JP6349935B2 - 自動試験シナリオ作成装置、自動試験シナリオ作成方法及びプログラム - Google Patents

自動試験シナリオ作成装置、自動試験シナリオ作成方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、被試験装置の試験を自動で行うための試験シナリオを作成する自動試験シナリオ作成装置、自動試験シナリオ作成方法及びプログラムに関する。
近年、試験シナリオを用いて被試験装置の試験を自動で行うことが考えられている。このように試験シナリオを用いて被試験装置の試験を自動で行うための技術が特許文献1,2に記載されている。
図13は、特許文献1に記載された自動試験システムの構成を示す図である。
特許文献1に記載された自動試験システムは図13に示すように、入力/表示装置710と、情報処理装置730と、記憶装置740とを有している。このように構成された自動試験システムが試験対象側装置720の試験を自動で行う。
記憶装置740には、試験データリスト741と、共通試験シナリオ742と、試験データ変換テーブル743とが登録されている。共通試験シナリオ742は、試験環境及び条件下で異なる各試験データを、各試験環境及び条件に共通な変数名で記述したものである。試験データリスト741は、試験環境及び条件下で異なる各試験データと共通な変数名との対応づけを、試験環境及び条件別に示したものである。試験データ変換テーブル743は、入力/表示装置710を介して指定された実施試験環境に基づいて試験データリスト741から生成されるものである。
情報処理装置730は、主制御部732と、実行管理部734と、リスト編集部731と、試験データ変換部733と、アプリケーションソフトウェア735とを有している。主制御部732は、入力/表示装置710からのコマンドを解釈して各部署への指示を行い、装置全体の動作を制御する。実行管理部734は、試験対象側装置720やアプリケーションソフトウェア735の実行を制御し管理する。リスト編集部731は、記憶装置740内の試験データリスト741の編集作業を行う。試験データ変換部733は、試験データリスト741を参照して、共通試験シナリオ742に記述された変数名を、試験環境及び条件に対応する試験データに変換する。アプリケーションソフトウェア735は、試験の実施に用いるものである。
図14は、図13に示した自動試験システムにおける試験シナリオ作成に係わる動作例を示すフローチャートである。
図13に示した自動試験システムにて試験シナリオを作成する場合は、まず、試験の実施に際し、予め作成された試験データリスト741と共通試験シナリオ742とを、オペレータ等が記憶装置740内に登録しておく(ステップ801)。
そして、試験者が入力/表示装置710を介してコマンドを入力すると(ステップ802)、処理装置730の主制御部732が、このコマンドを解釈する(ステップ803)。
コマンドがリスト編集指示である場合は、リスト編集部731が起動し、リスト編集部731が、試験データリストの追加や変更等の編集を行う(ステップ804)。
一方、コマンドが試験実行指示であれば、試験データ変換部733が、コマンドと同時に入力された試験シナリオ名及び試験環境名を解釈する(ステップ805)。
次に、試験データ変換部733が、入力された試験環境名に対応する試験データリストを探索し(ステップ806,807)、探索した試験データリストに基づいて試験データ変換テーブル743を生成する(ステップ808)。また、試験データ変換部733は、入力された試験シナリオ名に対応する共通試験シナリオを探索する(ステップ809,810)。
その後、実行管理部734が、このようにして試験データ変換部733が探索した共通試験シナリオをインタプリティブに解釈し、共通試験シナリオ内の記述に従って、各部に指示を出すことで自動試験を実行する。その際、共通試験シナリオを用いた試験実施中に、共通試験シナリオに記述された変数名が現われた場合は、試験データ変換部733が、試験データ変換テーブル743を参照して、この変数に対応する試験データを読み出す。そして、試験データ変換部733は、共通試験シナリオに記述された変数名を、読み出した試験データに変換する。
なお、入力された試験シナリオ名や試験環境名に該当する共通試験シナリオや試験データリストが記憶装置740内に登録されていない場合は、試験データ変換部733から主制御部732にその旨が伝えられる。そして、主制御部732は、入力/表示装置710に対して、実行不可能のメッセージを出力する。
このように、特許文献1に記載された自動試験システムは、試験シナリオに試験データを直接記述する代わりに、試験データを、英数字の並びである変数として試験シナリオに記述している。ここで言う変数とは、試験データをシンボルとして記述したものである。また、予め、試験環境及び条件毎に、試験データを変数に対応づけて記述した試験データリストを作成している。そして、試験時には、試験者が入力した試験環境名に基づいて、自動的に試験データの設定を行う。すなわち、試験者が、試験実施コマンドを入力する際に、実施対象となる試験環境名を指定すると、試験データ変換部733が、この試験環境名に対応する試験データリストを参照して、試験シナリオの各変数に対応する試験データを読み出す。そして、試験データ変換部733が、この読み出した試験データを設定する。
これにより、試験シナリオにおいて試験データが変数化され、試験シナリオの再利用性が向上し、他の試験環境及び条件での試験も、同一試験シナリオを用いて実施することができるようになる。
図15は、特許文献2に記載されたテストシナリオ作成方法におけるシステムの構成を示す図である。
本システムは図15に示すように、ネットワークを介して接続されるパーソナルコンピュータ等のクライアント装置910と、Webサーバ920とを有して構成されている。
クライアント装置910は、テスト自動実行ツール911と、記憶装置912とを有している。クライアント装置910はさらに、ハードディスク記憶装置内にテスト項目情報DB(Data Base)913及びテスト項目変動部変更情報DB(Data Base)914を有している。テスト自動実行ツール911は、オペレーティングシステム上で実行されるアプリケーションプログラムとして実現されるものである。
記憶装置912は、作成されたテストシナリオ912aを記憶する。テストシナリオ912aは、テスト項目(1),テスト項目(2),テスト項目(3),・・・というように連続した複数のテスト項目情報から成る。
このような構成で、Webアプリケーションのテストシナリオ実行時、テスト自動実行ツール911は、テストシナリオ912aを構成しているテスト項目情報ごとにリクエスト情報をWebサーバ920へ送信する。Webサーバ920は、それぞれのリクエスト情報に応じてレスポンス情報を返す。そして、テスト自動実行ツール911が、このレスポンス情報が意図通りの内容か否かを調べることでWebアプリケーションが正しく作られているか否かの試験を行うことになる。この際、テストシナリオ912aは、テスト項目情報DB913中の複数のテスト項目を参照するように構成されている。さらに、テスト項目情報DB913aのそれぞれのテスト項目には、どの部分を固定部または変動部として定義したかを示す情報も保存されており、それぞれの変動部は、テスト項目変動部変更情報DB914中のそれぞれの位置を指している。
