JP4805605B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、通常遊技状態で遊技球が始動口へ入賞することにより、遊技者にとって有利度合いの異なる複数種類の特別遊技状態の何れかを実行するか否かの抽選を行い、当該抽選の結果に応じて前記複数種類の特別遊技状態の何れかの権利を行使するか或いは前記通常遊技状態を継続する遊技機に関するものである。
従来、遊技者の感覚的に、通常遊技状態から突然に抽選確率が高確率となる遊技仕様(以下、「突然確変」又は「突然確変遊技仕様」と言う)を搭載したパチンコ機が提案されている。
また、従来のパチンコ機では、突然確変と同等の特別遊技状態の動作を行うが抽選確率は高確率とはならない遊技仕様(以下、「小当たり」又は「小当たり遊技仕様」と言う)を兼ね備えたものがある。
この突然確変と小当たりでは、何れが抽選に当選しても、同一の演出で報知し(チャンス報知)、何れに当選したかを識別しにくくして、遊技者に識別を類推させるという趣向性(遊技性)を持たせている(特許文献1参照)。なお、特許文献1では、突然確変と小当たりの発生比は、突然確変が20に対して小当たりが(20:1)程度となっている。
上記を踏まえ、現状の市場を勘案すると、まず、突然確変遊技仕様のみを搭載した機種において、前記チャンス報知が遊技者に報知された場合、次の大当たりを取得して、権利行使をしたら遊技を終了しようという意志が働き、遊技の終了タイミング(すなわち、「ヤメドキ」)が明確となってしまう。
そこで、突然確変遊技仕様に加え、小当たり遊技仕様を兼ね備え、偽の情報(所謂ガセ)を含ませることで、高確率移行への期待感と、ガセである不安感とを適度に織り交ぜることで、遊技者に対して遊技の終了のタイミングを冗長させることができる。
特開2004−381872公報
しかしながら、突然確変と、小当たりとを織り交ぜた構成とすると、前述のような発生比20:1が必ずしもベストではなく、この発生比と、当該発生比及び報知演出内容に準じた期待値との設定が難しく、これらをバランスよく設定するためには、長期間のシミュレーションや、統計演算等が必要であり、開発期間の長期化を招くことになる(詳細は、(1)乃至(3)参照)。
(1) 突然確変の発生率をさらに高めると、期待値が下がり、突然確変への期待感が希薄となる。
(2) 期待値を高めると、突然確変への期待感は高まるが、その分、突然確変及び小当たりになる可能性(出現率)が低くなり、突然存在感自体が損なわれる結果となる。
(3) 本来の大当たりの当選と突然確変の当選とのバランスを突然確変の当選が高まる方向へ移行することが考えられるが、この突然確変の当選を増加すると、大当たりの当選が減り、遊技者に不信感を与える。
本発明は上記事実を考慮し、一部の種類の特別遊技状態から復帰した後に、複数回の通常遊技に亘り継続するように抽選の高確率状態であるか否かを報知することで、遊技者の判断を引き延ばし、かつ通常遊技の実行毎に、当該報知による高確率状態であるか否かの期待度を変化させることで、報知演出自体の趣向性を高めることができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、通常遊技状態で遊技球が始動口へ入賞することにより、大入賞口の開放回数と開放時間で定まる開放期間を異ならせることで遊技者にとって有利度合いの異なる複数種類の特別遊技状態の何れかを実行するか否かの抽選を行い、当該抽選の結果に応じて、前記複数種類の特別遊技状態の何れかの権利を行使するか或いは前記通常遊技状態を継続する遊技機であって、前記特別遊技状態の権利行使の終了後に前記通常遊技状態に復帰した際に、前記大入賞口の開放期間が最も長い特別遊技状態に対して前記大入賞口の開放期間を極めて短くすることで相対的に遊技者に有利となり難い特別遊技状態でありかつ当該特別遊技状態から復帰後の通常遊技状態の下で前記抽選の当選確率の高確率化がなされる突然確変特別遊技状態と、前記大入賞口の開放期間が最も長い特別遊技状態に対して前記大入賞口の開放期間を極めて短くすることで相対的に遊技者に有利となり難い特別遊技状態でありかつ当該特別遊技状態から復帰後の通常遊技状態の下で前記抽選の当選確率の高確率化がなされない小当たり特別遊技状態と、を含む一部の種類の特別遊技状態の種類情報を保持する保持手段と、特別遊技状態の種類に対応して設定された複数の演出パターンに関するデータを記憶する演出パターンデータ記憶手段と、前記保持手段に保持された特別遊技状態の種類に基づいて、前記演出パターンデータ記憶手段から、予め設定された複数種の演出パターンの内の1つの演出パターンデータを選択する選択手段と、前記選択手段で選択された演出パターンデータに基づいて、前記復帰後の複数回の通常遊技状態でのゲームに亘り継続するように実行すると共に、当該通常遊技の実行毎に、前記抽選の高確率状態であるか否かの期待度を変化させながら報知演出する報知演出手段と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、保持手段では、一部の種類の特別遊技状態(一例として、従来技術の項で説明した突然確変、小当たり)からの復帰時に、この種類情報を保持しておき、当該一部の種類の特別遊技状態の権利行使後の通常遊技状態への復帰後に、報知演出手段では、複数回の通常遊技に亘り継続するように実行すると共に、当該通常遊技の実行毎に、前記抽選の高確率状態であるか否かの期待度を変化させながら報知演出する。
なお、期待度とは、遊技者が主観的に感じるものであり、最も有効であるのは視覚を通じた変化であり、遊技中の視野の範囲で変化させることで期待度を表現することが好ましい。
例えば、色で言えば青色系は寒いイメージ、赤色系は暑いイメージを感じさせることは周知であり、また、顔や目の表情(泣き顔、通常の顔、笑い顔等)によってもこれから起こり得る現象を感じとることができる。このような、表現の変化と期待度との因果関係は、理論的に説明し得ないが、確実に遊技者が主観として感じ取ることができる事実は否定することはできない。
このときの報知演出内容は、選択手段で選択された演出パターンデータを適用する。すなわち、演出パターンデータによっては、抽選の高確率状態であるか否かが即時に類推させる場合もあるし、複数回のゲームを経て当該ゲームが通常遊技状態或いは高確率抽選状態のもとで遊技されているかを類推させる場合もある。また、複数回のゲームを終了させる度に、当該ゲームが高確率状態のもとでの遊技に対する期待感を増減させることも可能であり、結果として、遊技者の予測に基づく判断(例えば、直接的には高確率状態であるか否かであり、間接的には遊技自体を終了するか否かも含む)を引き延ばすことができる。
