JP4796972B2 - シナリオ生成装置及びシナリオ生成方法 - Google Patents

シナリオ生成装置及びシナリオ生成方法 Download PDF

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本発明は、通信端末(例えば、携帯電話、モバイル端末等の移動体通信端末)の機能を試験するために基地局を模擬した擬似基地局装置を用いて通信シーケンスをシミュレートする際に、擬似基地局装置の動作手順を記述したシナリオを生成するための技術に関する。
所定の通信プロトコル(例えば、W-CDMAやGSM)により基地局と通信を行う通信端末の開発において、開発段階の通信端末が所定の通信プロトコルにより基地局と通信が可能か、また、設計された通りの機能を実現しているか等の試験をする必要があるが、開発段階の通信端末の試験では、実際の基地局を用いた試験に加え、実際の基地局を模擬した擬似基地局装置を用いた機能確認試験が行われる。また、フィールドでの実使用環境での通信障害等の調査においても擬似基地局装置を用いた再現試験が行われる。
この時、所定の通信プロトコルを用いた通信を実現するために擬似基地局装置の動作手順を指定するために必要となるのがシナリオである。このシナリオの作成には、使用される通信プロトコルに関する知識だけでなく、規格や基地局の動作についても知識が必要であり、シナリオを作成することが出来る操作者は限られていた。
そこで、シナリオ作成に関する深い知識を持たない者でもシナリオ作成が可能となるよう、実際の基地局と通信端末との間の通信で遣り取りされた通信の通信シーケンスを記録したログ情報を取得し、取得したログ情報からシナリオを作成するものとして、下記特許文献1がある。
特許文献1では、レイヤ3メッセージ(ネットワーク層メッセージ)を通信シーケンスを記録したログ情報より抽出し、基地局より送信されない基地局側の出力パワーなどのレイヤ2(データリンク層)やレイヤ1(物理層)の情報は自身のデータベース上のパラメータを用いて補完してシナリオを作成する技術が開示されている。
特開2006−101160号公報
しかしながら、このような従来のシナリオ生成装置では、実際の基地局と通信端末との間の通信で遣り取りされたメッセージを順番通りに再現することを目的とするので、下位レイヤ(レイヤ2やレイヤ1等)に関する設定された情報は再現できるが通信端末側での受信信号レベルは再現されない。また、メッセージの順番は再現されるが、メッセージの間の時間間隔についても再現されない。
しかし、開発段階の通信端末の動作や機能が設計通りでない原因やフィールドでの障害の原因が、通信端末での受信信号レベルや基地局との間で遣り取りされるレイヤ3メッセージのタイミングである場合は少なくない。
例えば、実際の基地局と通信端末との間で通信端末の動作に不具合が発生した通信の通信シーケンスに関するログ情報から従来のシナリオ生成装置を用いてシナリオを作成し、作成されたシナリオにより擬似基地局装置との間で通信端末と通信を行っても通信端末で動作不具合が再現されないことも多く不具合原因の特定に時間がかかっていた。
開発段階の場合、たとえ不具合原因を推測し通信端末のソフトウェアもしくは回路等を修正したとしても修正前の現象を再現できないので、不具合が解消されているかを検証することが困難であった。
本発明は、上記の問題を解決し、実際の基地局と通信端末との間で遣り取りされた通信に関する情報を記録したログ情報から、実際の基地局を模擬した擬似基地局装置を用いて、実際の基地局と通信端末との間で遣り取りされる通信シーケンス、通信端末での受信信号レベルの変化およびそのタイミングまでも再現させるシナリオを生成するシナリオ生成装置及びシナリオ生成方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のシナリオ生成装置は、基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報
に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出するメッセージ解析部3と、
前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する信号レベル解析部4と、
前記メッセージ解析部3で解析された前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する通信制御コマンド生成部6と、
前記信号レベル解析部4で解析された前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力するパワー制御コマンド生成部7と、
前記通信制御コマンド生成部6で変換された前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンド生成部7で変換された前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べて時系列コマンドテーブル9a1として記録する時系列コマンド管理部9aと、
前記時系列コマンド管理部9aからコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換するシナリオ出力部9bとを備え、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成装置1であって、
