JP4813523B2 - 戸閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部屋の間仕切り又は食器棚,本棚,陳列棚,キャビネット等の種々の収納家具における引戸において、下端面に走行用の戸車が装着された引戸を戸閉側端部付近に急速に近接させたとしても、その戸閉終了間際における引戸の速度が適正に減速されつつ良好な戸閉動作を行なうことができる戸閉装置に関する。
従来より、部屋の間仕切り引戸が装着されることが多い。この引戸は、小さい間口の収納家具であれば間口箇所の上下にガイドレールが構成され、ガラス板の上下端部がそのガイドレールに挿入された極めて簡単な構造のものが備えられている。また、食器棚,本棚,陳列棚等の種々の収納家具の大形の引戸についても、同様である。そしてこのように、部屋の間仕切り引戸や、大型の家具に使用される引戸は重量も極めて大きくなっている。
特開2006−63719
このような大型の引戸は、その重量が重いため、引戸が一旦,移動し始めるとその勢いにより、キャビネットの枠に大きな衝撃を有して衝突状に当接するおそれがある。このような状態は、間仕切り引戸を備えた高級な室内や、又は家具の品質を低下させてしまい、高級感を損ねてしまうおそれがある。さらに、部屋の仕切りとして使用される引戸では、動作に静粛さが要望されるものであり、前述したように大きな衝撃を有して戸当たりに衝突状に当接するおそれがあり、このような引戸は、高級仕様の室内では、決して相応しいものとはいえない。また、前述したような引戸の戸閉側端部における戸閉の衝突状態を防止しようとすると、結局,引戸の戸閉動作の勢いをなるべく小さくすることになり、それゆえに引戸の戸閉状態が不完全なものになりやすい。
さらに、引戸の戸閉動作における緩衝機能を有するものでは、その装置が大型化することが多く、それゆえに戸閉装置が引戸装置の外部に露出してしまい、余分なスペースを必要とし、且つその外観も損なうことになる。特許文献1では、特に、戸閉装置が引戸装置の外部に露出すると共に、余分なスペースを必要とし、且つその外観も損なう欠点がある。さらに、そのクローザーは、引戸の左右側にそれぞれ必要とされ、割高となる欠点がある。また、引戸を開けるときに、把手の位置によっては、引戸には移動方向にモーメントがかかり、引戸がガイドレールに対して傾斜してしまうことがあり、開閉動作が安定しにくいことがありうる。さらに、戸閉具を家具の引戸装置に装着するときに、フック等の可動する部品に誤って手を触れると不必要に動作してしまい、組付作業時に作業が行いにくくなってしまうことがある。
このため、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、戸閉終了間際における引戸の速度を適正に減速させて、引戸開閉時における動作を良質なものとし、さらにその戸閉装置の取付けスペースを僅かなものとし、さらに、戸閉具の引戸装置への組付け時において、戸閉具のフック等の構成部材が不用意に可動することなく、極めて簡単且つ効率的な組付作業を実現することである。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、長手方向の両端側に係止溝を有する棒状ケーシングと、シリンダ部とピストンロッドとからなる緩衝ダンパと、前記シリンダ部の基部端及び前記ピストンロッド先端にそれぞれ軸支したフック部材と、対向する両フック部材間に設けられた引張り弾性体とからなる戸閉具と、該戸閉具の前記棒状ケーシングが埋め込まれる装着溝部が頂部に形成され、下端には走行ローラが装着された引戸と、該引戸の上部箇所を開閉方向に案内させるガイドレールとからなり、前記引戸の装着溝部に前記戸閉具の棒状ケーシングが装着され、前記ガイドレールの戸閉する両箇所付近に、前記フック部材が前記棒状ケーシングの係止溝への係止を解除する固定突起が設けられてなり、少なくとも一方側の前記フック部材が前記棒状ケーシングの係止溝に係止されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、前述の構成において、前記棒状ケーシングの長手方向両端には、該棒状ケーシングの下端面よりも上方に位置する略板片状の端部取付片が形成され、且つ前記引戸の装着溝部にはその長手方向の両端に略浅溝とした取付段差部が形成され、前記棒状ケーシングの両端部取付片は、前記装着溝部の取付段差部に載置固着されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の発明を、前述の構成において、前記棒状ケーシングの中間にガイド部材が固着され、該ガイド部材のガイド部に前記シリンダ部が遊挿されて該シリンダ部は前記ガイド部材に対して摺動自在に構成されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、前述の構成において、前記両フック部材間の引張り弾性体にて前記フック部材に形成された係止突起が前記係止溝に係止されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、前述の構成において、前記フック部材は、フック部と回転基部とからなり、前記フック部は、三角状の係止部と立上り状の当接部が凹み部を介して形成され、前記両フック部材の回転基部間に前記引張り弾性体が張設されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、前述の構成において、前記フック部材は、前記シリンダ部の基部端及び前記ピストンロッド先端にそれぞれ設けた取付部材に軸支されてなる戸閉装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明によれば、戸閉具は、一枚の引戸を左方向に閉じたり、右方向に閉じるときに、左閉じ用、右閉じ用と2つが必要であったが、1つで、両方の機能を備えることができる最大の利点がある。また、極めてコンパクトにすることができ、引戸装置の僅かなスペースに容易に装着することができるものである。さらに、棒状であり、簡易な構成にでき、安価に提供できる。さらに戸閉具は、引戸の装着溝部に棒状ケーシングが埋め込まれるようにして装着されるものである。
したがって、戸閉具は、前記装着溝部によって、緩衝ダンパ等の戸閉具を構成する部材が外部に露出した状態とならず、戸閉具は引戸自体によって外部から保護される。よって、これらの構成部材が戸閉具の外部の物体に直接接触することがなく、故障,破損等の不都合を防止することができる。さらに戸閉具が引戸から外部に露出していないので、引戸及びガイドレール等からなる引戸装置の外観を整然且つ良好なものにすることができ、本発明が使用される部屋の間仕切り引戸における高級感をより一層向上させることができる利点がある。
請求項2の発明では、戸閉具の棒状ケーシングの長手方向両端には、該棒状ケーシングの下端面よりも上方に位置する略板片状の端部取付片が形成されたものであり、且つ前記引戸の装着溝部には、その長手方向の両端に略浅溝とした取付段差部が形成され、前記棒状ケーシングの両端部取付片が前記装着溝部の取付段差部に載置固着される構造としている。よって、戸閉具の端部取付片の位置と、前記装着溝部の取付段差部との位置を適正に設定することにより、戸閉具を引戸に正確に装着することができ、ひいては戸閉具の装着状態を強固なものにすることができる。
請求項3の発明では、特に、ガイド部材のガイド部に前記シリンダ部が遊挿されて該シリンダ部は前記ガイド部材に対して摺動自在に構成されていることで、安定した動作にできる利点がある。請求項4の発明では、請求項1と略同等の効果を奏するものである。請求項5の発明では、具体的な構成として確実な作用をなす戸閉具を提供できる。請求項6の発明では、取付構造としては、緩衝ダンパ又はエアダンパに対して簡単にできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明は、主に戸閉具A,引戸100,上ガイドレール102,床ガイドレール103及び固定突起9等から構成される。まず本発明における戸閉具Aは、図1(B),図2乃至図6等に示すように、主に、棒状ケーシング1と、ガイド部材2と、緩衝ダンパ3と、フック部材4及び引張り弾性体5とから構成されている。前記棒状ケーシング1は、長手方向に比較的長さの長いケーシング本体11と、端部材12,12とからなり、該端部材12には、溝状の係止溝12a,12aが形成されている。
