JP2003241248A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2003241248A
JP2003241248A JP2002043363A JP2002043363A JP2003241248A JP 2003241248 A JP2003241248 A JP 2003241248A JP 2002043363 A JP2002043363 A JP 2002043363A JP 2002043363 A JP2002043363 A JP 2002043363A JP 2003241248 A JP2003241248 A JP 2003241248A
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JP
Japan
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value
control
exposure
exposure amount
aperture
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Application number
JP2002043363A
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English (en)
Inventor
Natsuki Shirai
夏樹 白井
Shokun Nomura
尚勲 野村
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Nikon Corp
Nikon Systems Inc
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Systems Inc
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Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nikon Systems Inc filed Critical Nikon Corp
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム露出制御によるSB撮影時、プログ
ラム線図によりシャッタ速度が手ブレ限界値で制限さ
れ、絞り値が開放限界値で制限されても背景が適正露光
量となるようにする。 【解決手段】プログラム露出制御によるSB撮影時、露
出偏差が負の場合、露出偏差ΔLVが小さくなるよう
に制御感度値SVを大きくする。制御感度値SVを大
きくしたことにより絞り上限値AVuを大きく、すなわ
ち絞り込む。を、露出偏差ΔLVが所定値以下にな
るか、絞り上限値AVuが上限または下限を越えるか、
もしくは最高ISO感度となるまで繰り返し行って、絞
り値とシャッタ速度を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子により電
子的に画像情報を得る電子カメラの露出制御方法に関す
るものである。
【0002】
【発明の背景技術】従来から、被写体の輝度に基づいて
露出値を決定するカメラが知られている。このようなカ
メラでは、プログラム露出モードに設定されていた場
合、カメラの測光素子により得られた輝度と装填したフ
ィルムのISO感度から、プログラム線図に従って絞り
値とシャッタ速度を決定する。プログラム線図は、絞り
値とシャッタ速度に制限値がある。とくに、電子閃光装
置を使用した撮影(以下、SB撮影と呼ぶ)を行う場合
には、低速側のシャッタ速度は、手ブレを防ぐために所
定値、例えば1/60秒に制限される。開放側の絞り値
は、露光量が電子閃光装置の制御可能範囲に収まるよう
に、ISO感度に依存する値で制限している。
【0003】従来のフィルムカメラでは、一度フィルム
を装填すると、撮影途中でフィルムの感度を変更するに
はフィルムを交換しなければならなかった。そのためS
B撮影時に絞り値を開放側制限値、シャッタ速度を低速
側の制限値に設定しても適正露出が得られない場合、電
子閃光装置の照射光の届かない背景を適正露出で撮影す
るには、スローシンクロモードに設定するしかなかっ
た。しかしながら、スローシンクロモードに設定する
と、シャッタ速度が長くなるために、手ブレの原因とな
っていた。
