JP4811581B2 - 半導体装置、半導体装置の製造方法及び電子モジュールの製造方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法及び電子モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置及び電子モジュール並びにこれらの製造方法に関する。
半導体装置は、多種多様な微細加工プロセスを経て製造されており、集積回路を構成する素子の数が膨大であるため、わずかな誤差があるだけで所定の性能が得られないことがある。従来、特性が許容範囲から外れると不良品として廃棄処分するしかなく、歩留まりを上げることには限界があった。
特開2002−198374号公報
本発明の目的は、特性の調整が可能な半導体装置及び電子モジュール並びにこれらの製造方法を提供することにある。
(1)本発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板に、Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタを含む集積回路を形成し、前記集積回路に電気的に接続されるようにパッドを形成し、前記パッド上に第1のバンプを形成すること、
前記集積回路の動作速度を測定すること、
前記Nチャネル形又はPチャネル形の電界効果トランジスタの上方に第2のバンプを設けること、
を含み、
前記動作速度が基準値より遅いことが測定された場合に、前記Nチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
前記動作速度が前記基準値より速いことが測定された場合に、前記Pチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設ける。本発明によれば、第2のバンプを介して電界効果トランジスタのチャネルに力を加えることができ、チャネルに力を加えるとその動作速度が変化する性質を利用して、特性を調整することができる。
(2)この半導体装置の製造方法において、
前記集積回路は、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗をさらに含み、
前記N形抵抗及び前記P形抵抗の抵抗値を測定すること、
前記N形抵抗及び前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に第3のバンプを設けること、
をさらに含み、
前記N形抵抗の抵抗値が基準値より高いことが測定された場合に、前記N形抵抗の上方に前記第3のバンプを設け、
前記P形抵抗の抵抗値が基準値より低いことが測定された場合に、前記P形抵抗の上方に前記第3のバンプを設けてもよい。
(3)本発明に係る電子モジュールの製造方法は、
Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタを含む集積回路と、前記集積回路に電気的に接続されるパッドと、前記パッド上に形成された第1のバンプと、を有する半導体装置を用意し、前記集積回路の動作速度を測定すること、
前記Nチャネル形又はPチャネル形の電界効果トランジスタの上方に第2のバンプを設けること、
前記半導体装置を、配線基板にフェースダウンボンディングすること、
を含み、
前記動作速度が基準値より遅いことが測定された場合に、前記Nチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
前記動作速度が前記基準値より速いことが測定された場合に、前記Pチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設ける。本発明によれば、第2のバンプを介して電界効果トランジスタのチャネルに力を加えることができ、チャネルに力を加えるとその動作速度が変化する性質を利用して、特性を調整することができる。
(4)この電子モジュールの製造方法において、
前記集積回路は、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗をさらに含み、
前記N形抵抗及び前記P形抵抗の抵抗値を測定すること、
前記N形抵抗及び前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に第3のバンプを設けること、
をさらに含み、
前記N形抵抗の抵抗値が基準値より高いことが測定された場合に、前記N形抵抗の上方に前記第3のバンプを設け、
前記P形抵抗の抵抗値が基準値より低いことが測定された場合に、前記P形抵抗の上方に前記第3のバンプを設けてもよい。
(5)本発明に係る半導体装置は、
Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタを含む集積回路が形成されてなる半導体チップと、
前記集積回路に電気的に接続されるように前記半導体チップに設けられたパッドと、
前記パッドの少なくとも一部を避けて形成されてなるパッシベーション膜と、
前記パッド上に形成された第1のバンプと、
前記パッシベーション膜上であって、前記Nチャネル形又はPチャネル形の電界効果トランジスタのチャネル上方に設けられた第2のバンプと、
