JP2003196468A - ユーザ登録支援システム、そのプログラム及びユーザ登録支援方法 - Google Patents

ユーザ登録支援システム、そのプログラム及びユーザ登録支援方法

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JP2003196468A
JP2003196468A JP2001391648A JP2001391648A JP2003196468A JP 2003196468 A JP2003196468 A JP 2003196468A JP 2001391648 A JP2001391648 A JP 2001391648A JP 2001391648 A JP2001391648 A JP 2001391648A JP 2003196468 A JP2003196468 A JP 2003196468A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの意思を尊重しつつユーザ登録を積極
的に支援する。 【解決手段】 ユーザ登録支援システム10は、商品購
入者が商品購入時に提示した電子メールアドレスを含む
個人情報をユーザ登録用の所定フォームに入力すること
により仮登録ページを作成し、この仮登録ページを閲覧
要求することができる登録支援メールを前記電子メール
アドレスへ送信し、続いて仮登録ページの閲覧要求を受
信したとき、仮登録ページをそのまま登録するか、仮登
録ページを修正後登録するか、仮登録ページを登録しな
いかのいずれかを選択できる態様で仮登録ページを閲覧
要求発信者へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入した商品のユ
ーザ登録を支援するユーザ登録支援システム、そのプロ
グラム及びユーザ登録支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を購入した商品購入者は、そ
の商品の梱包を解いてその商品を使用可能な状態にセッ
トしたあと実際に使用し始めるが、その際、商品に同梱
されているユーザ登録はがきに住所、氏名、電話番号等
を書き込んで郵便ポストに投函するかオンラインでユー
ザ登録することにより、その商品の正規ユーザであるこ
とを商品販売者又は商品製造者のシステムに登録しても
らう。商品購入者は、このように正規ユーザとして登録
することにより、その商品に関する様々な情報の提供を
受けることができる。一方、商品購入者と商品使用者と
が異なる場合には、商品使用者がユーザ登録することも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ユーザ登録は商品購入者又は商品使用者が自らアクショ
ンを起こすことが前提となっているため、商品販売者又
は商品製造者からすれば受け身にならざるをえず、積極
的にユーザ登録を支援して購入後のサポートを行ったり
サービスの質を向上したりすることが難しかった。ま
た、ユーザ登録を支援するといっても、商品購入者や商
品使用者の意思を尊重してユーザ登録すべきである。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みなされた
ものであり、ユーザの意思を尊重しつつユーザ登録を積
極的に支援するユーザ登録支援システム又はユーザ登録
支援方法を提供することを目的の一つとする。また、コ
ンピュータをそのようなユーザ登録支援システムとして
機能させるためのプログラムを提供することことを目的
の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の目的の一つを達成するため、本発明の第1は、電子
メールを利用したユーザ登録支援システムであって、商
品購入者が商品購入時に提示した電子メールアドレスを
含む個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記個人
情報の一部又は全部をユーザ登録用の所定フォームに入
力することにより仮登録ページを作成する仮登録ページ
作成手段と、前記仮登録ページを閲覧要求することがで
きる登録支援メールを前記電子メールアドレスへ送信す
る登録支援メール送信手段と、前記仮登録ページの閲覧
要求を受信する閲覧要求受信手段と、前記仮登録ページ
の閲覧要求を受信したとき、前記仮登録ページをそのま
ま登録するか、前記仮登録ページを修正後登録するか、
前記仮登録ページを登録しないかのいずれかを選択でき
る態様で前記仮登録ページを前記閲覧要求の発信者へ送
信する仮登録ページ送信手段とを備えたものである。
【0006】このユーザ登録支援システムでは、商品購
