JP4812086B2 - インクジェット記録ヘッド、該記録ヘッドの製造方法、及びインクジェット記録ヘッド用組成物 - Google Patents
インクジェット記録ヘッド、該記録ヘッドの製造方法、及びインクジェット記録ヘッド用組成物 Download PDFInfo
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Description
前記インク流路形成部材は、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有する光硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッドである。
前記流路形成部材は、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有する光硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッドである。
光硬化性樹脂組成物の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成
物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材が形成された基板上に、前記吐出口を有する部材を積層する工程と、
を有し、
前記光重合性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
光硬化性樹脂組成物の層を前記基板に上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材が形成された基板上に、前記吐出口を有する部材を積層する工程と、
を有し、
前記光硬化性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板上に、インク流路形成用型材を形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層を形成して、該基板上のインク流路形成用型材を覆う工程と、
前記インク流路形成用型材を覆う光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光した後、現像処理して、吐出口を有するインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材に覆われた前記インク流路形成用型材を基板上から除去することで、インク流路を形成する工程と、
を有し、
前記光重合性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板上に、インク流路形成用型材を形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層を形成して、該基板上のインク流路形成用型材を覆う工程と、
前記インク流路形成用型材を覆う光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光した後、現像処理して、吐出口を有するインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材に覆われた前記インク流路形成用型材を基板上から除去することで、インク流路を形成する工程と、
を有し、
前記光硬化性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材上に、光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光、現像処理により吐出口を形成する工程、
とを有し、前記光重合性樹脂組成物(1)及び前記光重合性樹脂組成物(2)の少なくとも一方が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材上に、光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光、現像処理により吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性樹脂組成物(1)及び前記光重合性樹脂組成物(2)の少なくとも一方が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層の上に光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
現像処理により該光硬化性樹脂組成物(1)、(2)の硬化物からなるインク流路形成部材および吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性組成物(1)及び前記光重合性組成物(2)の少なくとも一方が
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層の上に光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、現像処理により該光硬化性樹脂組成物(1)、(2)の硬化物からなるインク流路形成部材および吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性組成物(1)及び前記光重合性組成物(2)の少なくとも一方が
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法である。
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有する光硬化性樹脂を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッド用組成物である。
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能(但し、2官能とは同一Si原子上における縮合可能な基の数が2であることを意味する)の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む縮合物
光重合性組成物B:
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む縮合物
(但し、ここでの官能基数は、同一Si原子上における縮合可能な基の数を意味する。)
上記光重合性組成物の硬化物は、加水分解性有機シラン化合物の縮合物の有するシロキサン骨格(無機骨格)と、カチオン重合可能な基を利用した硬化により形成される有機骨格を併せ持ついわゆる有機−無機のハイブリット硬化物となる。これにより、低熱膨張、低応力といった物性の改善が期待される。なお、カチオン重合可能な基として代表的なエポキシ基を用いた場合はエーテル結合となる。実際に、本発明の有機−無機のハイブリット硬化物は、従来のエポキシ樹脂と比較して大きく異なる物性を示しており、塗膜の残留応力が低下し、基板の変形防止、基材面への密着性向上の効果が得られることがわかった。
さらに、以下の構造のように脂環型の骨格の側鎖にエポキシ基を有する樹脂も好適に用いられる。
(R3)p-Si-(OR2)q(R1) r・・・(1)
ここで、p+q+r=4(pは1、2または3であり、qは1、2または3であり、rは0、1または2である)であり、R1及びR2はそれぞれ独立して、飽和または不飽和の炭化水素残基であり、R3は芳香環を有する非加水分解性の置換基である。
(R2O)q-Si-(R1) r・・・(2)
ここで、
q+r=4(qは1、2、3または4であり、rは0、1、2または3である)
であり、R1及びR2それぞれ独立して、一般式(1)と同様の飽和または不飽和の炭化水素残基である。
R2としては炭素数が20以下のアルキル基などが好適に用いられるが、その反応性などの問題から特にメチル基、エチル基、プロピル基などが好ましい。また、これらのほかに、R2としては、水素原子を含むものがあっても良い。すなわち、-(OR2)基が2以上ある場合(qが2以上の場合)に、2以上の-(OR2)基中の少なくと1つの−(OR2)基におけるR2が水素以外であり、残りの基が-OHであるシラン化合物が利用できる。
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、グリシドキシプロピルジメチルメトキシシラン、グリシドキシプロピルジメチルエトキシシラン、及び2−(エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、2−(エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン。
