JP4814766B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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本発明は、超音波診断装置に関し、特に血管の評価を行う超音波診断装置に関する。
超音波診断装置を利用した血管の評価、例えば血管内皮機能評価の方法として血流反応性血管拡張(FMD:Flow Mediated Dilatation)が知られている(特許文献1参照)。
FMDによる血管内皮機能測定は、血管の内皮機能の評価や動脈硬化の評価などに有用とされている。その測定手順は、例えば次のとおりである。まず被検者の安静時における上腕動脈の血管径を計測し、次に被検者の前腕部分をカフなどで5分程度駆血する。その後駆血を解除すると上腕動脈の血管径が拡張し、徐々に安静時の血管径に戻る。そして、駆血解除からの血管径変化と安静時の血管の状態から上腕動脈の内皮機能が評価される。
FMDによる血管内皮機能評価において、血管径の測定には超音波診断装置が利用されている。つまり、超音波診断装置のエコートラッキング処理により、安静時、駆血時、駆血解除後の血管壁の位置がトラッキングされ、例えば、安静時から駆血解除後までの血管径の変化波形などが形成される。
特開2004−290408号公報
FMDによる血管内皮機能評価において、血管径は、安静時から駆血解除後に亘って約10分間ほど連続的に測定される。ところが、従来の超音波診断装置では、血管径の変化波形として、数秒から数十秒程度の期間の波形を表示するものが一般的であった。そのため、従来の超音波診断装置では、血管径の変化の時間的な全貌を確認するのが困難であった。
このような背景のもと、本願発明者らは、超音波診断装置を利用した血管の評価、例えば血管内皮機能評価における測定結果の表示技術について研究開発を重ねてきた。
本発明は、その研究開発の過程において成されたものであり、その目的は、血管の評価に関する測定結果の時間的な全貌を表示する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である超音波診断装置は、血管に対して超音波を送受波することによりエコー信号を得る送受波部と、エコー信号に基づいて血管壁の位置をトラッキングするトラッキング処理部と、トラッキングされた血管壁の位置に基づいて血管の形態データを得る形態測定部と、血管内の血液の流れを制御することによって生じる時間的変化状態における血管の形態データに基づいて、血管の形態についての時間的変化を示した形態変化波形を生成する波形生成部と、形態データを測定した測定期間の略全域における形態変化波形を表示した波形全貌画像を形成する表示画像形成部と、を有することを特徴とする。
上記構成において、血管内の血液の流れの制御とは、例えば、カフなどにより駆血を行った後に駆血を解除することである。また、形態データを測定した測定期間とは、例えば測定開始時刻から最新の測定が行われた時刻までの期間である。上記構成によれば、波形全貌画像が形成されるため、測定期間の略全域に亘る形態変化波形の全貌を容易に確認することが可能になる。
望ましい態様において、前記表示画像形成部は、前記波形全貌画像として、測定の経過に伴って次々に生成される最新波形部分を形態変化波形に対して次々に付加することにより形態変化波形を更新した画像を形成することを特徴とする。
望ましい態様において、前記表示画像形成部は、形態変化波形の最新波形部分を拡大表示した波形拡大画像と前記波形全貌画像とを並べて表示した波形ウィンドウを形成し、時間経過に伴って、その波形ウィンドウ内において波形全貌画像の表示領域を徐々に大きくして波形拡大画像の表示領域を徐々に小さくすることを特徴とする。
本発明により、血管の評価に関する測定結果の時間的な全貌を表示する技術が提供される。例えば本発明の好適な態様により、血管内皮機能評価に関する測定結果について、測定期間の略全域における形態変化波形を表示した波形全貌画像が形成され、形態変化波形の全貌を容易に確認することが可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る超音波診断装置の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブロック図である。送受信部12は、プローブ10を介して被検者14内の血管16に対して超音波の送受波を行うことで受信信号を取得し、断層画像形成部20およびエコートラッキング処理部22に受信信号を出力する。
