JP4802996B2 - ベーンポンプ - Google Patents

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本発明はベーンポンプに関する。
従来のベーンポンプとしては例えば図8に示すものが知られている。このベーンポンプはケーシング1の内部に断面円形のロータ室2を形成し、ロータ室2には軸方向から見て円形でその中心軸線を回転軸として回転駆動するロータ5を収納している。ロータ5はその回転中心を断面円形のロータ室2の偏心位置に配置してあり、これによりロータの一端がロータ室2の内周面に摺接し、またロータ室2の内周面とロータ5の外周面との間に容積室8が形成されている。ロータ室2の内周面には容積室8のロータ5の回転方向における後側及び前側の夫々に連通する吸入口3及び吐出口4を設けている。ロータ5にはロータ5の径方向に移動自在となって押圧ばね13により先端がロータ室2の内周面に摺接する断面長方形状のベーン12を周方向に複数設けてあり、このロータ5の外周面から突出する各ベーン12の先端部で容積室8を区画して複数の作動室15を形成している。各作動室15はロータ5の回転に伴い容積が変化するものであり、ロータ5を回転駆動すれば、流体が吸入口3から連通する作動室15内に流入し、この作動室15内で圧縮された後、吐出口4から吐出される。なお特許文献1には図8に示すベーンポンプと同様のベーンポンプが開示されている。
ところで上記図8に示すベーンポンプは、ベーン12がロータ5の外周面に対して垂直に突出し、該ベーン12のロータ5の回転方向における前側の面からなる前面がロータ5の径方向及び回転軸方向と平行な面となっている。このためロータ5の回転駆動時においてベーン12が吐出口4を横切る際に吐出口4に対向するベーン12の先部の前面を流体送出面16とすると、該流体送出面16がロータ5の回転と共に吐出口4の中心軸線に対して垂直から離れる方向に徐々に向きを変えて傾斜していくこととなり、ベーン12の先端が吐出口4の中心付近に位置する時、即ちベーン12の流体送出面16で流体を送り出す最終段階では流体送出面16が吐出口4の方を向かず流体を効率良く送り出せない。またこの場合、ベーン12の流体送出面16はロータ室2の内周面とロータ5の外周面が摺接する部分側に向くこととなるので、流体がロータ室2の内周面とロータ5の外周面が摺接する部分に送られて同部から容積室8の吸入口3側に漏れ出す恐れもある。
特開昭62−291488号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、流体をベーンで効率良く送り出すことができるベーンポンプを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係るベーンポンプは、内部にロータ室2を形成したケーシング1と、ロータ室2に収納される軸方向から見て円形のロータ5と、ロータ5の径方向に移動自在となって先端部がロータ室2の内周面に摺接するロータ5の周方向に複数設けたベーン12を備え、ロータ室2の内周面とロータ5の外周面との間に形成される容積室8と、該容積室8のロータ5の回転方向における後側に連通する吸入口3と、ロータ室2の内周面に設けられて容積室8のロータ5の回転方向における前側に連通する吐出口4と、容積室8を前記複数のベーン12で区画して形成された作動室15を備え、前記ベーン12の先端部のロータ5の回転方向における前側の面に、ベーン12の先端側に向かってロータ5の回転方向における後側に位置するように傾斜した流体送出面16を形成し、流体送出面16に該流体送出面16の傾斜方向に沿って伸びる整流溝17を形成し、整流溝17を溝幅がベーン12の先端側に向かって広くなる溝で構成して成ることを特徴とする。
このようにベーン12の先端部のロータ5の回転方向における前側の面に、ベーン12の先端側に向かってロータ5の回転方向における後側に位置するように傾斜した流体送出面16を形成することで、ベーン12の先端部が吐出口4を横切る際には、流体送出面16のベーン12の先端側の端が吐出口4のロータ5の回転方向における後側の縁に至った時点からロータ5の回転に伴い吐出口4の中心軸線dに対して徐々に垂直となるように向きを変えていくようにでき、これにより作動室15内の流体をベーン12の流体送出面16で送り出す最終段階で、流体送出面16により流体を効率良く送り出すことができる。また、流体送出面16に該流体送出面16の傾斜方向に沿って伸びる整流溝17を形成することで、ベーン12の流体送出面16側の流体の流れが方向性を持つこととなり、流体同士の衝突を起こし難くして吐出口4から流体をスムーズに送り出すことができる。また、整流溝17の溝幅を一定とした場合、ロータ5が回転してベーン12が吐出口4側に近づくとベーン12の先端部の流体送出面16側を流れる流体が密となって圧力損失が大きくなる恐れがあるが、整流溝17の溝幅をベーン12の先端側に向かって広くしているので、これを防止できる。
また請求項2は請求項1において、前記ロータ5の回転駆動時においてベーン12の先端部が吐出口4を横切る際に、ベーン12の流体送出面16が吐出口4の中心軸線dに対して直交することを特徴とする。
またロータの回転駆動時においてベーンの先端部が吐出口を横切る際に、該ベーンの流体送出面が吐出口4の中心軸線dに対して直交するので、流体送出面16により流体をより一層効率良く送り出すことができる。
また請求項3は請求項1において、前記流体送出面16をロータ5の回転軸方向から見て直線状の面又はベーン12内方に向かって凸となる弧状の面とすることを特徴とする。ロータ5の回転軸方向から見て直線状の面又はベーン12内方に向かって凸となる弧状の面からなる流体送出面16で流体を効率良く吐出口4側に送り出すことができる。
流体送出面16に該流体送出面16の傾斜方向に沿って伸びる整流溝17を形成することで、ベーン12の流体送出面16側の流体の流れが方向性を持つこととなり、流体同士の衝突を起こし難くして吐出口4から流体をスムーズに送り出すことができる。
請求項1に係る発明では、ベーンの先端部が吐出口を横切る際には、流体送出面のベーンの先端側の端が吐出口のロータの回転方向後側の縁に至った時点からロータの回転に伴い吐出口の中心軸線に対して徐々に垂直となるように向きを変えていくようにでき、これにより作動室内の流体をベーンの流体送出面で送り出す最終段階で、流体送出面により流体を効率良く送り出すことができ、同時に流体がロータ室の内周面とロータの外周面が摺接する部分に送られて同部から容積室の吸入口側に漏れ出すことも防止できる。また、流体送出面に整流溝を形成することで、ベーンの流体送出面側の流体の流れが方向性を持つこととなり、流体同士の衝突を起こし難くして吐出口から流体をスムーズに送り出すことができる。また、整流溝の溝幅を一定とした場合、ロータが回転してベーンが吐出口側に近づくとベーンの先端部の流体送出面側を流れる流体が密となって圧力損失が大きくなる恐れがあるが、整流溝の溝幅をベーンの先端側に向かって広くしているので、これを防止できる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、ロータの回転駆動時においてベーンの先端部が吐出口を横切る際に、該ベーンの流体送出面が吐出口の中心軸線に対して直交するので、流体送出面により流体をより一層効率良く送り出すことができる。
また請求項3に係る発明では、ロータの回転軸方向から見て直線状の面又はベーン内方に向かって凸となる弧状の面からなる流体送出面で流体を効率良く吐出口側に送り出すことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本実施形態の一例のベーンポンプは図1に示すように流体を吸入する吸入口3及び吸入した流体を吐出する吐出口4を設けたケーシング1で外郭を構成している。ケーシング1の内部には断面円形のロータ室2を形成してあり、該ロータ室2には軸方向から見てロータ室2よりも径の小さい円形となる円柱状でその中心軸線を回転中心として回転駆動するロータ5を収納している。
ロータ室2の内周面には既述の吸入口3と吐出口4を形成してあり、吐出口4はロータ室2の周方向において吸入口3からロータ5の回転方向における前側(図中bに示す方向)に180度以上離れた位置に形成されている。図1の実施例では吸入口3及び吐出口4をロータ室2の両側端部の夫々から同一方向に伸びる直線状の孔で構成してあり、吸入口3及び吐出口4の夫々の中心軸線(吐出口4の中心軸線dは図2参照)はロータ5の中心を通るロータ室2の中心線aと平行となっている。また吸入口3及び吐出口4のロータ室2と反対側の端部はケーシング1の外面から開口している。
ケーシング1にはロータ5の回転軸部6をロータ室2内に突設してあり、該回転軸部6はロータ室2の偏心位置に配されている。ロータ5は中心に形成した軸受け部7で前記回転軸部6を受けるものであり、これによりロータ5は駆動手段により回転軸部6を中心に図中bに示す一方向に回転する。
このようにロータ5の回転中心をロータ室2の偏心位置に配置することで、回転駆動するロータ5の外周面の周方向の一部とロータ室2の内周面とが摺接するようになり、同時にロータ5の外周面の周方向の他部とロータ室2の内周面との間にはロータ5の回転方向において容積が増減する容積室8が形成される。この容積室8は、ロータ室2を吸入口3側と吐出口4側とに二分する中心線aを境に、ロータ5の回転方向後側に位置する容積拡大領域9と、ロータ5の回転方向前側に位置する容積縮小領域10に二分される。容積拡大領域9はロータ5の回転方向における前側に向かって容積が増大し、該容積拡大領域9のロータ5の回転方向における後側の部分は吸入口3に連通している。また容積縮小領域10はロータ5の回転方向にける前側に向かって容積が縮小し、該容積縮小領域10のロータ5の回転方向における前側の部分は吐出口4に連通している。
ロータ5の外周面の周方向において等間隔に離れた複数箇所(図示例では4箇所)にはロータ5の中心に向かって伸びる断面長方形状のベーン溝11を形成している。各ベーン溝11にはベーン12を摺動自在に収納してあり、これによりロータ5の径方向に移動可能となった各ベーン12はロータ5の外周面に対して垂直に出没自在となっている。各ベーン溝11の奥部には収納されたベーン12をロータ5の径方向外側に向けて押圧する押圧ばね13を設けてあり、該押圧ばね13の付勢力により各ベーン12の先端部はロータ室2の内周面に押圧され、ロータ5の回転駆動時にはロータ室2の内周面に常時摺接することとなる。なお本例のロータ5には各ベーン12をロータ室2の内周面に押圧するための押圧ばね13を設けたが、押圧ばね13を設けず、ロータ5の遠心力を利用して各ベーン12の先端部をロータ室2の内周面に摺接するようにしても良いものとする。
ロータ室2の内周面とロータ5の外周面との間に形成された容積室8は前記ロータ5の外周面から突出する各ベーン12により区画され、これによりロータ室2には作動室15がロータ5の回転方向に複数形成される。各ベーン12間に形成された作動室15はロータ5の回転に伴い容積が増減するものであり、即ち各作動室15は吸入口3に連通する位置にある時にはロータ5の回転に伴い容積が増大し、吐出口4に連通する位置にある時にはロータ5の回転に伴い容積が減少する。従ってロータ5を回転駆動すれば、流体が吸入口3からこれに連通する作動室15内に流入し、この作動室15内で圧縮された後、吐出口4から吐出され、これにより流体を送り出すポンプとして機能する。
そして本発明のベーンポンプにあっては、作動室15内の流体を吐出口4から送り出すための面として、上記ベーン12の先端部のロータ5の回転方向における前側の面に、ベーン12の先端側に向かってロータ5の回転方向における後側に位置するように傾斜した流体送出面16を形成している。図1ではブロック状のベーン12の先端側且つロータ5の回転方向前側に位置する角部を面取りし、この面取部からなるロータ5の回転軸方向から見て直線状の傾斜面で流体送出面16を構成している。このようにベーン12の先端部のロータ5の回転方向における前側の面に、ベーン12の先端側に向かってロータ5の回転方向における後側に位置するように傾斜した流体送出面16を形成することで、ベーン12の先端部が吐出口4を横切る際には、ロータ5の回転に伴い流体送出面16のベーン12の先端側の端点eが吐出口4のロータ5の回転方向における後側の縁と重なる位置に至った時点から吐出口4の中心軸線dに対して徐々に垂直となるように向きを変えていくこととなり、これにより作動室15内の流体をベーン12の流体送出面16で送り出す最終段階で、流体送出面16により流体を効率良く送り出すことができ、同時に流体がロータ室2の内周面とロータ5の外周面が摺接する部分に送られて同部から容積室8の吸入口3側に漏れ出すことも防止できる。なお各ベーン12をロータ5の回転軸方向から見た場合、各ベーン12の先端面のロータ5の回転方向における後側の半部はベーン12の基先方向と直交し、またロータ5の回転方向における後側の面及びロータ5の回転方向における前側の面のベーン12の基端側部分はベーン12の基先方向と平行となる。また流体送出面16はベーン12の先端部が吐出口4を横切る際は常にベーン12の基端側部分がベーン溝11に収納されるものであり、またベーン12がロータ5の外周面から最も突出した状態では流体送出面16のベーン12の基先方向における全部がロータ5の外周面よりも径方向外側に突出するものである。
ここでロータ5の回転駆動時においてベーン12の先端部が吐出口4を横切る際においては、図2に示すようにベーン12の流体送出面16が吐出口4の中心軸線dに対して直交するような傾斜面としてあり、図示例ではロータ5の回転に伴い流体送出面16のベーン12先端側の端点eが吐出口4の中心軸線d上に位置する時に、ベーン12の流体送出面16が吐出口4の中心軸線dに対して直交するようにしている。これにより流体送出面16のベーン12先端側の端点eが吐出口4の中心軸線d上に位置する時、即ち作動室15内の流体をベーン12の流体送出面16で送り出す最終段階において、流体送出面16を吐出口4の中心軸線dと直交させることができ、流体送出面16により流体を一層効率良く吐出口4側に送り出すことができる。またこのように流体送出面16を傾斜面とすることで、設計上、ロータ5の回転方向において吸入口3を吐出口4から180度未満の距離まで近づけたとしても流体送出面16を吐出口4の中心線軸線dに対して垂直とすることができ、設計上の自由度が増す。
