JP4802939B2 - 浴室照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、くつろいで入浴できるような照明が可能となった浴室照明装置に関するものである。
従来から浴槽内の水面に浮遊させる浴槽照明器具が特許文献1により知られている。この浴槽照明器具は、浴槽内の水面に浮遊させて、水面よりも上方の空間を照明するようになっている。このように水面よりも上方の空間を照明するに当って、赤色発光ダイオード、青色発光ダイオード、緑色発光ダイオードの各発光を組み合わせて、赤色、橙色、黄色、緑色、水色、青色、紫色の光色を順番に循環させて光色を変化する光色変化パターンで水面よりも上方の空間を照明し、これにより浴槽の水面よりも上方の空間を光の三原色を使ったカラフルな光で照明するようになっている。
上記特許文献1に示された従来例にあっては、浴槽の水面より上方の空間を光色がカラフルに変化する光色変化パターンで照明するものであるが、以下の理由によりリラックスした入浴は期待し難い。
すなわち、浴槽の水面よりも上方の空間を光色がカラフルに変化する光色変化パターンで照明するため、水面よりも上方の空間、つまり浴室内空間がカラフルに変化する光色変化パターンで直接照明されることになり、しかも、浴槽照明器具が浮遊するため、照明光が浴室空間内で不規則に動くことになる。このように光色がカラフルに変化する光が浴室空間内で不規則に動いて浴室内空間を直接照明するものであるから、この光色が変化する直接光による光刺激で楽しい雰囲気を演出して、光色が変化する直接光による光刺激を楽しみながら遊び気分で入浴することを目的としているにすぎず、リラックスした入浴をしたい人にとっては、上記従来例における光色が変化する直接光による光刺激は、刺激が強すぎて、リラックスした入浴の支障となる。
また、上記従来における光の三原色を使った光色カラフルに変化する照明は、赤色、橙色、黄色、緑色、水色、青色、紫色の光色を順番に循環させて光色を変化させて楽しみながら入浴するものであり、刺激的な色である赤色も入浴者により光刺激を与えて楽しい雰囲気にするという意味では必要である。しかしながら、入浴してリラクスしようとしている人にとって、光の3原色のうち、赤色の光色は入浴者にとって刺激が強すぎてリラックスの妨げとなり、この点でも従来例においてはリラックスした入浴が期待できない。特に、上記従来例においては赤色、橙色という赤色系の光色を経て黄色の光色に変化するため、赤色系の光色による照明が続き、この赤色系の光色の残像が残ったまま黄色の光色に変化するため、黄色の光色も赤色系の光色に連続したものとして認識され、よりいっそう入浴者にとって刺激が強すぎる。
そこで、赤色系の光を使わないで青色系、緑色系の光色を順番に循環させて照明することが考えられるが、これだと光色のカラフル感に乏しく、カラフルな循環照明が実現できない。
特開2004−281186号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、入浴者に対して強い刺激とならない幻想的なカラフルな水中照明ができて、従来の入浴では得られないリラックス感が得られる浴室照明装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室照明装置は、浴槽2の水中を照明する水中照明器具3aを備え、水中照明器具3aに、緑色発光体、青色発光体、赤色発光体を備えた光源部4を設け、光源部4における上記3種類の発光体の各発光を組み合わせて調色することで、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を自動的に順番に循環させて発光させるカラフル循環発光モードで照明するように制御する制御部5を備え、上記カラフル循環発光モードにおいて、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化する際、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系としてピンク色の光色に変化し、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、水中照明器具3aにより浴槽2内の浴水自体を照明して、浴槽2内の浴水自体が色発光するという幻想的な雰囲気の浴水中に身体を浸けてリラックスして入浴することができ、また、従来のように水面より上方の空間を直接照明するもののように身体の一部の水面から露出した部分を直接色照明しないので、身体の一部の水面から上に出ている腕、胸、頭部、顔等が直接赤色や緑色や青色、あるいは紫色等の光で照されて赤色や緑色や青色、あるいは紫色等に染まることがなく、違和感なく幻想的な浴水中に浸かってリラックスした入浴ができる。また、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を順番に循環させて発光させるので、光の3原色系の光色、各中間色系の光色を順番に循環させてカラフルな水中照明ができ、よりいっそう浴水自体を幻想的に色発光させることができる。