すなわち、一部の種類の特別遊技状態の出現率等のバランスを変更することなく、報知演出のバリエーションで、遊技者の判断の引き延ばしが可能であり、バランス調整のための開発期間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記報知演出手段による報知演出時期は、前記復帰後の連続する複数回の通常遊技状態に実行することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、報知演出手段による報知演出時期として、連続する複数回の通常(通常確率遊技状態及び高確率遊技状態を含む)の下でのゲーム毎に実行することで、当該期間中の全てにおいて遊技者の遊技意欲を向上することができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記報知演出手段による報知演出時期は、前記復帰後の複数の遊技中に散発的に実行することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、報知演出手段による報知演出時期として、復帰後の複数の遊技中に散発的に実行することで、いつ報知されるかわからない状態となり、遊技の継続を冗長することができる。なお、散発的に周期性を持たせてもよい。この周期が遊技者への所謂報知時期のヒントとなり、途中で遊技を終了してしまうことを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明において、前記報知手段により実行される報知演出には、抽選結果の真偽に依存しない情報の報知が含まれることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、報知演出に抽選結果の真偽に依存しない情報の報知、すなわち「ガセ」を含ませることで、遊技の継続性をさらに冗長させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記抽選の結果を報知する図柄変動パターン演出を表示する図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装置に表示される図柄変動パターンを目視する遊技者の視線を遮るように、当該図柄変動表示装置に対してオーバラップして出没可能な演出構造物と、をさらに有し、前記演出を前記演出構造物の動作で実行することで、遊技者の視線上で、図柄変動表示装置による図柄変動パターン演出と、報知演出手段よる報知演出と、実行することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、報知演出の実施態様であり、本来、報知演出のみを目的とすれば、遊技機の適宜箇所で実行すればよいが、遊技者の遊技進行中の視線を考慮して、図柄変動表示装置に表示される図柄変動パターンを目視する遊技者の視線を遮るように、当該図柄変動表示装置に対してオーバラップして出没可能に演出構造物を配設する。
これにより、通常の遊技を進行しながら(図柄変動表示装置の図柄変動を視野に入れながら、併せて演出構造物による報知演出を行うことができる。
以上説明した如く本発明では、一部の種類の特別遊技状態から復帰した後に、複数回の通常遊技に亘り継続するように抽選の高確率状態であるか否かを報知することで、遊技者の判断を引き延ばし、かつ通常遊技の実行毎に、当該報知による高確率状態であるか否かの期待度を変化させることで、報知演出自体の趣向性を高めることができるという優れた効果を有する。
以下、本発明の実施形態に係るパチンコ機について図面を参照して説明する。
(パチンコ機の構成)
図1には本発明の一実施形態に係るパチンコ機が示され、図2には本実施形態に係るパチンコ機に適用される内枠、ガラス枠、及び遊技盤が示されている。
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにパチンコホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており(図2参照)、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラスフレーム24を窓部25に備えるガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム24に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側となる内枠14の上部には、矩形状の開口部28が設けられている(図2参照)。開口部28には、交換可能とされた遊技盤100がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22(遊技盤100の遊技領域101)を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカー146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球を貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜は遊技機間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球貸出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜に沿って幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球がパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図5参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。この球排出口46から排出された賞球は球皿部34に貯留され、球皿部34内を左方向へ流下し整列通路により1列に整列されて球送り装置に送り込まれる。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
図2に示されるように、内枠14の前面下部における一体皿30の裏面側には、遊技盤100の左下に発射装置40が配置され、球皿本体36の後方に位置して、内枠14に着脱可能に構成された貯球タンク42が2個のプラスチックファスナー43によって取り付けられている。これらの発射装置40及び貯球タンク42は、一体皿30を内枠14に閉塞すると一体皿30に覆われるようになっている。
