JP4802453B2 - 電池パック、電池パックの冷却制御方法、および電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

電池パック、電池パックの冷却制御方法、および電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、電池パック、電池パックの冷却制御方法、および電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、複数の冷却ファンによって電池を冷却する電池パックの冷却制御に関する。
近年注目されているハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)や電気自動車(Electric Vehicle)においては、動力源としてモータが搭載され、そのモータに電力を供給する電池が搭載されている。このようなハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電池としては、ニッケル水素やリチウムイオンなど、繰返し充放電可能な二次電池が用いられている。
ハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される二次電池は、モータの高出力化に対応して高電圧化されており、一般に、複数の電池セルが直列に接続された電池モジュールがさらに複数直列に接続された電池パックとして構成されている。
このような二次電池においては、充放電時の発熱に対して電池性能を維持するために、電池を冷却するための冷却ファンが一般に設けられている。上述したような複数の電池モジュールからなる電池パックにおける冷却ファンの構成としては、複数の冷却ファンを備える構成のものが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるような複数の冷却ファンを備えた電池パックによれば、冷却ファンを1つしか備えない場合に比べて電池パック内の各電池セルを効率的に冷却することができ、また、冷却ファンの1つが停止しても、他の冷却ファンが作動していれば、電池パックの冷却が全く行なわれなくなるという事態を回避することができる。
特開平5−343105号公報 特開平9−267646号公報 特開平10−121960号公報 実用新案登録第3080470号公報
しかしながら、複数の冷却ファンによって電池を冷却する場合、いずれかの冷却ファンにおいて回転異常が発生すると、正常に動作している冷却ファンによって冷却されている電池モジュールと回転異常が発生した冷却ファンによって冷却されている電池モジュールとの間に冷却のばらつきが生じる。
電池モジュール間に冷却のばらつきが発生すると、各電池モジュールの間に温度差が生じる。この温度差に起因してSOC(State of Charge)のばらつきが大きくなると、過充電になる電池モジュールが発生することを抑制するべくSOCの制御幅を狭くすることになり、結果的に電池の性能を有効利用できなくなる。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の冷却ファンの一部に異常が発生しても冷却のばらつきが抑制される電池パックを提供することである。
また、この発明の別の目的は、複数の冷却ファンの一部に異常が発生しても冷却のばらつきを抑制できる電池パックの冷却制御方法を提供することである。
また、この発明の別の目的は、複数の冷却ファンの一部に異常が発生しても冷却のばらつきを抑制できる電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
この発明によれば、電池パックは、電池と、電池を冷却する複数の冷却ファンと、複数の冷却ファンを駆動制御する制御部とを備え、制御部は、回転異常の第1の冷却ファンを検出したとき、その他の正常な第2の冷却ファンの回転数を第1の冷却ファンの回転実績に基づいて決定する。
好ましくは、制御部は、第1の冷却ファンを検出したとき、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数に近づくように第2の冷却ファンの回転数を決定する。
好ましくは、制御部は、第1の冷却ファンを検出したとき、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数と略同等になるように第2の冷却ファンの回転数を決定する。
好ましくは、電池は、複数の電池モジュールを含み、制御部は、第1の冷却ファンを検出したとき、第1の冷却ファンによって冷却される第1の電池モジュールの温度が第2の冷却ファンによって冷却される第2の電池モジュールの温度よりも高い場合は、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数よりも低くなるように第2の冷却ファンの回転数を決定し、第1の電池モジュールの温度が第2の電池モジュールの温度よりも低い場合は、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数よりも高くなるように第2の冷却ファンの回転数を決定する。