しかも、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化する際、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系としてピンク色の光色に変化し、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御するので、赤色系の光色としては、赤色の原色は使わず入浴者に対する刺激が比較的少ないピンク色のみを使用することになり、赤色の原色が入浴者に与える刺激を無くすことができる。また、赤色系の光色として使用するピンク色の発光の後に、直ぐ、緑色と赤色の中間色系の光色に変化すると、緑色と赤色の中間色系の光色による発光の際、入浴者にとっては赤色系の色であるピンク色の残像が残っているため、緑色と赤色の中間色系の光色が赤系の色の連続として感じられて、リラックスした入浴の妨げとなるが、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するので、白色光への変化で赤色系の色であるピンク色の残像を消去し、緑色と赤色の中間色系の光色に変化した際に、赤色系の光色が連続する感じを受けないようにでき、赤色系の光色が連続することによる入浴者に対する刺激をできるだけ少なくすることができる。
これにより、浴槽2内の浴水自体を光色がカラフルに変化する照明により幻想的に色発光させることができると共に、入浴者への刺激をできるだけ少なくしてリラックスした入浴が可能となる。
本発明にあっては、浴室における浴槽内の浴水を入浴者に対して強い刺激とならない幻想的なカラフル照明ができて、従来の入浴では得られないリラックス感が得られる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図8には本発明の一実施形態が示してある。浴室1の壁6の上部又は天井部7には浴室1内空間を直接照明するための主照明器具8が設けてあり、本発明においては、この浴室1内空間を直接照明する主照明器具8だけでなく、浴室1内に設けた浴槽2には浴槽2内の浴水を照明するための水中照明器具3aが設けてあり、また、浴室1の壁6の上下方向の略中間位置(浴槽2の上端よりもやや上方位置)には壁面付近を間接照明するための壁面間接照明器具3bが設けてある。
図1には上記実施形態のブロック構成図が示してあり、浴室1内に設置した操作器9に設けた各操作釦を操作することで制御部5により水中照明器具3a、壁面間接照明器具3b、主照明器具8を制御するようになっている。図中20はメインスイッチであって、浴室1の外(脱衣室)に設けてある。
主照明器具8としては白熱灯や蛍光灯が使用されるが、白熱灯の場合は調光可能とすることで浴室1内空間の明るさを自由に変えることができる。図1、図2には調光可能な主照明装置8の例が示してある。
水中照明器具3aは、平面視略長方形状をした浴槽2の長手方向に沿った浴槽壁2aに設けてあって、長手方向に沿った一方の浴槽壁2a側に設けた水中照明器具3aからの発光した光が、浴槽2に入浴した人に遮られることなく長手方向に沿った他方の浴槽壁2a側に向けて水中照明できるようになっている。すなわち、図3に示すように浴槽2内で入浴者が膝を略ヘ字状に曲げて入浴する場合、足を伸ばして入浴する場合のいずれの場合も一方の浴槽壁2a側に設けた水中照明器具3aからの発光した光が、浴槽2に入浴した人に遮られることなく他方の浴槽壁2a側に向けて水中照明できるようになっている。浴槽2a内で略へ字状に曲げた膝位置はちょうど長手方向の浴槽壁2aの長手方向の略中間であり、高さ位置は、浴槽2内で略へ字状に曲げた膝の下方を照明の光が通過するような位置で、且つ、浴槽2の底に沿って足を伸ばした場合に膝の上を照明の光が通過するような高さに設定してある。図3において25は入浴者を示し、26は入浴者25の膝を示している。
水中照明器具3aには、赤色発光ダイオードからなる赤色発光体、緑色発光ダイオードからなる緑色発光体、青色発光ダイオードからなる青色発光体を備えた光源部4を有し、光源部4における前記3種類の発光体から発せられる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3原色の夫々の光量を調整して混合比を替えることで、様々な色の発光が可能となっている。ここで、本発明においては、光源部4における上記3種類の発光体の各発光を組み合わせて調色することで、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を順番に循環させて発光させるカラフル循環発光モードを有している。また、青系統の寒色の複数の光色を順番に循環させて発光させる寒色循環発光モードを有し、更に、複数の光色の中で選択された固定色で発光し且つ該固定色の明るさを自動的に変化させる固定色明るさゆらぎモードを有している。
