JP4814868B2 - Tmcc信号受信装置 - Google Patents

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本発明は、地上ディジタルテレビジョン放送受信機に関し、特にISDB−T方式の地上ディジタルテレビジョン放送のTMCC信号受信装置に関するものである。
地上ディジタルテレビジョン放送伝送方式であるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)では、受信機の復調・復号処理を補助するための制御情報として、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を特定のキャリアを用いて伝送している。そのTMCC信号におけるビット割り当てと、伝送するTMCC情報の内容を図1に示す。TMCC信号は、図1に示すように、先頭のビットBが差動復調の基準であり、ビットB〜B16がフレーム同期信号、ビットB17〜B19がセグメント形式識別、ビットB20〜B121が伝送パラメータなどのTMCC情報、ビットB122〜B203が誤り訂正用パリティビットである。即ち、TMCC信号は、204ビットで構成され、1シンボルで1ビット、1フレームで204ビットが伝送されることになり、毎フレーム繰り返し伝送されている。
TMCC信号受信装置、又はTMCC信号受信装置を備える地上ディジタル放送受信機において、このTMCC信号の特定のビット(TMCC情報)を低消費電力で受信する従来技術として、フレーム内間欠受信が知られている(例えば、特許文献1参照)。
フレーム内間欠受信のタイミング例を図2に示す。この例では、所望のTMCC情報を、B26に割り当てられた緊急警報放送用起動フラグ(以下、EWS信号と称する。)としている。フレームの先頭シンボル付近でTMCC信号受信装置の受信回路を起動して、B26のEWS信号までの合計27シンボル期間にTMCC信号を受信し、B27の以降のシンボルに対しては受信回路を停止する。受信回路の起動(電源供給のオン)又は停止(電源供給のオフ)の制御は、受信回路全体に対して実施しても良いし、消費電力の大きい受信回路内の一部の回路を起動、又は停止してもよい。これにより、1フレーム期間に全てのシンボルを受信する場合と比較してTMCC信号受信装置の消費電力を低減することができる。
例えば、図2に示すように、地上ディジタルテレビジョン放送の送信モードがモード3でガードインターバル比(GI比)1/8の場合、1フレームは231.336msecである。フレーム内間欠受信では、従来のTMCC信号受信装置における受信回路に対して電源供給する継続時間は、例えば30.618msec(27シンボル分)として、TMCC信号のフレームの先頭から受信回路への電源供給を行い、所望のシンボル(例えばEWS信号)が受信された時点で電源を遮断する。従って、EWS信号を受信するには最低1フレーム以上を必要としている。
一方、受信回路の消費電力をより一層低減させる従来技術として、所望のTMCC情報(例えば、EWS信号)のシンボル以降、数フレーム期間、受信回路を起動せずに、TMCC信号を受信しないようにするフレーム間間欠受信が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、フレーム内間欠受信ではパリティビットを含む全てのTMCC信号を受信しないことから、TMCC情報のFEC(Feedforward Error Correction)に用いられている短縮化差集合巡回符号を用いた誤り訂正を行うことができない。このため、所要のビット誤り率を確保するには、何らかの誤り訂正処理を行う必要がある。そこで、フレーム内間欠受信における伝送路ビット誤りを訂正する簡易な方法としてフレーム間で多数決判定する(後述するように、多数決判定処理とも称する。)方法が開示されている(例えば、非特許文献2参照)。
特開2006−319771号公報 特開2002−217883号公報
ISDB−T方式の地上ディジタル放送受信において、バッテリーで駆動する携帯端末などで緊急警報放送による自動起動を実現するには、バッテリーの消耗により携帯端末の通話時間や待受時間に与える影響を考慮すると、所望のシンボル(例えばTMCC信号に含まれる緊急警報放送用起動フラグのEWS信号)を可能な限り低消費電力で監視する必要がある。
従来のTMCC信号受信装置では、前述したように、受信回路の消費電力を低く抑えるために間欠受信処理する手法が提案されている。即ち、フレーム内間欠受信処理とは、TMCC信号の先頭、即ちOFDMフレーム(以下、単にフレームと称する。)の先頭からEWS信号が伝送されるOFDMシンボル(以下、単にシンボルと称する。)までの期間のみを受信する方法である。また、フレーム間間欠受信処理とは、受信するフレーム期間をフレーム単位で間引いて受信する方法である。尚、以下の説明において、間欠受信処理を単に間欠受信又は間欠受信動作とも称する。
ここで、代表的なTMCC信号受信装置の動作について図3〜図5を参照して説明する。図3に示す代表的なTMCC信号受信装置は、受信回路10、TMCC復調回路11及び制御回路12からなる。
