JP4806882B2 - キャラクタ取引支援方法、サーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

キャラクタ取引支援方法、サーバ、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャラクタの取引を支援するキャラクタ取引支援方法、サーバ、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
文房具や玩具などにキャラクタを利用する場合に、キャラクタの権利者が保有する財産的な権利を「商品化権」と呼んでいる。ここで、「キャラクタ」とは、「漫画の具体的表現から昇華した登場人物の人格ともいうべき抽象的概念」とされている(最高裁平成9年7月17日判決)。
従来のキャラクタの商品化ビジネスについて説明すると、図15にキャラクタの一般的な取引形態を示すように、まず、著作者から著作権を譲り受けた窓口会社(ライセンサ)、または、キャラクタを自社の製品やサービスに利用したい商品化権の買い手(ライセンシ)の一方から相手に対して商品化権の許諾を持ちかけたり、代理店がライセンサまたはライセンシの業務を代行することによって取引が行われる。そして、この取引によって得られたライセンス料は、著作者とライセンサとの間の契約や、著作者とライセンサと代理店との間の契約に基づいて、著作者、ライセンサ、代理店へと分配されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、キャラクタの商品化権としての価値は、キャラクタの人気度に大きく左右される。近年では、マスコミの宣伝広告効果により少し前まで無名キャラクタであったものが、短期間で有名キャラクタに成長することもある。
また、従来は、キャラクタの人気度を左右する一般消費者がキャラクタにより得た利益を享受する、といったことは行われていなかった。このような、一般消費者がキャラクタにより利益を得る仕組みを提供することができれば、一般消費者のキャラクタへの関心が増し、ひいては、キャラクタの商品化権を利用する企業側にとってもキャラクタの利用価値が高まるので、キャラクタの取引が活発化すると考えられる。
また、従来は、キャラクタの紹介、斡旋などの各種取引を人手により行っていたため、取引に時間や手間がかかってしまうという問題があった。このため、キャラクタによっては、実際にそのキャラクタを利用した製品の販売時には、そのキャラクタの人気が大きく下がったり、ライセンス料が高額となり、ライセンサがキャラクタを使用できない、と言う弊害が生じる場合もあった。
【0004】
本発明は、上述した事情を考慮なされたもので、キャラクタの人気度を左右する一般消費者のキャラクタへの関心を高め、キャラクタの取引を活発化させるキャラクタ取引支援方法、このキャラクタ取引支援方法の実現に用いるサーバ及びプログラム、このプログラムを記憶した記録媒体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明にあっては、キャラクタの取引を支援するキャラクタ取引支援方法において、サーバの制御部が、出力制御部を用いることで、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すステップと、サーバの制御部が、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新するステップと、サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップと、サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップと、サーバの制御部が、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促すステップと、サーバの制御部が、入力された問い合わせ内容をライセンサに通知するステップとからなることを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載のキャラクタ取引支援方法において、サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促すステップと、サーバの制御部が、前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶するステップと、サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップとを含み、前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すステップにおいて、前記サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すことを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は2に記載のキャラクタ取引支援方法において、サーバの制御部が、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記キャラクタの持分権に対する課金処理を行うステップと、キャラクタ毎の持分権の販売口数を、各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップとをさらに含むことを特徴としている。
【0008】
請求項4に記載の発明にあっては、請求項2に記載のキャラクタ取引支援方法において、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したと判定した場合に、サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶されたメールアドレスを読み出し、キャラクタのライセンス料の持分権を販売する旨を電子メールにて通知するステップとをさらに含むことを特徴としている。
【0009】
請求項5に記載の発明にあっては、請求項1に記載のキャラクタ取引支援方法において、前記クライアント端末に対して、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップは、サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、検索画面を表示し、キャラクタの検索キーの入力を促すステップと、サーバの制御部が、前記記憶手段に予め記憶されたキャラクタの分類情報に基づいて、入力された検索キーに対応するキャラクタを抽出するステップと、サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、抽出したキャラクタを表示し、その中から商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップとからなることを特徴としている。
請求項6に記載の発明にあっては、請求項5に記載のキャラクタ取引支援方法において、前記キャラクタの分類情報には、キャラクタのモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件及び前記人気度に対応する情報のいずれかが少なくとも記述されていることを特徴としている。
【0010】
