JP4752681B2 - 浴室照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は浴室の壁に設置される壁面照明器具を備えた浴室照明装置に関する。
従来、浴槽内の湯水に光を照射する水中照明器具を浴槽に設置し、水中照明器具により浴槽内の湯水を発光し、幻想的な雰囲気となった浴槽内の湯水の中に身体を浸けて入浴できるようにしたものがある(例えば特許文献1)。
ところでこのような水中照明器具を設置した浴室にあっては、水中照明器具とは別に浴室を照らす他の照明器具が設置されるが、例えば他の照明器具として浴室を直接照明する主照明器具を設け、該主照明器具を前記水中照明器具と共に点灯するようにした場合、浴室全体が明るくなり過ぎて前述した水中照明器具による効果が得られ難い。従って通常は水中照明器具を点灯した状態で他の照明器具である主照明器具を消灯するのだが、このように主照明器具を消灯した場合、浴室内は浴槽内の湯水だけが水中照明器具で発光する状態となり浴室全体が非常に暗くなり、入浴者は浴室内を安全に移動することができず、また入浴者が特に女性である場合には不安を感じてしまう恐れがある。
特開2001−169949号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、水中照明器具の点灯時には壁面照明器具を点灯して間接照明を行うことができて浴室内全体が非常に暗くなることを防止でき、入浴者が浴室内を安全に移動でき、また浴槽内の発光した湯水の中に身体を浸けた入浴者が不安を感じることを防止できる浴室照明装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室照明装置は、浴室1内全体を照らす主照明器具2と、浴室1の壁1aに設置されて浴室1内を間接照明する壁面照明器具4aと、浴槽5に設置されて浴槽5内の湯水に光を照射する水中照明器具4bとを備え、壁面照明器具4aを浴室1の壁1aにおける浴槽5のフランジ5cよりも上方で且つフランジ5cから400mm以下の高さに設置し、主照明器具2、壁面照明器具4a、水中照明器具4bの夫々の点灯状態を変更するための操作器13を浴室1内に設置し、操作器13を操作することで主照明器具2を消灯し且つ水中照明器具4bを点灯した状態で壁面照明器具4aを点灯可能とした浴室照明装置であって、壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを点灯状態とすると共に主照明器具2を調光可能とする壁面・水中照明モードを備え、壁面・水中照明モードにおいて操作器13に設けられた水中照明用操作釦20dが操作された場合に、壁面照明器具4aの点灯状態を維持したまま主照明器具2及び水中照明器具4bを消灯し、壁面・水中照明モードにおいて操作器13に設けられた壁面照明用操作釦20cが操作された場合に、水中照明器具4bの点灯状態を維持したまま、主照明器具2及び壁面照明器具4aを消灯することを特徴とする。
上記構成により、壁面照明器具4aにより浴室1内を間接照明したり、水中照明器具4aにより浴槽5内の湯水を発光させて幻想的な雰囲気とすることができる。さらには水中照明器具4bの点灯時には壁面照明器具4aを点灯して間接照明を行うことができ、これにより浴室1内全体が非常に暗くなることを防止できる。また特に上記壁面照明器具4aは浴室1の壁1aにおける浴槽5のフランジ5cよりも上方で且つフランジ5cから400mm以下の高さに設置しているため、壁面照明器具4aを浴槽5に入って入浴した入浴者10の顔の位置と略同じ高さとすることができ、これにより壁面照明器具4aから発する光を浴槽5に居る入浴者10の目線の先に位置させることができる。
また、主照明器具2で浴室1全体を照らすことができ、またこの主照明器具2を消灯し且つ水中照明器具4gを点灯した場合には壁面照明器具4aを点灯して、浴室1内を間接照明することができ、浴室1内全体が非常に暗くなることを防止できる。
