JP4796820B2 - 静電マット用固定金具 - Google Patents

静電マット用固定金具 Download PDF

Info

Publication number
JP4796820B2
JP4796820B2 JP2005329537A JP2005329537A JP4796820B2 JP 4796820 B2 JP4796820 B2 JP 4796820B2 JP 2005329537 A JP2005329537 A JP 2005329537A JP 2005329537 A JP2005329537 A JP 2005329537A JP 4796820 B2 JP4796820 B2 JP 4796820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flea
mat
pressing rod
electrostatic
retaining member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005329537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007137095A (ja
Inventor
耕平 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOUEI CO Ltd
Daiwa Corp
Yachiyo Co Ltd
Original Assignee
SHOUEI CO Ltd
Daiwa Corp
Yachiyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOUEI CO Ltd, Daiwa Corp, Yachiyo Co Ltd filed Critical SHOUEI CO Ltd
Priority to JP2005329537A priority Critical patent/JP4796820B2/ja
Publication of JP2007137095A publication Critical patent/JP2007137095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4796820B2 publication Critical patent/JP4796820B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

本発明は、例えば自動車や列車などの車両床面に敷設されるカーペットやマットなどに適用される静電マット用固定金具に関し、詳細には該静電マットを車両床面に固定すると共に該静電マットに帯電した静電気を確実に車両側にアースすることができる静電マット用固定金具に関する。
従来、例えば自動車床面にはアスファルトなどの遮音層や制振層が設けられ、その上にフェルト層や不織布層を有して床カーペットが敷かれている。
一方、この床カーペット上には、該床カーペット上にゴミや土が付着しないように床マットが載置される。この床マットは、乗り降りの際や運転操作時に加わる力によって前方又は左右にズレることがある。
特に運転席の床カーペット上に置かれた床マットのズレは、ブレーキペダルの踏み込み操作の傷害となり、交通事故の発生原因ともなる。このため、該床マットのズレを防止すべく、様々な固定部材が提案されている。
例えば図9に示す固定部材は、マット支持体内に固定可能な下側部材とこの下側部材と取り外し可能に結合することができる上側部材とを備えており、上側部材が締め付け装置を介してマットと結合された形式のものにおいて、上側部材1及び下側部材4がそれぞれ1つの円板形のフランジ6、7をこれら両フランジ6、7が互いに対面する連結面8、9に多数の同一形状の、互いに掛かり合うことによって協働する連結部材10を備えていることを特徴とするものである(特許文献1参照)。
一方、床マットには静電気の除去を目的とするもの(以下、静電マットという)が提案されている。人体に静電気が帯電していて、そのまま車体等に触れると、人体に帯電していた静電気が一気に車体側に接地し、人体に大きな電撃ショックが加わる。接地時に加わる電撃ショックは、人体に不快感を与えるのみならず、心臓麻痺などの大きなダメージを与えることもある。
このような不具合の発生を除去するため、人体に帯電した静電気を接触により瞬時に受け取り、空中放電するようにした静電マットが種々提案されている。例えば、図10及び図11に示す除電マット11は、該マット表面のパイルとオーバーロック部とに導電性繊維を含ませて、パイルとオーバーロック部とを電気的に接続させ、除電マット11表面を1つの導電体としたものである(特許文献2参照)。
この除電マット11の場合、人体に帯電した静電気を受け取った除電マット11の静電気は、除電マット11の周縁部に固定される導電テープ12を通じて車体13側にアースされるようになっている。
特開平5−278511号公報 特開平5−226094号公報
ところが、除電マット11の周縁部に固定される導電テープ12を通じて静電気を車体13側にアースするようにした場合、乗り降りの際などに該導電テープ12を足に引っ掛けてしまうことがある。また、導電テープ12の取り付け場所は、車体内に露出した金属部分に制限されていた。
本発明は、取り付けが簡単であり、しかも確実に静電気をアースすることができ、加えて該マットの床面への固定も行うことができる静電マット用固定金具を提供することを目的とするものである。
上記を目的を達成するため、本発明は、静電マット用固定金具であって、
静電マットに設けた貫通孔に嵌め込んだ状態で床材を打ち抜くノミ状部材と、前記ノミ状部材によって前記床材を打ち抜いたとき、前記静電マット上面に当接する前記ノミ状部材上面に取付けた把持プレートとを備えており、
前記ノミ状部材及び把持プレートには高さ方向に連通する縦穴が設けられており、この縦穴内には該縦穴内に設けたバネによって把持プレート上端の開口から上端が突出するように付勢された押圧棒が内挿され、前記バネのバネ力に抗して前記押圧棒上端を押圧することで、前記押圧棒下端に取付けた抜け止め部材が前記ノミ状部材下端の開口から飛び出るようになっており、
前記ノミ状部材、押圧棒及び抜け止め部材は導電材料からなり、前記押圧棒及び抜け止め部材は前記ノミ状部材下端の開口から飛び出た状態で回転可能に設けられていることを特徴とする静電マット用固定金具をその要旨とした。
本発明の金具は、上記構成を有することから、取り付けが簡単であり、しかも確実に静電気をアースすることができ、加えて該マットの床面への固定も行うことができるとの優れた効果を奏する。
以下、本発明の静電マット用固定金具(以下、単に金具という)を図面に示した一実施の形態に従って詳細に説明する。図1〜図4に示すように、本発明の金具21は、ノミ状部材22と把持プレート23とを備えている。ノミ状部材22は刃状をなしており、静電マット41に設けた貫通孔42に嵌め込んだ状態で床材50(カーペット51及び遮音層や制振層52)を打ち抜くことができるようになっている。
このノミ状部材22の上面には把持プレート23が取り付けられている。この把持プレート23は、ノミ状部材22によって前記床材50を打ち抜くときに把持部としての役割をなすものであり、ノミ状部材22によって前記床材50を打ち抜いたとき、前記静電マット41上面に当接し、該金具21がマット41上で安定した状態に固定できるようになっている。
前記ノミ状部材22及び把持プレート23には高さ方向に連通する縦穴24が設けられている。この縦穴24内には押圧棒26が内挿されている。この押圧棒26は、縦穴24の上部、すなわち把持プレート23部分の縦穴24aに一端を取り付けたコイルバネ25によって把持プレート23上端の開口23aから上端26aが突出するように付勢されている。
また、押圧棒26の下端には刃状に設けた抜け止め部材26bが取付けられていて、該抜け止め部材26bがその形状に対応して縦穴24内下端部に形成した収納部22b内に収納されている。そして、図4、図5及び図6に示すように、前記コイルバネ25のバネ力に抗して前記押圧棒26の上端26aを押圧することで、押圧棒26が縦穴24内を下方に移動し、その下端に取付けた抜け止め部材26bが収納部22b内から前記ノミ状部材22下端へと突出し、これに伴って、抜け止め部材26b先端が床材50(遮音層や制振層52)を打ち抜き、車体床面60に当接するようになっている。
前記ノミ状部材22、押圧棒26及び抜け止め部材26bは鉄などの導電材料からなる。特にノミ状部材22や抜け止め部材26は、床材50(カーペット51及び遮音層や制振層52)を打ち抜くことができるよう、鋼からなることが望ましい。
そして、抜け止め部材26b先端が床材50(遮音層や制振層52)を打ち抜き、車体床面60に当接したとき、静電マット41に人体からアースされた静電気が、ノミ状部材22、押圧棒26及び抜け止め部材26bを通じて車体床面60に接地されるようになる。
また、前記押圧棒26及び抜け止め部材26bは、抜け止め部材26bが前記ノミ状部材22下端から飛び出た状態で回転可能に設けられており、図5及び図6の矢印方向に把持プレート23上部の摘み27を回すことで回転させ、図7及び図8に示すように、抜け止め部材26bがノミ状部材22下端と略直交(十字状)となるように配置することができる。これにより、抜け止め部材26bが抜け止めとなって、該金具21に対して上方向へ力が働いたとしても、容易に抜け出ないようになっている。同時に静電マット41も該金具21によって容易にズレないように固定されるようになる。
尚、本発明の金具が適用される静電マットとしては、例えば特許文献2に示されているような、マット表面のパイルとオーバーロック部とに導電性繊維を含ませて、パイルとオーバーロック部とを電気的に接続させ、除電マット11表面を1つの導電体としたものなど、人体に帯電した静電気を容易に接地し得る導電体としての機能を有するものであるならば特に限定されない。
尚、本発明の金具は、上述の実施の形態の記述並びに図面に示した形態に限定されるものではなく、例えば静電マットの2カ所に金具用の貫通孔を設けて、マットの2カ所に金具を適用して、固定力(ズレ防止)の強化、接地性能のアップを図るなど、特許請求の範囲に記載された範囲で自由に変更することができる。
本発明の金具の全体を示す斜視図。 同じく図1の断面図。 同じく図1の平面図。 本発明の金具のノミ状部材によって前記床材を打ち抜いた状態を示す断面図。 押圧棒を下方に移動させて、下端に取付けた抜け止め部材をノミ状部材下端から突出させた状態を示す斜視図。 同じく図5の断面図。 押圧棒及び抜け止め部材を回転させて抜け止め部材がノミ状部材下端と略直交(十字状)となるように配置した状態を示す斜視図。 同じく図7の断面図。 従来のマット固定部材を示す拡大断面図。 除電マット用アース部材の使用状態を示す平面図。 除電マット用アース部材を車体側に取り付けようとしている状態を示す斜視図。
符号の説明
22・・・ノミ状部材
23・・・把持プレート
24・・・縦穴
25・・・コイルバネ
26・・・押圧棒
41・・・静電マット
50・・・床材
51・・・カーペット
52・・・遮音層や制振層

