JP4797551B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
従来、紙や布などの記録媒体に画像を記録する装置として、記録ヘッドのノズルから記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。このようなインクジェット記録装置においては、記録媒体の表面にインクを着弾させた後、インクを硬化させることによって画像を記録している。
ところで、記録媒体によるインクの吸収量は、インクの着弾から硬化までの時間や、記録媒体の毛細管径、インクの粘度などの記録条件によって異なる。そして、インクの吸収量が大きい場合には、記録媒体の内部にインクの大部分が浸透する結果、未硬化のインクが記録媒体の内部に滞在したり、記録媒体の裏面側から画像が透けて見えたりする等の問題がある一方、吸収量が小さい場合には、記録媒体の表面にインクの大部分が残留する結果、インク量によって画像に凹凸が生じ、画像の質感や光沢感が損なわれるという問題がある。
近年、このような問題を解決すべく、例えば水性インクを用いるインクジェット記録装置においては、インク吸収量の一定な専用紙を記録媒体として用いることにより、インクの吸収量をコントロールしている。
なお、光硬化性のインクを用いるインクジェット記録装置においては、記録媒体の濡れ性の違いに関わらずドット径を一定にする観点から、記録媒体上の未硬化インクに対する光の照射タイミングを、記録媒体の種類によって変える技術が開発されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−310454号公報 特開2000−37888号公報 特開2004−188659号公報
しかしながら、上記のようなインクジェット記録装置であっても、記録条件が変化すると、記録媒体へのインク吸収量が変化してしまう場合がある。
本発明の課題は、記録条件に関わらず、記録媒体へのインクの吸収量を一定にすることができるインクジェット記録装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、インクジェット記録装置において、
記録媒体に対し所定色相の光硬化性インクを第1液滴量の液滴として吐出する複数の第1ノズルから構成されて画像記録方向と交差する第1ノズル列と、
記録媒体に対して前記所定色相の光硬化性インクを前記第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量の液滴として吐出する複数の第2ノズルから構成されて前記画像記録方向と交差するとともに、当該画像記録方向において前記第1ノズル列と並んで配置された第2ノズル列と、
記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置と、
前記第1ノズル列から前記第2ノズル列に向かう方向と、前記第2ノズル列から前記第1ノズル列に向かう方向とで前記画像記録方向を切り替えることにより、前記第1ノズル列と、前記第2ノズル列とで記録媒体の同一領域に対し先にインクを吐出する一方のノズル列を切り替える制御装置とを備え、
前記照射装置は、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列のうち、前記一方のノズル列からのインクが記録媒体の記録領域に着弾してから、他方のノズル列からのインクが記録媒体の前記記録領域に着弾するまでの間に、少なくとも記録媒体の前記記録領域に光を照射することを特徴とする。
なお、色相とは色合いのことであり、彩度や明度が異なる場合、例えばインク中の色材料の含有量が異なる場合にも、色相は同一であるものとする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を記録媒体に対向させた状態で前記画像記録方向及び当該画像記録方向の逆方向に走査させる走査装置と、
記録媒体を前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列に対向させた状態で前記画像記録方向と交差する方向に搬送する搬送装置とを備え、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、
前記走査装置によって前記画像記録方向に走査される場合にのみ記録媒体にインクを吐出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
記録媒体を前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列に対向させた状態で前記画像記録方向及び当該画像記録方向の逆方向に搬送する搬送装置を備え、
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、
前記搬送装置によって記録媒体が前記逆方向に搬送される場合にのみ記録媒体にインクを吐出することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記制御装置は、