図16は、図15に示したテスト項目情報DB913の内部構成を示すデータ構成図である。
図16に示すように、図15に示したテスト項目情報DB913は複数のテスト項目915から構成されている。そして、各テスト項目915は、それぞれ項目キー情報を持つとともに、テスト項目の本体が固定部と変動部とに分割されている。
図17は、図15に示したテスト項目変動部変更情報DB914の内部構成を示すデータ構成図である。
図17に示すように、図15に示したテスト項目変動部変更情報DB914は、テスト項目915のそれぞれにおける変動部変更情報916から構成されている。各変動部変更情報916は、それぞれ変更キー情報を有している。
図18は、図15に示した記憶装置912に記憶されたテストシナリオ912aの構成を示す図である。
図18に示すように、図15に示した記憶装置912に記憶されたテストシナリオ912aは、その手順ごとに、テスト項目を指す項目キー情報と、そのテスト項目に対応するテスト項目変更キーとから構成されている。このように構成されたテストシナリオ912aに従ってテストを行う際、テスト自動実行ツール911は、テスト項目情報DB913及びテスト項目変動部変更情報DB914を参照することになる。具体的には、テスト自動実行ツール911は、テストシナリオ912aの項目キーに対応するテスト項目をテスト項目情報DB913から検索し、また、テストシナリオ912aの変更キーに対応する変更情報をテスト項目変動部変更情報DB914から検索する。そして、テスト自動実行ツール911は、検索したテスト項目及び変更情報に従ってテストを実施することになる。
これにより、Webアプリケーションのテスト内容の変更に伴うテストシナリオの変更を柔軟に行うことが可能となる。
特開平7−93185号公報 特開2007−334837号公報
上述したように、特許文献1に記載された自動試験システムは、試験データの代わりに変数を試験シナリオに記述するとともに、試験環境に応じて変数に試験データを対応づけておき、試験シナリオを用いて試験を行う際に変数によって試験データを参照している。そのため、試験シナリオ中の試験データを試験環境に応じて適宜変更できるものの、試験環境に応じて全ての試験データを設定しておく必要があり、試験シナリオの作成作業に膨大な時間と労力がかかってしまうという問題点がある。また、特許文献1に記載された自動試験システムは、上述したように、試験環境に応じて1つの試験データを変数に対応づけている。そのため、試験環境が同一の場合に異なる試験データを任意に設定することができないという問題点がある。また、特許文献1に記載された自動試験システムは、上述したように、設定されていない試験シナリオや試験環境が指定された場合、実行不可能のメッセージを出力する。そのため、設定されていない試験シナリオや試験環境に応じた試験を行うことができないという問題点がある。
また、特許文献2に記載されたシナリオ作成方法におけるシステムにおいては、上述したように、試験シナリオを構成するテスト項目及びテスト項目中の変動部が、それぞれキー情報を持ち、テストシナリオがこのキー情報を用いてテスト項目を参照している。そのため、特許文献1に記載されたものと同様に、キー情報に対応づけて全ての試験データを設定しておく必要があり、テストシナリオの作成作業に膨大な時間と労力がかかってしまうという問題点がある。また、特許文献1に記載されたものと同様に、設定されていない試験データを用いた試験を行うことができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する自動試験シナリオ作成装置、自動試験シナリオ作成方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の自動試験シナリオ作成装置は、
試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段と、
前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段と、
指定された試験シーケンスに基づいて、前記試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手段と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力し、また、前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、該設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力するシナリオ/設定ファイル作成手段とを有する。
また、本発明の自動試験シナリオ作成方法は、
指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成処理と、
前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力処理と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成処理にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、前記設定リストファイル作成処理にて作成された設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力処理とを有する。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに、
指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手順と、
前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力手順と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成処理にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、前記設定リストファイル作成処理にて作成された設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力手順とを実行させる。
本発明によれば、試験シナリオの作成作業にかかる時間と労力を低減させることができるとともに、登録されていない試験データを用いた試験シナリオについても、簡便に作成することができる。
本発明の自動試験シナリオ作成装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明の自動試験シナリオ作成装置の実施の一形態を示す図である。 図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って試験が実施される試験環境の一例を示す図である。 図3に示した試験環境における試験シナリオを図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成する際の動作及び処理を示すフローチャートである。 図3に示した試験環境における試験を実施するための試験シーケンスを示す図である。 シナリオ/設定データ記憶部に登録されたシナリオ/設定ファイルの一例を示す図である。 設定リスト記憶部に登録された設定リストを示す図である。 図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って試験が実施される試験環境の他の例を示す図である。 図8に示した試験環境における試験を実施するための自動試験シーケンスを示す図である。 図8に示したような無線通信装置自動試験システムにおいて設定リスト記憶部に登録された設定リストを示す図である。 図8に示した試験環境の試験を実施するためにシナリオ/設定データ記憶部に登録されたシナリオ/設定ファイルを示す図である。 本発明の自動試験シナリオ作成装置の他の実施の形態を示す図である。 特許文献1に記載された自動試験システムの構成を示す図である。 図13に示した自動試験システムにおける試験シナリオ作成に係わる動作例を示すフローチャートである。 特許文献2に記載されたテストシナリオ作成方法におけるシステムの構成を示す図である。 図15に示したテスト項目情報DBの内部構成を示すデータ構成図である。 図15に示したテスト項目変動部変更情報DBの内部構成を示すデータ構成図である。 図15に示した記憶装置に記憶されたテストシナリオの構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の自動試験シナリオ作成装置の基本構成を示すブロック図である。
本発明の自動試験シナリオ作成装置は図1に示すように、シナリオ/設定データ記憶部40と、設定リスト記憶部50と、シナリオファイル作成部20と、シナリオ/設定ファイル作成部30とを有している。
シナリオ/設定データ記憶部40は、本願発明の第1の記憶手段となるものである。シナリオ/設定データ記憶部40は、シナリオ/設定データ記憶部40は、試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録されている。
設定リスト記憶部50は、本願発明の第2の記憶手段となるものである。設定リスト記憶部50は、試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び試験パラメータを設定するための条件が、試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録されている。
シナリオファイル作成部20は、本願発明のシナリオファイル作成手段となるものである。シナリオファイル作成部20は、指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成する。
シナリオ/設定ファイル作成部30は、本願発明のシナリオ/設定ファイル作成手段となるものである。シナリオ/設定ファイル作成部30は、試験の対象及び種別の順番が、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部40に登録されているかどうかを確認する。そして、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部40に登録されている場合は、シナリオ/設定ファイル作成部30は、そのシナリオ/設定ファイルを抽出して出力する。また、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部40に登録されていない場合は、シナリオ/設定ファイル作成部30は、設定リスト記憶部50に登録された設定リストのうち、設定リスト記憶部50に登録された設定リストにて設定された条件が、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルにて並べられた試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成する。そして、シナリオ/設定ファイル作成部30は、作成した設定リストファイルとともに、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する。
図2は、本発明の自動試験シナリオ作成装置の実施の一形態を示す図である。
本形態における自動試験シナリオ作成装置は図2に示すように、表示制御手段となる入力端末/GUI(Graphical User Interface)表示装置110と、情報処理装置170と、記憶装置180とを有している。
情報処理装置170は、GUIインターフェース160と、シナリオファイル作成部120と、シナリオ/設定ファイル作成部130とから構成されている。
記憶装置180は、シナリオ/設定データ記憶部140と、設定リスト記憶部150とから構成されている。シナリオ/設定データ記憶部140は、図1に示したシナリオ/設定データ記憶部40に相当するものである。また、設定リスト記憶部150は、図1に示した設定リスト記憶部50に相当するものである。
シナリオファイル作成部120は、図1に示したシナリオファイル作成部20に相当するものである。シナリオファイル作成部120は、シナリオ/設定ファイル作成部130との間でシナリオファイル信号120aを送受信する。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、図1に示したシナリオ/設定ファイル作成部30に相当するものである。シナリオ/設定ファイル作成部130は、シナリオ/設定データ記憶部140との間でシナリオ/設定データ信号170aを送受信する。また、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150との間で設定リスト信号170bを送受信する。
GUIインターフェース160は、入力端末/GUI表示装置110との間で入出力信号110aを送受信する。GUIインターフェース160は、シナリオファイル作成部120との間で自動試験シーケンス信号160aを送受信する。また、GUIインターフェース160は、シナリオ/設定ファイル作成部130との間でシナリオ/設定ファイル信号130aを送受信する。
入力端末/GUI表示装置110は、試験者が操作する入出力端末である。入力端末/GUI表示装置110は、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されている場合に、シナリオ/設定ファイル作成部120から出力されたシナリオ/設定ファイルを、試験パラメータを変更可能に表示出力する。また、入力端末/GUI表示装置110は、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されていない場合に、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを、試験パラメータを入力可能に設定リストファイルとともに表示出力する。
以下に、上記のように構成された自動試験シナリオ作成装置における自動試験シナリオ作成方法について、具体的な試験環境を例に挙げて説明する。