・ 前記時系列コマンド管理部9aから前記時系列順に並んだ一連のコマンドを読み出し前記タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入する時間制御コマンド生成部8
を有することを特徴とする。
請求項2に記載されたシナリオ生成装置は、基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報
に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出するメッセージ解析部3と、
前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する信号レベル解析部4と、
前記メッセージ解析部3で解析された前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する通信制御コマンド生成部6と、
前記信号レベル解析部4で解析された前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力するパワー制御コマンド生成部7と、
前記通信制御コマンド生成部6で変換された前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンド生成部7で変換された前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べて時系列コマンドテーブル9a1として記録する時系列コマンド管理部9aと、
前記時系列コマンド管理部9aからコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換するシナリオ出力部9bとを備え、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成装置1であって、
前記時系列コマンド管理部9aから前記時系列順に並んだ一連のコマンドを読み出し前記タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間に時間制御が必要かを判定するために予め定められた要否判定テーブル8cを備え、当該要否判定テーブル8cに基づいて時間制御の要否を判定し、時間制御が必要と判定した隣接するコマンドの間にそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいた時間間隔を時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを前記時系列コマンド管理部9aの時間制御が必要とされた隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入し、時間制御が不要と判定した隣接するコマンドの間には時間制御コマンドを追加挿入を行なわない時間制御コマンド生成部8を有することを特徴とする。
請求項3に記載されたシナリオ生成装置は、請求項1ないし請求項2に記載のシナリオ生成装置において、
前記パワー制御コマンド生成部7は、変換されるパワー制御コマンドで指定する電力値に変化があるときのみパワー制御コマンドを出力するパワー変化検出部7bを備えることを特徴とする。
請求項4に記載されたシナリオ生成装置は、請求項1ないし請求項3に記載のシナリオ生成装置において、
前記パワー制御コマンド生成部7は、擬似基地局装置から出力される信号のパワー制御コマンドのみ変換し、出力することを特徴とする。
請求項5に記載されたシナリオ生成方法は、基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報
に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べテーブルとして記録する段階と、
前記テーブルとして記録されたそれぞれのコマンドを順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換する段階とを有し、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成方法であって、
前記テーブルを読み出しタイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入する段階
を有することを特徴とする。
請求項6に記載されたシナリオ生成方法は、基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べテーブルとして記録する段階と、
前記テーブルとして記録されたそれぞれのコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換する段階とを有し、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成方法であって、
前記テーブルを読み出しタイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間に時間制御コマンドの追加挿入が必要かを判定し、時間制御コマンドの追加挿入が必要と判定された場合に隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入し、時間制御コマンドの追加挿入が不要と判定された場合には時間制御コマンドの追加挿入を行なわない段階を有することを特徴とする。