を含む。本発明によれば、第2のバンプを介して電界効果トランジスタのチャネルに力を加えることができ、チャネルに力を加えるとその動作速度が変化する性質を利用して、特性を調整することができる。
(6)この半導体装置において、
前記集積回路は、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗をさらに含み、
前記N形抵抗及び前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に設けられてなる第3のバンプをさらに含んでもよい。
(7)本発明に係る電子モジュールは、
上述した半導体装置と、
前記半導体チップがフェースダウンボンディングされた配線基板と、
を含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。半導体装置は半導体チップ10を含む。半導体チップ10には、複数の電界効果トランジスタ20を含む集積回路が作り込まれているが、図1には1つの電界効果トランジスタ20のみが示されている。電界効果トランジスタ20は、ソース及びドレインとなる拡散層21,22と、拡散層21,22にそれぞれ電気的に接続されるソース電極23及びドレイン電極24と、を有する。ゲート電極25に電圧を加えるとチャネル26が形成されて電流が流れる。電界効果トランジスタ20は、チャネル26に対して力が加えられると動作速度が変化する特性を有する。例えば、チャネル26がNチャネルであれば、力を加えた場合の方が加えない場合よりも動作速度は速くなる。チャネル26がPチャネルであれば、力を加えた場合の方が加えない場合よりも動作速度は遅くなる。本実施の形態では、複数の電界効果トランジスタ20は、Nチャネル形の電界効果トランジスタ及びPチャネル形の電界効果トランジスタの両方を含む。
集積回路は、複数の抵抗30を含むが、図1には1つの抵抗30のみが示されている。複数の抵抗30は、N形半導体からなるN形抵抗及びP形半導体からなるP形抵抗の両方を含む。抵抗30は、力が加えられると抵抗値が変化する特性を有する。例えば、N形抵抗は、力を加えた場合の方が加えない場合よりも抵抗値が下がる。P形抵抗は、力を加えた場合の方が加えない場合よりも抵抗値が上がる。
集積回路上には、絶縁層32が形成されており、絶縁層32上にパッド12が設けられている。パッド12は、集積回路に電気的に接続されている配線の一部である。また、パッシベーション膜34が、パッド12の少なくとも一部を避けて形成されている。パッド12の少なくとも一部(例えば中央部)は、パッシベーション膜34から露出している。パッシベーション膜34はSiO、SiN等の無機材料から構成されている。
パッド12上には、第1のバンプ41が設けられている。第1のバンプ41は、パッド12に接触かつ電気的に接続している。電界効果トランジスタ20のチャネル26上方には、第2のバンプ42が設けられている。第2のバンプ42は、パッシベーション膜34上に設けられている。抵抗30の上方には第3のバンプ43が設けられている。第3のバンプ43も、パッシベーション膜34上に設けられている。
図2は、本実施の形態の変形例を示す図であり、図1に示す第1及び第2のバンプ41,42の代わりにバンプ40が設けられている。バンプ40は、第1及び第2のバンプ41,42が連結された形状をなしている。したがって、バンプ40は、パッド12に接触かつ電気的に接続する部分と、電界効果トランジスタ20のチャネル26上方であってパッシベーション膜34上の部分と、を含む。さらに、図示しない変形例として、バンプ40を抵抗30の上方に至るまで大きくしてもよい。本発明は、このような例も含む。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。本実施の形態では、半導体基板(半導体チップ10又はそれに切断される前の半導体ウエハ)に、Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタ20を含む集積回路を形成する。また、集積回路に電気的に接続されるようにパッド12を形成する。
また、第1、第2及び第3のバンプ41,42,43を形成する。ここで、第1のバンプ41を設ける位置は、パッド12上であって設計上決められた通りである。
これに対して、第2のバンプ42を設ける位置は、集積回路の動作速度の測定後に決める。詳しくは、動作速度が基準値より遅いことが測定された場合に、Nチャネル形の電界効果トランジスタ20のチャネル26上方(のみ)に第2のバンプ42を設ける。こうすることで、第2のバンプ42を介してチャネル26に力を加えて動作速度を速めることができる。あるいは、動作速度が基準値より速いことが測定された場合に、Pチャネル形の電界効果トランジスタ20のチャネル26上方(のみ)に第2のバンプ42を設ける。こうすることで、第2のバンプ42を介してチャネル26に力を加えて動作速度を遅らせることができる。
また、第3のバンプ43を設ける位置は、抵抗30の抵抗値の測定後に決める。詳しくは、抵抗30がN形抵抗であってその抵抗値が基準値より高いことが測定された場合には、その抵抗30の上方(のみ)に第3のバンプ43を設ける。こうすることで、第3のバンプ43を介して抵抗30に力を加えて抵抗値を下げることができる。あるいは、抵抗30がP形抵抗であってその抵抗値が基準値より低いことが測定された場合には、その抵抗30の上方(のみ)に第3のバンプ43を設ける。こうすることで、第3のバンプ43を介して抵抗30に力を加えて抵抗値を上げることができる。
