JP4806969B2 - α−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法およびその製造物 - Google Patents
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Description
このような味やにおいの抑制、流動性向上を目的とした粉末の加工方法としては、粉体の表面をコーティング、造粒することで問題解決になる場合があることが知られている。造粒法としては、湿式造粒法、溶融造粒法を挙げることができる。
湿式造粒法としては、流動層造粒や攪拌造粒法などが挙げられ、いずれも溶媒にコーティング剤やバインダーを溶解し、これをα−リポ酸粒子にコーティングし乾燥することで被膜を形成させる方法がある。例えば、特許文献1のα−リポ酸を用いた医薬品処方物は、攪拌造粒法により顆粒を作成して、高含有のα−リポ酸錠剤を得る方法が開示されているが、湿式造粒の場合、乾燥工程が必須となり、この乾燥工程中の温度により、α−リポ酸が重合してしまい、含量低下の問題が生じることになる。造粒と乾燥が連続的に行われる流動層造粒機の場合も上記同様に、乾燥工程中の温度により、α−リポ酸が重合し、粘性物質になってしまい問題が生じる。
乾燥工程がないコーティング方法としては、油性成分で芯材物質であるα−リポ酸を被覆する油脂コーティング方法が知られている。油脂コーティングの一般的な方法としては溶融造粒法があり、被覆剤として油性成分を用い、その融点以上に加温し、その融解物を芯剤に噴霧もしくは滴下し、冷却することによって油性成分被覆物を得、粒状物を製する方法が知られている。この方法の場合、融点が40℃以下の油性成分を用いると、常温に戻した際に粒子同士が付着しやすくハンドリング性が悪い。40℃以上の油性成分を用いる際は、油性成分を完全に融解する必要があり、少なくとも50℃以上の熱が芯材に伝わり、重合物を形成してしまい、α−リポ酸の含量が低下することになる。
油脂コーティングの他の方法としては、油脂粒子を芯材とを混合し、油脂粒子を衝突時のエネルギーにより芯材に油脂コーティングする方法が挙げられる(例えば、特許文献2)。
本発明の目的は、味や、においマスキング、さらには流動性の向上したα−リポ酸油脂被覆粉末を製造できる製造方法を提供することにある。そして、保存時の安定性に優れ、圧縮成形物の製造において良好な打錠性を有するα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法を提供することにある。
[1]融点が50〜70℃、35℃における固体脂含量が50〜100、過酸化物価が0.5以下の油脂(A成分)5〜50質量部を、25〜45℃の温度で、α−リポ酸(B成分)95〜50質量部と混合し、A成分をB成分に被覆することを特徴とするα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法である。
[2]下記の打錠性評価試験において、10000個成形して、打錠障害が10個未満の粉末である前記[1]に記載のα−リポ酸含有量95質量%以上のα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法である。
記
打錠性評価試験
油性成分被覆α−リポ酸粉末を70質量部、結晶セルロース[旭化成(株)商品名セオラスST−2]15質量部、乳糖造粒物[旭化成(株)商品名SUPER-TAB]10質量部、ショ糖脂肪酸エステル5質量部を用いて、10分間よく混合し、回転式打錠機8F3型(菊水製作所(株)製)を使用して、直径が9mmφ、打錠圧0.7t/cm 2 、錠剤質量300mg/錠の打錠条件で圧縮成型し、α−リポ酸圧縮成形体10000錠成形し、下記の打錠障害の各項目について、目視で観察して各個数を計測した。評価基準はいずれかの項目に該当するものが、10個未満の場合;打錠性○、10個以上の場合;×として示す。また、連続打錠不可能な状態になったものも×とする。
打錠障害項目
1.キャッピング;錠剤の凸部が帽子状に剥離する現象をいう。
2.ラミネーティング;錠剤が層状に割れる現象をいう。
3.バインディング;錠剤の表面の一部が、杵、臼またはロールに付着する現象をいう。
4.スティッキング;杵、臼面に粉末が付着し、錠剤の表面が曇りを生じる現象をいう。