入者が商品購入時に提示した電子メールアドレスを含む
個人情報の一部又は全部をユーザ登録用の所定フォーム
に入力することにより仮登録ページを作成し、該仮登録
ページを閲覧要求することができる登録支援メールを前
記電子メールアドレスへ送信し、続いて前記仮登録ペー
ジの閲覧要求を受信したとき、前記仮登録ページをその
まま登録するか、前記仮登録ページを修正後登録する
か、前記仮登録ページを登録しないかのいずれかを選択
できる態様で前記仮登録ページを前記閲覧要求の発信者
へ送信する。このため、商品購入者は、ユーザ登録する
際に自ら内容を書き込む手間がかからないし、また、仮
登録ページを閲覧したうえで自分の意思で登録するかし
ないかを決めることができるし、更に、仮登録ページの
内容が誤っていたり不足していたり商品購入者以外の者
でユーザ登録する場合などのように仮登録ページを修正
すべきときには修正後の仮登録ページで登録することも
できる。したがって、このユーザ登録支援システムによ
れば、ユーザの意思を尊重しつつユーザ登録を積極的に
支援することができる。
【0007】本発明の第1のユーザ登録支援システム
は、前記仮登録ページ送信手段の送信に対する返信を受
信したとき、その受信内容に応じて、前記仮登録ページ
の内容でそのままユーザ登録するか、修正後の前記仮登
録ページの内容でユーザ登録するか、前記仮登録ページ
の内容をユーザ登録しないかのいずれかの処理を実行す
る処理実行手段を備えていてもよい。こうすれば、ユー
ザの意思を尊重したユーザ登録を行うことができる。
【0008】本発明の第1のユーザ登録支援システムに
おいて、前記登録支援メール送信手段は、前記仮登録ペ
ージをインターネット上で配信するURLが記載された
前記登録支援メールを前記電子メールアドレスへ送信
し、前記閲覧要求受信手段は、前記登録支援メールに記
載された前記URLがクリックされたことにより発生す
る閲覧要求信号を受信してもよい。こうすれば、商品購
入者は登録支援メールを受け取ったあとそこに記載され
たURLをクリックすれば仮登録ページを簡単に閲覧で
きる。
【0009】本発明の第1のユーザ登録支援システム
は、前記電子メールアドレスが前記商品購入者のもので
あることを確認する確認手段を備え、前記仮登録ページ
送信手段は、前記確認手段によって前記電子メールアド
レスが前記商品購入者のものであると確認されたあと前
記仮登録ページを前記閲覧要求の発信者へ送信してもよ
い。こうすれば、例えば商品購入時に提示した電子メー
ルアドレスが誤っていた等の理由により商品購入者以外
の第三者に登録支援メールが送信されたとしても、その
場合には電子メールアドレスが商品購入者のものである
との確認ができないため、その第三者が商品購入者の個
人情報を含む仮登録ページを閲覧することはできない。
【0010】ここで、前記確認手段は、前記個人情報記
憶手段に記憶されている前記個人情報のうちの特定の個
人情報を入力してもらう個人情報入力画面を前記閲覧要
求の発信者に送信し、前記閲覧要求の発信者から前記特
定の個人情報が入力された前記個人情報入力画面の返信
を受け取ったあと、該入力された前記特定の個人情報が
商品購入時に提示された前記特定の個人情報と一致した
ときに前記電子メールアドレスが前記商品購入者のもの
であると確認してもよい。こうすれば、比較的簡単に確
認作業を実施できる。また、特定の個人情報としては、
他人と識別可能であれば特にどのような個人情報であっ
てもよいが、例えば氏名、住所、生年月日、電話番号な
どが挙げられ、そのうち電話番号が好ましい。
【0011】本発明の第2は、コンピュータを、本発明
の第1のユーザ登録支援システムとして機能させるため
のプログラムに関する。このプログラムは、コンピュー
タが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、
ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていても
よいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信
網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ
配信されてもよいし、その他どのような形で授受されて
もよい。このプログラムをユーザ登録支援システムを構
成するコンピュータに実行させれば、本発明の第1のユ
ーザ登録支援システムと同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0012】本発明の第3は、電子メールを利用したユ
ーザ登録支援方法であって、商品購入者が商品購入時に