請求項1に係る発明では、壁面照明器具により浴室内を間接照明して入浴者をリラックスさせることができ、また水中照明器具により浴槽内の湯水を発光させ、幻想的な雰囲気となった浴槽内の湯水の中に身体を浸けて入浴できる。さらには水中照明器具の点灯時には壁面照明器具を点灯して間接照明を行うことができて浴室内全体が非常に暗くなることを防止でき、これにより入浴者は浴室内を安全に移動でき、また浴槽内の発光した湯水の中に身体を浸けた入浴者が不安を感じることを防止できる。また特に上記壁面照明器具はフランジから400mm以下の高さに設置してあるため、壁面照明器具を浴槽に入って入浴した入浴者の顔の位置と略同じ高さとでき、これにより壁面照明器具から発する光が浴槽に居る入浴者の目線の先に位置することとなり、上記のように壁面照明器具と水中照明器具を同時に点灯した場合には、入浴者は壁面照明器具から発する光により一層の安心感を得ることができる。
また、主照明器具で浴室全体を照らすことができ、またこの主照明器具を消灯し、且つ壁面照明器具及び水中照明器具を点灯した場合には、浴室内全体が非常に暗くなることを防止でき、これにより入浴者は浴室1内を安全に移動できるようになり、また浴槽内の発光した湯水の中に身体を浸けた入浴者が不安を感じることを防止できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1に示すように本実施形態の浴室照明装置は、浴室1に設置される照明器具として、浴室1内全体を照らす主照明器具2と、浴室1を間接照明する壁面照明器具4aと、浴槽5内の湯水に光を照射し浴槽5内の湯水を発光する水中照明器具4bを備えている。
主照明器具2は浴室1の壁1aの上部や天井に設置してある。主照明器具2は浴室1内を直接照明する照明器具であり、本実施形態では主照明器具2として発光の明るさを調節可能な調光機能付きの白熱灯を用いる。
壁面照明器具4aは浴室1の壁1aに設置してあり、浴室1内に居る入浴者10にリラックス効果を与える副照明として利用される。壁面照明器具4aは図2に示すように浴室1の上部に設置される主照明器具2よりも下方で且つ浴槽5よりも上方の位置に横方向に離して2個設置してあり、例えば図3のPに示すように平面視長方形状の浴槽5の長辺に沿った壁1aの両側や、図3のQに示すように平面視長方形状の浴槽5の短辺に沿った壁1aにおいて浴槽5に対応する部分の両側や、図3のRに示すように平面視長方形状の浴槽5の短辺に沿った壁1aにおける浴槽に対応する部分と洗い場に対応する部分に設ける。
上記各壁面照明器具4aは図4及び図5に示すように外郭をボックス6で構成したものであり、ボックス6は前方に開口した箱状のボックス本体30と、ボックス本体30に取付けられる平面視コ字状のカバー31とからなる。
ボックス本体30は乳白色で透光性を有すると共に透過する光を拡散する性質を有し、尚且つ耐薬品性を有するPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂からなる。ボックス本体30はその後面をパッキン40を介して浴室1の壁1aに沿わせ、ボックス本体30の後壁部に形成した固着具用孔42に挿通したビスのような固着具を介して壁1aに固着される。ボックス本体30の後壁部の中央からは筒部32を後方に向けて突設してあり、筒部32は浴室1の壁1aに形成した貫通孔39に挿入されている。筒部32の内側に貫通形成した孔32aの前端はボックス本体30の内側空間に向けて開口し、該筒部32の孔32aを介してボックス本体30内に収納した発光体34の電線33が浴室1の壁1aの裏側に引き出されている。なおこの電線33は後述の制御ユニットに接続している。ボックス本体30内の後部にはLEDからなる発光体8を備えた発光体ユニット34を収納してあり、該発光体ユニット34はボックス本体30の後壁部に形成したボルト挿通孔43及び発光体ユニット34の外郭に後方から挿通したボルト35と該ボルト35に螺合したナット36によりボックス本体30の後壁部に取付けられている。
カバー31は遮光性を有し且つ耐薬品性を有するABS等の合成樹脂からなる。カバー31の両側壁部の内面には嵌込部41を突出形成してあり、各嵌込部41をボックス本体30の各側壁部に形成した溝38に嵌め込んでカバー31をボックス本体30に取り付けている。カバー31の前壁部はボックス本体30の前面開口を閉塞し、またカバー31の両側壁部はボックス本体30の両側壁部を覆っている。
発光体ユニット34の内部の発光体8から発した光は発光体ユニット34の前方に向かって照射され、ボックス6の前面部を構成するカバー31の前壁部の内面に当たるようにしている。そしてこのようにカバー31の前壁部に当たって反射した発光体8からの光はボックス本体30の天壁部及び底壁部を透過してボックス6の上方及び下方に漏れ出し、しかして壁面照明装置による間接照明が実現する。このような間接照明を行う壁面照明器具4aはボックス6の上下から出る柔らかな光により浴室1に居る人にリラックス効果を与えることができる。
一方、水中照明器具4bは浴槽5に設置してあり、浴槽5に入浴した入浴者10にリラックス効果を与える副照明として利用される。水中照明器具4bは赤色発光ダイオードからなる赤色発光体、緑色発光ダイオードからなる緑色発光体、青色発光ダイオードからなる青色発光体を備えた光源部を有している。光源部では前記3種類の発光体から発せられる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3原色の夫々の光量を調整して混合比を替えることで、赤色系の光色(ピンク色)、緑色と赤色の中間色系の光色(黄色)、緑色系の光色(緑色)、緑色と青色の中間色系の光色(水色)、青色系の光色(青色)、青色と赤色の中間色系の光色(紫色)、及び白色、さらに前記黄色と緑色の中間色である黄緑色、緑と水色の中間色である青緑色、水色と青色の中間色である緑青色等の所望の光色で発光できるようになっている。
上記水中照明器具4bは浴槽5の下部に設けてあり、浴槽5内に溜められる湯水の水面よりも下方に位置することとなる。具体的には浴槽5における四方の側壁のうち、浴槽5内に入浴した入浴者10の足先側に位置する側壁を足先壁5aとし、足先壁5aと対向する側壁であって入浴者10が背を凭れさせる側の側壁を背凭れ壁5bとし、且つ足先壁5a側を前方、背凭れ壁5b側を後方と定義すると、水中照明器具は浴槽5において前後方向に沿う側壁の下部に設けられ、対向する側壁に向けて任意の色相の光を発光する。
ここで上記水中照明器具4bの発光により浴槽5内の湯水の大部分を照らすことができれば演出効果を高めることができるため、水中照明器具4bは図6や図7のように発光が浴槽5内に居る入浴者10の身体によって遮られない位置に設置されることが好ましい。
図6の浴槽5は、標準的な体形を有する入浴者10が無理なく自然な姿勢で入浴した場合、臀部を浴槽5の底面の後端部に載置し且つ脚を伸ばした状態で座った脚伸ばし姿勢と、臀部を浴槽5の底面において脚伸ばし姿勢における臀部を載置する部分よりもやや前方に位置する部分に載置し且つ膝を曲げた状態で座った脚曲げ姿勢のどちらか一方の姿勢となるように大きさ及び形状を設定している。そして脚伸ばし姿勢で入浴した入浴者10の脚の上方で且つ脚曲げ姿勢で入浴した入浴者10の脚の下方に水中照明器具4bを設置してあり、これにより水中照明器具4bから発した光は、脚伸ばし姿勢で入浴した場合には入浴者10の膝の上方を通過し、また脚曲げ姿勢で入浴した場合には入浴者10の膝の下方を通過するようになっている。
また図7の浴槽5は底面の前端部を一段高くして段部11を形成してあり、標準的な体形を有する入浴者10が段部11の後部に足裏を当てた状態で入浴した場合には膝を曲げた姿勢で入浴するように大きさ及び形状を設定している。そしてこの姿勢で入浴する入浴者10の曲げた脚よりも下方に水中照明器具4bを設置してあり、これにより水中照明器具4bから発した光は入浴者10の膝の下方を通過するようになっている。
また上記水中照明器具4bが設置される浴槽5には図6や図7に示すように浴槽5内の湯水に気泡を発生させる気泡発生装置を設けることが好ましく、この場合は浴槽5内の湯水に発生する気泡に水中照明器具4bから発した光が当たって浴槽5内の湯水全体に光を拡散させることができる。気泡発生装置は浴槽5の側壁に設けた吸入口及び吐出口12、吸入口と吐出口12を接続する循環路、浴槽内の湯水を吸入口から吸い込むと共に吐出口12から吐出する循環路に設けたポンプ、ポンプによって循環される浴水に気泡を混入する気泡混入部を備え、ノズルで構成した吐出口12から気泡混じりの浴水を吐出して入浴者10の体に当てることでマッサージ効果を与える。なお図6や図7では吐出口12を前後方向に沿った側壁の前後に設けてあり、各吐出口12から吐出される気泡混じりの湯水を入浴者10の大腿部又は脹脛に当てて、この水流により手で摩るようなマッサージを行えるようになっている。