好ましくは、制御部は、複数の冷却ファンの各々における回転数指令と回転数実績との偏差に基づいて第1の冷却ファンを検出する。
好ましくは、電池は、複数の電池モジュールを含み、制御部は、複数の電池モジュール間の温度差に基づいて第1の冷却ファンを検出する。
また、この発明によれば、電池パックの冷却制御方法は、複数の冷却ファンによって電池を冷却する電池パックの冷却制御方法であって、複数の冷却ファンを個別に駆動制御する第1のステップと、回転異常の第1の冷却ファンを検出する第2のステップと、第2のステップにおいて第1の冷却ファンが検出されたとき、その他の正常な第2の冷却ファンの回転数を第1の冷却ファンの回転実績に基づいて決定する第3のステップと、第3のステップにおいて決定された回転数で第2の冷却ファンを駆動制御する第4のステップとを備える。
好ましくは、第3のステップにおいて、第2の冷却ファンの回転数は、第1の冷却ファンの回転数に近づくように決定される。
好ましくは、第2の冷却ファンの回転数は、第1の冷却ファンの回転数と略同等になるように決定される。
好ましくは、電池は、複数の電池モジュールを含み、第3のステップは、第1の冷却ファンによって冷却される第1の電池モジュールの温度が第2の冷却ファンによって冷却される第2の電池モジュールの温度よりも高いとき、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数よりも低くなるように第2の冷却ファンの回転数を決定する第1のサブステップと、第1の電池モジュールの温度が第2の電池モジュールの温度よりも低いとき、第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転数よりも高くなるように第2の冷却ファンの回転数を決定する第2のサブステップとを含む。
好ましくは、第2のステップにおいて、第1の冷却ファンは、複数の冷却ファンの各々における回転数指令と回転数実績との偏差に基づいて検出される。
好ましくは、第2のステップにおいて、第1の冷却ファンは、電池を構成する複数の電池モジュール間の温度差に基づいて検出される。
また、この発明によれば、コンピュータ読取可能な記録媒体は、上述したいずれかの電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
この発明による電池パックにおいては、電池を冷却する複数の冷却ファンが備えられ、回転異常の第1の冷却ファンが検出されると、その他の正常な第2の冷却ファンの回転数が第1の冷却ファンの回転実績に基づいて決定され、正常な冷却ファンが回転異常の冷却ファンと協調して駆動制御される。
したがって、この発明によれば、複数の冷却ファンの一部に回転異常が発生したとき、電池の冷却のばらつきを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電池パックの構成を示す機能ブロック図である。
図1を参照して、この電池パック10は、電池モジュール12〜16と、冷却ファン18〜22と、ECU(Electronic Control Unit)24と、温度センサ26〜30とを備える。
電池モジュール12〜16は、直流電源を構成する。電池モジュール12〜16の各々は、たとえば6個の電池セルが直列に接続されて構成される。各電池セルは、充放電可能なニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池からなる。そして、電池モジュール12〜16は、直列に接続され、高電圧の直流電源を構成する。
冷却ファン18〜22は、それぞれ電池モジュール12〜16を冷却する。冷却ファン18〜22の各々は、ECU24によって駆動制御され、回転により発生する冷却風を対応する電池モジュールに供給することによって、その対応する電池モジュールを冷却する。
ECU24は、冷却ファン18〜22を駆動制御する。ECU24は、各冷却ファン18〜22の回転数目標値を算出し、その算出した目標値で各冷却ファン18〜22が回転するように各冷却ファン18〜22の回転を制御する。
また、ECU24は、冷却ファン18〜22の回転異常を検出する。ECU24は、各冷却ファン18〜22から回転数実績を受け、各冷却ファン18〜22において、回転数目標値と回転数実績との偏差が所定のしきい値を超えたとき、その冷却ファンを異常と判断する。
さらに、ECU24は、回転異常の冷却ファンを検出すると、冷却ファン18〜22の協調制御を行なう。上述したように、回転異常の冷却ファンが発生したとき、異常を放置すると、電池モジュール12〜16間に冷却のばらつきが発生する。そこで、ECU24は、回転異常の冷却ファンが発生したとき、回転異常の冷却ファンによって冷却される電池モジュールと正常な冷却ファンによって冷却される電池モジュールとの間の冷却のばらつきを抑えるために、回転異常の冷却ファンの回転状態に近づくようにその他の正常な冷却ファンの回転数目標値を変更する。この協調制御については、後ほど詳しく説明する。