提示した電子メールアドレスを含む個人情報の一部又は
全部をユーザ登録用の所定フォームに入力することによ
り仮登録ページを作成し、該仮登録ページを閲覧要求す
ることができる登録支援メールを前記電子メールアドレ
スへ送信し、続いて前記仮登録ページの閲覧要求を受信
したとき、前記仮登録ページをそのまま登録するか、前
記仮登録ページを修正後登録するか、前記仮登録ページ
を登録しないかのいずれかを選択できる態様で前記仮登
録ページを前記閲覧要求の発信者へ送信するものであ
る。このため、商品購入者は、ユーザ登録する際に自ら
内容を書き込む手間がかからないし、また、仮登録ペー
ジを閲覧したうえで自分の意思で登録するかしないかを
決めることができるし、更に、仮登録ページの内容が誤
っていたり不足していたり商品購入者以外の者でユーザ
登録する場合などのように仮登録ページを修正すべきと
きには修正後の仮登録ページで登録することもできる。
したがって、このユーザ登録支援システムによれば、ユ
ーザの意思を尊重しつつユーザ登録を積極的に支援する
ことができる。
【0013】本発明の第3のユーザ登録支援方法は、前
記仮登録ページを送信したあとその返信を受信したと
き、その受信内容に応じて、前記仮登録ページの内容で
そのままユーザ登録するか、修正後の前記仮登録ページ
の内容でユーザ登録するか、前記仮登録ページの内容を
ユーザ登録しないかのいずれかの処理を実行してもよ
い。こうすれば、ユーザの意思を尊重したユーザ登録を
行うことができる。
【0014】本発明の第3のユーザ登録支援方法は、前
記登録支援メールは、前記仮登録ページをインターネッ
ト上で配信するURLが記載されており、前記閲覧要求
は、前記登録支援メールに記載された前記URLがクリ
ックされることにより発生してもよい。こうすれば、商
品購入者は登録支援メールを受け取ったあとそこに記載
されたURLをクリックすれば仮登録ページを簡単に閲
覧できる。
【0015】本発明の第3のユーザ登録支援方法は、前
記電子メールアドレスが前記商品購入者のものであると
確認されたあと前記仮登録ページを前記閲覧要求の発信
者へ送信してもよい。こうすれば、例えば商品購入時に
提示した電子メールアドレスが誤っていた等の理由によ
り商品購入者以外の第三者に登録支援メールが送信され
たとしても、その場合には電子メールアドレスが商品購
入者のものであるとの確認ができないため、その第三者
が商品購入者の個人情報を含む仮登録ページを閲覧する
ことはできない。
【0016】本発明の第3のユーザ登録支援方法は、前
記電子メールアドレスが前記商品購入者のものであると
の確認は、前記商品購入者から前記個人情報のうちの特
定の個人情報を受け取ったあと、該受け取った特定の個
人情報が商品購入時に提示された前記特定の個人情報と
一致するか否かにより行ってもよい。こうすれば、比較
的簡単に確認作業を実施できる。また、特定の個人情報
としては、他人と識別可能であれば特にどのような個人
情報であってもよいが、例えば氏名、住所、生年月日、
電話番号などが挙げられ、そのうち電話番号が好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態のユーザ登録
支援システム10の概略構成を表す説明図である。
【0018】ユーザ登録支援システム10は、ウェブサ
ーバ12と、メールサーバ14と、データベースサーバ
16とから構成され、各サーバ12,14,16はLA
N18により通信可能に接続されている。このユーザ登
録支援システム10は、パソコン、プリンタ、スキャ
ナ、デジタルカメラ等のコンピュータ関連商品を販売す
る商品販売会社に設置され、商品購入者又は商品使用者
にサポートサービスを提供する役割を果たすものであ
る。
【0019】ウェブサーバ12は、販売代理店が使用す
る代理店コンピュータ40とインターネット60を介し
て接続され、代理店コンピュータ40から商品購入者の
個人情報や購入した商品に関する情報を受け取る役割を
果たす。本実施形態では、「商品購入者の個人情報」と
は、商品購入者の氏名、住所、電話番号、電子メールア
ドレスなどを含む情報をいい、「購入した商品に関する
情報」とは、商品購入者が購入した商品の商品名、型
番、シリアル番号を含む情報をいう。また、ウェブサー
バ12は、商品購入者が使用する購入者コンピュータ5
0とインターネット60を介して接続され、購入者コン
ピュータ50からのアクセス要求に応じてユーザ登録に
必要なウェブページを購入者コンピュータ50へ配信し
たり、購入者コンピュータ50からユーザ登録に関わる
指示を受け取ったりする役割を果たす。
【0020】メールサーバ14は、代理店コンピュータ
40や購入者コンピュータ50とメールのやり取りを行