[3]A成分の油脂が、油脂中にハイエルシンナタネ極度硬化油を5質量%以上含む油脂である前記[1]又は[2]に記載のα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法である。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の製造方法で製造されたα−リポ酸油脂被覆粉末である。
[5]前記[4]に記載のα−リポ酸油脂被覆粉末を打錠工程によって、α−リポ酸油脂被覆粉末の錠剤を製造する方法である。
本発明により製造されるα−リポ酸油脂被覆粉末は、味や、においマスキング、さらには流動性が向上しており、圧縮成形物の製造において良好な打錠性を有し、長期保存において安定なα−リポ酸油脂被覆粉末である。
本発明でA成分として使用できる油脂は、融点が50〜70℃、35℃における固体脂含量が50〜100、過酸化物価が0.5以下の油脂である。
融点が50℃未満では、混合によりα−リポ酸粉末の表面を油脂により処理した後、常温での保存時において、固結しやすくなり好ましくない。70℃を超えると、α−リポ酸粉末の表面コーティングの効率が悪くなり、均一な被覆物を得ることができなくなるので好ましくない。
また、35℃における固体脂含量が50未満では、α−リポ酸粉末との混合によるコーティング処理の工程中に固結を起こしやすくなり、良好な被覆物を得ることが困難になるため好ましくない。
そして、過酸化物価が0.5を超えると、製造された油性成分被覆α−リポ酸粉末の保存中に被覆粉末の酸化を促進し、結果としてα−リポ酸含量が低下するため好ましくない。
さらに、本発明で用いるA成分に用いる油脂はヨウ素価が0.8以下であることが好ましい。ヨウ素価が0.8以上の場合、製造された油性成分被覆α−リポ酸粉末の保存中に、α−リポ酸含量が低下するため好ましくない。
食用油脂としては、豚脂、牛脂、鶏油、鯨油、マグロ油、イワシ油、サバ油、サンマ油、カツオ油、ニシン油、肝油、大豆油、綿実油、サフラワー油、米油、コーン油、ナタネ油、パーム油、シソ油、エゴマ油、カカオ脂、落花生油、ヤシ油、月見草油、ボラージ油、ホホバ油、乳脂肪、バターなど、および、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどの合成トリグリセリドなどを配合した油脂が挙げられる。これらの融点の低い食用油脂は、前記の油性成分と配合して融点を50〜70℃にして使用してもよい。また、前記の食用油脂の水素添加した硬化油が好ましくは挙げられる。
また、A成分には、他にビタミン類、コエンザイムQ10、カルニチン等のアミノ酸類、糖類、食物繊維類、呈味料、香料、着色料、等を発明の効果を損なわない範囲で添加してもよい。
本発明においてB成分として使用されるα−リポ酸はチオクト酸ともいわれ、生体内に含まれ、糖の代謝、TCAサイクルの回転に作用する補酵素の一種であり、構造式C8H14O2S2、分子量206.3の化合物である。その物性としては、特有の苦味とわずかに硫黄のにおいを有する黄色結晶、融点60〜62℃の物質として知られている。α−リポ酸は、熱や光に不安定であり、樹脂状の重合物になってしまうことがある。この重合物は、ラジカル連鎖反応により、分子間でジスルフィド結合を形成した構造になると推測されている。
α−リポ酸の形態は、平均粒径が30〜1000μmの粉末であることが好ましい。平均粒径30μmより小さい場合には、表面積が大きくなり、吸湿しやすくなり、平均粒径が1000μmより大きい場合には、ハンドリング性が悪くなるので好ましくない。より好ましくは、平均粒径が50〜500μmのα−リポ酸の粉末である。
混合時の温度は、25〜45℃の温度である。25℃未満では、A成分がB成分に効率よく付着できず、良好な被覆物を得ることができない。45℃を超えると、A成分が固結し、粉末が塊状になることがあることや、製造物のα−リポ酸含量が低下することがあるので好ましくない。
混合時には、A成分、B成分の粉状が互いに接触・衝突することになるが、具体的には公知のミキサー、高能率粉体混合装置、高速気流の対流により粉体を混合接触させる装置等を使用する。これらの装置は、粉体を互いに接触・衝突させるとともに、装置内壁および補助具と接触・衝突させA成分をB成分に付着・被覆させる。
本発明の製造方法により製造されるα−リポ酸油脂被覆粉末は、平均粒径30〜1000μm、安息角40°以下となり、味やにおいがマスキングされた、流動性のよい粉末となる。
