JP4796670B2 - 情報提供プログラム、情報提供方法、および記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークから情報を取得して提供する情報提供プログラム、情報提供方法および記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットから得られるハイパーテキストによる情報を音声合成してユーザに提供する場合、ユーザはブラウザ画面に表示されたハイパーテキストのアンカーをマウスでクリックしたり、ユーザの発話を音声認識したりして、リンク先の変更を行っている。例えば特開平10−78952号公報に記載の技術では、インターネットから入手したハイパーテキストを音声合成してユーザに読み上げる。ユーザはリンク先への移動を指示するための入力(キー入力あるいは音声入力)を行うことにより、フォーカスがあたっているリンク・キーワードのリンク先に移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術では、ユーザが音声入力あるいはキー入力などの入力操作をしない限り、リンク先の素材(動画や音楽など)を再生したり、新たなる情報の提供を受けたりすることができないという問題があった。即ち、ユーザがブラウザ画面などを持つ装置の前に対時して何らかの操作をしなければ、新しい情報提供を受けることができない。したがって、前記装置では利用に際してユーザは常に装置の前に拘束されることとなり、前記装置では、ユーザは簡単かつ有効にインターネット常時接続で利用できる仕組みを構築できず、前記装置に対時することなくいながらにしてハイパーテキストの情報を楽しむことができないという問題があった。
【0004】
本発明は、これらの問題を解決するため、ユーザが装置を常時操作あるいは対時しなくても、自動的かつ連続的に情報(テキスト、音楽、動画など)を適切に取得して再生・提供し、ユーザはいながらにして所望の情報を取得できるシステムを実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、情報提供装置1は、ユーザに情報を提供するものであって、ここでは、ハイパーテキスト処理手段13および番組リスト21などから構成されるものである。
【0006】
ハイパーテキスト処理手段13は、番組リスト21をもとに情報を自動的に取得してユーザに提供したりなどするものである。
番組リスト21は、番組とそのアドレスなどを登録するものである。
【0007】
次に、動作を説明する。
ハイパーテキスト処理手段13が番組リスト21から取り出した番組のアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出し、抽出した要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の素材を取り出して当該素材に対応した出力を行うことを順次繰り返すようにしている。
【0008】
この際、番組リスト21に、ユーザの使用頻度の高い番組あるいは指定された番組を登録するようにしている。
また、番組リスト21中の各番組に対応づけて自動再生の可否のフラグを設けて当該フラグに従い自動再生、あるいは各番組のアドレス情報中に自動再生の可否の文字列を設けて当該文字列に従い自動再生するようにしている。
【0009】
従って、ユーザが装置を常時操作あるいは対時しなくても、自動的かつ連続的に情報(テキスト、音楽、動画など)を適切に取得して自動的に再生・提供することにより、ユーザはいながらにして所望の情報を取得することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図10を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、情報提供装置1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、ここでは、インターネット40からダウンロードしたハイパーテキスト中の情報をユーザ30に提供するものであり、マイクロホン11、音声認識処理手段12、ハイパーテキスト処理手段13、音声合成処理手段14、スピーカ15、記憶情報取得保持手段16、記憶媒体17、タイマ18、ネットワーク処理手段19、ディスプレイ20、および番組リスト21などから構成されるものである。
【0012】
マイクロホン11は、ユーザ30が発声した音声(選択指示や、次番組の指示など)を電気信号に変換するものである。
音声認識処理手段12は、マイクロホン11でユーザ30の音声を電気信号に変換した後、当該電気信号を解析して音声認識するものである。
【0013】
ハイパーテキスト処理手段13は、番組リスト21中の番組のアドレスをもとにインターネット40から該当するハイパーテキストを取得し、当該ハイパーテキストの要素を抽出して音声発声させたり、リンク先の素材をダウンロードして当該素材に応じた出力(動画再生、音声出力など)を行ったりなどするものである(図2から図10を用いて順次後述する)。
【0014】
音声合成処理手段14は、文字列を受け取ってユーザ30が認識できる音声信号に合成したりするものである。
