JP4798331B2 - 回折光学素子を作成する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、相補型金属酸化膜半導体(complementary metal oxide semiconductor:以下、「CMOS」とよぶ)プロセスを使用して、回折光学素子(diffractive optical element:以下、「DOE」とよぶ)を作成する方法に関する。
現在の光学システムは、しばしば、DOEを使用する。たとえば、DOEレンズを使用して光ファイバにレーザ光を集光することができる。DOEは、透過または反射のいずれかで素子と相互作用する光の位相を修正することによって動作する。DOEは、位相シフト材料を適切なレンズにパターン形成することで形成する。
本発明の一実施形態では、回折レンズの製造方法は、シリコン基板の第1の面上にエッチング停止層を形成するステップと、エッチング停止層の上に回折光学素子を形成するステップと、回折光学素子をカバーする平坦化層を形成するステップと、平坦化層を平坦化するステップと、平坦化層の上にボンディング層を形成するステップと、ボンディング層の上に透明な基板を接着するステップと、回折光学素子の反対側のシリコン基板の一部を除去するためにシリコン基板の第2の面をエッチング停止層までエッチングするステップとを含んでなり、シリコン基板の残りの部分はボンディングリングを形成する。
異なる図面に使用されている同じ参照記号は、同様な項目または同一の項目を示す。断面図はスケールどおりには描かれておらず、説明のために示されている。
DOEは、シリコン基板上に支持されたアモルファスシリコンと二酸化珪素とのマルチレイヤの材料を形成し、続いてマルチレイヤ材料にパターン形成してDOEを形成することによって作成できる。このようなDOEは、シリコンの高い屈折率と、マルチレイヤ材料内にエッチング停止層を交互に重ねることと、CMOS回路製造方法が提供する精密マスキングとを利用する。このようなDOEは、シリコン基板が透過する長い波長に適している。シリコン基板は1ミクロン(μm)未満の波長の近赤外線については吸光度が高いため、このようなDOEは、一部のレーザが生成する850ナノメートル(nm)や990ナノメートルなどのより短い波長には適用できない。
図1は、本発明の一実施形態における、透明なウェハ上にDOEを形成する方法10のフローチャートである。次に、図2A〜図2Eを参照して方法10を説明する。
図2Aに示すように、ステップ12では、透明な基板34の上側に不透明なコーティング32を形成する。光学センサを使用する半導体装置が透明な基板34を検出して処理できるように、不透明なコーティング32を透明な基板34上に塗布する。不透明なコーティング32を図2Aだけに示す。(たとえば、ほとんどの通信用途では少なくとも10%であるように)用途によって指定された入射光の一定のパーセンテージが基板を透過できる場合には、透明な基板34は(たとえば、赤外線から紫外線の間で選択された波長である)目的の波長を透過する。透明な基板34は、石英、ナトリウムホウケイ酸ガラス(たとえばパイレックス(登録商標))、サファイア、または、溶融シリカでありうる。不透明なコーティング32は、低圧化学蒸着法(LPCVD)またはプラズマ強化化学蒸着法(PECVD)によって付着させたアモルファスシリコン(α−Si)でありうる。アモルファスシリコンコーティング32は、典型的には0.5μm以上の厚さである。
図2Aに示すように、ステップ14では、任意選択的に、透明な基板34の裏側に反射防止コーティング(AR)36を形成する。ARコーティング36は、光がDOE50(図2B)と透明な基板34との間を移動するときに反射を低減する。
当業者であれば、入射媒体と、出射媒体と、ARコーティング材との屈折率に依存してARコーティング材を選択することが理解されるであろう。理想的なARコーティング材は、入射媒体と出射媒体との幾何平均である屈折率を有する。理想的なARコーティングの厚さは、ARコーティング媒体の中の光の波長の4分の1に等しい。一実施形態では、ARコーティング36は、パイレックス(登録商標)とシリコンとの間に挟まれる。したがって、理想的な屈折率は次のように計算される。
sqrt(1.5*3.5)=2.29。
上式で、1.5と3.5とは、パイレックス(登録商標)とシリコンとのそれぞれの屈折率である。したがって、2.29という理想的な屈折率に近い2.2という屈折率を二酸化チタン(TiO2)が有するので、二酸化チタンをAR材として選択する。そして、990nmの動作に関する二酸化チタンのARコーティング36の厚さを次のように計算する。