T0体:他のシラン分子とは結合していないSi原子
T1体:1つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T2体:2つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T3体:3つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
の比率から、次式1に従って計算される。
D0体:他のシラン分子とは結合していないSi原子
D1体:1つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
D2体:2つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
の比率から、次式2に従って計算される。
インク吐出エネルギー発生素子を有する基板上に、
1)本発明によるインク流路形成材料を基体の上に塗布する工程と、
2)前記インク流路形成材料にパターン露光を行う工程と、
3)現像処理によりインク流路を形成する工程とを有する方法により流路形成部材をインク吐出エネルギー発生素子を有する基板上に形成し、その上に、インク吐出口を設けた基体を積層することにより、インクジェット記録ヘッドを作製することが可能である。
1)溶解可能な樹脂にて型材としてのインク流路パターンを形成する工程と、
2)インク流路壁となる被覆樹脂層を先に説明した光重合性組成物を用いて前記溶解可能な樹脂層を覆う位置に形成する工程と、
3)インク吐出エネルギー発生素子上方の被覆樹脂層にインク吐出口を形成する工程と、
4)前記溶解可能な樹脂層を溶出する工程とを、
有するインクジェット記録ヘッドの製造方法が挙げられる。
<合成例1>
以下の手順に従って、加水分解性縮合物を合成した。塩酸を触媒として用いて、グリシドキシプロピルトリエトキシシラン55.6g(0.2mol)、フェニルトリエトキシシラン48.1g(0.2mol)、水21.6gを室温で攪拌した後24時間加熱還流を行い、加水分解性縮合物溶液を得た。29Si−NMRにより、シランの縮合度を測定したところ、約69%であった。
<実施例1>
合成例1の化合物を用いて、表1に示した組成物を調整し、コーティング溶液を得た。
合成例1と同様に、表2に示す加水分解性縮合物を合成した。実施例1と同様に表1に示した組成物を調整し、塗布、露光、加熱を行うことで硬化物を得た。
GPTES:グリシドキシプロピルトリエトキシシラン
PhTES:フェニルトリエトキシシラン
DMDEOS:ジメチルジエトキシシラン
HexylTES:ヘキシルトリエトキシシラン
ECETES:エポキシシクロヘキシルエチルトリエトキシシラン
DPhDES:ジフェニルジエトキシシラン
を意味する。
<比較例6>
表1に記載の組成物から加水分解性縮合物を除いたものを用いて、同様に塗布膜を作製し、硬化物を得た。
実施例1−11及び比較例1−6の塗布膜の応力を、薄膜物性測定装置FLX−2320を用いて測定したところ、表3に示す結果が得られ、本発明の組成物によれば、硬化後の塗布膜の応力が軽減することが確認された。
評価パターンとして、2μmから20μmのライン&スペースのマスクを用いて、それぞれの組成物の解像性を評価した。また、Si−NMR測定により、T0体、T1体、T3体の存在比率を測定した。表3に示す結果が得られ、本発明の組成物によれば、良好な解像性が得られることが確認された。
本実施例では、実施例1の組成物を用いて、前述の図2(1)〜図2(8)に示す手順にしたがって、インクジェット記録ヘッドを作製した。まず、インク吐出エネルギー発生素子としての電気熱変換素子を形成したシリコン基板上に溶解可能な樹脂層としてポリメチルイソプロペニルケトン(東京応化工業(株)社製ODUR−1010)をスピンコートで塗布、成膜した。次いで、120℃にて6分間プリベークした後、ウシオ電機製マスクアライナーUX3000にてインク流路のパターン露光を行った。露光は3分間、現像はメチルイソブチルケトン/キシレン=2/1、リンスはキシレンを用いた。前記ポリメチルイソプロペニルケトンは、UV照射により、分解し有機溶剤に対して可溶となる、所謂ポジ型レジストである。該溶解可能な樹脂で形成されたパターンは、パターン露光の際に露光されていない部分に形成され、インクを供給するインク流路を確保するためのものである(図2(3))。なお、現像後の該溶解可能な樹脂の膜厚は20μmであった。
<印字品位評価>
こうして得られたインクジェット記録ヘッドに、前記キヤノン製黒色インクBCI-3Bkを充填し、印字を行ったところ、得られた画像は高品位なものであった。
<保存性評価>
さらに、このインクジェット記録ヘッドに前記インクを充填した状態で、60℃ 2か月保存した後に、再び印字を行ったところ、保存試験前と同様な印字物を得ることができた。
Claims (29)
- インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記インク流路形成部材は、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有する光硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 前記芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物が、カチオン重合可能な基を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
- インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記流路形成部材は、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有する光硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 前記組成物が、芳香環を有しない加水分解性有機シラン化合物をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有しない加水分解性有機シラン化合物が、2官能の加水分解性有機シラン化合物を含むことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有しない加水分解性有機シラン化合物が、ジメチル基を有する加水分解性有機シラン化合物を含むことを特徴とする請求項4または5に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有しない加水分解性有機シラン化合物が、カチオン重合可能な基を有することを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有する3官能加水分解性有機シラン化合物および前記芳香環を有しない加水分解性有機シラン化合物のいずれか一方または両方が、炭素数が3以上のアルキル基を有する請求項3ないし7のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有する2官能加水分解性有機シラン化合物および前記芳香環を有しない3官能加水分解性有機シラン化合物のいずれか一方または両方が、炭素数が3以上のアルキル基を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有する3官能加水分解性有機シラン化合物は、フェニル基を有する請求項3ないし8のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記芳香環を有する2官能加水分解性有機シラン化合物はフェニル基を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
- 前記縮合物が、T0体およびT1体の存在比率の合計が50%以下かつT3体の存在比率が15%以上であることを特徴とする請求項3ないし8及び10のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
ただし、
T0:他のシラン分子とは結合していないSi原子
T1:1つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T2:2つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T3:3つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
であり、
TX体(X=0、1、2、3)の存在比率=TX/(T0+T1+T2+T3)×100%