【0004】一方、電子カメラでは、撮影中に撮像素子
(CCD)の感度を表す制御感度を変更することが可能
であり、従来から、制御感度自動制御機能を備えた電子
カメラが知られている。この電子カメラでは、プログラ
ム露出モードでの撮影時において、被写体輝度がプログ
ラム線図の設定限界を越える場合、撮像素子の制御感度
を自動的に設定し直して適正露出を得る。
【0005】しかしながら、プログラム露出モードによ
るSB撮影の場合、設定されている制御感度では露光量
が不足するときは、絞りを開放側の制限値よりも開き側
に設定することはできず、また、従来から知られている
制御感度自動制御機能がSB撮影時に適用していなかっ
た。したがって、輝度が低い背景に十分な露光量で撮影
することができなかった。
【0006】本発明の目的は、プログラム露出モードに
よるSB撮影時、シャッタ速度下限値と絞り上限値の組
み合わせによる制御露出量では背景の露光量が不足する
場合、撮像素子の制御感度値と絞り上限値の双方を連動
させながら変更して背景を適正露出にすることができる
電子カメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明による電子
カメラは、撮影レンズを通して被写体像を撮像する撮像
素子と、被写体を測光する測光手段と、測光手段で測光
した被写体の明るさを表す輝度値および撮像素子の感度
を表す制御感度値で決定される要求露光量となるよう
に、絞り値とシャッタ速度を算出する露出演算手段とを
備え、露出演算手段は、照明光を照射して行う撮影用プ
ログラム線図の絞り上限値とシャッタ速度下限値の組み
合わせで得られる制御露光量が要求露光量よりも小さい
とき、制御露光量が要求露光量以上になるよう制御感度
値と絞り上限値を不足する露光量に応じて可変させて絞
り値とシャッタ速度(以下、両者を第1の制御露出量)
を演算して決定することを特徴とする。 (2)上記電子カメラは、装着されている撮影レンズの
開放F値>制御絞り値>開放F値+1/n段(nは正の
整数)が成立する条件(以下、開放近傍条件と呼ぶ)の
場合、輝度値を低減補正する開放近傍補正手段をさらに
備えることができる。この電子カメラにおいては、第1
の制御露出量の演算が補正後輝度値により行われている
場合であって、第1の制御露出量として決定された絞り
値が開放近傍条件を満足しない場合、補正後輝度値を補
正前の輝度値に戻し、制御露光量が補正前輝度値による
要求露光量以上になるよう制御感度値と絞り上限値を不
足する露光量に応じて可変させて絞り値とシャッタ速度
(以下、両者を第2の制御露出量)を演算し、第2の制
御露出量として決定された絞り値が開放近傍条件を満足
しないときは、第2の制御露出量を制御露出量として決
定する。 (3)開放近傍補正手段を備える電子カメラでは、第2
の制御露出量として決定された絞り値が開放近傍条件を
満足するときは、第1の制御露出量を制御露出量として
決定する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態による電子カメラを説明する。図1は、本発明
の一実施の形態による電子スチルカメラの概要を示すブ
ロック図である。図1において、電子スチルカメラは、
レンズ絞り11と、ミラー12と、輝度検出回路13
と、シャッタ10と、撮像素子たとえばCCD14と、
CDS回路15と、CCD14の制御感度値を設定する
可変利得増幅回路16と、A/D変換回路17と、信号
処理回路18と、画像バッファメモリ19と、MPU2
0と、LCDモニタ回路21と、LCDモニタ22と、
メモリカード23と、操作部材24と、絞り値設定部材
25と、シャッタ速度設定部材26と、被制御感度範囲
設定部材27と、撮影レンズのF値検出回路28と、電
子閃光装置29とを備えている。なお、F値検出回路2
8は撮影レンズ内に設置されたレンズROMであり、装
着された撮影レンズの開放絞り値と最小絞り値が予め格
納されている。そして、これらの開放F値および最小絞
り値はレンズからカメラへ通信により送られる。また、
電子閃光装置29はカメラの外部に装着するいわゆる外
付け方式でも内蔵方式でもよい。
【0009】図1の電子カメラを詳細に説明する。被写
体光は絞り11を通過してミラー12で反射され、輝度
検出回路13に入力される。輝度検出回路13は被写体
輝度に応じた測光出力をMPU20に送る。MPU20
には、操作部材24からの操作信号と、絞り値設定部材