貯球タンク42は、上面が開口した箱型とされ、底面44が正面視にて左側から右側へ下り傾斜している。底面44の傾斜方向上流側となる貯球タンク42の左側面部には図示しないタンク入口が形成され、傾斜方向下流側となる貯球タンク42の前面右側端部には、一体皿30のパネル部材32に設けられた球排出口46と対応する位置にタンク出口45が形成されている。したがって、一体皿30を内枠14に閉塞した状態では、貯球タンク42と一体皿30の球皿部34とが、タンク出口45及び球排出口46を介して連通される。
また、一体皿30のパネル部材32裏面における球排出口46の下方位置と、内枠14前面の下部右側におけるタンク出口45の下方位置とには、上下方向に移動可能とされたシャッター板がそれぞれ設けられている(図2では内枠14側のシャッター板50のみを図示している)。これらのシャッター板は、一体皿30が閉塞されると各々下方へ移動して(図2に示したシャッター板50の位置)、タンク出口45と球排出口46とを連通させ、一体皿30が開放されると各々上方へ移動して、内枠14側のシャッター板50はタンク出口45の下縁側を、一体皿30側のシャッター板は球排出口46の下縁側を塞ぐよう構成されている。このシャッター板により、一体皿30を開放した際は、貯球タンク42及び球皿部34から遊技球(賞球)が流出しないようせき止められる。
内枠14裏面の左側端部(正面視右側端部)には、上下方向に延出された施錠装置52が取り付けられている。施錠装置52の下部にはシリンダー錠(錠前)54が設けられており、シリンダー錠54の鍵孔56は、内枠14前面の右下部に設けられた台座55から露出されている。
施錠装置52の裏面側における上下端部近傍には、後方へ突出された一対の内枠固定用フック60A、60Bが設けられている。施錠装置52の前面側におけるガラス枠26との対応位置には、一対のガラス枠固定用フック62A、62Bが設けられており、このガラス枠固定用フック62A、62Bは、内枠14前面の右側端部に形成されたスリット64A、64Bを通して前方へ突出されている。また、施錠装置52の前面側における一体皿30との対応位置には、上下方向にスライドする一対の一体皿固定用鍵受け部材66A、66Bが設けられている。
これにより、内枠14を外枠12に閉塞すると、施錠装置52の内枠固定用フック60A、60Bが外枠12の正面視右内側面設けられた一対の鍵受け部(図示省略)に係合し、内枠14は外枠12に保持される。ガラス枠26を内枠14に閉塞すると、ガラス枠26裏面の右側端部に取り付けられているガラス枠補強板68に設けられた一対の鍵受け部70A、70Bが施錠装置52のガラス枠固定用フック62A、62Bに係合し、ガラス枠26は内枠14に保持される。また、一体皿30を内枠14に閉塞すると、一体皿30裏面の右側端部に取り付けられている一対のフック(図示省略)が施錠装置52の一体皿固定用鍵受け部材66A、66Bに係合し、一体皿30は内枠14に保持される。
また、内枠固定用フック60A、60B及びガラス枠固定用フック62A、62Bは、シリンダー錠54の鍵孔56に図示しない鍵を差し込んで所定の方向に回すことにより、それぞれ係合状態が解除され解錠されるようになっている。一体皿固定用鍵受け部材66A、66Bは、ガラス枠26を開放すると露出される施錠装置52の解除レバー72を押し下げることにより、一体皿固定用鍵受け部材66A、66Bが下方へスライドして一体皿30の各フックとの係合状態が解除されるようになっている。
この施錠装置52により、内枠14は外枠12に、ガラス枠26は内枠14にそれぞれ施錠されるとともに、一体皿30は内枠14にロックされて、それぞれ閉塞状態に固定される。
(遊技盤の構成)
図2及び図3に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面100Aとなっており、盤面100Aの外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
図3に示されるように、遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央には、大型で中央部が矩形状に開口されたセンター役物105が配置されている。その開口内には、表示画面に特別図柄の抽選(変動及び停止)や各種演出等の映像を表示する液晶表示器(LCD)からなる特別図柄表示装置106が設けられ、センター役物105の上部には、普通図柄の抽選(変動及び停止)を表示する普通図柄表示装置107が設けられている。
また、詳細については後述するが、特別図柄表示装置106の表示画面には、表示画面の下端部に設けられた小面積の画面領域(特別図柄表示部106A)に特別図柄変動パターンが表示され、上部側に設けられた大面積の画面領域(演出図柄表示部106B)に演出図柄変動パターンが表示されるようになっている。さらに、このセンター役物105には、遊技盤100の裏面側で且つ特別図柄表示装置106の表示画面側に配置され、左右方向(矢印A方向)へ移動して特別図柄表示装置106の表示画面を略被覆する一対の被覆部材202L、202R(被覆部材本体204L、204R及び可動部材206L、206R)と、それらの被覆部材202L、202Rを個別に移動させる移動機構とが設けられている。
センター役物105の左右には、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118L、118Rが配置されている。また、センター役物105の真下には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)としての上始動口108、及び、普通電動役物(電動チューリップ)に係る入賞口としての下始動口110が配置され、さらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して変動入賞装置(特別電動役物)112が配置されている。
変動入賞装置112は、左右幅方向を長手とした矩形状の大入賞口(アタッカー)114を備えており、この大入賞口114内には、遊技仕様に応じて通称「Vゾーン」と呼ばれる連続役物作動口(図示省略)を設けることもできる。大入賞口114は、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球が開閉扉116に案内されて大入賞口114へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球を所定の経路に誘導する多数の遊技釘(図示省略)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や変動入賞装置112には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図5参照)が多数設けられている。