温度センサ26〜30は、電池モジュール12〜16に対応して設けられ、それぞれ電池モジュール12〜16の温度を検出してECU24へ出力する。
ECU24は、ファン駆動制御部52〜56と、協調制御部58とを含む。ファン駆動制御部52は、冷却ファン18の駆動制御を行なう。ファン駆動制御部52は、温度センサ26から電池モジュール12の温度検出値を受け、電池モジュール12の温度が所定の範囲内に収まるように冷却ファン18の回転数目標値を算出する。そして、ファン駆動制御部52は、その算出した回転数目標値で冷却ファン18が回転するように冷却ファン18を駆動制御する。
また、ファン駆動制御部52は、冷却ファン18の回転数目標値と回転数実績との偏差が所定のしきい値を超えたとき、冷却ファン18が異常であると判断し、冷却ファン18が異常である旨を協調制御部58に通知するとともに、冷却ファン18の回転数目標値および回転数実績を協調制御部58へ出力する。
さらに、ファン駆動制御部52に対応する冷却ファン18以外の他の冷却ファンが異常であると判断され、後述する協調制御部58によって冷却ファン18〜22の協調制御が実行されるとき、ファン駆動制御部52は、協調制御部58から受ける回転数補正係数kを回転数目標値に乗算することによって回転数目標値を補正し、その補正された回転数目標値で冷却ファン18が回転するように冷却ファン18を駆動制御する。
ファン駆動制御部54,56は、それぞれ冷却ファン20,22の駆動制御を行なう。ファン駆動制御部54,56の動作については、上述したファン駆動制御部52の説明において、冷却ファン18をそれぞれ冷却ファン20,22に、電池モジュール12をそれぞれ電池モジュール14,16に、温度センサ26をそれぞれ温度センサ28,30に置き換えることによって説明されるので、説明は繰返さない。
協調制御部58は、ファン駆動制御部52〜56によっていずれかの冷却ファンの回転異常が検出されたとき、電池モジュール12〜16の冷却のばらつきを抑えるため、冷却ファン18〜22の協調制御を実行する。協調制御部58は、回転異常の冷却ファンに対応するファン駆動制御部からその冷却ファンの回転数目標値Fraおよび回転数実績Fbaを受け、その受けた回転数目標値Fraおよび回転数実績Fbaに基づいて回転数補正係数kを下式によって算出する。
k=Fba/Fra …(1)
そして、協調制御部58は、回転異常の冷却ファンに対応するファン駆動制御部を除くその他の正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部へその算出した回転数補正係数kを出力する。
すなわち、(1)式によれば、回転異常の冷却ファンの回転数実績Fbaがその冷却ファンの回転数目標値Fraよりも低い場合は、回転数補正係数kが1よりも小さくなるので、正常な冷却ファンの回転数目標値は、回転数を低くする方向に変更される。一方、回転異常の冷却ファンの回転数実績Fbaがその冷却ファンの回転数目標値Fraよりも高い場合は、回転数補正係数kが1よりも大きくなるので、正常な冷却ファンの回転数目標値は、回転数を高くする方向に変更される。
これによって、回転異常の冷却ファンの回転数実績Fbaがその冷却ファンの回転数目標値Fraよりも低い場合は、その回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が上昇するところ、正常な冷却ファンの回転数目標値も回転数を低くする方向に変更されるので、正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度も上昇し、電池モジュール12〜16間の冷却のばらつきが抑えられる。
また、回転異常の冷却ファンの回転数実績Fbaがその冷却ファンの回転数目標値Fraよりも高い場合は、その回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が低下するところ、正常な冷却ファンの回転数目標値も回転数を高くする方向に変更されるので、正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度も低下し、この場合も電池モジュール12〜16間の冷却のばらつきが抑えられる。
この電池パック10においては、冷却ファン12〜16に回転異常が発生していないとき、ファン駆動制御部52〜56は、それぞれ温度センサ26〜30から電池モジュール12〜16の温度検出値を受け、その温度検出値が所定の範囲内に収まるように冷却ファン12〜16をそれぞれ個別に駆動制御する。このとき、協調制御部58は、冷却ファン18〜22の協調制御を実行しない。
