JP4810002B2 - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、X線等の放射線撮影により得られた画像に対して、鮮鋭化処理等の周波数処理を施す装置或いはシステムに用いられる、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、憶媒体、及びログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、ディジタル技術の進歩により、例えば、X線等に代表される放射線撮影により得られた画像(放射線画像)をディジタル化することで、当該放射線画像のディジタル画像データを取得し、当該ディジタル画像データに周波数処理を施し、当該周波数処理後のディジタル画像データを、CRT等の表示部或いはフィルムへ出力することが行われている。
【0003】
上記の周波数処理としては、処理対象の放射線画像(原画像)に対して、原画像の平滑化画像と原画像の差分成分を原画像に足し込むことで、原画像上の目的とする対象物を強調する、所謂鮮鋭化処理が挙げられる。この鮮鋭化処理では、原画像における強調する周波数成分を、原画像から平滑化画像を作成する際の画像範囲(例えば、マスクサイズ)で調整している。
【0004】
また、多重周波数処理による鮮鋭化処理が用いられ初めている。この多重周波数処理とは、原画像及びその平滑化画像から、複数の周波数帯の差分成分を取得し、これらの周波数帯毎の差分成分を増加又は減弱する処理である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の鮮鋭化処理では、被写体の状態とは関係なしに、対象画像に対して一律に処理を施すように構成されていた。このため、被写体の状態によっては、鮮鋭度が不必要に強くなる、或いは逆に弱くなる場合があり、目的とする処理後画像を得ることができなかった。
【0006】
例えば、骨系の放射線撮影により得られた画像が対象画像である場合、その骨の状態によって、鮮鋭度の強度を調整することが望ましい。具体的には、若人等の骨については、みずみずしく、ざらざらしていないため、鮮鋭度の強度を強くした方が好ましい。これとは逆に、老人等の骨については、ざらざらしているため、鮮鋭度の強度を弱めた方が好ましい。
しかしながら、従来では、上述したような鮮鋭化処理の構成であったことにより、骨の状態に応じて、鮮鋭度の強度を調整することができなかった。
【0007】
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、被写体に応じて鮮鋭度の強度を調整可能とする構成により、良好な処理後画像を提供できる、画像処理装置、画像処理システム、憶媒体、及びログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、画像の高周波成分を取得する高周波成分取得手段と、前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出する鮮鋭度算出手段と、前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、画像の高周波成分を取得する高周波成分取得手段と、前記画像の鮮鋭度を算出する鮮鋭度算出手段と、前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する処理手段と、を有し、前記処理手段は、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成することを特徴とする。
また、本発明は、複数の機器が互いに通信可能に接続されてなる画像処理システムであって、前記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、前記画像処理装置の機能を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像の高周波成分を取得するステップと、前記画像の鮮鋭度を算出するステップと、前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する処理ステップと、を有し、前記処理ステップでは、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成することを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像の高周波成分を取得するステップと、前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出するステップと、前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、画像の高周波成分を取得する処理と、前記画像の鮮鋭度を算出する処理と、前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する作成処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記作成処理では、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成することを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、画像の高周波成分を取得する処理と、前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出する処理と、前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0026】
[第1の実施の形態]