具体的には、端部材12の断面両側に同一の溝として、弧状の係止溝12a,12aが形成されている〔図5(B),(C)参照〕。前記引張り弾性体5には、金属性のコイルバネは勿論包含されるが、合成ゴムなどの弾性体も包含されるものである。棒状ケーシング1の長手方向両端には、端部取付片12b,12bが形成されている〔図2(A)乃至(C),図3,図4参照〕。該端部取付片12bは、前記端部材12に一体形成されたものであり、前記棒状ケーシング1の下端より、上方に位置して形成されたもので、さらに具体的には、棒状ケーシング1の上端側付近に形成されたものである。前記端部取付片12bは、略平板状に形成されたものであり、ビス等の固着具用の貫通孔が形成され、後述する引戸100に戸閉具を装着する部位となる。
引戸100には、図2(A),図5(A)に示すように、その頂部100aに装着溝部100cが形成されている。該装着溝部100cには、戸閉具Aが装着される〔図1(B)参照〕。さらに、引戸100の下端100bには、走行ローラ8が装着されている。前記装着溝部100cは、図2(A),図5(A)に示すように、引戸100の幅方向(引戸100が往復移動する方向に等しい)に沿って、平面形状が略長方形状にとなるように形成されたものである。
前記装着溝部100cは、本体挿入部100dと前記装着溝部100cの長手方向の両端に略浅溝とした取付段差部100e,100eが形成され〔図5(A)参照〕、該本体挿入部100dに戸閉具Aのケーシング本体11が挿入配置され、前記取付段差部100e,100eに前記棒状ケーシング1の両端部取付片12b,12bが載置され、ビス等の固着具にて固着される。引戸100の下端100bには、走行ローラ8が装着されている〔図13(B)参照〕。該走行ローラ8は、戸車タイプのものであり、床ガイドレール103によって案内されるものである(図1参照)。そして、前記走行ローラ8の幅方向中央に円周溝部81が形成されており、該円周溝部81に前記床ガイドレール103が遊挿状態で係合する構成となっている〔図13(B)参照〕。
前記ガイド部材2は、図2(D)に示すように、上部に筒状のガイド部21が形成され、該ガイド部21の下側に取付片22,22が形成されている。該取付片22,22を介して前記棒状ケーシング1の前後の辺に取り付けられている。ガイド部21は、2つの円筒状部21a,21aが離間すると共に直線状に隣接する構成となっている。前記緩衝ダンパ3は、図1,図2,図5等に示すように、シリンダ部31とピストンロッド32と圧力調整部33と液体又は気体(空気)とから構成されている(図6参照)。該液体としては、オイル又はジェル状のグリスなどの液体、或いはエア(空気)である。液体の場合、粘性のある液体であれば、前記材質,物質に限定されない。
前記緩衝ダンパ3は、エアダンパ30として構成されることが多い。そのシリンダ部31は、これらの液体が漏れることのないように密封性を有している。液体内の該シリンダ部31内には、必要に応じて復帰スプリングが装着されて、前記ピストンロッド32がシリンダ部31から常時突出した状態に維持されるように弾性的に付勢されることがある。前記棒状ケーシング1の中間にガイド部材2が固着され、該ガイド部材2のガイド部21に前記シリンダ部31が遊挿されて該シリンダ部31は前記ガイド部材2に対して摺動自在に構成されている。
前記圧力調整部33には、液体の流れを速めたり、遅くするような公知の構成が設けられている。また、エア量の制御の前記圧力調整部33には、図6に示すように、エア量の調整が可能なニードル弁33a及び回転操作部33bが設けられている。該回転操作部33bは、具体的には六角孔等である。33c,33dはエア抜け孔、33eはエア流通可能な蓋部である。前記ニードル弁33aの締め付け、緩めによって、エアの逃げ量を調節して衝撃力に適宜対応するものである。前記エアダンパ30として構成された場合には、衝撃吸収が良好にでき、緩衝効果の優れた製品にできると共に、前記圧力調整部33の調整がし易いものである。