本発明は、実際の基地局と通信端末との間で遣り取りされた通信に関する情報を記録したログ情報から、実際の基地局を模擬した擬似基地局装置を用いて、実際の基地局と通信端末との間で遣り取りされる通信シーケンス、通信端末での受信信号レベルの変化およびそのタイミングまでも再現させるシナリオを提供することができる。
結果として、開発段階の移動体端末の動作不具合の原因の特定までの時間短縮や、不具合を修正するために行った作業の効果の確認を確実に行うことが出来る。さらに、フィールドでの障害の原因の早期解明が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明に係るシナリオ生成装置の全体構成を示すブロック図、図2は同シナリオ生成装置に入力されるログファイルが生成される過程を示す概念図である。
図1に示すように、シナリオ生成装置1は、ログファイル入力部2、メッセージ解析部3、信号レベル解析部4、通信制御コマンド生成部6、パワー制御コマンド生成部7、時間制御コマンド生成部8、シナリオ組立部9を備えて概略構成される。以下各構成について説明する。
ログファイル入力部2は、解析対象とする所望のログファイルをメッセージ解析部3および信号レベル解析部4へ入力するようになっている。
このログファイル入力部2には、図2に示すように、基地局21と通信端末22との間の通信で通信端末22から得られる通信に関する情報を記録したログファイルが入力される。また、通信端末22より得られるログファイルのみでは必要な情報が足りない場合には、図示していないパソコン等で編集、入力することもできる。
別な方法として、基地局21と通信端末22との間の通信をモニタするエアモニタ(モニタ装置)23から得られる通信情報を記録したログファイルをログファイル入力部2に入力してもよい。なお、通信端末22より得られたログファイルと、エアモニタ23から得られたログファイルをパソコン等編集しで一つのログファイルにまとめてログファイル入力部2に入力することも可能である。
メッセージ情報解析部3は、メッセージ抽出部3aとタイムスタンプ抽出部3bから構成され、ログファイル入力部2より入力されたログファイルに記述されたログ情報から通信シーケンスに含まれるメッセージ情報の抽出と抽出したメッセージ情報に付されたタイムスタンプ情報を抽出し対応付けて通信制御コマンド生成部6に出力する。
メッセージ抽出部3aは、ログファイル入力部2より入力されたログファイルに記述されたログ情報から通信シーケンスに含まれるメッセージ情報を検出した場合、そのメッセージ情報を抽出する。さらにタイムスタンプ抽出部3bに検出したメッセージ情報に付されたタイムスタンプ情報の抽出を要求し、得られたタイムスタンプ情報と抽出したメッセージ情報とを対応付けて通信制御コマンド生成部6に出力する。
タイムスタンプ抽出部3bは、メッセージ抽出部3aより抽出要求のあったメッセージ情報に付されたタイムスタンプ情報をログファイルに記述されたログ情報より抽出し、抽出したタイムスタンプ情報をメッセージ抽出部3aへ伝達する。
信号レベル解析部4は、信号レベル抽出部4aとタイムスタンプ抽出部4bから構成され、ログファイル入力部2より入力されたログファイルに記述されたログ情報より通信端末側で受信される無線信号のレベル(以下、受信レベルともいう)である信号レベル情報の検出と検出した信号レベル情報に付されたタイムスタンプ情報を抽出し対応付けてパワー制御コマンド生成部7に出力する。
信号レベル抽出部4aは、ログファイル入力部2より入力されたログファイルに記述されたログ情報から信号レベル情報(通信端末22より得られるログファイルの場合は受信した信号レベル)を検出した場合、その信号レベル情報を抽出する。さらにタイムスタンプ抽出部4bに検出した信号レベル情報に付されたタイムスタンプ情報の抽出を要求し、得られたタイムスタンプ情報と抽出した信号レベル情報とを対応付けてパワー制御コマンド生成部7に出力する。
タイムスタンプ抽出部4bは、信号レベル抽出部4aより抽出要求のあった問い合わせのあった信号レベル情報に付されたタイムスタンプ情報をログファイルに記述されたログ情報より抽出し、抽出したタイムスタンプ情報を信号レベル抽出部4aへ伝達する。
通信制御コマンド生成部6は、メッセージ解析部3より入力されるメッセージ情報を擬似基地局装置の通信制御コマンドに変換するもので、図3に示すようなメッセージ/通信制御コマンド変換テーブル6aを備えている。なお、変換された通信制御コマンドは対応するメッセージ情報に付されたタイムスタンプ情報も対応付けてシナリオ組立部9に出力する。
メッセージ情報と変換される通信制御コマンドは、メッセージ/通信制御コマンド変換テーブル6aで対応づけられ、入力されるメッセージ情報(Message)と対応する通信制御コマンド(Command)がテーブル化されている。
例えばメッセージ情報として「WCDMA DL_DCCH Message:downlinkDirectTransfer」が入力されたときは、「Command(BS>>MS,DownlinkDirectTransfer)」が通信制御コマンドとして出力される。
なお、使用する通信端末22やエアモニタ23でメッセージ情報の内容が異なる場合や、使用する擬似基地局装置よって通信制御コマンドが異なる場合、図3に示すようなメッセージ/通信制御コマンド変換テーブル6aを複数用意しておき、使用する通信端末22や擬似基地局装置に応じて所望のテーブルを選択する構成としても良い。