本実施の形態によれば、第2のバンプ42を介して電界効果トランジスタ20のチャネル26に力を加えることができ、チャネル26に力を加えるとその動作速度が変化する性質を利用して、特性を調整することができる。また、第3のバンプ43を介して抵抗30に力を加えることができ、抵抗30に力を加えるとその抵抗値が変化する性質を利用して、特性を調整することができる。これにより、半導体装置の製造で歩留まりを上げることができる。
図3は、本実施の形態に係る電子モジュール及びその製造方法を説明する図である。電子モジュールの製造方法では、上述した半導体装置を、配線基板(例えば液晶パネルで液晶を挟む一対の基板のうちの一方)50にフェースダウンボンディングする。詳しくは、第1のバンプ41を、基板(例えばガラス基板)52に形成された配線パターン54に対向させて電気的に接続する。電気的接続は、第1のバンプ41と配線パターン54の金属接合を適用してもよいし、異方性導電材料を使用してもよい。また、第2及び第3のバンプ42,43は、基板52から反力を受けるように、図3に示すように基板52に接触させてもよいが、第2及び第3のバンプ42,43と基板52との間に樹脂(例えば接着剤)を介在させてもよい。こうして、第2及び第3のバンプ42,43を介して、チャネル26及び抵抗30に力を加えることができる。本実施の形態に係る電子モジュールは、上記製造方法から導き出される構成を有する。
本実施の形態によれば、半導体装置の製造プロセスで、所定の特性が得られなくても、電子モジュールの製造プロセスで特性を調整することができる。
図4は、具体例に係る半導体装置の平面レイアウトを示す図である。半導体装置510は、メモリ内蔵のTFTパネル用表示ドライバである。図4に示すデータドライバ550又は走査ドライバ570の出力回路556,578(図5(A)及び図5(B)参照)は、図示しない電界効果トランジスタを有している。出力回路556,578の特性が許容範囲から外れる場合、その電界効果トランジスタのチャネル上方に、上述した第2及び第3のバンプ42,43を設けると、特に特性を効果的に調整することができる。以下、回路の詳細を説明する。
図4では、第1〜第Nの回路ブロックCB1〜CBNは、第1〜第4のメモリブロックMB1〜MB4(広義には第1〜第Iのメモリブロック。Iは2以上の整数)を含む。また第1〜第4のメモリブロックMB1〜MB4の各々に対して、D1方向に沿ってその各々が隣接して配置される第1〜第4のデータドライバブロックDB1〜DB4(広義には第1〜第Iのデータドライバブロック)を含む。具体的にはメモリブロックMB1とデータドライバブロックDB1がD1方向に沿って隣接して配置され、メモリブロックMB2とデータドライバブロックDB2がD1方向に沿って隣接して配置される。そしてデータドライバブロックDB1がデータ線を駆動するために用いる画像データ(表示データ)は、隣接するメモリブロックMB1が記憶し、データドライバブロックDB2がデータ線を駆動するために用いる画像データは、隣接するメモリブロックMB2が記憶する。
図4では、メモリブロックMB1〜MB4のうちのMB1(第Jのメモリブロック)のD3方向側に、データドライバブロックDB1〜DB4のうちのDB1(第Jのデータドライバブロック)が隣接して配置される。またMB1のD1方向側にDB2(第J+1のデータドライバブロック)が配置される。またDB2のD1方向側にMB2(第J+1のメモリブロック)が配置される。DB3、MB3、DB4、MB4も同様に配置される。なお図4では、MB1とDB2、MB2とDB3、MB3とDB4が、各々、隣接して配置されているが、これらを隣接させずに、その間に他の回路ブロックを配置してもよい。
図4のレイアウト配置によれば、データドライバブロックDB1〜DB4から出力側I/F領域512へのデータ信号出力線の配線ピッチを均等化でき、配線効率を向上できるという利点がある。
データドライバ550は表示パネルのデータ線を駆動するための回路であり、図5(A)にその構成例を示す。データラッチ回路552は、メモリ520からのデジタルの画像データをラッチする。D/A変換回路554(電圧選択回路)は、データラッチ回路552にラッチされたデジタルの画像データのD/A変換を行い、アナログのデータ電圧を生成する。具体的には階調電圧生成回路530から複数(例えば64段階)の階調電圧(基準電圧)を受け、これらの複数の階調電圧の中から、デジタルの画像データに対応する電圧を選択して、データ電圧として出力する。出力回路556(駆動回路、バッファ回路)は、D/A変換回路554からのデータ電圧をバッファリングして表示パネルのデータ線に出力し、データ線を駆動する。なお、出力回路556の一部(例えば演算増幅器の出力段)をデータドライバ550には含ませずに、他の領域に配置する構成としてもよい。