カラフル循環発光モードは、上記のように緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を順番に循環させて発光させるモードであるが、本発明においては、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化する際、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系としてピンク色の光色に変化し、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御するようになっている。
このカラフル循環発光モードは、上記のように全色、つまり、3原色系と、各中間色系と、白色の合計7光色を順番に循環させるもので、一例を示すと、……緑色(緑色系)→水色(緑色と青色の中間色系)→青色(青色系)→紫色(青色と赤色の中間色系)→ピンク色(赤色系)→白色→黄色(緑色と赤色との中間色系)……という順番で光色が変化するものである。このようにカラフル循環発光モードにおいて循環して発光する光色をCIE色表示系の色度図に基づいて示すと図4のようになる。
図4からも明らかなように、本発明におけるカラフル循環発光モードにおいては、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を順番に循環させて発光させるので、光の3原色系の光色、各中間色系の光色を順番に循環させてカラフルな水中照明ができ、浴水自体を幻想的に色発光させることができる。しかしながら入浴により心身共にリラックスしようとするための浴槽2内の水中照明においては、赤系の色は刺激的な色であるため、リラックスするという観点からはできるだけ避けた方がよい。
このため、本発明は、赤色系の光色としては、赤色の原色は使わず入浴者に対する刺激が比較的少ないピンク色のみを使用して赤色の原色が入浴者に与える刺激を無くすようにしており、更に、赤色系の光色として使用するピンク色の発光の後に、直ぐ、緑色と赤色の中間色系の光色に変化すると、緑色と赤色の中間色系の光色による発光の際、入浴者にとっては赤色系の色であるピンク色の残像が残っているため、緑色と赤色の中間色系の光色が赤系の色の連続として感じられて、リラックスした入浴の妨げとなるが、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御するので、白色光への変化で赤色系の色であるピンク色の残像を消去し、緑色と赤色の中間色系の光色に変化した際に、赤色系の光色が連続するという赤色系の色の残像を感じないようにしてあり、これにより、赤色系の光色を使用してカラフルな循環発光をすると言えども、赤色による入浴者に対する刺激をできるだけ少なくして、カラフルに循環発光する従来にない幻想的な浴水中に浸かってリラックスした入浴が可能となるようにしている。
寒色循環発光モードは、……青色→緑青→水色→青緑→青色→……という寒色系の5光色が順番に循環して発光するものである。このように寒色循環発光モードにおいて循環して発光する光色をCIE色表示系の色度図に基づいて示すと図5のようになる。
このように寒色系の複数の光色を順番に循環させて浴槽2内の水中照明を行うことで、従来にない青系の色が微妙に変化しながら光っている幻想的な浴水中に浸かって入浴できるので、よりリラックスして入浴することができる。
上記カラフル循環発光モード、寒色循環発光モードのいずれの循環発光モードにおいても、上記のように予め設定された光色変化パターンで光色が自動的に変化するように制御されるのであるが、更に、各循環発光モードにおいて自動的に変化する光色が予め設定された明るさ変化パターンで自動的に変化するように制御してもよい。
固定色明るさゆらぎモードは、3種類の発光体から発せられる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3原色の夫々の光量を調整して混合比を替えることで作り出される複数の色を選択して固定色として発光し、且つ、選択された固定色が予め設定された明るさ変化パターンに基づいて当該固定色の明るさを自動的に変化させるように制御部5により制御される。
固定色の選択の一例を挙げると、黄色、黄緑色、緑色、青緑色、水色、緑青色、青色、紫色、ピンク色、白色の10色の中から一色を選んで固定色とするものであり、操作器9に設けた後述のカラーセレクト用操作釦12を順番に押すことで、上記10色を順番に選択した単色を固定色とすることができるようになっている。このような固定色として選択される色及びその選択の順番をCIE色表示系の色度図に基づいて示すと図7のようになる。