上記水中照明器具4bにより浴槽5内の湯水自体を直接照明することで、浴槽5内の湯水を色付きで発光させて幻想的な雰囲気とでき、このような色付きの幻想的な湯水の中に身体を浸けてリラックスした入浴ができるようになっている。
また浴室照明装置は図1に示すように上記浴室1に設置される主照明器具2、壁面照明器具4a、水中照明器具4bの夫々の点灯状態を変更するための操作器13と、制御ユニット14を備え、操作器13は制御ユニット14を介して主照明器具2、壁面照明器具4a、水中照明器具4bの夫々に電気的に接続されている。
操作器13は浴室1の壁1aにおいて浴槽5に面する部分に設けてあり、浴槽5に入った入浴者10から操作可能な位置に設置している。図9に示すように操作器13の表面には、操作釦20として、主照明器具2を操作するための主照明用操作釦20a、20bと、壁面照明器具4aを操作するための壁面照明用操作釦20cと、水中照明器具4bを操作するための水中照明用操作釦20d〜fを設けている。なお上記主照明用操作釦20a、20bは主照明器具2を調光するための釦であり、壁面照明用操作釦20cは壁面照明器具4aのON・OFFを切り替えるための釦であり、水中照明用操作釦20dは水中照明器具4bのON・OFFを切り替えるための釦であり、水中照明用操作釦20fは水中照明器具4bを点灯した状態で後述のカラフル循環モードと寒色系循環モードを切り替えるための釦であり、水中照明器具操作用釦20gは後述のカラーセレクトモードに移行し、水中照明器具4bの発光の色を変化させるための釦である。
操作器13は浴室1の天井裏等に設けた制御ユニット14に有線で電気的に接続している。また図1に示すように制御ユニット14は浴室1に隣接する脱衣室の壁における浴室1の出入り口近傍等に設置されるメインスイッチ25を介して電源7に接続している。なおメインスイッチ25は浴室1の出入り口近傍であれば浴室1の壁に設けても良いものとする。
そして制御ユニット14が有する制御部は操作器13の操作釦20を操作した場合、以下に示すように主照明器具2、壁面照明器具4a、水中照明器具4bの夫々の点灯状態を変更するようにしている。なお以下の説明では主照明器具2の全灯状態を100%の明るさとし消灯状態を0%の明るさとして主照明器具2の明るさを記載する。
制御ユニット14の制御部は、図2に示すように個別動作モードとして破線a1で示す初期モードと破線a2で示す壁面照明モードと破線a3で示す水中照明モードと破線a4で示す壁面・水中照明モードとを備えている。メインスイッチ25をONにした場合、主照明器具2を全灯状態で点灯し、且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを消灯し、初期モードに移行するように設定している。初期モードでは常に主照明器具2を点灯状態とし且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを消灯状態とする。また初期モードでは主照明器具2が明るさ20〜100%の範囲で主照明用操作釦20a、20bの操作により調光可能な状態となる。
初期モードで壁面照明用操作釦20cを操作した場合には、主照明器具2を消灯し、且つ壁面照明器具4aを点灯し、水中照明器具4bを消灯した状態のままで壁面照明モードに移行する。壁面照明モードでは常に壁面照明器具4aを点灯状態とし、水中照明器具4bを消灯状態とする。また壁面照明モードでは主照明器具2が主照明用操作釦20a、20bの操作により0〜100%の範囲で調光可能な状態となる。壁面照明モードにおいて壁面照明用操作釦20cを再度操作した場合には、主照明器具2を全灯状態で点灯し、且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを消灯し、前記初期モードに移行する。
初期モードで水中照明用操作釦20dを操作した場合には、主照明器具2を全灯状態よりも暗い所定の明るさ(20%)にし、且つ水中照明器具4bを点灯し、水中照明モードに移行する。水中照明モードでは常に壁面照明器具4aを消灯状態とし、水中照明器具4bを点灯状態とする。また水中照明モードでは主照明用操作釦20a、20bの操作により主照明器具2が0〜100%の範囲で調光可能な状態となる。水中照明モードにおいて水中照明用操作釦20dを再度操作した場合には、主照明器具2を全灯状態で点灯し、且つ水中照明器具4bを消灯し、前記初期モードに移行する。
