JP4802573B2 - トイレシステム - Google Patents
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Description
これら複数台の簡易トイレ装置の各々に洗浄水を供給する給水管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の各々に排泄された汚物を排出する共通の排出管とからなり、
上記簡易トイレ装置の各々には、それぞれ簡易トイレ装置同士の通信を行う通信手段と、
汚物の排出機構と、
この排出機構を制御する制御部とが設けられ、
上記簡易トイレ装置のそれぞれに設けられた上記制御部のうちの1つをマスタ用制御部として機能させ、その他の制御部をスレーブ用制御部として機能させると共に、スレーブ側となる上記簡易トイレ装置の上記スレーブ用制御部から上記マスタ用制御部を備えた上記簡易トイレ装置への排出要求が重複して上記排出管の排出容量を超える使用台数となるときは、上記マスタ用制御部を備えた上記簡易トイレ装置が、上記排出要求の優先順位に基づいて排出要求をした上記簡易トイレ装置に排出許可信号または排出待機信号を供給することで、上記簡易トイレ装置の上記排出機構の駆動状態を制御して上記簡易トイレ装置からの排出要求の調整を行うことを特徴とする。
これら複数台の簡易トイレ装置の各々に洗浄水を供給する給水管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の各々に排泄された汚物を排出する排出管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の排出処理を一括管理する排出管理装置とからなり、
上記簡易トイレ装置の各々には、それぞれ簡易トイレ装置同士の通信を行う通信手段と、
汚物の排出機構と、
この排出機構を制御する制御部とが設けられ、
上記複数台の簡易トイレ装置から排出要求が重複して上記排出管の排出容量を超える使用台数となるときは、上記排出管理装置が、上記排出要求の優先順位に基づいて排出要求をした上記複数台の簡易トイレ装置に排出許可信号または排出禁止信号を供給することで、上記複数台の簡易トイレ装置の上記排出機構の駆動状態を制御して上記簡易トイレ装置からの排出要求の調整を行うことを特徴とする。
図2はこの発明に適用できる簡易トイレ装置10の一例を示す要部断面図である。この簡易トイレ装置10を構成する便器本体20は通常の水洗式トイレ(洋式トイレ)とほぼ同じ漏斗状の断面形状をなすが、その全体形状は箱型として構成される。近年はインテリア要素も望まれ、必ずしも箱形だけではなく、例えば肘掛けのある椅子型のものも利用できる。
溜まり部18に連通して断面がほぼ「へ」の字状をなす排出部22が設けられ、排出口27に排出ホース14aが連結される。そのため、この例では便器本体20の背面部20bに排出口27用の連結部26が設けられると共に、便器本体20の内部であって、開閉弁として機能する電磁弁24が連結部26に近接して設けられている。排出ホース14aは床下に施設された排出管(本管)に連結する分岐管として機能する。
マスタ側となる簡易トイレ装置10Aと、スレーブ側となる簡易トイレ装置10B以下とでは制御処理が一部相違する。マスタ側の簡易トイレ装置10Aには排出を管理するための処理が付加される。
簡易トイレ装置10が使用されていないときは開閉蓋である蓋本体212は閉じられた状態にあるものとする。簡易トイレ装置10は便蓋23を開けて使用する。便蓋23の開操作は開閉スイッチ55(開閉検知センサスイッチなど)によって検出される(図9A,B)。便蓋23が開けられると、電磁ソレノイド218への通電によって蓋本体212が開く(図9C)。蓋本体212のストロークTxは第1のスイッチ222によって検出され、第1のスイッチ222がオンすることで電磁ソレノイド218への通電解除となる(図9D)。
臭気センサを便器本体20に取り付ける。取り付け場所は任意であるが、できるだけ臭気を感知し易い便器本体20の開口端部、例えば重量センサと同じ場所に取り付ける。こうすることで、汚物の臭気を感知できるから、これによってトイレの使用状態を検知できる。
お尻を洗浄するために使用される洗浄操作スイッチ(図示はしないが、温水洗浄操作部に設けられている)を検知センサとして利用する。洗浄操作スイッチが操作されるとトイレ使用状態信号が送信される。なお、洗浄処理が終了した段階で、実際の粉砕および排出処理が行われる。
図2に示す開閉蓋212を操作するための操作スイッチを検知センサとして利用する。この操作スイッチを操作することで開閉蓋212が閉じ、汚物の粉砕処理と排出処理が開始される。そこで、この操作スイッチに関連させてトイレの使用状態を示す信号を送信するようにマスタ用制御部50Aを構成する。この場合には、汚物の排出処理は図11の場合と同じで差し支えない。