本発明は、例えば、図1に示すようなX線撮影装置100に適用される。
本実施の形態のX線撮影装置100は、鮮鋭化処理の機能を有し、特に、鮮鋭度の強弱(処理強度)を被写体の状態に応じて調整する構成としている。
【0027】
<X線撮影装置100の構成>
X線撮影装置100は、上記図1に示すように、X線を発生するX線発生回路101と、被写体103を透過したX線光が結像される2次元X線センサ104と、2次元X線センサ104から出力される撮像画像(X線画像)を収集するデータ収集回路105と、データ収集回路105にて収集されたX線画像に対して前処理を施す前処理回路106と、前処理回路106での処理後画像(原画像)等の各種情報や各種処理実行のための処理プログラムを記憶するメインメモリ109と、X線撮影実行等の指示や各種設定を本装置100に対して行うための操作パネル110と、前処理回路106での処理後画像(原画像)に対して画像処理を施す画像処理回路112と、画像処理回路112での処理後画像等を表示する表示器111と、本装置100全体の動作制御を司るCPU108とを備えており、データ収集回路105、前処理回路106、表示器111、画像処理回路112、CPU108、メインメモリ109、及び操作パネル110はそれぞれ、CPUバス107を介して互いにデータ授受できるように構成されている。
【0028】
画像処理回路112は、被写体抽出回路118、画質評価回路119、高周波成分作成回路114、高周波成分制御回路115、高周波成分変換回路116、及び処理画像作成回路117を備えている。
【0029】
被写体抽出回路118は、原画像から被写体を抽出する。
画質評価回路119は、被写体抽出回路118で得られた被写体領域内の画素値毎のコントラスト値を算出することで、原画像の画質を評価する。
高周波成分作成回路114は、原画像から、原画像の平滑画像を減じることにより、高周波成分を作成する。或いは、ラプラシアンピラミッドやウェーブレット変換、或いはフィルタ処理等により、高周波係数を作成する。
高周波成分制御回路115は、画質評価回路119の評価結果に基づいて、高周波成分作成回路114で作成された高周波係数(高周波成分)を変換処理する際に用いる係数を算出する。
高周波成分変換回路116は、高周波成分制御回路115で得られた係数に基づいて、高周波成分作成回路114で作成された高周波係数(高周波成分)を変換する。
処理画像作成回路117は、高周波成分変換回路116での変換後の高周波係数(高周波成分)に基づいて、原画像の処理後画像を作成する。
【0030】
<X線撮影装置100の動作>
図2は、上記図1のX線撮影装置100の動作をフローチャートにより示したものである。
例えば、メインメモリ109は、CPU108での各種処理実行に必要なデータや処理プログラム等を予め記憶する。また、メインメモリ109は、CPU108の作業用メモリ(ワークメモリ)としても使用される。ここでは、メインメモリ109に記憶される処理プログラム、特に、画像処理プログラムとして、上記図2のフローチャートに従った処理プログラムを用いる。
したがって、CPU108は、メインメモリ109から、上記図2のフローチャートに従った処理プログラムを読み出して実行する。これにより、X線撮影装置100は、次のように動作する。
【0031】
ステップS200:
先ず、X線発生回路101は、被写体(被検査体)103に対してX線ビーム102を放射する。
X線発生回路101から放射されたX線ビーム102は、被検査体103を減衰しながら透過して、2次元X線センサ104に到達し、2次元X線センサ104からX線画像として出力される。
ここでは、2次元X線センサ104から出力されるX線画像を、例えば、人体部等の画像とする。
【0032】
次に、データ収集回路105は、2次元X線センサ104から出力されたX線画像を電気信号に変換し、これを前処理回路106に供給する。
前処理回路106は、データ収集回路105からの信号(X線画像信号)に対して、オフセット補正処理やゲイン補正処理等の前処理を施す。
前処理回路106での処理後画像信号は入力画像(原画像)の情報として、CPU108の制御によりCPUバス107を介して、メインメモリ109及び画像処理回路112にそれぞれ転送される。
【0033】
ステップS201:
画像処理回路112において、被写体抽出回路118は、CPU108の制御により転送されてきた原画像において、照射領域外及び当該照射領域内のす抜け領域、及び当該す抜け領域と一定間隔内で接する体領域を、例えば、“0”画素値で置き換えることで、被写体領域を抽出する。
ここでの処理は、原画像f(x,y)、及び処理後画像f1(x,y)を以って、
【0034】
【数1】
Figure 0004810002
【0035】
なる式(1)で表される。
【0036】
上記式(1)において、“sgn(x,y)”は、
【0037】
【数2】
Figure 0004810002
【0038】
なる式(2)で表される。
上記式(2)において、“Th1”は、実験等により得られる定数であり、例えば、画像全体の最大ピクセル値の90%の値をとる。“d1”及び“d2”は、体領域を削除する幅(上記の一定間隔の幅)を決める定数である。
【0039】
ステップS202:
画質評価回路119は、被写体抽出回路118で得られた被写体領域内の各画素のコントラスト値Cont(i,j)を、
【0040】
【数3】
Figure 0004810002
【0041】
なる式(3)で求める。
上記式(3)において、“i”は、任意のピクセル座標(画素座標)を示し、“j”は、画素座標iから一定距離d(例えば、“1”)だけ離れた画素座標を示す。
【0042】
そして、画質評価回路113は、上記式(3)により求めた画素値毎のコントラスト値の平均値を求める。