壁面照明モードで水中照明用操作釦20dを操作した場合、及び水中照明モードで壁面照明用操作釦20cを操作した場合には、主照明器具2を消灯し、且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを点灯し、壁面・水中照明モードに移行する。壁面・水中照明モードでは常に壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを点灯状態とする。また壁面・水中照明モードでは主照明器具2が0〜100%の範囲で主照明用操作釦20a、20bの操作により調光可能な状態となる。また壁面・水中照明モードで水中照明用操作釦20dを再度操作した場合には、壁面照明器具4aの点灯状態を維持したままで、主照明器具2及び水中照明器具4bを消灯し、壁面照明モードに移行する。また壁面・水中照明モードで壁面照明用操作釦20cを再度操作した場合には、水中照明器具4bの点灯状態を維持したままで、主照明器具2及び壁面照明器具4aを消灯し、水中照明モードに移行する。また各個別動作モードにおいてメインスイッチ25をOFFにした場合は主照明器具2及び壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを消灯する。
また本実施形態の水中照明モード及び壁面・水中照明モードは、カラフル循環モード、寒色系循環モード、カラーセレクトモードを備えており、他の個別動作モードから水中照明モード、壁面・水中照明モードに移行した時にはまずカラフル循環モードに移行するようになっている。
カラフル循環モードは水中照明器具4bを緑色系の光色、青色系の光色、赤色系の光色の順に循環させて発光するモードであり、該カラフル循環モードでは青色系の光色から青色と赤色の中間色系の光色に変化し、次に青色と赤色の中間色系の光色から赤色系の光色としてピンク色の光色に変化し、次にピンク色の光色から白色の光色を経て赤色と緑色との中間色系の光色に変化するように設定されている。具体的には黄色、緑色、水色、青色、紫色、ピンク色、白色の順で水中照明器具4bの光色を所定時間毎に順次変更する。このカラフル循環モードでは水中照明器具4bによって浴槽5内の湯水を略全色の光を循環して発することができて効果的な演出ができる。なおこのカラフル循環モードでは、ピンク色の光色から白色の光色を経て赤色と緑色との中間色系の光色に変化するようにしており、入浴者を不快にする血の色に似た赤色を用いないようにしている。
また水中照明モード及び壁面・水中照明モードにおいて、水中照明器具操作用釦20fを操作した場合には寒色系循環モードに移行する。寒色系循環モードは、水中照明器具4bを寒色系の色である、水色の光色、緑青色の光色、青色の光色、青緑色の光色をこの順に循環させて発光するモードである。この寒色系循環モードでは水色、緑青色、青色、青緑色の落ち着いた寒色系の色を循環させるので一層リラックス効果を高めることができる。
また水中照明モード及び壁面・水中照明モードにおいて、水中照明器具操作用釦20gを操作した場合にはカラーセレクトモードに移行する。カラーセレクトモードは、水中照明器具4bを黄色、黄緑色、緑色、青緑色、水色、緑青色、青色、紫色、ピンク色、白のうち選択された任意の光色に固定して発光するモードであり、水中照明器具操作用釦20gを押し操作する毎に黄色、黄緑色、緑色、青緑色、水色、緑青色、青色、紫色、ピンク色、白の順に水中照明器具4bから発する光の色を変更するものである。またこのカラーセレクトモードにおいては図8に示すように水中照明器具4bから発する光の明るさを所定時間毎(例えば10秒毎)に強弱させる。また寒色系循環モード及びカラーセレクトモードにおいて水中照明器具操作用釦20fを操作した場合にはカラフル循環モードに移行する。