(センター役物の構成)
図4には、本実施形態のセンター役物105に設けられた一対の被覆部材202L、202Rとその移動機構が示されている。
センター役物105は、以下に説明する各部品がそれぞれ所定の位置に取り付けられるとともに、センター役物105自体を遊技盤100の裏面に固定するためのベース200を備えている。
被覆部材202L、202Rは、上述したように、左右方向(矢印A方向)へ移動して特別図柄表示装置106の表示画面における互いに異なる領域を各々が被覆するが、後述する移動機構の動作態様やその形状に応じて概ね被覆部材202Lが表示画面の左半分を、又、被覆部材202Rが表示画面の右半分をそれぞれ略被覆するよう構成されている。
この被覆部材202L、202Rは、上側に配置された被覆部材本体204L、204Rと、下側に配置された可動部材206L、206Rとを備えている。可動部材206L、206Rは、被覆部材本体204L、204Rに対して上下方向(矢印B方向)へ相対移動可能とされている。
被覆部材本体204L、204Rの上部には、キャラクタの目を構成する略円形の開口部208L、208Rが形成され、内側縁の略中央部には、キャラクタの鼻を構成する略楕円形の突部209L、209Rが設けられている。
次に、被覆部材202L、202Rの移動機構について説明する。ただし、本実施形態では、被覆部材202L、202Rは左右の向きが異なるのみで構成は同じであり、また、それぞれに設けられた移動機構に関しても配置が異なるのみで構成はほぼ同じであるため、一方(右側)の被覆部材202Rの移動機構を用いて説明する。
図4に示されるように、被覆部材本体204R表面の下部には、上下方向に沿って一対のガイド溝214が形成されている。一方、可動部材206R裏面の上部には、一対のガイド溝214に対応する、上下方向に沿った一対のガイドレール216が形成されている。このガイドレール216がガイド溝214に摺動可能に嵌め込まれることにより、可動部材206Rは被覆部材本体204Rに対し上下方向(矢印B方向)へ移動可能とされている。
また、被覆部材202Rは、ベース200との間に設けられた図示しないガイド機構に支持されて、左右方向(矢印A方向)へ移動可能とされている。
被覆部材本体204Rの裏面における上部及び中央よりも少し下側には、幅方向(左右方向)に沿って延出された一対のラック部218が形成されている。この一対のラック部218は、被覆部材本体204Rの外側縁(右側端)から外側へ所定長さ突出されている。また、可動部材206Rの裏面における下部にも、幅方向(左右方向)に沿って延出されたラック部220が形成されており、このラック部220も、可動部材206Rの外側端(右側端)から外側へ、上記一対のラック部218と同じ長さ突出されている。
これら一対のラック部218及びラック部220には、上下方向に沿って延出された1本の回転軸222に取り付けられて同軸的に配置されたギア224、226、228が噛み合っている。この回転軸222は、ベース200に設けられた図示しない軸受けに回転可能に支持されている。また、ギア224、226、228は、同径で、それぞれの外周面に形成された歯が同ピッチとされている。
下部に配置されたギア228は、図4に示されるように円柱状であり、図4の状態は、上下移動範囲の最下位置に配置された可動部材206Rのラック部220が、ギア228の下部に噛み合っている状態である。このギア228は、可動部材206Rが上下移動範囲の最下位置及び最上位置に配置された状態で、ラック部220が噛み合い可能な長さ寸法とされている。
一方、上部に配置されたギア224には、ステッピングモータ230のモータ軸232先端部に取り付けられた駆動ギア234が噛み合っている。これにより、ステッピングモータ230が作動してモータ軸232及び駆動ギア234を回転させると、回転軸222とともにギア224、226、228が同じ回転方向に同じ回転速度(回転角)で回転し、被覆部材本体204R及び可動部材206Rが一体となって左右方向へ移動する。
また、この被覆部材202L、202Rの左右方向の移動範囲は、特別図柄表示装置106の表示画面を被覆しない非被覆位置(図3参照の退避位置)から、前述したように表示画面の各半分を略被覆する被覆位置(オーバラップ位置)まで移動する範囲に設定されている。
可動部材206Rの下縁における左右側端部には、下方へ延出された一対のラック部236が形成されている。この一対のラック部236には左右方向に沿って延出された1本の棒ギア238が噛み合っており、棒ギア238は、ベース200に設けられた図示しない軸受けに回転可能に支持されている。また、棒ギア238の右端部には、ステッピングモータ240のモータ軸242先端部に取り付けられた駆動ギア244が噛み合っている。これにより、ステッピングモータ240が作動してモータ軸242及び駆動ギア244を回転させると、棒ギア238が回転し、可動部材206Rが上下方向へ移動する。
また、この可動部材206Rの上下移動は、被覆部材本体204R(被覆部材202R)が静止しているときだけではなく、被覆部材本体204Rとともに左右方向へ移動している最中に行うこともできる。これにより、この被覆部材202Rでは、左右方向への移動動作中に可動部材206Rの上下移動を組み合わせた動作が可能となる。
(制御系の構成)
次に、図5を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図5に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、上始動口108への入賞球を検出する上始動入賞センサ(第1種始動口入賞センサ)180、下始動口110への入賞球を検出する下始動入賞センサ182、普通図柄始動口である通過ゲート118L、118Rへの入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184L、184R、大入賞口114への入賞球を検出する大入賞口センサ186、遊技仕様に応じて大入賞口114内に設けられたVゾーンへの入賞球を検出するVゾーンセンサ188がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。