請求項7に記載の発明にあっては、サーバにおいて、キャラクタの画像データを記憶する記憶手段と、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に出力するデータを制御する出力制御手段と、前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手段と、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新する手段と、前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手段と、前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手段と、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促す手段と、入力された問い合わせ内容をライセンサに通知する手段とを備えることを特徴としている。
【0011】
請求項8に記載の発明にあっては、請求項7に記載のサーバにおいて、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促す手段と、前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手段とを含み、前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手段は、前記出力制御手段を用いて、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すことを特徴としている。
【0012】
請求項9に記載の発明にあっては、キャラクタの取引を支援するためにコンピュータに、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、出力制御手段を用いて、記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順と、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新する手順と、前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順と、前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手順と、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促す手順と、入力された問い合わせ内容をライセンサに通知する手順とを実行させるプログラムであることを特徴としている。
【0013】
請求項10に記載の発明にあっては、請求項9に記載のプログラムにおいて、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促す手順と、前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶する手順と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順とを実行させ、前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順は、前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順であることを特徴としている。
【0014】
また、このプログラムにおいて、キャラクタ毎の持分権の販売口数を、各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順と、前記記憶手段に記憶された販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順と、通信ネットワークを介して接続されたクライアント端末に対して、前記記憶手段に記憶された販売判定結果に基づいてキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手順と、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促す手順と、入力された問い合わせ内容をライセンサに通知する手順とをさらに実行させてもよい。
また、このプログラムにおいて、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したと判定した場合に、前記記憶手段に記憶されたメールアドレスを読み出し、キャラクタのライセンス料の持分権を販売する旨を電子メールにて通知する手順をさらに実行させてもよい。
また、このプログラムにおいて、前記クライアント端末に対して、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手順は、前記クライアント端末に対して、検索画面を表示し、キャラクタの検索キーの入力を促す手順と、前記記憶手段に予め記憶されたキャラクタの分類情報に基づいて、入力された検索キーに対応するキャラクタを抽出する手順と、前記クライアント端末に対して、抽出したキャラクタを表示し、その中から商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手順とであることを特徴としている。
【0015】
請求項11に記載の発明にあっては、請求項9または10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴としている。
【0016】
請求項1、7及び9に記載の発明によれば、ライセンス料の持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したと判定すると、そのキャラクタをクライアント端末に表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す。従って、多くの端末操作者が商品化権の利用価値が高いと判断したキャラクタを迅速に抽出することができる。また、そのキャラクタは商品化権の許諾を図るキャラクタとしてクライアント端末に表示されるので、利用価値が高いキャラクタを迅速に紹介することができる。さらに、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、クライアント端末に問い合わせ画面を表示し、その画面に入力された問い合わせ内容をライセンサに通知するので、端末操作者はそのキャラクタの許諾を受けたい旨などを簡易かつ迅速にライセンシに伝えることができ、キャラクタをいち早く商品化に結びつけることができる。
【0017】
請求項2、8及び10に記載の発明によれば、クライアント端末の端末操作者からのキャラクタの投票を受け付け、この投票数に基づいて人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したと判定すると、そのキャラクタをクライアント端末に表示し、ライセンス料の複数の持分権の販売を促すキャラクタとして選択を促す。従って、多くの端末操作者から一定の人気を得たキャラクタを迅速に抽出することができる。また、人気を得たキャラクタのライセンス料の持分権を端末操作者に販売するので、キャラクタの人気度を左右する端末操作者のキャラクタへの関心を一層高めることができ、キャラクタの利用価値を短期間で高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、サーバがキャラクタの持分権に対する課金処理を行うので、迅速に持分権を販売することが可能となる。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したと判定した場合に、記憶手段に記憶されたメールアドレスを読み出し、キャラクタのライセンス料の持分権を販売する旨を電子メールにて通知するので、特定の端末操作者にだけキャラクタのライセンス料の持分権を販売する旨を優先的に通知することができる。