また、前記ピストンロッド32の先端には、安定部32aが装着されている〔図3(A),(D)参照〕。該安定部32aは、略長方形の板状部材で、その長手方向が棒状ケーシング1の長手方向に略直交するようにして設けられたものである。前記安定部32aは、前記棒状ケーシング1の上端縁に載置され、前記上端縁上を摺動し、ピストンロッド32の移動を円滑且つ良好なものにできる。
前記フック部材4は、前記シリンダ部31の基部端〔図2(A)において右側端〕及び前記ピストンロッド32先端〔図2(A)において左側端〕に、直接又は取付部材6,7を介してそれぞれ軸支42aされている(図3,図4参照)。前記フック部材4は、ほぼU字形のフック部41と回転基部42と係止突起43とで構成されている。
具体的には、図2及び図4に示すように、前記フック部41は、先端側で三角状の係止部41aの後部側に、立上り状の当接部41cが凹み部41bを介して形成されている。つまり、三角状の係止部41aと凹み部41bと当接部41cとでほぼU字形をなしている。前記凹み部41bには、適宜の位置に固定されている被当接片(後述の固定突起9等)が挿入係止される。該被当接片は、食器棚,本棚,陳列棚等の種々の収納家具,キャビネット又は部屋の間仕切りにおける引戸100の戸閉側の近辺に取り付けられている。
さらに、前記フック部材4は、前記シリンダ部31の基部端〔図2(A)において右側端〕には取付部材6が、前記ピストンロッド32先端〔図2(A)において左側端〕には取付部材7がそれぞれ介して回転可能に軸支42aされている。前記取付部材6は、図4(D),(E)に示すように、逆T字形部61,61を左右対称に設けてこの後部が連結片62にて結合されて構成されている。該連結片62箇所中央に、前記引張り弾性体5の両端側の端部係合部51,51を係合する係合溝62aが形成されている。
前記フック部材4の回転基部42が、前記シリンダ部31の基部端(図1において右側端)の取付部材7に軸支42aされている。また、図3(F)に示すように、前記取付部材7は上から見て断面コ字状をなした本体部71で構成され、後部壁片の下側に、前記引張り弾性体5の他方側の端部係合部51を係合する係合溝71aが形成されている。前記引張り弾性体5は、引張りコイルバネ52として使用されることが多い。
また、図3(D)及び(E)に示すように、前記フック部材4の係止突起43,43は、前記フック部41の先端側の左右側に飛び出して形成されている。該係止突起43は、前記棒状ケーシング1の係止溝12aに係止可能に構成されている。本発明の戸閉具は、通常の状態では、図1(B),図5(A)に示すように、両フック部材4,4間である、取付部材6,7間に、前記引張り弾性体5が張設されている。この発明において、極めて重要な点は、戸閉具として極めて単純な形状・構造であると共に、開閉ドアなどに対して、右側閉じでも、左側閉じでも良好にでき、本発明品一つのみの少ない部材で良好に対応できる発明である。
前記棒状ケーシング1の長手方向両端には、該棒状ケーシング1の下端面よりも上方に位置する略板片状の端部取付片12bが形成されており、且つ前記引戸100の装着溝部100cにはその長手方向の両端に略浅溝とした取付段差部100e,100eが形成されている。そして、前記戸閉具Aを前記引戸100の装着溝部100cに装着するときには、前記棒状ケーシング1の両端部取付片12b,12bが前記装着溝部100cの取付段差部100e,100eに載置され、ビス等の固着具を介して固着される。
このようにして、戸閉具Aの棒状ケーシング1は、引戸100の装着溝部100cに埋め込まれるようにして固着されるものである。前記フック部材4の凹み部41bが、後述する固定突起9と係止状態のときに、引戸100の頂部100aの表面から全部露出するよう設置されなくてはならない。さらに、前記固定突起9と係止していない状態であっても、固定突起9と、フック部材4の立上り状の当接部41cとは常に当接可能となるように、前記当接部41cのみ引戸100の頂部100aの表面から突出した状態となっている〔図1(B)参照〕。
