JP4811135B2 - 紫外光放射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、始動補助手段としての光エネルギー放射手段を備えた紫外光放射装置に係わり、より詳細には、紫外光を照射することによりLCD基板もしくは半導体ウェハ等の洗浄もしくは表面改質を行うため、または紫外光を照射することにより乾癬治療、特に、波長308nmの光を使用して乾癬治療を施すために使用される紫外光放射装置に関する。
従来、紫外線と活性酸素種であるオゾン(O)とを組み合わせた洗浄方法として、UV/O洗浄法が広く利用されている。この洗浄法は、例えば、LCD基板または半導体ウェハの表面に紫外線を照射して、表面に付着した有機化合物等の分子結合を切断することにより、付着した有機化合物等の不純物を除去するものである。近年、このUV/O洗浄法に使用する光源として、従来から使用されていた波長185nmおよび254nmの紫外線を放射する低圧水銀ランプに代えて、例えば、キセノンガスを発光物質として使用し、波長172nmの真空紫外光を放射する、洗浄能力において低圧水銀ランプを上回るエキシマランプが使用されるようになっている。
しかし、このようなエキシマランプは、点灯時よりも始動時に高い電圧が必要とされ、特に暗黒状態や長時間の休止状態後の始動が困難である。始動性を改善するためには、単純にはエキシマランプに対して高電圧を印加すればよい。しかしながら、エキシマランプに高電圧を印加するためには、より耐圧性の高い点灯用トランスが必要となり、その結果、点灯用トランスが大型化し、重量およびコストの面で好ましくない。また、高電圧を印加することは、安全性の面からも好ましくない。そのため、可能な限り低電圧でエキシマランプを始動させることが要請される。
特許文献1には、エキシマランプの始動性を改善したエキシマランプ装置の一例が記載されている。この装置は、放電空間に封入された放電用ガスに紫外光を照射した状態で、エキシマランプに電圧を印加することにより、エキシマランプを点灯するものである。
図9は、特許文献1に記載されているエキシマランプ装置の長手方向の断面図である。
同図に示すように、このエキシマランプ90は、エキシマ光を透過する石英ガラス等の誘電体材料からなる放電容器91を備えている。放電容器91は、外側管92と外側管92の内側に外側管92と同軸上に配置された内側管93とを備えた2重管構造である。放電容器91の内部空間Sには、放電用ガスとして、例えば、キセノンガスが封入されている。外側管92の外周面には外側電極94が設けられ、内側管93の内周面には内側電極95が設けられている。エキシマランプ用高周波電源96が外側電極94および内側電極95に接続されている。エキシマランプ90の上方には、放電用ガスに紫外光を照射するための紫外発光体97が設けられている。この紫外発光体97から発せられる紫外光を内部空間Sに封入された放電用ガスに照射した状態で、前記誘電体材料を介して対向する外側電極94と内側電極95間に高周波電圧を印加することにより、エキシマ光が放射される。上記のエキシマランプ装置によれば、始動時に紫外発光体97からの紫外光が放電用ガスに照射されることにより、紫外光を放電用ガスに照射しない場合に比して始動電圧を下げることが可能であるとされている。
特開2006−40867号公報 特開2002−313285号公報
しかしながら、本発明者らは、後述する実験結果に示すように、引用文献1に示すようなエキシマランプ装置によってもなお、始動性の改善が十分でなく、始動時に高電圧を印加する必要が生じることを確認している。
さらに、上記のエキシマランプ装置によれば、図9に示すように、エキシマランプ90が点灯した後に、紫外発光体97に向けて、エキシマランプ90から放射強度の強い紫外光が放射されるため、紫外発光体97が強力な紫外光に曝されるため劣化し、紫外発光体97が短寿命化するおそれがあった。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、エキシマランプの始動時の印加電圧を下げることを可能にするとともに、放電用ガスに光エネルギーを照射するための光エネルギー放射手段の劣化を防止することを可能にした紫外光放射装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、内部空間に放電用ガスが封入された誘電体材料からなる放電容器と、前記誘電体材料を介して配置された一対の電極とを備えるエキシマランプを備える紫外光放射装置において、前記エキシマランプから放射された光を光出射方向へ反射する反射鏡が前記エキシマランプの長手方向に沿って設けられ、前記放電容器は、内部空間における放電ギャップが不均一となるよう前記内部空間に向けて隆起する凸部が形成され、該凸部は前記反射鏡から突出したエキシマランプの端部に設けられ、前記凸部により前記放電ギャップが最短となる昜放電空間に対し、光エネルギーを照射するための光エネルギー放射手段が前記反射鏡の外部に設けられていることを特徴とする紫外光放射装置である。