である。 - 前記縮合物が、T0体およびT1体の存在比率の合計が50%以下かつT3体の存在比率が15%以上であることを特徴とする請求項1、2及び11のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
ただし、
T0:他のシラン分子とは結合していないSi原子
T1:1つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T2:2つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
T3:3つのシラン分子と酸素を介して結合しているSi原子
であり、
TX体(X=0、1、2、3)の存在比率=TX/(T0+T1+T2+T3)×100%
である。 - 前記縮合物の前記カチオン重合樹脂100重量部に対する配合比が、10〜1000重量部の範囲にあることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
- インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成
物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材が形成された基板上に、前記吐出口を有する部材を積層する工程と、
を有し、
前記光重合性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物の層を前記基板に上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材が形成された基板上に、前記吐出口を有する部材を積層する工程と、
を有し、
前記光硬化性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板上に、インク流路形成用型材を形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層を形成して、該基板上のインク流路形成用型材を覆う工程と、
前記インク流路形成用型材を覆う光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光した後、現像処理して、吐出口を有するインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材に覆われた前記インク流路形成用型材を基板上から除去することで、インク流路を形成する工程と、
を有し、
前記光重合性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板上に、インク流路形成用型材を形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物の層を形成して、該基板上のインク流路形成用型材を覆う工程と、
前記インク流路形成用型材を覆う光硬化性樹脂組成物の層にパターン露光した後、現像処理して、吐出口を有するインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材に覆われた前記インク流路形成用型材を基板上から除去することで、インク流路を形成する工程と、
を有し、
前記光硬化性樹脂組成物が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材上に、光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光、現像処理により吐出口を形成する工程、
とを有し、前記光重合性樹脂組成物(1)及び前記光重合性樹脂組成物(2)の少なくとも一方が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行う工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層を現像処理して、該光硬化性樹脂組成物の硬化物からなるインク流路形成部材を得る工程と、
前記インク流路形成部材上に、光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光、現像処理により吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性樹脂組成物(1)及び前記光重合性樹脂組成物(2)の少なくとも一方が、
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層の上に光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
現像処理により該光硬化性樹脂組成物(1)、(2)の硬化物からなるインク流路形成部材および吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性組成物(1)及び前記光重合性組成物(2)の少なくとも一方が
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - インクを吐出するためのエネルギーを発生するためのエネルギー発生素子が設けられた基板と、前記エネルギー発生素子に対応して設けられた吐出口と、前記吐出口にインクを供給するためのインク流路と、前記基板上に設けられ、前記基板とともに前記インク流路を形成しているインク流路形成部材と、を備えたインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
光硬化性樹脂組成物(1)の層を前記基板上に形成する工程と、
前記基板上に光硬化性樹脂組成物(1)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、
前記パターン露光された光硬化性樹脂組成物(1)の層の上に光硬化性樹脂組成物(2)の層を積層する工程と、光硬化性樹脂組成物(2)の層にパターン露光を行い潜像を形成する工程と、現像処理により該光硬化性樹脂組成物(1)、(2)の硬化物からなるインク流路形成部材および吐出口を形成する工程、
とを有し、
前記光重合性組成物(1)及び前記光重合性組成物(2)の少なくとも一方が
(a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−2)芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物を含む組成物の縮合物、を含有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。 - 前記芳香環を有する2官能加水分解性有機シラン化合物および前記芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物のいずれか一方または両方が、炭素数が3以上のアルキル基を有する請求項15、17、19及び21のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物が炭素数が3以上のアルキル基を有する請求項16、18、20、および22のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物が、カチオン重合可能な基を有する請求項15、17、19、21及び23のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記芳香環を有する2官能加水分解性有機シラン化合物は、フェニル基を有する請求項15、17、19、21及び23のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記芳香環を有する3官能の加水分解性有機シラン化合物はフェニル基を有する請求項16、18、20および22のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- 前記縮合物の前記カチオン重合樹脂100重量部に対する配合比が、10〜1000重量部の範囲にあることを特徴とする請求項15ないし27のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
- (a)カチオン重合性樹脂、
(b)光カチオン重合開始剤、及び
(c−1)芳香環を有する2官能の加水分解性有機シラン化合物と、芳香環を持たない3官能以上の加水分解性有機シラン化合物とを含む組成物の縮合物、
を含有する光硬化性樹脂を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッド用組成物。
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