【0019】
請求項5に記載の発明によれば、クライアント端末に対して、検索画面を表示してキャラクタの検索キーの入力を促し、キャラクタの分類情報に基づいて、入力された検索キーに対応するキャラクタを抽出して表示するので、端末操作者は、希望のキャラクタを簡易かつ迅速に検索することができる。
請求項6に記載の発明によれば、キャラクタの分類情報には、キャラクタのモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件及び人気度のいずれかが少なくとも記述されているので、端末操作者は、希望するモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件及び人気度に対応するキャラクタを検索することができ、希望にあったキャラクタを精度良く検索することができる。
【0020】
請求項11に記載の発明によれば、請求項9または10に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておくことにより、この記録媒体に記憶されたプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、多くの端末操作者から一定の人気を得たキャラクタや商品化権の利用価値が高いと判断されたキャラクタを迅速に抽出することができる。また、これらのキャラクタのライセンス料の持分権を端末操作者に販売したり、商品化権の許諾を図るキャラクタとしてクライアント端末に表示することによって、キャラクタの人気度を左右する端末操作者のキャラクタへの関心を高め、キャラクタの取引を活発化させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0022】
(1) 実施形態
(1.1) 実施形態の概要
まず、本発明の実施形態に係るWebサーバが提供するサービスの概要を図1を参照しながら説明する。Webサーバ10は、キャラクタの流通を目的として3つの市場(一部市場、二部市場、店頭公開市場)をインターネット上に構築するサーバである。同図に示すように、本実施形態では、一部市場及び二部市場に対応するサービスを「キャラクター市場」と呼び、店頭公開市場やその他のサービスを提供するサービスを「キャラクターふぁんくらぶ」と呼ぶ。以下、各市場について説明する。
i) 店頭公開市場は、公序良俗、著作権法に反していないキャラクタを一定に審査に合格するとエントリ(登録)し、エントリされたキャラクタ(以下、「エントリキャラクタ」という。)の著名化を目的とした市場であり、一般消費者の人気が一定レベルに達したエントリキャラクタについては、店頭公開キャラクタとして管理する。店頭公開キャラクタは、そのキャラクタにより得たライセンス料の持分権の一部が一般消費者に販売されるキャラクタとして扱われる。
ii) 二部市場は、店頭公開キャラクタのうち持分権が一定数量購入されたキャラクタを人気キャラクタとして管理し、人気キャラクタの商品化を促進する市場である。この市場においては、人気キャラクタの検索サービス、人気キャラクタの紹介、商品化権の斡旋などを行う。
iii) 一部市場は、二部市場で扱うキャラクタよりも人気が高いキャラクタを有名キャラクタとして管理し、有名キャラクタの商品化を促進する市場である。この市場においては、有名キャラクタの検索サービス、有名キャラクタの紹介、商品化権の斡旋などを行う。
なお、店頭公開市場は主として一般消費者の取引を対象とする一方、二部市場及び一部市場は主として法人の取引を対象としている。
【0023】
(1.2) 実施形態の構成
図2は、本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。
この図において、Webサーバ10は、経路制御装置(ルーター)11を経由してインターネットに接続されると共に、Ethernet(商標)ケーブルを介してサービス提供会社の端末12と接続されている。また、インターネットには、一般消費者や法人(ライセンシの可能性がある法人など)の社員が操作するPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話などのクライアント端末13、14、15、16が図示しないISP(Internet Service Provider)を経由して接続されている。ここで、このWebサーバ10と各クライアント端末13〜16の間のデータ通信は、TCP/IPのプロトコルに基づいて行われ、各クライアント端末13〜16のWebブラウザによってHTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルを用いてHTML(Hypertext Markup Language)言語で記載されたファイルであるHP(Home Page)が閲覧される。なお、図示は省略しているが、インターネットには、Webサーバ10と各クライアント端末13〜16間で電子メールのやり取りを実現するためのメールサーバ、SMTPサーバ、POPサーバなどの一般的なインターネットサーバ群が接続されている。
【0024】
(1.2.1) Webサーバ
次にWebサーバ10の詳細構成について説明する。
図3は、Webサーバ10の構成を示すブロック図である。
Webサーバ10において、制御部20は、CPUなどから構成され、Webサーバ10の各部の制御や、記憶部21〜24に各種データの記憶または読み出し、記憶部21〜24に記憶されたデータの検索等の演算などを行う。入力制御部25は、インターネットを介して接続されたクライアント端末13〜16から入力されるデータを制御する。出力制御部26は、クライアント端末13〜16に出力するデータを制御する。入出力制御部27は、LANを介してサービス提供会社の端末12などとの間でデータの入出力を行う。
【0025】
(1.2.2) Webサーバの記憶部の記憶内容
記憶部21には、メインプログラムが記憶されている。このメインプログラムは、制御部20が読み出して実行するものであり、例えば、クライアント端末13〜16に、メインメニュー画面や会員登録画面や検索画面などを表示させるプログラムや、キャラクタの募集、登録、紹介を行うためのプログラムや、キャラクタのライセンス料の複数の持分権を販売するためのプログラムや、電子メールを送受信するためのプログラムや、キャラクタの検索を行うためのプログラムや、キャラクタの人気投票結果を集計したり、後述するキャラクタテーブルを作成するためのプログラム等から構成される。
【0026】
記憶部22には、キャラクタの画像データが記憶されている。このキャラクタの画像データは、キャラクタなどの著作物を作成した一般消費者(キャラクタ)やキャラクタの販売会社が著作権を管理する著作物などである。なお、1つのキャラクタについて、画像データは何種類あってもよいが、本実施形態では、説明の便宜上、1種類の画像データが記憶されたとして説明する。なお、記憶部22には、各キャラクタの著作者の紹介文などのデータが各画像データに対応づけられて記憶されている。
【0027】
また、記憶部23には、キャラクタテーブル30が記憶されている。キャラクタテーブル30には、図4に示すように、記憶部22に記憶されたキャラクタの画像データのうち審査済みの画像データのファイル名と、該キャラクタを扱う市場を特定するデータと、該キャラクタの分類情報と、該キャラクタのライセンス料の持分権の販売済み個数と、属性(総合、男性、女性、10代など)毎の投票数とが対応づけて記述されている。