第2の手段は、第1の手段において、前記光エネルギー放射手段は、前記エキシマランプの軸方向から前記易放電空間に対して、光エネルギーを照射することを特徴とする紫外光放射装置である。
第3の手段は、第1の手段または第2の手段において、前記昜放電空間を覆うとともにアパーチャー部を有する遮光カバーを設け、前記光エネルギー放射手段は、前記アパーチャー部を介して、前記昜放電空間に対して、光エネルギーを照射することを特徴とする紫外光放射装置である。
第4の手段は、第1の手段ないし第3の手段のいずれかの手段において、前記光エネルギー放射手段が、400nm以下の紫外光を発する半導体素子であることを特徴とする紫外光放射装置である。
第5の手段は、第1の手段または第2の手段において、前記放電用ガスには、ハロゲンガスが含まれることを特徴とする紫外光放射装置である。
第6の手段は、第5の手段において、前記放電用ガスが、キセノン(Xe)ガスと塩素(Cl )ガスの混合ガスであることを特徴とする紫外光放射装置である。
請求項1に記載の発明によれば、放電ギャップが最短となる易放電空間に光エネルギー放射手段から発せられた紫外光を照射することにより、エキシマランプの始動に要する印加電圧を低減させることができる。また、放電容器に内部空間に向けて隆起する凸部を形成することにより、容易に放電ギャップが最短となる易放電空間を形成することができる。また、光エネルギー放射手段が、反射鏡の外部に設けられ、反射鏡の外部から易放電空間に対して光エネルギーを照射するので、光エネルギー放射手段が劣化されず、長寿命化を図ることができる。また、反射鏡により光出射方向へ反射された紫外光が光エネルギー放射手段によって遮られることがないため、照度分布の均一化を図ることができる。また、光エネルギー放射手段が、反射鏡の外部に設けられるので、エキシマランプの点灯時における反射鏡内の高温下にないため、高温による光エネルギー放射手段の劣化を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、光エネルギー放射手段は、反射鏡の外部に設けられ、かつエキシマランプの軸方向から易放電空間に対して光エネルギーを照射するので、より一層光エネルギー放射手段が劣化されず、長寿命化を図ることができる。また、反射鏡により光出射方向へ反射された紫外光が光エネルギー放射手段によって遮られることがないため、照度分布の均一化を図ることができる。また、光エネルギー放射手段が、反射鏡の外部に設けられるので、エキシマランプの点灯時における反射鏡内の高温下にないため、高温による光エネルギー放射手段の劣化を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、アパーチャー部が設けられた遮光カバーを備えることにより、光エネルギー放射手段から発した光が、易放電空間以外の放電空間に照射されず、易放電空間にのみ照射される。そのため、内部空間において初期電子を効率良く生成することができ、エキシマランプの始動に要する印加電圧を低減することができる。また、アパーチャー部が設けられた遮光カバーを備えることにより、光エネルギー放射手段が劣化され難く、光エネルギー放射手段の長寿命化を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、400nm以下の紫外光を発する半導体素子を使用することにより、エキシマランプの始動に要する印加電圧を効果的に低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、ハロゲンガスを含む放電ガスを用いた場合であっても、時間の経過によりハロゲンガスが消滅することがなく、所望の波長の光を放射することができる。
請求項に記載の発明によれば、乾癬治療に有効な波長308nmの光を放射させることができる。


本発明の第1の実施形態を図1および図2を用いて説明する。