スピーカ15は、合成された信号をもとに音声を発声するものである。
【0015】
記憶情報取得保持手段16は、記憶する必要のある情報およびプログラムなどを取得して記憶媒体17に記憶させるものである。
記憶媒体17は、各種データやプログラムを記憶する媒体である。
【0016】
タイマ18は、各種計時するものである。
ネットワーク処理手段19は、インターネット40に接続して指示されたアドレスのサーバにアクセスし、ハイパーテキストなどをダウンロードしたりするものである。
【0017】
ディスプレイ20は、番組の内容(ハイパーテキストの内容)を表示するものである。
番組リスト21は、種別毎にユーザ30自身の使用履歴をもとに使用頻度の多い番組を自動選択して登録したり、ユーザ指定した番組を登録したり、あるいは専用サイト41に気に入った番組リストがあればそれをダウンロードして登録したりなどするものである。尚、番組リスト21には、番組の他に、アドレスと必要に応じて自動再生の可否のフラグを設定し、自動再生を指示する。
【0018】
ユーザ30は、番組リスト21に従い取得した情報の提供を受けるものである。
インターネット40は、ネットワークの例であって、ここでは、番組を提供する複数のサイト(サーバ)を接続して情報提供装置1に提供するためのネットワークである。
【0019】
専用サイト41は、ユーザ30が使用するサイトであって、ここでは、種別毎の番組リストを登録したものである。ユーザ30は、専用サイト41中に適切な番組リストがあればそれを選択して番組リスト21に登録する。
【0020】
次に、図2のフローチャートの順番に従い、図1の構成で番組リストをもとに番組をユーザ(利用者)30に提供する場合の動作を詳細に説明する。
図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
【0021】
図2において、S1は、番組リストを選択する。これは、例えば後述する図3の(a)の複数の種別の番組リスト、例えば図示の
・ニュース
・音楽
・スポーツ
・その他
の中から、情報の提供を受けたい1つの番組リストを選択する。
【0022】
S2は、番組リストを取得する。これは、S1でユーザ30が視聴したいとして選択した番組リスト21を取得、例えば後述する図3の(b)に示すように取得する。
【0023】
S3は、変数I=1と初期設定する。これはS2で取得した例えば図3の(b)の番組リスト21の先頭から順に番組を取り出してその情報を取得してユーザ30に提供するために、変数I=1(図3の(b)の番組リストの先頭を指す)に初期設定する。
【0024】
S4は、Autoありか判別する。これは、S3で選択されたここでは先頭(次回以降は次などの指定された)番組のエントリの可否フラグがセット、あるいはそのアドレス中にAutoの可否を表す文字列が記述されているか判別する。YESの場合には、自動再生の指示ありと判明したので、S5に進む。NOの場合には、自動再生の指示なしと判明したので、自動再生することなく、スキップしてS7に進み、+1して次の番組についてS4を繰り返す。
【0025】
S5は、S4のYESで取り出した番組が自動再生と判明したので、番組を取得するか判別する。YESの場合には、S6に進む。NOの場合には、取得する番組がないと判明したので、終了する。
【0026】
S6は、番組のアドレスをもとにインターネット40上から該当するサーバからハイパーテキストをダウンロードし、後述する図4のS12からS18に従い、音声合成、リンク先の素材があればそれを再生などする。そして再生が終了したときに、S7に進み、+1して次の番組についてS4以降を繰り返す。
【0027】
以上によって、ユーザ30が番組リスト21を選択するのみで自動的に当該番組リスト21の先頭の番組から自動再生指示の可否を判別して可のときにそのアドレスからハイパーテキストをダウンロードして音声合成およびリンク先の素材を取り出す(あるいはダウンロードす)ことを繰り返すことにより、ユーザ30は単に番組リストを選択するのみで、何もしなくても所望の番組を自動再生することが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0028】
図3は、本発明の番組リスト例を示す。
図3の(a)は、番組リストの例を示す。ここでは、番組リストの種別として、例えば図示の下記のものがある。
【0029】
・ニュース:
・音楽:
・スポーツ:
・その他:
これらの番組リストは、既述した図1の専用サイト41からダウンロードして図示のようにブラウザ上に表示し、ユーザ30が1つを選択してもよいし、あるいは予め図1の番組リスト21に登録しておき、その一覧を図示のように表示し、その中から1つを選択してもよい。後者の場合には、各番組リストは、後述する図6から図8で説明するように、ユーザ30の番組の使用頻度の高いものから抽出して番組リストを自動作成したり、あるいはユーザ30の指定の番組を更に含ませたりして自動作成してもよい。
【0030】
以上のように、複数種別の番組リストを用意(専用サイト41からダウンロードして用意、あるいは自己の視聴の使用頻度と指定をもとに自動作成して用意)し、その中からこれから視聴したい番組リストを1つ選択することにより、ユーザ30が視聴したい番組のリストを簡易に選択することが可能となる。