う役割を果たし、データベースサーバ16は、ウェブサ
ーバ12が代理店コンピュータ40から受け取った商品
購入者の個人情報や購入した商品に関する情報をデータ
ベース化して記憶する役割を果たす。
【0021】代理店コンピュータ40及び購入者コンピ
ュータ50は、いずれも周知の汎用パソコンであり、イ
ンストールされたウェブブラウザによりインターネット
60を介してウェブサーバ12とデータのやり取りを行
ったり、インストールされたメーラによりインターネッ
ト60を介してメールサーバ14とメールのやり取りを
行ったりする。
【0022】次に、ユーザ登録支援システム10の動作
について説明する。ここでは、商品購入者が販売代理店
を訪れて新たに商品を購入した場合について説明する。
このとき、図1に示すように、商品購入者は代金を販売
代理店に支払い、それと引き替えに販売代理店は商品を
商品購入者に渡す。また、商品購入者は、新たに購入し
た商品の保証を得るために所定の保証書に個人情報を記
入する。この保証書には、商品名、型番、シリアル番号
が既に印字されているほか個人情報の記入欄が設けられ
ているため、商品購入者はこの記入欄に個人情報を記入
する。一方、販売代理店においては、新たに商品を購入
した商品購入者の個人情報や購入した商品に関する情報
を代理店コンピュータ40からインターネット60を介
してユーザ登録支援システム10のウェブサーバ12に
送信する。
【0023】ユーザ登録支援システム10のウェブサー
バ12は、適時、代理店コンピュータ40から新たに商
品を購入した商品購入者の個人情報や購入した商品に関
する情報をインターネット60を介して受信し、受信し
た情報をLAN18を介してデータベースサーバ16へ
渡す。すると、データベースサーバ16は、それらの情
報をデータベースに仮登録する。ここで、データベース
への仮登録は、購入した商品の商品名、型番、シリアル
番号に対応する形式で、商品購入者の個人情報である氏
名、住所、電話番号、電子メールアドレスを記憶するこ
とにより行う。
【0024】また、ウェブサーバ12は、所定タイミン
グごとにユーザ登録支援プログラムを自己のハードディ
スクから読み出してそのプログラムを開始する。図2は
ユーザ登録支援プログラムのフローチャートである。こ
のプログラムが開始されると、ウェブサーバ12は、ま
ずデータベースサーバ16から仮登録状態の情報を読み
出し(ステップS100)、読み出した情報に基づいて
仮登録ページを作成する(ステップS110)。即ち、
仮登録状態の情報には、商品名、型番、シリアル番号の
ほか、商品購入者の個人情報である氏名、住所、電話番
号、電子メールアドレスが含まれるが、これらの情報の
全部をユーザ登録用の所定フォームに入力することによ
り、図3に示す仮登録ページを作成する。その後、ウェ
ブサーバ12は、このようにして作成した仮登録ページ
を自己のハードディスクの所定領域に保存し(ステップ
S120)、その仮登録ページを閲覧することのできる
ウェブページのURL(ユニフォーム・リソース・ロケ
ータ)を決定する(ステップS130)。続いて、ウェ
ブサーバ12は、今回読み出した仮登録状態の情報に含
まれる電子メールアドレスを宛先にして、図4に示すユ
ーザ登録支援メールを作成する(ステップS140)。
このユーザ登録支援メールは、文面は一律同じ内容であ
るが、仮登録ページを閲覧可能なURLはステップS1
30で決定されるため毎回異なる。最後に、作成したユ
ーザ登録支援メールをメールサーバ14に渡し(ステッ
プS150)、このプログラムを終了する。すると、メ
ールサーバ14は、宛先として指定された電子メールア
ドレスへインターネット60を介してこのユーザ登録支
援メールを送信する。
【0025】その後、このユーザ登録支援メールを受信
した受信者がそのユーザ登録支援メールに付されている
URLをクリックすると、ウェブブラウザが自動的に起
動してインターネット60を介してウェブサーバ12へ
仮登録ページ閲覧要求が出力される。
【0026】ウェブサーバ12は、仮登録ページ閲覧要
求を受信すると、仮登録ページ送信プログラムを自己の
ハードディスクから読み出してそのプログラムを開始す
る。図5は仮登録ページ送信プログラムのフローチャー
トである。このプログラムが開始されると、ウェブサー
バ12は、まず個人認証を行うために商品購入者の個人
情報である電話番号を入力してもらう電話番号入力画面
(図6参照)をインターネット60を介して閲覧要求発
信者(つまりユーザ登録支援メールの受信者)のコンピ
ュータへ送信する(ステップS200)。すると、閲覧
要求発信者のコンピュータのウェブブラウザがこの電話
番号入力画面を受信し、閲覧要求発信者がこの電話番号