図1(a)は、本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図、図1(b)は、図1(a)に示すA−A’線から見た断面図である。
これの図に示すように、この紫外光放射装置は、エキシマランプ1、遮光カバー2、反射鏡3、紫外光発光ダイオード4、点灯電源5を備えている。
エキシマランプ1は、エキシマ光を透過する、例えば、合成石英ガラス等の誘電体材料からなる放電容器10を備えている。放電容器10は、外側管11と内側管12が同軸に配置され中空2重円筒管構造を有し、ラッパ上に広げられた内側管12の両端を外側管11の両端に溶着することによって形成される。
エキシマランプ1の中空円筒状の内部空間Sには、放電用ガスとしてキセノンガス(Xe)ガスと塩素(Cl)ガスの混合ガスが封入されている。XeとClの混合ガスの封入量は、5kPa〜100kPaの範囲であって、例えば、20kPaである。内部空間Sにおいて、エキシマランプが点灯していないときにはXeとClはそれぞれ単独で存在している。エキシマランプを点灯させるとXeガスとClガスの混合ガスの一部が結合してキセノンクロライド(XeCl)エキシマを生成し、乾癬の治療に有効である、波長が308nmのエキシマ光を放出する。放電用ガスとして、キセノン、クリプトン、アルゴン、塩化クリプトン、塩化キセノン等を組み合わせて使用すると、波長126nm〜308nmの紫外光が放射される。
外側管11の外周面には、外側管11の外周面に沿って円筒状に形成されたメッシュ状の外側電極13が配置されている。内側管12の内周面には、内側管12の内周面に沿って円筒状に形成された内側電極14が配置されている。外側電極13および内側電極14はそれぞれ錫メッキ銅線およびアルミニウムやステンレスから構成されている。
外側管11の一部に、本発明の特徴点の1つである内部空間Sに向けて隆起する凸部11Aが設けられている。ここで、内部空間Sのうち、凸部11Aと内側管12の内部空間側の面12Aとの間の内部空間を易放電空間Sとし、それ以外の内部空間を放電空間Sとする。易放電空間Sとは、内部空間Sにおいて、凸部11Aと内側管12の内部空間側の面12Aとの離間距離が最短になる箇所をいう。
放電空間Sにおける放電ギャップG1は3mm〜10mmの範囲であって、例えば、5mmである。これに対し、易放電空間Sにおける放電ギャップG2は0.1mm〜2mmの範囲であって、例えば、0.5mmである。
なお、易放電空間Sを形成する方法としては、内部空間Sに向けて隆起する凸部11Aを外側管11に設けることに限られない。すなわち、内部空間Sに向けて隆起する凸部を内側管12に設けるようにしてもよい。
反射鏡3は、図1(b)に示すように、エキシマランプ1の中心軸と直交する方向における断面が略台形状であって、長手方向および光出射方向が開放された構成であり、光出射方向の開口部36が、例えば、石英ガラス等からなる光出射窓31によって塞がれている。反射鏡3の反射面は、例えば、アルミニウム等の紫外光を反射する材料で構成されている。
反射鏡3は、エキシマランプ1の長手方向に沿って、エキシマランプ1の長手方向の大部分を覆うように配置され、エキシマランプ1の一端は、反射鏡3の側面32に設けられた開口部37から突出し、エキシマランプ1の他端は、反射鏡3の側面33に設けられた開口部38から突出している。
エキシマランプ1は、外側管11に設けられた凸部11Aが覆われるよう反射鏡3の開口部38から突出する端部が、遮光カバー2に嵌め込まれている。遮光カバー2は反射鏡3の側面に、例えば、螺子止めによって固定されている。すなわち、エキシマランプ1は遮光カバー2に固定されることにより、反射鏡3内にて支持される。
遮光カバー2には紫外光発光ダイオード4から放射された紫外光が透過するアパーチャー部21が設けられ、このアパーチャー部21の下方側の開口部21Aが、エキシマランプ1の外側管11に設けられた凸部11Aの直下に位置する易放電空間Sに対向している。
遮光カバー2は、例えば、アルミニウム等の導電性材料からなり、側面が開口した断面がコの字状の箱状体であって、エキシマランプ1の外側電極13と接触することにより外側電極13と導通しており、点灯電源5のグランド側に繋がる給電線51が接続されている。遮光カバー2の側面22に設けられた開口部23から、内側電極14と点灯電源5の高電圧側に繋がる給電線52が遮光カバー2の外部に導出されている。
図1(a)に示すように、遮光カバー2は、紫外光発光ダイオード4から発せられる紫外光を易放電空間Sにのみ効率良く照射することに加え、外部電極13と導通することにより、外部電極13への給電の役割を果たしている。
光エネルギー放射手段としての紫外光発光ダイオード4は、光出射側に集光レンズが設けられ、波長400nm以下の紫外光を発する。紫外光発光ダイオード4は、その光出射面4Aがアパーチャー部21の上方側の開口部21Bに対向するよう、遮光カバー2の上面2Aに螺子止めされた固定用冶具41に固定されている。
紫外光発光ダイオード4は、エキシマランプ1の始動時のみ発光していればよいので、所定時間発光した後(エキシマランプ1が点灯した後)は消灯するように制御される。例えば、紫外光発光ダイオード4には制御器42が接続され、紫外光発光ダイオード4が所定時間点灯した後に、制御器42から紫外光発光ダイオード4に対して消灯信号が送信されて消灯するよう制御される。
なお、光エネルギー放射手段としては、紫外光を発するものであればよく、紫外光発光ダイオード4に代えて、放電ランプやレーザーダイオード等を使用することもできる。また、波長選択素子と併用するのであれば、ハロゲンランプ等を使用することもできる。
本実施形態の紫外光放射装置は、易放電空間Sに封入された放電用ガスに対し、紫外光発光ダイオード4から発せられた紫外光が照射された状態で、点灯電源5より、例えば、周波数50kHz〜100kHz、6kV〜10kVの高周波電圧を遮光カバー2および内側電極14間に印加することにより、エキシマランプ1から波長126〜308nmの紫外光が放射される。
本実施形態の紫外光放射装置によれば、以下のような効果が期待される。
易放電空間Sに紫外光発光ダイオード4から発せられた紫外光を照射することにより、エキシマランプ1の始動に要する印加電圧を低減させることができる。その理由は、以下のように考えられる。
すなわち、易放電空間Sに封入された放電用ガスに紫外光を照射することにより、内部空間Sに初期放電に必要な初期電子が発生し、また易放電空間Sの放電ギャップG2は、放電空間Sの放電ギャップG1に比して短いため、絶縁破壊を生じやすい。そのため、エキシマランプ1の始動に要する印加電圧を低減することができ、エキシマランプ1を効率良く点灯させることができる。この点は以下の実験により確認されている。
本実施形態の発明の効果を確認するために行った実験について以下に説明する。
実施例として、図1に示す構成に従い、以下の寸法を有するエキシマランプを作製した。
放電容器10:全長150mm、外径40mm
放電ギャップG1:5mm
放電ギャップG2:0.5mm
このエキシマランプの易放電空間Sに対し、波長375nmの紫外光を照射し、始動に要する印加電圧の値を測定した。
また、比較例1として、実施例と同様のエキシマランプを作製し、紫外光を照射しない状態で、始動に要する印加電圧の値を測定した。
た。
また、比較例2として、凸部11Aを有しないことの他は上記実施例と同様の寸法を有するエキシマランプを作製し、エキシマランプの放電空間の任意の箇所に対し、波長375nmの紫外光を照射した状態で、始動に要する印加電圧の値を測定した。
上記の実験により次のような結果が得られた。すなわち、比較例1のエキシマランプ(凸部あり、紫外光照射なし)によれば、始動に8kVの印加電圧を要した。比較例2のエキシマランプ(凸部なし、紫外光照射あり)によれば、始動に6.5kVの印加電圧を要した。これに対し、実施例のエキシマランプ(凸部あり、紫外光照射あり)によれば、始動に要する印加電圧を4.4kVに低減することができた。
以上のごとく、実施例のエキシマランプによれば、始動に要する印加電圧を大幅に低減できることが確認された。
さらに、本実施形態の紫外光放射装置によれば、上記の効果の他に以下に示すような効果(ア)〜(キ)を有する。
(ア)アパーチャー部21が設けられた遮光カバー2を備えることにより、紫外光発光ダイオード4から発した紫外光が、易放電空間S以外の放電空間Sに照射されず、易放電空間Sにのみ照射される。そのため、内部空間Sにおいて初期電子を効率良く生成することができ、エキシマランプの始動に要する印加電圧を低減することができる。
(イ)アパーチャー部21が設けられた遮光カバー2を備えることにより、紫外光発光ダイオード4が劣化することがなく、紫外光発光ダイオード4を長寿命化することができる。
その理由を以下に説明する。すなわち、エキシマ光の放射強度は、放電ギャップの大きさに依存し、一般に放電ギャップが長ければエキシマ光の放射強度も大きくなる。上記の実験結果に示すように、放電空間Sにおける放電ギャップG1は、易放電空間Sにおける放電ギャップG2よりも長いため放電空間Sから放射されるエキシマ光の放射強度は、易放電空間Sから放射されるエキシマ光の放射強度よりも大きくなる。
従って、遮光カバー2を設けない場合には、放電空間Sから放射される強力な紫外光に紫外光発光ダイオード4が曝されるされることによって、紫外光発光ダイオード4が劣化して短寿命化する。それに対して、本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4は、その光出射面4Aが遮光カバー2のアパーチャー部21を介して易放電空間Sに対向しており、易放電空間Sからは放射強度の低い紫外光しか放射されず、また、放電空間Sから放射される強力な紫外光が遮光カバー2によって遮られ紫外光発光ダイオード4に直接照射されることがない。そのため、光出射面4Aが強力な紫外光に曝されることがなく、紫外光発光ダイオード4が劣化することによる短寿命化を防止することができる。
(ウ)エキシマランプ1の外側電極13および内側電極14は、遮光カバー2および反射鏡3で覆われて外部に露出することがなく、エキシマランプ1の内側電極14が点灯電源5の高電圧側に接続され、遮光カバー2が点灯電源5のグランド側に接続されていることから、使用者が素手で遮光カバー2に触れたとしても感電のおそれがなく、装置の取り扱いが容易となる利点を有する。
(エ)紫外光発光ダイオード4が反射鏡3の外部に取付けられた遮光カバー2に固定されているため、以下の利点がある。すなわち、紫外光発光ダイオード4を反射鏡3の内部に配置すると、エキシマランプ1から放射され反射鏡3により光出射方向に反射された紫外光の一部が、紫外光発光ダイオード4によって遮られるため、反射鏡3に設けられた光出射窓31から放射される紫外光の照度分布が不均一となるという不具合が生じる。それに対して、本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4が反射鏡3の外部に取付けられた遮光カバー2に取付けられていることから、反射鏡3により光出射方向へ反射された紫外光が紫外光発光ダイオード4によって遮られることがないため、照度分布を均一化することができる。
(オ)エキシマランプ1の点灯時には反射鏡3の内部が高温になるが、紫外光発光ダイオード4が反射鏡3の外部に取付けられた遮光カバー2に固定されているため、高温の影響により紫外光発光ダイオード4が劣化することによる短寿命化のおそれがない。
(カ)紫外光発光ダイオード4からは、波長400nm以下の紫外光が放射されるので、エキシマランプ1の始動に要する印加電圧を低減することができる。その理由を以下に説明する。
図1の構成に従い、先の実施例の寸法で作成されたエキシマランプに対して、発光ダイオードを用いて波長365nm、375nm、400nm、470nm、590nmのそれぞれの波長の光を照射させた状態において、エキシマランプを始動させるのに要する印加電圧の値を測定した。測定は、エキシマランプを暗黒状態に24時間以上放置した後に行った。詳細には、エキシマランプの消灯後、暗黒状態に24時間以上放置した後に、波長365nmの光を照射した状態で始動に要する印加電圧の値を測定した。その後、再度エキシマランプを暗黒状態に24時間以上放置した後に、波長375nmの光を照射した状態で始動に要する印加電圧の値を測定した。このような作業を繰り返して残りの全ての波長の光照射時における始動に要する印加電圧の値を測定した。
図2は、上記の測定結果を示すグラフであり、横軸は発光ダイオードの波長(nm)、縦軸は始動に要した印加電圧である。なお、このグラフは、波長375nmで測定した印加電圧の値を1として、その他の波長で測定した印加電圧の値を規格化している。
同図に示すように、波長365nm、375nm、400nmの光を照射した場合は、印加電圧の値はほぼ同じであったが、波長470nm、590nmの光を照射した場合は、始動に高い印加電圧を要することが明らかである。以上の結果から、エキシマランプの始動時に波長400nm以下の光を照射することにより、始動に要する印加電圧を低減できることが確認された。
(キ)前記したように、放電容器内には乾癬治療に有効な波長308nmの光を放射させるためXeとClの混合ガスが封入されており、本発明はこのようなエキシマランプにおいて特に有用である。その理由を以下に説明する。