さらに、主制御部150には、下始動口(始動入賞装置)110に設けられた電動チューリップを作動させる普通電動役物ソレノイド174、大入賞口114の開閉扉116を開放/閉塞させる大入賞口ソレノイド175、保留ランプ176、センター役物105に設けられたステッピングモータ230、240、及び普通図柄表示装置107がそれぞれ接続されており、これらの各電気部品や表示装置は、主制御部150からのポート出力により直接制御される。
ここで、遊技球が通過ゲート118L、118Rを通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184L、184Rで検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選が主制御部150にて実行され、その抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して下始動口110(電動チューリップ)を所定時間開放する。
また、遊技球が上始動口108に入賞すると、これを上始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当たり/外れの抽選(以下「特図抽選」と呼ぶ場合がある)が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たりとなった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。なお、この当たりについては、通常の当たりと、特別遊技状態の終了後に次の当たり確率がアップする確率変動当たりが設けられている。
また、主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介して特別図柄表示装置106が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカー146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御される特別図柄表示装置106には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカー146L、146Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置107や保留ランプ176による表示内容は、この特別図柄表示装置106で表示するようにしてもよい。
また、前記演出制御部152には、前述したセンター役物105の被覆部材202L、202Rの動作を制御するためのセンター役物動作制御部300が接続されている。このセンター役物動作制御部300の詳細については後述する。
図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特図抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特図抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンはその特図抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当たり/外れかに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
本実施形態のパチンコ機10では、特別図柄表示装置106の表示画面における上部側の比較的広範囲領域に演出図柄変動パターンを表示し、表示画面における下部側にの比較的狭範囲領域に特別図柄変動パターンを表示するようにしている。
ここで、特図抽選の結果が「当たり」となり、特別図柄表示装置106における図柄変動パターン演出並びにスピーカー146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、大入賞口114が所定回数(ラウンド)開放するものであり、1ラウンドの開放時間は約30秒とされ、この間に最大10個の遊技球が入賞可能となる。すなわち、時間制限である30秒、或いは数制限である10個の何れか一方が先に満足されると、そのラウンドは終了となり、Vゾーンを設けた遊技仕様の場合には、現在のラウンドを遊技中に大入賞口114内のVゾーンへの入賞があった場合に、次のラウンドへ移行することが約束される。また、Vゾーンを省いた遊技仕様であれば、単純に所定個数の入賞カウントを行い、次ラウンドに移行する。
このため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
また、前述したように、特別図柄表示装置106において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに上始動口108に入賞した場合、並びに大当たり処理中に上始動口108に入賞した場合、保留ランプ176の点灯数がその入賞数に応じて最大4個まで増える。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、特別図柄表示装置106では、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ176が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39の操作により発射装置40を作動させて、遊技球の発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
(センター役物動作制御部の構成)
図6には、センター役物動作制御部300の制御を機能的に示したブロック図が示されている。
センター役物駆動制御部300には、前記演出制御部152から抽選結果信号、大当たり処理信号、始動入賞信号が入力されるようになっている。
抽選結果信号は、抽選結果判別部302に入力され、抽選結果(当選/落選、当選の場合の当りの種類)を判別する。この抽選結果判別部302により、突然確変又は小当たりに当選したことが判別された場合には、抽選結果データメモリ304へ当該抽選結果を記憶(保持)する。
また、前記大当たり処理信号は、演出動作起動指示部306に入力されるようになっている。大当たり処理信号とは、大当たり処理(権利行使)が終了した時点で出力される信号であり、この大当たり処理信号の入力をトリガとして、演出動作起動指示部306は、読出指示信号を抽選結果データ読出部308へ送出する。
これにより、抽選結果データ読出部308では、前記抽選結果データメモリ304から記憶(保持)されている抽選結果データを読み出す。
抽選結果データ読出部308において、抽選結果データが読み出しができた場合(突然確変又は小当たりの履歴があった場合)は、演出パターン特定部310に対して、当該突然確変又は小当たりに基づく演出パターンを特定するように指示する。