既述の制御ユニット14による制御では、メインスイッチ25がONの状態にある場合には、浴室1に設置した全ての副照明(即ち壁面照明器具4a及び副照明4b)を消灯している状態では主照明器具2を所定の明るさから全灯までの範囲(20〜100%)内で調光可能とし、1以上の副照明を点灯した状態では主照明器具2を消灯から全灯までの範囲(0〜100%)内で調光可能としているので、副照明を1種類以上点灯した状態でのみ主照明器具2が消灯でき、メインスイッチ25がONの状態にある場合に主照明器具2及び浴室1に設置した全ての副照明が消灯して浴室1が真っ暗になることを防止できる。
また浴室1に入る際にメインスイッチ25をONにして主照明器具2を全灯状態として安全に入室でき、またこの後、壁面照明用操作釦20cを操作して壁面照明モードに移行した時には主照明器具2を自動的に消灯でき、壁面照明器具4aによるリラックス効果を高めることができる。
また浴室1に入る際にメインスイッチ25をONにして主照明器具2を全灯状態として入室した後、水中照明用操作釦20dを操作して水中照明モードに移行した時には主照明器具2を全灯状態よりも暗い所定の明るさの点灯状態とすることができ、水中照明器具4bによる演出効果を高めることができる。またこの水中照明モードに移行した時には主照明器具2を消灯しないので、入浴者10は浴槽5から洗い場へ移る時など浴室1内を安全に移動することができ、また浴室1内が暗くなると不安を感じやすい傾向にある女性が主照明器具2の消灯により不安を感じてしまうことなども防止できる。さらにこの水中照明モードでは主照明器具2が調光可能となるので、浴室1内が暗くなっても不安を感じ難い傾向にある男性は主照明器具2の明るさを弱くすることもできる。
また壁面・水中照明モードに移行した時には主照明器具2を自動的に消灯できるので、壁面照明器具4a及び水中照明器具4bによる演出効果を高めることができ、またこの壁面・水中照明モードでは壁面照明器具4aと水中照明器具4bを同時に点灯するので、壁面照明器具4aで浴室1内を間接照明することができ、浴槽5内に居る入浴者は不安を感じず一層リラックスすることができる。
ここで本発明では上記浴室照明装置における壁面照明器具4aは浴槽5の上端部に周設したフランジ5c(図6や図7参照)よりも上方に設置してあり、且つこの壁面照明器具4aの設置位置はフランジ5cの上面から壁面照明器具4aの高さ方向の中心(センタ)までの距離、即ちフランジ5cからの高さが400mm以下(好ましくは壁面照明器具4aはフランジからの高さが180mm以上の位置であり、浴槽の底からの高さが660mm〜860mmの範囲)となる位置に設置している。なお壁面照明器具4aの図4のhに示す高さ寸法は35mmとする。
このように壁面照明器具4aを浴室1の壁1aにおける浴槽5のフランジ5cよりも上方で且つフランジ5cから400mm以下の高さに設置することで、壁面照明器具4aを浴槽5に入って入浴した標準的な体格の入浴者10の顔の位置と略同じ高さとでき、これにより壁面照明器具4aから発する光が浴槽5に居る入浴者10の目線の先に位置する。従って既述の壁面・水中照明モードにおいて壁面照明器具4aと水中照明器具4bを同時に点灯した場合には、入浴者10は間接照明を行うための壁面照明器具4aから発する光により一層の安心感を得ることができる。
また壁面照明器具4aは洗い場の床面を1〜5ルクス(好ましくは1〜3ルクス)で照明する明るさに設定してあり、5ルクス以下の明るさに設定することで水中照明器具4bによる演出効果を高め、尚且つ1ルクス以上とすることで浴室1内を移動する入浴者が危険になることを防止している。
また本実施形態では主照明器具2を調光機能付きの照明器具としたが、主照明器具2を調光機能の無い照明器具で構成しても良く、以下この実施形態について説明する。なお以下の説明では上記実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
主照明器具2としては例えば調光機能の無い蛍光灯を用いる。また操作器13は図10に示すように主照明用操作釦20a及び20bに替えて主照明器具2を操作するための主照明用操作釦20hを備え、該主照明用操作釦20hは主照明器具2のON・OFFを切り替えるための釦である。
そして制御ユニット14の制御部は、図11に示すように個別動作モードとして破線b1で示す壁面照明モードと破線b2で示す水中照明モードと破線b3で示す壁面・水中照明モードを備えている。メインスイッチ25をONにした場合、主照明器具2を点灯し、且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを消灯した初期状態とするように設定している。