入力画面に自分の電話番号を入力して「送信」ボタンを
クリックすると、ウェブブラウザがインターネット60
を介してウェブサーバ12へ電話番号が入力された電話
番号入力画面を返信する。ウェブサーバ12は、返信さ
れた電話番号入力画面に入力された電話番号と、今回閲
覧要求のあった仮登録ページに記述されている電話番号
(つまり商品購入時に提示された電話番号)と一致して
いるか否かを判定し(ステップS210)、両電話番号
が一致しなかったときには、何らかの事情によりユーザ
登録支援メールの宛先とした電子メールアドレスが商品
購入者のものでなかったと判定し、今回のメールが誤送
だったことを詫びる文面を閲覧要求発信者へ送信し(ス
テップS220)、このプログラムを終了する。一方、
両電話番号が一致したときには、ユーザ登録支援メール
の宛先とした電子メールアドレスが商品購入者のもので
あるとの確認ができた、つまり閲覧要求発信者と商品購
入者とは同一人であると判定し、仮登録ページを閲覧可
能なウェブページを購入者コンピュータ50へ送信する
(ステップS230)。
【0027】このウェブページは、仮登録ページの内容
を表す部分(商品名、型番、シリアル番号、名前、住
所、電話番号、電子メールアドレス)と、商品購入者が
仮登録ページの内容でそのままユーザ登録してもよいと
きにクリックするための「登録認容」ボタンと、商品購
入者が仮登録ページの内容を修正したいときにクリック
するための「修正希望」ボタンと、商品購入者がユーザ
登録を希望しないときにクリックするための「登録不
要」ボタンとを備えている。なお、「修正希望」ボタン
は、例えば商品購入時に記入し間違えて訂正したい箇所
がある場合や、記入していない箇所がある場合や、商品
購入者と実際に商品を使用する商品使用者とが異なると
きにユーザ登録を商品使用者で行いたい場合などにクリ
ックされる。
【0028】さて、購入者コンピュータ50のウェブブ
ラウザがこのウェブページを受信すると、商品購入者は
仮登録ページの内容を確認する。そして、そのまま登録
して構わない場合には商品購入者は「登録認容」をクリ
ックする。すると、購入者コンピュータ50はウェブサ
ーバ12へそのまま登録を認容した旨を送信する。ま
た、修正のうえ登録したい場合には商品購入者は「修正
希望」をクリックする。すると、仮登録ページの各入力
欄は修正可能な状態(アクティブな状態)になるため、
商品購入者は必要な修正を行ったあと「登録認容」をク
リックする。すると、購入者コンピュータ50はウェブ
サーバ12へ修正後登録を認容した旨を送信する。更
に、登録したくない場合には商品購入者は「登録不要」
をクリックする。すると、購入者コンピュータ50はウ
ェブサーバ12へ登録しない旨を送信する。
【0029】ウェブサーバ12は、購入者コンピュータ
50からの返信があるまで待機し、返信されてきたとき
には返信内容をチェックし(ステップS240)、返信
内容に応じた処理を実行する。即ち、そのまま登録を認
容した旨を受信したときには、仮登録ページの内容でユ
ーザ登録し(ステップS250)、修正後登録を認容し
た旨を受信したときには、修正後の仮登録ページの内容
でユーザ登録し(ステップS260)、登録しない旨を
受信したときには、仮登録ページを削除する(ステップ
S270)。なお、ユーザ登録は、ウェブサーバ12か
らユーザ登録の指示を受けたデータベースサーバ16が
今回処理対象となった仮登録状態の情報を本登録に書き
換えることにより実施される。また、仮登録ページの削
除は、ウェブサーバ12から仮登録削除の指示を受けた
データベースサーバ16が今回処理対象となった仮登録
状態の情報を削除することにより実施される。そして、
ウェブサーバ12は、ステップS250〜S270のい
ずれかの処理を行ったあと、このプログラムを終了す
る。
【0030】ここで、本実施形態の構成要素と本発明の
構成要素の対応関係を明らかにする。本実施形態のデー
タベースサーバ16が本発明の個人情報記憶手段に相当
し、ウェブサーバ12が仮登録ページ作成手段、閲覧要
求受信手段、確認手段及び処理実行手段に相当し、メー
ルサーバ14が登録支援メール送信手段及び仮登録ペー
ジ送信手段に相当する。
【0031】以上詳述した本実施形態のユーザ登録支援
システム10によれば、商品購入者は、ユーザ登録する
際に自ら内容を書き込む手間がかからないし、また、仮
登録ページを閲覧したうえで自分の意思で登録するかし
ないかを決めることができるし、更に、仮登録ページの
内容が誤っていたり不足していたり商品購入者以外の者
でユーザ登録する場合などのように仮登録ページを修正
すべきときには修正後の仮登録ページで登録することも
できる。したがって、このユーザ登録支援システム10