25、シャッタ速度設定部材26および被制御感度範囲
設定部材27による各設定値と、F値検出回路28から
通信で送られてくる開放F値と最小絞り値が入力され
る。操作部材24からのレリーズ半押し操作信号がMP
U20に入力されると、MPU20はCCD14に対す
る制御信号を出力する。撮像装置であるCCD14は、
制御信号によって電荷蓄積および蓄積電荷読み出しのた
めの動作タイミングが制御される。MPU20は、各設
定部材から入力される設定値、輝度検出回路13から入
力される被写体輝度およびF値検出回路28から入力さ
れる開放F値と最小絞り値に基づいて、所定の露出演算
を行う。
【0010】レリーズ半押し操作信号に続いてレリーズ
全押し操作信号がMPU20に入力されると、MPU2
0は不図示のミラー駆動機構を駆動してミラー12をは
ね上げるとともにシャッタ10を駆動する。これによ
り、CCD14上に被写体像が結像される。被写体が低
輝度の場合、電子閃光装置29から照明光が照射され
る。CCD14は入射される被写体光の明るさに応じて
信号電荷を蓄積する。CCD14に蓄積された信号電荷
はMPU20から送られるタイミング信号によって吐き
出され、CDS回路15に入力される。CDS回路15
はCCD14から出力される撮像信号に含まれるCCD
14のリセットノイズやアンプノイズなどの低周波ノイ
ズを除去する。
【0011】可変利得増幅回路16は、MPU20によ
り設定される増幅利得でアナログ画像信号に対する信号
増幅を行う。本明細書では、便宜上、この増幅利得を撮
像素子14の制御感度値と呼ぶ。A/D変換回路17
は、信号増幅後のアナログ画像信号をディジタル信号に
変換する。ディジタル変換された画像信号は信号処理回
路18に導かれ、輪郭補償やガンマ補正、色温度調整、
色空間変換処理などの画像前処理が行われる。画像前処
理後の画像データは、バッファメモリ19にいったん格
納される。
【0012】バッファメモリ19に格納された画像前処
理後の画像データは、MPU20により表示用の画像デ
ータに処理され、LCDモニタ回路21で生成される映
像信号によってLCDモニタ22に撮影結果として表示
される。上述した画像前処理が行なわれた画像データに
対してさらに、MPU20はJPEG圧縮のためのフォ
ーマット処理(画像後処理)を行う。MPU20は、画
像後処理後の画像データをJPEG方式で所定の比率に
データ圧縮する。JPEG方式にデータ圧縮を受けた画
像データは、MPU20により所定のデータ名を付与さ
れて着脱可能な不揮発性記録媒体であるメモリカード2
3に記録される。
【0013】図1に示す電子カメラでは、MPU20に
より、撮影レンズの絞り値AV,シャッタ速度TV,被
写体輝度BV,および撮像素子14の出力増幅利得に相
当する制御感度値SV(以下、単に撮像素子14の制御
感度値と呼ぶ)を用いて、次式(1)による露出演算を
行い、適正な露光量を得る。(1)式の演算をアペック
ス演算と呼ぶ。
【数1】 LV=BV+SV=AV+TV …(1) ただし、LVは露光量である。
【0014】図1の電子スチルカメラでは、次の3つの
露出制御モードが選択可能である。 シャッタ優先露出制御モード 絞り優先露出制御モード プログラム露出制御モード そのため、操作部材24はこれら3つの露出制御モード
のいずれかを設定するダイアルスイッチを含んでいる。
【0015】シャッタ優先露出制御モードでは、シャッ
タ速度設定部材26で設定したシャッタ速度TVを優先
して次式(2)で絞り値AVを求める露出演算を行う。
【数2】AV=BV+SV−TV …(2) 絞り優先露出制御モードでは、絞り値設定部材25で設
定した絞り値AVを優先して次式(3)でシャッタ速度
TVを求める露出演算を行う。
【数3】TV=BV+SV−AV …(3)
【0016】次に、プログラム露出制御モードについて
説明する。プログラム露出制御モードでは、上式(1)
に基づいて、撮像素子14の制御感度値SVと被写体輝
度BVから絞り値AVおよびシャッタ速度TVが演算さ
れる。すなわち、制御感度値SVと被写体輝度値BVに
よる要求露光量が得られるように、プログラム線図にし
たがって絞り値AVおよびシャッタ速度TVが演算され
る。なお、絞り値AVおよびシャッタ速度TVを制御露
出量と呼び、これにより達成される露光量を制御露光量
と呼ぶ。
【0017】このような露出演算を行う電子スチルカメ
ラでは、撮像素子の制御感度値を被制御感度範囲設定部
