JP4803589B2 - インプリント装置 - Google Patents

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本発明は、所定のパターンを形成したモールドを試料表面のレジストに対して押圧するインプリント装置に関し、特に試料とモールドが相対的に傾斜しているときでも全面に均一に押圧することができるようにしたインプリント装置に関する。
近年、高密度メモリやシステムLSIに代表される超LSIデバイスのダウンサイジングが進展し、より微細化を行うことができる技術が要求されており、そのため半導体製造プロセスの中でリソグラフィー(転写)技術の重要性が増大している。その中でインプリントリソグラフィーは所定の回路パターンを形成したモールドを、表面にレジストが塗布された試料基板に対して押しつけ、パターンを転写する技術であって、種々の方式が提案されており、例えば図8に示されるように行われる。
図8において、最初同図(b)のモールド32に示すように、モールド材料の表面に転写すべきパターンの鏡像に対応する反転パターンを電子ビームリソグラフィー等により形成することにより、表面に所定の凹凸形状を有するモールド32を作成する。一方、パターンを形成しようとするシリコン基板33上にPMMAなどのレジスト材料を塗布し硬化させて、レジスト層34を形成する。
次いでこのレジスト層34を備えたシリコン基板33全体を約200度C程度に加熱し、レジスト層34を若干軟化させる。この状態で図8(b)に示すように、前記モールド32の凹凸形状を前記レジスト層34の所定位置に配置し、凹凸形状をレジスト層34に対して押しつける。このときレジスト層34は軟化しているので、レジスト層34は凹凸形状31の凹部に入り込み、レジスト層34は凹凸形状31とほぼ同一形状となる。この状態で全体の温度を105度C程度に降下させることによりレジスト層34を硬化させ、その後モールド32を取り去る。このようにしてレジスト層34には、所定形状の凹凸パターンが形成される。
なお、インプリントリソグラフィー方式においては、上記のようなものの他、例えばモールドを石英基板等の透明材料で作成し、転写される基板上には液体状の光硬化性樹脂を塗布し、その上にモールドの凹凸を押しつけ、凹凸内に液体状の光硬化性樹脂を流入させ、この状態で透明なモールドの裏側から紫外線等を照射して樹脂を硬化させ、その後モールドを取り去ることにより所定形状の凹凸パターンを形成する方式も提案されている。
上記のようなインプリントリソグラフィー方式においては、モールドを試料基板に押しつける際の押しつけ面内の圧力分布を一様にする必要がある。面内の圧力分布を一様にするにはモールドと試料基板の平行度を高める必要があり、両者が平行ではない場合はモールド側もしくは試料側で相互の傾斜が調整されなければならない。
例えば図8(a)に示すインプリント装置30において、支持テーブル31上に支持されたシリコン基板33のレジスト層34にモールド32の所定のパターンを転写するとき、シリコン基板33を支持固定する支持テーブル31はテーブル支持装置35によって支持し、このとき必要に応じて高さ調節を可能とする。また、モールド32がレジスト層34表面に対向して配置するようにモールド保持テーブル36をモールド支持装置37で支持し、このモールド支持装置37は移動部材38に固定して、移動部材38をレール39に沿って水平に移動できるようにしている。また図示の例においてはレール39を伸縮自在な支柱29で支持する例を示しており、レール39に沿って移動する移動部材38にモールド支持装置37を介してモールド保持テーブル36を保持した例を示しているが、支柱29で支持されるフレーム全体をモールド保持テーブル36としてもよい。
モールド支持装置37はモールド32を上下動可能としており、それによりモールド32をレジスト層34に押し付け、引き離すことができるようにし、移動部材38は水平に移動してレジスト層34の別の箇所にインプリントを行う。なお、この移動装置38をX−Y方向に移動する構造とし、或いはテーブル31をレール39と直角方向に移動することによって、レジスト層34の表面に対して多数のインプリントを行うことが可能となる。なお、インプリントに際しては上記の例の外、モールド支持部材37を用いずに、支柱29の伸縮によってもインプリントを行うことができる。
このようなインプリント装置30において、図8(e)のようにシリコン基板33とモールド32が相対的に傾斜しているとき、例えば同図(f)に示すように、支持テーブル31をモールド32の傾斜に対応するようにテーブル支持装置35の各支柱の長さを調節して両者を平行にすることができる。なお、支持テーブル31の位置はそのままで支柱29、或いはモールド支持装置37側で調節を行い、モールド保持テーブル36を傾斜させることにより、前記相対的な傾斜に対応する手法によっても両者を平行にすることが可能である。
図8(f)に示すようにテーブル支持装置35の各支柱の長さを調節してシリコン基板33とモールド32との傾斜に対応するためには、支持テーブル31の角度と各支柱とのなす角度が同図(e)のように90度ではなくなるため、脚の剛性等によって対応しない場合は、同図のように球面等による支持機構のような揺動支持部40を用いる必要がある。この時の揺動支持部40は支持テーブル31の特定の位置に設定され、移動することはない。
このようなテーブルの揺動支持機構については種々の手法があるが、例えば図9に示すようなテーブル支持機構が考えられる。即ち図9に示すテーブル支持機構41においては、図中三角形に示されているテーブル31の各頂点部分を、前記球面等による揺動支持部40としての第1揺動支持部42、第2揺動支持部43、第3揺動支持部44において、伸縮自在な第1支柱45、第2支柱46、第3支柱47で支持しており、図示の例において各支柱の下端は支柱支持部49に設けた揺動支軸48によって、各支柱を三角形の中心方向に揺動できるように支持している。
このようなテーブル支持機構41を用いることにより、例えば図9(a)から図9(b)に示すように支持テーブル31を所定の角度傾斜させる際には、最初第1支柱45を動かさない状態で、第2支柱46の長さを短くし、その後、第3支柱47を短くする操作を行うと、各支柱の揺動支持部間の長さが固定されているため、はじめに、第2揺動支持部43が三角形の中心に向けて移動し、つぎに、第3揺動支持部44はあまり位置を変えず、第1揺動支持部42が三角形の中心に向けて、第2揺動支持部43が三角形の中心から外に向けて移動するという動きの結果、図9(b)の平面図に示すような配置で、支持テーブル31を所定の傾斜にすることができる。
上記テーブル支持機構41により前記所定の傾斜の状態でテーブルを上下動させるときには、第1支柱45と同時に、第2支柱46及び第3支柱47も上昇させることで支持テーブル31”の位置に上昇させることができるが、傾斜つまり図9(c)の平面図に示す各揺動支持部42、43、44の支持点を同一に保つためには、第2支柱46及び第3支柱47の伸長量と、第1支柱45の伸長量とを等量とすることでは実現されない。というのは、支柱の伸長による高さ変化は支柱の傾斜の余弦関数となるために、支柱傾斜分の微妙な補正が各々の支柱の伸長時に必要になるためである。さらに、支柱の伸長に伴い支柱自身の傾斜も変化するために、テーブルの傾斜を保持して昇降するためには、高度な制御が要求される。
なお、インプリント装置においてシリコン基板のレジスト層にモールドを押し付けるに際して、両者が相対的に傾斜していることによる不均等なインプリントが行われることを防止するため、均等にインプリントが行われるようにする手法は、例えば下記特許文献1、2等に開示されている。
特開2004−146601号公報 特開2003−77867号公報
前記図9に示すようなテーブル支持機構を用いることによって同図(c)のように支持テーブル31を傾斜させ、支持テーブル31’と31”の間で平行に上下動させることは揺動支軸48が理想的な動きをするならば可能である。ここで問題なのは揺動支軸48が現実的には遊びや弾性により僅かながら規定方向以外の動作を許容してしまうことにある。例えば、仮に第1支柱45の揺動支軸48のみが理想的で、第2支柱46および第3支柱47の揺動支軸48が現実的とするならば、支持テーブル31が揺動支持部42を中心に回転することができ、図9(c)に示す支持テーブル31”’の位置のように、テーブルが本来位置すべき位置に保持できない。このようなテーブルの動作はインプリントにおいて好ましくなくこれを抑制するように現実の揺動支軸48を理想に近づける必要がある。インプリント時の装置の動作や外部振動によりテーブルに力が作用したとき支柱上端に力が加わり、その力に対抗するのが揺動支軸48であるが、支軸付近で支軸から遠い位置の力に対抗することとなり、テーブルを高い剛性で保持することは極めて困難である。また、支軸が理想に近いものであっても、上記に述べた様にテーブルの傾斜を正確に保ったままテーブルを昇降させるのに高度な制御が必要である。