まず、RF(Radio Frequency)帯のISDB−T信号が、受信回路10に入力される。受信回路10は、入力されたRF信号を増幅した後、IF(Intermediate Frequency)帯に周波数変換し、得られたIF信号にAGC(Auto Gain Control)処理を行って信号レベルを一定量に調整した後に出力する。
TMCC復調回路11は、受信回路10から供給されるIF信号からTMCC信号を復調し、TMCC信号に含まれるTMCC情報を出力するとともに、IF信号から再生されるOFDMシンボルにタイミングを合わせたシンボルタイミング信号と、TMCC情報から再生されるOFDMフレームにタイミングを合わせたフレームタイミング信号を出力する。
制御回路12は、シンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号を入力し、フレーム単位で間引いて動作するフレーム間間欠受信処理を行うように受信回路10への電源供給を制御する。
図4に代表的な受信回路10の構成例を示す。受信回路10の構成に関しては、図4に示す構成の他にも様々な構成が考えられるが、その一例として説明する。
RFフィルタ100は、入力されるRF信号からISDB−T方式のRF信号のみを抽出するバンドパスフィルタである。RFアンプ(AGC)101は、抽出したRF信号を所定のレベルまで増幅するように機能する。ミキサ102は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)105によって発生される発振周波数を用いて所望のチャンネル周波数の信号のみを増幅するように機能する。IFフィルタ103は、不所望のチャンネル周波数の信号を除去するように機能する。IFアンプ(AGC)104は、抽出したIF信号を所定のレベルまで増幅してアナログIF信号を出力するように機能する。尚、VCO105によって発生される発振周波数は、PLL(Phase Locked Loop)106により、所望のチャンネル周波数と正確に同期するように制御される。
また、RFアンプ(AGC)101、VCO105、PLL106及びIFアンプ(AGC)104は、制御回路12から出力される所定の間欠受信を行うための間欠受信制御信号により、電源スイッチ107を介して電源供給が制御される。
図5に代表的なTMCC復調回路11の構成例を示す。入力されたアナログIF信号は、A/D変換部110に入力される。A/D変換部110は入力されたアナログIF信号をディジタルIF信号に変換して出力する。
A/D変換部110から出力されたディジタルIF信号は、直交復調部111に入力される。直交復調部111は入力されたディジタルIF信号を直交復調し、等価ベースバンド信号(I信号及びQ信号)に変換して出力する。
直交復調部111から出力されたI信号及びQ信号はそれぞれ二分配されてTMCCキャリア復調部112とシンボルタイミング再生部113に入力される。TMCCキャリア復調部112は、入力されたI信号及びQ信号に含まれるTMCC情報を復調して出力する。
TMCC情報の復調に際しては、FFT処理を使用してもよいし、1有効シンボル期間に渡る積分処理を利用してもよい(例えば、特許文献1参照)。シンボルタイミング再生部113は入力された等価ベースバンド信号からOFDMシンボルタイミングを再生して、シンボルタイミング信号を出力する。
シンボルタイミング再生部113から出力されたシンボルタイミング信号は、二分配される。二分配されたシンボルタイミング信号の一方は、フレームタイミング再生部114に入力される。二分配されたシンボルタイミング信号の他方は、TMCC復調回路11の出力信号となる。
また、TMCCキャリア復調部112から出力されたTMCC情報も、二分配される。二分配されたTMCC情報の一方は、フレームタイミング再生部114に入力される。二分配されたTMCC情報の他方は、TMCC復調回路11の出力信号となる。
フレームタイミング再生部114は、入力されたシンボルタイミング信号をタイミングの基準として、入力されたTMCC情報に含まれる同期信号(B〜B16)を検出して、OFDMフレームタイミングを再生し、出力する。
フレームタイミング再生部114から出力されたフレームタイミング信号は、TMCC復調回路11の出力信号となる。また、TMCC復調回路11から出力されたシンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号は、制御回路12に入力される。
制御回路12は、図2の例で示した間欠受信のタイミングで、受信回路10の全体又は受信回路10の中で消費電力に関して最も支配的な部分への電源供給のオン又はオフを制御する。これにより、例えば、受信回路10の消費電力を1フレームあたり27/204に低減することができる。