記録媒体の種類に基づいて前記画像記録方向を切り替えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、インクジェット記録装置において、
画像記録方向と交差する方向に配列された状態で、記録媒体に対し光硬化性インクを液滴として吐出する複数のズルから構成されるズル列と、
記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置と、
前記ズルから吐出されるインク液滴の量を変化させる制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記ズル列によるインクの吐出時または記録媒体へのインク着弾時から、前記照射装置による照射時までの時間における記録媒体のインク吸収量基づいて、インク液滴の量を変化させることを特徴とする。
請求項1〜の何れか一項に記載の発明によれば、記録条件に関わらず、記録媒体へのインクの吸収量を一定にすることができる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す平面図である。
この図に示す通り、本実施の形態におけるインクジェット記録装置1は、本発明における搬送装置としての搬送ローラ10,10を備えている。
搬送ローラ10,10は、記録媒体Kを搬送方向Xに搬送するものである。なお、本実施の形態においては、搬送方向Xは記録媒体Kの幅方向に略直交している。
搬送ローラ10,10の間には、プラテン11が介在している。このプラテン11は、搬送ローラ10,10によって搬送される記録媒体Kを裏面側から、本実施の形態においては下方から平坦に支持するものである。
プラテン11の上方には、記録媒体Kの幅方向と平行な走査方向Yに延在するガイド部材12が配設されており、このガイド部材12にはキャリッジ13が支持されている。
キャリッジ13は、本発明における走査装置であり、ガイド部材12によりガイドされた状態で、記録媒体Kの上をガイド部材12に沿って往復運動自在となっている。
このキャリッジ13には、8つの記録ヘッド2a〜2d,3a〜3dが、走査方向Yにおいてこの順に配列されて搭載されている。
記録ヘッド2a〜2dは、図2に示すように、複数のノズル20,…を下面に備えている。
これら複数のノズル20,…は、本発明における第1ノズルであり、記録媒体Kに対して所定色相の光硬化性インクを第1液滴量の液滴として吐出するようになっている。なお、本実施の形態においては、記録ヘッド2aのノズル20,…はイエローのインクを、記録ヘッド2bのノズル20,…はマゼンダのインクを、記録ヘッド2cのノズル20,…はシアンのインクを、記録ヘッド2dのノズル20,…はブラックのインクを吐出するようになっている。
また、ノズル20,…は、搬送方向Xに配列され、本発明における第1ノズル列としてのノズル列21を構成している。つまり、各ノズル列21は、走査方向Yと略直交した状態となっている。
また、記録ヘッド3a〜3dは、複数のノズル30,…を下面に備えている。
これら複数のノズル30,…は、本発明における第2ノズルであり、記録媒体Kに対して所定色相の光硬化性インクを前記第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量の液滴として吐出するようになっている。なお、本実施の形態においては、記録ヘッド3aのノズル30,…はイエローのインクを、記録ヘッド3bのノズル30,…はマゼンダのインクを、記録ヘッド3cのノズル30,…はシアンのインクを、記録ヘッド3dのノズル30,…はブラックのインクを吐出するようになっている。
また、ノズル30,…は、搬送方向Xに配列され、本発明における第2ノズル列としてのノズル列31を構成している。つまり、各ノズル列31は、走査方向Yと略直交した状態となっている。
以上の記録ヘッド2a〜2dのノズル列21,…と、記録ヘッド3a〜3dのノズル列31,…とは、走査方向Y、つまり、ノズル列31からノズル列21に向かう方向と、ノズル列21からノズル列31に向かう方向とのうち、一方の方向(以下、画像記録方向とする)Y1にキャリッジ13が走査するときにはインクを吐出し、他方の方向(以下、非記録方向とする)Y2にキャリッジ13が走査するときにはインクを吐出しないようになっている。
また、図1に示すように、走査方向Yにおけるキャリッジ13の両端と、記録ヘッド2a〜2d及び記録ヘッド3a〜3dの間とには、それぞれ照射装置4が配設されている。
この照射装置4は、記録媒体Kに着弾したインクに光を照射するものであり、本実施の形態においては、図2に示すように、紫外線を照射する紫外線光源40を備えている。なお、紫外線光源40としては、蛍光管やレーザー、LED、電子線照射装置などを用いることができる。
以上の搬送ローラ10,10、記録ヘッド2a〜2d,3a〜3d、照射装置4,…及びキャリッジ13には、図3に示すように、制御装置5が接続されている。