【0028】
ここで、分類情報は、キャラクタを特徴づける情報であって、検索の際などに使用される情報であり、図4に示すように、モチーフ、タッチ、イメージ、発表時期、使用条件、人気順位、といったフィールドから構成されている。
具体的には、モチーフとは、キャラクタを人物、動物、植物、風景などで分類するものであり、各分類についても、人物(一人/グループ/ファミリー/子供/赤ちゃん/ヤング/アダルト)、動物(クマ/イヌ/ネコ/さる/ゴリラ/その他)、といったように詳細区分が設定される。また、タッチとは、キャラクタを、ファンシー、ポップ、メルヘン、コミカル・ユーモア、アート、CG(Computer Graphics)、へたうま、クラシカルなどで分類するものである。イメージとは、キャラクタを、レトロ、優しい、シュール、シンプル、リアリティ、個性的、かわいらしい、男性的、女性的、楽しげ、和風、洋風などで分類するものである。そして、モチーフ、タッチ、イメージの各フィールドには、これらの分類の中から選択された1種類の分類が記述される。なお、本実施形態においては、各キャラクタのモチーフ、タッチ、イメージの選択は、サービス提供会社が審査により行う。その理由は、キャラクタの作者の判断にすると恣意的傾向が強くなり過ぎ、一般消費者の感覚からずれる場合があるからである。このように、第三者の審査によってモチーフ、タッチ、イメージを設定することにより、一般消費者の検索精度を高めることができる。
【0029】
また、使用条件のうち、業界カテゴリ(図4に示すAB……)は、このキャラクタの許諾が許可された業界を示すものであるが、商品化権の特質から同業種の重複利用を制限する必要があるため、既に利用契約がなされた業界についてはその旨を示す情報が記述されるか、あるいは、業界カテゴリから削除される。
【0030】
また、記憶部24には、会員ファイルが記憶されている。この会員ファイルは、会員ID、パスワード、氏名、ハンドルネーム、性別、誕生日、メールアドレス、銀行口座、登録時のアンケート結果、会員が登録したキャラクタの情報(ファイル名など)、会員のサービス利用情報などから構成される。このうち、サービス利用情報は、主として店頭公開市場の利用頻度(アクセス頻度、利用時間、持分権の購入履歴など)を示す情報である。この情報は、例えば、キャラクタのライセンス料の持分権を販売する際に、その旨を利用頻度が多い会員に電子メールにて通知するために使用される。
【0031】
(1.3) 実施形態の動作
次に、本実施形態におけるWebサーバ10の動作を説明する。以下、説明の便宜上、Webサーバ10にクライアント端末13がアクセスして各種サービスを利用する場合を例に説明する。
まず、クライアント端末13がWebサーバ10のHPのアドレス(URL:Uniform Resource Locators)にアクセスしてWebサーバ10との通信リンクが確立すると、Webサーバ10の制御部20は、図5のフローチャートに示すように、クライアント端末13の画面にメインメニュー画面を表示させ(ステップSa1)、端末操作者に対して、本実施形態の処理である「会員登録」、「ログイン」、「キャラクターふぁんくらぶ」、「キャラクター市場」の中から所望する処理を選択するように促す。かかる、メインメニュー画面においては、マウスカーソルが表示され、端末操作者が所望の処理に対応する表示領域にマウスカーソルを移動してマウスをクリック操作することにより、所望の処理を選択できるようになっている。
【0032】
(1.3.1) 会員登録
まず、会員登録時の動作について説明する。
メインメニュー画面において、端末操作者が「会員登録」の処理を選択すると、制御部20は、クライアント端末13の画面に会員登録画面を表示させる(ステップSa2)。この会員登録画面には、図6に示すように、氏名、ハンドルネーム、性別、クレジット番号、誕生日、メールアドレス、アンケートの回答結果を入力する入力ボックスやチェックボックスと、これら入力情報の送信指示を行う「送信」ボタンB1と、入力情報の消去を指示する「クリア」ボタンB2とが表示される。かかる会員登録画面では、端末操作者が各ボックスの表示領域にマウスカーソルを移動してマウスをクリック操作したり、キーボードを操作することによって、チェックボックスのチェックや入力ボックスに文字入力を行う。そして、端末操作者が「送信」ボタンB1をクリック操作すると、制御部20は、全ての情報が入力されたか否かを判定し(ステップSa3)、全ての情報が入力されていない場合は、その旨を表示して未入力の情報の入力を促す。
【0033】
一方、制御部20は、全ての情報が入力されていると判定すると、端末操作者を一意に特定する登録キーワードを発行し(ステップSa4)、会員登録画面にて入力されたメールアドレスを読み出して登録キーワードを該端末操作者に電子メールにて通知する(ステップSa5)。なお、会員登録画面に入力された情報(以下、「会員情報」という。)は、登録キーワードと対応づけて記憶部24などに一端格納されるようになっている。
【0034】
次に、制御部20は、電子メールを送信すると、パスワード登録画面をクライアント端末13の画面に表示させる(ステップSa6)。かかるパスワード登録画面には、図7に示すように、「登録キーワードをメールで送りました。メールボックスをご確認下さい!」などのメッセージと、登録キーワード及びパスワードの入力ボックスとが表示され、端末操作者に対し、電子メールにて通知した登録キーワードの入力と、端末操作者が希望するパスワードの入力を促すようになっている。
【0035】
そして、登録キーワードとパスワードが入力され、端末操作者により「送信」ボタンB1がクリック操作されると、制御部20は、入力された登録キーワードを検索して発行済みが否かを判定し(ステップSa7)、発行済みの場合は、その登録キーワードに対応づけられた会員情報と、入力されたパスワードとから会員ファイルを作成し(ステップSa8)、記憶部25に格納する。このとき、制御部20は、クライアント端末13の画面に「登録しました。」のメッセージを表示し、端末操作者に会員登録が済んだことを通知する(ステップSa9)。一方、制御部20は、登録キーワード及びパスワードが未入力の会員情報については一定期間経過後に削除することにより、会員情報がいつまでも記憶されたままの場合を回避するようになっている。
ここで、会員登録画面においては、所定の操作によりいつでもメインメニュー画面に戻ることができるようになっている。また、以下で示す各種画面においても、所定の操作によりいつでもメインメニュー画面に戻ることができるようになっている。
【0036】
(1.3.2) ログイン
次に、メインメニュー画面において、端末操作者がログインを行うべく「ユーザID」と「パスワード」の入力ボックスにユーザIDとパスワードを入力した後、「ログイン」ボタンB3をクリック操作すると、図8のフローチャートに示すように、制御部20は、記憶部25に記憶された会員ファイルを検索することにより、入力されたユーザIDとパスワードが登録済みのものか否かを判定する(ステップSb1)。
そして、制御部20は、ユーザIDとパスワードが登録済みと判定した場合はクライアント端末13の画面にログイン画面を表示して、端末操作者に対して、「キャラクターふぁんくらぶ」、「キャラクター市場」の中から所望する処理を選択するように促す。このとき、制御部20は、画面の背景色をメインメニュー画面とは異なる色に変更することにより、端末操作者がログイン画面になったことをすぐに判別できるようになっている。
【0037】