また、フレーム内間欠受信処理とフレーム間間欠受信処理とを組み合わせたタイミング例を図6に示す。図6に示す例では、まず、1フレーム期間についてフレーム内間欠受信を行い、それ以降受信回路10への電源供給をオフとし、nフレーム期間経過後(nは任意の正数)に再び受信回路10への電源供給をオンとしてフレーム内間欠受信を行う例である。この処理を行うことで受信回路の消費電力を更に低減することができる。
また、前述した多数決判定の一例として、3フレーム分のTMCC情報を用いた多数決判定処理を図7に示す。B26のEWS信号をフレーム内間欠受信とフレーム間間欠受信を併用しながら3フレーム分を受信し、得られた3ビットの情報ビット(図7における矢印で指し示すB26の部分)で多数決判定を行う。この方法により伝送路におけるビット誤りを訂正することができる。
このように、フレーム内間欠受信及びフレーム間間欠受信の間欠受信処理と、フレーム間の多数決判定処理とを組み合わせて、消費電力の低減と伝送路ビット誤りの訂正の双方を実現することができる。
しかしながら、特許文献1に開示されるTMCC信号受信装置では、フレーム内間欠受信を行っているため、パリティビットを含む全ビットを受信しておらず、伝送路ビット誤りが発生した場合に、TMCC信号のFECに用いられている短縮化差集合巡回符号を用いた誤り訂正ができない。
そこで、この問題を解決する簡易な手段として、特許文献2に開示されるTMCC信号受信装置では、フレーム間多数決判定による誤り訂正を用いる。しかしながら、この方法では、十分な誤り訂正効果を得るためには多数決判定に用いるフレーム数を大きくする必要がある。そのため、この判定結果を得るまでの所要時間が長くなってしまい、緊急時に迅速に情報を伝達すること目的とした緊急警報放送等に適用するには不都合が生じていた。
また、多数決判定の所要時間を短縮するために、フレーム間間欠受信を解除する場合(即ち、連続受信する場合)、又は間欠受信で間引く割合を小さくする場合(即ち、連続受信に近づける場合)には、受信回路の消費電力を十分に小さくすることができなくなる。この結果として、受信回路の低消費電力化とTMCC情報の受信及び判定(変化検出)に要する所要時間の短縮化を両立することができないという問題があった。
本発明の目的は、伝送路ビット誤りの訂正処理を行いながら、受信回路の低消費電力化とTMCC情報の受信及び判定(変化検出)の所要時間の短縮化を両立するTMCC信号受信装置を提供することにある。
本発明のTMCC信号受信装置は、1フレーム期間における全てのTMCC信号のシンボルを受信し、復調するとともに短縮化差集合巡回符号による誤り訂正を行う処理と、フレーム内間欠受信及びフレーム間間欠受信の処理を適応的に組み合わせることで、低消費電力且つ低遅延時間でのEWS信号の受信及び監視を実現するものである。
具体的には、受信回路の低消費電力化とTMCC情報の変化検出の所要時間の短縮化を両立させる手段として、短縮化差集合巡回符号による誤り訂正を所定のフレームでのみ行うようにフレーム間間欠受信を適用する。更に、所望のTMCC情報(例えばB26における緊急警報放送起動フラグ)の変化を検出した場合には、間欠受信(間欠的に受信回路への電源供給をオフにする。)を解除して、続くTMCC信号をフレームの最後(B203)まで連続受信し、TMCC信号のFECに使用されている短縮化差集合巡回符号を用いた誤り訂正処理を行い、検出したTMCC情報の変化が正しいかどうか判定し、この判定後の所定のTMCC信号の情報を出力するようにした。
即ち、本発明によるTMCC信号受信装置は、地上ディジタルテレビジョン放送のTMCC信号を受信するTMCC信号受信装置であって、RF帯の受信信号を入力し、IF信号に変換して出力する受信回路と、前記IF信号からTMCC信号を復調し、前記TMCC信号に含まれるTMCC情報を出力するとともに、前記IF信号から再生されるシンボルタイミング信号、及び前記TMCC情報から再生されるフレームタイミング信号を出力するTMCC復調回路と、前記TMCC復調回路から出力される少なくとも1フレーム期間のTMCC情報を入力し、前記TMCC情報の短縮化差集合巡回符号を復号してTMCC情報の誤りを訂正する誤り訂正回路と、前記TMCC復調回路から供給されるTMCC情報から該TMCC情報に含まれる所定の情報の変化を判定し、当該判定結果を判定情報として前記制御回路に出力するとともに、前記誤り訂正回路から供給される誤り訂正後のTMCC情報の中から当該所定の情報を抽出して出力するTMCC情報判定抽出回路と、前記TMCC復調回路から供給されるシンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号に基づいてフレーム間間欠受信動作を行うように前記受信回路の全体又は一部への電源供給を制御するとともに、前記TMCC情報判定抽出回路から供給される前記所定の情報が変化した旨を示す判定情報に従って、前記誤り訂正回路を動作状態とするように前記誤り訂正回路の全体又は一部への電源供給を制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
これにより、大きな信号処理遅延を生ずることなく、TMCC信号に含まれる所望の情報を高い信頼性で得ることができるとともに、装置全体の低消費電力化を実現することができる。