演出パターン特定部310は、演出パターン読出部312に接続されており、演出パターンが特定されると、演出パターン読出部312に対して、演出パターンデータの読み出しを指示する。
演出パターン読出部312には、演出パターンデータメモリ314が接続されており、前記読み出しの指示に基づいて、演出パターンデータを読み出す。
読み出された演出パターンデータは、動作プログラム構築部316へ送出され、演出パターンデータに基づいて、本演出用の動作プログラムが構築される。例えば、動作プログラム構築部316では、予め基本プログラムが記憶されており、ステッピングモータ230、240の動作時期や時間等の未知のパラメータを前記演出パターンデータに基づいて特定する。
構築された動作プログラムは、プログラム実行制御部318へ送出されるようになっている。
ここで、前記始動入賞信号は、遊技実行回数カウンタ320に入力されている。遊技実行回数カウンタ320には、演出動作起動指示部306が抽選結果データ読出部308に対して読出指示信号を出力するのと同時に、この演出動作起動指示部306からリセット信号が入力されるようになっている。
このリセット信号により、遊技実行回数カウンタ320はリセット(カウント値0)され、その後の始動入賞信号の入力の度にカウントアップされると共に、プログラム実行制御部318へ実行信号を送出する。
これにより、プログラム実行制御部318では、実行信号の入力に同期してプログラムを実行する。
実行プログラムにおいて、アクチェータ(ステッピングモータ230(左/右、240左/右)を駆動する時期には、動作ドライバ322を制御して、目的のアクチェータを駆動させる。
このような動作によって、被覆部材本体204L、204Rを独立して左右に動作可能であり、かつ可動部材206L、206Rを独立して上下に動作可能となる。
ここで、プログラム実行制御部318には、前記抽選結果判別部302が接続されている。この抽選結果判別部302では、抽選結果の判別で突然確変又は小当たりの場合にプレ演出指示信号をプログラム実行制御部318へ出力する。プログラム実行制御部318では、複数の遊技にまたがって実行される本演出を行うか否かを決めるプレ演出が実行されるようになっている。
このプレ演出は、3パターンの動作が予めプログラムされており、その内の2パターン(図7のパターン1及びパターン2)が本演出を実行せず、通常状態に戻ることを報知し、1パターンのみが本演出を実行する(図7のパターン3)ことを報知するものである。
ここで、本実施の形態では、特別図柄表示装置106における図柄変動パターンにおいて、突然確変又は小当たりを報知する図柄として、「012」の図柄配列(演出用)が適用されており、この「012」図柄配列が揃うことで、プレ演出の機会が発生する。
プレ演出のパターン1は、前記図柄配列が「012」となった後、被覆部材202R、202Lが出現することはなく、このまま通常状態に戻るパターンである。
プレ演出のパターン2は、前記図柄配列が「012」となった後、被覆部材202Rが出現するが、被覆部材202Lの出現がない状態で被覆部材202Rが退避し、通常状態に戻るパターンである。
プレ演出のパターン3は、前記図柄配列が「012」となった後、被覆部材202Rが出現し、その後被覆部材202Lも出現し、特別図柄表示装置106が被覆部材202R、202Lによって被覆(オーバラップ)され、本演出を実行(特別状態)を確定させるパターンである。
本実施の形態における本演出では、図8(A)乃至(F)に示される、6種類の状態が始動入賞時の図柄変動パターン演出毎に実行されるようになっている。
図8(A)はプレ演出時の左右の被覆部材202R、202Lの出現状態のまま変化しないパターンである。なお、このとき、開口部208R、208Lから吐出する特別図柄表示装置106には、目玉画像が表示されている。
図8(B)は、可動部材206R、206Lが上下に繰り返し動作するパターンである。
図8(C)は、図8(B)に加え、前記開口部208R、208Lから露出する特別図柄表示装置106に表示される目玉が渦巻き状に回転するパターンである。
図8(D)は、図8(B)に加え、前記開口部208R、208Lから露出する特別図柄表示装置106に表示される目玉が上に凸の円弧状ラインとされ、所謂笑っている表情を表現するパターンである。
図8(C)は、図8(B)に加え、前記開口部208R、208Lから露出する特別図柄表示装置106に表示される目玉が炎に変化したパターンである。
図8(C)は、図8(B)に加え、前記開口部208R、208Lから露出する特別図柄表示装置106に表示される目玉がアルファベットの「V」(勝利のVサイン)を示すパターンである。
本実施の形態では、連続する30回の通常遊技毎に前記図8(A)乃至(F)の何れかの状態とすることで、それぞれに予め設定された期待値を報知することができるようになっている。
なお、前記6種類の状態における突然確変である期待値は、図8(A)が最も低く、この図8(A)から(F)にかけて徐々に期待値が高く設定され、図8(F)は、期待値100%(すなわち、突然確変確定)となっている(図9参照)。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機の遊技の流れ)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球は球送り装置により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される(図2参照)。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球はアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球が通過ゲート118L、118Rを通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、普通図柄表示装置107に、2桁の普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。
この普通図柄の抽選結果が「当たり」となった場合は、下始動口110(電動チューリップ)が所定時間開放され、遊技球が下始動口110に入賞しやすい状態となる。