一方、制御部20は、ユーザIDとパスワードが未登録の場合は、入力ボックスの内容をクリアして、再度、ユーザIDとパスワードの入力を促すようになっている。なお、本実施形態においては、会員登録画面にて入力されたメールアドレスをユーザIDとして使用するようになっている。この結果、ユーザIDで端末操作者を一意に特定することできるため、パスワードは他の者と重複してもよく、端末操作者が覚えやすいパスワードを設定できるようになっている。
【0038】
(1.3.3) メインメニュー画面のキャラクターふぁんくらぶ
また、メインメニュー画面において、端末操作者が「キャラクターふぁんくらぶ」の表示領域上でマウスをクリック操作した場合は、図9のフローチャートに示すように、制御部20は、クライアント端末13の画面にサービスメニュー画面を表示させ(ステップSc1)、端末操作者に対して、キャラクターふぁんくらぶの非会員サービスである「キャラクタ人気投票」、「投票結果」、「キャラクタライブラリ」、「会員サービスの紹介」の中から所望するサービスを選択するように促す。
【0039】
ここで、端末操作者が「キャラクタ人気投票」の表示領域でマウスをクリック操作した場合は、制御部20は、クライアント端末13の画面に投票画面を表示させる(ステップSc2)。かかる投票画面には、図10に示すように、予め設定された投票対象の数種類のキャラクタと、その中から選んだ好きなキャラクタの理由を入力するためのチェックボックスと、端末操作者の属性(男性、女性など)を入力ためのチェックボックスが表示され、端末操作者に対し、好きなキャラクタの選択と、その理由及び端末操作者の属性の入力を促す。かかる投票用のキャラクタは、キャラクタテーブル30の市場フィールドが「エントリ」のキャラクタ(=エントリキャラクタ)の中から選択されるようになっている。
【0040】
そして、端末操作者が全ての情報を入力した後、「投票」ボタンB4をクリック操作すると、制御部20は、「投票ありがとうございました」のメッセージをクライアント端末13の画面に表示する(ステップSc3)。このとき、制御部20は、投票されたキャラクタについて、記憶部23に記憶されるキャラクタテーブル30の投票数フィールドの値を最新の投票数に更新すると共に、投票数フィールドの値に基づいて最新の人気順位を計算し、人気順位フィールドを最新の人気順位に更新する(ステップSc4)。
【0041】
次に、制御部20は、キャラクタテーブル30の人気順位フィールドの値に基づいて、人気順位が予め定めた基準以上のエントリキャラクタが発生したか否かを判定する(ステップSc5)。ここで、制御部20は、人気順位が基準以上のエントリキャラクタが新たに発生しない場合は処理を終了するのに対し、人気順位が基準以上のエントリキャラクタが存在した場合は、キャラクタテーブル30の対応するキャラクタの市場フィールドを「エントリ」から「店頭」に変更する(ステップSc6)。つまり、人気投票の結果から一定以上の人気を得たエントリキャラクタは店頭公開キャラクタとして扱われるようになっている。
【0042】
この場合、制御部20は、記憶部24に記憶される会員ファイルのサービス利用情報に基づき、サービスを頻繁に利用している会員を検索し、当該会員のメールアドレスを読み出して、店頭公開市場に新たにキャラクタが登録された旨を記述した電子メールを送信する(ステップSc7)。これにより、頻繁に利用している会員は、優先的に店頭公開市場に新たにキャラクタが上場されたことを知ることができ、言い換えると、新たなキャラクタにかかるライセンス料の持分権が販売されたことをいち早く知ることができるようになっている。なお、サービスを頻繁に利用している会員に限らず、全会員に電子メールを送信するようにしてもよい。
【0043】
一方、サービスメニュー画面において、端末操作者が「投票結果」の表示領域でクリック操作した場合は、制御部20は、前回の投票対象のキャラクタと、その人気順位をクライアント端末13の画面に表示させる(ステップSd1)。
また、サービスメニュー画面において、端末操作者が「キャラクタライブラリ」の表示領域でクリック操作した場合は、記憶部22に記憶されているキャラクタの画像データに基づいて数種類のキャラクタをクライアント端末13の画面に表示させる(ステップSe1)。
また、サービスメニュー画面において、端末操作者が「会員サービスの紹介」の表示領域でクリック操作した場合は、制御部20は、会員サービスの紹介画面をクライアント端末13の画面に表示させる(ステップSf1)。かかる会員サービスの紹介画面においては、「店頭公開市場」及び「キャラクタの募集」の説明が表示される。なお、これらの各種画面においても、所定の操作によりサービスメニュー画面に戻ったり、メインメニュー画面に戻ってログイン等ができるようになっている。
【0044】
(1.3.4)メインメニュー画面のキャラクター市場
また、メインメニュー画面において、端末操作者が「キャラクター市場」の表示領域上でマウスをクリック操作した場合は、制御部20は、前掲図9に示すように、キャラクター市場が提供する会員サービスの紹介画面をクライアント端末13の画面に表示させる(ステップSg1)。かかるサービスの紹介画面では、「一部市場」及び「二部市場」の説明が表示される。なお、本実施形態では、キャラクター市場が提供するサービスは全て会員サービスであるため、メインメニュー画面のキャラクター市場はサービスの説明にとどまることとなる。
【0045】
(1.3.5) ログイン画面のキャラクターふぁんくらぶ
次に、ログイン画面表示時の動作について説明する。ログイン画面において、端末操作者が「キャラクターふぁんくらぶ」の表示領域上でマウスをクリック操作した場合は、図11のフローチャートに示すように、制御部20は、クライアント端末13の画面にサービスメニュー画面を表示させ(ステップSb4)、端末操作者に対して、キャラクターふぁんくらぶの全サービスである「キャラクタ人気投票」、「投票結果」、「キャラクタライブラリ」、「店頭公開市場」、「キャラクタ募集」の中から所望するサービスを選択するように促す。ここで、「キャラクタ人気投票」、「投票結果」、「キャラクタライブラリ」の表示領域上でクリック操作した場合の制御部20の動作は上述したステップSc3〜ステップSc8、ステップSd2、ステップSe2及びステップSf2と同一であるため、説明を省略する。
【0046】
一方、端末操作者が「店頭公開市場」の表示領域上でクリック操作した場合は、制御部20は、記憶部23に記憶されているキャラクタテーブル30の市場フィールドを検索することにより、店頭公開キャラクタを抽出する(ステップSb5)。そして、制御部20は、これらキャラクタの一覧をライセンス料の持分権販売画面としてクライアント端末13の画面に表示させ(ステップSb6)、端末操作者に対し、持分権の購入を希望するキャラクタの選択を促す。
次に、端末操作者がキャラクタを選択すると(ステップSb7)、制御部20は、ライセンス料の持分権購入画面をクライアント端末13の画面に表示し(ステップSb8)、所定の操作により持分権の購入が指示されると(ステップSb9)、対応する会員ファイルのクレジット番号を用いて購入額を請求するための課金処理を行う(ステップSb10)。
【0047】