(990nm/4)/2.2=112.5nm。
当業者であれば、ARコーティング36の屈折率と厚さとをこれにしたがって調節できることが理解されるであろう。二酸化チタンのARコーティング36は、電子ビーム(e−ビーム)蒸着によって付着させることができる。
図2Bに示すように、ステップ16では、DOE50をARコーティング36上に形成する。DOE50は、所望の回折レンズを形成するようにパターン形成された位相シフト層のスタックを含む。スタック内の隣接する位相シフト層は、エッチング停止層により分離する。位相シフト層はアモルファスシリコン(α−Si)であってもよく、エッチング停止層は二酸化珪素(SiO2)であってもよい。別法としては、位相シフト層は、アモルファスシリコンではなく窒化珪素(Si34)であってもよい。
DOE層は、PECVDで成長させることができる。アモルファスシリコン層の厚さと酸化物の層の厚さとは、目的とする波長と、層の数と、材料の屈折率とに依存する。空気中を通過する位相シフトに対する、DOEスタックを通過する光の合計位相シフトは、2πの整数倍であるべきである。シリコンの高い屈折率を利用するために、酸化物の層の低い屈折率は約50Åに最小化する。この厚さは、効果的なエッチング停止層として実験的に決定されたものである。したがって、アモルファスシリコンの層と酸化層の8つのインタリーブ層とを有し990nmで動作する典型的なDOEでは、8つの酸化物のエッチング停止層による合計位相シフトは次のように計算される。
(RIox−RIAir)*2π*(5nm/990nm)*8
=(1.45−1)*2π*(5nm/990nm)*8
=0.1142
RIoxとRIAirとは、酸化物のエッチング停止層と空気とのそれぞれの屈折率である。1.45と1という値は、酸化物の層と空気とのそれぞれの屈折率である。8つのアモルファスシリコン層による合計位相シフトは次の通りである。
(RIsi−RIAir)*2π*(t/990nm)*8
RIsiは、アモルファスシリコン層の屈折率であり、tはアモルファスシリコン層の厚さである。DOEスタックを介して望ましい位相シフトを達成するために、各アモルファスシリコン層の厚さを次のように計算する。
2π−0.1142=(RIsi−RIAir)*2π*(t/990nm)*8
または、
t=(2π−0.1142)*990nm/〔(RIsi−RIAir)*2π*8〕
t=(2π−0.1142)*990nm/〔(3.5−1)*2π*8〕
t=48.6nm
値3.5は、アモルファスシリコン層の屈折率である。
スタックが形成されると、上のアモルファスシリコン層をフォトレジストでマスキングし、そして、酸化物層を使用してエッチングしてエッチングを止める。シリコンをエッチングした後に、エッチングの化学反応を変えて、次のシリコン層を使用して酸化物層をエッチングし、エッチングを止める。連続する各層をマスキングし、エッチングして、望ましい回折レンズを形成する。
一実施形態では、DOE50は、レーザ光を一定のボリュームを介して均一に広がる小さな角度の分布に変換する二重焦点回折レンズである。このボリュームの大きさは、光ファイバの入力面の大きさよりも大きいので、このコンポーネントはアライメントが容易である。二重焦点回折レンズは、2つの焦点距離f1とf2とを提供する隆起(ridge)を伴う面を有する。二重焦点回折レンズの設計プロセスは、焦点距離f1を有する従来の回折レンズの表面の輪郭を画定する第1の位相関数を決定することで開始できる。回折レンズの設計に関する任意の従来の技術を使用できる。特に、アプライド・オプティクス・リサーチ社が市販するGLAD、または、MMリサーチ社が市販するDIFFRACTなどの市販のソフトウェアを使用すると、回折素子の位相関数を解析することができる。第2の位相関数も同様に生成され、第2の位相関数は、第2の位相関数と第1の位相関数とをかけると、この組み合わせにより第2の焦点距離f2を有する回折レンズが提供されるような位相関数である。ついで、(たとえば50%などの)入射光の一定パーセンテージを集光するが、(たとえば50%の)入射光の残りを乱さずに通過させる、部分効率回折レンズを提供するように、第2の位相関数をスケーリングする。第1の位相関数と、スケーリングされた第2の位相関数とを掛け合わせて、最終的な設計の二重焦点レンズを形成する。