【0043】
例えば、被写体領域中に、画素値1000を示す画素が数百個存在した場合、これらの数百個の画素について、それぞれコントラスト値を求め、その平均値を求める。
図3の“302”は、画質評価回路113で得られる画素毎のコントラスト値の一例である。
【0044】
尚、本実施の形態のように、画素値毎のコントラスト値を被写体領域に対して求めたほうが、精度良くコントラスト値を得ることができるが、これに限られることはなく、例えば、画像全体に対して、画素値毎のコントラスト値を求めるようにしてもよい。
【0045】
ステップS203:
高周波成分制御回路115は、画質評価回路113で得られたコントラスト値(上記図3の“302”参照)と、上記図3の“301”或いは“303”等に示される基準となるコントラスト値の比率を算出し、例えば、図4に示されるような、当該比率に応じた係数を決定する。
【0046】
具体的には、まず、上記図3において、横軸は画素値を示し、縦軸はコントラスト値を示す。“301”及び“302”は、実験等により決定される基準となるコントラスト値であり、任意に変更可能することもできる。ここでは、“301”で示される基準のコントラスト値を用いる。したがって、例えば、画質評価回路113で得られたコントラスト値が、基準コントラスト値の1.2倍である場合、高周波成分変換(変更)に用いる当該係数を“1.2”とする。
【0047】
ステップS204:
高周波成分作成回路114は、原画像f(x,y)の平滑化画像f1(x,y)を、
【0048】
【数4】
Figure 0004810002
【0049】
なる式(4)により求める。
上記式(4)において、“d1”〜“d4”はそれぞれ、実験等により得られる定数であり、例えば、“1cm”とする。
【0050】
ステップS205:
高周波成分作成回路114は、ステップS204で求めた平滑化画像f1(x,y)と、原画像f(x,y)とを以って、高周波成分fh(x,y)を、
【0051】
【数5】
Figure 0004810002
【0052】
なる式(5)により求める。
【0053】
ステップS206:
高周波成分変換回路116は、高周波成分作成回路114で得られた高周波成分fh(x,y)を、高周波成分制御回路115で得られた係数に基づいて変換する。
【0054】
具体的には、高周波成分変換回路116は、高周波成分f1(x、y)に対して、高周波成分制御回路115で得られた係数をかけて、この結果を、新たな高周波成分とする。
これにより、例えば、係数が“1.2”である場合、高周波成分f1(x、y)の値が1.2倍となる。また、係数が“0.8”である場合、高周波成分f1(x、y)の値が0.8倍となる。
【0055】
尚、係数が“1”より大きい場合には鮮鋭化処理となり、係数が“1”未満である場合には平滑化処理となるが、例えば、係数が“1”未満の場合、“1”で足切りしてもよい。これにより、平滑化処理がかからないようにもできる効果がある。
【0056】
ステップS207:
処理後画像作成回路117は、高周波成分作成回路114で得られた平滑化画像f1(x、y)に対して、高周波成分変換回路116による変換後の高周波成分を加算し、その結果を処理後画像とする。
【0057】
ステップS208:
画質評価回路119は、処理後画像作成回路117で得られた処理後画像について、再度上述したようなコントラスト値を求める。
【0058】
ステップS209:
画質評価回路119は、ステップS208で求めたコントラスト値が所定値(基準のコントラスト値等)となったか否かを判別する。
この判別の結果、所定値となった場合、本処理終了となる。一方、所定値でない場合、再びステップS206へ戻り、以降の処理ステップを繰り返し実行する。
【0059】
上述のようにして、目的とするコントラスト値を有する処理後画像が得られると、当該処理後画像は、例えば、CPU108の制御により、表示器111で表示される。
【0060】
上述のように、本実施の形態では、原画像の被写体領域のコントラスト値(鮮鋭度)を求めることで、当該被写体領域を評価し、当該評価結果に基づいて、原画像の平滑化画像に足し込む高周波成分を変換するように構成したので、被写体の状態に応じた鮮鋭度の強弱による処理後画像を容易に得ることができる。
したがって、被写体の年齢等により、鮮鋭度の強弱を変更した方がよい場合においても、自動的に鮮鋭度を調整して、ユーザ好みの画質の処理後画像を安定して提供することができる。これにより、ユーザは、画像診断等を効率的且つ的確に行える。
【0061】
尚、本実施の形態において、例えば、ステップS206〜ステップS209でのループ処理(コントラスト微調整処理)は実行せずに、ステップS206からステップS207へ進み、その処理終了後、そのまま本処理終了としてもよい。
【0062】
また、本実施の形態では、処理後画像を取得する際、平滑化画像に対して、変換後の高周波成分を加算するように構成したが、これに限られることはなく、例えば、原画像に対して、変換後の高周波成分を加算するようにしてもよい。この場合、高周波成分変換回路116は、高周波成分作成回路114で得られた高周波成分を変換する際、高周波成分制御回路115で得られた係数から“1”を引いた値を、実際の係数として用いる。例えば、高周波成分制御回路115で得られた係数が“1.2”である場合、高周波成分変換回路116は、係数“0.2”(=1.2−1)により、高周波成分を変換する。
【0063】
また、本実施の形態において、基準コントラスト値については、例えば、原画像の画素値に応じて決定するようにしてもよい。
【0064】
また、原画像上の被写体領域の画素値幅を正規化して一定幅とするようにしてもよい。