例えば、特許文献2には、エキシマランプの始動性を改善するために、放電容器内の放電空間に、白金、金等の金属導体を配置することが示されている。しかしながら、XeとClの混合ガスが封入されたエキシマランプにおいてこの技術を適用した場合には、時間の経過とともに金属導体とClとが反応することによってClが減少してやがてClが消滅することによりエキシマランプ点灯時にXeClエキシマが形成されなくなる結果、乾癬治療に必要な波長308nmの光が放射されなくなる、という不具合がある。そのため、XeとClの混合ガスを放電用ガスとするエキシマランプにおいては、放電容器内に金属導体を配置する方法ではなく、本発明のように放電ギャップが最短となる易放電空間に光エネルギーを照射する構成を採用すれば、Clの消滅が生じることがないことにより波長308nmの光が放射されなくなる心配がないものでありながら、始動性を改善することができる。このような点で、本発明はXeとClの混合ガスを放電用ガスとするエキシマランプにおいて特に有効である。
また、本発明は、上記と同様の理由から、Cl等のハロゲンガスを含む混合ガスが封入されたエキシマランプにおいても、ハロゲンガスが消滅する心配がなく所望の波長の光を放射することができるため有効である。
次に、本発明の第2の実施形態を図3を用いて説明する。
図3は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
同図に示すように、エキシマランプ1の一端に遮光カバー2’が設けられている点では、図1に示した紫外光放射装置と同様であるが、遮光カバー2’の側面22’に、エキシマランプ1の中心軸と平行な方向にアパーチャー部21’が形成されている点で相違する。アパーチャー部21’のエキシマランプ1側の開口部21A’は易放電空間Sに対向して配置され、紫外光発光ダイオード4の光出射面4Aはアパーチャー部21’の外方側の開口部21B’に対向して配置されている。
すなわち、本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4から発した紫外光をエキシマランプ1の側方から易放電空間Sに照射することにより、内部空間Sに初期電子が生成され、始動に要する印加電圧が低減される。
さらに、本実施形態の紫外光放射装置によれば、上述した第1の実施形態の紫外光放射装置における効果(ア)〜(キ)に加え、アパーチャー部21’の外方側の開口部21B’からは、紫外光が殆ど放射されないため、第1の実施形態の紫外光放射装置よりもより一層紫外光発光ダイオード4の短寿命化を防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態を図4を用いて説明する。
図4は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
第1および第2の実施形態の発明に係る紫外光放射装置においては、それぞれ図1および図3に示すように、エキシマランプ1の一端に遮光カバー2(2’)を設け、遮光カバー2(2’)に紫外光発光ダイオード4を固定する場合について説明したが、本実施形態の紫外光放射装置のように、遮光カバー2(2’)を設けない構成としてもよい。
図4において、反射鏡3’の上面3A’には、エキシマランプ1の外側管11に設けられた凸部11Aに対応する開口部34’が設けられている。紫外光発光ダイオード4は、開口部34’の近傍に、例えば、螺子止めにより固定された固定用冶具41に支持され、紫外光発光ダイオード4の光出射面4Aが易放電空間Sに対向している。
次に、本発明の第4の実施形態を図5を用いて説明する。
図5は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
本実施形態の紫外光放射装置も、第3の実施形態の紫外光放射装置と同様に、遮光カバーを設けない構成である。
図5において、紫外光発光ダイオード4は、反射鏡3’の側面33’に、例えば、螺子止めにより固定された固定用冶具41’に支持されて、エキシマランプ1の側方側に配置され、紫外光発光ダイオード4の出射面4Aが易放電空間Sに対向している。
次に、本発明の第5の実施形態を図6を用いて説明する。
図6は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
同図において、エキシマランプ1’の内側管12’と外側管11’は、同軸上にはなく、内側管12’が外側管11’に対して偏芯して配置されている。内側管12’と外側管11’間の上側の内部空間Sが易放電空間Sとなり、内側管12’と外側管11’間の下側の内部空間Sが放電空間Sとなる。
放電空間Sにおける放電ギャップG1は4mm〜19.5mmの範囲であって、例えば、8mmである。また、易放電空間Sにおける放電ギャップG2は0.5mm〜9mmの範囲であって、例えば、2mmである。