図15は、固定突起9の実施形態を示すものである。固定突起9は、図15(A),(B)に示すように、複数の部材から構成され、突起部材91,ベース部材92,押え部材93から構成されている。前記突起部材91は、弾性を有する部材であるが、フック部材4と衝突することに十分に耐えうる部材であり、硬質ゴム、合成樹脂等から形成されている。突起部材91には突起片91a,基板部91bからなり、突起片91aは、略台形状の板片として形成され、前記基板部91bは、小片であり前記突起部材91に対して直角に形成されている。さらに該基板部91bの一部にはストッパ91cが形成されている〔図15(B)参照〕。
前記ベース部材92は、略長方形状の板体として形成されたものであり、その長手方向に沿って略長孔状の挿入孔92aが形成されている。該挿入孔92aの幅方向両側には補強リブ92b,92bが形成されている。該補強リブ92b,92bは、台形状に形成されている。さらに、前記ベース部材92の幅方向両端には薄肉部92c,92cが形成されている〔図15(B)参照〕。さらに、ベース部材92には、後述する押え部材93を装着するための螺子孔92dが2個形成されている。押え部材93は、略長方形の板片であり幅方向寸法は前記ベース部材92の幅方向寸法と略同一であり、螺子用貫通孔63aが2個形成されている〔図15(B),(D)参照〕。前記ベース部材92の挿入孔92aに、前記突起部材91の基板部91bが挿入され、ストッパ91cがベース部材92の裏面側にて当接する〔図15(C)参照〕。
突起部材91の突起片91aは、両補強リブ92b,92bによって挟持された状態となる。また前記突起片91aは、補強リブ92bよりも面積が広く形成されており、ベース部材92に突起部材91を装着した状態で突起片91aの周囲は補強リブ92b,92bの周囲から僅かに突出するようになっている。突起片91aは、両補強リブ92b,92bによって補強されることとなり、突起片91aが前記フック部材4と衝突したときの衝撃に十分に耐えうるようにしている。
上ガイドレール102には、上方側に水平溝102a,102aが形成されている。両水平溝102a,102a内には前記ベース部材92の両薄肉部92c,92cが挿入される〔図15(E)参照〕。前記押え部材93が前記ベース部材92と共に水平溝102a,102aを構成する水平突出条102bを挟持するようにして、前記ベース部材92の螺子孔92d及び押え部材93の螺子用貫通孔93aにビス等の固着具94が挿入され、締付けられて固着される〔図15(F)参照〕。固着具94は、締付けることによって、図13(A)に示すように、固定突起9を上ガイドレール102の所望の箇所に固定することができる。さらに、前記固着具94を緩めることにより、固定突起9を上ガイドレール102の所望の位置に移動させ、位置の調整を行うことができる〔図15(G)参照〕。
本発明の戸閉具を、引戸100に取付けた構成について図7乃至図14にて説明する。本発明の戸閉具が1個で、図14に示すような、部屋における間仕切りの引戸100又は食器棚,本棚,陳列棚等の種々の収納家具,キャビネット等の引戸100において、左閉じ、右閉じに対応できる作用について図7乃至図12に基づき説明する。左閉じ作用とは、図7乃至図9及び図14において、左側の閉鎖部に当接させる場合である。また、戸閉側及び戸開側の概念もあり、図7乃至図9及び図14において、右側から左側に向かう方向が戸閉側であるが、図14の場合には、左右側のどちらでも戸閉側又は戸開側となるため、本明細書においては、左閉じ又は左閉じ開放、右閉じ又は右閉じ開放という説明で行なう。なお、図14において、W0は、左右側に自由な速度(高速など)に移動できるフリー状態の領域、W1は左閉じ又は右閉じの際において、引戸100を移動させるときの低速度領域である。