一方、冷却ファン12〜16のいずれかにおいて回転異常が発生すると、協調制御部58は、回転異常の冷却ファンに対応するファン駆動制御部からその冷却ファンの回転数目標値Fraおよび回転数実績Fbaを受け、(1)式によって回転数補正係数kを算出し、その算出した回転数補正係数kを正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部へ出力する。そして、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部は、協調制御部58から受けた回転数補正係数kを用いて回転数目標値を変更し、これによって、冷却ファン12〜16のファン協調制御が実行される。
図2は、図1に示した電池パック10の冷却制御に関する全体処理を示すフローチャートである。
図2を参照して、ECU24のファン駆動制御部52〜56は、冷却ファンの駆動制御を実行するか否かを判断し(ステップS2)、冷却ファンの駆動制御を実行しないと判断したときは、処理を終了する。
ステップS2において、冷却ファンの駆動制御を実行すると判断されると、ファン駆動制御部52は、温度センサ26によって検出された電池モジュール12の温度検出値を温度センサ26から受ける(ステップS4)。同様にして、ファン駆動制御部54,56も、温度センサ28,30によってそれぞれ検出された電池モジュール14,16の温度検出値をそれぞれ温度センサ28,30から受ける(ステップS4)。
電池モジュール12の温度が検出されると、ファン駆動制御部52は、電池モジュール12の温度が所定の範囲内に収まるように冷却ファン18の回転数目標値Frを算出する(ステップS6)。同様にして、ファン駆動制御部54,56も、電池モジュール14,16の温度が所定の範囲内に収まるようにそれぞれ冷却ファン20,22の回転数目標値Frを算出する(ステップS6)。
続いて、ファン駆動制御部52は、冷却ファン18の回転数実績Fbを検出する(ステップS8)。同様にして、ファン駆動制御部54,56も、それぞれ冷却ファン20,22の回転数実績Fbを検出する(ステップS8)。
そして、ファン駆動制御部52は、算出した回転数目標値Frで冷却ファン18が回転するように冷却ファン18の回転制御を行なう(ステップS10)。同様にして、ファン駆動制御部54,56も、それぞれ算出した回転数目標値Frで冷却ファン20,22が回転するようにそれぞれ冷却ファン20,22の回転制御を行なう(ステップS10)。
続いて、ファン駆動制御部52〜56は、それぞれ冷却ファン18〜22の異常検出処理を行なう(ステップS12)。ステップS12において、冷却ファン18〜22の回転異常が検出されなかったときは、ステップS2へ戻る。ステップS12において、冷却ファン18〜22のいずれかにおいて回転異常が検出されたときは、協調制御部58は、冷却ファン18〜22の協調制御を実行する(ステップS14)。
図3は、図2に示した冷却ファン異常検出処理のフローチャートである。
図3を参照して、ファン駆動制御部52は、図2に示したステップS6において算出した冷却ファン18の回転数目標値Frおよび図2に示したステップS8において検出した冷却ファン18の回転数実績Fbに基づいて、冷却ファン18の回転数偏差ΔFb=Fr−Fbを算出する(ステップS100)。そして、ファン駆動制御部52は、算出した回転数偏差ΔFbの絶対値が所定のしきい値Fthよりも大きいか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102において、回転数偏差ΔFbの絶対値がしきい値Fth以下であると判断されると、ファン駆動制御部52は、冷却ファン18を正常と判断し、図2に示したステップS2に戻る。一方、ステップS102において、算出した回転数偏差ΔFbの絶対値が所定のしきい値Fthよりも大きいと判断されると、ファン駆動制御部52は、冷却ファン18を回転異常と判断し、冷却ファン18の回転異常が検出された旨を協調制御部58へ出力する(ステップS104)。
同様にして、ファン駆動制御部54,56も、ステップS100〜S104に従ってそれぞれ冷却ファン20,22の異常検出処理を行なう。
図4は、図2に示した冷却ファン協調制御処理のフローチャートである。
図4を参照して、図2に示したステップS12における冷却ファン異常検出処理において冷却ファン18〜22のいずれかの回転異常が検出されると、ECU24の協調制御部58は、冷却ファンの回転異常を検出したファン駆動制御部から回転異常の冷却ファンの回転数目標値Fraおよび回転数実績Fbaを受け、上述した(1)式に基づいて回転数補正係数kを算出する(ステップS110)。
そして、協調制御部58は、その算出した回転数補正係数kを正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部へ出力する。そうすると、協調制御部58から回転数補正係数kを受けた正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部の各々は、図2で示したステップS6において算出した回転数目標値Frにその受けた回転数補正係数kを乗算して回転数目標値Frn=k×Frを算出する(ステップS112)。
回転数目標値Frnを算出した、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部の各々は、その算出した回転数目標値Frnで対応する冷却ファンが回転するようにその対応する冷却ファンの回転制御を行なう(ステップS114)。