材27により撮影者が任意に設定することができる。ま
た、図1の電子スチルカメラでは、プログラム露出制御
モードが設定されている場合、露出偏差に応じて制御感
度値をシフト(調節)して露出量を制御することもでき
る。この実施の形態の電子カメラでは次の2種類の方式
を採用する。
【0018】(1)プログラム露出制御モードが設定さ
れかつ電子閃光装置29を使用した撮影時の露出演算
(SB露出演算) SB露出演算においては、プログラム線図のシャッタ速
度下限値および絞り上限値による制御露光量(最大露光
量である)が要求露光量よりもアンダーのとき、アンダ
ー露光量に応じて制御感度値と制御絞り値を増大させて
露出偏差を低減する。
【0019】(2)プログラム露出制御モードが設定さ
れかつ電子閃光装置を使用しない撮影時の露出演算(非
SB露出演算) 非SB露出演算では、露光量がアンダーでもオーバでも
制御感度値を増減して露出偏差を低減する。これは、従
来から知られている制御感度値自動制御機能である。
【0020】図2は、本発明の一実施の形態の電子カメ
ラに搭載されるSB撮影時のプログラム線図であり、た
とえばISO感度100の場合を示している。図中の太
線がプログラム線図を示す。横軸にシャッタ速度、縦軸
に絞り値が取ってあり、図の斜め線上は全て同じ露光量
(アペックス演算時の露光量LV)となる。高速側のシ
ャッタ速度はカメラの同調秒時の1/180秒で制限され、
低速側のシャッタ速度はスローシンクロ設定時を除くと
1/60秒で制限されている。開放側の絞り値は、電子閃光
装置の制御可能範囲に収めるために、制御感度値を用い
て次式(4)で示される上限値に制限される。
【数4】AVu=(SV+3)/2 …(4) たとえば、図2のISO感度100(SV=5)のプロ
グラム線図では絞り値F4(AV=4)で制限されてい
る。
【0021】以下、この実施の形態のSB露出演算につ
いて、図2〜4のプログラム線図を参照して詳細に説明
する。
【0022】図2において、被写体輝度BV+制御感度
値SV(要求露光量=LV)が10未満のLVxであっ
た場合、LV=10未満の斜め線は太線のプログラム線
図と交差しない。つまり、絞り値F4とシャッタ速度1
/60秒の組み合わせでは露光量がアンダーとなる。そ
こで、露光量の不足分ΔLV1を算出し、ΔLV1に応
じてISO感度を増大させる。ISO感度、すなわち制
御感度値SVを増大すると(4)式で算出される絞り値
の上限値AVuが大きくなり、絞りは絞られる方向とな
る。このような手順を経ると、図2のプログラム線図
は、図3のプログラム線図に変更され、絞り値の上限値
はたとえば、AV=4.5相当の絞り値となる。
【0023】次に図3のプログラム線図により露出演算
を行う。要求露光量LVはLVx+ΔLV1となり、図
3のプログラム線図でも要求露光量を示す斜め線は太線
のプログラム線図と交差しない。つまり、AV=4.5
相当の絞り値とシャッタ速度1/60秒の組み合わせで
は露光量が依然としてアンダーとなる。そこで、上述し
たように露光量の不足分ΔLV2(<ΔLV1)に応じ
てISO感度を増大させ、(4)式で絞り値の上限値A
Vuを算出する。図3のプログラム線図は、図4のプロ
グラム線図に変更され、絞り値の上限値はたとえば、A
V=4.75相当の絞り値となる。
【0024】今度は図4のプログラム線図により露出演
算を行う。図4のプログラム線図でも要求露光量LV=
LVx+ΔLV1+ΔLV2を表す斜め線LV2は太線
のプログラム線図と交差しない。つまり、AV=4.7
5相当の絞り値とシャッタ速度1/60秒の組み合わせ
では依然として露光量がアンダーとなる。そこで、上述
したように露光量の不足分ΔLV3(<ΔLV2)に応
じてISO感度を増大させ、(4)式で絞り値の上限値
AVuを算出すると、図4のプログラム線図は同様に変
更される。
【0025】このような操作を繰り返し行い、変更され
たプログラム線図における要求露光量を表す斜め線が太
線のプログラム線図と交差すると、その交点に対応する
シャッタ速度TVと制御絞り値AVが被写体輝度BVに
最適な制御露出量として決定される。
【0026】図5〜図7は、MPU20で行われる露出
演算処理の流れを説明するフローチャートである。MP
U20は、操作部材24からレリーズ半押し操作信号が
入力されると、図5〜7の露出演算処理を開始する。な
お、図5〜図7においては半押し後に行われる全押しに