制御装置5は、図示しないCPUやROM、RAM等によって構成されており、インクジェット記録装置1の各部を制御するようになっている。この制御装置5には、オペレーションパネル14及び記憶部50が接続されている。
オペレーションパネル14は、表示部15及び入力部16を備えている。表示部15は、液晶パネルなどによって構成されており、インクジェット記録装置1の状態や操作者に対する指示を表示するようになっている。入力部16は、複数の入力キー(図示せず)を備えており、画像の記録条件、本実施の形態においては、使用する記録媒体Kの種類が操作者から入力されるようになっている。
記憶部50は、不揮発性の半導体メモリ等で構成されており、記録媒体Kの種類と、走査方向Yにおける画像記録方向Y1の向きとを対応付けて記憶している。より詳細には、記憶部50は、図4に示すように、記録媒体Kの種類がインク吸収量の多い種類である場合には、ノズル列31からノズル列21に向かう方向を画像記録方向Y1として記憶し、記録媒体Kの種類がインク吸収量の少ない種類である場合には、ノズル列21からノズル列31に向かう方向を画像記録方向Y1として記憶している。
次に、本実施形態に用いられる「インク」について説明する。
本実施形態に用いられるインクは、特に「光硬化技術−樹脂・開始剤の選定と配合条件及び硬化度の測定・評価−(技術協会情報)」に記載の「光硬化システム(第4章)」の「光酸・塩基発生剤を利用する硬化システム(第1節)」、「光誘導型交互共重合(第2節)」等に適合するインクが適用可能であり、通常のラジカル重合により硬化するものであってもよい。
具体的に、本実施形態に用いられるインクは、光としての紫外線の被照射により硬化する性質を具備する紫外線硬化型インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを少なくとも含むものである。ただし、本実施形態に用いるインクとして、上記「光誘導型交互共重合(第2節)」に適合するインクを用いる場合には、光開始剤は除外されてもよい。
上記光硬化型インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。
しかしながら、酸素による重合反応の阻害が少ない又は無いカチオン重合系インクのほうが機能性・汎用性に優れるため、本実施形態では、特に、カチオン重合系インクを用いている。
なお、本実施形態に用いられるカチオン重合系インクは、具体的に、オキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを少なくとも含む混合物であり、上記の通り、紫外線の照射により硬化する性質を具備するものである。
ところで、本実施形態に用いられるインク(ラジカル重合系インク,カチオン重合系インク及びハイブリッド型インクを含む。)は、上記の通り、紫外線の被照射により硬化するものであるが、必ずしもこれには限定されず、紫外線以外の光の被照射により硬化するものであってもよい。ここでいう「光」とは、広義の光であって、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波を含むものである。つまり、本実施形態に用いられるインクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用されてもよい。紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを本実施形態に用いられるインクとして用いる場合は、その光を照射する光源を本発明に係る照射部として適用しなければならない。
次に、本実施形態に用いられる「記録媒体K」について説明する。
本実施形態に用いられる記録媒体Kとしては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙,再生紙,光沢紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体Kの形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。
特に、本実施形態で用いられる記録媒体Kとして、いわゆる軟包装に用いられる透明又は不透明な非吸湿性の樹脂製フィルムが適用できる。樹脂製フィルムの具体的な樹脂の種類として、ポリエチレンテレフタレート,ポリエステル,ポリオレフィン,ポリアミド,ポリエステルアミド,ポリエーテル,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリ-ρ-フェニレンスルフィド,ポリエーテルエステル,ポリ塩化ビニル,ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等が適用可能であり、さらには、これら樹脂の共重合体、これら樹脂の混合物、これら樹脂を架橋したもの等も適用可能である。中でも、樹脂製フィルムの樹脂の種類として、延伸したポリエチレンテレフタレート,ポリスチレン,ポリプロピレン,ナイロンのいずれかを選択するのが、樹脂製フィルムの透明性・寸法安定性・剛性・環境負荷・コスト等の面で好ましく、2〜100μm(好ましくは6〜50μm)の厚みを有する樹脂製フィルムを用いるのが好ましい。また、樹脂製フィルムの支持体の表面にコロナ放電処理、易接着処理等の表面処理を施してもよい。また、本実施形態に用いられる記録媒体Kとして、樹脂により表面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体も適用可能である。
続いて、記録媒体Kへのインク吸収量の少ない記録条件で画像を記録する場合のインクジェット記録装置1の動作について説明する。
まず、記録媒体Kへのインク吸収量の少ない記録条件、本実施の形態においては、使用する記録媒体Kの種類が操作者から入力部16に入力されると、この種類と記憶部50内の情報とに基づいて制御装置5が画像記録方向Y1の向きをノズル列21からノズル列31に向かう方向に設定する。
次に、搬送ローラ10,10による記録媒体Kの搬送が停止した状態で、キャリッジ13が記録媒体Kの直上を走査方向Yに沿って1回走査する。これにより記録ヘッド2a〜2d,3a〜3d及び照射装置4,…が、記録媒体Kに対向した状態で、キャリッジ13に追従して走査する。
この走査中、キャリッジ13が画像記録方向Y1に走査するときには、記録媒体Kの各記録領域に対し、まず第1液滴量のインク液滴を記録ヘッド2a〜2dのノズル列21が吐出し、次に、第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量のインク液滴を記録ヘッド3a〜3dのノズル列31が吐出する。一方、キャリッジ13が反記録方向Y2に走査するときには、記録ヘッド2a〜2d,3a〜3dはインクを吐出しない。
また、画像記録方向Y1への走査の際に、この画像記録方向Y1において記録ヘッド2a〜2dや記録ヘッド3a〜3dよりも後側の照射装置4,…が記録媒体Kの表面に向かって紫外線を照射することにより、各記録ヘッド2a〜2d,3a〜3dから吐出されたインクを記録媒体Kへの着弾直後に即座に硬化させ、記録媒体Kの表面上に定着させる。
このとき、特に記録ヘッド2a〜2dと記録ヘッド3a〜3dとの間の照射装置4は、画像記録方向Y1において前側の記録ヘッド2a〜2dのノズル列21からの第1液滴量のインク液滴が記録媒体Kの記録領域に着弾してから、後側の記録ヘッド3a〜3dのノズル列31からの第2液滴量のインク液滴が記録媒体Kの前記記録領域に着弾するまでの間に、当該記録領域に光を照射して第1液滴量のインクを硬化させる。つまり、記録媒体Kの各記録領域では、第2液滴量のインク液滴が着弾する前に、この第2液滴量よりも量の多い第1液滴量のインク液滴が硬化し、記録媒体Kをコーティングする。
このように、第2液滴量よりも量の多い第1液滴量のインク液滴が先に記録媒体Kに着弾して当該記録媒体Kに一部吸収された後に硬化する一方、後から記録媒体Kに着弾する第2液滴量のインク液滴は硬化後の第1液滴量のインク液滴に遮られて記録媒体Kに吸収され難くなるので、先に第2液滴量のインク液滴が着弾して硬化する場合と比較して、記録媒体Kへのインク吸収量が多くなる。
次に、搬送ローラ10,10が駆動し、記録媒体Kをキャリッジ13に対向させた状態で、所定の長さだけ搬送方向Xに搬送する。
以降、インクジェット記録装置1が上記のキャリッジ13の走査から搬送ローラ10の駆動までの各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体Kの表面に順次記録される。
続いて、記録媒体Kへのインク吸収量の多い記録条件で画像を記録する場合のインクジェット記録装置1の動作について説明する。
まず、インク吸収量の多い記録媒体Kの種類が操作者から入力部16に入力されると、この種類と記憶部50内の情報とに基づいて制御装置5が画像記録方向Y1の向きをノズル列31からノズル列21に向かう方向に設定する。
次に、搬送ローラ10,10による記録媒体Kの搬送が停止した状態で、キャリッジ13が記録媒体Kの直上を走査方向Yに沿って1回走査する。これにより記録ヘッド2a〜2d,3a〜3d及び照射装置4,…が、記録媒体Kに対向した状態で、キャリッジ13に追従して走査する。
この走査中、キャリッジ13が画像記録方向Y1に走査するときには、記録媒体Kの各記録領域に対し、まず第2液滴量のインク液滴を記録ヘッド3a〜3dのノズル列31が吐出し、次に、第2液滴量よりも量の多い第1液滴量のインク液滴を記録ヘッド2a〜2dのノズル列21が吐出する。一方、キャリッジ13が反記録方向Y2に走査するときには、記録ヘッド3a〜3d,2a〜2dはインクを吐出しない。
また、画像記録方向Y1への走査の際に、この画像記録方向Y1において記録ヘッド3a〜3dや記録ヘッド2a〜2dよりも後側の照射装置4,…が記録媒体Kの表面に向かって紫外線を照射することにより、各記録ヘッド3a〜3d,2a〜2dから吐出されたインクを記録媒体Kへの着弾直後に即座に硬化させ、記録媒体Kの表面上に定着させる。