このとき、制御部20は、持分権が購入されたキャラクタについて、記憶部23に記憶されるキャラクタテーブル30の持分権の販売口数フィールドの値を1加算した値に更新した後(ステップSb11)、該フィールドの値(持分権の販売口数)が予め定めた値(例えば、300)を越えたか否かを判定する(ステップSb12)。ここで、制御部20は、持分権の販売口数が予め定められた値以下の場合は、処理を終了するのに対し、持分権の販売口数が予め定められた値以上の場合は、キャラクタテーブル30の対応するキャラクタの市場フィールドを「店頭」から「二部」に変更する(ステップSb13)。これによって、持分権の販売口数が予め定めた基準値以上になった店頭公開キャラクタは、人気キャラクタとして二部市場で扱われる。なお、持分権の販売口数に基づいてキャラクタを二部市場に上場するか否かを判断するようにしたのは、キャラクタの人気度を左右する一般消費者が商品化権の利用価値が高いと判断したことを尊重するためである。つまり、本発明では、人気キャラクタか否かの判断をサービス提供会社側が行うのではなく、一般消費者が直接行うことを特徴の一つとしている。
【0048】
一方、サービスメニュー画面において、端末操作者が「キャラクタ募集」の表示領域上でクリック操作した場合は、制御部20は、クライアント端末13の画面にライセンシ宛のメール作成画面を表示させ(ステップSb14)、端末操作者に対して、キャラクタの画像データの送信を促す。そして、キャラクタの画像データが添付され、「送信」ボタンB1がクリック操作されると、制御部20は、キャラクタの画像データが添付された電子メールを、予め定めた宛先に送信する(ステップSb15)。ここで、この宛先は、キャラクタの審査を行う担当者などであり、かかる担当者によってキャラクタのモチーフ、タッチ、イメージが審査され、使用条件などの契約が成立後、当該キャラクタはエントリキャラクタとして、画像データが記憶部22に格納される。さらに、そのエントリキャラクタのモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件などがキャラクタテーブル30に格納され、これによって、このエントリキャラクタは、上述したキャラクタライブラリなどで公開されたり、投票用に供されるようになる。なお、これらの各種画面においても、所定の操作によりサービスメニュー画面に戻ったり、メインメニュー画面に戻ることができるようになっている。
【0049】
(1.3.6) ログイン画面のキャラクター市場
次に、ログイン画面において、端末操作者が「キャラクター市場」の表示領域上でマウスをクリック操作した場合は、図12のフローチャートに示すように、制御部20は、クライアント端末13の画面に市場選択画面を表示させ(ステップSh1)、端末操作者に対して、有名キャラクタを扱う一部市場にするか、人気キャラクタを扱う二部市場にするか否かの選択を促す(ステップSh1)。なお、一部市場ではキャラクタテーブル30の市場フィールドが「一部」のキャラクタを扱い、二部市場ではキャラクタテーブル30の市場フィールドが「二部」のキャラクタを扱う点が異なるだけで動作は同様であるため、以下、いずれかの市場が選択されたとして動作の説明を行う。なお、キャラクタテーブル30の市場フィールドが「一部」となる場合は、サービス提供会社が有名キャラクタになったと判断した場合、あるいは、著作者が有名作家の場合である。つまり、本発明では、有名キャラクタか否かの判断はサービス提供会社でも比較的容易に行うことができるため、サービス提供会社が行う一方、上述したように、サービス提供会社では調査に時間がかかってしまう人気キャラクタか否かの判断を、一般消費者が直接行うことによって、これら判断の迅速性を向上することができる。
【0050】
ここで、端末操作者がいずれかの市場の表示領域でクリック操作を行うと、制御部20は、クライアント端末13の画面に検索画面を表示させ(ステップSh2)、端末操作者に対して、商品化権の許諾を希望するキャラクタを検索するための検索キーの入力を促す。
図13に示すように、検索画面には、モチーフ、タッチ、イメージ、使用条件、といった登録カテゴリーの中から検索キーを選ぶための選択ボックス40と、商品化予定の商品のロット数及び上代を入力するための入力ボックス45、46と、キャラクタの人気投票をもとにした登録カテゴリの中から検索キーを選ぶための選択ボックス50と、検索開始の指示を行う「検索」ボタンB4と、検索キーの消去を指示する「クリア」ボタンB2とが表示される。
そして、 端末操作者がこれら各種ボックスの中から所望のボックスの検索キーを選んだ後に、「検索」キーB4をクリック操作すると、制御部20は、選択された検索キーに基づいて、記憶部23に記憶されたキャラクタテーブル30の分類情報を検索することにより、検索キーを含むキャラクタを抽出し(ステップSh3)、抽出したキャラクタを検索結果として表示する(ステップSh4)。これにより、端末操作者は、Webサーバ10に記憶される多種多様なキャラクタの中から自身が希望するキャラクタのみを簡易かつ迅速に探すことができるようになっている。
【0051】
そして、端末操作者が、いずれかのキャラクタの表示領域でクリック操作を行うと(ステップSh5)、制御部20は、キャラクタの詳細画面をクライアント端末13の画面に表示する(ステップSh6)。かかるキャラクタ詳細画面には、図14に示すように、キャラクタの画像と、作者の紹介文と、このキャラクタの過去の商品化実績と、商品化可能なカテゴリと、「問い合わせ」ボタンB5とが表示される。また、検索画面で端末操作者が商品化予定の商品のロット数及び上代を入力していた場合は、キャラクタ詳細画面には、入力されたロット数及び上代に基づき算出したロイヤリティ額がさらに表示されるようになっている。これにより、端末操作者は、自身が選んだキャラクタの詳細を知ることができ、その商品化権の許諾を受けるか否かの判断に役立てることができる。
【0052】
次に、端末操作者が「問い合わせ」ボタンB5をクリック操作した場合は、制御部20は、クライアント端末13の画面にライセンサ宛のメール作成画面を表示し(ステップSh7)、端末操作者に対し、問い合わせ内容の入力を促す。そして、問い合わせ内容が入力され、「送信」ボタンB1がクリック操作されると、制御部20は、この電子メールをライセンサ宛に送信する(ステップSh8)。なお、これらの各種画面においても、所定の操作によりログイン画面に戻ることができるようになっている。
これにより、端末操作者は、このキャラクタを自社の商品に使用したい旨などをライセンサに簡易かつ迅速に伝えることができ、その後、ライセンサと端末操作者との間で具体的内容を話し合うことが可能となっている。そして、このキャラクタによってライセンス料が得られた場合は、ライセンス料が著作者とライセンサだけでなく、持分権を購入した一般消費者に配分されるようになっている。
【0053】
このように、本実施形態では、「キャラクターふぁんくらぶ」において、一般消費者によるエントリキャラクタの人気投票を行い、人気順位が予め定めた順位以上になった時点で、「店頭公開市場」にて扱うキャラクタとするので、人気を得たキャラクタをいち早く抽出することができる。そして、「店頭公開市場」にて、キャラクタのライセンス料の持分権を一般消費者に販売し、販売口数が所定値に達した時点で、「二部市場」にて扱うキャラクタとするので、一般消費者が商品化権の価値が高いと判断したキャラクタをいち早く抽出して、商品化に結び付けることができる。さらに、「店頭公開市場」において、キャラクタのライセンス料の持分権を一般消費者に販売するので、一般消費者のキャラクタへの関心を大幅に高めることができる。
【0054】
なお、「店頭公開市場」にて扱うキャラクタとするか否かを人気順位に基づいて判断する場合について述べたが、要するにキャラクタの人気度に基づいて判断すればよく、投票数、投票数の伸び率、予め定めた期間の投票数または投票数の伸び率に基づいて判断するようにしてもよい。また、投票数は、一人の端末操作者の票を一票としてカウントする方法に限らない。一人の端末操作者が複数ポイントを一度に投票し、このポイント総数を投票数としてカウントするようにしてもよい。例えば、一人の端末操作者が、あるキャラクタに10ポイント投票し、他のキャラクタに5ポイント投票する、といった投票形態を採用してもよい。