よる撮影シーケンスは省略している。この露出演算処理
は上述したSB露出演算、非SB露出演算、自動制御感
度露出機能の3つの方式を含む。また、後述するよう
に、装着されている撮影レンズの開放F値>制御絞り値
>開放F値+1/2段が成立する条件(以下、開放近傍
条件と呼ぶ)の場合は開放近傍露出補正を行う。
【0027】ステップS100において、MPU20
は、撮影レンズを開放にし、輝度検出回路13から出力
される被写体の輝度を表す測光出力を読み込んでステッ
プS110に進む。ステップS110において、MPU
20は、測光出力から輝度値BVansを決定する。ス
テップS120において、MPU20は、被写体輝度値
BVansと制御感度値SVを用いて、上式(1)により
シャッタ速度TV、レンズ絞り値AVを算出する。な
お、制御感度値SVは露出演算に使用するISO感度を
表し、撮像素子14が持つ固有の感度とは異なる。制御
感度値SVは制御感度範囲設定部材27で任意に変更し
たり、プログラム露出演算でも変更される。
【0028】ステップS130において、MPU20
は、ステップS120で算出した制御絞り値AVを読み
込み、開放近傍条件が成立しているか判定する。すなわ
ち、装着されている撮影レンズの開放F値>制御絞り値
AV>開放F値+1/2段が満足するか否かを判定す
る。ステップS130が肯定されるとステップS140
に進む。ステップS140において、MPU20は、ス
テップS110で決定した輝度値BVansを次式
(5)により補正して測光輝度値BVansに代入す
る。
【数5】 BVans=BVans−1/6 …(5)
【0029】すなわち、開放近傍条件が成立するとき
は、上式(5)で輝度値BVansを1/6段下げる。
式(5)は、開放近傍条件が成立する場合は撮影レンズ
の周辺に入射する光束の光量が光軸側に比べて減少する
から、測光出力から算出した輝度値BVansを低減補
正するものである。
【0030】ステップS150において、MPU20
は、開放近傍補正フラグをセットしてステップS160
に進む。ステップS160において、MPU20は、補
正後の被写体輝度値BVansと制御感度値SVを用い
て、上式(1)によりシャッタ速度TV、レンズ絞り値A
Vを再度、算出する。
【0031】ステップS130が否定されるとステップ
S170において、MPU20は、開放近傍補正フラグ
をクリアして図6のステップS210へ進む。ステップ
S210以降は後述する。
【0032】図5のステップS160または170から
図6のステップS210へ進む。MPU20は、次式
(6)により露出偏差ΔLVを算出する。
【数6】 ΔLV=(BVans+SV)−(TVct1+AVct1) …(6 ) ここで、BVansは測光輝度値、TVct1は制御シ
ャッタ速度、AVct1は制御絞り値である。式(6)
の右辺第1項(BVans+SV)を要求露光量、第2
項(TVct1+AVct1)を制御露光量と呼ぶ。な
お、後述するステップS240〜S330においては、
TVct1はシャッタ速度下限値、AVct1は絞り上
限値である。
【0033】ステップS220において、MPU20
は、プログラム露出制御モードかつSB撮影モードであ
るか否かを判定する。否定されるとステップS400へ
進み、肯定されるとステップS230へ進む。ステップ
S230において、MPU20は、露出偏差ΔLVが正
か負かを判定する。露出偏差ΔLVが正であればステッ
プS400へ進み、露出偏差ΔLVが負であればステッ
プS240へ進む。
【0034】ステップS240において、MPU20
は、露出偏差ΔLVから制御感度値SV、制御絞り値A
Vを求める。図7は、ステップS240の詳細を説明す
るフローチャートである。
【0035】図7のステップS500において、MPU
20は、制御感度値SVを露出偏差ΔLV相当増大す
る。ステップS510において、MPU20は、制御感
度値SVが最高ISO感度1600を越えているか否か
を判定する。否定されるとステップS520に進み、肯
定されるとステップS560に進む。ステップS520
において、MPU20は、ステップS500で増大した
制御感度SVを用いて上式(4)により絞り値AVの上
限値AVuを演算する。
【0036】そして、ステップS530において、演算
された絞り上限値AVuが、絞り11の上限値と下限値
の範囲に収まっているか判定する。肯定されるとステッ
プS535に進み、否定されるとステップS550に進
