JP4815340B2 - ローラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラベル貼付装置等の装置本体に設けられ、帯状台紙を搬送ローラと共に挟持するニップローラ等のローラ装置に関する。
従来のラベル貼付装置100は、図8に示すように、ラベル91が仮着した帯状台紙94をロール状に巻き取ったラベル連続体9をベルトコンベア71上に搬送される被着体70に向けて繰り出し、そのラベル91を鋭角に突出した剥離板によって折り返して帯状台紙94から剥離させる。そして、剥離板の先端部で転向された帯状台紙94は、搬送ローラ6とニップローラ7とによって挟持され、巻取軸8に巻き取られる。
このニップローラ7は、例えば、搬送ローラ6に圧接されていて、搬送ローラ6の回転に従動して回転する。そして、搬送ローラ6とニップローラ7の圧接面にラベル剥離後の帯状台紙94が挟持されている。
このため、ラベル剥離後の帯状台紙94の残余粘着材95が存する面(ラベル剥離面)は、ニップローラ7のローラ面にのみ接触して巻取軸8に巻き取られる。したがってラベル貼付装置100を長期間にわたって使用すると、ニップローラ7のローラ面に糊が付着し続け、除去しないと糊層が形成されてしまう。
ニップローラ7のローラ面に糊層が形成されると、ニップローラ7の径が大きくなることからニップローラ7の軸部に装着されている回転ベアリングが規定値以上の圧力を受けることになる。このため、形成された糊層を放置し続けた場合にはベアリングの破損を招く。
したがって、一般に一定期間毎にニップローラ7のローラ面を清掃することが行われている。
このニップローラ7のローラ面の清掃作業を容易に行うために、例えば、特許文献1には、搬送ローラ6との圧接を外し、ニップローラ7を上方へ移動可能としたラベル貼付装置100が開示されている。
特開2004−315026号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、ニップローラ7を上下方向へ若干の距離移動可能としているのみでありニップローラ7の取外しはできないため清掃するローラ面と他の機器との間隙が充分取れず、ローラ面の清掃に手間がかかるという課題があった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記問題点を解決できるローラ装置を提供することを目的とする。
本発明における請求項1記載のローラ装置は、ラベル貼付装置に設けられるローラ装置であって、ローラとそれを支持する軸受け台部とを備えたローラ支持手段と、前記ローラ支持手段が着脱可能に取り付けられるローラ支持手段取付部材と、前記ローラと他のローラとの圧接と該圧接の解除を行うローラ圧接解除手段とを有することを特徴とする。
また、本発明における請求項2記載のローラ装置は、前記ローラ支持手段は、前記ローラの回転軸を固定する固定手段を有し、この固定手段が軸受け台部に設けられていることを特徴とする。
また、本発明における請求項3記載のローラ装置は、前記軸受け台部は基部と端部及びこの基部と端部との間を前記回転軸が移動可能な空間を有し、前記固定手段は、前記回転軸を付勢する付勢手段と、該付勢手段により付勢されて前記端部に前記回転軸が移動したときに前記回転軸を固定する、前記端部に設けられた軸固定部とを有することを特徴とする。
本発明によるローラ装置によれば、ニップローラをラベル貼付装置等から取り外し可能としたことで、ローラ面の清掃を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
ラベル貼付装置1は、図1に示すように本体フレーム1aを有しており、本体フレーム1aの上部には、供給軸2が架設されている。供給軸2には、ロール状のラベル連続体9が回転自在に装填されている。
本体フレーム1aには、テンションバー2aが矢印A、B方向に揺動自在に支持されていて、テンションバー2aの先端部近傍にはテンションローラ2bが回転自在に取り付けられている。
本体フレーム1aには、案内ローラ3と案内板3aが設けられている。これらの案内ローラ3と案内板3aは、ロール状のラベル連続体9から繰り出された帯状台紙94の剥離板4への移送を案内する。
本体フレーム1aには、平板状であって、先端部を鋭角に尖って形成された剥離板4が設けられている。この剥離板4と案内板3aの間には、帯状台紙94に仮着されたラベル91の位置を検出するマーク検出センサー3bが設置されている。マーク検出センサー3bは、反射型センサーであって、後述する帯状台紙94の裏面のマーク96に投光して当該マーク96を反射させることにより、帯状台紙94上のラベル91の位置を間接的に検出する。