まず、左閉じの作用を、図7乃至図9にて説明する。図7に示すように、左右側の前記フック部材4,4の係止突起43が、前記棒状ケーシング1の左右側の係止溝12aに係止した状態を保持して引戸100は移動可能となっている。前記フック部材4の係止突起43が係止溝12aに係止した位置を定位置とする。この場合、定位置は、左側及び右側が存在する。そして、開き状態の引戸100が、図7(A)において左方向に勢いの良い速度Vで移動する。この詳細状態が図8(B)に示す通りである。
次いで、フック部材4が、固定突起9に近接して、その瞬間に、図7(C)及び(D)に示すように、固定突起9に前記フック部材4の当接部41cが当接する。この瞬間に、図8(A)及び(B)に示すように、前記フック部材4を回転させる。このときに、前記固定突起9に前記フック部材4が係止する。つまり、前記固定突起9と前記フック部材4とは一体化する。さらに、この瞬間に、引戸100の荷重と加速度とが加わって、フック部材4に対して衝撃状態となって、その衝撃力を前記緩衝ダンパ3にて緩衝する。この作用を詳述する。
この緩衝作用は、緩衝ダンパ3にて、勢いのある速度Vを、低速度vに急激に低下させると同時に、引戸100の位置も戸閉め側に瞬時に近づけることができる。つまり、緩衝時に距離Lxだけピストンロッド32が縮み作用をなす。図8(A)及び(B)の状態から図8(C)及び(D)の状態になるのに、瞬時(100分の数秒以下)に緩衝作用をなす。簡単に説明すると、図8(A)及び(B)の状態と、図8(C)及び(D)の状態とは略同時に行なわれる。
緩衝ダンパ3のピストンロッド32がシリンダ部31に引き込む動作を行なう場合には、内部に充填された液体やエアが抵抗力Rとなり、前記引張り弾性体5の弾性力Fを減少させ、これによってフック部材4の戸閉方向の速度を減少させ、前記棒状ケーシング1の後方側に移動させる役目をなすものである。そして、図8(C)及び(D)の低速度vとなってからは、今度は、引張り弾性体5の弾性力Fにて、低速度vにて引戸100を移動させる。つまり、緩衝ダンパ3による抵抗力R(衝撃時でない通常速度のとき)とすると、引張り弾性体5の弾性力Fからピストンロッド32を縮ませつつの抵抗力Rを除いた力が引戸100を引く力:Pとなる。
すなわち、P=F−Rとなる。
かなり、ゆっくりとした速度vで、図9(A)及び(B)の状態のように、戸閉じの作用をなす。図9の(A)及び(B)では、戸閉側に当たらんとしているが、低速度vでさらに左側に移動する。そして、図9(C)及び(D)の状態のように、引戸100の左辺が戸閉側に当接して移動が停止する。このときにも、ピストンロッド32が完全に縮んだ状態ではなく、少しのストロークであっても残存していることが必要である。この状態でなければ、引張り弾性体5の弾性力Fにての戸閉じめ作用は生じない。
特に、図8(C)及び(D)の状態では、前記固定突起9と前記フック部材4とは一体化しつつ前記引張り弾性体5の弾性力で、前記フック部材4は左回転して一体化を解除する方向にならんとするが、該フック部材4の係止突起43,43が、前記棒状ケーシング1の左右側の立上り側部11a,11aの上縁に接触しつつ摺動自在となり、フック部材4は解除できないように構成されている。以上の左閉じの作用の状態では、前記フック部材4の係止突起43が係止溝12aに係止した右側が定位置として機能する。さらに、前記引張り弾性体5にて付勢された前記フック部材4が係止溝12aに係止されないときには、前記フック部材4は前記固定突起9に係止するように構成され、且つ前記フック部材4は可動する。
次に、左閉じ解除の作用を説明する。これは、図9(C)及び(D)の状態から、図7(A)及び(B)に示すように、逆に行なう。まず、図9(C)及び(D)の状態から、右方向に引戸100を移動させる。前述したように、引戸100には、P(=F−R)なる力が左方向に加わっているため、そのPなる力より大きな力で、右方向に引戸100を移動させる。さらに、前記ピストンロッド32を伸ばしつつ、図9(A)及び(B)の状態から図8(C)及び(D)の状態へ、さらに、同図8(C)及び(D)の状態から図8(A)及び(B)の状態に移動させる。