【0031】
図3の(b)は、番組リストの例を模式的に示す。ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・NO(シーケンシャルな番号):
・番組名:
・URL(アドレス):
・可否フラグ:
・その他:
ここで、番組名は、視聴したい番組名であって、ユーザ30の使用頻度の高い順に並べたり、ユーザ30が特に指定した番組を任意の位置に挿入したりなどしたものである。URLは、番組のハイパーテキストをダウンロードする、インターネット40上のアドレスである。可否フラグは、番組の自動再生を実行するか否かを設定するフラグである。尚、URLに、自動再生の可否を表す特定文字列を設定して自動再生の可否を判別したり、あるいはURLからダウンロードしたハイパーテキスト中の特定文字列の設定の有無で自動再生の有無を判別する場合には、当該可否フラグは無くてもよい。
【0032】
以上のように、番組リスト21に使用頻度順あるいはユーザ30の指定を含ませた順番に番組を設定し、先頭から順に取り出して自動再生有りと判別された番組のみを自動的に連続して再生することが可能となる。
【0033】
図4は、本発明の動作説明フローチャートを示す。これは、既述した図3のS6の詳細な動作説明フローチャートである。
図4において、S11は、情報提供を開始する。
【0034】
S12は、ハイパーテキストのタグに基づく要素を抽出する。これは、番組リスト21の番組のURL(アドレス)をもとにインターネットからダウンロードしたハイパーテキストである、例えば後述する図5の(a)のHTMLテキスト中からタグをもとに要素を抽出、例えばタグ<P>とタグ</P>ではさまれた▲1▼の部分の要素を抽出し、図5の(c)の抽出結果リストの▲1▼(No.1)のエントリに示すように設定することを当該HTMLテキストの全部について繰り返し、図5の(c)に示す抽出結果リストを作成する。
【0035】
S13は、J=1と初期設定する。
S14は、J番目の抽出要素を取り出す。これは、S12で抽出した例えば図5の(c)の抽出結果リスト中の先頭のJ=1のエントリの要素を取り出し、要素ありか、なしかを判別する。要素ありの場合にはS15に進む。要素なしの場合には終了する。
【0036】
S15は、テキストの有無を判別する。ありの場合には、S16で当該ありのテキストを音声合成してスピーカから発声し、S17に進む。一方、NOの場合には、S17に進む。
【0037】
S17は、リンクの有無を判別する。これは、図5の(c)の抽出結果リストのエントリで▲1▼のエントリはなしと判別し、▲2▼のエントリは有りと判別する。ありの場合には、リンク有りと判明したので、S18に進み、リンク先の素材の再生などを行う。一方、なしの場合には、リンクなしと判明したので、S19で+1し、次のエントリについて同様に再生を繰り返す。
【0038】
S18は、S17のありで、リンクがあると判明したので、素材の種類に基づいて再生する。これは、リンク先のURLの素材を取り出し(あるいはインターネット40の該当URLのサーバからダウンロードし)、当該素材の合致したプレイヤーで再生する(例えば音楽の場合には音楽プレイヤーで再生、動画の場合には該当動画プレイヤーで再生する)。そして、再生が終了したら、S19に進み、+1して次のエントリについてS14以降を同様に繰り返す。
【0039】
以上の手順によって、URLからダウンロードしたハイパーテキストである例えば図5の(a)のHTMLテキストからタグをもとに、要素を抽出して図5の(b)に示すようにテキストを表示すると共に、図5の(c)の抽出結果リストに示すようにテキストとリンク先を対応づけて順次登録し、次に、抽出結果リストの先頭のエントリから順にテキストを音声合成して発声およびリンクがあればそのリンク先の素材を取り出して(あるいはダウンロードして)当該素材に合致したプレイヤーで再生することを繰り返すことにより、ダウンロードしたハイパーテキストを自動的にテキストを音声合成して発声および素材をプレイヤーで自動的に順次再生することが可能となる。
【0040】
図5は、本発明のHTMLテキストの要素抽出例を示す。
図5の(a)は、HTMLテキストの例を示す。図中の▲1▼から▲5▼は、それぞれタグ(例えばP,Aなど)を用いてテキストを記述すると共に必要に応じてリンク先(▲1▼と▲4▼はなし)を記述した例を示し、▲1▼から▲5▼は図5の(b)と(c)の▲1▼から▲5▼にそれぞれ対応している。
【0041】
図5の(b)は、図5の(a)のHTMLテキストの表示例を示す。
図5の(c)は、図5の(a)のHTMLテキストからタグをもとに要素を抽出して設定した様子を示す。▲1▼と▲4▼は、リンク先がない。
【0042】
以上のように、番組のURL(アドレス)からダウンロードしたハイパーテキストである図5の(a)のHTMLテキストのタグをもとに、図5の(b)のように画面上に表示すると共に、図5の(c)に示すように抽出結果リストを作成し、既述した図4のS13からS19に従い、テキストを音声合成して発声すると共に、リンク先の素材を取り出し(あるいはURLからダウンロードし)該当プレイヤーで自動再生することが可能となる。