このとき、特に記録ヘッド3a〜3dと記録ヘッド2a〜2dとの間の照射装置4は、画像記録方向Y1において前側の記録ヘッド3a〜3dのノズル列31からの第2液滴量のインク液滴が記録媒体Kの記録領域に着弾してから、後側の記録ヘッド2a〜2dのノズル列21からの第1液滴量のインク液滴が記録媒体Kの前記記録領域に着弾するまでの間に、当該記録領域に光を照射して第2液滴量のインクを硬化させる。つまり、記録媒体Kの各記録領域では、第1液滴量のインク液滴が着弾する前に、この第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量のインク液滴が硬化し、記録媒体Kをコーティングする。
このように、第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量のインク液滴が先に記録媒体Kに着弾して当該記録媒体Kに一部吸収された後に硬化する一方、後から記録媒体Kに着弾する第1液滴量のインク液滴は硬化後の第2液滴量のインク液滴に遮られて記録媒体Kに吸収され難くなるので、先に第1液滴量のインク液滴が着弾して硬化する場合と比較して、記録媒体Kへのインク吸収量が少なくなる。
次に、搬送ローラ10,10が駆動し、記録媒体Kをキャリッジ13に対向させた状態で、所定の長さだけ搬送方向Xに搬送する。
以降、インクジェット記録装置1が上記のキャリッジ13の走査から搬送ローラ10の駆動までの各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体Kの表面に順次記録される。
続いて、上記の画像記録の後に記録媒体Kの種類が変更される場合のインクジェット記録装置1の動作について説明する。
まず、操作者から入力部16に対して記録媒体Kの種類が新たに入力されると、この種類と記憶部50内の情報とに基づいて、制御装置5が画像記録方向Y1の向きを走査方向Yの何れか一方に設定し直す。このとき、インク吸収量の多いものから少ないものに記録媒体Kの種類が変更された場合や、インク吸収量の少ないものから多いものに変更された場合には、制御装置5は画像記録方向Y1の向きを逆向きに切り替える。これにより、ノズル列21とノズル列31とで、記録媒体Kの同一領域に対し先にインクを吐出するノズル列が切り替えられる。
このように、制御装置5が画像記録方向Y1を切り替えることにより、第1液滴量の液滴を吐出する第1ノズル列21と、第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量の液滴を吐出する第2ノズル列31とで、記録媒体Kの同一領域に対して先にインクを吐出するノズル列を切り替えるので、記録媒体Kの同一領域に先に着弾するインク液滴の大きさが第1液滴量と第2液滴量とで変更可能となる。
以降、新たに設定した画像記録方向Y1に基づいて、インクジェット記録装置1が上記のキャリッジ13の走査から搬送ローラ10の駆動までの各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体Kの表面に順次記録される。
以上のようなインクジェット記録装置1によれば、記録媒体Kの各記録領域に先に着弾するインク液滴の大きさを第1液滴量と第2液滴量とで変更可能とすることができるため、記録媒体Kの各記録領域上で、第1液滴量の液滴を硬化させてから第2液滴量の液滴を硬化させるか、或いは、第2液滴量の液滴を硬化させてから第1液滴量の液滴を硬化させるかを変更することができる。そして、インク吸収量の多い記録媒体Kを用いる場合には、記録媒体Kへのインク吸収量を少なくすることができる一方、インク吸収量の少ない記録媒体Kを用いる場合には、記録媒体Kへのインク吸収量を多くすることができるため、記録媒体Kの種類によってインクの吸収量が異なる場合であっても、使用する記録媒体Kに関わらず、つまり記録条件に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
なお、上記第1の実施の形態においては、シリアル記録方式のインクジェット記録装置1において、画像記録方向Y1をキャリッジ13の走査方向Yの何れか一方から他方に切り替えることとして説明したが、図5に示すように、ライン記録方式のインクジェット記録装置1Aにおいて、搬送ローラ10A,10Aを搬送方向Zの両方向に搬送可能とし、画像記録方向Y1を当該搬送方向Zの何れか一方から他方に切り替えることとしても良い。
また、記憶部50は記録媒体Kの種類と画像記録方向Y1とを対応付けて記憶し、制御装置5は記録媒体Kの種類に基づいて画像記録方向Y1を設定することとして説明したが、記憶部50がインクの種類と画像記録方向Y1とを対応付けて記憶し、制御装置5がインクの種類に基づいて画像記録方向Y1を設定することとしても良い。この場合には、記録条件としてのインク種類に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