む。ステップS535において、ステップS520で演
算された絞り値AVの上限値AVuを絞り値AVct1
に代入して、上式(6)により露出偏差ΔLVを算出す
る。ステップS540において、MPU20は、露出偏
差ΔLVがLV/12より小さいか否かを判定する。ス
テップS540が否定されるとステップS500へ戻
り、同様な処理を繰り返す。ステップS540が肯定さ
れると、すなわち、露出偏差ΔLVがLV/12より小
さいと判定されるとステップS550に進む。ステップ
S550では、ステップS500で算出された制御感度
値SVと、ステップS520で算出された絞り値AVの
上限値AVuとを、それぞれ露出制御に用いる制御感度
値SVと制御絞り値AVとして決定する。
【0037】ステップS510が肯定されると、ステッ
プS560において、MPU20は、制御感度値SVと
して、最高ISO感度1600に対応する最高制御感度
値SVを代入する。ステップS570において、最高制
御感度値SVを用いて上式(4)から絞り値AVの上限
値AVuを算出してステップS550に進む。ステップ
S50では、ステップS560で代入された最高ISO
感度1600に対応する制御感度値SVと、ステップS
570で算出された絞り値AVの上限値AVuとを、そ
れぞれ露出制御に用いる制御感度値SVと制御絞り値A
Vとして決定する。
【0038】以上説明したように、プログラム露出制御
モードかつSB撮影であり、さらに露出偏差ΔLVが負
の場合、図7のステップS500〜570が実行され
る。そして、これらの処理により、露出偏差から制御感
度値SVおよび制御絞り値AVが次の(1)〜(3)の
ように算出される。
【0039】(1)露出偏差ΔLVが負の場合、露出偏
差ΔLVが小さくなるように(ゼロに近づくように)制
御感度値SVを設定変更する(ステップS500)。制
御感度値SVが変わることでプログラム線図の絞り上限
値AVuが上式(4)にしたがってAVu=(SV+
3)/2と変化する(ステップS520)。絞り上限値
AVuが変化したので露出偏差ΔLVも変化する(ステ
ップS535)。そこで、再び露出偏差が0となるよう
に制御感度値SVを設定する(ステップS500)。
【0040】(2)このように「露出偏差算出」→「露
出偏差が0に近づくようにISO感度設定」→「ISO
感度からプログラム線図の開放側絞り上限値設定」→
「露出偏差算出」・・・を、露出偏差ΔLVが1/12
EVとなるか、絞り上限値AVuが上限または下限を越
えたか、もしくは最高ISO感度となるまで繰り返し行
う。なお、制御感度値の変更分をΔSVとすると、開放
側絞り値の変更分ΔAVは次式(7)で示される。
【数7】 ΔAV=(SV+ΔSV+3)/2−(SV+3)/2 =ΔSV/2 …(7) したがって、上記の繰り返し処理は必ず収束する。
【0041】図6において、ステップS240で制御感
度値AVと制御絞り値AVが算出されるとステップS2
50に進む。ステップS250において、開放近傍補正
フラグがセットされていると判定されるとステップS2
60に進み、セットされていないと判定されるとステッ
プS260以降の処理をスキップする。ステップS26
0において、ステップS240で算出された制御絞り値
AVに対応するF値が開放近傍条件を満足するか判定
し、否定されるとステップS270に進み、肯定される
とステップS270以降の処理をスキップする。ステッ
プS250が否定された場合、およびステップS260
が肯定された場合は、ステップS240で決定された制
御感度値SVと制御絞り値AVが決定される。
【0042】ステップS270以降の処理は次のような
意味を有する。ステップS130で開放近傍条件が成立
してステップS140で開放近傍補正を行った場合、ス
テップS240において上述した繰り返し処理で算出さ
れた絞り値AVが開放近傍条件を満足しなくなることが
ある。この場合、それ以前に行っていた開放近傍補正を
解除して、制御感度値自動制御をやり直す必要がある。
そこで、ステップS250で開放近傍補正済みと判定さ
れ、かつ、ステップS260で開放近傍補正が必要でな
いと判定された場合は、ステップS270以降の処理を
実行する。
【0043】ステップS270では、ステップS240
で算出された制御感度値SVおよび制御絞り値AVと、
ステップS140で決定された測光輝度値BVans
(開放近傍補正後の輝度値)とを一組の露出演算値とし
て記憶する。