本発明によるTMCC信号受信装置において、前記制御回路は、前記所定の情報が変化した旨を示すまで前記所定の情報を受信するタイミングでフレーム内間欠受信動作を行い、前記所定の情報が変化した旨を示す判定情報を受信する場合には、少なくとも1フレーム期間分を受信するフレーム間間欠受信動作を行うように前記受信回路の全体又は一部への電源供給を制御することを特徴とする。これにより、より一層の低消費電力化を実現することができる。
本発明のTMCC信号受信装置によれば、短縮化差集合巡回符号による誤り訂正を行うことで、フレーム間多数決判定を行わなくてもよくなり、この場合には、TMCC情報の変化の検出及び出力に要する時間を短縮化することができる。また、フレーム内間欠受信及びフレーム間間欠受信による受信回路の低消費電力化も併せて実現することもできる。
また、消費電力が比較的大きい受信回路などへの電源供給をフレーム間で間欠的に行うフレーム間間欠受信処理(好適に、フレーム内間欠受信処理を組み合わせることができる)と、受信したTMCC情報の変化を検出した場合にのみ、短縮化差集合巡回符号による伝送路ビット誤りの訂正処理を行うことで、受信装置の消費電力の大幅な低減と、所望のTMCC信号の情報の変化の判定及びその結果出力に要する時間の短縮化を両立することが可能となる。
本発明の理解を容易にするために、TMCC情報のB26に割り当てられている緊急警報放送用起動フラグ(EWS信号)が伝送されるシンボル部分を所望の情報として説明する。B26は通常、「0」であるが、大地震の警戒宣言や津波警報が発令した際に緊急警報放送の開始とともに「1」に変化し、放送継続中は常に「1」である。また、発明の理解を容易とするために、各構成要素で必要とされる各種タイミング信号のうち、本発明の特長を示すために必要とされる信号のみを図示する。
まず、本発明による実施例1のTMCC信号受信装置について説明する。
(実施例1)
図8に本発明による実施例1のTMCC信号受信装置の構成を示す。実施例1のTMCC信号受信装置は、ISDB−T方式の地上ディジタルテレビジョン放送信号に含まれるTMCC信号を受信して復調し、TMCC情報を出力する装置である。実施例1のTMCC信号受信装置は、受信回路20、TMCC復調回路21、誤り訂正回路22、TMCC情報抽出回路23及び制御回路24を備える。受信回路20及びTMCC復調回路21は、前述した図3〜5で説明した受信回路10及びTMCC復調回路11と同様の機能を有するが、実施例1のTMCC信号受信装置は、誤り訂正回路22、TMCC情報抽出回路23、及び本発明の実施例1における特有の動作をする制御回路24を備える点で相違する。
受信回路20は、受信アンテナを経て受信した該放送信号の無線周波数(RF)帯の受信信号を中間周波数(IF)信号に変換して出力する。
TMCC復調回路21は、受信回路20からIF信号を入力し、IF信号からTMCC信号を復調し、TMCC信号に含まれるTMCC情報を出力する。また、TMCC復調回路21は、図3〜5で説明した代表的なTMCC信号受信装置のものと同様に、シンボル同期及びフレーム同期の双方を確立し、IF信号から再生されるシンボルタイミング信号、及びTMCC情報から再生されるフレームタイミング信号を出力する。
尚、シンボルタイミング信号は、OFDM信号のOFDMシンボルにタイミングを合わせた信号である。シンボルタイミング信号は、シンボル単位でトリガ発生するパルス信号とすることができ、TMCC復調回路21は、シンボルタイミング信号を生成するために、例えばシンボルタイミング信号より高いもしくは同一の周波数のクロック発生器とカウンタを備え、クロック発生器で発生したクロックをカウンタでカウントし、カウント値がシンボル単位の値となる毎にパルスを発生させ、1フレームの204シンボル分をカウントした後に、カウント値をリセットすることを繰り返す。
また、フレームタイミング信号は、OFDM信号のOFDMフレームにタイミングを合わせた信号である。フレームタイミング信号は、TMCC情報の同期信号(ビットB〜B16に割り当てられる)を用いて再生され、フレーム単位でトリガ発生するパルス信号とすることができる。TMCC復調回路21は、フレームタイミング信号を生成するために、例えばフレームタイミング信号より高いもしくは同一の周波数のクロック発生器(好適には、シンボルタイミング信号を再生するためのクロック発生器と同一のものを用いる。)とカウンタを備え、クロック発生器で発生したクロックをカウンタでカウントし、カウント値がフレームの先頭の値となる毎にパルスを発生させ、1フレーム毎にカウント値をリセットすることを繰り返す。
誤り訂正回路22は、TMCC復調回路21から出力される少なくとも1フレーム期間のTMCC情報を入力し、TMCC情報の短縮化差集合巡回符号を復号してTMCC情報の誤りを訂正する機能を有する。尚、誤り訂正回路22は、好適に、フレーム間間欠受信制御信号による受信回路20のフレーム間間欠動作を経て、TMCC復調回路21から供給される1フレーム期間のTMCC情報の誤りを訂正するように動作する。