パワー制御コマンド生成部7は、信号レベル解析部4より入力される信号レベル情報を擬似基地局装置のパワー制御コマンドに変換するものである。擬似基地局装置のパワー制御コマンドとしては、擬似基地局装置から通信端末より出力される信号のパワー制御を行なうものと、擬似基地局装置が出力する信号のパワー制御を行なうものとがある。実際の基地局との通信の際の通信端末での受信信号レベルの変化による通信端末の動作をシミュレーションする場合は、擬似基地局装置が出力する信号のみログ情報に基づき制御することにより、通信端末での信号出力の制御が正しく行なわれているかを確認することが可能である。信号レベル情報より擬似基地局装置から出力される信号のパワー制御コマンドのみ変換するときには、図4に示すような信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブル7aを用いる。なお、変換されたパワー制御コマンドは対応する信号レベル情報に付されたタイムスタンプ情報と対応付けてシナリオ組立部9に出力する。
信号レベル情報と変換されるパワー制御コマンドは、信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブル7aで対応づけれら、入力される信号レベル情報(Message、RX_AGC(dBm))と対応するパワー制御コマンド(Command)がテーブル化されている。
例えば信号レベル情報として「WCDMA AGC V1,−86.9」が入力されたときは、「Power(−86)」がパワー制御コマンドとして出力される。
なお、使用する通信端末22やエアモニタ23で信号レベル情報の内容が異なる場合や、使用する擬似基地局装置よってパワー制御コマンドが異なる場合、図4に示すような信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブル7aを複数用意しておき使用する通信端末22や擬似基地局装置に応じて所望のテーブルを選択する構成としても良い。
パワー制御コマンド生成部7は、さらにパワー変化検出部7bを備える構成としても良い。パワー変化検出部7bは、入力される信号レベル情報をパワー制御コマンドに変換したときに制御する電力値に変化が有るか否かを検出し、制御する電力値に変化があったときはパワー制御コマンド生成部7からパワー制御コマンドを出力する。
これにより、制御するパワーに変化があったときのみパワー制御コマンドが出力されるので、最終的なシナリオのデータサイズの低減や擬似基地局装置のパワー制御を行う機能ブロックの負荷を低減することができる。
図5にパワー変化検出部7bの処理例を示す。図5(a)は、パワー変化検出部7bを機能させず、入力される信号レベル情報の全てをパワー制御コマンドに逐一変換したときを示している。図5(b)は、図5(a)のパワー制御コマンドに対してパワー変化検出部7bを機能させ、制御する電力値に変化があったときのみパワー制御コマンドが出力されるよう、制御する電力値に変化がないときのパワー制御コマンドを生成しない状態を示している。
なお、パワー変化検出部7bは、後述のシナリオ組立部9でタイムスタンプ順に記録されるパワー制御コマンドを順次比較し、制御する電力値に変化が有るか否かを検出し、制御する電力値に変化がないときは、該当するパワー制御コマンドが有効なコマンドとならないようシナリオ組立部9に記録される該当するパワー制御コマンドを消去もしくはマスク処理しても良い。
シナリオ組立部9は、時系列コマンド管理部9aとシナリオ出力部9bで構成されている。時系列コマンド管理部9aは、通信制御コマンド生成部6より出力される通信制御コマンドとそのタイムスタンプ情報、パワー制御コマンド生成部7より出力されるパワー制御コマンドとそのタイムスタンプ情報を受けて、タイムスタンプ情報の順(時系列の順)にコマンド(通信制御コマンドおよびパワー制御コマンド)を並べて記録するとともに、後述する時間制御コマンド生成部8が生成した時間制御コマンドが追加挿入される時系列コマンドテーブル9a1を管理、記録している。
時間制御コマンド生成部8は、ログ情報に記録された通信シーケンスと信号レベルのそれぞれのタイミングを再現するために、時系列コマンド管理部9aが備える時系列コマンドテーブル9a1にタイムスタンプ情報の順に並び隣接するコマンドの間の時間差をそれぞれのコマンドに関連付けれらて記録されているタイムスタンプ情報より算出し、算出された時間分の待ち時間を発生する時間制御コマンドに変換し、さらに変換された時間制御コマンドを時系列コマンドテーブル9a1の時間差を算出し時間制御コマンドに変換した隣接するコマンドの間に追加挿入するもので、時間制御コマンド変換部8aを備えている。
時間制御コマンド変換部8aは時間差算出部8bを備え、時間差算出部8bによりコマンド間の時間差をそれぞれに関連付けられているタイムスタンプ情報より算出し、算出された時間分の待ち時間を発生する時間制御コマンドに変換する。
図6に時間差算出部8bにより時間差を算出し、時間制御コマンド生成部8で時間制御コマンドに変換する例を示す。
時間制御コマンド生成部8は、擬似基地局から通信端末へ送信するコマンドや信号レベルを制御するコマンドのような擬似基地局装置側で時間の制御が必要となるコマンドと通信端末からの応答を待つコマンドのように通信端末側のタイミングに依存し擬似基地局装置側の時間の制御が必須でないコマンドとを判定するために図7に例示するような要否判定テーブル8cを備える構成としても良い。隣接するコマンドの間に時間制御コマンドの挿入が必要か否かを要否判定テーブル8cで判定し、時間制御コマンドの挿入が必要と判定したときに時間制御コマンドに変換する。