例えば、基準コントラストを、画素値“0”から“1000”で規定し、被写体領域の画素値幅を“0”から“1000”に正規化する。そして、当該正規化後の画像に対して、本実施の形態と同様の処理を施し、処理後画像を取得し、当該処理後画像に対して、正規化の逆変換を施し、元の画素値幅の画像に戻すようにする。
【0065】
上述のように、被写体領域の画素値幅を正規化するように構成した場合、被写体領域において、任意の領域のみに対して、目的とする鮮鋭度を得ることができる。例えば、胸部正面の画像である場合、肺野部と腹部の画素値分布が被写体によらずにほぼ決まっているため、画素値幅を正規化することで、肺野領域については、特に鮮鋭度を上げること等が可能となる。
【0066】
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、高周波成分作成回路114が、原画像から原画像の平滑画像を減じることで高周波成分を作成するように構成した。
本実施の形態では、高周波成分作成回路114が、ウェーブレット変換により高周波係数を作成する。
【0067】
このため、本実施の形態では、上記図1のX線撮影装置100の動作が、例えば、図5に示すフローチャートに従った動作となる。
尚、上記図5のフローチャートにおいて、上記図2のフローチャートと同様に処理実行する処理ステップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0068】
ステップS200〜ステップS202:
X線撮影装置100において、被写体103の撮影が実行されると、その撮影画像(原画像)は、画像処理回路112に転送される(ステップS200)。
画像処理回路112において、被写体抽出回路118は、原画像から被写体領域を抽出する(ステップS201)。
画質評価回路119は、被写体抽出回路118で得られた被写体領域について、画素毎のコントラスト値を求める(ステップS202)。
【0069】
ステップS301:
高周波成分作成回路114は、例えば、図6に示すような構成により、原画像を多重周波数の高周波係数に分解する。
【0070】
具体的には、上記図6の構成は、遅延素子(delay)及びダウンサンプラを組み合わせた構成であり、原画像の信号を偶数アドレス及び奇数アドレスの信号に分離し、これらの分離信号に対して、2つのフィルタp及びuによるフィルタ処理を施すようになされている。
【0071】
上記図6の構成で得られる信号、すなわち上記図6に示す“s”及び“d”の各信号はそれぞれ、1次元の画像信号に対して1レベルの分解を行った際のローパス係数及びハイパス係数(画像信号に対する1次元の離散ウェーブレット変換処理の結果である係数)を表しており、
【0072】
【数6】
Figure 0004810002
【0073】
なる式(6)及び式(7)により表される。
上記式(6)及び式(7)において、“x(n)”は、処理対象となる画像信号である。
【0074】
高周波成分作成回路114は、上述のような、画像信号に対する1次元の離散ウェーブレット変換処理を、原画像の水平及び垂直の2次元方向に対して順次実行することで、原画像を多重周波数の高周波係数に分解する。
【0075】
図7は、高周波成分作成回路114で得られる、2レベルの変換係数群の構成の一例を示したものである。上記図7に示すように、原画像は、異なる周波数帯域の係数(画像成分)HH1,HL1,LH1,…,LLに分解(多重周波数分解)されることになる。
【0076】
ステップS206:
高周波成分変換回路116は、高周波成分作成回路114で得られた高周波成分を、高周波成分制御回路115で得られた係数に基づいて変換する。
但し、ここでの対象となる高周波成分は、上記図7に示した画像成分HH1,HL1,LH1,…,LLの中の、画像成分LLを除く、画像成分HH1,HL1,LH1,…である。
【0077】
ステップS302:
処理画像作成回路117は、例えば、図8に示すような構成により、高周波成分変換回路116による変換後の高周波係数に基づいて、処理後画像を作成する。
【0078】
具体的には、上記図8の構成は、上記図6に示した構成により実施される離散ウェーブレット変換処理(画像信号に対する1次元の離散ウェーブレット変換処理)に対応した逆離散ウェーブレット変換処理を実施するための構成である。
【0079】
上記図8の構成では、入力信号(ここでは、高周波成分変換回路116による変換後の高周波係数)s´及びd´に対して、2つのフィルタp及びuによるフィルタ処理、及びアップサンプリング処理を施し、これらの処理後の信号を重ね合わせた画像信号x´を出力するようになされている。
このような処理は、
【0080】
【数7】
Figure 0004810002
【0081】
なる式(8)及び式(9)により表される。
【0082】
処理画像作成回路117は、上述のような、画像信号に対する1次元の逆離散ウェーブレット変換処理を、水平及び垂直の2次元方向の係数に対して順次実行することで、処理画像を作成する。
【0083】
尚、ここでは、高周波係数を、同一の係数で変換するように構成しているが、例えば、周波数帯域毎に異なる係数を用意しておくことで、高周波成分の周波数帯域毎に、それぞれ対応して選択された係数パターンで変換処理を行うように構成してもよい。この場合、周波数帯毎に、きめ細かい鮮鋭化処理を行うことが可能となる。
【0084】
ステップS208、ステップS209:
その後、必要に応じて、画質評価回路119は、再び処理後画像についてのコントラスト値を求め、当該コントラスト値が所定値であるか否かを判別する。この判別結果に基づいて、本処理終了、或いはステップS206からの処理が繰り返し実行される。
【0085】
上述のように、本実施の形態では、多重周波数処理による高周波成分を用いるように構成したので、周波数帯毎の、きめ細かい鮮鋭化処理を実行することができる。これにより、例えば、画像診断等に、より適した処理後画像を提供することができる。