走査ドライバ570は表示パネルの走査線を駆動するための回路であり、図5(B)にその構成例を示す。シフトレジスタ572は順次接続された複数のフリップフロップを含み、シフトクロック信号SCKに同期してイネーブル入出力信号EIOを順次シフトする。レベルシフタ576は、シフトレジスタ572からの信号の電圧レベルを、走査線選択のための高電圧レベルに変換する。出力回路578は、レベルシフタ576により変換されて出力された走査電圧をバッファリングして表示パネルの走査線に出力し、走査線を選択駆動する。
本実施形態では図6に示すように、回路ブロックCB1〜CBNが、走査線を駆動するための第1の走査ドライバブロックSB1と第2の走査ドライバブロックSB2を含む。具体的には回路ブロックCB1〜CBNのうちの第1の回路ブロックCB1(辺SD1側の回路ブロック)として第1の走査ドライバブロックSB1が配置される。またCB1〜CBNのうちの第Nの回路ブロックCBN(辺SD2側の回路ブロック)として第2の走査ドライバブロックSB2が配置される。即ち、半導体装置510のD1方向に沿って配置される回路ブロックCB1〜CBNの両端の回路ブロックが、第1及び第2の走査ドライバブロックSB1、SB2である。この場合、半導体装置510のD1方向に沿って配置される回路ブロックは3以上(N≧3)である。
そして図6では、回路ブロックCB1〜CBNのうち走査ドライバブロックSB1、SB2を除く回路ブロックは、データ線を駆動するための少なくとも1つのデータドライバブロック(図6ではデータドライバブロックDB1〜DB4)を含むことができる。
また図6では走査ドライバブロックSB1とデータドライバブロックDB1〜DB4の間に、電源回路ブロックPBが配置される。また走査ドライバブロックSB2とデータドライバブロックDB1〜DB4の間に、ロジック回路ブロックLB及び階調電圧生成回路ブロックGBが配置される。
図6に示すように、半導体装置510の両端に位置する回路ブロックCB1、CBNとして走査ドライバブロックSB1、SB2を配置すれば、SB1からの第1の走査信号群を表示パネルの例えば左側から入力し、SB2からの第2の走査信号群を表示パネルの例えば右側から入力することが可能になる。こうすることで、効率的な実装や表示パネルの櫛歯駆動等を実現できる。
そして図6に示すように半導体装置510の両端に走査ドライバブロックSB1、SB2を配置した場合、走査信号の出力パッド516についても出力側I/F領域512の両端に配置することが、配線効率を考慮すると望ましい。一方、図6では、データドライバブロックDB1〜DB4は半導体装置510の中央付近に配置される。従ってデータ信号の出力パッド518についても、出力側I/F領域512の中央付近に配置することが、配線効率を考慮すると望ましい。
そして図6に示すように、回路面積が比較的大きい電源回路ブロックPBやロジック回路ブロックLBを、データドライバブロックDB1〜DB4の両側に配置すれば、これらのPBやLBのD2方向側の空きスペース(C3、C4に示すスペース)を利用して、走査信号の出力パッド516やそのパッド516下に形成される出力用トランジスタを配置できるようになる。従って、出力側I/F領域512での配線効率を向上でき、半導体装置510のD2方向での幅Wを小さくでき、スリムな細長の半導体装置510を実現できる。
本実施形態では図7に示すように、回路ブロックCB1〜CBNのうち走査ドライバブロックSB1、SB2を除く回路ブロックが、階調特性の調整データの設定を行うロジック回路ブロックLBと、設定された調整データに基づいて階調電圧を生成する階調電圧生成回路ブロックGBを含む。また階調電圧生成回路ブロックGBからの階調電圧を受け、データ線を駆動するためのデータドライバブロックDB1〜DB4(広義には少なくとも1つのデータドライバブロック)と、電源電圧を生成する電源回路ブロックPBを含む。そして本実施形態では、データドライバブロックDB1〜DB4が、ロジック回路ブロックLB及び階調電圧生成回路ブロックGBと、電源回路ブロックPBとの間に配置されている。
図7の配置によれば、回路面積が比較的大きいロジック回路ブロックLB及び階調電圧生成回路ブロックGBや電源回路ブロックPBが、データドライバブロックDB1〜DB4の両側に配置されるようになる。従って、ロジック回路ブロックLB及び階調電圧生成回路ブロックGBのD4方向側の空きスペース(C1に示すスペース)を利用して、ロジック回路用パッドやそのパッド下に形成される入力用トランジスタ等を配置できるようになる。また電源回路ブロックPBのD4方向側の空きスペース(C2に示すスペース)を利用して、トランジスタサイズが大きい電源回路の昇圧用トランジスタ等を配置できるようになる。また図7の配置によれば、データドライバブロックDB1〜DB4を半導体装置の中央付近に集中して配置できるようになるため、DB1〜DB4からのデータ信号の出力線を、出力側I/F領域512において効率良くシンプルに配線できる。従って、出力側I/F領域512や入力側I/F領域514での配線効率や配置効率を向上でき、半導体装置のD2方向での幅Wを小さくでき、スリムな細長の半導体装置を実現できる。