【0055】
また、本実施形態では、「一部市場」及び「二部市場」において、商品化権の許諾を希望する者が、希望するモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件などの組み合わせを、検索キーとして対応するキャラクタを抽出することができるので、希望に合ったキャラクタを簡易かつ迅速に抽出することができる。
これらにより、本実施形態のWebサーバ10が提供する各種サービスによりキャラクタの取引を活発化することが可能となる。
【0056】
また、上述した実施形態にあっては、Webサーバ10のみで各種サービスを提供する場合について述べたが、Webサーバ10がアプリケーションサーバを利用してこれらサービスを提供してもよく、また、サービス毎、例えば、「キャラクターふぁんくらぶ」、「キャラクター市場」毎にそれぞれ異なるWebサーバやアプリケーションサーバを用いて上記サービスを提供するようにしてもよい。
【0057】
また、上述した実施形態にあっては、検索の際に、キャラクタのモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件に加えて、キャラクタの紹介文にあるワードの検索をさらに行うようにしてもよい。このように複数種類の検索条件を用意しておくことによって検索精度を向上することができる。
【0058】
また、上述した実施形態にあっては、一部市場、二部市場及び店頭公開市場に対応するサービスを提供したり、キャラクタを店頭公開市場や二部市場で扱うための処理を行うプログラムを予めWebサーバ10に記憶しておく場合について述べたが、このプログラムを磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記憶媒体などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し、サーバなどのコンピュータがこのプログラムを読み取って実行するようにしてもよい。
【0059】
また、上述した実施形態にあっては、Webサーバ10がキャラクタのライセンス料の持分権の販売に伴う課金処理を行う場合について述べたが、他のサーバが課金処理を行うようにし、Webサーバ10の処理負担を軽減してもよい。また、電子決済の方法は、クレジットカードによる決済方法に限らず、電子マネーによる決済方法などを適用してもよい。また、電子決済以外の決済方法を採用し、Webサーバ10などが決済処理(課金処理)を行わないようにしてもよい。また、クライアント端末13の端末操作者が、電子決済、銀行振込、郵便振替、代金引換、コンビニエンス決済などの様々な決済方法の中から所望する決済方法を選択できるようにしてもよい。
【0060】
また、本発明におけるキャラクタは、表現展開が多岐に渡る近年の事情を反映し、「漫画の具体的表現から昇華した登場人物の人格ともいうべき抽象的概念」に限らず、「様々な用途に適用され得る抽象的概念」を全て含む。具体的には、一般的人間アレンジにより生まれたもの、一般的動物のアレンジにより生まれたもの、擬人化された(人間の性格を持った)動物、擬人化された(人間の性格を持った)ロボット等、架空の(創り上げられた)生き物・ロボット、架空の(創り上げられた)世界そのもの、ブランド(ブランドロゴ含む)、マーク、写真、絵画などを含む。
なお、本発明に適用可能なキャラクタの種類を用途別に挙げると、TVアニメキャラクタ、コーポレートキャラクタ(M・ポスター・商品での展開)、コミックキャラクター(絵本等含む。一般的には出版使用のキャラクター)、ムービーキャラクタ、ゲームキャラクタ、デジタルコンテンツ上のキャラクタなどがある。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、キャラクタの人気度を左右する一般消費者のキャラクタへの関心を高め、人気キャラクタをいち早く抽出して紹介することができ、キャラクタの取引を活発化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るWebサーバが提供するサービスの概要を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】 Webサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】 キャラクタテーブルの内容を示す図である。
【図5】 実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図6】 会員登録画面を示す図である。
【図7】 パスワード登録画面を示す図である。
【図8】 実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図9】 実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図10】 投票画面を示す図である。
【図11】 実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図12】 実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図13】 検索画面を示す図である。
【図14】 キャラクタ詳細画面を示す図である。
【図15】 従来の商品化権の取引形態を示す図である
【符号の説明】
10…Webサーバ、
12……管理者端末、
13〜16……クライアント端末、
20……制御部、
21〜24……記憶部、
25……入力制御部、
26……出力制御部、
27……入出力制御部、
30……キャラクタテーブル。

Claims (11)

  1. キャラクタの取引を支援するキャラクタ取引支援方法において、
    サーバの制御部が、出力制御部を用いることで、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すステップと、
    サーバの制御部が、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新するステップと、
    サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップと、
    サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップと、
    サーバの制御部が、商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促すステップと、
    サーバの制御部が、入力された問い合わせ内容をライセンサに通知するステップと
    からなることを特徴とするキャラクタ取引支援方法。
  2. サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促すステップと、
    サーバの制御部が、前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶するステップと、
    サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップとを含み、