協調制御部58は、ファン駆動制御部52〜56のいずれかにおいて冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過したか否かを判断し(ステップS116)、冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過していないときは、ステップS114に戻って協調制御を継続する。一方、協調制御部58は、冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過したと判断すると、協調制御処理を終了する。
すなわち、協調制御処理中に回転異常の冷却ファンが正常状態に戻る場合、あるいは、他の正常であった冷却ファンにも異常が発生した場合を考慮して、協調制御部58は、異常検出から所定時間を経過すると、協調制御処理を一旦終了し、再度、ファン駆動制御部52〜56によって冷却ファン異常検出処理を実行するようにしたものである。
以上のように、この実施の形態1によれば、冷却ファン18〜22のいずれかにおいて回転異常が検出されると、その他の正常な冷却ファンの回転数が回転数補正係数kによって補正され、正常な冷却ファンが回転異常の冷却ファンと協調して駆動制御されるので、複数の冷却ファンの一部に回転異常が発生したとき、電池パック10の冷却のばらつきが抑制される。
なお、上記においては、回転異常の冷却ファンの回転数目標値Fraおよび回転数実績Fbaによって算出される回転数補正係数kによって、正常な冷却ファンの回転数は、回転異常の冷却ファンの回転数実績に近づく方向に補正されるが、正常な冷却ファンの回転数を回転異常の冷却ファンの回転数実績と略同等にしてもよい。この場合、全ての冷却ファンが略同等の回転数に回転制御されるので、これによっても、同様に、電池パック10の冷却のばらつきが抑制される。
[実施の形態2]
実施の形態2による電池パックにおいては、実施の形態1による電池パック10と冷却ファンの異常検出処理が異なる。
再び図1を参照して、実施の形態2による電池パック10Aは、実施の形態1による電池パック10の構成において、ECU24に代えてECU24Aを備える。ECU24Aは、ファン駆動制御部52A〜56Aと、協調制御部58Aとを含む。
ファン駆動制御部52Aは、温度センサ26から受けた電池モジュール12の温度検出値を協調制御部58Aへ出力する。そして、ファン駆動制御部52Aのその他の動作は、冷却ファン18の異常検出動作を除いて実施の形態1におけるファン駆動制御部52の動作と同じである。
ファン駆動制御部54A,56Aは、それぞれ温度センサ28,30から受けた電池モジュール14,16の温度検出値を協調制御部58Aへ出力する。そして、ファン駆動制御部54A,56Aのその他の動作も、ファン駆動制御部52Aの場合と同様に、それぞれ冷却ファン20,22の異常検出動作を除いて実施の形態1におけるファン駆動制御部54,56の動作と同じである。
なお、冷却ファン18〜22の異常検出は、この実施の形態2では、後述する協調制御部58Aにおいて行なわれる。
協調制御部58Aは、ファン駆動制御部52A〜56Aからそれぞれ電池モジュール12〜16の温度検出値を受けると、各電池モジュール12〜16間の温度ばらつきΔTを算出する。そして、協調制御部58Aは、各電池モジュール12〜16間の温度ばらつきΔTの絶対値が所定のしきい値を超えているとき、冷却ファン18〜22のいずれかに回転異常の冷却ファンがあるものと判断し、温度が大きく外れている電池モジュールに対応する冷却ファンを回転異常の冷却ファンとして検出する。
協調制御部58Aは、回転異常の冷却ファンを検出すると、電池モジュール12〜16の冷却のばらつきを抑えるため、冷却ファン18〜22の協調制御を実行する。この協調制御については、実施の形態1における協調制御部58の動作と同じであるので、その説明は繰返さない。
図5は、実施の形態2における冷却ファンの異常検出処理のフローチャートである。なお、実施の形態2による電池パック10Aの冷却制御に関する全体処理は、図2に示したフローチャートと同じであり、冷却ファンの協調制御処理は、図4に示したフローチャートと同じであるので、それらの説明は繰返さない。
図5を参照して、協調制御部58Aは、温度センサ26〜30によってそれぞれ検出された電池モジュール12〜16の温度をファン駆動制御部52A〜56Aから受け、その受けた各電池モジュール12〜16の温度に基づいて電池モジュール12〜16間の温度ばらつきΔTを算出する(ステップS120)。そして、協調制御部58Aは、その算出した温度ばらつきΔTの絶対値が所定のしきい値Tthよりも大きいか否かを判断する(ステップS122)。