Claims (1)

  1. 静電マット用固定金具であって、
    静電マットに設けた貫通孔に嵌め込んだ状態で床材を打ち抜くノミ状部材と、前記ノミ状部材によって前記床材を打ち抜いたとき、前記静電マット上面に当接する前記ノミ状部材上面に取付けた把持プレートとを備えており、
    前記ノミ状部材及び把持プレートには高さ方向に連通する縦穴が設けられており、この縦穴内には該縦穴内に設けたバネによって把持プレート上端の開口から上端が突出するように付勢された押圧棒が内挿され、前記バネのバネ力に抗して前記押圧棒上端を押圧することで、前記押圧棒下端に取付けた抜け止め部材が前記ノミ状部材下端の開口から飛び出るようになっており、
    前記ノミ状部材、押圧棒及び抜け止め部材は導電材料からなり、前記押圧棒及び抜け止め部材は前記ノミ状部材下端の開口から飛び出た状態で回転可能に設けられていることを特徴とする静電マット用固定金具。
JP2005329537A 2005-11-15 2005-11-15 静電マット用固定金具 Expired - Fee Related JP4796820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005329537A JP4796820B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 静電マット用固定金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005329537A JP4796820B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 静電マット用固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007137095A JP2007137095A (ja) 2007-06-07
JP4796820B2 true JP4796820B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38200504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005329537A Expired - Fee Related JP4796820B2 (ja) 2005-11-15 2005-11-15 静電マット用固定金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4796820B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188653U (ja) * 1984-05-25 1985-12-13 永大化工株式会社 自動車用制電性マツト
JPH03106700U (ja) * 1990-02-21 1991-11-05
JPH0434981U (ja) * 1990-07-20 1992-03-24
JPH04212641A (ja) * 1990-12-06 1992-08-04 Daiwa:Kk 自動車用マットの帯電防止構造
JPH04312795A (ja) * 1991-04-12 1992-11-04 Daiwa:Kk 除電マット用アースコード金具
JPH05226094A (ja) * 1992-02-08 1993-09-03 Daiwa:Kk 除電マット用アース部材
DE4204410A1 (de) * 1992-02-14 1993-08-19 Fischer Artur Werke Gmbh Befestigungselement zur halterung von matten

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007137095A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3408163B1 (en) Underbody panel having mounting points
CN208858822U (zh) 用于车辆制动器的制动钳防噪音设备
WO2019097788A1 (ja) ワイヤーハーネスの配設構造
JP4796820B2 (ja) 静電マット用固定金具
CN211200535U (zh) 挖掘机护栏
KR101241150B1 (ko) 차량 오디오용 노브의 충격흡수 구조
JPH01254437A (ja) 自動車用床マット
KR20120134899A (ko) 자동차용 매트
JP3602196B2 (ja) 車両用シ−ト
CN108725336B (zh) 车辆垫板和其制备方法
JP2003104114A (ja) 防振用フロアマット
KR100209054B1 (ko) 자동차 보조매트 유동방지장치
JP4084995B2 (ja) リーチフォークリフトのフロアクッション
CN213262760U (zh) 扶手装置及代步车
JP5110708B2 (ja) ダイナミックダンパ
JP3022675U (ja) 清掃用具
JP2707432B2 (ja) 緩衝支持装置
JP2009113697A (ja) オーバーヘッドコンソールの仮固定用爪
JPH0220104Y2 (ja)
KR101034642B1 (ko) 차량용 보조매트 고정장치
JP3015281U (ja) 家具用耐震補助具
KR100569979B1 (ko) 자동차의 미끄럼 방지용 매트
KR20210002507U (ko) 차량용 티슈 박스 홀더 및 차량용 티슈 박스 설치장치
JPH0137940Y2 (ja)
JPH0131577Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081105

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4796820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees