JP4798481B2 - モータおよびその製造方法 - Google Patents
モータおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4798481B2 JP4798481B2 JP2005194825A JP2005194825A JP4798481B2 JP 4798481 B2 JP4798481 B2 JP 4798481B2 JP 2005194825 A JP2005194825 A JP 2005194825A JP 2005194825 A JP2005194825 A JP 2005194825A JP 4798481 B2 JP4798481 B2 JP 4798481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- coil
- lead wire
- wire
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
最初に、ハウジング1にガイドホルダ6を介してガイド4を取り付ける。
次に、モータコイル3bをハウジング1内面に取り付け、モータマグネット3aを取り付けた出力軸2をハウジング1の内部に取り付けたガイド4に挿入する。
その後、コイル線3cとリード線8の結線作業を行い、ガイドホルダ7を介してガイド5を取り付け、最後に、バックプレート12を取り付ける。
第1の結線方法は、ハウジング1の外においてコイル線3cとリード線8の半田付けを行い、結線のために被覆を剥いだ銅線とモータコイル3bが短絡しないように結線部9周辺を熱収縮チューブ10などで被覆し、リード線8をハウジング1の内側からリード線穴1aに通して、結線部9がハウジング1の外に出ないところまでリード線8を引き出して弛みを除去するという手順であった。
第2の結線方法は、ハウジング1の内部においてコイル線3cとリード線8の半田付けを行い、第1の手順と同様に、結線部9周辺を熱収縮チューブ10などで被覆し、リード線8をハウジング1の内側からリード線穴1aに通して、結線部9がハウジング1の外に出ないところまでリード線8を引き出して弛みを除去するという手順であった。
一方、第2の従来のリニアモータにおけるコイル線とリード線との結線方法では、ハウジング1の内部において結線作業を行うためモータコイル3bから結線部9までの弛みを短くすることはできるが、半田付けや熱収縮チューブ被覆などの結線作業を行うことが困難であるという問題があった。小型のリニアモータなどハウジング1の内部が狭い場合は、指や半田ごてが入らず、結線作業を行うことがさらに困難になる。
また、請求項2に記載の発明は、リード線を外部に導くためのリード線穴が設けられたハウジングと、前記リード線に接続されるコイル線を有し前記ハウジングに固定されたコイルと、前記ハウジングに固定され軸受けを有するガイドホルダと、中空部を有し前記ハウジング内であって前記コイルと前記軸受けとの間に設けられ両端に前記ハウジングに当接する中空円板状の突起部が形成された筒状の結線用スリーブと、前記軸受に支持され前記中空部に配置された出力軸と、前記出力軸に設けられたマグネットと、を備えたモータにおいて、前記コイル線を前記突起部に設けられた貫通穴または貫通溝へ挿通した状態で、前記ハウジングの外で前記コイル線と前記リード線との結線を行うステップと、前記リード線を前記ハウジングの内側から前記リード線穴へ通すステップと、前記結線用スリーブの外周に前記結線により生じた前記コイル線または/および前記リード線の弛みを巻きつけながら前記結線用スリーブを前記ハウジングの内部に挿入するステップと、を含むことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、前記結線用スリーブは、両端に前記ハウジング内面に向かって突出する中空円板状の突起部を備え、前記突起部の一方には、貫通穴または貫通溝が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第1の実施例によるリニアモータの構成が従来のリニアモータと異なる点は、結線用スリーブ11を設けたことである。
次に、内径をモータマグネット3aの外径よりも多きくし、かつ、外径をハウジング1内面との隙間がリード線8の直径よりも大きくなるようにした円筒状の結線用スリーブ11をハウジング1の内部に挿入する。
そして、コイル線3cとリード線8の結線作業による弛みを結線用スリーブ11外周に巻きつけ(弛みが巻きついた様子は簡略化のため図には示していない)、最後に、リード線8をハウジング1の内側からリード線穴1aへ通す。
次に、リード線8をハウジング1の内側からリード線穴1aへ通し、結線用スリーブ11の外周にコイル線3cとリード線8の結線作業による弛みを巻きつけながら(弛みが巻きついた様子は簡略化のため図には示していない)、結線用スリーブ11をハウジング1の内部に挿入する。
さらに、図3(b)に示す突起11a、11bの突出量L1を極小とするものであり、具体的には、L1の突出量は前記リード線または前記コイル線の外形寸法よりもわずかに大きい寸法としている。
すなわち、結線用スリーブ11の突起11a、11bの外径とハウジング1内面の隙間を極めて小さくすることにより、ハウジング1の軸に対して垂直方向の外力が加わったときであっても、突起11a、11bによって、この外力に対抗することができる。
さらに、L1を最小寸法としておけば、最小でない場合よりも、上記垂直方向の強度を最大限に向上させることができる。
また、結線用スリーブは、一般的な円柱形に限らず、角柱形その他の異形部材であってもよく、中空部材全般を指す。さらには、円柱部材の外側の一部を肉抜きし、当該部分にリード線の弛みを納めてもよく、本発明においては、このような中空部材も結線用スリーブに含む。
1a リード線穴
2 出力軸
3 モータ
3a モータマグネット
3b モータコイル
3c コイル線
・ ガイド
・ ガイドホルダ
8 リード線
9 結線部
10 熱収縮チューブ
11 結線用スリーブ
11a、11b 突起
11c 穴
12 バックプレート
Claims (5)
- リード線を外部に導くためのリード線穴が設けられたハウジングと、前記リード線に接続されるコイル線を有し前記ハウジングに固定されたコイルと、前記ハウジングに固定され軸受けを有するガイドホルダと、中空部を有し前記ハウジング内であって前記コイルと前記軸受けとの間に設けられた筒状の結線用スリーブと、前記軸受に支持され前記中空部に配置された出力軸と、前記出力軸に設けられたマグネットと、を備えたモータにおいて、
前記ハウジングの外で前記コイル線と前記リード線との結線を行い、前記結線用スリーブを前記ハウジングの内部に挿入するステップと、
前記結線により生じた前記コイル線または/および前記リード線の弛みを前記結線用スリーブ外周に巻きつけるステップと、
前記リード線を前記ハウジングの内側から前記リード線穴へ通すステップと、を含むことを特徴とするモータの製造方法。 - リード線を外部に導くためのリード線穴が設けられたハウジングと、前記リード線に接続されるコイル線を有し前記ハウジングに固定されたコイルと、前記ハウジングに固定され軸受けを有するガイドホルダと、中空部を有し前記ハウジング内であって前記コイルと前記軸受けとの間に設けられ両端に前記ハウジングに当接する中空円板状の突起部が形成された筒状の結線用スリーブと、前記軸受に支持され前記中空部に配置された出力軸と、前記出力軸に設けられたマグネットと、を備えたモータにおいて、