なお、インプリントにおいては図8に示すようにシリコン基板33とモールド32の相対的な傾斜に対応するため、シリコン基板33を支持する支持テーブル31を傾斜させる方法と、モールドを保持するモールド保持テーブル36を傾斜させる方法により両者を平行に保つことができるため、前記のような支持テーブル31のテーブル支持装置35による傾斜調整は、同様にしてモールド支持装置37に対しても用いることができ、更にモールド32を保持するテーブルを支持するフレーム全体をテーブルとする支柱29に対しても用いることができる。
したがって、本発明はインプリント装置におけるシリコン基板とモールドとの相対的な傾斜に対応して、シリコン基板を支持するテーブルのテーブル支持装置と、モールドを支持するモールド支持装置のいずれかの傾斜を調節して両者を平行にしてインプリントを行う際、テーブル全体を上下動してもテーブルやモールドに相対的な回転や前後左右の移動を生じることなく、高い剛性で正確にインプリントを行うことができるようにしたインプリント装置を提供することを目的とする。
本発明に係るインプリント装置は、モールドまたは基板を固定するテーブルを3本の伸縮可能な傾動しない支柱により支持するテーブル支持装置において、前記テーブルには各支柱に対応してガイド部材を備え、前記ガイド部材は1点で交わる方向に延び、前記支柱は前記ガイド部材により移動可能に、且つ揺動支持機構により揺動可能にテーブルを支持し、任意の支柱を伸縮することによりテーブルを所定の傾斜に調整し、その後全ての支柱を等量伸縮することによりテーブルを平行に上下動可能としたことを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記テーブルが下面側にモールドを固定するテーブルであることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記テーブルが上面側に基板を固定するテーブルであることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記各支柱の少なくともいずれかに荷重検出装置を設けたことを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記ガイド部材が、ガイド、溝、レール、リニアウエイのいずれかで構成されることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記支柱がリニアアクチュエータ、ガイドとボールねじ、ラックアンドピニオン、油圧シリンダーのいずれかであることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記揺動支持機構が球座を用いることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記揺動支持機構が円錐または角錐状の突起と、これに対向するくぼみとで構成されることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記揺動支持機構が山形の突起とV溝により構成されることを特徴とする。
本発明に係る他のインプリント装置は、前記インプリント装置において、前記揺動支持機構が柔軟性を有する構成または素材により形成されることを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、インプリント装置におけるシリコン基板とモールドとの相対的な傾斜に対応して、シリコン基板を支持するテーブルのテーブル支持装置と、モールドを支持するモールド支持装置のいずれかの傾斜を調節して両者を平行にしてインプリントを行う際、テールブル全体を上下動させてもテーブルやモールドに相対的な回転や前後方向の移動を生じることなく、正確にインプリントを行うことができるようにしたインプリント装置とすることができる。