図8(A)及び(B)の状態になった瞬間に、図7(C)及び(D)に示すように、前記フック部材4の係止突起43が前記棒状ケーシング1の左側の係止溝12a位置となると同時に、前記フック部材4の係止突起43が左回転して、前記棒状ケーシング1の左側の係止溝12aに係止する。このとき、図1(A)又は図7(A)及び(B)に示すように、前記フック部材4の係止突起43が前記棒状ケーシング1の左右側の係止溝12a,12aに係止してその戸閉具のP(=F−R)なる力は働かないようになり、つまり、引戸100は急に軽くなって移動させることができる。該引戸100の状態が、左閉じ用の力P(=F−R)の解除の状態である。
次に、右閉じの作用を、図10乃至図12にて説明する。図10(A)及び(B)に示すように、左右側の前記フック部材4,4の係止突起43が、前記棒状ケーシング1の左右側の係止溝12aに係止した状態を保持して引戸100は移動可能となっている。この状態は、左閉じの図7(A)と同一である。そして、開き状態の引戸100を、図10(A)において右方向に勢いの良い速度Vで移動する。この詳細状態が図10(B)に示す通りである。
そしてフック部材4が、固定突起9に近接して、その瞬間に、図10(C)及び(D)に示すように、固定突起9に前記フック部材4の当接部41cが当接する。この瞬間に、図11(A)及び(B)に示すように、前記フック部材4を左回転させる。このときに、前記固定突起9と前記フック部材4とは一体化する。さらに、この瞬間に、引戸100の荷重と加速度とが加わって、フック部材4に対して衝撃状態となって、その衝撃力を前記緩衝ダンパ3にて緩衝する。この作用は、左閉じの作用と同じ作用をなすが、今度は可動部材の役割が一変する。
この緩衝作用は、緩衝ダンパ3にて、勢いの良い速度Vを、低速度vに速度を急激に低下させると同時に、引戸100の位置も戸閉め側に瞬時に近づけることができる。つまり、緩衝時に距離Lxだけピストンロッド32が縮み作用をなす。確かに、該ピストンロッド32が縮み作用であるが、該ピストンロッド32先端は固定状態となっており、シリンダ部31がガイド部21内を移動する。以後、その先端は固定状態を保持する。次いで、図11(A)及び(B)の状態から図11(C)及び(D)の状態になるのに、瞬時(100分の数秒以下)に緩衝作用をなす。簡単に説明すると、図11(A)及び(B)の状態と、図11(C)及び(D)の状態とはほぼ同時に行なわれる。
そして、図11(C)及び(D)の低速度vとなってからは、今度は、引張り弾性体5の弾性力Fにて、低速度vにて引戸100を移動させるものであり、この点は、前述の左閉じの作用と同じである。さらに、図12(A)及び(B)の状態から図12(C)及び(D)の状態の右閉じ完了までも、シリンダ部31がガイド部21内を移動する点を除いて、前述の左閉じの作用と同じである。このため、その説明を省略する。以上の右閉じの作用の状態では、前記フック部材4の係止突起43が係止溝12aに係止した左側が定位置として機能する。
また、右閉じ解除の作用を説明する。これは、図12(C)及び(D)の状態から、図10(A)及び(B)に示すように、逆に行なうものであり、シリンダ部31がガイド部21内を移動する点を除いて、前述の左閉じの解除作用と同じであり、この説明を省略する。また、本発明の戸閉具は、引戸100の下部に取付けることも可能である。この場合では、引戸100の下部側のガイドレールに突出する前記固定突起9が設けられ、引戸100の動作は、上部に本発明を取付けた場合と同様であり、説明を省略する。