例えば、タイムスタンプ情報の順に「Command(BS>>MS,DownlinkDirectTransfer)」(n番目コマンド)、「Power(xx)」(n+1番目コマンド)であったときは、時間制御コマンドの挿入が要と判定される。逆に、タイムスタンプ情報の順に「Command(BS>>MS,DownlinkDirectTransfer)」(n番目コマンド)、「Command(BS>>MS,DownlinkDirectTransfer)」(n+1番目コマンド)であったときは、通信端末の応答を待つコマンドであり時間間隔を制御する必要がないため時間制御コマンドの挿入が否と判定される。
要否判定テーブル8cで時間制御コマンドの挿入が要と判定されたときは、時間差算出部8bによりコマンド間の時間差をそれぞれに関連付けられているタイムスタンプ情報より算出し、算出された時間分の待ち時間を発生する時間制御コマンドに変換する。
ここでは、最良の形態として時間制御コマンドの挿入の要否を判定しているが、全てのコマンド間に時間制御コマンドを挿入しても良い。この場合、例えば、通信端末からの応答が、時間制御コマンドで設定された時間経過前に受信された場合は、時間制御コマンドで設定された時間経過後に次のコマンドの処理をすることになるが、時間制御コマンドで設定された時間経過後に通信端末からの応答を受信した場合は、時間制御コマンドは意味のないものとなり、擬似基地局装置の動作は通信端末の動作に依存することになる。
別の形態としては、擬似基地局装置にも要否判定テーブル8cと同様なテーブルを持ち、時間制御コマンドが不要な場所の時間制御コマンドを無視するようにしても良い。
シナリオ組立部9内のシナリオ出力部9bは、時系列コマンド管理部9aで擬似基地局装置で実行されるコマンドの順に並べられたコマンドをシナリオファイルとして出力する。なお出力するシナリオファイルは、実行ファイル形式変換前のC言語等形式のファイルでも、シナリオ出力部9bで実行ファイル形式のdll(dynamic link library)ファイル等にコンパイルしたものであっても良い。
次に、以上のように構成されたシナリオ変換装置において、図8〜図13を用いてその動作を説明する。
図8は、ログファイル入力部2へ入力されるログファイルの一例である。入力されたログファイルはログファイル入力部2よりメッセージ解析部3および信号レベル解析部4に入力される。
メッセージ解析部3では、ログファイルに記述されたログ情報よりメッセージ情報の抽出とタイムスタンプ情報の抽出が行われ通信制御コマンド生成部6へ出力される。通信制御コマンド生成部6に入力されたメッセージ情報は、通信制御コマンド生成部6で通信制御コマンドに変換される。
ログファイル入力部2より図8に示すログファイルに記述されたログ情報がメッセージ解析部3へ入力されたとき通信制御コマンド生成部6へ入力する情報を図9(a)に示し、図9(b)に通信制御コマンド生成部6による図9(a)のメッセージ情報の通信制御コマンドへの変換後の状態を示す。このときメッセージ情報から通信制御コマンドへの変換は、図3に示すメッセージ/通信制御コマンド変換テーブル6aに基づいて行われる。
信号レベル解析部4では、ログファイルに記述されたログ情報より信号レベル情報の抽出とタイムスタンプ情報の抽出が行われパワー制御コマンド生成部7へ出力される。パワー制御コマンド生成部7に入力された信号レベル情報は、パワー制御コマンド生成部7でパワー制御コマンドに変換される。
ログファイル入力部2より図8に示すログファイルに記述されたログ情報が信号レベル解析部4へ入力されたときパワー制御コマンド生成部7へ入力する情報を図10(a)に示し、図10(b)にパワー制御コマンド生成部7による図10(a)の信号レベル情報のパワー制御コマンドへの変換後の状態を示す。このとき信号レベル情報からパワー制御コマンドへの変換は図4に示す信号レベル/パワー情報変換テーブル7aに基づいて行われる。さらに、図10(c)には、さらにパワー変化検出部7bによるパワー制御コマンドに変化があるときのみのパワー制御コマンドの出力が示されている。
通信制御コマンド生成部6で生成された通信制御コマンドおよびパワー制御コマンド生成部7で生成されたパワー制御コマンドは、それぞれに関連づけられたタイムスタンプ情報の順にシナリオ組立部9の備える時系列コマンド管理部9aに時系列コマンドテーブル9a1として記録される。図11(a)に図9(b)に示す通信制御コマンドと図10(b)に示すパワー制御コマンドとが時系列に並べられた時系列コマンドテーブル9a1を示す。さらに図11(b)には、図10(b)に変えてパワー変化検出部7bを機能させ、制御するパワーに変化があるときのみのパワー制御コマンドとした状態の図10(c)の場合の時系列コマンドテーブル9a1を示す。
時系列コマンドテーブル9a1に図11(b)に示すように記録されたコマンドに時間制御コマンド生成部8が備える要否判定テーブル8cで隣接するコマンドの間に時間制御のコマンドが必要かを判断する概念を図12(a)に示し、その結果、時間制御コマンドの挿入が必要と判定されたときに、両コマンドのタイムスタンプ情報に基づいて両コマンドの時間差が時間差算出部8bで算出され、この算出された時間が時間制御コマンド変換部8aにより時間制御コマンドに変換されたときを図12(b)に示す。さらに、時系列コマンドテーブル9a1に追加挿入されたときを図12(c)に示す。
