所定の間隔をあけて配設されるフォーカルプレンシャッタを有するカメラで撮影された画像を取得する画像取得手段と、
前記先幕と前記後幕の間隔に起因して前記画像に生じる露光ムラを補正する補正手段とを備え、
前記補正手段は、前記画像を構成する画素のうち、輝度値が所定範囲内にある画素に対して、前記補正手段による前記露光ムラの補正を行わないこと
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項1に記載の画像補正装置において、
前記補正手段は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値と、前記光軸方向における前記先幕と前記後幕の位置関係と、前記先幕と前記後幕の走行方向とに基づいて、前記露光ムラを補正すること
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像補正装置において、
前記補正手段は、撮像素子における前記フォーカルプレンシャッタの走行方向に垂直な一辺側から前記走行方向に沿って前記撮像素子の中央部に向かう所定範囲と、前記撮像素子における前記一辺と対向する他辺側から前記走行方向に沿って前記撮像素子の中央部に向かう所定範囲とに対応する画素の輝度値を補正すること
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項3に記載の画像補正装置において、
前記所定範囲は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値に応じて決定されること
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項3又は請求項4に記載の画像補正装置において、
補正係数は、絞り、シャッタ秒時、撮像感度及び射出瞳位置の少なくとも一つの値に応じて決定され、
前記補正手段は、前記所定範囲に対応する画素の輝度値に前記補正係数を乗じて前記露光ムラを補正すること
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項1に記載の画像補正装置において、
前記露光ムラを補正するための補正係数を算出する算出手段を更に備え、
前記補正手段は、前記算出手段により算出された前記補正係数を用いて前記露光ムラを補正すること
を特徴とする画像補正装置。 - 請求項6に記載の画像補正装置において、
前記補正係数は、前記フォーカルプレンシャッタの走行方向の像高の関数として定義される補正係数であること
を特徴とする画像補正装置。 - 撮像素子と、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像補正装置とを備え、
前記画像取得手段は、前記画像として前記撮像素子で撮像された画像を取得すること
を特徴とするカメラ。 - 先幕と後幕が光軸方向に所定の間隔をあけて配設されるフォーカルプレンシャッタを有するカメラで撮影された画像を取得する画像取得ステップと、
前記先幕と前記後幕の間隔に起因して前記画像に生じる露光ムラを補正する補正ステップとを有し、
前記補正ステップが、前記画像を構成する画素のうち、輝度値が所定範囲内にある画素に対して、前記補正手段による前記露光ムラの補正を行わないように、コンピュータにそれぞれのステップを実行させる画像補正プログラム。
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