本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4から発した紫外光を、易放電空間Sに存在する放電用ガスに照射した状態で、不図示の点灯電源により外側電極13および内側電極14間に高周波電圧を印加することによりエキシマランプ1’が点灯し、波長308nmの紫外光が放射される。
次に、本発明の第6の実施形態を図7を用いて説明する。
図7は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
同図において、エキシマランプ1”の内側管12”と外側管11”は、同軸上にはなく、内側管12”が外側管11”に対して偏芯して配置され、さらに、上側の外側管11”の一部に内部空間Sに向けて隆起する凸部11A”が設けられている。凸部11A”と内側管12”の内部空間側の面12A”との間の内部空間Sが易放電空間Sとなる。
下側の放電空間Sにおける放電ギャップG1は4mm〜19.5mmの範囲であって、例えば、8mmである。また、上側の放電空間Sにおける放電ギャップG2は0.5mm〜9mmの範囲であって、例えば、2mmである。また、易放電空間Sにおける放電ギャップG3は0.1mm〜2mmの範囲であって、例えば、0.5mmである。
本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4から発した紫外光を、易放電空間Sに存在する放電用ガスに照射した状態で、不図示の点灯電源により外側電極13および内側電極14間に高周波電圧を印加することにより、エキシマランプ1”が点灯し、波長308nmの紫外光が放射される。
次に、本発明の第7の実施形態を図8を用いて説明する。
図8は本実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。
同図において、エキシマランプ80は、全体が管状の放電容器81から構成されており、放電容器81は、放電用ガスが封入された円筒状の発光部82と発光部82の両端を気密する扁平な封止部83とから形成されている。放電容器81は、エキシマ光を透過させる合成石英ガラス等の誘電体材料から構成され、その内部空間Sには、コイル状の内側電極84が放電容器81の中心軸上を伸びるように配置され、放電容器81の外面には外側電極85が密着するように配置されている。内側電極84の両端は、封止部83においてそれぞれ金属箔86に接合され、金属箔86には、封止部83から外部に突出する外部リード87が接合されている。
内側電極84は、タングステン等からなる線材をコイル状に巻回して形成されたコイル状電極であり、内側電極84の周囲には、これを覆うように誘電体材料からなる内側管88が設けられ、内側管88の中に内側電極84が挿入されている。内側管88は、例えば、合成石英ガラスから構成されており、内側電極84の少なくとも外側電極85との間で放電を行う部位の外表面に覆われていて、その端部は外側電極85の端部を超えて伸びている。内側管88は、放電安定性を高めるためのものであって、その端部が封止部83には埋設されていない。
発光部82の内部空間Sには、放電用ガスとして、例えば、キセノンガスが封入されているが、先の各実施形態における2重円筒管構造のエキシマランプと同様の放電用ガスを使用することができる。ただし、内部電極84が放電容器81中の放電用ガスに曝されるので、内部電極84とハロゲンガスが反応することでハロゲンガスが時間の経過とともに消滅して所望の波長の光が放射されなくなることを回避するため、希ガス単体の放電用ガスを使用することが好ましい。
放電容器81の発光部82の端部に、内部空間Sに向けて隆起する凸部82Aが形成されている。凸部82Aと内側管88の内部空間側の面88Aとの間の内部空間Sが易放電空間Sとなる。
放電空間Sにおける放電ギャップG1は3mm〜10mmの範囲であって、例えば、5mmである。また、易放電空間Sにおける放電ギャップG2は0.1mm〜2mmの範囲であって、例えば、0.5mmである。
なお、易放電空間Sを形成する方法としては、内部空間Sに向けて隆起する凸部82Aを発光部82に設けることに限られず、内部空間Sに向けて隆起する凸部を内側管88に設けるようにしてもよい。
本実施形態の紫外光放射装置によれば、紫外光発光ダイオード4から発した紫外光を、易放電空間Sに存在する放電用ガスに照射した状態で、不図示の点灯電源により外側電極85および内側電極84間に高周波電圧を印加することにより、エキシマランプ80が点灯し、波長172nmの紫外光が放射される。
