JP2014146104A - 中継サーバ、中継プログラム及び中継方法 - Google Patents

中継サーバ、中継プログラム及び中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信の再現にかかる時間を短くすることが可能な中継サーバ、中継プログラム及び中継方法を提供することを目的としている。
【解決手段】記憶部に格納されたウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録において、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する検出部と、前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択するテスト実行部と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウェブサーバとウェブブラウザ間の通信を中継する中継サーバ、中継プログラム及び中継方法に関する。
コンピュータシステムにおいて、ユーザの操作などの動作履歴をもとに、システムの動作を再現する技術が開示されている。
ウェブシステムにおいても、ユーザの操作を再現する技術がある。ウェブシステムでは、ウェブサーバが、ウェブブラウザでの操作のもと、当該ウェブブラウザとの間でHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)でデータのやりとりをして、該当するサービスを提供する。この際、ウェブサーバとウェブブラウザとの間に、データを中継する中継サーバが設置される場合がある。
中継サーバは、ウェブサーバとウェブブラウザとの間の通信メッセージの履歴を通信記録として記録し、この通信履歴を用いて通信を再現する。これにより、ユーザがウェブサーバへの操作を再現したい場合に、ウェブブラウザでのウェブサーバへの操作を再び行う代わりに、中継サーバが通信履歴を用いて通信を再現することで自動的に該当するサービスへの操作を再現できる。
特開平7−84838号公報
従来の技術では、例えば操作の再現に用いられる通信記録に、ユーザの操作と無関係な通信記録が含まれている場合がある。この場合中継サーバは、不要な通信まで再現するため、通信の再現に時間がかかる。
1つの側面では、本発明は、通信の再現にかかる時間を短くすることが可能な中継サーバ、中継プログラム及び中継方法を提供することを目的とする。
一様態によれば、記憶部に格納されたウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録において、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する検出部と、前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択するテスト実行部と、を有する。
上記各部は、上記各部を実現する処理をコンピュータに実行させるプログラム、上記各処理を手順としてンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
実施形態によれば、通信の再現にかかる時間を短くすることができる。
ウェブ中継システムにおけるログイン画面の表示について説明する図である。 ウェブ中継システムの構成例を示す図である。 中継サーバのハードウェアの構成例を示す図である。 中継サーバの機能構成を説明する図である。 中継サーバの動作を説明するフローチャートである。 ログイン画面検出部の処理を説明するフローチャートである。 ログイン画面判定条件を説明する第一の図である。 ログイン画面判定条件を説明する第二の図である。 テスト実行部による再現モジュールの実行結果の比較を説明する図である。
以下に本実施例の概要について説明する。本実施例では、ウェブサーバとウェブブラウザとの間の通信を再現する際に、ウェブブラウザにおけるユーザの操作と関係した通信を再現し、ユーザの操作と無関係な通信の再現を省略する。
本実施例では、ユーザの操作と無関係な通信の一つとして、ウェブサーバが提供するサービスへログインする際のログイン画面表示を再現する通信に着目した。
図1は、ウェブ中継システムにおけるログイン画面表示について説明する図である。
ウェブ中継システム100において、ユーザがウェブブラウザ110に表示されたログイン画面にアクセスしてログイン操作を行うと、ウェブブラウザ110は中継サーバ200へログインを要求するリクエストデータを送信する(ステップS11)。中継サーバ200は、プロキシ部210により、受信したリクエストデータをウェブサーバ120へ転送する(ステップS12)。プロキシ部210は、通信記録を記録するものである。プロキシ部210の詳細は後述する。
ウェブサーバ120は、リクエストデータを受けると、これに応答したレスポンスデータを中継サーバ200へ送信する(ステップS13)。中継サーバ200において、プロキシ部210は、レスポンスデータをウェブブラウザ110へ転送する(ステップS14)。ここでウェブブラウザ110にはログイン画面が表示される。
中継サーバ200においてプロキシ部210は、中継サーバ200が転送したリクエストデータと、レスポンスデータとを通信記録281として通信記録データベース280に格納する(ステップS15)。通信記録281は、ログイン画面をウェブブラウザ110に表示させるための通信記録である。
ウェブブラウザ110は、ユーザによりログイン情報(例えばIDとパスワード)が入力されると、ログイン情報と共にログインリクエストデータを中継サーバ200に送信する(ステップS16)。中継サーバ200は、プロキシ部210により、ログインリクエストデータをウェブサーバ120へ転送する(ステップS17)。