図11(b)に示すように記録された時系列コマンドテーブル9a1を用いて説明する。時間制御コマンド生成部8は、まず図12(a)において時系列コマンドテーブル9a1の各隣接するコマンドについて図7に示す要否判定テーブル8cを用いて時間制御コマンドの挿入の要否を判定する。図12(a)の時系列コマンドテーブル9a1の1行目コマンド「Power(−87)」を図7で示す要否判定テーブル8cの「n番目コマンド」の該当する欄を見つけ、更に2行目コマンド「Command(BS>>MS,DownlinkDirectTransfer)」を図7の要否判定テーブル8cの「n+1番目コマンド」の該当する欄を見つけ、その交点の内容を確認する。この場合「時間制御コマンドの挿入要(図7の例では「○」)」であるため、時間制御コマンドの挿入を「要」と判定する。この判定を全ての隣接するコマンド間で行う。
例えば図12(a)の時系列コマンドテーブル9a1の6行目コマンド「Command(BS>>MS,RrcConnectionRelease)」と7行目コマンド「Command(BS<<MS,RrcConnectionReleaseComplete)」の関係を図7の要否判定テーブル8cで判定すると「時間制御コマンドの挿入不要(図7の例では「×」)」であるため、時間制御コマンドの挿入を「否」と判定する。
続いて図12(b)では、時間制御コマンド変換部8aが前述の時間制御コマンドの挿入の要否の判定に基づいて、「要」の場合はコマンド間の時間間隔を制御する時間制御コマンド(WaitTime)を出力する。上記説明の時系列コマンドテーブル9a1の場合では、1行目コマンドのタイムスタンプ情報が「2006/09/08 21:22:32.548」であり、2行目コマンドのタイムスタンプ情報が「2006/09/08 21:22:32.993」であるから、時間差算出部8bはその差を「0.445」と算出する。従って、時間制御コマンド変換部8aは挿入する時間制御コマンドとして「WaitTime(445)」を出力する。なお、本実施例では時間制御コマンドの時間設定間隔は1mSの場合を示している。
次に、時間制御コマンド生成部8により時系列コマンドテーブル9a1の該当するコマンド間に時間制御コマンドを挿入し、最終的な時系列コマンドテーブル9a1(図12(c))が完成する。図12(C)で示した時系列コマンドテーブル9a1では、時間制御コマンドにタイムスタンプ情報が付されていないが、時系列コマンドテーブル9a1がコマンドを時系列に並べて記憶しているため、シナリオ出力部9bは順次読み出すことでコマンドの順番は保証される。別の形態としては、時間差算出部8bが隣接するコマンドのタイムスタンプ情報から中間のタイムスタンプ情報を算出し、時間制御コマンド生成部8は、時系列コマンドテーブル9a1に挿入する時間制御コマンドに時間差算出部8bで算出したタイムスタンプ情報を付しても良い。
図13に、シナリオ出力部9bが生成した擬似基地局装置で実行されるコマンドの順に並ぶコマンドのシナリオファイルの一部の例を示す。
図14に、ログファイルよりシナリオファイルを生成するフローを示す。以下、図14に基づいて動作を説明する。
ログファイルに記述されたログ情報よりメッセージ情報とこのメッセージ情報に付されたタイムスタンプ情報を抽出する(S1)。同様に、ログファイルに記述されたログ情報より信号レベル情報とこの信号レベル情報に付されたタイムスタンプ情報を抽出する(S2)。
抽出されたメッセージ情報をメッセージ/通信コマンド変換テーブル6aに基づき通信制御コマンドに変換し(S3)、メッセージ情報に付されていたタイムスタンプ情報と関連付けてタイムスタンプ情報の時系列の順にテーブル(前述の時系列コマンドテーブル9a1に相当)に記録する(S6)。
抽出された信号レベル情報を信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブル7aに基づきパワー制御コマンドに変換し(S4)、信号レベル情報に付されていたタイムスタンプ情報と関連付けてタイムスタンプ情報の時系列の順にテーブルに記録する(S6)。
なお、予め動作モードを設定することで制御する電力値に変更があるかどうかを判断し、制御する電力値に変更がないときはテーブルに記録しないようにしてもよい(S5)。
ログ情報の解析を終了させた後(S7)、テーブルに記録された一連のコマンドを読み出して(S8)、タイムスタンプ情報の時系列が隣接するコマンド間の時間差をタイムスタンプ情報に基づいて算出し(S10)、算出した時間差に基づいて時間制御コマンドに変換する(S11)。
変換された時間制御コマンドをテーブルの時間差を算出したコマンド間に追加挿入して記録する(S12)。
なお、テーブルに記録されたタイムスタンプ情報の時系列が隣接するコマンド間に時間制御が必要な条件を予め定めておき時間制御が必要と判断されたときのみ、時間制御コマンドを追加挿入するようにしてもよい(S9)。
テーブルに記録されたコマンド間へ時間制御コマンドの追加挿入を終了させた後(S13)、テーブルに記録された擬似基地局装置で実行されるコマンドの順にならぶコマンドをシナリオファイルに変換する(S14)。