また図7の配置によれば、ロジック回路ブロックLBからの調整データに基づき階調電圧生成回路ブロックGBにより生成された階調電圧の出力線を、グローバル線等を利用して効率良く配線してデータドライバブロックDB1〜DB4に接続できる。従って、配線効率を向上でき、回路ブロックCB1〜CBNのD2方向での幅を小さくでき、スリムな細長の半導体装置を実現できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体装置を示す断面図である。 図2は、本実施の形態の変形例を示す図である。 図3は、本実施の形態に係る電子モジュール及びその製造方法を説明する図である。 図4は、具体例に係る半導体装置の平面レイアウトを示す図である。 図5(A)及び図5(B)は、データドライバ、走査ドライバの構成例である。 図6は、走査ドライバのブロックの配置を説明する図である。 図7は、データドライバのブロックの配置を説明する図である。
符号の説明
10…半導体チップ、 12…パッド、 20…電界効果トランジスタ、 21…拡散層 22…拡散層 23…ソース電極 24…ドレイン電極、 25…ゲート電極、 26…チャネル、 30…抵抗、 32…絶縁層、 34…パッシベーション膜、 40…バンプ、 41…第1のバンプ、 42…第2のバンプ、 43…第3のバンプ、 50…配線基板 52…基板、 54…配線パターン

Claims (3)

  1. 半導体基板に、Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタ、並びに、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗を含む集積回路を形成し、前記集積回路に電気的に接続されるようにパッドを形成し、前記パッド上に第1のバンプを形成すること、
    前記集積回路の動作速度を測定すること、
    前記N形抵抗及び前記P形抵抗の抵抗値を測定すること、
    前記Nチャネル形又はPチャネル形の電界効果トランジスタの上方に第2のバンプを設けること、
    前記N形抵抗及び前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に第3のバンプを設けること、
    を含み、
    前記動作速度が基準値より遅いことが測定された場合に、前記Nチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
    前記動作速度が前記基準値より速いことが測定された場合に、前記Pチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
    前記N形抵抗の抵抗値が基準値より高いことが測定された場合に、前記N形抵抗の上方に前記第3のバンプを設け、
    前記P形抵抗の抵抗値が基準値より低いことが測定された場合に、前記P形抵抗の上方に前記第3のバンプを設ける半導体装置の製造方法。
  2. Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタ、並びに、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗を含む集積回路と、前記集積回路に電気的に接続されるパッドと、前記パッド上に形成された第1のバンプと、を有する半導体装置を用意すること、
    前記集積回路の動作速度を測定すること、
    前記N形抵抗及び前記P形抵抗の抵抗値を測定すること、
    前記Nチャネル形又はPチャネル形の電界効果トランジスタの上方に第2のバンプを設けること、
    前記N形抵抗及び前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に第3のバンプを設けること、
    前記半導体装置を、配線基板にフェースダウンボンディングすること、
    を含み、
    前記動作速度が基準値より遅いことが測定された場合に、前記Nチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
    前記動作速度が前記基準値より速いことが測定された場合に、前記Pチャネル形の前記電界効果トランジスタのチャネル上方に前記第2のバンプを設け、
    前記N形抵抗の抵抗値が基準値より高いことが測定された場合に、前記N形抵抗の上方に前記第3のバンプを設け、
    前記P形抵抗の抵抗値が基準値より低いことが測定された場合に、前記P形抵抗の上方に前記第3のバンプを設ける電子モジュールの製造方法。
  3. Nチャネル形及びPチャネル形の電界効果トランジスタ、並びに、N形半導体及びP形半導体からなるN形抵抗及びP形抵抗を含む集積回路が形成されてなる半導体チップと、
    前記集積回路に電気的に接続されるように前記半導体チップに設けられたパッドと、
    前記パッドの少なくとも一部を避けて形成されてなるパッシベーション膜と、
    前記パッド上に形成された第1のバンプと、
    前記パッシベーション膜上であって、動作速度が基準値よりも遅い前記Nチャネル形の電界効果トランジスタ又は動作速度が基準値よりも速い前記Pチャネル形の電界効果トランジスタのチャネル上方に設けられた第2のバンプと、
    抵抗値が基準値よりも高い前記N形抵抗及び抵抗値が基準値よりも低い前記P形抵抗の少なくとも一方の上方に設けられてなる第3のバンプと、
    を含む半導体装置。
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