別の実施形態では、DOE50は、ハイブリッド回折/屈折素子である。ハイブリッド回折/屈折素子は、光を一定ボリュームに渡って広げ、上記のように光ファイバのアライメント許容範囲を拡大する。ハイブリッド回折/屈折レンズは、たとえばf2など1つの焦点距離に対する曲率を伴う少なくとも1つの面を有する。さらに、部分効率回折レンズの回折機構をハイブリッド回折/屈折レンズの片面または両面の上に重ね、この組み合わせによって、入射光の別々の部分について2つの焦点距離f1とf2を提供する。
図2Bに示すように、ステップ18では、任意選択的に、ARコーティング51をDOE50上に形成する。ARコーティング材51の屈折率と厚さとは、上記のように選択することができる。ARコーティング51は、窒化珪素(Si34)でありうる。薄膜窒化珪素材は、付着条件に依存して、一定範囲の屈折率を有することがある。屈折率1.9の窒化物のARコーティング51を電子ビーム蒸着で付着させることができ、990nmの波長に関しては典型的には130nmの厚さである。電子ビーム蒸着を使用することにより、格子表面上により望ましい非共形コーティング(non-conformal coating)が提供される。ARコーティング51を図2Bだけに示す。
図2Cと図2Dとに示すように、ステップ20では、シリコン基板62を加工してボンディングリング62Aを形成する。シリコン基板62上にバリア層60を形成する。バリア層60は、後から高温動作で金属珪化物が形成されないように、任意の金属とシリコン基板62との反応を分離する。バリア層60は窒化珪素(Si34)でありうる。窒化物のバリア層60は、PECVDで付着させることができ、典型的には0.5μmの厚さである。そして、バリア層60上にボンディングパッド64を形成する。ボンディングパッド64は、リフトオフマスク(liftoff mask)をパターン形成し、金属を付着させ、金属でマスクをリフトオフすることによって形成できる。金属のボンディングパッド64は、電子ビーム蒸着またはスパッタリングで付着させたチタン−プラチナ−金(TiPtAu)シーケンスでありうる。チタンは典型的には50nmの厚さを有し、プラチナは典型的には150nmの厚さを有し、金は典型的には50nmの厚さを有する。そして、フォトレジスト66をバリア層60上で回転塗布し、露光し、現像することによって、エッチングウィンドウ67を形成する。エッチングウィンドウ67によって露出したバリア層60とシリコン基板62との一部をエッチングして除去し、ボンディングリング62Aを形成する。バリア層60とシリコン基板62とは、ディープリアクティブイオンエッチング(deep reactive ion etching:DRIE)を使用してエッチングすることができる。そして、フォトレジスト66を剥離する。
図2Dに示すように、ステップ22では、ボンディングリング62Aを透明な基板34に接着してリッド80を形成する。透明な基板34がナトリウムホウケイ酸ガラス(sodium borosilicate glass)である場合には、ボンディングリング62Aを陽極接着(anodic bond)によって透明な基板34に接着することができる。透明な基板34が石英またはサファイアである場合には、接着ボンドを使用することができる。別法としては、フッ酸(HF)接着を使用してもよい。HF接着では、共に押し付けた2つの清浄な面を、間に少量のHFを施すことによって接着できる。HFは毛管作用によって2つの結合する片の間の空隙を生める。HFが乾燥すると2つの片は永久的に接着される。別法としては、ガラスフリット接着(glass frit bond)を使用することもできる。ガラスフリット接着では、ガラスの細かい粉を2つの結合片の間に施し、結合プロセスの間、ガラスリフロー温度より高い温度に加熱する。この温度は、選択したガラスフリット材に依存し、典型的には250℃以上である。
図2Eに示すように、ステップ24では、リッド80をサブマウント82に接着し、マイクロエレクトロニクスパッケージ84を完成させる。リッド80とサブマウント82と
は、はんだで接着させることができる。サブマウント82は、(たとえば、面発光型半導体レーザ(VCSEL)などの)光源86を含みうる。サブマウント82は、他の能動受動回路88を含みうる。
図3は、本発明の別の実施形態における透明なウェハ上にDOEを形成する方法90のフローチャートである。方法90は、図1の方法10のステップ12から18に従う。そして、ステップ18の次にステップ26が続き、この後は図4を参照して説明する。
図4に示すように、ステップ26では、DOE50を伴う透明な基板34を、シリコン材94を伴うサブマウント92上に装着する。サブマウント92は、(たとえば、VCSELなどの)光源96を含みうる。サブマウント82は、他の能動受動回路98を含みうる。
図5は、本発明の別の実施形態における、シリコンオンインシュレータ(以下、「SOI」とよぶ)基板上にDOEを形成する方法100のフローチャートである。次に、図6A〜図7Gを参照して、方法100を説明する。
図6Aに示すように、ステップ104では、DOE50をSOI基板142上に形成する。SOI基盤142は、シリコンデバイス層144と、酸化物絶縁体層146と、シリコンハンドル層148とを含む。シリコンデバイス層144は、典型的には20μm未満の厚さであり、850nmと990nmとの波長を透過する。酸化物絶縁体層146は、後に、シリコンハンドル層148をエッチングしてボンディングリング148Aを形成するときにエッチング停止として使用する(図7E)。一実施形態では、SOI基板142は、(図6Aだけに示すように)デバイス層144と酸化物絶縁体層146との間の窒化珪素層145をさらに含む。このようなSOI基板142は、酸化させたウェハを窒化珪素でコーティングしたウェハに接着させて形成できる。接着後、窒化珪素を伴うウェハをグラインドし、薄くラッピングして、デバイス層144を形成する。このようなSOI基板142を使用することにより、次に説明するステップ128が除かれる。
DOE50は、上記の図1の方法10で形成されるが、次のような修正を伴う。方法10では、DOE50を移動する光の速度と空気中を移動する光の速度が異なるために位相シフトが生じる。この実施形態では、DOE50を移動する光の速度と酸化物平坦化層160(図6C)を移動する光の速度が異なるために位相シフトが生じる。酸化物平坦化層160は、DOE50内のエッチング停止酸化物と等しいかまたは同様な屈折率を有するので、アモルファスシリコンの厚さは次のように計算される。
(990nm/〔(8*3.5−1.45)〕)=60.37nm。
合計のDOEスタックの厚さは次のように計算される。
〔990nm/(3.5−1.45)+5nm〕*8=523nm。
図6Bに示すように、ステップ106では、任意選択的に、ARコーティング150をDOE50上に形成する。ARコーティング150の材料と厚さとを上記のように選択する。ARコーティング150は、二酸化チタン(TiO2)でありうる。二酸化チタンのARコーティング150は、電子ビーム蒸着で付着させることができ、典型的には990nmの波長について112.5nmの厚さである。ARコーティング150を図6Bだけに示す。
図6Cに示すように、ステップ108では、平坦化層160をデバイス層144とDOE50の上に形成し、作成される構造の上面が平らなほうが望ましい場合には、平坦化する。平坦化層160は、PECVDで形成した二酸化珪素(SiO2)でありうる。酸化物平坦化層160は、平坦度(flatness)が200オングストローム(Å)以内になるように化学機械研磨(CMP)により研磨され、典型的にはDOE50より0.3μm厚い。990nm波長のための一実施形態では、DOE50は、典型的には523nmの厚さを有する。したがって、酸化物平坦化層160は、典型的には823nmの厚さを有する。
図6Dに示すように、ステップ110では、SOI基板142の裏側にバリア層170を形成する。バリア層170は、二酸化珪素(SiO2)でありうる。酸化物のバリア層170は、PECVDによって付着させることができ、典型的には0.5μmの厚さである。
図6Dに示すように、ステップ112では、ボンディングパッド172をバリア層170上に形成する。ボンディングパッド172は、電子ビーム蒸着またはスパッタリングによって付着させ、リフトオフマスクによりパターン形成した、チタン−プラチナ−金(TiPtAu)のシーケンスでありうる。チタンは典型的には50nmの厚さを有し、プラチナは典型的には150nmの厚さを有し、金は典型的には50nmの厚さを有する。
図6Dに示すように、ステップ114では、エッチングマスク層174をバリア層170とボンディングパッド172上に形成する。ウェットエッチングを使用する場合には、エッチングマスク層174は、PECVDで付着させた窒化珪素(Si34)でありうる。ドライエッチングを使用する場合には、エッチングマスク層174は回転塗布されたフォトレジストでありうる。
図7Eに示すように、ステップ116では、エッチングマスク層174をパターン形成し、エッチングウィンドウ176の部分を形成する。エッチングマスク層174が窒化物である場合には、フォトレジストに回転塗布し、フォトレジストを露光させ、フォトレジストを現像し、窒化物をエッチングすることによってパターン形成することができる。エッチングマスク層174がフォトレジストの場合には、フォトレジストを露光して現像することによってパターン形成することができる。
図7Eに示すように、ステップ118では、エッチングマスク層174を使用してバリア層170にパターン形成し、エッチングウィンドウ176の部分を形成する。
図7Eに示すように、ステップ120では、DOE50の反対側に位置しエッチングウィンドウ176で露出されるシリコンハンドル層148の一部を、酸化物の絶縁体層146までエッチングする。これはボンディングリング148Aを形成するときにエッチング停止として機能する。エッチングマスク層174が窒化物の場合には、シリコンハンドル層148を水酸化カリウム(KOH)溶液でエッチングすることができる。エッチングマスク層174がフォトレジストの場合には、シリコンハンドル層148をDRIEを使用してエッチングすることができる。
図7Eと図7Fとに示すように、ステップ122では、残りのエッチングマスク層174をエッチングして除去する。
図7Eと図7Fとに示すように、ステップ124では、DOE50の反対側にある酸化物絶縁体層146の一部をエッチングして除去する。フッ酸(HF)を使用して酸化物絶縁体層146をエッチングして除去することができる。
図7Gに示すように、ステップ126では、任意選択的に、ARコーティング190を平坦化層160上に形成する。ARコーティング190の材料と厚さとは上記のように選択する。ARコーティング190はフッ化マグネシウム(MgF2)でありうる。フッ化マグネシウムのARコーティング190は、電子ビーム蒸着によって付着させることができ、典型的には990nmの波長に対して179.3nmの厚さである。
図7Gに示すように、ステップ128では、任意選択的に、ARコーティング192をDOE50の反対側のシリコンデバイス層142上に形成する。ARコーティング192の材料と厚さとは上記のように選択する。ARコーティング192は窒化珪素(Si34)でありうる。窒化物のARコーティング192は、シャドウマスクを介して電子ビーム蒸着で付着させることができ、典型的には990nmの波長について132.3nmの厚さである。シャドウマスクは化学エッチングした金属箔でありうる。ソースからの蒸着した窒化珪素は、マスク内の穴を通過して、ウェハ上に付着する。このマスクは、通常はウェハに対して機械的に並びウェハの近くに配置される。窒化珪素およびアモルファスシリコンなどの材料は、プロセスパラメータによって調節できる一定範囲の屈折率を有することに注意されたい。当業者であれば、付着温度やガス流状態や圧力などのパラメータを調節して屈折率を調節する方法を理解されるであろう。この時点で、リッド194を形成し、サブマウントに装着してマイクロエレクトロニクスパッケージを完成させることができる。
別法としては、窒化珪素層145(図6A)を含むSOI基板142を使用する場合には、ステップ128をバイパスすることができる。このようなSOI基板142を使用する場合には、窒化珪素層145がDOE50のARコーティングになる。
図8は、本発明の一実施形態における、シリコン基板の上にDOEを形成し、DOEを透明な基板に移す方法200のフローチャートである。次に、図9A〜図10Gを参照して方法200を説明する。
図9Aに示すように、ステップ202では、シリコン基板242上にエッチング停止層240を形成する。エッチング停止層240は二酸化珪素(SiO2)でありうる。エッチング停止層240は、加熱成長させるかPECVDで付着させることができ、典型的には0.5μmの厚さである。
図9Aに示すように、ステップ204では、任意選択的に、ARコーティング244をエッチング停止層240上に形成する。ARコーティング244の材料と厚さとは上記のように選択する。ARコーティング244は窒化珪素(Si34)でありうる。窒化物ARコーティング244は、PECVDで付着させることができ、典型的には990nmの波長に対して132.3nmの厚さである。
図9Aに示すように、ステップ208では、DOE50をARコーティング244の上に形成する。DOE50は図1の方法10で記述したように形成する。DOE層の厚さは上記のように選択することができる。
図9Bに示すように、ステップ210では、任意選択的に、ARコーティング248をDOE50の上に形成する。ARコーティング248の材料と厚さとは上記のように選択する。ARコーティング248は二酸化チタン(TiO2)でありうる。二酸化チタンのARコーティング248は、電子ビーム蒸着で付着させることができ、典型的には990nmの波長について112.5nmの厚さである。ARコーティング248を図9Bだけに示す。
図9Cに示すように、ステップ212では、ARコーティング244とDOE50との上に平坦化層260を形成して平坦化する。平坦化層260は、PECVDで形成した二酸化珪素(SiO2)でありうる。酸化物の平坦化層260は、平坦度が200Å以内になるようにCMPにより研磨され、典型的にはDOE50より0.3μm厚い。酸化物の平坦化層260は、典型的には0.8μmの厚さである。
図9Cに示すように、ステップ214では、平坦化層260の上にボンディング層262を形成する。ボンディング層262は、PECVDで付着させたアモルファスシリコン(α−Si)でありうる。シリコンのボンディング層262は、目的とする波長の半分の厚さを有するか、目的とする波長の半分の整数倍の厚さを有する。シリコンのボンディング層262は、990nmの波長に対して典型的には141.4nmである。シリコンのボンディング層262は、(たとえばパイレックス(登録商標)などの)ナトリウムホウケイ酸ガラスの透明基板270(図9D)に対する、酸化物でコーティングされたシリコン基板の陽極接着を向上させる。この層は、陽極接着以外の接着方法では省略できる。
図9Dに示すように、ステップ216では、透明な基板270をボンディング層262に接着する。透明な基板270は、シリコン基板242を後からエッチングして除去した後に残る構造に対して機械的な支持を提供する。透明な基板270は、(たとえば、ほとんどの通信用途について少なくとも10%であるように)用途が指定する入射光の一定のパーセンテージがその基板を透過する場合には、(たとえば、赤外線から紫外線の間で選択される)目的の波長を透過する。透明な基板270は、石英、(たとえばパイレックス(登録商標)などの)ナトリウムホウケイ酸ガラス、サファイア、または、溶融シリカでありうる。好ましい透明な基板270は、陽極接着によってボンディング層262に接着できるナトリウムホウケイ酸ガラスである。別法としては、接着ボンド、HF接着、ガラスフリット接着を使用することができる。
図10Eに示すように、ステップ218では、バリア層271をシリコン基板242の裏側に形成する。バリア層271は二酸化珪素(SiO2)でありうる。酸化物のバリア層271は、PECVDで形成することができ、典型的には0.5μmの厚さである。
図10Eに示すように、ステップ220では、ボンディングパッド272をバリア層271の上に形成する。ボンディングパッド272は、電子ビーム蒸着またはスパッタリングで付着させ、リフトオフマスクでパターン形成した、チタン−プラチナ−金(TiPtAu)シーケンスでありうる。チタンは典型的には50nmの厚さを有し、プラチナは典型的には150nmの厚さを有し、金は典型的には50nmの厚さを有する。
図10Eと図10Fとに示すように、ステップ224では、フォトレジスト層274を形成しパターン形成して、エッチングウィンドウ278の部分を形成する。
図10Eと図10Fとに示すように、ステップ226では、エッチングウィンドウ278によって露出されるバリア層271の部分を、フォトレジスト層274を使用してエッチングし、エッチングウィンドウ278の部分を形成する。
図10Eと図10Fとに示すように、ステップ228では、DOE50の反対側に位置しエッチングウィンドウ278が露出するシリコン基板242の部分を、エッチング停止層240までエッチングし、ボンディングリング242Aを形成する。シリコン基板242はDRIEでエッチングできる。
図10Fと図10Gとに示すように、ステップ230では、残りのフォトレジスト層274をレジスト剥離剤(resist striper)によって化学的に除去する。
図10Fと図10Gとに示すように、ステップ232では、DOE50の反対側の酸化物エッチング停止層240の部分をエッチングして除去し、ARコーティング244の一部を露出する。オプションのフッ化マグネシウム(MgF2)のARコーティングは、透明な基板270上に電子ビーム蒸着することができる。MgF2の厚さと屈折率とは上記のように選択することができる。この時点でリッド280を形成し、サブマウントに装着し、マイクロエレクトロニクスパッケージを完成させることができる。
ステップ224から232の代替としては、すべてのシリコン基板242をエッチングして除去し、透明な基板270に装着されるDOE50を形成することができる。これにより、ボンディングリング242Aのないリッド280が作成される。
図11は、本発明の一実施形態における、DOEのパターンをシリコン基板から透明な基板に移すことによってDOEを形成する方法360のフローチャートである。次に、図12Aから図12Dを参照して、方法360を説明する。
図12Aに示すように、ステップ362では、DOEのモールド390をシリコン基板392上に形成する。モールド390は、図1の方法10でDOE50と同様に形成することができるが、モールド390はDOE自体ではなくDOEの逆の像である点が異なる。逆の像を屈折率2.1の窒化珪素で満たすので、このモールド390の合計の厚さは、990nm/(RIsin−Riair)=990nm/(2.1−1)=900nmになる。
図12Aに示すように、ステップ363では、モールド390の上に非共形二酸化シリコン(SiO2)層393を形成する。非共形酸化物層393は、電子ビーム蒸着で付着させることができる。酸化物層393は、エッチング停止としての機能と、窒化物のDOE394A(図12B)のARコーティングとしての機能とを果たす。酸化物層393の屈折率は、典型的には1.45である。(たとえば、990nm/4/1.45=170.7nmのように)酸化物層393の厚さを上記のように選択する。窒化物のDOE394Aは約2.1の屈折率を有するので、屈折率が1.45の酸化物層393は非常に効果的なARコーティング材となりうる。
図12Bに示すように、ステップ364では、レンズ層394を形成し、酸化物層393をカバーして平坦化する。図面からわかるように、酸化物層393のパターンに一致するレンズ層394の一部がDOE394Aを形成する。レンズ層394はPECVDで付着させた窒化珪素(Si34)または二酸化珪素(SiO2)であってもよく、典型的には1200nmの厚さである。レンズ層394はCMPにより900nmの厚さに平坦化できる。
図12Bに示すように、ステップ365では、透明な基板398をエッチングマスク層394に接着する。透明な基板398は、(たとえば、ほとんどの通信用途について少なくとも10%であるように)用途が指定する入射光の一定のパーセンテージが基板を透過する場合には、(たとえば、赤外線から紫外線の間で選択される波長である)目的の波長を透過する。透明な基板34は、石英、(たとえばパイレックス(登録商標)などの)ナトリウムホウケイ酸ガラス、サファイア、または、溶融シリカでありうる。透明な基板398がナトリウムホウケイ酸ガラスである場合には、陽極接着によって窒化物レンズ層394に接着できる。別法としては、酸化物のレンズ層394上にシリコン接着層を形成し、ナトリウムホウケイ酸ガラス基板398を陽極接着によってシリコンのボンディング層に接着することができる。
図12Bに示すように、ステップ366では、ボンディングパッド395をシリコン基板392の裏側に形成する。ボンディングパッド395は、電子ビーム蒸着またはスパッタリングによって付着され、リフトオフマスクでパターン形成したチタン−プラチナ−金(TiPtAu)シーケンスでありうる。チタンは典型的には50nmの厚さを有し、プラチナは典型的には150nmの厚さを有し、金は典型的には50nmの厚さを有する。
図12Bに示すように、ステップ368では、シリコン基板392の裏側とボンディングパッド395上とにエッチングマスク層396を形成する。エッチングマスク層396は、PECVDで付着した窒化珪素(SI34)でありうる。
図12Bと図12Cとに示すように、ステップ372では、エッチングマスク層396をパターン形成してエッチングウィンドウ400を形成する。
図12Cと図12Dとに示すように、ステップ374では、DOE394Aの反対側に位置しエッチングウィンドウ400で露出しているシリコン基板392の部分を酸化物層393までエッチングして、ボンディングリング392Aを形成する。シリコン基板392はDRIEでエッチングして除去することができる。
ステップ376では、エッチングマスク層396をエッチングして除去する。この時点でリッド402を形成し、サブマウントに装着して、マイクロエレクトロニクスパッケージを完成させることができる。
開示された実施形態の特徴を他に種々の方法で適応させたり組み合わせたりした方法も、本発明の範囲内である。添付の請求項には多くの実施形態が包含される。