本発明に係るシナリオ生成装置の全体構成を示すブロック図 本発明に係るシナリオ生成装置に入力されるログファイルが生成される過程を示す概念図 本発明に係るシナリオ生成装置におけるメッセージ/通信制御コマンド変換テーブルの一例 本発明に係るシナリオ生成装置における信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブルの一例 本発明に係るシナリオ生成装置におけるパワー変化検出部の処理の一例 本発明に係るシナリオ生成装置における時間制御コマンド生成部の処理の一例 本発明に係るシナリオ生成装置における要否判定テーブルの一例 本発明に係るシナリオ生成装置におけるログファイルの一例 本発明に係るシナリオ生成装置におけるメッセージ情報の通信制御コマンドへの変換の一例 本発明に係るシナリオ生成装置における信号レベル情報のパワー制御コマンドへの変換の一例 本発明に係るシナリオ生成装置における時系列コマンドテーブルの一部を表す一例 本発明に係るシナリオ生成装置における時間制御コマンドの追加挿入の一例 本発明に係るシナリオ生成装置におけるシナリオファイルの一例 本発明に係るシナリオ生成方法におけるシナリオファイル生成フロー
符号の説明
1 シナリオ生成装置
2 ログファイル入力部
3 メッセージ解析部
3a メッセージ抽出部
3b タイムスタンプ抽出部
4 信号レベル解析部
4a 信号レベル抽出部
4b タイムスタンプ抽出部
6 通信制御コマンド生成部
6a メッセージ/通信制御コマンド変換テーブル
7 パワー制御コマンド生成部
7a 信号レベル/パワー制御コマンド変換テーブル
7b パワー変化検出部
8 時間制御コマンド生成部
8a 時間制御コマンド変換部
8b 時間差算出部
8c 要否判定テーブル
9 シナリオ組立部
9a 時系列コマンド管理部
9a1 時系列コマンドテーブル
9b シナリオ出力部
21 基地局
22 通信端末
23 エアモニタ

Claims (6)

  1. 基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出するメッセージ解析部(3)と、
    前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する信号レベル解析部(4)と、
    前記メッセージ解析部(3)で解析された前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する通信制御コマンド生成部(6)と、
    前記信号レベル解析部(4)で解析された前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力するパワー制御コマンド生成部(7)と、
    前記通信制御コマンド生成部(6)で変換された前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンド生成部(7)で変換された前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べて時系列コマンドテーブル(9a1)として記録する時系列コマンド管理部(9a)と、
    前記時系列コマンド管理部(9a)からコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換するシナリオ出力部(9b)とを備え、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成装置(1)であって、
    前記時系列コマンド管理部(9a)から前記時系列順に並んだ一連のコマンドを読み出し前記タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入する時間制御コマンド生成部(8)を有することを特徴とするシナリオ生成装置。
  2. 基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出するメッセージ解析部(3)と、
    前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する信号レベル解析部(4)と、
    前記メッセージ解析部(3)で解析された前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する通信制御コマンド生成部(6)と、
    前記信号レベル解析部(4)で解析された前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力するパワー制御コマンド生成部(7)と、
    前記通信制御コマンド生成部(6)で変換された前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンド生成部(7)で変換された前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べて時系列コマンドテーブル(9a1)として記録する時系列コマンド管理部(9a)と、
    前記時系列コマンド管理部(9a)からコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換するシナリオ出力部(9b)とを備え、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成装置(1)であって、