第1の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図および長手方向を切断した面から見た断面図である。 複数種類の波長の光を照射させた状態において、エキシマランプを始動させるのに要する印加電圧の値を測定した結果を示すグラフである。 第2の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 第3の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 第4の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 第5の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 第6の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 第7の実施形態の発明に係る紫外光放射装置の長手方向の断面図である。 従来技術に係るエキシマランプ装置の長手方向の断面図である。
符号の説明
1 エキシマランプ
2 遮光カバー
2A 上面
21 アパーチャー部
21A 開口部
21B 開口部
22 側面
23 開口部
3 反射鏡
31 光出射窓
32 側面
33 側面
36 開口部
37 開口部
38 開口部
4 紫外光発光ダイオード
4A 光出射面
41 固定用冶具
42 制御器
5 点灯電源
51 給電線
52 給電線
10 放電容器
11 外側管
11A 凸部
12 内側管
12A 内側管12の内部空間S側の面
13 外側電極
14 内側電極
1’ エキシマランプ
10’放電容器
11’ 外側管
12’ 内側管
2’ 遮光カバー
21’ アパーチャー部
21A’ 開口部
21B’ 開口部
22’
3’反射鏡
3A’上面
33’ 側面
34’ 開口部
41’ 固定用冶具
10”放電容器
11” 外側管
11A” 凸部
12” 内側管
12A” 内側管12”の内部空間S側の面
80 エキシマランプ
81 放電容器
82 発光部
82A 凸部
83 封止部
84 内側電極
85 外側電極
86 金属箔
87 外部リード
88 内側管
88A 面
S 内部空間
易放電空間
放電空間
放電空間
G1 放電ギャップ
G2 放電ギャップ

Claims (6)

  1. 内部空間に放電用ガスが封入された誘電体材料からなる放電容器と、前記誘電体材料を介して配置された一対の電極とを備えるエキシマランプを備える紫外光放射装置において、
    前記エキシマランプから放射された光を光出射方向へ反射する反射鏡が前記エキシマランプの長手方向に沿って設けられ、
    前記放電容器は、内部空間における放電ギャップが不均一となるよう前記内部空間に向けて隆起する凸部が形成され、
    該凸部は前記反射鏡から突出したエキシマランプの端部に設けられ、
    前記凸部により前記放電ギャップが最短となる昜放電空間に対し、光エネルギーを照射するための光エネルギー放射手段が前記反射鏡の外部に設けられている
    ことを特徴とする紫外光放射装置。
  2. 前記光エネルギー放射手段は、前記エキシマランプの軸方向から前記易放電空間に対して、光エネルギーを照射することを特徴とする請求項1に記載の紫外光放射装置。
  3. 前記昜放電空間を覆うとともにアパーチャー部を有する遮光カバーを設け、前記光エネルギー放射手段は、前記アパーチャー部を介して、前記昜放電空間に対して、光エネルギーを照射することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の紫外光放射装置。
  4. 前記光エネルギー放射手段が、400nm以下の紫外光を発する半導体素子であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つの請求項に記載の紫外光放射装置。
  5. 前記放電用ガスには、ハロゲンガスが含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の紫外光放射装置。
  6. 前記放電用ガスが、キセノン(Xe)ガスと塩素(Cl )ガスの混合ガスであることを特徴とする請求項5に記載の紫外光放射装置。
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