本体フレーム1aの前方(図1における左下側)には、貼付ローラ5が回動自在に支持されていて、被着体70へのラベル91貼付時には、矢印C方向に回転する。更に、本体フレーム1aには、図示しないモータにより駆動される搬送ローラ6が、支持されていると共に、ローラ装置10が回動自在に支持されている。ローラ装置10には、ニップローラ7が着脱可能に支持されていて、通常はニップローラ7と搬送ローラ6が圧接している。
ラベル連続体9は、テンションローラ2b、案内ローラ3を経て剥離板4に至り、更に搬送ローラ6、ニップローラ7を経て図示しないモータによって回転する巻取軸8に巻き取られている。
ラベル貼付装置1の下方には、ベルトコンベア71が配置されている。ベルトコンベア71は矢印D方向に駆動自在に配置されていて、このベルトコンベア71を駆動することにより、ベルトコンベア71に載置された被着体70を図1の右側から左側の矢印D方向に搬送することができる。またベルトコンベア71には、光の透過量を測定する透過型センサーである被着体検出センサー72が付設されており、ベルトコンベア71上の被着体70の位置を被着体検出センサー72で検出することができる。
ラベル連続体9は、図2に示すように、帯状台紙94に多数枚のラベル91が所定の間隔で連続的に仮着されて構成されており、各ラベル91の裏面にはそれぞれ感圧性粘着材92が全面に塗布されている。また、帯状台紙94のラベル91が仮着される表面には、全面に剥離材93が塗布されている。帯状台紙94の裏面には、黒色のマーク96が各ラベル91に対応させた位置に付けられている。
ローラ装置10は、図3(a)に示すように、ローラ支持手段となるニップローラアッセンブリー20と、ローラ圧接解除手段となるニップローラアッセンブリー取付機構50と、ローラ支持手段取付部材となる着脱部材60とを備えている。
ニップローラアッセンブリー取付機構50は、ニップローラアッセンブリー取付板51と、支点と、支点支持部53と、取付板支持棒54と、連結ピン55と、スリット56とストッパ57とを有する。
ニップローラアッセンブリー取付板51は、その端部の下側に、取付面と直角に形成された支点支持部53が設けられている。また、支点支持部53の略中央には支点用孔53aが穿削されている。本体フレーム1aには、それ自身を回動自在に支持する支点が設けられる。図面ではこの支点として回転ピン52を前記の支点用孔53aに挿通させている。この回転ピン52の回りを支点支持部53が回動することによりニップローラアッセンブリー取付板51は、本体フレーム1aに回動自在に軸支されている。
取付板支持棒54は、本体フレーム1aに一端部54aを中心として回動自在に軸支されている。取付板支持棒54の他端部54bには、連結ピン55が回動自在に装着され、この連結ピン55は、その先端が本体フレーム1aに形成されたスリット56に挿嵌されている。
スリット56は、取付板支持棒54の一端部54aを中心とする円弧状をなしている。スリット56の下方側の端部を設ける位置は、取付板支持棒54が当該位置に移動することにより、取付板支持棒54の端部54bがニップローラアッセンブリー取付板51を押圧する位置である。一方、スリット56の上方側の端部を設ける位置は、取付板支持棒54が、上方へ移動することにより、取付板支持棒54によるニップローラアッセンブリー取付板51の支持が外れる位置であれば、特に限定されない。
ストッパ57は、本体フレーム1aにおいて、支点と取付板支持棒54の一端部54aとの間であって、ニップローラアッセンブリー取付板51の裏面側(取付板支持棒54の側)に立設されている。
着脱部材60は、ニップローラアッセンブリー固定ブロック61と、着脱ネジ62とを有する。ニップローラアッセンブリー固定ブロック61は、略直方体の台状に形成され、底部61aがニップローラアッセンブリー取付板51の表面に当接される。ニップローラアッセンブリー固定ブロック61の表面側の長手方向には、幅方向断面が台形の蟻溝61b(図4参照)が形成されている。また、ニップローラアッセンブリー取付板51と、ニップローラアッセンブリー固定ブロック61には、着脱ネジ62が螺入される螺孔が穿設されている。そして、このニップローラアッセンブリー固定ブロック61及び着脱ネジ62によりニップローラアッセンブリー20が、ニップローラアッセンブリー取付板51に取り付けられている。
ニップローラアッセンブリー20は、図4に示すようにニップローラアッセンブリー固定ブロック61の蟻溝61bにスライド嵌合可能となっている。
ニップローラアッセンブリー20は、ニップローラ7と、ローラ回転軸22と、軸受け台部30、30と、固定手段となる固定機構40、40とを有する。そして、ローラ回転軸22は軸受け台部30、30で支えられる。