によれば、ユーザの意思を尊重しつつユーザ登録を積極
的に支援することができる。また、商品購入者は登録支
援メールを受け取ったあとそこに記載されたURLをク
リックすれば仮登録ページを簡単に閲覧できる。
【0032】また、例えば商品購入時に提示した電子メ
ールアドレスが誤っていて商品購入者以外の第三者に登
録支援メールが送信されたとしても、この場合には電子
メールアドレスが商品購入者のものであるとの確認がで
きないから、その第三者に仮登録ページを送信してしま
うことがない。したがって、個人情報を含む仮登録ペー
ジを第三者が閲覧するおそれがない。
【0033】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上述の実施の形態に何ら限定されるもの
ではなく、種々の形態で実施し得ることはいうまでもな
い。例えば、上述したユーザ登録支援システム10は、
一台のサーバだけで構成されていてもよいし、複数のサ
ーバによって構成されていてもよいし、他の装置を含ん
で構成されていてもよい。
【0034】また、上述した実施形態において、ユーザ
登録支援ページの宛先(電子メールアドレス)が商品購
入者のものであることの確認を電話番号を利用して行っ
たが、電話番号の代わりに他の個人情報(例えば氏名、
住所、生年月日など)を利用して行ってもよいし、予め
商品購入時にユーザIDとパスワードとを決めておき、
そのユーザIDとパスワードを利用してその確認を行っ
てもよい。
【0035】更に、上述した実施形態において、購入者
コンピュータ50は携帯電話などのモバイル端末であっ
てもよい。また、代理店コンピュータ40は商品購入者
が直接個人情報を入力できるように設置されていてもよ
い。
【0036】更にまた、上述した実施形態では販売代理
店で新たに商品を購入した場合を例に挙げて説明した
が、インターネットショッピングを利用して商品を購入
する場合に本発明を適用してもよい。この場合には、代
理店コンピュータ40を介在させることなく、購入者コ
ンピュータ50からインターネット60を介してウェブ
サーバ12に直接商品購入者の個人情報や購入した商品
に関する情報が送信される。
【0037】そしてまた、上述した実施形態ではユーザ
登録支援処理で仮登録ページを作成する際に商品購入者
の個人情報の全部をユーザ登録用の所定フォームに入力
して仮登録ページを作成したが、個人情報の一部を入力
して仮登録ページを作成してもよい。例えば、個人情報
である氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスのう
ち氏名、住所、電話番号を入力して仮登録ページとして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のユーザ登録支援システムの概略構
成を表す説明図である。
【図2】ユーザ登録支援プログラムのフローチャートで
ある。
【図3】仮登録ページの一例を表す説明図である。
【図4】ユーザ登録支援メールの一例を表す説明図であ
る。
【図5】仮登録ページ送信プログラムのフローチャート
である。
【図6】電話番号入力画面の一例を表す説明図である。
【符号の説明】
10…ユーザ登録支援システム、12…ウェブサーバ、
14…メールサーバ、16…データベースサーバ、40
…代理店コンピュータ、50…購入者コンピュータ、6
0…インターネット。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを利用したユーザ登録支援シ
    ステムであって、 商品購入者が商品購入時に提示した電子メールアドレス
    を含む個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、 前記個人情報の一部又は全部をユーザ登録用の所定フォ
    ームに入力することにより仮登録ページを作成する仮登
    録ページ作成手段と、 前記仮登録ページを閲覧要求することができる登録支援
    メールを前記電子メールアドレスへ送信する登録支援メ
    ール送信手段と、 前記仮登録ページの閲覧要求を受信する閲覧要求受信手
    段と、 前記仮登録ページの閲覧要求を受信したとき、前記仮登
    録ページをそのまま登録するか、前記仮登録ページを修
    正後登録するか、前記仮登録ページの登録しないかのい
    ずれかを選択できる態様で前記仮登録ページを前記閲覧
    要求の発信者へ送信する仮登録ページ送信手段とを備え
    たユーザ登録支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユーザ登録支援システム