ステップS122において、温度ばらつきΔTの絶対値がしきい値Tth以下であると判断されると、協調制御部58Aは、回転異常の冷却ファンは無いものと判断し、図2に示したステップS2に戻る。一方、ステップS122において、温度ばらつきΔTの絶対値が所定のしきい値Tthよりも大きいと判断されると、協調制御部58Aは、他の電池モジュールに比べて温度が大きくばらついている電池モジュールに対応する冷却ファンを回転異常と判断する(ステップS124)。
以上のように、この実施の形態2によれば、電池モジュール12〜16間の温度ばらつきに基づいて異常検出を行なうようにしたので、電池の冷却のばらつきをより確実に抑制できる。
[実施の形態3]
実施の形態3による電池パックにおいては、実施の形態1による電池パック10と冷却ファンの協調制御処理が異なる。
再び図1を参照して、実施の形態3による電池パック10Bは、実施の形態1による電池パック10の構成において、ECU24に代えてECU24Bを備える。そして、ECU24Bは、ECU24の構成において、協調制御部58に代えて協調制御部58Bを含む。
協調制御部58Bは、ファン駆動制御部52〜56によっていずれかの冷却ファンの回転異常が検出されたとき、ファン駆動制御部52〜56からそれぞれ電池モジュール12〜16の温度検出値を受け、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度を正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度と比較する。
そして、協調制御部58Bは、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度よりも高いときは、異常検出された冷却ファンの回転数が低下することによってその冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が上昇したものと判断し、回転異常の冷却ファンの回転数実績よりも回転数目標値を低くするように、その他の正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部へ制御指令を出力する。
また、協調制御部58Bは、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度以下のときは、異常検出された冷却ファンの回転数が上昇することによってその冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が低下したものと判断し、回転異常の冷却ファンの回転数実績よりも回転数目標値を高くするように、その他の正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部へ制御指令を出力する。
そして、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部は、協調制御部58Bから制御指令を受けると、対応する冷却ファンの回転数目標値を回転異常の冷却ファンの回転数実績に基づいて設定し、その回転数目標値でその対応する冷却ファンの回転制御を行なう。
図6は、実施の形態3における冷却ファンの協調制御処理のフローチャートである。なお、実施の形態3による電池パック10Bの冷却制御に関する全体処理は、図2に示したフローチャートと同じであり、冷却ファンの異常検出処理は、図3に示したフローチャートと同じであるので、それらの説明は繰返さない。
図6を参照して、協調制御部58Bは、ファン駆動制御部52〜56によっていずれかの冷却ファンの回転異常が検出されると、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度よりも高いか否かを判断する(ステップS130)。ここで、正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度は、正常な冷却ファンのいずれかに対応する電池モジュールの温度であってもよいし、全ての正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度の平均値などでもよい。
ステップS130において、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度よりも高いと判断されると、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部の各々は、協調制御部58Bから受ける制御指令に応じて、回転異常の冷却ファンの回転数実績よりも回転数が低くなるように回転数目標値を設定する(ステップS132)。
一方、ステップS130において、回転異常の冷却ファンに対応する電池モジュールの温度が正常な冷却ファンに対応する電池モジュールの温度以下であると判断されると、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部の各々は、協調制御部58Bから受ける制御指令に応じて、回転異常の冷却ファンの回転数実績よりも回転数が高くなるように回転数目標値を設定する(ステップS134)。
そして、正常な冷却ファンに対応するファン駆動制御部の各々は、その設定した回転数目標値で対応する冷却ファンが回転するように、その対応する冷却ファンの回転制御を行なう(ステップS136)。