この初期状態で壁面照明用操作釦20cを操作した場合には、主照明器具2及び水中照明器具4bを消灯し、且つ壁面照明器具4aを点灯し、壁面照明モードに移行する。壁面照明モードでは常に壁面照明器具4aを点灯状態とし、水中照明器具4bを消灯状態とする。また壁面照明モードでは主照明器具2のON・OFFが主照明用操作釦20hの操作により切替可能な状態となる。また壁面照明モードにおいて壁面照明用操作釦20cを再度操作した場合には、前記初期状態に移行する。
また前記初期状態で水中照明用操作釦20dを操作した場合には、主照明器具2を点灯状態とし且つ壁面照明器具4aを消灯状態としたまま水中照明器具4bを点灯し、水中照明モードに移行する。水中照明モードでは常に壁面照明器具4aを消灯状態とし、水中照明器具4bを点灯状態とする。また水中照明モードでは主照明器具2のON・OFFが主照明用操作釦20hの操作により切替可能な状態となる。また水中照明モードにおいて水中照明用操作釦20dを再度操作した場合には、前記初期状態に移行する。
また壁面照明モードで水中照明用操作釦20dを操作した場合、及び水中照明モードで壁面照明用操作釦20cを操作した場合には、主照明器具2を消灯し、且つ壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを点灯し、壁面・水中照明モードに移行する。壁面・水中照明モードでは常に壁面照明器具4a及び水中照明器具4bを点灯状態とする。また壁面・水中照明モードでは主照明器具3のON・OFFが主照明用操作釦20hの操作により切替可能な状態となる。また壁面・水中照明モードで水中照明用操作釦20dを操作した場合には、壁面照明器具4aの点灯状態を維持したままで、主照明器具3及び水中照明器具4bを消灯し、壁面照明モードに移行する。また壁面・水中照明モードで壁面照明用操作釦20cを操作した場合には、水中照明器具4bの点灯状態を維持したままで、主照明器具3及び壁面照明器具4aを消灯し、水中照明モードに移行する。また前記初期状態及び各個別動作モードにおいてメインスイッチ25をOFFにした場合は主照明器具2及び壁面照明4a及び水中照明器具4bを消灯する。
本発明の実施の形態の一例を示す浴室照明装置の説明図である。 制御ユニットによる制御を示す説明図である。 壁面照明器具の設置例を示す平面視説明図である。 壁面照明器具を浴室の壁に設置した状態を示す側断面図である。 壁面照明器具の分解斜視図である。 水中照明器具の設置位置の一例を示す説明図である。 水中照明器具の設置位置の他例を示す説明図である。 カラーセレクトモードにおいて水中照明から発する光の時間と明るさの関係を示すグラフである。 操作器の正面図である。 他の実施形態における操作器の正面図である。 同上の制御ユニットによる制御を示す説明図である。
符号の説明
1 浴室
1a 壁
2 主照明器具
4a 壁面照明器具
4b 水中照明器具
5 浴槽
5c フランジ

Claims (1)

  1. 浴室内全体を照らす主照明器具と、浴室の壁に設置されて浴室内を間接照明する壁面照明器具と、浴槽に設置されて浴槽内の湯水に光を照射する水中照明器具とを備え、壁面照明器具を浴室の壁における浴槽のフランジよりも上方で且つフランジから400mm以下の高さに設置し、主照明器具、壁面照明器具、水中照明器具の夫々の点灯状態を変更するための操作器を浴室内に設置し、操作器を操作することで主照明器具を消灯し且つ水中照明器具を点灯した状態で壁面照明器具を点灯可能とした浴室照明装置であって、壁面照明器具及び水中照明器具を点灯状態とすると共に主照明器具を調光可能とする壁面・水中照明モードを備え、壁面・水中照明モードにおいて操作器に設けられた水中照明用操作釦が操作された場合に、壁面照明器具の点灯状態を維持したまま主照明器具及び水中照明器具を消灯し、壁面・水中照明モードにおいて操作器に設けられた壁面照明用操作釦が操作された場合に、水中照明器具の点灯状態を維持したまま、主照明器具及び壁面照明器具を消灯することを特徴とする浴室照明装置。
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