本発明はシリコン基板とモールドとの相対的な傾斜に対して、両者を平行にしてインプリントを行う際、テーブルやモールドに相対的な回転を生じることなく、正確にインプリントを行うことができるようにするという課題を、モールドまたは基板を固定するテーブルを3本の伸縮可能な傾動しない支柱により支持するテーブル支持装置において、前記テーブルには各支柱に対応してガイド部材を備え、前記ガイド部材は1点で交わる方向に延び、前記支柱は前記ガイド部材により移動可能に、且つ揺動支持機構により揺動可能にテーブルを支持し、任意の支柱を伸縮することによりテーブルを所定の傾斜に調整し、その後全ての支柱を等量伸縮することによりテーブルを平行に上下動可能とすることにより実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。本発明は前記のように、インプリントにおいては図8に示すようにシリコン基板33とモールド32の相対的な傾斜に対応するため、シリコン基板33を支持する支持テーブル31と、モールドを保持するモールド保持テーブル36のいずれかを傾斜することにより両者を平行に保つことができるため、支持テーブル31の傾斜対応のテーブル支持装置35と、モールド保持テーブル36との両者に適用することができる。
図1には第1支柱1、第2支柱2、第3支柱3の3本の支柱を正三角形の頂点位置に配置し、その先端でテーブル4を支持するテーブル支持装置5を示しており、各支柱の下端は図示されない基板等に揺動不能に強固に固定されている。また、各支柱は前記従来例と同様に油圧シリンダーを用いた機構、或いはリニアアクチュエータ、直動ガイドとボールねじ、ラックアンドピニオン機構等によって上下動自在としており、それにより第1支柱1の上端部に設けた半球面からなる第1揺動支持部6、第2支柱2の同様の第2揺動支持部7、及び第3支柱3の第3揺動支持部8は、それぞれ図中で上下動可能となっている。
図中前記3本の支柱に対応して三角形に示しているテーブル4の裏面における各角部には第1支柱スライド支持部材11、第2支柱スライド支持部材12、第3支柱スライド支持部材13を固定しており、各支柱のスライド支持部材の下面にはそれぞれ、第1スライド溝14、第2スライド溝15、第3スライド溝16を備えている。各支柱スライド支持部材の固定に際しては、図1(b)に示すように各スライド支持部材のスライド溝が、正三角形の中心Oに全て一致するように固定する。なお、図示実施例では3本の支柱を正三角形の頂点位置に配置した例を示したが、任意の三角形の頂点位置に配置することができ、テーブルの形状は各支柱の位置に応じ、また後述するようなテーブルの傾斜に応じた支柱による支持位置の変化に対応できるならば、四角形等任意の形状にすることができる。
図2に第1支柱1の支持機構を(a)に分解断面図、(b)に正面側断面図、(c)にスライド溝軸線方向断面図を示すように、第1支柱1の第1揺動支持部6を受ける第1支柱受け面17を備えた第1スライダ18が、第1支柱スライド支持部材11の第1スライド溝14に摺動自在に収容される構成をなし、それにより第1支柱1の第1揺動支持部6とテーブル4とはテーブル4の中心Oに対して接近或いは離反する方向にのみ拘束されて移動可能となる。
同様に図1に示す第2支柱2の第2揺動支持部7を受ける第2支柱受け面19を備えた第2スライダ20が、第2支柱スライド支持部材12の第2スライド溝15に摺動自在に収容され、それにより第2支柱2の第2揺動支持部7とテーブル4とはテーブル4の中心Oに対して接近或いは離反する方向にのみ拘束されて移動可能となる。更に第3支柱3の第3揺動支持部8を受ける第3支柱受け面21を備えた第3スライダ22が第3支柱スライド支持部材13の第3スライド溝16に摺動自在に収容され、それにより第3支柱3の第3揺動支持部8とテーブル4とはテーブル4の中心Oに対して接近或いは離反する方向にのみ拘束されて移動可能となる。
なお、上記実施例においては、本発明のガイド部材としてスライド溝を備えた支柱スライド支持部材とスライド溝に嵌合するスライダによりスライドさせる構造を示したが、それ以外に例えば直動ガイド、レール、リニアウエイ等の種々のガイド部材を用いることができる。