ウェブサーバ120は、ログイン後のメニュー画面のレスポンスデータを中継サーバ200へ送信する(ステップS18)。中継サーバ200のプロキシ部210は、このレスポンスデータをウェブブラウザ110へ転送する(ステップS19)。
中継サーバ200においてプロキシ部210は、中継サーバ200がステップS17で転送したリクエストデータとステップS19で転送したレスポンスデータとを通信記録282として通信記録データベース280に格納する(ステップS20)。通信記録282は、ログイン情報をウェブサーバ120へ通知し、ログイン後の画面をウェブブラウザ110に表示させるための通信記録である。
中継サーバ200は、ログイン操作を再現する際は、通信記録から通信を再現させる再現モジュールにより通信記録281と通信記録282を再現すれば良い。再現モジュールの詳細は後述する。
ところで近年のウェブシステムでは、ログイン情報を含むリクエストデータを直接ウェブサーバ120へ送信することでログイン操作を再現するものがある。この場合には、ログイ情報を入力させるためのログイン画面を表示させるための通信記録281の再現は不要となる。
そこで本実施例では、ログイン操作の再現に際し、ログイン画面表示のための通信記録281が不要か否かを判断する。そして本実施例では、ログイン画面表示が不要であった場合には、再現モジュールが再現する通信記録から通信記録281を削除することで、通信の再現にかかる時間を短縮する。
以下に図面を参照して本実施例のウェブ中継システム100について説明する。図2は、ウェブ中継システムの構成例を示す図である。
本実施例のウェブ中継システム100は、ウェブブラウザ110と、ウェブサーバ120と、中継サーバ200とを有する。中継サーバ200は、ウェブブラウザ110とウェブサーバ120との間の通信を中継する。ウェブブラウザ110は、ウェブサービスを利用するパーソナルコンピュータなどのユーザ端末である。ウェブサーバ120は、ウェブサービスを実施する。尚ウェブ中継システム100では、ウェブサーバ120を中継サーバ200及びウェブブラウザ110と同一のネットワーク上に適用した場合であっても良いし、ウェブサーバ120を外部装置として異なるネットワーク上に適用した場合であっても良い。
本実施例では、ウェブブラウザ110からリクエストデータが送信されると、中継サーバ200がリクエストデータをウェブサーバ120へ転送する。ウェブサーバ120は、リクエストデータを受けて、サービスを提供するためのレスポンスデータを中継サーバ200へ転送する。中継サーバ200は、このレスポンスデータをウェブブラウザ110へ送信する。
図3は、中継サーバのハードウェアの構成例を示す図である。本実施例の中継サーバ200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27で構成される。
入力装置21はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置22はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置27は、モデム,LAN(Local Area Network)カードなどで構成されており、ネットワークに接続する為に用いられる。
本発明の中継プログラムは、中継サーバ200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。中継プログラムは例えば記録媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。中継プログラムを記録した記録媒体28は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、中継プログラムを記録した記録媒体28がドライブ装置23にセットされると、中継プログラムは記録媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた中継プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
中継サーバ200は、インストールされた中継プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、コンピュータの起動時に補助記憶装置24から中継プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された中継プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
以下に図4を参照して本実施例の中継サーバ200の機能構成を説明する。図4は、中継サーバの機能構成を説明する図である。
本実施例の中継サーバ200は、プロキシ部210、再現モジュール生成部220、ログイン画面検出部230、通信抽出部240、テスト実行部250、通信記録データベース280を有する。
本実施例のプロキシ部210は、ウェブブラウザ110が行う一連の操作に関わるウェブブラウザ110及びウェブサーバ120間の通信の履歴を通信記録として通信記録データベース280に記録する。
本実施例の再現モジュール生成部220は、通信記録データベース280に格納された通信記録に基づき、通信を再現する再現モジュール260を生成する。また本実施例の再現モジュール生成部220は、通信抽出部240により通信記録データベース280から抽出された通信記録に基づき、後述する再現モジュール270を生成する。
ログイン画面検出部230は、通信記録データベース280に格納された通信記録からログイン画面表示に関する通信記録を検出する。ログイン画面検出部230の処理の詳細は後述する。
通信抽出部240は、通信記録データベース280に記録された通信記録のうち、ログイン画面検出部230で検出された通信記録以外の通信記録を抽出する。すなわち本実施例の通信抽出部240は、通信記録データベース280に記録された通信記録から、ログイン画面表示に関する通信記録を除いた通信記録を抽出する。
よって本実施例の再現モジュール生成部220は、ログイン画面表示に関する通信記録を含む通信記録に基づき生成された再現モジュール260と、ログイン画面表示に関する通信記録を除いた通信記録に基づき生成された再現モジュール270とを生成する。
本実施例のテスト実行部250は、ウェブブラウザ110とウェブサーバ120とを有するウェブシステムにおいてログイン操作を再現する際に、ログイン画面表示の通信記録が不要か否かを判断するテストを実行する。具体的にはテスト実行部250は、再現モジュール生成部220に2つの再現モジュール260、270を生成させ、それぞれの再現モジュール260、270を実行させる。そしてテスト実行部250は、2つの再現モジュール260、270の実行結果に基づきログイン画面表示の通信記録が不要か否かを判断し、再現モジュール260、270の何れかを選択する。
以下に図5を参照して本実施例の中継サーバ200の動作を説明する。図5は、中継サーバの動作を説明するフローチャートである。
本実施例の中継サーバ200において、テスト実行部250がテストの実行指示を受けてテストの実行を開始する(ステップS501)。テスト実行部250は、再現モジュール生成部220に対して再現モジュール260を生成させる(ステップS502)。再現モジュール生成部220は、通信記録データベース280内の通信記録を用いて再現モジュール260を生成する。
尚本実施例のテスト実行部250は、例えばプロキシ部210がウェブブラウザ110の行う一連の操作に関わる通信記録を通信記録データベース280に格納し終わったとき、テストの実行指示を受けたものと判断しても良い。また本実施例は、例えばウェブ中継システム100の管理者等によりテストの実行指示を受け付けたとき、テストの実行を開始しても良い。
続いてテスト実行部250は、再現モジュール260を実行させ、実行結果を記録する(ステップS503)。
次に中継サーバ200は、ログイン画面検出部230により通信記録データベース280を参照し、通信記録からログイン画面表示に関する通信記録281を検出する(ステップS504)。ステップS504の詳細は後述する。
続いて中継サーバ200は、通信抽出部240により、通信記録データベース280からステップS504で検出された通信記録281を除いた通信記録を抽出する(ステップS505)。続いて中継サーバ200は、再現モジュール生成部220にステップS505で抽出した通信記録を用いた再現モジュール270を生成させる(ステップS506)。次に中継サーバ200は、テスト実行部250により再現モジュール270を実行させ、実行結果を記録する(ステップS507)。
続いて中継サーバ200は、テスト実行部250により、再現モジュール260の実行結果と再現モジュール270の実行結果とを比較し、実行結果が一致するか否かを判断する(ステップS508)。本実施例では、再現モジュール260、270それぞれを実行することで再現モジュール260、270それぞれにより再現された通信の通信記録が実行結果として得られる。実行結果の比較の詳細は後述する。
本実施例では、ステップS508において実行結果が一致する場合とは、ログイン画面表示に関する通信記録281を省いてもログイン操作を再現できることを示す。よってテスト実行部250は、通信記録281を含まない再現モジュール270を中継サーバ200に実装する再現モジュールに選択し、再現モジュール260を削除して(ステップS509)、テストを終了する。
本実施例では、ステップS508において実行結果が一致しない場合とは、通信記録281を省くとログイン操作が再現されないことを示す。これは、ログイン操作を再現する際に、通信記録281が必要であることを示す。よってテスト実行部250は、通信記録281を含む再現モジュール260を選択し、再現モジュール270を削除して(ステップS510)、テストを終了する。
以上のように本実施例では、ログイン画面表示に関する通信記録281を省いてもログイン操作を再現できる場合には、通信記録281を含まない再現モジュール270を用いる。再現モジュール270は、通信記録281を含む再現モジュール260と比べて再現する通信の数が少ないため、通信の再現にかかる時間を短くすることができる。
以下に、ステップS504におけるログイン画面検出部230の処理について説明する。図6は、ログイン画面検出部の処理を説明するフローチャートである。
本実施例のログイン画面検出部230は、通信記録データベース280から通信記録の配列R[n]を取得する(ステップS601)。通信記録の配列R[n]とは、リクエストデータと、このリクエストデータに対応するレスポンスデータとの組みを示す。またnは、通信記録データベース280に格納された通信記録の個数である。
続いてログイン画面検出部230は、ログイン画面表示に関する通信記録281を格納する集合Sを用意し(ステップS602)、変数i=0とする(ステップS603)。
次にログイン画面検出部230は、n=iとし、ステップS601で取得した配列R[i]が、ログイン画面判定条件を満たすか否かを判断する(ステップS604)。ログイン画面判定条件の詳細は後述する。
ステップS604で配列R[i]がログイン画面判定条件を満たすとき、ログイン画面検出部230は、この配列R[i]で示される通信記録をログイン画面表示に関する通信記録と判断し、配列R[i]で示される通信記録を集合Sに追加する(ステップS605)。