(A)は本発明の正面略示図、(B)は(A)の一部断面とした拡大図である。 (A)は本発明における戸閉具と引戸の要部斜視図、(B)及び(C)は本発明の要部斜視図、(D)はガイド受部材の斜視図である。 (A)は本発明の一部断面とした正面図、(B)はフック部材箇所の一部断面とした平面図、(C)はフック部材及びケーシング本体の一部断面図、(D)はフック部材箇所の斜視図、(E)はフック部材の斜視図、(F)は取付部材の一部切除した斜視図である。 (A)は本発明の一部正面図、(B)はフック部材箇所の一部断面とした平面図、(C)はフック部材箇所の斜視図、(D)及び(E)は取付部材の斜視図である。 (A)は本発明における戸閉具と引戸とが分離されて断面を有する要部正面図、(B)及び(C)は戸閉具の一部断面とした正面図である。 緩衝ダンパのシリンダ部,ピストンロッド及び圧力調整部の断面図である。 (A),(B),(C)及び(D)は左閉じの開始状態の作用図である。 (A),(B),(C)及び(D)は左閉じの途中状態の作用図である。 (A),(B),(C)及び(D)は左閉じ終了直前及び左閉じ終了状態の作用図である。 (A),(B),(C)及び(D)は右閉じの開始状態の作用図である。 (A),(B),(C)及び(D)は右閉じの途中状態の作用図である。 (A),(B),(C)及び(D)は右閉じ終了直前及び右閉め終了状態の作用図である。 (A)は本発明における上ガイドレール側箇所の縦断側面図、(B)は本発明における床ガイドレール側箇所の縦断側面図である。 本発明における引戸装置の正面略示図である。 (A)は固定突起の斜視図、(B)は固定突起の分解斜視図、(C)は(B)のXe−Xe矢視断面図、(D)は(B)のXf−Xf矢視断面図、(E)は固定突起をガイドレールに装着する工程図、(F)は固定突起をガイドレールに装着完了した状態図、(G)は固定突起の位置調整を示す作用図である。
符号の説明
A…戸閉具、1…棒状ケーシング、12a…係止溝、3…緩衝ダンパ、
31…シリンダ部、32…ピストンロッド、4…フック部材、5…引張り弾性体、
8…走行ローラ、100…引戸、100c…装着溝部、100e…取付段差部。

Claims (6)

  1. 長手方向の両端側に係止溝を有する棒状ケーシングと、シリンダ部とピストンロッドとからなる緩衝ダンパと、前記シリンダ部の基部端及び前記ピストンロッド先端にそれぞれ軸支したフック部材と、対向する両フック部材間に設けられた引張り弾性体とからなる戸閉具と、該戸閉具の前記棒状ケーシングが埋め込まれる装着溝部が頂部に形成され、下端には走行ローラが装着された引戸と、該引戸の上部箇所を開閉方向に案内させるガイドレールとからなり、前記引戸の装着溝部に前記戸閉具の棒状ケーシングが装着され、前記ガイドレールの戸閉する両箇所付近に、前記フック部材が前記棒状ケーシングの係止溝への係止を解除する固定突起が設けられてなり、少なくとも一方側の前記フック部材が前記棒状ケーシングの係止溝に係止されてなることを特徴とする戸閉装置。
  2. 請求項1において、前記棒状ケーシングの長手方向両端には、該棒状ケーシングの下端面よりも上方に位置する略板片状の端部取付片が形成され、且つ前記引戸の装着溝部にはその長手方向の両端に略浅溝とした取付段差部が形成され、前記棒状ケーシングの両端部取付片は、前記装着溝部の取付段差部に載置固着されてなることを特徴とする戸閉装置。
  3. 請求項1又は2において、前記棒状ケーシングの中間にガイド部材が固着され、該ガイド部材のガイド部に前記シリンダ部が遊挿されて該シリンダ部は前記ガイド部材に対して摺動自在に構成されてなることを特徴とする戸閉装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記両フック部材間の引張り弾性体にて前記フック部材に形成された係止突起が前記係止溝に係止されてなることを特徴とする戸閉装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記フック部材は、フック部と回転基部とからなり、前記フック部は、三角状の係止部と立上り状の当接部が凹み部を介して形成され、前記両フック部材の回転基部間に前記引張り弾性体が張設されてなることを特徴とする戸閉装置。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記フック部材は、前記シリンダ部の基部端及び前記ピストンロッド先端にそれぞれ設けた取付部材に軸支されてなることを特徴とする戸閉装置。
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