【0043】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(番組リスト作成)を示す。これは、ユーザ30の番組の使用頻度をもとに番組リストを自動作成するときの手順である。
【0044】
図6において、S21は、現時刻を取得する。これは、既述した図1のタイマ18から現在の時刻を取得する。
S22は、使用履歴を取得する。これは、後述する図7の(a)のユーザ30の番組の使用履歴を取得する。
【0045】
S23は、変数K=1と初期設定する。また、使用履歴の全項数MAX_Kを設定する。
S24は、情報要素Kの評価値を算出する。これは、要素Kの評価値として、
評価値=(係数1)×(該当する曜日の頻度)+(係数2)(該当する時間の頻度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式1)
をもとに評価値を算出し、図7の(b)の使用前(評価)に示すように評価値を算出して設定する。
【0046】
S25は、K<MAX_Kか判別する。これは、変数Kが最大項数MAX_Kより小さいか判別する。YESの場合には、まだ要素が残っているので、S28で+1してS24に戻り次の要素について評価値の算出を繰り返す。
【0047】
S26は、現時刻で評価値に基づく番組リストの生成を行う。これは、S23からS25、S28で例えば後述する図7の(a)の使用前(未評価)の全要素について評価値をそれぞれ算出し設定して図7の(b)のように設定し、当該図7の(b)をもとに番組リストを作成、例えば評価値の大きい方から所定数の番組を番組リストに登録して生成する。尚、現時刻毎に動的に評価値を再計算することを繰り返し、既に再生したものを除き最大の評価値の番組を順次番組リストに設定して再生するようにしてもよい。この場合、(式1)の評価式では、曜日の頻度と、時間の頻度で算出するため、現時刻が経過するに従い評価値が変化していくので、常に現時刻で評価値を再算出して当該算出した評価値の最大のもの(再生済を除く)を番組リストに設定して再生する。また、評価式は、(式1)に限られることなく、他の種類の情報の頻度をもとに算出するようにしてもよい。
【0048】
S27は、図4のフローチャートに従い、S26で生成した番組リストに設定した番組、アドレス、可否フラグなどをもとに再生する。
以上のように、ユーザ30の番組の使用頻度をもとに評価式に従い評価値を算出して評価値の大きい順に所定数を番組リストに設定、あるいは現時刻に動的に評価値の再算出を繰り返して最大の評価値(再生済を除く)を番組リストに設定することにより、ユーザ30の番組の使用頻度履歴をもとに自動的に選択して再生することが可能となる。
【0049】
図7は、本発明のユーザの使用頻度の例を示す。
図7の(a)は、使用前(未評価)の例を示す。これは、ユーザ30が番組を視聴した頻度などの下記の履歴を保存したものである。
【0050】
・番組名:
・最終更新時刻:
・年:
・月:
・日:
・曜日:
・使用頻度(回数):
・評価値((式1)などで算出した評価値):
・その他:
図7の(b)は、使用前(評価)の例を示す。これは、図7の(a)の使用前(未評価)の各番組について既述した(式1)をもとに評価値を算出して設定したものである。ここでは、▲1▼のエントリの番組が最も評価値が高く、再生の対象(1つの再生のときは再生の対象、複数のときは最初の再生の対象)とされるものである。
【0051】
図7の(c)は、使用後(未評価)の例を示す。これは、図7の(b)の▲1▼のエントリの番組を再生したので、その頻度を+1した後の未評価のものである。
以上のように、ユーザ30の番組の使用頻度などの履歴を蓄積しておき、現時刻を取り込んで評価値を算出し、評価値の大きいものを番組リストに設定して再生することにより、ユーザ30の使用履歴をもとに最適の番組を自動的に選択して自動再生することが可能となる。
【0052】
図8は、本発明のユーザの使用履歴の例を示す。これは、既述した図7の(a)の使用前(未評価)の番組毎の曜日、時刻毎の使用頻度をグラフにわかりやすく表示したものである。図示の黒いグラフは最大頻度を表し、図示の曜日、時間帯に該当番組を最も頻度多く視聴(使用頻度が大)していることが判明するので、既述した(式1)の評価式で現時刻(曜日を含む)をもとに評価値を計算し、最も評価値の高い番組を番組リストに設定し、図4のフローチャートに従い自動再生することが可能となる。
【0053】
また、図中で新規追加は、新規に番組を使用したときに履歴としてその頻度を加算したものである。
図9は、本発明の再生フローチャートを示す。
【0054】
図9において、S31は、テキストか判別する。これは、ハイパーテキストから抽出した、再生しようとする要素がテキストか判別する。YESの場合には、S32で音声合成して音声を発声させ、S33に進む。一方、NOの場合には、スキップしてそのままS33に進む。
【0055】
S33は、拡張子を解析する。これは、ハイパーテキストから抽出した、再生しようとする要素の拡張子(ファイルの拡張子)を解析する。