    であって、 前記仮登録ページ送信手段の送信に対する返信を受信し
    たとき、その受信内容に応じて、前記仮登録ページの内
    容でそのままユーザ登録するか、修正後の前記仮登録ペ
    ージの内容でユーザ登録するか、前記仮登録ページの内
    容をユーザ登録しないかのいずれかの処理を実行する処
    理実行手段を備えたユーザ登録支援システム。
  3. 【請求項3】 前記登録支援メール送信手段は、前記仮
    登録ページをインターネット上で配信するURLが記載
    された前記登録支援メールを前記電子メールアドレスへ
    送信し、 前記閲覧要求受信手段は、前記登録支援メールに記載さ
    れた前記URLがクリックされたことにより発生する閲
    覧要求信号を受信する請求項1又は2記載のユーザ登録
    支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のユーザ
    登録支援システムであって、 前記電子メールアドレスが前記商品購入者のものである
    ことを確認する確認手段を備え、 前記仮登録ページ送信手段は、前記確認手段によって前
    記電子メールアドレスが前記商品購入者のものであると
    確認されたあと前記仮登録ページを前記閲覧要求の発信
    者へ送信するユーザ登録支援システム。
  5. 【請求項5】 前記確認手段は、前記個人情報記憶手段
    に記憶されている前記個人情報のうちの特定の個人情報
    を入力してもらう個人情報入力画面を前記閲覧要求の発
    信者に送信し、前記閲覧要求の発信者から前記特定の個
    人情報が入力された前記個人情報入力画面の返信を受け
    取ったあと、該入力された前記特定の個人情報が商品購
    入時に提示された前記特定の個人情報と一致したときに
    前記電子メールアドレスが前記商品購入者のものである
    と確認する請求項4記載のユーザ登録支援システム。
  6. 【請求項6】 前記特定の個人情報は電話番号である請
    求項5記載のユーザ登録支援システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、請求項1〜6のいずれ
    かに記載のユーザ登録支援システムとして機能させるた
    めのプログラム。
  8. 【請求項8】 電子メールを利用したユーザ登録支援方
    法であって、 商品購入者が商品購入時に提示した電子メールアドレス
    を含む個人情報の一部又は全部をユーザ登録用の所定フ
    ォームに入力することにより仮登録ページを作成し、該
    仮登録ページを閲覧要求することができる登録支援メー
    ルを前記電子メールアドレスへ送信し、続いて前記仮登
    録ページの閲覧要求を受信したとき、前記仮登録ページ
    をそのまま登録するか、前記仮登録ページを修正後登録
    するか、前記仮登録ページを登録しないかのいずれかを
    選択できる態様で前記仮登録ページを前記閲覧要求の発
    信者へ送信するユーザ登録支援方法。
  9. 【請求項9】 前記仮登録ページを送信したあとその返
    信を受信したとき、その受信内容に応じて、前記仮登録
    ページの内容でそのままユーザ登録するか、修正後の前
    記仮登録ページの内容でユーザ登録するか、前記仮登録
    ページの内容をユーザ登録しないかのいずれかの処理を
    実行する請求項8記載のユーザ登録支援方法。
  10. 【請求項10】 前記登録支援メールは、前記仮登録ペ
    ージをインターネット上で配信するURLが記載されて
    おり、前記閲覧要求は、前記登録支援メールに記載され
    た前記URLがクリックされることにより発生する請求
    項8又は9記載のユーザ登録支援方法。
  11. 【請求項11】 前記電子メールアドレスが前記商品購
    入者のものであると確認されたあと前記仮登録ページを
    前記閲覧要求の発信者へ送信する請求項8〜10のいず
    れかに記載のユーザ登録支援方法。
  12. 【請求項12】 前記電子メールアドレスが前記商品購
    入者のものであるとの確認は、前記閲覧要求の発信者か
    ら前記個人情報のうちの特定の個人情報を受け取ったあ
    と、該受け取った特定の個人情報が商品購入時に提示さ
    れた前記特定の個人情報と一致するか否かにより行う請
    求項11記載のユーザ登録支援方法。
  13. 【請求項13】 前記特定の個人情報は、電話番号であ
    る請求項12記載のユーザ登録支援方法。
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