【0086】
尚、本発明の目的は、第1及び第2の実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、第1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
図9は、上記コンピュータの機能600を示したものである。
コンピュータ機能600は、上記図9に示すように、CPU601と、ROM602と、RAM603と、キーボード(KB)609のキーボードコントローラ(KBC)605と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)610のCRTコントローラ(CRTC)606と、ハードディスク(HD)611及びフレキシブルディスク(FD)612のディスクコントローラ(DKC)607と、ネットワーク620との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)608とが、システムバス604を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0088】
CPU601は、ROM602或いはHD611に記憶されたソフトウェア、或いはFD612より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス604に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU601は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM602、或いはHD611、或いはFD612から読み出して実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0089】
RAM603は、CPU601の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC605は、KB609や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC606は、CRT610の表示を制御する。
DKC607は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD611及びFD612とのアクセスを制御する。
NIC608は、ネットワーク620上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、対象画像(放射線画像等)に対して周波数処理(鮮鋭化処理)を施す際に、対象画像の画質(鮮鋭度等)を評価し、当該評価結果に基づいて、対象画像の高周波成分を変換し、当該変換後の高周波成分から対象画像の処理後画像を取得するように構成した。
これにより、対象画像の被写体の状態等に適した処理強度(鮮鋭度の強度等)による処理後画像を容易に得ることができる。
【0091】
例えば、対象画像が、被写体を放射線撮影して得られた画像である場合、被写体の年齢等により、鮮鋭度の強弱を変更した方がよい場合においても、自動的に鮮鋭度を調整して、ユーザ好みの画質の処理後画像を安定して提供することができる。これにより、ユーザは、画像診断等を効率的且つ的確に行える。
【0092】
また、対象画像の評価値を、画素値毎のコントラスト値とした場合、当該コントラスト値は、対象画像の全体的な画質を端的に示すものであるため、画質の調整にとって非常に適した評価値に基づいて、対象画像の高周波成分を変換することができる。これにより、より安定して、良好な処理後画像を提供することができる。
【0093】
また、対象画像の評価値を、被写体領域の画素値の幅を正規化した対象画像の画素値毎のコントラスト値とした場合、被写体領域をねらって、目的とする処理を行える。例えば、対象画像が放射線画像である場合、画素値分布が被写体によらずにほぼ決まっているため、画素値幅を正規化することで、被写体領域について、特に鮮鋭度を上げること等が可能となる。
【0094】
また、基準の評価値を任意に選択可能とした場合、高周波成分を抑制する範囲を有するような基準の評価値を選択すること等して、対象画像上の目的とする対象物を選択的に強調することができる。また、周波数の漏れを有効に抑制することができる。
【0095】
また、基準の評価値を周波数帯毎に任意に選択可能とした場合、周波数帯毎に、きめ細かい処理が行え、より良好な処理後画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用したX線撮影装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記X線撮影装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】上記X線撮影装置の画質評価回路で得られるコントラスト値の一例を説明するための図である。
【図4】上記X線撮影装置の高周波成分制御回路で得られる係数の一例を説明するための図である。
【図5】第2の実施の形態における、上記X線撮影装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態における、上記X線撮影装置の高周波成分作成回路の構成を示すブロック図である。
【図7】上記高周波成分作成回路で得られる高周波成分を説明するための図である。
【図8】第2の実施の形態における、上記X線撮影装置の処理後画像作成回路の構成を示すブロック図である。
【図9】上記X線撮影装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 X線撮影装置