協調制御部58Bは、ファン駆動制御部52〜56のいずれかにおいて冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過したか否かを判断し(ステップS138)、冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過していないときは、ステップS136に戻って協調制御を継続する。一方、協調制御部58Bは、冷却ファンの異常検出がされてから所定時間が経過したと判断すると、協調制御処理を終了する。
なお、上記においては、ファン駆動制御部52〜56によっていずれかの冷却ファンの回転異常が検出されたとき、正常な冷却ファンの回転数目標値を回転異常の冷却ファンの回転数実績と略同等に設定するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、電池モジュール12〜16の温度に基づいてファン協調制御を行なうようにしたので、電池の冷却のばらつきをより確実に抑制できる。
なお、上記の実施の形態1〜3において、ECU24,24A,24Bによる電池パック10,10A,10Bの冷却制御は、実際には、ECU24,24A,24Bに含まれるCPU(Central Processing Unit)によって行なわれる。上記の各実施の形態において、CPUは、対応する図2〜図6に示されるフローチャートの各ステップを備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出し、その読出したプログラムを実行して対応する図2〜図6に示されるフローチャートに従って電池パック10,10A,10Bの冷却制御を行なう。したがって、上記の各実施の形態において、ROMは、対応する図2〜図6に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に相当する。なお、上記において、ECU24,24A,24Bは、「制御部」を構成する。
なお、特に詳しく説明しないが、電池パックは、実施の形態2における冷却ファンの協調制御処理を実施の形態3で説明した協調制御処理に代えたものであってもよい。
また、上記の各実施の形態におけるECUに含まれる協調制御部とファン駆動制御部との機能分担は、上記のものに限られるものではない。上記の各実施の形態におけるファン駆動制御部の機能の一部を協調制御部が担ってもよいし、反対に、協調制御部の機能の一部をファン駆動制御部が担ってもよい。
また、上記の各実施の形態においては、1つの電池モジュールに対して冷却ファンが1つ設けられる場合が示されているが、この発明の適用範囲は、電池モジュールと冷却ファンとが一対一で設けられる場合に限られるものではなく、1つの電池モジュールに対して複数の冷却ファンが設けられている電池パック、あるいは電池パック全体に複数の冷却ファンが設けられている電池パック一般に適用することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による電池パックの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す電池パックの冷却制御に関する全体処理を示すフローチャートである。 図2に示す冷却ファン異常検出処理のフローチャートである。 図2に示す冷却ファン協調制御処理のフローチャートである。 実施の形態2における冷却ファンの異常検出処理のフローチャートである。 実施の形態3における冷却ファンの協調制御処理のフローチャートである。
符号の説明
10,10A,10B 電池パック、12〜16 電池モジュール、18〜22 冷却ファン、24,24A,24B ECU、26〜30 温度センサ、52〜54,52A〜54A ファン駆動制御部、58,58A,58B 協調制御部。

Claims (11)

  1. 電池と、
    前記電池を冷却する複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンを駆動制御する制御部とを備え、
    前記電池は、複数の電池モジュールを含み、
    前記複数の冷却ファンは、前記複数の電池モジュールに対応して設けられ、
    前記制御部は、回転異常の第1の冷却ファンを検出したとき、その他の正常な第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数に近づくように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する、電池パック。
  2. 前記制御部は、前記第1の冷却ファンを検出したとき、前記第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数と同等になるように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する、請求項1に記載の電池パック。