S34は、S33の解析で拡張子が「WAV」(音楽データ)であると判明したので、S35でWAV PLAYER(音楽再生用のプレイヤー)で音楽を発声する。
【0056】
S36は、S33の解析で拡張子が「MPG」(動画データ)であると判明したので、S37でMPG PLAYER(動画再生用のプレイヤー)で動画をディスプレイ上で再生する。
【0057】
S38は、S33の解析で拡張子が「その他」(その他のデータ)であると判明したので、S35で該当PLAYER(該当するプレイヤー)で再生する。
S40は、拡張子がないと判明したので、そのまま終了する。
【0058】
以上の手順によって、ハイパーテキストからタグをもとに取り出した要素についてテキストの場合には音声合成して発生し、その要素のファイルに識別子があるときはその識別子に該当するプレイヤーで再生することにより、ハイパーテキストのタグをもとに抽出した要素(素材)を自動的に再生することが可能となる。
【0059】
図10は、本発明のリンク回数の制限例を示す。これは、既述した番組のハイパーテキストからテキストとリンク先を抽出して図5の(c)の抽出結果リストに設定したが、リンク先のハイパーテキストに更にリンク先がありリンクのネストがだんだん深くになりどこまでもいってしまうことを回避するために、リンクのネストをここでは、2になるとそれ以上リンク先に行くことを停止し、次の処理に進むようにしたものである。
【0060】
図10の(a)は、最初のHTMLテキストの例を示す。
図10の(b)は、図10の(a)からリンクされた、リンク回数=1のハイパーテキストの例を示す。
【0061】
図10の(c)は、図10の(b)から更にリンクされた、リンク回数=2のハイパーテキストの例を示す。
図10の(d)は、図1の(c)から更にリンクされた、リンク回数=3のハイパーテキストの例を示す。
【0062】
以上のようにリンクがある場合、ここでは、リンク回数=2と制限を設定しているので、リンク回数=3の図10の(c)から図10の(d)へのリンクのときに中止し、次の処理に進み、むやみにリンク先の情報を取得して生成してどこかえ行ってしまいなかなか帰ってこれなくなる事態の発生を防止している。
【0063】
(付記1)
ネットワークから情報を取得して提供する情報提供プログラムにおいて、
番組とそのアドレスを登録する番組リストを設け、
上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出する手段と、
上記順次抽出された要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の素材を取り出して当該素材に対応した出力を行うことを順次繰り返す手段と
して機能させるための情報提供プログラム。
【0064】
(付記2)
上記番組リストに、ユーザの使用頻度の高い番組あるいは指定された番組を登録したことを特徴とする付記1記載の情報提供プログラム。
【0065】
(付記3)
上記番組リスト中の各番組に対応づけて自動再生の可否のフラグを設けて当該フラグに従い上記自動再生、あるいは各番組のアドレス情報中に自動再生の可否の文字列を設けて当該文字列に従い上記自動再生することを特徴とする付記1あるいは付記2記載の情報提供プログラム。
【0066】
(付記4)
上記番組リストとして、複数の種別の番組リストを設けてユーザから選択された番組リストとしたことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載された情報提供プログラム。
【0067】
(付記5)
上記リンクするネスト数が所定数を越えるときにリンク先の素材の取り出しを停止し、次の処理に進むことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供プログラム。
【0068】
(付記6)
上記ダウンロードしたハイパーテキスト内に上記自動再生の可否を指示する特定の文字列に従い当該ハイパーテキストあるいは当該ハイパーテキスト中の該当要素の上記自動再生を実行あるいは実行せずに次の処理に進むことを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の情報提供プログラム。
【0069】
(付記7)
番組とそのアドレスを登録する番組リストを設け、
上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出する手段と、
上記順次抽出された要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の素材を取り出して当該素材に対応した出力を行うことを順次繰り返す手段と
して機能させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0070】
(付記8)
ネットワークから情報を取得して提供する情報提供方法において、
番組とそのアドレスを登録する番組リストを設け、
上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出するステップと、