また、始動口108へ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、特別図柄表示装置106の下部の一部の領域では、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、特別図柄表示装置106の上部(ほぼ全域)では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感も持って観察する。さらに、上述したように、リーチ発生時や特典付与の予告時等には、センター役物105の被覆部材202L、202Rの動作によるキャラクタの演出が行われ、遊技者は、それらの演出を受け遊技に対する興趣が高められる。
そして、特別図柄の抽選結果が「当たり」となった場合は、特別図柄表示装置106の特別図柄表示部106Aに、例えば「444」等の予め定められた所定の当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカー146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり動作を実行する。
大当たり動作としては、開閉扉116の開閉動作によって大入賞口114が例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高16ラウンド(継続回数)開放されるとともに、大入賞口114内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回の大入賞口114開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。これにより、遊技者は、発射した遊技球を大入賞口114へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
また、当たり図柄が、例えば「777」等の予め定められた特定の図柄の組み合わせとなった場合には、上述した大当たり動作の終了後に、次の大当たり確率がアップする「確率変動機能」、あるいは大当たり確率は変わらないが普通図柄表示装置107の変動時間が短縮され下始動口110が開放し易くなって球持ちをよくする「時短機能」といった付加機能が作動して、遊技者にとって有利な遊技状態が展開される。
さらに、本実施の形態では、当りの一種として、「突然確変」と「小当たり」とが存在する。「突然確変」は、前記大当たり動作とほぼ同一で大入賞口114の開放回数が極めて短い、及び/又は開放時間が極めて短い態様であり、目的はその後の通常遊技の下での抽選の高確率化である。
一方、「小当たり」は、「突然確変」と同一の動作であり、かつ抽選の高確率化もない、「突然確変」の所謂ガセに相当する。
このように、本実施形態に係るパチンコ機10では、遊技中に上始動口108に入賞するという所定の条件が成立すると、主制御部150は、遊技者にとって有利な遊技状態を開始するか否かの抽選処理を実行する。この抽選結果は、特別図柄表示装置106の表示画面に表示され、遊技者は、この表示画面を目視することにより抽選結果を把握する。
ここで、本実施の形態のパチンコ機10では、前述の如く、抽選結果として、通常の大当たりの他、突然確変と小当たりが存在し、この2種類を同一の図柄配列「012」で報知するようにしている。突然確変の場合は、次に大当たりになるまでの期間が短くなるため、遊技者は遊技を継続する意欲が増す。一方、小当たりは、突然確変と同一の動作ではあるが、確変(高確率)にはなっていない。これらを同一の図柄配列で報知することで、遊技者は現在が高確率中であるの否かの判断がつけられないことになる。
そこで、この判断材料として、センター役物105の被覆部材202R、202Lを利用して、突然確変への期待値を報知演出するようにした。
以下、突然確変又は小当たりに当選(すなわち、図柄配列が「012」で停止)したときのプレ演出及び本演出の処理の流れを、図10のフローチャートに従い説明する。
まず、ステップ350では、図柄配列が「012」で停止したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ352へ移行して抽選結果を保持し、ステップ354へ移行する。
ステップ354では、プレ演出が実行される。このプレ演出は、図7の3パターンの何れかによって実行されることになる。
次のステップ356では、前記ステップ354におけるプレ演出のパターンが特別状態に突入することを示すパターン(パターン3)であるか否かが判断される。このステップ356で否定判定された場合には、このルーチンは終了し、通常の遊技状態に戻る。
また、ステップ356で肯定判定された場合には、本演出を実行するべく、ステップ358へ移行して、前記保持した抽選結果に基づいて、本演出用の演出パターンを特定し、読み出す。
次のステップ360では、読み出された演出パターンに基づいて、本演出用のプログラムを構築し、ステップ362へ移行する。
ステップ362では、遊技実行回数カウンタ320のカウント値をリセットすることで、本演出のための被覆部材202R、202Lの動作の準備が完了し、ステップ364へ移行する。
ステップ364では、始動口108の有効入賞(始動入賞)があったか否かが判断され、肯定判定されるとステップ366へ移行して遊技実行回数カウンタ320のカウント値をインクリメント(カウントアップ)し、次いでステップ368へ移行して、被覆部材202R、202Lを図8に示す(A)〜(F)までの6パターンの何れかで動作させる。
この6パターンは、顔の中の目の変化を表現しており、普通の表情の目よりは、笑った表情の目の方が期待度が高い。また、アニメチックに炎の目とすることで、さらに期待度が高くなり、V字の目は「勝利」を想像させるため、最も期待度が高く設定した。このような期待度の度合いは、例えば、心理学的に青色系が寒いイメージ、赤色系が暑いイメージを持たせるのと同様に、理論的ではないが、人間の感性から見て、ほとんどの者が同一の感覚でとらえることができる。
次のステップ370では、図8(F)に示す突然確変確定の動作が実行されたか否かが判断され、肯定判定された場合には、予め設定した特別遊技回数(30回)に関わらず、本演出を終了させこのルーチンは終了する。
また、ステップ370で否定判定された場合には、ステップ372へ移行してカウント値が所定値(30回)となったか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ364へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ372で肯定判定された場合には、本演出を実行する遊技回数が終了したと判断し、このルーチンは終了する。