    前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すステップにおいて、前記サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すことを特徴とする請求項1に記載のキャラクタ取引支援方法。
  3. サーバの制御部が、持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記キャラクタの持分権に対する課金処理を行うステップと、
    キャラクタ毎の持分権の販売口数を、各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶するステップとをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャラクタ取引支援方法。
  4. 前記記憶手段に記憶された情報に基づいて人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したと判定した場合に、
    サーバの制御部が、前記記憶手段に記憶されたメールアドレスを読み出し、キャラクタのライセンス料の持分権を販売する旨を電子メールにて通知するステップとをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のキャラクタ取引支援方法。
  5. 前記クライアント端末に対して、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップは、
    サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、検索画面を表示し、キャラクタの検索キーの入力を促すステップと、
    サーバの制御部が、前記記憶手段に予め記憶されたキャラクタの分類情報に基づいて、入力された検索キーに対応するキャラクタを抽出するステップと、
    サーバの制御部が、前記出力制御部を用いることで、前記クライアント端末に対して、抽出したキャラクタを表示し、その中から商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促すステップと
    からなることを特徴とする請求項1に記載のキャラクタ取引支援方法。
  6. 前記キャラクタの分類情報には、キャラクタのモチーフ、タッチ、イメージ、使用条件及び前記人気度に対応する情報のいずれかが少なくとも記述されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のキャラクタ取引支援方法。
  7. キャラクタの画像データを記憶する記憶手段と、
    通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に出力するデータを制御する出力制御手段と、
    前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手段と、
    持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新する手段と、
    前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手段と、
    前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手段と、
    商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促す手段と、
    入力された問い合わせ内容をライセンサに通知する手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促す手段と、
    前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手段とを含み、
    前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手段は、前記出力制御手段を用いて、前記複数のクライアント端末に対して、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促すことを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  9. キャラクタの取引を支援するためにコンピュータに、
    通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、出力制御手段を用いて、記憶手段に記憶されたキャラクタの画像データに基づいてキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順と、
    持分権の販売を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に持分権の販売に関する情報を表示して、前記記憶手段に記憶されている持分権の販売口数を更新する手順と、
    前記記憶手段に記憶された持分権の販売口数に基づいて、持分権の販売口数が予め定めた数以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を販売判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順と、
    前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において持分権の販売口数が予め定めた数以上であることを示す販売判定結果に対応付けられたキャラクタを表示し、商品化権の許諾を希望するキャラクタの選択を促す手順と、
    商品化権の許諾を希望するキャラクタが選択されると、前記出力制御手段を用いて、前記クライアント端末に対して、問い合わせ画面を表示して問い合わせ内容の入力を促す手順と、
    入力された問い合わせ内容をライセンサに通知する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  10. 通信ネットワークを介して接続された複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段に記憶された複数のキャラクタの画像データに基づいて投票対象のキャラクタを表示し、キャラクタの選択を促す手順と、
    前記キャラクタ毎の投票数に基づいて各キャラクタの人気度を算出し、各キャラクタと対応づけて人気度を前記記憶手段に記憶する手順と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、人気度が予め定めたレベル以上になったキャラクタが発生したか否かを判定し、判定結果を人気判定結果として各キャラクタと対応づけて前記記憶手段に記憶する手順とを実行させ、
    前記キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順は、前記複数のクライアント端末に対して、前記出力制御手段を用いて、前記記憶手段において人気度が予め定めたレベル以上であることを示す人気判定結果に対応づけられたキャラクタを表示し、該キャラクタに設定されたライセンス料の複数の持分権の販売を促すべくキャラクタの選択を促す手順である請求項9に記載のプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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