断層画像形成部20は受信信号に基づいて血管16の断層画像(Bモード画像)を形成する。形成された断層画像は表示画像形成部42において表示処理が施されてディスプレイ44に表示される。なお、断層画像形成部20において形成された断層画像(画像データ)は、図示しない画像データメモリなどに記憶されてもよい。また、断層画像の他に、血管径の時間的変化の様子を示すMモード画像が形成されてもよい。
エコートラッキング処理部22は、受信信号に基づいて血管壁の位置をトラッキングする。血管壁は比較的強いエコーを生じるため、受信信号のエコーデータレベルを所定の閾値と比較することによって血管壁が検出される。エコートラッキング処理部22は、測定ライン17上においてプローブ10側に位置する前壁18とプローブ10から遠方側に位置する後壁19とを、血管16の変動に伴う位置変化に追従して検出する。
血管径測定部24は、エコートラッキング処理部22により特定される血管16の前壁18および後壁19の位置に基づいて、前壁18と後壁19との間の距離である血管径を測定し、血管径変化波形生成部28へ出力する。血管径変化波形生成部28は時々刻々と変化する血管径の値を表す血管径変化波形を生成して表示画像形成部42へ出力する。表示画像形成部42へ出力された血管径変化波形はディスプレイ44に表示される。なお、血管径変化波形生成部28に供給される心電波形が、血管径変化波形と共にディスプレイ44に表示されてもよい。
図2は、図1の超音波診断装置を利用して得られる血管径変化波形を示す図であり、縦軸は血管径を、横軸は計測時刻を示している。図2に示す血管径変化波形60は、FMDの検査手順によって得られる。そこで、FMDの検査手順を説明する。
まず、被検者の安静時状態をベースラインデータとして、上腕動脈の血管径を計測する。つまり、プローブ10を被検者14の上腕部に当接させて超音波を送受波することによりエコー信号を得て、血管径変化波形生成部28により生成される血管径変化波形60を取得する。安静時状態の波形期間は図2の期間Iである。
次に、被検者の前腕部をカフなどで駆血して血管径変化波形60を取得する。駆血状態の波形期間は図2の期間IIである。期間IIの波形が示すように、血管径は駆血直後から徐々に減少した後、ほぼ一定値を維持する。駆血は例えば5分程度行われる。
次に、カフを開放して血管径変化波形60を取得する。カフ開放後の波形期間は図2の期間IIIである。期間IIIの波形が示すように、カフ開放後、血管径は例えば30秒から40秒程度の後、時刻T1ごろから拡大をはじめる。そして血管径が最大値に達した後、徐々に減少して安静時状態の血管径に戻る。
上記手順により、図2に示す血管径変化波形60が取得される。FMDによる血管内皮機能評価では、駆血解除から安静時状態に戻るまでの血管径の拡大縮小の様子や血流速度の増加減少の様子などを評価する。
なお、安静時から、カフによる約5分間の駆血を経て、駆血解除後に安静時状態の血管径に戻るまでの時間、つまり血管径の測定時間は、約10分間ほどである。図2では、測定時間のほぼ全域の血管径変化波形60が示されている。ちなみに、血管径は脈動の影響で一心拍内において変化している。つまり、血管径変化波形60は、図2に示す巨視的な変化に加えて、微視的に見ると脈動の影響で周期的に変化している。
図1に示す表示画像形成部42は、断層画像形成部20で形成された断層画像(Bモード画像)や血管径変化波形生成部28で形成された血管径変化波形を含んだ表示画像を形成する。そこで、図3および図4を利用して、表示画像形成部42によって形成されてディスプレイ44に表示される表示画像について説明する。なお、図1に既に示した部分(構成)については、以下の説明において、図1の符号を利用する。