以上説明した如く本実施の形態では、特別図柄表示装置106により抽選結果の報知すると共に、この報知が突然確変又は小当たりを示す報知であった場合、被覆部材202L、202Rを動作させることで、プレ演出を実行し、当該プレ演出によって特別遊技が確定した場合には、さらに被覆部材202R、202Lの動作によって、連続する複数回の通常遊技にまたがって、突然確変への期待値を報知するようにした。
これにより、遊技者は通常遊技を継続しながら、突然確変か否かの期待感をもつことができ、遊技を継続する意欲を増加することができる。
また、被覆部材202R、202Lを特別図柄表示装置106にオーバラップさせるように動作させるため、遊技者は視線をずらすことなく、通常の遊技での抽選結果と、突然確変への期待と、の双方を確認することができる。
なお、本実施の形態では、連続する所定回数(30回)の通常遊技毎に期待値を報知するようにしたが、散発的に本演出(被覆部材202R、202Lの6パターンの選択動作)を行うようにしてもよい。また、この散発的な実行に、例えば、30遊技に1回とか、45遊技に1回等の周期性を持たせるようにしてもよい。
また、突然確変の期待値を報知するプレ演出及び本演出を特別図柄表示装置106の前面に出没する(オーバラップする)被覆部材202R、202Lを適用したが、別の可動部材によって報知するようにしてもよい。また、特別図柄表示装置106の画像表示によって突然確変の期待値を表現するようにしてもよい。
本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 図1のパチンコ機における内枠、ガラス枠、及び遊技盤を示す正面側から見た斜視図である。 本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係るセンター役物に設けられ被覆部材及びその移動機構を示す(A)が正面図、(B)が部分平面図、(C)が部分右側面図、(D)が(A)の4D−4D線断面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 センター役物駆動制御部の機能ブロック図である。 プレ演出の動作パターンを示す被覆部材の動作状態を示す正面図である。 本演出の動作パターンを示す被覆部材の動作状態を示す正面図である。 演出と期待値との関係を示す相関関係図である。 突然確変の期待値を報知するための被覆部材の動作の流れを示す制御フローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
100 遊技盤
100A 盤面
106 特別図柄表示装置(図柄変動表示装置)
105 センター役物
150 主制御部
152 演出制御部
156 図柄制御部
202L、202R 被覆部材(演出構造物)
204L、204R 被覆部材本体(演出構造物)
206L、206R 可動部材(演出構造物)
230、240 ステッピングモータ
300 センター役物動作制御部
302 抽選結果判別部
304 抽選結果データメモリ(保持手段)
306 演出動作起動指示部
308 抽選結果データ読出部
310 演出パターン特定部(選択手段)
312 演出パターン読出部(選択手段)
314 演出パターンデータメモリ(演出パターンデータメモリ)
316 動作プログラム構築部
318 プログラム実行制御部(報知演出手段)
320 遊技実行回数カウンタ(報知演出手段)
322 動作ドライバ

Claims (5)

  1. 通常遊技状態で遊技球が始動口へ入賞することにより、大入賞口の開放回数と開放時間で定まる開放期間を異ならせることで遊技者にとって有利度合いの異なる複数種類の特別遊技状態の何れかを実行するか否かの抽選を行い、当該抽選の結果に応じて、前記複数種類の特別遊技状態の何れかの権利を行使するか或いは前記通常遊技状態を継続する遊技機であって、
    前記特別遊技状態の権利行使の終了後に前記通常遊技状態に復帰した際に、前記大入賞口の開放期間が最も長い特別遊技状態に対して前記大入賞口の開放期間を極めて短くすることで相対的に遊技者に有利となり難い特別遊技状態でありかつ当該特別遊技状態から復帰後の通常遊技状態の下で前記抽選の当選確率の高確率化がなされる突然確変特別遊技状態と、前記大入賞口の開放期間が最も長い特別遊技状態に対して前記大入賞口の開放期間を極めて短くすることで相対的に遊技者に有利となり難い特別遊技状態でありかつ当該特別遊技状態から復帰後の通常遊技状態の下で前記抽選の当選確率の高確率化がなされない小当たり特別遊技状態と、を含む一部の種類の特別遊技状態の種類情報を保持する保持手段と、
    特別遊技状態の種類に対応して設定された複数の演出パターンに関するデータを記憶する演出パターンデータ記憶手段と、
    前記保持手段に保持された特別遊技状態の種類に基づいて、前記演出パターンデータ記憶手段から、予め設定された複数種の演出パターンの内の1つの演出パターンデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された演出パターンデータに基づいて、前記復帰後の複数回の通常遊技状態でのゲームに亘り継続するように実行すると共に、当該通常遊技の実行毎に、前記抽選の高確率状態であるか否かの期待度を変化させながら報知演出する報知演出手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記報知演出手段による報知演出時期は、前記復帰後の連続する複数回の通常遊技で実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記報知演出手段による報知演出時期は、前記復帰後の複数の遊技中に散発的に実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記報知手段により実行される報知演出には、抽選結果の真偽に依存しない情報の報知が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
  5. 前記抽選の結果を報知する図柄変動パターン演出を表示する図柄変動表示装置と、
    前記図柄変動表示装置に表示される図柄変動パターンを目視する遊技者の視線を遮るように、当該図柄変動表示装置に対してオーバラップして出没可能な演出構造物と、をさらに有し、
    前記演出を前記演出構造物の動作で実行することで、遊技者の視線上で、図柄変動表示装置による図柄変動パターン演出と、報知演出手段よる報知演出と、実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の遊技機。
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