  3. 電池と、
    前記電池を冷却する複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンを駆動制御する制御部とを備え、
    前記電池は、複数の電池モジュールを含み、
    前記制御部は、回転異常の第1の冷却ファンを検出したとき、前記第1の冷却ファンによって冷却される第1の電池モジュールの温度がその他の正常な第2の冷却ファンによって冷却される第2の電池モジュールの温度よりも高い場合は、前記第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数よりも低くなるように前記第2の冷却ファンの回転数を決定し、前記第1の電池モジュールの温度が前記第2の電池モジュールの温度よりも低い場合は、前記第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数よりも高くなるように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する、電池パック。
  4. 前記制御部は、前記複数の冷却ファンの各々における回転数指令と回転数実績との偏差に基づいて前記第1の冷却ファンを検出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池パック。
  5. 記制御部は、前記複数の電池モジュール間の温度差に基づいて前記第1の冷却ファンを検出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池パック。
  6. 複数の冷却ファンによって電池を冷却する電池パックの冷却制御方法であって、
    前記電池は、複数の電池モジュールを含み、
    前記複数の冷却ファンは、前記複数の電池モジュールに対応して設けられ、
    前記冷却制御方法は、
    前記複数の冷却ファンを個別に駆動制御する第1のステップと、
    回転異常の第1の冷却ファンを検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記第1の冷却ファンが検出されたとき、その他の正常な第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数に近づくように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて決定された回転数で前記第2の冷却ファンを駆動制御する第4のステップとを含む、電池パックの冷却制御方法。
  7. 前記第3のステップにおいて、前記第2の冷却ファンの回転数は、前記第1の冷却ファンの回転数と同等になるように決定される、請求項6に記載の電池パックの冷却制御方法。
  8. 複数の冷却ファンによって電池を冷却する電池パックの冷却制御方法であって、
    前記電池は、複数の電池モジュールを含み、
    前記冷却制御方法は、
    前記複数の冷却ファンを個別に駆動制御する第1のステップと、
    回転異常の第1の冷却ファンを検出する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記第1の冷却ファンが検出された場合に、前記第1の冷却ファンによって冷却される第1の電池モジュールの温度がその他の正常な第2の冷却ファンによって冷却される第2の電池モジュールの温度よりも高いとき、前記第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数よりも低くなるように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて前記第1の冷却ファンが検出された場合に、前記第1の電池モジュールの温度が前記第2の電池モジュールの温度よりも低いとき、前記第2の冷却ファンの回転数が前記第1の冷却ファンの回転数よりも高くなるように前記第2の冷却ファンの回転数を決定する第4のステップとを含む、電池パックの冷却制御方法。
  9. 前記第2のステップにおいて、前記第1の冷却ファンは、前記複数の冷却ファンの各々における回転数指令と回転数実績との偏差に基づいて検出される、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の電池パックの冷却制御方法。
  10. 前記第2のステップにおいて、前記第1の冷却ファンは、前記電池を構成する複数の電池モジュール間の温度差に基づいて検出される、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の電池パックの冷却制御方法。
  11. 請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の電池パックの冷却制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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