    前記時系列コマンド管理部(9a)から前記時系列順に並んだ一連のコマンドを読み出し前記タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間に時間制御が必要かを判定するために予め定められた要否判定テーブル(8c)を備え、当該要否判定テーブル(8c)に基づいて時間制御の要否を判定し、時間制御が必要と判定した隣接するコマンドの間にそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいた時間間隔を時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを前記時系列コマンド管理部(9a)の時間制御が必要とされた隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入し、時間制御が不要と判定した隣接するコマンドの間には時間制御コマンドの追加挿入を行なわない時間制御コマンド生成部(8)を有することを特徴とするシナリオ生成装置。
  3. 前記パワー制御コマンド生成部(7)は、変換されるパワー制御コマンドで指定する電力値に変化があるときのみパワー制御コマンドを出力するパワー変化検出部(7b)を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載のシナリオ生成装置。
  4. 前記パワー制御コマンド生成部(7)は、擬似基地局装置から出力される信号のパワー制御コマンドのみ変換し、出力することを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のシナリオ生成装置。
  5. 基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
    前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
    前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
    前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
    前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べテーブルとして記録する段階と、
    前記テーブルとして記録されたそれぞれのコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換する段階とを有し、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成方法であって、
    前記テーブルを読み出しタイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入する段階を有することを特徴とするシナリオ生成方法。
  6. 基地局と通信端末との間で所定の通信プロトコルを用いた通信における内容を表す通信シーケンスと通信時の信号レベルを表す信号レベル情報とを時間経過を表すタイムスタンプ情報と共に記録したログ情報に記述された前記通信シーケンスに含まれる個々のメッセージ情報を解析するとともに、該メッセージ情報の送受信のときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
    前記ログ情報に記述された前記信号レベル情報を解析するとともに、該信号レベル情報を取得したときに対応して付された前記タイムスタンプ情報を抽出する段階と、
    前記メッセージ情報と該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該メッセージ情報を前記擬似基地局装置で実行可能な通信制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
    前記信号レベル情報と該信号レベル情報に付された前記タイムスタンプ情報とを受け、当該信号レベル情報を前記擬似基地局装置で実行可能なパワー制御コマンドに変換するとともに当該メッセージ情報に付された前記タイムスタンプ情報と対応付けて出力する段階と、
    前記通信制御コマンドと該通信制御コマンドに対応づけられた前記タイムスタンプ情報および、前記パワー制御コマンドと該パワー制御コマンドに対応付けられた前記タイムスタンプ情報を、それぞれのタイムスタンプ情報にもとづき一連のコマンドとして時系列順に並べテーブルとして記録する段階と、
    前記テーブルとして記録されたそれぞれのコマンドを時系列に順次読み出し前記擬似基地局装置で通信をシミュレーションするためのシナリオファイルに変換する段階とを有し、前記基地局を模擬する擬似基地局装置で前記通信をシミュレーションするためのシナリオを生成するシナリオ生成方法であって、
    前記テーブルを読み出しタイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間に時間制御コマンドの追加挿入が必要かを判定し、時間制御コマンドの追加挿入が必要と判定された場合に隣接するコマンドの間の時間間隔をそれぞれのコマンドに関連づけられた前記タイムスタンプ情報にもとづいて時間制御コマンドに変換し、さらに変換された当該時間制御コマンドを当該タイムスタンプ情報が隣接するコマンドの間にログ情報に記録された時間関係を再現するために追加挿入し、時間制御コマンドの追加挿入が不要と判定された場合には時間制御コマンドの追加挿入を行なわない段階を有することを特徴とするシナリオ生成方法。
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