なお図1では各ベーン12の流体送出面16のベーン12の先端側の端をベーン12の先端面のロータ5の回転方向における前側の端に接続したが、例えば各ベーン12の流体送出面16のベーン12の先端側の端を、図3に示すようにベーン12のロータ5の回転方向における後側の面においてベーン12の先端側の端に接続しても良い。即ちこの場合は、各ベーン12の先端面をロータ5の回転方向における後側に向かってベーン12の先端側に位置するような傾斜面として、これを流体送出面16としている。
また図4に示すように各ベーン12の流体送出面16をロータ5の回転軸方向から見てベーン12の先端側に向かって徐々に傾斜が緩やかになる弧状の面としても良い。
また上記各ベーン12の流体送出面16は凹凸のない滑らかな傾斜面としたが、図1乃至図4に示す各ベーン12の流体送出面16に図5乃至図7に示すような流体送出面16の傾斜方向に沿って伸びる整流溝17を形成しても良い。
図5乃至図7では流体送出面16の傾斜方向の全長に亘る整流溝17を複数形成してあり、図5では整流溝17を断面矩形状で溝幅がベーン12の基先方向において一定の角溝で構成してあり、図6では整流溝17を断面V字状のV字状溝で構成している。また図7では整流溝17を断面矩形状で溝幅がベーン12の先端側に向かって徐々広くなる溝で構成してある。
このように各ベーン12の流体送出面16に流体送出面16の傾斜方向に沿って伸びる整流溝17を形成することで、ベーン12の流体送出面16側の流体の流れが方向性を持つこととなり、流体同士の衝突を起こし難くして吐出口4から流体をスムーズに送り出すことができる。また図5や図6のように整流溝17の溝幅を一定とした場合、ロータ5が回転してベーン12が吐出口4側に近づくとベーン12の先端部の流体送出面16側を流れる流体が密となって圧力損失が大きくなる恐れがあるが、図7では整流溝17の溝幅をベーン12の先端側に向かって広くしているので、これを防止できる。
なお上記各例における吸入口3及び吐出口4の夫々の配置や形状は一例であり、上記に限定されるものではない。またロータ5は、ロータ5に固定的に設けた回転軸部6を駆動手段により回転駆動することで回転するものであっても良いし、回転軸部6をロータ5又はケーシング1に固定的に設けると共にロータ5の一部を磁石等の磁性体で構成し、外部の非接触式電磁駆動手段(図示せず)により前記回転軸部6を中心に回転するものであっても良い。
本発明の実施の形態の一例のベーンポンプを示すロータの回転軸方向から見た断面図である。 ベーンの流体送出面のベーン先端側の端点が吐出口の中心軸線上に位置する時の要部拡大断面図である。 他例のベーンポンプを示す要部拡大断面図である。 更に他例のベーンポンプを示す要部拡大断面図である。 更に他例のベーンポンプを示すものであり、(a)は流体送出面の平面図であり、(b)はベーンの先端部の断面図である。 更に他例のベーンポンプを示すものであり、(a)は流体送出面の平面図であり、(b)はベーンの先端部の断面図である。 更に他例のベーンポンプを示すものであり、(a)は流体送出面の平面図であり、(b)はベーンの先端部の断面図である。 従来のベーンポンプの断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 ロータ室
3 吸入口
4 吐出口
5 ロータ
8 容積室
12 ベーン
15 作動室
16 流体送出面

Claims (3)

  1. 内部にロータ室を形成したケーシングと、ロータ室に収納される軸方向から見て円形のロータと、ロータの径方向に移動自在となって先端部がロータ室の内周面に摺接するロータの周方向に複数設けたベーンを備え、ロータ室の内周面とロータの外周面との間に形成される容積室と、該容積室のロータの回転方向における後側に連通する吸入口と、ロータ室の内周面に設けられて容積室のロータの回転方向における前側に連通する吐出口と、容積室を前記複数のベーンで区画して形成された作動室を備え、前記ベーンの先端部のロータの回転方向における前側の面に、ベーンの先端側に向かってロータの回転方向における後側に位置するように傾斜した流体送出面を形成し、流体送出面に該流体送出面の傾斜方向に沿って伸びる整流溝を形成し、整流溝を溝幅がベーンの先端側に向かって広くなる溝で構成して成ることを特徴とするベーンポンプ。
  2. 前記ロータの回転駆動時においてベーンの先端部が吐出口を横切る際に、ベーンの流体送出面が吐出口の中心軸線に対して直交することを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
  3. 前記流体送出面をロータの回転軸方向から見て直線状の面又はベーン内方に向かって凸となる弧状の面とすることを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
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