ロ−ラ回転軸22は、ニップローラ7の両端から延出されていて、ロ−ラ回転軸22の両端は、軸受け台部30、30によって支持されている。搬送ローラ6のローラ面によりそのローラ面が圧接されるニップローラ7を例示しているが、ニップローラ7に限らず、そのローラ面が圧接されるものであれば、いかなるローラであっても構わない。
図5は、ニップローラアッセンブリー20と、ニップローラアッセンブリー固定ブロック61がスライド嵌合した状態を示す。
軸受け台部30、30は、後述する台座部37上に設けられ、ローラ回転軸22の軸受けを行う軸受け部33、33と、ニップローラ7の清掃を行うときにニップローラ7の回転を防止するためにローラ回転軸22の固定を行う固定部34、34とを備えている。また、軸受け部33の図示下側を基部31、31として、図示上側を端部32、32としている。
軸受け部33、33は、図6に示すように略角柱状に形成されていて、ローラ回転軸22が挿通された軸受けブロック35と、軸受けブロック35を下部から付勢するスプリング等の付勢部材41と、が設けられている。
軸受けブロック35のローラ回転軸22の挿通部36には、ベアリング等の回転手段が設けられていることが好ましい。また、軸受け部33、33の基部を31aとし、端部を32aとしている。
固定部34、34は、ローラ回転軸22の径方向断面において逆L字状に形成されていて、ニップローラ7の端面と軸受け部33の間に設けられている。一つの固定部34の上部には、ローラ回転軸22の軸直交方向に張り出す張出部34aが設けられていて、張出部34aの下面には、軸固定部42が設けられている。また、固定部34、34の基部を31bとし、端部を32bとしている。
台座部37は、幅方向断面を台形状に形成された台状の略直方体であって、底部の長手方向略中央には、図示しない、着脱ネジ62が螺合する螺孔が穿設されている。
固定機構40、40は、軸受け部33の内部に伸縮自在に収納されていて、付勢手段となる付勢部材41と、固定部34の張出し部34aに形成される軸固定部42と、ローラ回転軸22に固着される固定片43とを備えている。
付勢部材41は、例えば適度な弾性係数を有するコイルバネが適用できて、軸受け部33の内側に設けられている。付勢部材41の一端は、軸受け部基部31aに固定されていて、付勢部材41の他端が軸受けブロック35の下部に接している。
軸固定部42は、固定部34の張出し部34aの下面に、ローラ回転軸22の軸部外周に装着された角柱状の固定片43が嵌りこむ形状に形成されている。
通常稼動時には、軸固定部42の下方と固定片43との間には適度な間隙を有する空間Kが形成される。付勢部材41の反発力によりローラ回転軸22は軸受け部基部31a及び固定部基部31bから軸受け部端部32a及び固定部端部32bの間移動可能である。
固定片43は、図4及び図6(a)に示すようにローラ回転軸22の軸部の所定位置に固着されている。この所定位置は、ローラ回転軸22の軸方向にあって、軸固定部42が設置された位置に対応する部位である。また、固定片43は、図示上は断面三角形に形成されているが、断面三角形に限定されるものではない。
次に、ベルトコンベア71で順次搬送されてくる被着体70に対してラベル貼付作業を行う際のラベル貼付装置1の動作を図1に基づいて説明する。
ラベル貼付装置1の起動により、まず図示しないモータを駆動して巻取軸8及び搬送ローラ6が回転させられる。
ラベル連続体9のラベル91は、案内ローラ3及び案内板3aに案内されて、剥離板4に至る。ここで、ラベル連続体9の帯状台紙94は、剥離板4の先端部で鋭角に折り返した後、搬送ローラ6とニップローラ7に挟持されながら案内され巻取軸8に巻き取られる。
ラベル連続体9のラベル91は、帯状台紙94から剥がされつつ剥離板4の先端部から前方へ進み、貼付ローラ5に押圧されてベルトコンベア71上の被着体70の上面に貼付される。
このとき、ベルトコンベア71で搬送されてくる被着体70の位置は、被着体検出センサー72で検出されており、またラベル連続体9のラベル91の位置はマーク検出センサー3bにより検出されているので、これらの信号を取り込んだ駆動制御装置等の制御によりベルトコンベア71で搬送されてくる被着体70に合わせてラベル連続体9のラベル91をタイミングよく供給することができる。
ラベル連続体9は、テンションローラ2bによって所定の張力が付与された状態で巻取軸8まで供給される。このことにより、ラベルの貼付動作は円滑に行われる。
次に、ローラ面清掃のためにローラ装置10を構成するニップローラアッセンブリー20をラベル貼付装置1から取外す操作について説明する。