各支柱の揺動支持部について前記の例においては図2に示すように、例えば第1支柱1について、第1支柱受け面17を球面の一部とし、第1支柱1の上端部に設けた第1揺動支持部6を第1支柱受け面17の球面より直径の小さな球面の一部としているが、そのほか種々の揺動支持機構を用いることができ、例えば図3(a)の分解断面図、(b)の正面側組み立て断面図、(c)の側面側組み立て断面図、(d)の揺動支持部斜視図に示すように、第1支柱受け面17を球面の一部とし、第1揺動支持部6を円錐としても良く、この時第1揺動支持部6を同図(e)に示すような角錐としても良い。更に、図4に示すように第1支柱受け面17を円錐面或いは角錐面とし、第1揺動支持部6を球面の一部としても良く、柔軟性を有する構造、または素材を採用しても良い。
上記のような支柱支持機構を図8(a)に示すインプリント装置のテーブル支持装置35として用いるときには、例えば最初にテーブルを水平に支持している状態から、同図(e)のようにモールド32の傾斜に対応するため、図1のテーブル4をモールドに対応して傾斜させるとき、例えば第1支柱1を固定した状態で、第2支柱2及び第3支柱3を伸縮すると、平面上の支柱の位置は固定されているので、テーブルの傾斜によるテーブル面での支持点長さ増大分だけスライダがスライド支持部材のスライド溝内で移動して、所定の傾斜にすることができ、その傾斜の状態でこのテーブルにレジスト層を付与したシリコン基板33を載置し、或いは位置調整を行い、その後各支柱を同一量だけ上下動させることにより、シリコン基板を任意の高さに移動させることができる。前記傾斜の調整時にテーブルが微少回転や微少水平移動することがあっても、その状態でシリコン基板をテーブルに載置すると、以降は各支柱が固定され、単に上下動するのみであるのでテーブルが微少回転や微少水平移動することなく、また支柱支持機構に曲げ或いは捻れの負荷をかけることなく、更に各支柱は各スライダ部分でスライドして位置移動することなく、精密なインプリント作業を行うことができる。
また、上記のような支柱支持機構を支柱29部分に用いるときには、例えば最初にモールドを支持するテーブルの傾斜を各支柱の高さを調節することにより調整を行い、その状態でモールドの位置調整を行った後、全ての支柱29の上下動を均等に行うことにより正確な高さ調整を行うことができ、その後必要に応じてこの支柱の上下動によるインプリント、或いはモールド支持装置の上下動によるインプリントを行う。更に、モールド支持装置37において傾斜調整を行うことができるときには、前記のような操作をこの部分において同様に行うことができる。
上記のように本発明によるインプリント装置は、上下の移動と前後左右の傾斜の3自由度の制御をおこなうものであり、前後左右の移動と垂直軸まわりの回転の拘束を行うことができる。即ち、本装置では、テーブル上の支持点の3点がテーブル面に平行で放射状に配置された直動ガイド上を動くため、傾斜時にはテーブル上の支持点を放射中心から遠ざける動きでテーブルの支持点と支柱の支持点の一致が図られる。この支持点の移動に際して3つの支持点は、せん断力を緩和する方向に自動的に移動するため、何ら操作は不要である。
また、上記本装置においては別の利点も存在する。即ち、実際の装置を作製する場合、支柱を完全に平行に設定することはできず、また、放射状に用意された3つのスライダの延長を完全に1点で一致させることもできない。一般的装置ではこれら完全性からの誤差は望ましくない力の発生の原因となるが、本装置ではテーブルが前後左右の移動と垂直軸まわりの回転により力を緩和するように変位するため、そのような力が発生することがないという利点がある。このため、装置作製上の誤差があっても、上下の移動と前後左右の傾斜は動作を阻害するような力を受けることなく制御することが可能である。
更に、本発明による支持装置の支持点はせん断方向の力を受けず、テーブルを垂直に支持するため、テーブルの荷重測定のためのロードセル等を配置するのに好適である。荷重を正確に測定するためには3箇所すべてにロードセルを配置し、これらを合計することによって得ることができる。また、支持点が受け持つ荷重比が一定ならば1箇所の荷重からでも全体の荷重を知ることも可能である。
また、本発明ではテーブルを傾斜した場合においても支柱が傾斜しないため、単純に3つの支柱を同量伸縮させることでテーブルの傾斜を正確に保った状態でテーブルを昇降させることが可能である。これにより、モールドと試料の平行度を調整後、平行度を高精度に保ったままで接触させるインプリント動作を容易に実現できる。
念のために本発明において上記支持機構が前記作動を行うことができる原理を説明する。説明の簡単化のため3本のガイドa、ガイドb、ガイドcを中心Oから120度の角度で配置したとする。