本発明の一実施形態における、透明な基板上に回折光学素子(DOE)を作成する方法のフローチャートである。 A〜Eは、本発明の一実施形態における、図1の方法を使用して形成された構造を示す図である。 本発明の別の実施形態における、透明な基板上にDOEを作成する方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態における、図3の方法を使用して形成された構造を示す図である。 本発明の別の実施形態における、シリコンオンインシュレータ(SOI)基板上にDOEを作成する方法のフローチャートである。 A〜Dは、本発明の一実施形態における、図5の方法を使用して形成される構造を示す図である。 E〜Gは、本発明の一実施形態における、図5の方法を使用して形成される構造を示す図である。 本発明の別の実施形態における、シリコン基板上にDOEを作成し、DOEを透明な基板に移す方法のフローチャートである。 A〜Dは、本発明の一実施形態における、図8の方法を使用して形成された構造を示す図である。 E〜Gは、本発明の一実施形態における、図8の方法を使用して形成された構造を示す図である。 本発明の別の実施形態における、シリコン基板から透明な基板にDOEのパターンを移すことによってDOEを作成する方法のフローチャートである。 A〜Dは、本発明の一実施形態における、図11の方法を使用して形成された構造を示す図である。
符号の説明
32 不透明なコーティング
34 透明な基板
36 反射防止コーティング
50 DOE
51 反射防止コーティング
60 バリア層
62 シリコン基板
62A ボンディングリング
64 ボンディングパッド
66 フォトレジスト
67 エッチングウィンドウ
80 リッド
82 サブマウント
84 マイクロエレクトロニクスパッケージ
86 光源
88 能動受動回路
92 サブマウント
94 シリコン剤
96 光源
98 能動受動回路
142 SOI基板
144 シリコンデバイス層
145 窒化珪素層
146 酸化物絶縁体層
148 シリコンハンドル層
148A ボンディングリング
150 ARコーティング
160 酸化物平坦化層
170 バリア層
172 ボンディングパッド
174 エッチングマスク層
176 エッチングウィンドウ
190 ARコーティング
192 ARコーティング
194 リッド
240 エッチング停止層
242 シリコン基板
244 ARコーティング
248 ARコーティング
260 平坦化層
262 ボンディング層
270 透明な基板
271 バリア層
272 ボンディングパッド
274 フォトレジスト層
278 エッチングウィンドウ
280 リッド
390 モールド
392 シリコン基板
392A ボンディングリング
393 非共形二酸化シリコン層
394 レンズ層
394A 窒化物のDOE
395 ボンディングパッド
396 エッチングマスク層
398 透明な基板
400 エッチングウィンドウ
402 リッド

Claims (5)

  1. シリコン基板の第1の面上に回折光学素子のモールドを形成するステップと、
    前記モールドの上にエッチング停止層を形成するステップと、
    エッチング停止層の上にレンズ層を形成するステップであって、該レンズ層は前記モールドに一致して前記回折光学素子を形成し、該レンズ層は赤外線から紫外線の間で選択された波長の光を透過するレンズ層を形成するものであるステップと、
    前記レンズ層を平坦化するステップと、
    前記レンズ層に透明な基板を接着するステップと、
    前記シリコン基板の残りの部分がボンディングリングを形成するように、前記回折光学素子の反対側にあるシリコン基板の第2の面を前記エッチング停止層までエッチングするステップと
    を含んでなる、回折レンズの製造方法。
  2. 前記レンズ層は、窒化珪素と二酸化珪素とを含むグループから選択される材料を含むものである請求項1に記載の方法。
  3. 前記透明な基板は、石英とパイレックス(登録商標)とサファイアとを含むグループから選択される材料を含むものである請求項1に記載の方法。
  4. 前記モールドを形成するステップは、
    前記エッチング停止層を用いて分離された少なくとも2つのレンズ層を含むスタックを形成することと、
    前記回折光学素子の層を形成するために前記スタックをパターン形成することと
    をさらに含むものである請求項1に記載の方法。
  5. 前記ボンディングリング上にボンディングパッドを形成するステップと、
    パッケージを形成するために該ボンディングリングにサブマウントを接着するステップと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
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