【0044】ステップS280では、ステップS140
で算出された輝度値BVansにΔ1/6を加算して補
正前の輝度値BVansに戻す。ステップS290で
は、ステップS210と同様に式(6)を用いて新たに
露出偏差ΔLVを算出する。ステップS300では、ス
テップS290で算出された露出偏差ΔLVを用いて、
ステップS240と同様にして新たに制御感度値SVと
制御絞り値AVを算出する。
【0045】ステップS310において、ステップS3
00で算出された制御絞り値AVが開放近傍条件を満足
するか判定し、否定されるとステップS320に進み、
肯定されるとステップS330に進む。ステップS32
0では、ステップS300で算出された制御感度値SV
および制御絞り値AVを制御露出量として決定する。ス
テップS330では、ステップS270で記憶した制御
感度値SVと制御絞り値AVを決定する。
【0046】ステップS220が否定された場合、すな
わち非SB露出演算を行う場合はステップS400に進
む。ステップS230が否定された場合、すなわち、S
B露出演算を行う撮影条件ではあるが露出偏差ΔLVが
正の場合もステップS400に進む。ステップS400
は従来から知られている上述した自動感度制御機能によ
る露出演算である。
【0047】ステップS400において、次式(8)に
より制御感度値SVを露出偏差ΔLVに対応して増減す
る。
【数8】SV=SV−ΔSV …(8) ΔSVはΔLVに比例する補正感度量である。
【0048】ステップS410では、式(8)で算出さ
れた感度値SVがISO感度値200〜1600の範囲
内に制限する。
【0049】以上のステップS270〜ステップS33
0の処理をまとめると次のとおりである。 (1)直前に演算されている制御感度値SVおよび制御
絞り値AVと、開放近傍補正された測光輝度値BVan
sを一組の露出値として記憶する。 (2)開放近傍補正されたBVansを補正前の値に戻
して露出偏差ΔLVを算出する。 (3)露出偏差ΔLVに基づき繰り返し処理を行って制
御感度値SVと制御絞り値AVを求める。 (4)上記(3)で算出した制御絞り値AVが開放近傍
条件を満足しない場合は、上記(3)で算出した制御感
度値SVと制御絞り値AVを制御露出量として決定す
る。 (5)上記(3)で算出した制御絞り値AVが開放近傍
条件を満足する場合は、上記(1)で記憶した制御感度
値SVと制御絞り値AVを制御露出量として決定する。
【0050】ステップS240,300で繰り返し処理
を実行する代わりに、次式(9)により制御感度値SV
を演算してもよい。
【数9】 制御感度値SV=−2×BVans+13(EV) …(9) なお、(9)式はシャッタ速度1/60秒、電子閃光装
置内蔵カメラの場合である。電子閃光装置がカメラの外
部に装着される場合は、次式(10)に示される。
【数10】 制御感度値SV=−2×BVans+15(EV) …(10)
【0051】すなわち、 プログラム露出モードでSB撮影する時、プログラム
線図の絞り上限値とシャッタ速度下限値で決まる制御露
光量が要求露光量よりもアンダーのときは制御感度値S
Vを増大する。 それにともなう絞り上限値AVuを増大(絞り込み)
する。 上記、で変更された制御感度値SVと絞り上限値
AVuによるプログラム線図から適正露光量が得られれ
ば、それを制御露出とし、得られなければ適正露光量が
得られるまで〜を繰り返す収束法で算出される制御
感度値SVと等価であれば、上記〜を実際に繰り返
すことなく、上記(9)式や(10)式のような1次式
などの関数により、制御感度値SVを直接算出してもよ
い。
【0052】上述した電子スチルカメラは、撮像素子1
4の入射光路にシャッタ10を配置した場合について説
明した。しかし、撮像素子14の電荷蓄積時間を制御し
てシャッタ速度を調節する、いわゆる電子シャッタにつ
いても本発明を適用できる。
【0053】以上の説明では電子スチルカメラについて
説明したが、動画を出力する電子カメラ、ムービーカメ
ラにも本発明を適用することができる。さらに、撮像素
子を搭載した携帯電話を含む携帯情報端末などにも本発
明を適用できる。
【0054】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、CCD14が撮像手段に、被写体輝度検出回
路13が測光手段に、MPU20が露出演算手段、開放
近傍補正手段にそれぞれ対応する。
【0055】