図3(a)は、ローラ面清掃を行う前の状態であって搬送ローラ6とニップローラアッセンブリー20が圧接している状態を示している。ニップローラアッセンブリー20がニップローラアッセンブリー取付機構50により搬送ローラ6側方向に(図3(a)において、左側)押圧されている。具体的には、取付板支持棒54の他端部54bがニップローラアッセンブリー取付板51の裏面(図3(a)において、右側面)を押圧している。一方、このニップローラアッセンブリー20は、搬送ローラ6と圧接していることから、その圧接面において上記と逆方向(図3(a)において、右側)に押圧されている。このようにラベル貼付装置1の通常使用状態において、ローラ装置10は固定設置されている。
なお、ニップローラアッセンブリー取付機構50は、ニップローラアッセンブリー20が搬送ローラ6と圧接する方向に移動できる機構であれば、いかなるものであっても構わない。
ニップローラ7のローラ面の清掃に当たって、搬送ローラ6との圧接を解除する手順を図3(b)に基づいて説明する。例えば作業者が、取付板支持棒54を把持して、連結ピン55をスリット56に沿わせつつ上方へ移動させ、スリット56の上端に位置させる。このことにより、取付板支持棒54の他端部54bによるニップローラアッセンブリー取付板51への押圧がなくなる。したがって、ニップローラアッセンブリー取付板51は、搬送ローラ6と反対側方向に(図3(b)において、右側)支点を中心に回転移動する。そして、ニップローラアッセンブリー取付板51の裏面側がストッパ57に当接することで、ニップローラアッセンブリー取付板51は、ストッパ57の位置に固定される。このようにして、ニップローラアッセンブリー20の圧接は解除される。
ニップローラアッセンブリー20のニップローラアッセンブリー取付板51からの取外しは、図3(b)の搬送ローラ6とニップローラ7との圧接が解除された状態から、着脱ネジ62を取外し、ニップローラアッセンブリー固定ブロック61からスライド抜脱することにより行われる。図4は、このようにして取外されたニップローラアッセンブリー20を示す。この状態でニップローラ7のローラ面の清掃が可能となる。ニップローラアッセンブリー固定ブロック61の蟻溝61bは、長手方向の一端が開口形成され、他端が閉止形成されている。着脱ネジ62による一点止めで、ニップローラアッセンブリー20は、ニップローラアッセンブリー固定ブロック61に固定される。
次に、このようにニップローラアッセンブリー取付板51から取外されたニップローラアッセンブリー20におけるローラ回転軸22の固定について図6及び図7に基づいて説明する。
ニップローラアッセンブリー取付板51に取付けられ、通常の使用状態におけるニップローラアッセンブリー20の固定機構40の動作を説明する。
図6はニップローラ7が図示されていない搬送ローラ6等によって、基部31側に押圧されている場合を示している。ニップローラ7は搬送ローラ6からが押圧されることから、ローラ回転軸22も基部31側に移動する。軸受け部33、33においては、ローラ回転軸22が軸受け部基部31a、31a側へ移動することに伴い、挿通されている軸受けブロック35、35が軸受け部基部31a、31a側へ移動する。このとき、軸受けブロック35、35下部の付勢部材41,41が押圧され圧縮する。また、固定部34,34においては、ローラ回転軸22が基部31側へ移動することに伴い、ローラ回転軸22の所定部位に装着された固定片43、43が、軸固定部42、42から離れる。そして、軸固定部42、42と固定片43、43の間に形成される空間により、ローラ回転軸22は自由に回転することができる。
ニップローラ7の清掃を行うために、ニップローラアッセンブリー20がニップローラアッセンブリー取付板51から取外された場合の固定機構40等を構成する各部材の位置関係について説明する。図7は図示されていない搬送ローラ6等によるニップローラ7への押圧が外された場合を示す。
ニップローラ7への押圧が外されたことにより、圧縮されていた付勢部材41、41は、軸受けブロック35、35を軸受け部端部32a、32a方向へ移動させる。このことによりローラ回転軸22が軸受け部端部32a、32a方向へ移動する。また、固定部34、34においては、ローラ回転軸22の固定部端部32b、32b側への移動に伴い、ローラ回転軸22の所定部位に装着された固定片43、43が、軸固定部42、42に嵌合する。そして、軸固定部42、42と固定片43、43の間の空隙がなくなり、ローラ回転軸22の自由回転は防止される。
このように、ニップローラアッセンブリー20がラベル貼付装置1から取外すことが出来て、且つローラ回転軸22の自由回転が防止されることにより、ローラ面の清掃が隅々まで容易に行うことができる。