人感センサを便器本体20に取り付けることで、簡易トイレ装置10の使用状態を検知する。簡易トイレ装置10付近を通過する場合には人感センサが人の接近を感知しないように工夫されている。
図12に示す溜まり部18を便器本体20の他の部位と別体で設け、この別体で設けた溜まり部18を支持する部材に、溜まり部18の重量を測定可能な重量センサを配設し、溜まり部18の重量を測定することで汚物の有無を判定し、トイレの使用状態を検知するようにしてもよい。
16・・・電力線
17(17A,17B,・・・)・・・電源コンセント
18・・・溜まり部
20・・・便器本体
24,32・・・電磁弁
40・・・粉砕手段
210・・・開閉蓋機構
212・・・蓋本体
218・・・電磁ソレノイド
250・・・報知手段
50(50A〜50D,・・・)・・・制御部
264,304,404・・・通信手段(送受信部)
300・・・携帯型排出管理装置
Claims (5)
- 複数台の簡易トイレ装置からなるトイレシステムにおいて、
これら複数台の簡易トイレ装置の各々に洗浄水を供給する給水管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の各々に排泄された汚物を排出する共通の排出管とからなり、
上記簡易トイレ装置の各々には、それぞれ簡易トイレ装置同士の通信を行う通信手段と、
汚物の排出機構と、
この排出機構を制御する制御部とが設けられ、
上記簡易トイレ装置のそれぞれに設けられた上記制御部のうちの1つをマスタ用制御部として機能させ、その他の制御部をスレーブ用制御部として機能させると共に、スレーブ側となる上記簡易トイレ装置の上記スレーブ用制御部から上記マスタ用制御部を備えた上記簡易トイレ装置への排出要求が重複して上記排出管の排出容量を超える使用台数となるときは、上記マスタ用制御部を備えた上記簡易トイレ装置が、上記排出要求の優先順位に基づいて排出要求をした上記簡易トイレ装置に排出許可信号または排出待機信号を供給することで、上記簡易トイレ装置の上記排出機構の駆動状態を制御して上記簡易トイレ装置からの排出要求の調整を行う
ことを特徴とするトイレシステム。 - 上記排出管の上記使用台数には、上記マスタ用制御部が備えられている上記簡易トイレ装置が含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。 - 上記通信手段による通信は、電力線搬送通信か、無線通信である
ことを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。 - 複数台の簡易トイレ装置からなるトイレシステムにおいて、
これら複数台の簡易トイレ装置の各々に洗浄水を供給する給水管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の各々に排泄された汚物を排出する排出管と、
上記複数台の簡易トイレ装置の排出処理を一括管理する排出管理装置とからなり、
上記簡易トイレ装置の各々には、それぞれ簡易トイレ装置同士の通信を行う通信手段と、
汚物の排出機構と、
この排出機構を制御する制御部とが設けられ、
上記複数台の簡易トイレ装置から排出要求が重複して上記排出管の排出容量を超える使用台数となるときには、上記排出管理装置が、上記排出要求の優先順位に基づいて排出要求をした上記複数台の簡易トイレ装置に排出許可信号または排出禁止信号を供給することで、上記複数台の簡易トイレ装置の上記排出機構の駆動状態を制御して上記簡易トイレ装置からの排出要求の調整を行う
ことを特徴とするトイレシステム。 - 上記通信手段による通信は、電力線搬送通信か、無線通信である
ことを特徴とする請求項4記載のトイレシステム。
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JP2005185547A JP4802573B2 (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | トイレシステム |
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JP2005185547A JP4802573B2 (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | トイレシステム |
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Family Applications (1)
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- 2005-06-24 JP JP2005185547A patent/JP4802573B2/ja not_active Expired - Fee Related
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