図3は、本実施形態の表示態様1を示す図である。この表示態様1は、Bモード画像70とMモード画像80を左右に並べ、さらにこれらの画像の下に波形ウィンドウ61を配置したものである。なお、Bモード画像70、Mモード画像80、波形ウィンドウ61の配置位置は、例えば、ユーザ操作などに応じて適宜変更されてもよい。
Bモード画像70は、断層画像形成部20で形成される画像であり、血管16の血管壁16Wの断層画像を含んでいる。なお、Bモード画像70内に、エコートラッキング用の超音波ビームに対応した測定ライン17が表示されてもよい。
Mモード画像80は、断層画像形成部20または表示画像形成部42で形成される。Mモード画像80の横方向(横軸)は時間の経過に対応している。Mモード画像80は、測定ライン17の位置における血管壁16Wの画像の時間変化の様子を示している。
また、Mモード画像80内には、血管径変化波形(図2の符号60)の拡大波形62が表示されている。拡大波形62は、例えば血管径変化波形のうちの測定直後の部分(最新波形部分)を拡大表示したものである。拡大波形62に含まれる周期的な波は、脈動の影響による血管径の周期的な変化を示している。なお、拡大波形62の時間軸(横軸)と、Mモード画像80の時間軸(横軸)は同一であることが望ましい。拡大波形62とMモード画像80の時間軸の長さは、例えば、数秒から十秒程度である。もちろん、ユーザ操作などに応じて、各々の時間軸のスケールが変更できるように構成されてもよい。
波形ウィンドウ61は、血管径変化波形を表示するウィンドウであり、図3において、波形ウィンドウ61内には、全貌波形64が表示されている。全貌波形64は、血管径変化波形生成部28において形成される血管径変化波形の全貌、つまり、例えば測定開始時刻から測定直後の時刻までの期間の血管径変化波形(図2の符号60)を示したものであり、例えば、約10分間程度の期間に亘る波形が示される。
例えば、拡大波形62に含まれる各心拍期間ごとに、その心拍期間内における最小値が抽出され、複数の心拍期間に亘って抽出される最小値を時間軸方向に沿って繋ぎ合わせることにより、全貌波形64が形成される。
表示画像形成部42は、例えば、測定開始直後から全貌波形64を表示し、測定の経過に伴って次々に生成される最新波形部分を全貌波形64に対して次々に付加していく。これにより、測定開始直後から測定の経過に伴って徐々に成長するように、全貌波形64が形成される。
図4は、本実施形態の表示態様2を示す図である。この表示態様2は、表示態様1(図3)と同様に、Bモード画像70とMモード画像80を左右に並べ、さらにこれらの画像の下に波形ウィンドウ61を配置したものである。表示態様2は、表示態様1との比較において、波形ウィンドウ61のみが異なっている。
図4の表示態様2において、波形ウィンドウ61は、血管径変化波形を表示するウィンドウであり、波形ウィンドウ61内には、全貌波形64と拡大波形62が左右に並べて表示されており、全貌波形64の表示領域と拡大波形62の表示領域との間の境界には、境界カーソル66が設けられている。
全貌波形64は、血管径変化波形生成部28において形成される血管径変化波形の全貌、つまり、例えば測定開始時刻から測定直後の時刻までの期間の血管径変化波形(図2の符号60)を示したものである。また、拡大波形62は、例えば血管径変化波形のうちの測定直後の部分(最新波形部分)を拡大表示したものである。
表示画像形成部42は、例えば、測定開始直後から全貌波形64を表示し、測定の経過に伴って次々に生成される最新波形部分を全貌波形64に対して次々に付加していく。これにより、測定開始直後から測定の経過に伴って徐々に成長するように、全貌波形64が形成される。そして、全貌波形64の成長に伴って、境界カーソル66を図の右方向に移動させ、全貌波形64の表示領域を徐々に大きくし、その一方、拡大波形62の表示領域を徐々に小さくする。なお、拡大波形62は、その表示領域内においてスクロール表示されてもよい。
このように、図4に示す表示態様2では、波形ウィンドウ61内に、血管径変化波形を巨視的に捉えた全貌波形64と、血管径変化波形を微視的に捉えた拡大波形62が表示される。そこで、波形ウィンドウ61内におけるこれら二つの波形の表示レンジについて説明する。