ステップS604で配列R[n]がログイン画面判定条件を満たさないとき、ログイン画面検出部230は、i=i+1とする(ステップS606)。続いてログイン画面検出部230は、i>n−2を満たすか否かを判断する(ステップS607)。具体的にはログイン画面検出部230は、通信記録データベース280内の通信記録全てについて、ステップS604の処理を行ったか否かを判断する。
ステップS607でi>n−2を満たさない場合、ログイン画面検出部230はステップS604へ戻る。ステップS607でi>n−2を満たす場合、ログイン画面検出部230は、集合Sに格納された通信記録を出力し(ステップS608)、処理を終了する。
本実施例において、集合Sに含まれる通信記録は、ログイン画面表示に関する通信記録となる。よって本実施例の通信抽出部240は、通信記録データベース280に格納された通信記録から集合Sを除いた通信記録を抽出する。
次に本実施例のログイン画面判定条件について説明する。本実施例のログイン画面判定条件は、配列R[i]のレスポンスデータにpassword型のinputタグが含まれ、且つ配列R[i+1]のリクエストデータにpassword型のinputタグのname属性値と同じ名前のバラメータが存在することである。
図7は、ログイン画面判定条件を説明する第一の図である。図7では、配列R[i]をリクエストデータ71とレスポンスデータ72の組みとし、配列R[i+1]をリクエストデータ73とレスポンスデータ74の組みとした。
配列R[i]のレスポンスデータ72には、password型のinputタグ721が含まれる。inputタグ721に含まれるname属性値は、pwである。配列R[i+1]のリクエストデータ73には、inputタグ721に含まれるname属性値であるpwが含まれる。すなわち配列R[i+1]は配列R[i]でログイン情報(name,password)が入力された後の通信記録であり、配列R[i]はログイン画面表示に関する通信記録281であることがわかる。
よってログイン画面検出部230は、配列R[i]はログイン画面判定条件を満たすと判断する。
また本実施例のログイン画面判定条件は、例えばSet-cookieを用いた条件としても良い。具体的には例えばログイン画面判定条件は、配列R[i]のレスポンスデータのヘッダにSet-cookieが含まれず、且つ配列R[i+1]のレスポンスデータのヘッダにSet-cookieが含まれることであっても良い。
図8は、ログイン画面判定条件を説明する第二の図である。図8では、配列R[i]をリクエストデータ81とレスポンスデータ82の組みとし、配列R[i+1]をリクエストデータ83とレスポンスデータ84の組みとした。
配列R[i]のレスポンスデータ82のヘッダには、Set-cookieは含まれていない。そして配列R[i+1]のレスポンスデータ84のヘッダにはSet-cookieが含まれる。すなわち配列R[i+1]の直前の通信記録である配列R[i]は、ログイン情報(name,password)を入力するログイン画面表示に関する通信記録281であることがわかる。
よってログイン画面検出部230は、配列R[i]はログイン画面判定条件を満たすと判断する。
次にテスト実行部250による再現モジュール260の実行結果と再現モジュール270の実行結果との比較について説明する。図9は、テスト実行部による再現モジュールの実行結果の比較を説明する図である。図9(A)は再現モジュール260を実行して通信を再現した結果の通信記録を示しており、図9(B)は再現モジュール270を実行して通信を再現した結果の通信記録を示している。
図9(A)に示す再現モジュール260により再現された通信の通信記録90は、リクエストデータ91とレスポンスデータ92を含む。また図9(B)に示す再現モジュール270により再現された通信の通信記録93は、リクエストデータ94とレスポンスデータ95を含む。
本実施例のテスト実行部250は、通信記録90のレスポンスデータ92に含まれるレスポンスコードと、通信記録93のレスポンスデータ95に含まれるレスポンスコードと、を比較する。レスポンスコードとは、リクエストに対して返されるレスポンスの意味を自動的に処理できるようにするために設けられた3桁の数字である。
本実施例のテスト実行部250は、レスポンスデータ92に含まれるレスポンスコードとレスポンスデータ95に含まれるレスポンスコードとを比較し、一致していた場合に再現モジュール270が正常に通信を再現したと判断する。すなわちテスト実行部250は、レスポンスコードが一致した場合に、ログイン画面表示に関する通信記録281を除いた再現モジュール270でも、正常にログイン操作が再現できると判断する。
図9の例では、レスポンスデータ92に含まれるレスポンスコードとレスポンスデータ95に含まれるレスポンスコードは何れも200であり、一致している。よって本実施例のテスト実行部250は、再現モジュール270でも正常にログイン操作を再現できると判断し、再現モジュール270を中継サーバ200の有する再現モジュールとして選択し、再現モジュール260を削除する。
以上のように本実施例では、再現モジュールを生成する際に、ログイン画面表示の通信記録が不要か否かを判断する。そして本実施例では、ログイン画面表示の通信記録が不要であった場合には、この通信記録を除いた通信記録に基づき再現モジュールを生成する。よって本実施例によれば、不要な通信の再現を削減し、通信の再現にかかる時間を短くすることができる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
記憶部に格納されたウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録において、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する検出部と、