同様に、記憶部50はノズル列21,31によるインクの吐出時または記録媒体Kへのインク着弾時から、着弾インクに対する照射装置4からの照射時までの時間における記録媒体Kのインク吸収量と、画像記録方向Y1とを対応付けて記憶し、制御装置5はこのインク吸収量に基づいて画像記録方向Y1を設定することとしても良い。この場合には、記録条件としての当該インク吸収量に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明に係るインクジェット記録装置1Bの概略構成を示す側面図である。
この図に示すように、インクジェット記録装置1Bのキャリッジ13には、照射装置4,4の間に記録ヘッド6a〜6dが搭載されている。
記録ヘッド6a〜6dは、図7に示すように、複数のノズル60,…を下面に備えている。
これら複数のノズル60,…は、録媒体Kに対して光硬化性インクを液滴として吐出するようになっている。また、ノズル60,…から吐出されるインク液滴の量は、後述の制御装置5Aによって変更可能となっている。なお、本実施の形態においては、記録ヘッド6aのノズル60,…はイエローのインクを、記録ヘッド6bのノズル60,…はマゼンダのインクを、記録ヘッド6cのノズル60,…はシアンのインクを、記録ヘッド6dのノズル60,…はブラックのインクを吐出するようになっている。
また、ノズル60,…は、搬送方向Xに配列され、ズル列61を構成している。つまり、各ノズル列61は、走査方向Yと略直交した状態となっている。
以上の記録ヘッド6a〜6d等には、上述の図3に示すように、制御装置5Aが接続されており、この制御装置5Aには、記憶部50Aが接続されている。
記憶部50Aは、記録媒体Kの種類と、ノズル60から吐出されるインク液滴の量とを対応付けて記憶している。より詳細には、記憶部50は、上述の図4に示すように、記録媒体Kの種類がインク吸収量の少ない種類である場合には、インク液滴の量を前記第1液滴量として記憶し、インク吸収量の多い種類である場合には、インク液滴の量を前記第2液滴量として記憶している。
続いて、画像を記録する場合のインクジェット記録装置1Bの動作について説明する。
まず、記録媒体Kへのインク吸収量の少ない記録条件、本実施の形態においては、使用する記録媒体Kの種類が操作者から入力部16に入力されると、この種類と記憶部50内の情報とに基づいて、ノズル60からのインク液滴の量を前記第1液滴量または前記第2液滴量として制御装置5が設定する。
次に、搬送ローラ10,10による記録媒体Kの搬送が停止した状態で、キャリッジ13が記録媒体Kの直上を走査方向Yに沿って1回走査する。これにより記録ヘッド6a〜6d及び照射装置4,…が、記録媒体Kに対向した状態で、キャリッジ13に追従して走査する。
この走査中において、記録ヘッド6a〜6dの各ノズル60は、制御装置5Aに設定された液滴量のインク液滴を吐出する。また、走査方向Yにおいて記録ヘッド6a〜6dよりも後側の照射装置4が記録媒体Kの表面に向かって紫外線を照射することにより、各記録ヘッド6a〜6dから吐出されたインクを記録媒体Kへの着弾直後に即座に硬化させ、記録媒体Kの表面上に定着させる。
このように、制御装置5Aは記録媒体Kの種類に基づいて、インク液滴の量を変化させるので、インク吸収量の多い記録媒体Kを用いる場合には、インク液滴の量が少なくなる結果、記録媒体Kへのインクの吸収量が少なくなる。一方、インク吸収量の少ない記録媒体Kを用いる場合には、インク液滴の量が多くなる結果、記録媒体Kへのインク吸収量が多くなる。
次に、搬送ローラ10,10が駆動し、記録媒体Kをキャリッジ13に対向させた状態で、所定の長さだけ搬送方向Xに搬送する。
以降、インクジェット記録装置1Bが上記のキャリッジ13の走査から搬送ローラ10の駆動までの各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体Kの表面に順次記録される。
以上のようなインクジェット記録装置1Bによれば、インク吸収量の多い記録媒体Kを用いる場合には、記録媒体Kへのインクの吸収量を少なくし、インク吸収量の少ない記録媒体Kを用いる場合には、記録媒体Kへのインク吸収量を多くすることができるため、使用する記録媒体Kに関わらず、つまり記録条件に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
なお、上記第2の実施の形態においては、インクジェット記録装置1Bをシリアル記録方式の装置として説明したが、ライン記録方式の装置としても良い。
また、記憶部50Aは記録媒体Kの種類とインク液滴の量とを対応付けて記憶し、制御装置5は記録媒体Kの種類に基づいてインク液滴の量を設定することとして説明したが、記憶部50がインクの種類とインク液滴の量とを対応付けて記憶し、制御装置5がインクの種類に基づいてインク液滴の量を設定することとしても良い。この場合には、記録条件としてのインク種類に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