TMCC情報抽出回路23は、誤り訂正回路22から誤り訂正後のTMCC情報を入力し、該TMCC情報に含まれる所定の情報(例えば、EWS信号)を抽出して出力する。
制御回路24は、TMCC復調回路21からシンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号を入力し、少なくとも1フレーム期間のTMCC情報を受信するタイミングでフレーム間間欠受信動作を行うように受信回路20の全体又は一部への電源供給を制御するためのフレーム間間欠受信制御信号を出力する。尚、本実施例におけるフレーム間間欠受信制御信号は、図3及び4で説明した間欠受信制御信号に対応するものとできる。
以下、図8を参照して実施例1のTMCC信号受信装置の動作を詳細に説明する。
TMCC復調回路21から出力されたシンボルタイミング信号とフレームタイミング信号は、制御回路24に入力される。制御回路24は、入力されたシンボルタイミング信号とフレームタイミング信号から受信回路20のフレーム間間欠受信制御信号を生成して出力する。制御回路24から出力されたフレーム間間欠受信制御信号は、受信回路20に入力される。
受信回路20は、入力されたフレーム間間欠受信制御信号に基づき、入力されたRF信号を1フレーム期間受信処理し、nフレーム期間(nは任意の正数)受信処理しない(即ち、非受信)とするフレーム間間欠受信動作を繰り返す。この時、RF信号を受信処理しないnフレーム期間は、受信回路20の全体又は受信回路20の中で消費電力の大きい一部の回路への電源供給をオフにして、受信回路20の消費電力を低減する。
TMCC復調回路21から出力されたTMCC情報は、誤り訂正回路22に入力される。誤り訂正回路22は、入力された204ビット(パリティビットを含む)の短縮化差集合巡回符号化されたTMCC情報の誤り訂正を行い、出力する。誤り訂正回路22から出力された誤り訂正後のTMCC情報は、TMCC情報抽出回路23に入力される。
TMCC情報抽出回路23は、入力された誤り訂正後のTMCC情報全体の中から、所定の情報(即ち、B26のEWS信号)を抽出して出力する。以上の処理のタイミング例を図9に示す。実施例1のTMCC信号受信装置によれば、前述したフレーム間多数決判定処理による誤り訂正を用いる場合と比較して(図7参照)、1フレーム期間分のみの受信動作で、短縮化差集合巡回符号の誤り訂正を行うことができるので、受信回路20の消費電力を低減することができるとともに、誤り訂正に要する時間を短縮することが可能となる。
次に、本発明による実施例2のTMCC信号受信装置について説明する。
(実施例2)
図10に、本発明による実施例2のTMCC信号受信装置の構成を示す。実施例2のTMCC信号受信装置は、受信回路30、TMCC復調回路31、誤り訂正回路32、TMCC情報判定抽出回路33及び制御回路34を備える。尚、実施例2における、受信回路30、TMCC復調回路31、誤り訂正回路32及び制御回路34の各々は、実施例1における、受信回路20、TMCC復調回路21、誤り訂正回路22及び制御回路24の各々の機能を具備することができ、その詳細な説明は省略する。ただし、実施例2では、TMCC情報抽出回路23に代えてTMCC情報判定抽出回路33を備える点と、誤り訂正回路32及び制御回路34が更なる機能を具備する点で相違する。
即ち、図10において、TMCC復調回路31から出力されたTMCC情報は、二分配されて、一方は誤り訂正回路32に、他方はTMCC情報判定抽出回路33に入力される。誤り訂正回路32は、通常は電源供給がオフの状態又は電源がスタンバイモードの状態にあり、制御回路34から供給される制御信号に基づいて電源供給がオンの状態にされ(即ち、通常の連続受信動作に移行して)、誤り訂正動作を行う機能を具備する。このようにして、誤り訂正回路32から出力された誤り訂正後のTMCC情報は、TMCC情報判定抽出回路33に入力される。
TMCC情報判定抽出回路33は、TMCC復調回路31から供給されるTMCC情報から該TMCC情報に含まれる所定の情報(例えば、EWS信号)の変化を判定し、当該判定結果を判定情報として制御回路34に出力するとともに、誤り訂正回路32から供給される誤り訂正後のTMCC情報の中から当該所定の情報(例えば、EWS信号)を抽出して出力する。
制御回路34は、TMCC復調回路31から供給されるシンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号に基づいてフレーム間間欠受信動作を行うよう受信回路30の全体又は一部への電源供給を制御するとともに、TMCC情報判定抽出回路33から供給される所定の情報(例えば、EWS信号)が変化した旨を示す判定情報に従って、誤り訂正回路32を動作状態とするように、誤り訂正回路32の全体又は一部への電源供給を制御する制御信号を誤り訂正回路32に出力する。
以下、図10を参照して、実施例2のTMCC信号受信装置の動作を詳細に説明する。