(油脂の物性値の測定方法)
(1)融点(MP)
融点とは、試料を規定の方法に基づき加熱した場合、軟化して上昇を始める温度をいう。本発明における融点は、日本油化学会制定である基準油脂分析試験法(2.2.4.2−1996)に準じ、融点(上昇融点)を測定した。
(2)固体脂含量(SFC)
固体脂含量とは、液体油のNMRのシグナルの大きさを基準にして求めた、所定温度における固体脂含量の百分率をいう。本発明における固体脂含量は、日本油化学会制定である基準油脂分析試験法(2.2.9−2003)に準じ、固体脂含量(NMR法)を測定した。
(3)過酸化物価(POV)
過酸化物価とは、規定の方法に基づき、試料にヨウ化カリウムを加えた場合に遊離されるヨウ素を試料1kgに対するミリ当量数で表したものである。過酸化物価は油の酸化の程度を示す値である。本発明における過酸化物価は、日本油化学会制定である基準油脂分析試験法(2.5.2.1−2003)に準じ、過酸化物価(酢酸−イソオクタン法)を測定した。
(4)ヨウ素価(IV)
ヨウ素価とは、試料にハロゲンを作用させた場合吸収されるハロゲン量をヨウ素に換算し、試料100gに対するg数で表したものをいう。ヨウ素価は脂肪酸の不飽和結合の程度を示す値である。本発明におけるヨウ素価は、日本油化学会制定である基準油脂分析試験法(2.3.4.1−1996)に準じ、ヨウ素価(ウィイス−シクロヘキサン法)を測定した。
試料1gを10人のパネラーにて評価し、味やにおいのマスキングされていると判断した人数が10人の場合◎、9人の場合○、8人以下の場合×とし、表に示した。
安息角とは、流動性の指標となる値であり、粉体を水平な面に漏斗のようなもので静かに落下させた時に生ずる円錐体の母線と水平面のなす角度をいう。本発明においては、角度計(筒井理化学器械株式会社)を用い計測し、この角度が40°を超える場合は×、40°以下の場合○として流動性を評価した。
油性成分被覆α−リポ酸粉末を70質量部、結晶セルロース[旭化成(株)商品名セオラスST−2]15質量部、乳糖造粒物[旭化成(株)商品名SUPER-TAB]10質量部、ショ糖脂肪酸エステル[三菱化学フーズ(株)商品名シュガーエステルS370F]5質量部を用いて、10分間よく混合し、回転式打錠機8F3型(菊水製作所(株)製)を使用して、直径が9mmφ、打錠圧0.7t/cm2、錠剤質量300mg/錠の条件で圧縮成型し、α−リポ酸圧縮成形体を得た。
上記の打錠条件で10000錠成形し、下記の打錠障害の各項目について、目視で観察して各個数を計測した。評価基準はいずれかの項目に該当するものが、10個未満の場合;打錠性○、10個以上の場合;×として示した。また、連続打錠不可能な状態になったものも×とした。この状態は、臼への充填不良や筒でのクラッキング等の発生を示す。
キャッピング;錠剤の凸部が帽子状に剥離する現象をいう。
ラミネーティング;錠剤が層状に割れる現象をいう
バインディング;錠剤の表面の一部が、杵、臼またはロールに付着する現象をいう。
スティッキング;杵、臼面に粉末が付着し、錠剤の表面が曇りを生じる現象をいう。
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって定量試験した。波長;215nm、流速;0.8ml/min、移動相;希リン酸でpH3.0に調整したメタノール:アセトニトリル:0.005Mリン酸緩衝液(1160:180:920)混液、カラム(NUCLEOSIL5C18;株式会社ケムコ製)カラム温度;40℃、上記条件で、α−リポ酸は保持時間10分付近に検出される。
α−リポ酸含量については、測定したα−リポ酸含量が理論値に対して95質量%以上を○、95%質量未満に低下したものを×とした。また、保存安定性の指標として、加速試験(温度40℃、湿度75%環境下において、粉末をアルミパウチに充填し、保管した。)1ヶ月後の含量を前記と同様にHPLCにて測定し、初期値に対して95質量%以上を○、95質量%未満に低下したものを×とした。
島津製作所製レーザー回折式粒度分布測定装置(SALD−2100)にて粒度を測定し、平均粒径を求めた。