上記順次抽出された要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の素材を取り出して当該素材に対応した出力を行うことを順次繰り返すステップと
を有する情報提供方法。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出し、抽出した要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の素材を取り出して再生する構成を採用しているため、ユーザが装置を常時操作あるいは対時しなくても、自動的かつ連続的に情報(テキスト、音楽、動画など)を適切に取得して自動的に再生・提供でき、ユーザはいながらにして所望の情報を取得することが可能となる。また、ユーザは番組の変更の要望がないかぎり特別の操作をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の番組リスト例である。
【図4】本発明の動作説明フローチャートである。
【図5】本発明のHTMLテキストの要素抽出例である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(番組作成)である。
【図7】本発明のユーザの使用履歴の例である。
【図8】本発明のユーザの使用履歴の例である。
【図9】本発明の再生フローチャートである。
【図10】本発明のリンク回数の制限例である。
【符号の説明】
1:情報提供装置
11:マイクロホン
12:音声認識処理手段
13:ハイパーテキスト処理手段
14:音声合成処理手段
15:スピーカ
16:記憶情報取得保持手段
17:記憶媒体
18:タイマ
19:ネットワーク処理手段
20:ディスプレイ
21:番組リスト
30:ユーザ
40:インターネット
41:専用サイト

Claims (5)

  1. ネットワークから情報を取得して提供する情報提供プログラムにおいて、
    番組とそのアドレスを登録する番組リストを記憶域に記憶し、
    コンピュータを、
    ユーザの過去の番組の使用履歴を参照して当該使用履歴の多い順および指定されたときはその順に番組とそのアドレスを上記番組リストに登録する手段と、
    上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出する手段と、
    上記順次抽出した要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の要素を取り出して当該要素に対応した出力を行なうことを、前記番組リストの先頭の番組からハイパーテキストをダウンロードして出力を行うように順次繰り返す手段として機能させるための情報提供プログラム。
  2. 上記ユーザの過去の番組の使用履歴を参照して当該使用履歴の多い順に番組とそのアドレスを上記番組リストに登録するとして、現在の曜日および時刻をもとに、上記使用履歴中の各番組の当該曜日の頻度および当該時間の頻度をそれぞれ算出して両者の重み付き総和の大きい順に番組とそのアドレスを上記番組リストに登録することを特徴とする請求項1記載の情報提供プログラム。
  3. 上記番組リスト中の各番組に対応づけて自動再生の可否情報を設けて当該可否情報に従い上記自動再生することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の情報提供プログラム。
  4. ユーザの過去の番組の使用履歴を参照して当該使用履歴の多い順および指定されたときはその順に番組とそのアドレスを、番組とそのアドレスを登録する番組リストに登録する手段と、
    上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出する手段と、
    上記順次抽出した要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の要素を取り出して当該要素に対応した出力を行なうことを、前記番組リストの先頭の番組からハイパーテキストをダウンロードして出力を行うように順次繰り返す手段として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  5. ネットワークから情報を取得して提供する情報提供方法において、
    コンピュータが、
    ユーザの過去の番組の使用履歴を参照して当該使用履歴の多い順および指定されたときはその順に番組とそのアドレスを、番組とそのアドレスを登録する番組リストに登録するステップと、
    上記番組リストから取り出したアドレスをもとにダウンロードしたハイパーテキストから要素を順次抽出するステップと、
    上記順次抽出した要素にテキストがあるときは音声合成して発声し、リンクがあればリンク先の要素を取り出して当該要素に対応した出力を行なうことを、前記番組リストの先頭の番組からハイパーテキストをダウンロードして出力を行うように順次繰り返すステップと
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
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