TMCC情報判定抽出回路33に入力された誤り訂正前のTMCC情報における所定の情報(例えば、B26のEWS信号)に変化が無い場合(「0」が継続している場合)、TMCC情報判定抽出回路33は、当該変化が無い旨を示す判定結果(例えば「0」)に対応する判定情報を制御回路34に供給するとともに、TMCC情報判定抽出回路33は、誤り訂正前のTMCC情報の中から当該所定の情報(例えば、EWS信号)を抽出して出力する。
制御回路34は、TMCC情報判定抽出回路33から供給される当該判定情報により、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)に変化が無いことを認識した場合、誤り訂正回路32を制御信号によって制御して、誤り訂正回路32への電源供給がオフである状態(又は電源がスタンバイモードとなっている状態)を継続させる。
一方、TMCC情報判定抽出回路33に入力された誤り訂正前のTMCC情報における所定の情報(例えば、B26のEWS信号)が「0」から「1」に変化した場合、TMCC情報判定抽出回路33は、当該変化した旨を示す判定情報を制御回路34に供給する。尚、本実施例において、当該変化した旨を示す判定情報は、制御回路34にのみ供給され、対応するTMCC情報(例えば、EWS信号の情報)として外部出力する必要はない。
制御回路34は、TMCC情報判定回路33から供給される当該判定情報により、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)が「0」から「1」に変化したことを認識した場合、誤り訂正回路32を制御信号によって制御して、誤り訂正回路32への電源供給をオンの状態にし(又は通常の連続受信動作に移行して)、所定の誤り訂正処理を実施させる。
誤り訂正回路32から出力された誤り訂正後のTMCC情報は、TMCC情報判定抽出回路33に入力される。TMCC情報判定抽出回路33は、入力された誤り訂正後のTMCC情報全体の中から、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)を抽出し、所望されるTMCC情報として外部出力する。ここで、誤り訂正回路32の構成に応じて、適宜、動作とタイミングを適合させることができる。
通常、誤り訂正回路32がブロック符号の誤り訂正として構成される場合には、入力されたビット列を、一旦、符号長と同じ記憶長のシフトレジスタ等のメモリ回路に格納した後に訂正処理を行う。誤り訂正回路32への電源供給が外部からの制御でオフされた場合に、そのシフトレジスタ等のメモリ回路の動作も停止されると、例えばB26の変化を検出した後で、誤り訂正回路32への電源供給をオンにしても、そのB26以前のTMCC情報(B〜B25)は失われることになる。このため、それ以降のB26〜B203を蓄積しても符号長分の情報が揃わず、誤り訂正処理を行うことができない。従って、誤り訂正回路32は、外部からの制御で誤り訂正回路32への電源供給がオフされ、且つそのシフトレジスタ等のメモリ回路の動作が停止される場合には、誤り訂正回路32のフレーム間間欠受信処理を一旦解除して連続受信を行い、次のフレームのTMCC情報の全てを誤り訂正回路32に入力した後に誤り訂正処理を行うように動作する。この場合のタイミング例は、図11に示している。
一方、誤り訂正回路32が、外部からの制御で誤り訂正回路32への電源供給がオフされた場合でも、そのシフトレジスタ等のメモリ回路への電源供給をオフにすることなく、TMCC復調回路31からのTMCC情報が供給されている期間及び誤り訂正処理を行っている期間、メモリ回路の動作を維持する場合には、誤り訂正回路32は、そのB26の変化をTMCC情報判定抽出回路33によって判定及び検出して、誤り訂正回路32によって当該フレームの最後(B203)までTMCC情報を入力した後に誤り訂正処理を行うことができる。シフトレジスタ等のメモリ回路の消費電力が十分に小さい場合には電源供給をオフにする必要がないので、TMCC情報の変化を判定及び検出までに要する時間をより短くすることができ、有利となる。この場合のタイミング例は、図12に示している。
実施例2のTMCC信号受信装置によれば、比較的回路規模が大きく、消費電力も大きい誤り訂正回路32を、毎回(即ち、受信回路30を起動させる度に)動作させる必要がなくなるので、実施例1のTMCC信号受信装置と比較して、更に消費電力を低減させることが可能となる。
尚、実施例2のTMCC情報判定抽出回路33と実施例1のTMCC情報抽出回路23とを区別して説明したが、実施例1のTMCC情報抽出回路23が、TMCC復調回路21から供給されるTMCC情報から該TMCC情報に含まれる所定の情報(例えば、EWS信号)の変化を判定し、当該判定結果を判定情報として制御回路24に出力するように構成してもよい。
次に、本発明による実施例3のTMCC信号受信装置について説明する。
(実施例3)