選択された固定色の明るさを自動的に変化させるに当っては、その明るさの変化パターンは予め設定された変化パターンで自動的に変化するようになっており、図6はその予め設定された明るさの変化パターンの一例を示すグラフである。図6において、Aの時間は設定された最大明るさの時間であり、Bは最大明るさから次第に明るさが弱くなって最小明るさに至るまでの時間であり、Cは最小明るさが継続する時間であり、Dは最小明るさから最大明るさに至るまでの時間を示しており、上記A、B、C、Dの時間は次にようにして求めている。すなわち、実際に浴槽2の湯水内に実験者が入浴し、該浴槽2内の湯水を選択した固定色で照明すると共に明るさを変化させて、入浴者の心理状態を評価した。このような実験における入浴者の心理評価に基づいて、入浴者が最もリラックスする明るさの変化パターンを求め、このようにして求めた明るさの変化パターンに基づいて、上記A、B、C、Dの時間を求めた。ちなみに、実験によれば、A、Cはそれぞれ約3秒、B、Dはそれぞれ約10秒が好ましい。
壁面間接照明器具3bは、浴室1の壁6の上下方向の略中間位置(浴槽2の上端よりもやや上方位置)に設置され、図8に示すように、ボックス13内の後部にLEDからなる発光体14を配設したものである。ボックス13は前壁部13a及び両側の側壁部が遮光性を有し且つ耐薬品性を有するABS等の合成樹脂からなり、天壁部13c及び底壁部13dが透光性を有し且つ耐薬品性を有するPP等の合成樹脂からなる。発光体14はボックス13の前壁部13aに向けて発光し、この光が前壁部13aや側壁部に当って反射して天壁部13c及び底壁部13dを透過し、これによりボックス13の上方及び下方に光が漏れ出して間接照明を実現する。このような間接照明からなる壁面間接照明器具3bは浴槽2内の湯水に浸かって入浴している人のほぼ目の高さに対応する壁面付近を柔らかな間接照明で淡く照らすようになっており、入浴者の目に壁面間接照明器具3bの光が直接光となって入らず、柔らかな間接光により浴槽2内の湯水に浸っている入浴者にリラックス効果を与えることができるようになっている。
次に、図1の制御部ロック図、図2の動作説明図に基づいて、水中照明器具3a、壁面間接照明器具3b、主照明器具8の操作に付き説明する。
入浴者は浴室1に入る際に、浴室1の外に設けたメインスイッチ20をオンにして浴室1に入る。メインスイッチ20をオンにすると、制御部5により主照明器具8がオンになる。ここで、図1、図2に示す実施形態においては、主照明器具8が調光可能となっている場合の例であり、この場合、メインスイッチ20をオンにすると主照明器具8は全灯(100%点灯)状態となる。この状態が図2における初期状態である。
この主照明器具8の全灯状態においては、一般の浴室照明と同様の浴室1内照明が実現できる。
この主照明器具8の全灯状態において、操作器9に設けた水中照明用操作釦10を押すことで水中照明器具3aがオンとなってカラフル循環発光モードで照明されるように制御部5により制御されるようになっている。この時同時に主照明器具8の明るさが自動的に低下して(例えば全灯状態の20%の明るさに低下して)浴室1内空間が薄暗くなるように制御される。
上記カラフル循環発光モードによる照明中に、更に、操作器9に設けた循環切換用操作釦11を押し操作をすると、水中照明器具3aがカラフル循環発光モードから寒色循環発光モードの水中照明に切換られ、更に、循環切換用操作釦11を押すと、再びカラフル循環発光モードの水中照明に切換られる。このように、循環切換用操作釦11を押す毎にカラフル循環発光モードと寒色循環発光モードを交互に切り換えることができるようになっている。
また、上記カラフル循環発光モード又は寒色循環発光モードによる水中照明中に、カラーセレクト用操作釦12を押すと、カラフル循環発光モード又は寒色循環発光モードによる水中照明から、固定色明るさゆらぎモードに切換られる。ここで、カラーセレクト用操作釦12を1回、2回……と押すことで、あらかじめ設定してある複数の固定色(実施例では10色)が順番に選択される。この固定色明るさゆらぎモードにおいては、浴水が固定された固定光色で発光する際、明るさが予め設定された明るさ変化パターンに基づいて自動的に変化するので、光色が固定された浴水中に浸かって入浴する際に、従来のように水面の波立ちに影響されることなく、入浴者の心理評価に基づいて最もリラックスできる最適の明るさ変化で浴水照明ができる。
なお、図2において水中照明器具3aをオンにして浴水照明をしている場合を、浴槽2内の浴水を黒く塗りつぶして図示しており、浴槽2内の浴水が白抜きの図は水中照明器具3aがオフの場合を示している。