図3は、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って試験が実施される試験環境の一例を示す図である。
本例における試験環境には図3に示すように、被試験装置102と、測定器101−1〜101−Lと、自動試験装置103とが設けられている。
被試験装置102は、自動試験で動作確認を行う試験対象となる装置である。
測定器101−1〜101−Lは、被試験装置102の試験を実施するための測定器である。
自動試験装置103は、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って測定器101−1〜101−Lの自動制御を行う装置である。
図4は、図3に示した試験環境における試験シナリオを図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成する際の動作及び処理を示すフローチャートである。
試験者が、図3に示した試験環境における試験を実施するための自動試験シーケンス図を入力端末/GUI表示装置110に入力すると(ステップ201)、入力端末/GUI表示装置110は、入力された自動試験シーケンス図による試験シーケンスを、入出力信号110aを通してGUIインターフェース160へ送信する。
図5は、図3に示した試験環境における試験を実施するための試験シーケンスを示すである。
図5に示すように、入力端末/GUI表示装置110に入力された自動試験シーケンス図による試験シーケンスは、自動試験が開始されると、自動試験装置103が、シナリオ/設定ファイル内容に基づき、まず、測定器101−1〜101−Lの初期設定を行い、次に、測定器101−1〜101−Lの制御(1)〜制御(L)を行うためのものである。
ここで、入力端末/GUI表示装置110を使用した自動試験シーケンス図の入力方法については、GUIインターフェースを使用し、例えば、使用する可能性のある全ての制御を予め表示しておき、ドラッグ&ドロップでシーケンス図を作成する(制御対象は、プルダウンリスト等で選択する)方法が考えられる。
GUIインターフェース160は、試験シーケンスを入力端末/GUI表示装置110から受信した後、試験シーケンスデータを、自動試験シーケンス信号160aを通してシナリオファイル作成部120へ送信する。
シナリオファイル作成部120は、試験シーケンスデータをGUIインターフェース160から受信した後、試験シーケンスデータで実行する制御について、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成する(ステップ202)。
そして、シナリオファイル作成部120は、作成したシナリオファイルを、シナリオファイル信号120aを通してシナリオ/設定ファイル作成部130へ送信する。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、シナリオファイルをシナリオファイル作成部120から受信した後、受信したシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されているかどうかを、シナリオデータ信号170aを通して確認する(ステップ203)。
図6は、シナリオ/設定データ記憶部140に登録されたシナリオ/設定ファイルの一例を示す図である。なお、図6に示すシナリオ/設定ファイルは、図3に示した試験環境の試験を実施するためのものである。
図6に示すように、シナリオ/設定データ記憶部140には、図3に示した試験環境における、試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、制御名が付与されて試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録されている。そのため、シナリオ/設定ファイル作成部130は、試験の対象及び種別の順番が、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されているかどうかを確認することになる。
このように構成されたシナリオ/設定ファイルは、自動試験に必要なシナリオと設定を、自動試験装置用のフォーマットで記載したファイルである。シナリオ/設定データ記憶部140には、過去に使用したシナリオ/設定ファイルや、試験者が登録したシナリオ/設定ファイルが登録されている。
そして、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されている場合は、シナリオ/設定ファイル作成部130は、該当するシナリオ/設定ファイルをシナリオ/設定データ記憶部140から抽出し、シナリオ/設定データ信号170aを通して受信する(ステップ204)。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、シナリオ/設定データ記憶部140から受信したシナリオ/設定ファイルを、シナリオ/設定ファイル信号130aを通してGUIインターフェース160へ送信出力する。
GUIインターフェース160は、シナリオ/設定ファイル作成部130から送信されてきたシナリオ/設定ファイルを、入出力信号110aを通して入力端末/GUI表示装置110へ送信する。
入力端末/GUI表示装置110は、GUIインターフェース160から送信されてきたシナリオ/設定ファイルを表示出力する。この際、入力端末/GUI表示装置110は、シナリオ/設定ファイルに含まれる項目のうち、試験パラメータを変更可能に表示する。
試験者は、入力端末/GUI表示装置110に表示されたシナリオ/設定ファイルを確認し、必要に応じて試験パラメータを変更する(ステップ205)。
そして、入力端末/GUI表示装置110は、試験パラメータが変更されたシナリオ/設定ファイルを出力する(ステップ206)。また、入力端末/GUI表示装置110は、試験パラメータが変更されたシナリオ/設定ファイルを、入出力信号110a及びシナリオ/設定ファイル信号130aを通してシナリオ/設定ファイル作成部130に送信する。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、入力端末/GUI表示装置110から受信したシナリオ/設定ファイルを、シナリオデータ信号170aを通してシナリオ/設定データ記憶部140に登録する。
一方、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されていない場合は、シナリオ/設定ファイル作成部130は、シナリオファイルに含まれると想定されて予め登録された各制御の設定リストを設定リスト記憶部150から設定リスト信号170bを通して受信する。
そして、シナリオ/設定ファイル作成部130は、受信した設定リストを用いて、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルに応じた設定リストファイルを作成する(ステップ207)。
図7は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストを示す図である。