図13に、本発明による実施例3のTMCC信号受信装置の構成を示す。実施例3のTMCC信号受信装置は、実施例2のTMCC信号受信装置と同様の構成を有するが、制御回路34が更なる機能を具備する点で相違する。具体的には、実施例2の制御回路34の動作(受信回路30の間欠受信の制御方法)がフレーム間間欠受信のみであるのに対し、実施例3の制御回路34の動作(受信回路30の間欠受信の制御方法)は、フレーム間間欠受信に加えてフレーム内間欠受信を併用する。
即ち、実施例3の制御回路34は、所定の情報(例えば、EWS信号)が変化した旨を示すまで該所定の情報を受信するタイミングでフレーム内間欠受信動作を行い、当該所定の情報が変化した旨を示す判定情報を受信する場合には、少なくとも1フレーム期間分を受信するフレーム間間欠受信動作を行うように受信回路30の全体又は一部への電源供給を制御する。
以下、図13に示す実施例3のTMCC信号受信装置の動作について説明する。
実施例3のTMCC信号受信装置は、誤り訂正回路32の中で、入力される204ビットのTMCC情報を一旦記憶するシフトレジスタ等のメモリ回路への電源供給を行い、TMCC復調回路31からTMCC情報が供給されている期間及び誤り訂正処理を行っている期間、動作可能の状態を維持し、所定の動作を行う。
まず、TMCC情報判定抽出回路33は、入力された誤り訂正前のTMCC情報のうち、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)に変化が無いと判定した場合(「0」が継続している場合)、当該変化が無い旨を示す判定結果(例えば「0」)に対応する判定情報を制御回路34に供給し、所望されるTMCC情報(例えば、EWS信号の情報)を抽出して外部出力する。
制御回路34は、TMCC情報判定抽出回路33から供給される当該判定情報により、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)に変化が無いことを認識した時点で、受信回路30の全体又は受信回路30の中で消費電力が大きい一部の回路への電源供給をオフにして、フレーム内間欠受信及びフレーム間間欠受信の動作を継続する。尚、受信回路30の通常動作は、フレーム内及びフレーム間間欠受信を併用する間欠受信動作するように設定されているものとする。更に、制御回路34は、誤り訂正回路32を制御信号によって制御して、誤り訂正回路32への電源供給がオフの状態(又は電源がスタンバイモードとなっている状態)を継続させる。
一方、TMCC情報判定抽出回路33は、入力された誤り訂正前のTMCC情報のうち、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)が「0」から「1」に変化したと判定した場合には、当該変化した旨を示す判定情報を制御回路34に供給する。尚、本実施例において、当該変化した旨を示す判定情報は、制御回路34にのみ供給され、所望されるTMCC情報(例えば、EWS信号の情報)を抽出して外部出力する必要はない。更に、制御回路34は、TMCC情報判定抽出回路33から供給される当該判定情報により、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)が「0」から「1」に変化したことを認識して、受信回路30の全体又は受信回路30の中で消費電力が大きい一部の回路への電源供給を、そのままオン状態とし、1フレーム期間受信処理した後に、誤り訂正回路32を制御信号によって制御して、誤り訂正回路32への電源供給を開始し(又は、通常の連続受信動作に移行して)、所定の誤り訂正処理を実施させる。
更に、TMCC情報判定抽出回路33は、誤り訂正回路32から供給される誤り訂正後のTMCC情報における所定の情報(例えば、B26のEWS信号)の状態を監視し、その監視結果としての変化(例えば、B26のEWS信号が「1」に変化)を検出した時点で、その変化した旨を示す判定情報(例えば「1」)を制御回路34に供給するとともに、所望されるTMCC情報(例えば、EWS信号の情報)を抽出して外部出力する。
一方、TMCC情報判定抽出回路33は、誤り訂正回路35から供給される誤り訂正後のTMCC情報のうち、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)の監視結果として変化(例えば、B26のEWS信号が「0」に維持されている。)がないことを検出した場合には、TMCC復調回路31から得られる誤り訂正前のTMCC情報から検出した結果が誤りであったと判断し、当該誤り訂正後のTMCC情報から検出した結果を採用するようにして、所望される情報(例えば、EWS信号の情報)を抽出して外部出力すると同時に、当該判定情報を制御回路34に供給する。
制御回路34は、TMCC情報判定回路33から供給される判定情報により、所定の情報(例えば、B26のEWS信号)に変化が無いことを検出した時点で、受信回路30の全体又は受信回路30の中で消費電力が大きい一部の回路への電源供給をオフにして、フレーム内間欠受信及びフレーム間間欠受信の動作に移行すると同時に、誤り訂正回路32を制御信号により制御して、誤り訂正回路32への電源供給をオフの状態(又は電源がスタンバイモードとなっている状態)にする。