前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択するテスト実行部と、を有する中継サーバ。
(付記2)
前記通信記録は、前記ウェブブラウザから前記ウェブサーバに対して送信されるリクエストデータと、前記ウェブサーバから前記ウェブブラウザに対して送信されるレスポンスデータとを含み、
前記検出部は、
通信記録のリクエストデータに、前記通信記録の直前の通信記録のレスポンスデータと対応する値が含まれるとき、前記直前の通信記録を前記所定の入力操作に係る通信記録とする付記1記載の中継サーバ。
(付記3)
前記所定の入力操作は、前記ウェブサーバにより提供されるサービスへのログイン情報を入力する操作である付記1又は2記載の中継サーバ。
(付記4)
テスト実行部は、
前記第一の再現部を実行して再現された通信の記録である第一の通信記録と、前記第二の再現部を実行して再現された通信の記録である第二の通信記録とを比較する付記1乃至3の何れか一項に記載の中継サーバ。
(付記5)
前記テスト実行部は、
前記第一の通信記録のレスポンスデータに含まれるレスポンスコードと、前記第二の通信記録のレスポンスデータに含まれるレスポンスコードとが一致するとき、前記第二の再現部を選択し、前記第一の再現部を削除する付記4記載の中継サーバ。
(付記6)
前記テスト実行部の指示を受けて、前記第一の再現部と前記第二の再現部とを生成する生成部を有する付記1乃至5の何れか一項に記載の中継サーバ。
(付記7)
ウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録が格納された記憶部を参照し、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する処理と、
前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択する処理と、をコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記8)
コンピュータによる中継方法であって、該コンピュータが、
ウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録が格納された記憶部を参照して前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出し、
前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択する中継方法。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から
逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 ウェブ中継システム
110 ウェブブラウザ
120 ウェブサーバ
200 中継サーバ
210 プロキシ部
220 再現モジュール生成部
230 ログイン画面検出部
240 通信抽出部
250 テスト実行部
260、270 再現モジュール
280 通信記録データベース

Claims (6)

  1. 記憶部に格納されたウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録において、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する検出部と、
    前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択するテスト実行部と、を有する中継サーバ。
  2. 前記通信記録は、前記ウェブブラウザから前記ウェブサーバに対して送信されるリクエストデータと、前記ウェブサーバから前記ウェブブラウザに対して送信されるレスポンスデータとを含み、
    前記検出部は、
    通信記録のリクエストデータに、前記通信記録の直前の通信記録のレスポンスデータと対応する値が含まれるとき、前記直前の通信記録を前記所定の入力操作に係る通信記録とする請求項1記載の中継サーバ。
  3. 前記所定の入力操作は、前記ウェブサーバにより提供されるサービスへのログイン情報を入力する操作である請求項1又は2記載の中継サーバ。
  4. テスト実行部は、
    前記第一の再現部を実行して再現された通信の記録である第一の通信記録と、前記第二の再現部を実行して再現された通信の記録である第二の通信記録とを比較する請求項1乃至3の何れか一項に記載の中継サーバ。
  5. ウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録が格納された記憶部を参照し、前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出する処理と、
    前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択する処理と、をコンピュータに実行させる中継プログラム。
  6. コンピュータによる中継方法であって、該コンピュータが、
    ウェブサーバとウェブブラウザ間の通信記録が格納された記憶部を参照して前記ウェブブラウザにおける所定の入力操作に係る通信記録を検出し、
    前記通信記録を用いて通信を再現する第一の再現部の実行結果と、前記検出部に検出された通信記録を除いた通信記録を用いて通信を再現する第二の再現部の実行結果とが一致するとき、前記第二の再現部を選択する中継方法。
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