図7に示すように、設定リスト記憶部150には、自動試験で実行する可能性のある全ての制御(初期設定、測定器1制御等)のリストが登録されている。このリストには、各制御に必要な試験パラメータのそれぞれについて、試験パラメータを設定するための条件(全測定器共通、試験毎に設定変更が必要等)が、試験の対象(測定器(1)〜測定器(L))及び種別(初期設定、測定器の制御等)に応じた試験パラメータ毎に設定されている。
そのため、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、設定リストにて設定された条件が、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルにて並べられた試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成する。例えば、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、設定リストにて設定された条件が、図7に示すような全測定器共通であるものにおいては全て抽出する。また、例えば、設定リスト記憶部150に登録された設定リストにて設定された条件が試験の対象を示している場合は、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルに含まれる試験の対象に対応する設定リストを抽出する。また、例えば、設定リスト記憶部150に登録された設定リストにて設定された条件が試験の種別を示している場合は、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルに含まれる試験の種別に対応する設定リストを抽出する。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、このようにして作成した設定リストファイルと、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルについて試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルとを、シナリオ/設定ファイル信号130aを通してGUIインターフェース160へ送信出力する。
GUIインターフェース160は、シナリオ/設定ファイル信号130aを通してシナリオ/設定ファイル作成部130から受信した、設定リストファイルとシナリオ/設定ファイルとを、入出力信号110aを通して入力端末/GUI表示装置110へ送信する。
入力端末/GUI表示装置110は、GUIインターフェース160から送信されてきた、設定リストファイルとシナリオ/設定ファイルとを表示出力する。
試験者は、入力端末/GUI表示装置110に表示された設定リストファイルを参照しながら、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルに試験パラメータを入力する(ステップ208)。
そして、入力端末/GUI表示装置110は、試験パラメータが入力されたシナリオ/設定ファイルを出力する(ステップ206)。また、入力端末/GUI表示装置110は、試験パラメータが入力されて新規に作成されたシナリオ/設定ファイルを、入出力信号110a及びシナリオ/設定ファイル信号130aを通してシナリオ/設定ファイル作成部130に送信する。
シナリオ/設定ファイル作成部130は、入力端末/GUI表示装置110から受信したシナリオ/設定ファイルを、シナリオデータ信号170aを通してシナリオ/設定データ記憶部140に登録する。
このように、試験シーケンス図に基づいて作成されたシナリオファイルと同一のシナリオからなるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されている場合、このシナリオ/設定ファイルをシナリオ/設定ファイル作成部130がシナリオ/設定データ記憶部140から抽出して出力する。そして、そのシナリオ/設定ファイルを用いて試験シナリオを作成することになる。それにより、試験シナリオの作成作業にかかる時間と労力を低減させることができる。また、試験環境が同一の場合であっても、異なる試験パラメータを任意に設定することができる。
さらに、具体的には、シナリオ/設定ファイル作成部130から出力されたシナリオ/設定ファイルを、入力端末/GUI表示装置110が試験パラメータを変更可能に表示出力することで、シナリオ/設定データ記憶部140に登録されているシナリオ/設定ファイルのうち変更が必要な箇所だけ試験パラメータを変更して試験シナリオを作成することができる。
また、試験シーケンス図に基づいて作成されたシナリオファイルと同一のシナリオからなるシナリオ/設定ファイルがシナリオ/設定データ記憶部140に登録されていない場合は、シナリオ/設定ファイル作成部130が、その条件がシナリオファイルに応じた設定リストを設定リスト記憶部150から抽出して設定リストファイルを作成する。その後、シナリオ/設定ファイル作成部130が、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを、作成した設定リストファイルとともに出力する。そして、設定リストファイルを参照してシナリオ/設定ファイルに試験パラメータを入力することで、試験シナリオを作成することになる。このようにして、試験シーケンス図に基づいて作成されたシナリオファイルと同一のシナリオからなるシナリオ/設定ファイルが記憶装置180に登録されていない場合、すなわち、過去に実施したことがなく記憶装置180に登録されていない試験パラメータを用いた試験シナリオを作成する場合、試験パラメータを設定するための条件が設定されてなる設定リストファイルを参照して試験パラメータを入力することができる。そのため、登録されていない試験データを用いた試験シナリオについても、簡便に作成することができるとともに、試験パラメータを誤って設定してしまうことを回避できる。また、試験環境が同一の場合であっても、異なる試験パラメータを任意に設定することができる。
試験パラメータの入力方法として、上述したように、シナリオ/設定ファイル作成部130から出力された設定リストファイルとシナリオ/設定ファイルを、入力端末/GUI表示装置110が試験パラメータを入力可能に表示出力する方法を用いることで、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルに試験パラメータを容易に入力することができる。
また、上記のように、ステップ205にて試験パラメータを変更したシナリオ/設定ファイルや、ステップ208にて試験パラメータを入力したシナリオ/設定ファイルをシナリオ/設定データ記憶部140に記憶することによっても、その後、試験シナリオを用いて試験を実行する際に、シナリオ/設定データ記憶部140に記憶されたシナリオ/設定ファイルを参照することで、シナリオ/設定ファイルを作成する手間を減らすことができる。
また、試験者が自動シーケンス図を入力する入力端末/GUI表示装置110にシナリオ/設定ファイルが表示されるので、試験者の作業が軽減される。
図8は、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って試験が実施される試験環境の他の例を示す図である。