101 X線発生回路
102 X線ビーム
103 被写体
104 2次元X線センサ
105 データ収集回路
106 前処理回路
107 CPUバス
108 CPU
109 メインメモリ
110 操作パネル
111 表示器
112 画像処理回路
114 高周波成分作成回路
115 高周波成分制御回路
116 高周波成分変換回路
117 処理画像作成回路
118 被写体抽出回路
119 画質評価回路

Claims (16)

  1. 画像の高周波成分を取得する高周波成分取得手段と、
    前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出する鮮鋭度算出手段と、
    前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記鮮鋭度の基準値を画素値毎に示す情報に基づいて、前記高周波成分を画素毎に変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像の画素毎に算出された鮮鋭度に基づいて、前記画像の高周波成分を画素毎に変換するための係数を算出する係数算出手段
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理手段は、複数の前記情報から選ばれた1つの情報を用いて前記高周波成分を変換する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 画像の高周波成分を取得する高周波成分取得手段と、
    前記画像の鮮鋭度を算出する鮮鋭度算出手段と、
    前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する処理手段と、を有し、
    前記処理手段は、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記鮮鋭度算出手段は、前記画像の画素値幅を正規化した正規化画像の画素値毎の鮮鋭度を算出し、
    前記処理手段は、前記算出された前記正規化画像の画素値毎の鮮鋭度と、画素値毎の鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像の高周波成分を画素値毎に変換する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記高周波成分取得手段は、複数の帯域毎の高周波成分をそれぞれ取得する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記処理手段は、前記高周波成分の複数の帯域毎に異なる鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて前記画像の高周波成分を画素値毎に変換する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記処理手段は、
    前記算出された鮮鋭度に基づいて前記画像の高周波成分を変換する変換手段と、
    前記変換された高周波成分を前記画像に加えた処理後画像を作成する作成手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像は、放射線撮影により得られる放射線画像である
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 複数の機器が互いに通信可能に接続されてなる画像処理システムであって、
    前記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置の機能を有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  12. 画像の高周波成分を取得するステップと、
    前記画像の鮮鋭度を算出するステップと、
    前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する処理ステップと、を有し、
    前記処理ステップでは、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  13. 画像の高周波成分を取得するステップと、
    前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出するステップと、
    前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 画像の高周波成分を取得する処理と、
    前記画像の鮮鋭度を算出する処理と、
    前記算出された鮮鋭度に基づいて前記取得された高周波成分を変換した処理後画像を作成する作成処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記作成処理では、鮮鋭度の基準値を示す情報に基づいて、前記画像における被写体の特定部位における鮮鋭度を強調した処理後画像を作成する
    ことを特徴とするプログラム。
  15. 画像の高周波成分を取得する処理と、
    前記画像の画素毎に鮮鋭度を算出する処理と、
    前記画像における各画素の画素値と前記算出された鮮鋭度とに基づいて、前記高周波成分を前記画素毎に変換した処理後画像を作成する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項14または15に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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