【発明の効果】本発明による電子カメラによれば、プロ
グラム露出制御によるSB撮影時、プログラム線図によ
りシャッタ速度下限値と絞り上限値による制御露光量で
は背景の露光量が不足する場合、撮像素子の制御感度値
および絞り上限値を変更して背景を適正露出にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電子スチルカメラ
の概要を示すブロック図
【図2】図1の電子スチルカメラで使用されるSB撮影
時のプログラム線図の一例を示す図
【図3】図1の電子スチルカメラで使用されるSB撮影
時のプログラム線図の一例を示す図
【図4】図1の電子スチルカメラで使用されるSB撮影
時のプログラム線図の一例を示す図
【図5】露出演算処理の流れを説明するフローチャート
【図6】図5に続く露出演算処理の流れを説明するフロ
ーチャート
【図7】図5のステップS240の詳細を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
10:シャッタ 11:絞り 13:被写体輝度検出回路 14:CCD 16:可変利得増幅回路 20:MPU 25:絞り値設定部材 26:シャッタ速度
設定部材 27:被制御感度範囲設定部材 28:F値検出回路 29:電子閃光装置
フロントページの続き (72)発明者 野村 尚勲 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目3 番3号株式会社ニコンシステム内 Fターム(参考) 2H002 CC00 CC31 CD00 CD11 FB23 FB24 FB38 GA26 JA07 2H053 AA01 AA08 AA09 AD00 AD21 DA03 5C022 AA13 AB02 AB12 AB17 AC69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズを通して被写体像を撮像する撮
    像素子と、 被写体を測光する測光手段と、 前記測光手段で測光した被写体の明るさを表す輝度値お
    よび前記撮像素子の感度を表す制御感度値で決定される
    要求露光量となるように、絞り値とシャッタ速度を算出
    する露出演算手段とを備え、 前記露出演算手段は、照明光を照射して行う撮影用プロ
    グラム線図の絞り上限値とシャッタ速度下限値の組み合
    わせで得られる制御露光量が前記要求露光量よりも小さ
    いとき、前記制御露光量が前記要求露光量以上になるよ
    う前記制御感度値と前記絞り上限値を不足する露光量に
    応じて可変させて絞り値とシャッタ速度(以下、両者を
    第1の制御露出量)を演算して決定することを特徴とす
    る電子カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1の電子カメラにおいて、 装着されている撮影レンズの開放F値>制御絞り値>開
    放F値+1/n段(nは正の整数)が成立する条件(以
    下、開放近傍条件と呼ぶ)の場合、前記輝度値を低減補
    正する開放近傍補正手段をさらに備え、 前記露出演算手段は、前記第1の制御露出量の演算が補
    正後輝度値により行われている場合であって、前記第1
    の制御露出量として決定された絞り値が前記開放近傍条
    件を満足しない場合、前記補正後輝度値を補正前の輝度
    値に戻し、 前記制御露光量が前記補正前の輝度値による要求露光量
    以上になるよう前記制御感度値と前記絞り上限値を不足
    する露光量に応じて可変させて絞り値とシャッタ速度
    (以下、両者を第2の制御露出量)を演算し、 前記第2の制御露出量として決定された絞り値が前記開
    放近傍条件を満足しないときは、前記第2の制御露出量
    を制御露出量として決定することを特徴とする電子カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記露出演算手段は、前記第2の制御露出量として決定
    された絞り値が前記開放近傍条件を満足するときは、前
    記第1の制御露出量を制御露出量として決定することを
    特徴とする電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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