本例における試験環境には図8に示すように、図3に示したものに対して、基本的構成は同様であるが、試験対象を無線通信装置とし、自動試験装置を複数使用した無線通信装置自動試験システムである点が異なるものである。
本例における無線通信装置自動試験システムは図8に示すように、コアネットワーク208と、基地局206と、移動端末207と、自動試験装置201〜203とから構成されている。なお、基地局206は、制御部204と、無線部205とから構成されている。
コアネットワーク208は、基地局206と接続するコアネットワークである。コアネットワーク208は、基地局206内の制御部204との間にてバックホール信号208aを送受信する。
基地局206においては、制御部204と無線部205とが、装置内信号204aとしてデータ信号を送受信する。
移動端末207は、基地局206内の無線部205との間にて基地局RF信号205aとして無線データ信号を送受信する。
自動試験装置201は、基地局206内の制御部204を、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って自動制御信号204bを通して自動制御するものである。
自動試験装置202は、基地局206内の無線部205を、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って自動制御信号205bを通して自動制御するものである。
自動試験装置203は、移動端末207を、図2に示した自動試験シナリオ作成装置にて作成された自動試験シナリオに従って自動制御信号207aを通して自動制御するものである。
自動試験装置201は、自動試験装置202との間にて自動試験装置間信号201aを通して、自動試験の進捗情報を送受信する。
自動試験装置202は、自動試験装置203との間にて自動試験装置間信号202aを通して、自動試験の進捗情報を送受信する。
上記のように構成された試験対象においても、自動試験シナリオを作成する場合は、まず、自動試験シーケンス図が入力される。
図9は、図8に示した試験環境における試験を実施するための試験シーケンスを示す図である。
図9に示すように、図8に示した試験対象に対する試験シーケンスにおいても、複数の試験項目が順番に記載された試験シーケンスが入力される。この際、入力端末/GUI表示装置110への入力操作において、試験シーケンスの一部が繰り返し設定される。
図9に示す試験シーケンスに基づいて、図2に示した自動試験シナリオ作成装置を使用してシナリオ/設定ファイルを作成する場合には、シナリオファイル作成部120がシナリオファイルを作成する過程で、例えば、信号導通開始〜信号導通停止までの繰り返し箇所(3回)を、信号導通開始(1回目)〜信号導通停止(1回目)、信号導通開始(2回目)〜信号導通停止(2回目)、信号導通開始(3回目)〜信号導通停止(3回目)のように繰り返し回数分記載する。また、シナリオ/設定ファイル作成部130が設定リストファイルを作成する過程においても同様に、信号導通開始〜信号導通停止までの繰り返し箇所(3回)を、信号導通開始(1回目)〜信号導通停止(1回目)、信号導通開始(2回目)〜信号導通停止(2回目)、信号導通開始(3回目)〜信号導通停止(3回目)のように繰り返し回数分記載する。それにより、繰り返し箇所を反映したシナリオ/設定ファイルを作成することができる。
以下に、図8に示した試験環境についての設定リストファイルの作成方法について詳細に説明する。
図10は、図8に示したような無線通信装置自動試験システムにおいて設定リスト記憶部150に登録された設定リストを示す図である。図11は、図8に示した試験環境の試験を実施するためにシナリオ/設定データ記憶部140に登録されたシナリオ/設定ファイルを示す図である。
図10に示すように、図8に示したような無線通信装置自動試験システムにおいては、設定リスト記憶部150には、自動試験で実行する可能性のある全ての制御(装置設定、自動試験装置設定、信号導通開始等)のリストが登録されている。このリストには、各制御に必要な試験パラメータのカテゴリー(周波数、帯域幅、基地局送信電力、移動端末送信電力等)を示す項目のそれぞれについて、試験パラメータを設定するための条件(全測定器共通、無線部用設定、移動端末用設定)が、試験の対象(制御部204、無線部205、移動端末207、自動試験装置201〜203)及び種別(装置設定、自動試験装置設定、信号導通開始等)に応じた試験パラメータ毎に設定されている。
そのため、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、設定リストにて設定された条件が、シナリオファイル作成部120にて作成されたシナリオファイルにて並べられた試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成する。例えば、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リスト記憶部150に登録された設定リストのうち、設定リストにて設定された条件が、図10に示すような全測定器共通であるものにおいては全て抽出する。また、例えば、シナリオ/設定ファイル作成部130は、シナリオファイル作成部20にて作成されたシナリオファイルに含まれる試験の対象や種別が条件に含まれているものを抽出する。図10及び図11に示すものにおいては、例えば、図11に示すように、シナリオファイルには無線部205がその試験の対象として含まれているため、シナリオ/設定ファイル作成部130は、設定リストの中から、その条件として無線部が設定されているものを抽出する。
このようにして作成された設定リストファイルが、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルとともに入力端末/GUI表示装置110にて表示される。それにより、試験者は、試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルに対して、表示された設定リストファイルに示される項目(例えば、周波数)について、任意の試験パラメータ(例えば、800MHz)を入力することができる。
この際、シナリオ/設定ファイルに同一種別の試験項目が複数存在する場合、1つの試験項目に対して試験パラメータが入力されると、入力端末/GUI表示装置110が、同一種別の他の試験項目に対して同一の試験パラメータを設定するようにしてもよい。例えば、図11に示すシナリオ/設定ファイルにおいては、「装置設定」という種別について、制御名が「制御部204設定」、「無線部205設定」、「移動端末207設定」という3つの試験項目が存在する。そこで、制御名が「制御部204設定」の試験パラメータ1に対して、「800MHz」が入力された場合、入力端末/GUI表示装置110が、制御名が「無線部205設定」と「移動端末207設定」との試験パラメータ1に対しても、「800MHz」を自動的に設定することが考えられる。
このような構成とすることにより、試験に複数の自動試験装置を用いるような複雑な試験系においても、同一種別の試験項目に対して試験パラメータの設定を一括で行うことができる。それにより、自動試験に必要なシナリオ/設定ファイルを、容易に作成することができる。