上記のように水中照明すると、水中照明器具3aにより浴槽2内の浴水自体が直接照明されて浴水自体が色発光するという幻想的な浴水となる。この場合、水中照明器具3aをオンにすると同時に主照明器具8の明るさが自動的に低下して浴室1空間内が薄暗くなるので、薄暗い浴室1内において浴槽2内の浴水が幻想的に色発光するという従来にない幻想的な雰囲気を現出でき、このような雰囲気の中で幻想的に色発光する浴水中に浸かることで、リラックスした入浴が可能となる。この場合、浴水が単一色での色発光では入浴者に飽きがくるので、本発明においては、上記のように、カラフル循環発光モード、寒色循環発光モードという循環発光モードや、固定色明るさゆらぎモードを選択して、入浴者の好みやその時々における体調や心理状態に応じて複数の水中照明モードの中から適した水中照明モードを選択し、入浴者に適した幻想的な発光状態を現出している浴水中に浸かって入浴することで、リラックスした入浴ができるようになっている。
上記水中照明器具3aをオンにして複数の発光モードのいずれかで水中照明を行っている際、操作器9に設けた調光用操作釦15を操作すると主照明器具8の明るさを可変できて入用者の入浴者の好みやその時々における体調や心理状態に応じて浴室1内空間の明るさを最も適した明るさにしてよりリラックスできる雰囲気を現出するようにしている。勿論、調光用操作釦15を操作して調光することで、全灯、消灯することもできる。
水中照明器具3aをオフにするには操作器9に設けた水中照明用操作釦10を再度押すことで水中照明器具3aをオフにできる。水中照明器具3aをオフにすると、主照明器具8が自動的に全灯状態となるように制御部5により制御される。
操作器9に設けた間接照明用操作釦16を押すと、壁面間接照明器具3bがオンとなり、壁面間接照明器具3bが点灯して壁面付近が間接照明されると同時に主照明器具8が自動的にオフとなって消灯するように制御部5により制御される。このように壁面間接照明器具3bを押してオンにした際に、水中照明器具3aがオンになっている時は水中照明は現状のモードを継続し、水中照明器具3aがオフになっているときはオフの状態が維持されるように制御される。
このように、壁面間接照明器具3bによる間接照明の際に、主照明器具8が自動的に消灯することで、直接照明による光刺激が無くて柔らかな間接照明の雰囲気下で入浴でき、リラックスした入浴ができる。更に、この状態で主照明器具8を調光用操作釦15を操作して主照明器具8を調光することができる。
また、水中照明器具3a、壁面間接照明器具3bの両方がオンで点灯し且つ主照明器具8がオフで消灯している際、水中照明器具3a又は壁面間接照明器具3bの一方をオフにしても主照明器具8はオフのままで消灯している。しかし、水中照明器具3a又は壁面間接照明器具3bの両方がオフとなると主照明器具8が自動的にオンになって全灯となるように制御される。
したがって、メインスイッチ20をオンすると、主照明器具8、水中照明器具3a、壁面間接照明器具3bのいずれか一つ以上がオンとなって点灯していて、浴室1内が真っ暗な状態にならないようになっており、真っ暗になることによる危険を回避するようになっている。
上記実施形態では主照明器具8が調光可能な例で説明したが、主照明器具8が調光できないものであってもよい。以下、図9に示す本実施形態のブロック構成図、図10に示す動作説明図に基づいて、水中照明器具3a、壁面間接照明器具3b、主照明器具8の操作につき説明する。
前述の実施形態では操作器9に主照明器具8を調光するための調光用操作釦15が設けてあったが、本実施形態においては図9のように調光用操作釦15に代えて主照明オン・オフ用操作釦18が設けてある。
本実施形態においても、メインスイッチ20を操作してオンにすると主照明器具8が点灯される。この状態で水中照明用操作釦10を押して水中照明器具3aをオンにして水中照明を行っても、主照明器具8は点灯状態であり、その後、水中照明中に主照明オン・オフ用操作釦18を操作することで、主照明器具8を消灯することができる。
一方、水中照明用操作釦10を再び押してオフにすると、自動的に主照明器具8が点灯される。
また、循環切換用操作釦11、カラーセレクト用操作釦12の操作は前述の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
また、間接照明用操作釦16を操作して壁面間接照明器具3bをオンすると自動的に主照明器具8が自動的に消灯する。そして、この間接照明の状態で、主照明オン・オフ用操作釦18を操作することで主照明器具8を点灯することもできる。
壁面間接照明器具3bによる間接照明状態において、主照明器具8がオフの場合、間接照明用操作釦16を操作して壁面間接照明器具3bをオフにすると主照明器具8が自動的に点灯する。
また、水中照明器具3a及び壁面間接照明器具3bの両者がオンとなり、且つ、主照明器具8がオンで消灯している時、間接照明用操作釦16を操作して壁面間接照明器具3bをオフにしても水中照明器具3aがオンであると主照明器具8は消灯のままであり、この場合水中照明用操作釦10を操作して水中照明器具3aをオフにすることで、主照明器具8が自動的に点灯する。また、水中照明器具3a及び壁面間接照明器具3bの両者がオンとなり、且つ、主照明器具8がオンで消灯している時、水中照明用操作釦10を操作して水中照明器具3aをオフにしても壁面間接照明器具3bがオンであると主照明器具8は消灯のままであり、この場合間接照明用操作釦16を操作して壁面間接照明器具3bをオフすることで主照明器具8が自動的に点灯する。
なお、上記したいずれの実施形態においても、壁面間接照明器具3bを設けた例を示したが、いずれの実施形態においても、壁面間接照明器具3bを設けない場合であってもよい。
また、本発明の壁面間接照明器具3bにおける照明を、上記水中照明器具3aにおける照明と同様に、緑色発光体、青色発光体、赤色発光体を備えた光源部と、光源部における上記3種類の発光体の各発光を組み合わせて調色することで、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を順番に循環させて発光させるカラフル循環発光モードで照明するように制御し、上記カラフル循環発光モードにおいて、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化する際、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系としてピンク色の光色に変化し、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御するようにしてもよい。
なお、本発明において、浴槽2に微細気泡発生装置(図示せず)を付設して、微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を微細気泡発生装置の吐出口から浴槽2内に吐出することで湯水中に混入するようにしてもよい。微細気泡としては平均気泡径が約10μm〜20μmのものが好ましく、この平均気泡径が約10μm〜20μmの微細気泡は湯水中への滞留時間が長くて浴槽4内の湯水中に満遍なく分散して湯水全体を不透明な濁湯とすると共に、平均気泡径が約10μm〜20μmの微細気泡の吐出方向と同方向に光照射部6から光が照射されるため、照射された光が上記平均気泡径が約10μm〜20μmの微細気泡を照らすと共に反射し、これを繰り返しながら、微細気泡の全域への分散にともなって浴槽4内の湯水全体が任意の色相の光色で発光発色した色濁湯を現出することができる。
カラフル循環発光モードにおいては、前述のように光色が順番に変化しながら循環することで、光色が次々と変化して発光発色したカラフルな色濁湯を順番に現出することができ、また、寒色循環発光モードでは、寒色系の光色が次々と変化することで、発光発色した複数色の寒色系の色濁湯を順番に現出することができ、また、固定色明るさゆらぎモードにおいては、固定された光色で且つ明るさが変化する光で照明されるため、固定された光色で発光発色する色濁湯の濃淡が微妙に変化するようにでき、従来にない幻想的な色で発光する浴水中に浸かってよりいっそうリラックスした入浴が可能となる。
本発明の一実施形態の概略ブロック構成図である。 同上の動作説明図である。 同上の水中照明器具の浴槽への取付け位置を示す説明図である。 同上のカラフル循環発光モードにおいて循環して発光する光色をCIE色表示系の色度図に基づいて示した図面である。 同上の寒色循環発光モードにおいて循環して発光する光色をCIE色表示系の色度図に基づいて示した図面である。 同上の固定色明るさゆらぎモードにおける明るさと時間の関係を示すグラフである。 同上の固定色の選択順序をCIE色表示系の色度図に基づいて示した図面である。 同上に用いる壁面間接照明器具の断面図である。 本発明の他の実施形態の概略ブロック構成図である。 同上の動作説明図である。
符号の説明
2 浴槽
3a 水中照明器具
4 光源部
5 制御部

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  1. 浴槽の水中を照明する水中照明器具を備え、水中照明器具に緑色発光体、青色発光体、赤色発光体を備えた光源部を設け、上記光源部における上記3種類の発光体の各発光を組み合わせて調色することで、緑色系の光色、緑色と青色の中間色系の光色、青色系の光色、青色と赤色の中間色系の光色、赤色系の光色、緑色と赤色の中間色系の光色を自動的に順番に循環させて発光させるカラフル循環発光モードで照明するように制御する制御部を備え、上記カラフル循環発光モードにおいて、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化する際、青色と赤色の中間色系の光色から赤色系としてピンク色の光色に変化し、ピンク色の光色から白色光を経て緑色と赤色の中間色系の光色に変化するように制御することを特徴とする浴室照明装置。
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