A成分としてナタネ極度硬化油(融点:67℃、35℃におけるSFC:90、POV:0.1、IV:0.3)18質量部、B成分としてα−リポ酸粉末〔立山化成(株)商品名リポ酸、α−リポ酸純度98%以上、平均粒径173μm〕82質量部を用いて、バーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)で20分間処理してα−リポ酸油脂被覆粉末を製造した。なお、製造工程中の最大到達品温は35℃であった。
製造されたα−リポ酸油脂被覆粉末の製造直後、加速試験後の評価結果を表1に示す。
A成分としてナタネ極度硬化油(融点:67℃、35℃におけるSFC:90、POV:0.1、IV:0.1)18質量部、B成分としてα−リポ酸粉末〔デグサテクスチュラントシステムズ ジャパン(株) 製 商品名:ALIPURE、α−リポ酸純度96%以上、平均粒径200μm、α−リポ酸98質量%、二酸化珪素2質量%の混合物〕82質量部を用いて、バーチカルグラニュレーター((株)パウレック製)で20分間処理してα−リポ酸油脂被覆粉末を製造した。なお、製造工程中の最大到達品温は35℃であった。
製造されたα−リポ酸油脂被覆粉末の製造直後、加速試験後の評価結果を表1に示す。
表1に示すように、A成分の油脂の種類、B成分との混合比率、最高到達温度を変更した以外は、実施例1と同様にしてα−リポ酸油脂被覆粉末を製造した。
製造されたα−リポ酸油脂被覆粉末の製造直後、加速試験後の評価結果を表1に示す。
比較例1は、A成分(3質量部)とB成分(97質量部)を用いた場合であるが、味、においのマスキングが十分ではない。比較例2は、混合工程時の最高到達温度が55℃と高い場合であるが、流動性、打錠性、α−リポ酸含量、α−リポ酸の保存安定性の点で劣る。比較例3は、固体脂含量が45と低い場合であるが、味、においのマスキング、流動性、打錠性に劣る。比較例4は、融点が33℃とが低く、さらに固体脂含量が9と低い場合であるが、味、においのマスキング、流動性、打錠性に劣る。比較例5、7は過酸化物価がそれぞれ、10、0.8と高い場合であるが、α−リポ酸の保存安定性の点で劣る。比較例6は、熱融着の例であるが、α−リポ酸含量、α−リポ酸保存安定性の点で劣ることが分かる。
Claims (5)
- 融点が50〜70℃、35℃における固体脂含量が50〜100、過酸化物価が0.5以下の油脂(A成分)5〜50質量部を、25〜45℃の温度で、α−リポ酸(B成分)95〜50質量部と混合し、A成分をB成分に被覆することを特徴とするα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法。
- 下記の打錠性評価試験において、10000個成形して、打錠障害が10個未満の粉末である請求項1に記載のα−リポ酸含有量95質量%以上のα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法。
記
打錠性評価試験
油性成分被覆α−リポ酸粉末を70質量部、結晶セルロース[旭化成(株)商品名セオラスST−2]15質量部、乳糖造粒物[旭化成(株)商品名SUPER-TAB]10質量部、ショ糖脂肪酸エステル5質量部を用いて、10分間よく混合し、回転式打錠機8F3型(菊水製作所(株)製)を使用して、直径が9mmφ、打錠圧0.7t/cm 2 、錠剤質量300mg/錠の打錠条件で圧縮成型し、α−リポ酸圧縮成形体10000錠成形し、下記の打錠障害の各項目について、目視で観察して各個数を計測した。評価基準はいずれかの項目に該当するものが、10個未満の場合;打錠性○、10個以上の場合;×として示す。また、連続打錠不可能な状態になったものも×とする。
打錠障害項目
1.キャッピング;錠剤の凸部が帽子状に剥離する現象をいう。
2.ラミネーティング;錠剤が層状に割れる現象をいう。
3.バインディング;錠剤の表面の一部が、杵、臼またはロールに付着する現象をいう。
4.スティッキング;杵、臼面に粉末が付着し、錠剤の表面が曇りを生じる現象をいう。 - A成分の油脂が、油脂中にハイエルシンナタネ極度硬化油を5質量%以上含む油脂である請求項1又は2に記載のα−リポ酸油脂被覆粉末の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法で製造されたα−リポ酸油脂被覆粉末。
- 請求項4に記載のα−リポ酸油脂被覆粉末を打錠工程によって、α−リポ酸油脂被覆粉末の錠剤を製造する方法。
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