任意の3点支持点を頂点とする3角形を考える。
その3角形の辺の長さを短い順にA,B,Cとする。(A≦B≦C)
[ステップ1]図5(a)のように長さAの線分LAを考え、その両端がガイドb、ガイドc上になるように配置する。これらを端点Ab、端点Acとする(配置方法は無限にある)。
[ステップ2]図5(b)のように長さBの線分LBを考え、その両端がガイドa、ガイドc上になるように配置する。これらを端点Ba、端点Bcとする(配置方法は無限にある)。
[ステップ3]図5(b)(c)のようにステップ2を守りつつ、ガイドc上にある線分LBの端点Bcを線分LAの端点Acに一致させる。このときLAの配置が定まれば、LBの配置は一意に定まる。
[ステップ4]図6に示すようにステップ3を守りつつ、ガイドc上にある線分LAの端点(Ac)の位置を中心Oから遠ざかる様に動かす。
このときの端点(Ac)の中心Oからの距離をXとする。(0≦X≦A)
このときの端点Abと端点Ba間の距離をYとすると、距離YはXの動きに対して単調に減少する。
距離YはX=Aで最小Yminになり、余弦定理から、
=A+Ymin −2・A・Ymincos120°=A+Ymin +A・Ymin
これは、
−Ymin =A+A・Ymin
右辺は必ず正なので、必ず、
min<B
さらに、 B≦C という前提があるので、かならず
min<C
である。
距離Yは線分LAと線分LBのなす角をθとすると余弦定理から、
=A+B−2・A・B・cosθ
距離YはX=0のときθ=120°となり最大値Ymaxになる。
max =A+B−2・A・B・cos120°
また、もとの3角形の辺Aと辺Bのなす角をφとして辺Cの長さを表わすと
=A+B−2・A・B・cosφ
であるので、φが120°以下であれば、
C≦Ymax
である。
結局、φが120°以下であれば、XがX=0からX=Aまで動く間に距離YはY=YmaxからY=Yminまで単調に減少し、
min<C≦Ymax
という関係にあるので、距離YはXがX=0とX=Aの間のどこか必ず1点で
Y=C
となることが分かる。
即ち、最も大きい角が120°以下の任意の3角形はその頂点をガイドa、ガイドb、ガイドc上に必ず配置できるということになる。また、このときガイドc上のAcの位置は一意に定まるので、全ての頂点位置が一意に定まるということになり、本発明が実施可能であることがわかる。
現実的には前記図1のように、支持点を正三角形のほぼ頂点付近にとり、ガイドa、ガイドb、ガイドcをほぼ1点からほぼ120°の角度で配置してあれば、前記ステップ1−4に従い操作を行って、ガイドc上のAcおよびBcを中央付近から遠方に動かせば、Yは単調減少し、Y=Cなる点が必ず1点のみ存在する。
上記原理に従い、実際の作動に際しては最初図7(a)(c)に破線で示すように三角形で示すテーブル4が水平に支持された状態からテーブルを傾斜させるため、第2支柱2のみを降下させると、第1揺動支持部6と第3揺動支持部8を結ぶ水平な線を中心に傾斜し、第2揺動支持部7のみが同図(a)の矢印で示すように第2スライド溝15に沿って外方に移動しながらその傾斜に対応する。このときテーブル4の中心が傾斜中心でないため微少量の水平移動を伴う。
その後第1支柱1及び第2支柱2を固定した状態で、テーブルを所定の傾斜に対応させるため第3支柱3を降下すると、同図(d)のように第3揺動支持部8はあまり位置を変えず、矢印で示すように第1揺動支持部6が第1スライド溝14に沿って外方に移動し、第2揺動支持部7が第2スライド溝15に沿って中心に移動してその傾斜に対応する。この時はテーブル4が第1揺動支持部6と第2揺動支持部7を結ぶ傾いた線を中心に傾斜するため、テーブル4は捻られながら、即ちテーブル4は回転しながら傾斜していく。すなわち、微少量の水平移動と微少量の回転を伴う。このような回転が行われても前記原理にしたがって、全ての揺動支持点は各スライドに沿って移動することにより前記傾斜による平面視での三角形の変形に対応でき、その状態でテーブル4上のシリコン基板、或いはテーブル下面のモールドの位置調整を行った後は、各支柱を垂直に同一量だけ上下動することによりテーブル部を平行に上下動することができ、テーブルの水平方向の移動やテーブル中心軸線を中心とした回転も生じることがない。