この実施例3のタイミング例は、図14に示されている。図14において、誤り訂正回路32が、外部からの制御で電源供給をオフされた際に、前記シフトレジスタ等のメモリ回路の動作も停止させる場合には、TMCC情報判定抽出回路33から外部出力される所望される情報(例えば、EWS信号の情報)の変化の判定結果の判定情報が図14のタイミング例より1フレーム分遅延することとなる。
実施例3のTMCC信号受信装置によれば、フレーム間間欠受信に加えてフレーム内間欠受信も適用するので、実施例2のTMCC信号受信装置と比較して、更に消費電力を低減させることが可能となる。
上述の実施例については代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変形及び置換することができることは当業者に明らかである。例えば、TMCC信号受信装置は、他の信号受信装置と組み合わせることができ、地上ディジタルテレビジョン放送受信機にそのようなTMCC信号受信装置を設けることができる。また、ISDB−T方式に準ずる如何なる方式にも本発明の要素を適用可能である。従って、本発明は、上述の実施例によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明によるTMCC信号受信装置は、所望の信号を低消費電力で監視することができ、特に緊急警報放送用の信号を用いる伝送システムに有用である。
TMCC信号におけるビット割り当てと伝送するTMCC情報の内容を示す図である。 フレーム内間欠受信処理のタイミング例を示す図である。 代表的なTMCC信号受信装置のブロック図である。 代表的な受信回路の構成例を示す図である。 代表的なTMCC復調回路の構成例を示す図である。 フレーム間間欠受信処理のタイミング例を示す図である。 3フレーム間での多数決判定処理の一例を示す図である。 本発明による実施例1のTMCC信号受信装置の構成を示す図である。 誤り訂正処理のタイミング例を示す図である。 本発明による実施例2のTMCC信号受信装置の構成を示す図である。 誤り訂正処理のタイミング例を示す図である。 誤り訂正処理のタイミング例を示す図である。 本発明による実施例3のTMCC信号受信装置の構成を示す図である。 誤り訂正処理のタイミング例を示す図である。
符号の説明
10 受信回路
11 TMCC復調回路
12 制御回路
20 受信回路
21 TMCC復調回路
22 誤り訂正回路
23 TMCC情報抽出回路
24 制御回路
30 受信回路
31 TMCC復調回路
32 誤り訂正回路
33 TMCC情報判定抽出回路
34 制御回路
100 RFフィルタ
101 RFアンプ(AGC)
102 ミキサ
103 IFフィルタ
104 IFアンプ(AGC)
105 VCO
106 PLL
107 電源スイッチ
110 A/D変換部
111 直交復調部
112 TMCCキャリア復調部
113 シンボルタイミング再生部
114 フレームタイミング再生部

Claims (2)

  1. 地上ディジタルテレビジョン放送のTMCC信号を受信するTMCC信号受信装置であって、
    RF帯の受信信号を入力し、IF信号に変換して出力する受信回路と、
    前記IF信号からTMCC信号を復調し、前記TMCC信号に含まれるTMCC情報を出力するとともに、前記IF信号から再生されるシンボルタイミング信号、及び前記TMCC情報から再生されるフレームタイミング信号を出力するTMCC復調回路と、
    前記TMCC復調回路から出力される少なくとも1フレーム期間のTMCC情報を入力し、前記TMCC情報の短縮化差集合巡回符号を復号してTMCC情報の誤りを訂正する誤り訂正回路と、
    前記TMCC復調回路から供給されるTMCC情報から該TMCC情報に含まれる所定の情報の変化を判定し、当該判定結果を判定情報として前記制御回路に出力するとともに、前記誤り訂正回路から供給される誤り訂正後のTMCC情報の中から当該所定の情報を抽出して出力するTMCC情報判定抽出回路と、
    前記TMCC復調回路から供給されるシンボルタイミング信号及びフレームタイミング信号に基づいてフレーム間間欠受信動作を行うように前記受信回路の全体又は一部への電源供給を制御するとともに、前記TMCC情報判定抽出回路から供給される前記所定の情報が変化した旨を示す判定情報に従って、前記誤り訂正回路を動作状態とするように前記誤り訂正回路の全体又は一部への電源供給を制御する制御回路と
    を備えることを特徴とするTMCC信号受信装置。
  2. 請求項1に記載のTMCC信号受信装置において、
    前記制御回路は、前記所定の情報が変化した旨を示すまで前記所定の情報を受信するタイミングでフレーム内間欠受信動作を行い、前記所定の情報が変化した旨を示す判定情報を受信する場合には、少なくとも1フレーム期間分を受信するフレーム間間欠受信動作を行うように前記受信回路の全体又は一部への電源供給を制御することを特徴とするTMCC信号受信装置。
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