このようにして作成されたシナリオ/設定ファイルにおいては、図11に示すように、自動試験で実行する制御名がシナリオの実行順に記載されており、各制御に必要な情報(制御対象、制御種別、制御に必要な試験パラメータ)が記載されたものとなる。
(変形例)
図12は、本発明の自動試験シナリオ作成装置の他の実施の形態を示す図である。
本形態における自動試験シナリオ作成装置は図12に示すように、図2に示したものに対して、入力端末/GUI表示装置110の代わりにGUI表示装置310を有するとともに、情報処理装置370が、通信手段となる通信部390を有する点で異なるものである。
上記のように構成された自動試験シナリオ作成装置300は、試験シーケンスが、図2に示したもののようにGUIによって入力されるのではなく、通信部390を介して他の装置から受信、入力されることになる。
これにより、他の装置にて設定した試験シーケンスを利用することができる。
また、試験シーケンスを、記録媒体を用いて入力してもよいし、CUI(Character User Interface)によって入力してもよい。さらに、試験パラメータの入力についても同様に行うことが考えられる。
また、上述した自動試験シナリオ作成装置100,300において、シナリオファイル作成部120,320にてシナリオファイルのフォーマットを予め設定しておき、このフォーマットに従ってシナリオファイルを作成する構成とすることも考えられる。例えば、試験シーケンスにて所定の条件が満たされた試験項目を繰り返し行うように設定したり、所定の試験項目について条件分岐を行うように設定したりすることが考えられる。
また、他の装置にて作成されたシナリオ/設定ファイルを、通信手段や記録媒体を介して受信して表示することで、他の装置にて作成されたシナリオ/設定ファイルについて設定漏れ等の確認を行うことも考えられる。
また、試験シーケンス図の入力時に、シーケンス入力毎に、そのシーケンスで設定が必要な項目の試験パラメータを入力することも考えられる。この場合、上述した実施の形態とは異なり、シナリオ/設定ファイル作成部130,330が、シナリオ/設定データ記憶部140,340に同一の試験シナリオが登録されているかどうかの確認は行わない。ただし、シナリオ/設定ファイル作成部130,330が、入力された試験パラメータを、設定リスト記憶部150,350に登録された設定リストの条件に応じて設定することで、不要な試験パラメータの入力を省略することができるようになる。
なお、本発明の構成要素は、上述したブロック図に示されるような機能として分離されるものに限らず、適宜、機能毎に分離した構成としてもよい。
また、本発明においては、自動試験シナリオ作成装置内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを自動試験シナリオ作成装置となるコンピュータにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを自動試験シナリオ作成装置に読み込ませ、実行するものであっても良い。自動試験シナリオ作成装置にて読取可能な記録媒体とは、IC(Integrated Circuit)カードやメモリカード、あるいは、フロッピーディスク(登録商標)、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)等の移設可能な記録媒体の他、自動試験シナリオ作成装置に内蔵されたHDD(Hard disk drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、例えば、制御ブロックにて読み込まれ、制御ブロックの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には、限られない。
(付記1)
試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段と、
前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段と、
指定された試験シーケンスに基づいて、前記試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手段と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力し、また、前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、該設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力するシナリオ/設定ファイル作成手段とを有する自動試験シナリオ作成装置。
(付記2)
付記1に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されている場合に、前記シナリオ/設定ファイル作成手段から出力されたシナリオ/設定ファイルを、前記試験パラメータを変更可能に表示出力し、また、前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを、前記試験パラメータを入力可能に前記設定リストファイルとともに表示出力する表示制御手段を有する自動試験シナリオ作成装置。
(付記3)
付記2に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
前記表示制御手段は、前記シナリオ/設定ファイルに同一種別の試験項目が複数存在する場合、1つの試験項目に対して前記試験パラメータが入力されると、同一種別の他の試験項目に対して同一の試験パラメータを設定する自動試験シナリオ作成装置。
(付記4)
付記2または付記3に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
前記表示制御手段は、前記試験シーケンスを入力可能に構成され、
前記シナリオファイル作成手段は、前記表示制御手段に入力された試験シーケンスに基づいて前記シナリオファイルを作成する自動試験シナリオ作成装置。
(付記5)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
前記試験シーケンスを受信する通信手段を有し、
前記シナリオファイル作成手段は、前記通信手段にて受信された試験シーケンスに基づいて前記シナリオファイルを作成する自動試験シナリオ作成装置。
(付記6)
付記1乃至5のいずれか1項に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
前記シナリオ/設定ファイル作成手段は、前記試験パラメータが変更または入力されたシナリオ/設定ファイルを前記第1の記憶手段に登録する自動試験シナリオ作成装置。
(付記7)
指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成処理と、