ここでは、説明のために支柱を個別に昇降させ、傾斜調整時に微少回転や微少水平移動が起こったが、図7(a)の傾斜を行う場合に、第1支柱および第3支柱を同時に同量量昇降させそれに対し第2支柱も同時に逆向きに2倍の量昇降することで、微少回転も微少水平移動も全く伴わずに傾斜させることができる。また、この傾斜方向と垂直な方向への傾斜の場合、第1支柱の昇降に対し第3支柱を逆向きに同量同時に昇降することで、微少回転も微少水平移動も全く伴わずに傾斜させることができる。さらに、任意の傾斜に対しては上記の2つの動作を重畳して行うことで、微少回転も微少水平移動も全く伴わずに傾斜させることが可能である。
本発明の実施例の斜視図及び平面図である。 同実施例の脚支持機構の断面図である。 同実施例の脚支持機構の他の態様を示す断面図である。 同実施例の脚支持機構の更に他の態様を示す断面図である。 本発明の作動原理を示す説明図である。 本発明の作動原理を示す他の説明図である。 本発明の作動態様を示す図である。 本発明が適用可能な従来のインプリント装置の概要図、及びインプリントの説明図、並びにモールドと基板の傾斜とその対応の例を示す図である。 従来例の作動を示す図である。
符号の説明
1 第1支柱
2 第2支柱
3 第3支柱
4 テーブル
5 テーブル支持装置
6 第1揺動支持部
7 第2揺動支持部
8 第3揺動支持部
11 第1支柱スライド支持部材
12 第2支柱スライド支持部材
13 第3支柱スライド支持部材
14 第1スライド溝
15 第2スライド溝
16 第3スライド溝
17 第1支柱受け面
18 第1スライダ
19 第2支柱受け面
20 第2スライダ
21 第3支柱受け面
22 第3スライダ

Claims (10)

  1. モールドまたは基板を固定するテーブルを3本の伸縮可能な傾動しない支柱により支持するテーブル支持装置において、
    前記テーブルには各支柱に対応してガイド部材を備え、
    前記ガイド部材は1点で交わる方向に延び、
    前記支柱は前記ガイド部材により移動可能に、且つ揺動支持機構により揺動可能にテーブルを支持し、
    任意の支柱を伸縮することによりテーブルを所定の傾斜に調整し、その後全ての支柱を等量伸縮することによりテーブルを平行に上下動可能としたことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記テーブルは、下面側にモールドを固定するテーブルであることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  3. 前記テーブルは、上面側に基板を固定するテーブルであることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  4. 前記各支柱の少なくともいずれかのテーブル支持部分に荷重検出装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  5. 前記ガイド部材は、ガイド、溝、レール、リニアウエイのいずれかで構成されることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  6. 前記支柱は、リニアアクチュエータ、ガイドとボールねじ、ラックアンドピニオン、油圧シリンダーのいずれかであることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  7. 前記揺動支持機構は、球座を用いることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  8. 前記揺動支持機構は、円錐または角錐状の突起と、これに対向するくぼみとで構成されることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  9. 前記揺動支持機構は、山形の突起とV溝により構成されることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  10. 前記揺動支持機構は、柔軟性を有する形状または素材により構成されることを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
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