同様に、記憶部50Aはノズル列61によるインクの吐出時または記録媒体Kへのインク着弾時から、着弾インクに対する照射装置4からの照射時までの時間における記録媒体Kのインク吸収量と、インク液滴の量とを対応付けて記憶し、制御装置5はこのインク吸収量に基づいてインク液滴の量を設定することとしても良い。この場合には、記録条件としての当該インク吸収量に関わらず、記録媒体Kへのインク吸収量を一定にすることができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す平面図である。 記録ヘッド及び照射装置の下面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示すブロック図である。 記録条件とインク吸収量との関係を示す図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す平面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す平面図である。 記録ヘッド及び照射装置の下面図である。
符号の説明
1,1A,1B インクジェット記録装置
4 照射装置
5,5A 制御装置
10,10A 搬送ローラ(搬送装置)
13 キャリッジ(走査装置)
20 ノズル(第1ノズル)
21 ノズル列(第1ノズル列)
30 ノズル(第2ノズル)
31 ノズル列(第2ノズル列)
60 ノズ
61 ノズル
K 記録媒体
X,Z 搬送方向
1 画像記録方向

Claims (5)

  1. 記録媒体に対し所定色相の光硬化性インクを第1液滴量の液滴として吐出する複数の第1ノズルから構成されて画像記録方向と交差する第1ノズル列と、
    記録媒体に対して前記所定色相の光硬化性インクを前記第1液滴量よりも量の少ない第2液滴量の液滴として吐出する複数の第2ノズルから構成されて前記画像記録方向と交差するとともに、当該画像記録方向において前記第1ノズル列と並んで配置された第2ノズル列と、
    記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置と、
    前記第1ノズル列から前記第2ノズル列に向かう方向と、前記第2ノズル列から前記第1ノズル列に向かう方向とで前記画像記録方向を切り替えることにより、前記第1ノズル列と、前記第2ノズル列とで記録媒体の同一領域に対し先にインクを吐出する一方のノズル列を切り替える制御装置とを備え、
    前記照射装置は、
    前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列のうち、前記一方のノズル列からのインクが記録媒体の記録領域に着弾してから、他方のノズル列からのインクが記録媒体の前記記録領域に着弾するまでの間に、少なくとも記録媒体の前記記録領域に光を照射することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列を記録媒体に対向させた状態で前記画像記録方向及び当該画像記録方向の逆方向に走査させる走査装置と、
    記録媒体を前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列に対向させた状態で前記画像記録方向と交差する方向に搬送する搬送装置とを備え、
    前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、
    前記走査装置によって前記画像記録方向に走査される場合にのみ記録媒体にインクを吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    記録媒体を前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列に対向させた状態で前記画像記録方向及び当該画像記録方向の逆方向に搬送する搬送装置を備え、
    前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、
    前記搬送装置によって記録媒体が前記逆方向に搬送される場合にのみ記録媒体にインクを吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記制御装置は、
    記録媒体の種類に基づいて前記画像記録方向を切り替えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 画像記録方向と交差する方向に配列された状態で、記録媒体に対し光硬化性インクを液滴として吐出する複数のズルから構成されるズル列と、
    記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置と、
    前記ズルから吐出されるインク液滴の量を変化させる制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記ズル列によるインクの吐出時または記録媒体へのインク着弾時から、前記照射装置による照射時までの時間における記録媒体のインク吸収量基づいて、インク液滴の量を変化させることを特徴とするインクジェット記録装置。
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