前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力処理と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成処理にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、前記設定リストファイル作成処理にて作成された設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力処理とを有する自動試験シナリオ作成方法。
(付記8)
コンピュータに、
指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手順と、
前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力手順と、
前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成処理にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、前記設定リストファイル作成処理にて作成された設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力手順とを実行させるためのプログラム。
20,120,320 シナリオファイル作成部
30,130,330 シナリオ/設定ファイル作成部
40,140、340 シナリオ/設定データ記憶部
50,150,350 設定リスト記憶部
100,300 自動試験シナリオ作成装置
101−1〜101−L 測定器
102 被試験装置
103,201〜203 自動試験装置
110 入力端末/GUI表示装置
160,360 GUIインターフェース
170,370 情報処理装置
180,380 記憶装置
204 制御部
205 無線部
206 基地局
207 移動端末
208 コアネットワーク
310 GUI表示装置
390 通信部

Claims (8)

  1. 試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段と、
    前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段と、
    指定された試験シーケンスに基づいて、前記試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手段と、
    前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力し、また、前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、該設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力するシナリオ/設定ファイル作成手段とを有する自動試験シナリオ作成装置。
  2. 請求項1に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
    前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されている場合に、前記シナリオ/設定ファイル作成手段から出力されたシナリオ/設定ファイルを、前記試験パラメータを変更可能に表示出力し、また、前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを、前記試験パラメータを入力可能に前記設定リストファイルとともに表示出力する表示制御手段を有する自動試験シナリオ作成装置。
  3. 請求項2に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
    前記表示制御手段は、前記シナリオ/設定ファイルに同一種別の試験項目が複数存在する場合、1つの試験項目に対して前記試験パラメータが入力されると、同一種別の他の試験項目に対して同一の試験パラメータを設定する自動試験シナリオ作成装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
    前記表示制御手段は、前記試験シーケンスを入力可能に構成され、
    前記シナリオファイル作成手段は、前記表示制御手段に入力された試験シーケンスに基づいて前記シナリオファイルを作成する自動試験シナリオ作成装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
    前記試験シーケンスを受信する通信手段を有し、
    前記シナリオファイル作成手段は、前記通信手段にて受信された試験シーケンスに基づいて前記シナリオファイルを作成する自動試験シナリオ作成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自動試験シナリオ作成装置において、
    前記シナリオ/設定ファイル作成手段は、前記試験パラメータが変更または入力されたシナリオ/設定ファイルを前記第1の記憶手段に登録する自動試験シナリオ作成装置。
  7. 指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成処理と、
    前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力処理と、
    前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成処理にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力処理とを有する自動試験シナリオ作成方法。
  8. コンピュータに、
    指定された試験シーケンスに基づいて、試験の対象及び種別が試験を実施する順番に並べられてなるシナリオファイルを作成するシナリオファイル作成手順と、
    前記試験の対象及び種別、並びに当該試験を実施する際に設定される試験パラメータからなる試験項目が、試験を実施する順番に並べられてなるシナリオ/設定ファイルが登録された第1の記憶手段に、前記試験の対象及び種別の順番が前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが登録されている場合に、当該シナリオ/設定ファイルを抽出して出力する第1のシナリオ/設定ファイル出力手順と、
    前記試験の対象及び種別の順番が、前記シナリオファイルと同一となるシナリオ/設定ファイルが前記第1の記憶手段に登録されていない場合に、前記試験パラメータまたはそのカテゴリーを示す項目、及び前記試験パラメータを設定するための条件が、前記試験の対象及び種別に応じた試験パラメータ毎に設定されてなる設定リストが登録された第2の記憶手段を参照し、前記設定リストのうち、前記条件が、前記シナリオファイル作成手順にて作成されたシナリオファイルにて並べられた前記試験の対象及び種別に対応するものを抽出して設定リストファイルを作成し、設定リストファイルとともに、前記試験パラメータが設定されていないシナリオ/設定ファイルを出力する第2のシナリオ/設定ファイル出力手順とを実行させるためのプログラム。
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