本実施形態において、固定片43、43は、断面三角形で図示されているが、断面六角形や八角形等の多角形であっても構わない。また、この場合軸固定部42、42の形状も固定片43、43の形状に合わせて嵌合可能な形状に形成する。
このような多角形の形状であれば、固定片43、43と軸固定部42、42の嵌合はより容易になるという効果が得られる。
本実施形態においては、固定部34、34をニップローラ7の両端面と軸受け部33、33の間に設けている。さらに本発明は次のような構成を採用できる。
第一の構成は、例えば固定部34、34を軸受け部33、33の外側に設けることもできる。このように構成した場合には、ローラ回転軸22の両端部に固定片43、43を設けることができる。この場合固定片43をローラ回転軸の所定の位置に固着するという調整作業が不要となり製造コストを低下させるという効果が得られる。
第二の構成は、固定部34、34を軸受け部33、33の外側に設け、ローラ回転軸22の両端部を多角形に形成する。ローラ面清掃時には、固定部34、34にローラ回転軸22の両端部に形成した多角形部を嵌合させることにより、ローラの回転が防止される。つまり固定片43、43を設ける必要がなくなるという効果が得られる。
本実施形態においては、搬送ローラ6とニップローラ7の組み合わせで説明したが、2つのローラが対向する装置であれば、本発明は適用することができる。例えば、圧延機の圧延油除去装置等に適用できる。
なお、本実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能であること、また、そのような変更した構造も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るラベル連続体を示す斜視図である。 図1に示すローラ装置の構成を示す側面図である。 図3に示すニップローラアッセンブリーの構成を示す斜視図である。 図3に示すニップローラアッセンブリーの構成を示す側面図である。 本発明の実施形態によるニップローラアッセンブリーの動作を示す概略構成図であって、(a)は透視部分を含む側面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 本発明の実施形態によるニップローラアッセンブリーの動作を示す概略構成図であって、(a)は透視部分を含む側面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 従来のラベル貼付装置の構成を示す概略側面図である。
符号の説明
1 ラベル貼付装置
1a 本体フレーム
2 供給軸
4 剥離板
6 搬送ローラ (他のローラ)
7 ニップローラ(ローラ)
8 巻取軸
9 ラベル連続体
10 ローラ装置
20 ニップローラアッセンブリー(ローラ支持手段)
22 ローラ回転軸
30 軸受け台部
31 基部
31a 軸受け部基部
31b 固定部基部
32 端部
32a 軸受け部端部
32b 固定部端部
33 軸受け部
34 固定部
34a 張出部
35 軸受けブロック
36 挿通部
37 台座部
40 固定機構(固定手段)
41 付勢部材(付勢手段)
42 軸固定部
43 固定片
50 ニップローラアッセンブリー取付機構(ローラ圧接解除手段)
51 ニップローラアッセンブリー取付板
54 取付板支持棒
56 スリット
60 着脱部材(ローラ支持手段取付部材)
61 ニップローラアッセンブリー固定ブロック
61b 蟻溝
62 着脱ネジ
70 被着体
91 ラベル
94 帯状台紙
100 従来のラベル貼付装置

Claims (3)

  1. ラベル貼付装置に設けられるローラ装置であって、
    ローラとそれを支持する軸受け台部とを備えたローラ支持手段と、
    前記ローラ支持手段が着脱可能に取り付けられるローラ支持手段取付部材と、
    前記ローラと他のローラとの圧接と該圧接の解除を行うローラ圧接解除手段とを有する
    ことを特徴とするローラ装置。
  2. 前記ローラ支持手段は、前記ローラの回転軸を固定する固定手段を有し、この固定手段が軸受け台部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のローラ装置。
  3. 前記軸受け台部は基部と端部及びこの基部と端部との間を前記回転軸が移動可能な空間を有し、
    前記固定手段は、前記回転軸を付勢する付勢手段と、
    該付勢手段により付勢されて前記端部に前記回転軸が移動したときに前記回転軸を固定する、前記端部に設けられた軸固定部とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載のローラ装置。
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