図5は、全貌波形(図4の符号64)の縦軸の表示レンジ設定処理を説明するためのフローチャートである。
まず、安静時の血管径Ddが計測されると(S501)、図示しない制御部により、その安静時の血管径Ddに基づいて、表示レンジの最大値Dmaxと最小値Dminが算出される(S502)。例えば、Dmax=Dd+Dd×k1、Dmin=Dd−Dd×k2と算出される。なお、k1とk2は表示レンジの係数であり、例えば予め装置に設定されている。また、ユーザが表示レンジの係数を変更設定できるように構成されてもよい。
表示レンジの最大値Dmaxと最小値Dminが算出されると、制御部によって、全貌波形の縦軸の最大値がDmaxに設定され、縦軸の最小値がDminに設定される(S503)。表示画像形成部42は、設定された最小値から最大値までを表示する縦軸によって全貌波形の表示を開始する。
そして、各時刻における血管径D1が次々に計測され(S504)、例えば各時刻ごとに、血管径D1と最大値Dmaxが比較されて(S505)、血管径D1が最大値Dmaxよりも大きい場合に、最大値Dmaxの値がD1に書き換えられて(S506)、S507へ進む。血管径D1が最大値Dmax以下の場合には、最大値Dmaxの値が書き換えられることなくS507へ進む。
さらに、例えば各時刻ごとに、血管径D1と最小値Dminが比較されて(S507)、血管径D1が最小値Dminよりも小さい場合に、最小値Dminの値がD1に書き換えられて(S508)、S503へ戻る。血管径D1が最小値Dmin以上の場合には最小値Dminの値が書き換えられることなくS503へ戻る。
S503へ処理が戻ると、先に説明したとおり、S503からS508までの処理が再び実行される。こうして、S504において血管径D1が計測されるごとに、必要に応じて、全貌波形の縦軸の最小値と最大値が変更され、全貌波形が縦軸の範囲内に収まるように、できる限り大きなレンジで表示される。
なお、全貌波形が各心拍期間内の最小血管径によって形成される場合には、S501において計測される血管径Ddは、各心拍期間内における最小血管径となり、また、S504において計測される血管径D1も、各心拍期間内における最小血管径となる。
但し、全貌波形は、各心拍期間内の最大血管径によって形成されてもよい。この場合には、血管径Ddと血管径D1は、各心拍期間内における最大血管径となる。ちなみに、全貌波形は、各心拍期間内の血管径の平均値などから形成されてもよい。
図6は、拡大波形(図4の符号62)の縦軸の表示レンジ設定処理を説明するためのフローチャートである。
まず、安静時の最大血管径Dsと最小血管径Ddが計測されると(S601)、図示しない制御部により、その安静時の血管径に基づいて、表示レンジの最大値Dmaxと最小値Dminが算出される(S602)。例えば、Dmax=Ds+Ds×k1、Dmin=Dd−Dd×k2と算出される。なお、k1とk2は表示レンジの係数であり、例えば予め装置に設定されている。またユーザが表示レンジの係数を変更設定できるように構成されてもよい。
表示レンジの最大値Dmaxと最小値Dminが算出されると、制御部によって、拡大波形の縦軸の最大値がDmaxに設定され、縦軸の最小値がDminに設定される(S603)。表示画像形成部42は、設定された最小値から最大値までを表示する縦軸によって拡大波形を表示する。
そして、各時刻ごとに血管径が次々に計測され、例えば各心拍ごとに、最大血管径D1と最小血管径D2が計測される(S604)。さらに、例えば各心拍ごとに、最大血管径D1と最大値Dmaxが比較されて(S605)、最大血管径D1が最大値Dmaxよりも大きい場合に、Dsの値がD1に書き換えられて(S606)、S607へ進む。血管径D1が最大値Dmax以下の場合には、Dsの値が書き換えられることなくS607へ進む。
さらに、例えば各心拍ごとに、最小血管径D2と最小値Dminが比較されて(S607)、最小血管径D2が最小値Dminよりも小さい場合に、Ddの値がD2に書き換えられて(S608)、S609へ進む。最小血管径D2が最小値Dmin以上の場合にはDdの値が書き換えられることなくS609へ進む。
そして、Dsの値とDdの値が確認されて(S609)、「Ds=D1またはDd=D2」の場合には、S602に戻り、さらにS603において縦軸の表示レンジが変更される。一方、「Ds=D1またはDd=D2」でなければ、S604に戻り、縦軸の表示レンジが変更されずに計測が継続される。
こうして、拡大波形の縦軸の最小値と最大値が必要に応じて変更され、拡大波形が縦軸の範囲内に収まるように、できる限り大きなレンジで表示される。
図7は、波形ウィンドウの境界カーソル(図4の符号66)の移動処理を説明するためのフローチャートである。
まず、例えば図示しない制御部によって、波形ウィンドウ内における全貌波形の表示領域の時間軸の単位が「m秒/ピクセル」に設定される(S701)。ここで、ピクセルは、波形ウィンドウ内における時間軸方向の最小表示単位である。また、波形ウィンドウ内における拡大波形の表示領域の時間軸の単位が「n秒/ピクセル」に設定される(S702)。
次に、波形ウィンドウ内において境界カーソルが左端に設定され(S703)、血管径の計測が開始される。そして、全貌波形の表示領域に血管径の計測値がプロットされる(S704)。なお、拡大波形は、その表示領域内において、つまり波形ウィンドウ内の境界カーソルの位置から右端の位置までの間の領域内でスクロール表示される(S705)。
そして、計測開始からm秒が経過するごとに、境界カーソルが1ピクセル分だけ右方向に移動される(S706)。S704からS706までの処理が繰り返し実行されることにより、計測時間の経過に伴って、境界カーソルが波形ウィンドウを右方向に移動し(図4参照)、全貌波形が右方向に成長してその表示領域が拡大され、一方、拡大波形の表示領域が縮小される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態により、FMD計測中の長時間に亘る血管径の変化を確認することが可能になる。例えば、カフ開放後の反応性充血に伴う血管径拡大の変化をリアルタイムで確認することが可能になる。
なお、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
本発明に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。 血管径変化波形を示す図である。 本実施形態の表示態様1を示す図である。 本実施形態の表示態様2を示す図である。 全貌波形の表示レンジ設定処理を説明するためのフローチャートである。 拡大波形の表示レンジ設定処理を説明するためのフローチャートである。 境界カーソルの移動処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 プローブ、12 送受信部、22 エコートラッキング処理部、24 血管径測定部、28 血管径変化波形生成部、42 表示画像形成部。

Claims (1)

  1. 血管に対して超音波を送受波することによりエコー信号を得る送受波部と、
    エコー信号に基づいて血管壁の位置をトラッキングするトラッキング処理部と、
    トラッキングされた血管壁の位置に基づいて血管の形態データを得る形態測定部と、
    血管内の血液の流れを制御することによって生じる時間的変化状態における血管の形態データに基づいて、血管の形態についての時間的変化を示した形態変化波形を生成する波形生成部と、
    形態データを測定した測定期間の略全域における形態変化波形を表示した波形全貌画像を形成する表示画像形成部と、
    を有し、
    前記表示画像形成部は、前記波形全貌画像として、測定の経過に伴って次々に生成される最新波形部分を形態変化波形に対して次々に付加することにより形態変化波形を更新した画像を形成し、さらに、形態変化波形の最新波形部分を拡大表示した波形拡大画像と前記波形全貌画像とを並べて表示した波形ウィンドウを形成し、時間経過に伴って、その波形ウィンドウ内において波形全貌画像の表示領域を徐々に大きくして波形拡大画像の表示領域を徐々に小さくする、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
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