前記コイル線を前記突起部に設けられた貫通穴または貫通溝へ挿通した状態で、前記ハウジングの外で前記コイル線と前記リード線との結線を行うステップと、
前記リード線を前記ハウジングの内側から前記リード線穴へ通すステップと、
前記結線用スリーブの外周に前記結線により生じた前記コイル線または/および前記リード線の弛みを巻きつけながら前記結線用スリーブを前記ハウジングの内部に挿入するステップと、を含むことを特徴とするモータの製造方法。 - ハウジングと、コイル線を有し前記ハウジングに固定されたコイルと、前記ハウジングに固定され軸受けを有するガイドホルダと、中空部を有し前記ハウジング内であって前記コイルと前記軸受けとの間に設けられた筒状の結線用スリーブと、前記軸受に支持され前記中空部に配置された出力軸と、前記出力軸に設けられたマグネットと、前記結線用スリーブの外周に配設され前記コイル線に接続されるリード線と、前記結線用スリーブと前記ハウジングとの間に配置され前記コイル線と前記リード線が結線された結線部と、を備えたモータ。
- 前記結線用スリーブは、両端に前記ハウジング内面に向かって突出する中空円板状の突起部を備え、
前記突起部の一方には、貫通穴または貫通溝が設けられていることを特徴とする請求項3記載のモータ。 - 前記結線用スリーブの一端が前記コイルに当接し他端が前記ガイドホルダに当接することを特徴とする請求項3または4いずれかに記載のモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005194825A JP4798481B2 (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | モータおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005194825A JP4798481B2 (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | モータおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007014175A JP2007014175A (ja) | 2007-01-18 |
JP4798481B2 true JP4798481B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=37751888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005194825A Expired - Fee Related JP4798481B2 (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | モータおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4798481B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102804551A (zh) * | 2010-03-18 | 2012-11-28 | 株式会社安川电机 | 定子和旋转电机 |
CN104967259B (zh) * | 2015-07-14 | 2017-06-09 | 江苏中车电机有限公司 | 一种风机热套工装 |
CN208638230U (zh) * | 2018-08-03 | 2019-03-22 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 振动电机 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04178142A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機 |
JP3905186B2 (ja) * | 1997-09-10 | 2007-04-18 | 日本電産株式会社 | ポンプ用モータ |
JP2003158845A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-30 | Hitachi Ltd | 回転電機用固定子及び回転電機 |
-
2005
- 2005-07-04 JP JP2005194825A patent/JP4798481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007014175A (ja) | 2007-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5354888B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5354889B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2017026492A1 (ja) | モータ | |
US6005312A (en) | High speed, high torque multipole brushless motor | |
JP2009118611A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP4077687B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2019022311A (ja) | モータ製造方法及びモータ | |
JP4798481B2 (ja) | モータおよびその製造方法 | |
JP2020048268A (ja) | 電動モータおよび電動モータの製造方法 | |
KR20090011680A (ko) | 자동차용 교류 발전기의 필드 코일 및 리드 와이어의 결선구조, 그리고 결선 방법 | |
JP5318397B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP4792884B2 (ja) | モータ | |
JP2002233094A (ja) | 回転電機 | |
JP6246416B2 (ja) | 回転電機 | |
CN113572301B (zh) | 电动机 | |
JP4568075B2 (ja) | ブラシ付き小形モータ | |
JP5664854B2 (ja) | モータ | |
JP4645118B2 (ja) | センサ付き転がり軸受装置及びその製造方法 | |
KR100540551B1 (ko) | 동축도 향상을 위한 스텝 모터 구조 | |
JP2017158242A (ja) | 給電部品およびモータ | |
JP2000014098A (ja) | 巻線用フォーマ | |
JP2008236933A (ja) | モータ装置 | |
CN112350482A (zh) | 线圈组件以及使用该线圈组件的步进马达 | |
JP5446332B2 (ja) | 回転電機用インシュレーター及びそのインシュレーターを使用する回転電機の製造方法 | |
JP2006020429A (ja) | コイル端末処理基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110708 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110721 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |