JP4796409B2 - オフセット印刷用中性新聞用紙 - Google Patents

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Description

本発明はオフセット印刷用中性新聞用紙に関し、具体的には、脱墨パルプ高配合に伴う持ち込み灰分が多いにもかかわらず、ブランケットパイリングが少なくオフセット印刷における作業性に優れ、白色度、不透明度、裏抜けなどの品質バランスが良好なオフセット印刷用中性新聞用紙に関するものである。
環境問題への意識の高まりから、古紙パルプを原料とする脱墨パルプ(以下、DIPと記述する)を新聞印刷用紙へ高配合することが急速に進んでおり、大手製紙メーカーにおける新聞印刷用紙へのDIP配合率は60%を超えている。DIP製造工程では、脱墨を促進する目的で原料の古紙パルプに水酸化ナトリウムなどのアルカリ性薬剤を添加している。古紙パルプ中には填料としての炭酸カルシウムや、塗工層用顔料としての炭酸カルシウムが多く含有されている。周知のように、炭酸カルシウムは水酸化ナトリムに溶解する。このため、DIP製造工程では添加されたアルカリ性薬剤により、古紙パルプ中に含有されている炭酸カルシウムが溶解し、炭酸イオンとカルシウムイオンが生成する。このようにカルシウムイオンを多量に含むDIPを高配合して新聞印刷用紙を酸性抄紙すると、酸性抄紙で添加される硫酸バンド中の硫酸イオンとDIP中のカルシウムイオンとが白水中に共存することになり、この硫酸イオン濃度とカルシウムイオン濃度が硫酸カルシウムの溶解度以上に白水中に蓄積されると、硫酸カルシウムが析出する。析出した硫酸カルシウムは、抄紙機や白水系に堆積したり、紙に付着して欠陥になるなどの問題を引き起こす。
従って、DIPを高配合する新聞印刷用紙では、DIP中の炭酸カルシウムが溶解しない中性抄紙が望ましく、日本における新聞用紙も50%に近い割合が中性で製造されている。
中性抄紙であれば、填料としてフレッシュな炭酸カルシウムを配合することができるため、白色度や不透明度が高く、印刷裏抜けの少ない高品質の新聞印刷用紙を製造することができる。しかし、新聞印刷用紙にDIPを高配合する場合、DIPに含有されている填料や塗工層顔料に由来する無機物質の紙への持ち込み量が増加し、必然的に新聞印刷用紙の紙中灰分が高くなり、フレッシュな填料の添加量が少なくなってしまう。また、DIPの品質は原料である古紙パルプの種類や内容により変動するため、DIPに含まれる灰分の種類も量も共に大きく変動する傾向にあり、このようなDIPを高配合した新聞印刷用紙は品質の変動が大きくなる。また、DIP由来の無機物質には脱墨工程で除去できなかったインキやトナーが付着したり、粒子が凝集しており、フレッシュな填料に比較すると、品質的に非常に劣る。このため、白色度や不透明度、印刷裏抜けなどの品質が劣る新聞印刷用紙となってしまう問題がある。したがって、新聞印刷用紙の紙中灰分を一定にしても、DIP持ち込みによる灰分とフレッシュ填料による灰分との比率が変われば、製造する新聞印刷用紙の品質が変動することとなり、このような状態では、品質要求が最近厳しくなっている新聞印刷用紙への品質要求に対応しきれない状態になっている。
更に、DIPの配合率が増加すると、紙厚や強度の低下の問題、オフセット印刷時のブランケットへの紙粉堆積による新聞用紙の罫線のカスレや印刷ベタ面のガサツキ(着肉不良)などの品質問題が起こる。これらの問題の中でも、特に紙粉の堆積(ブランケットパイリング)は、新聞用紙の印刷面不良を引き起こすだけでなく、ブランケットへの堆積量が多い場合には、ブランケット洗浄の時間が長くなるため印刷作業性の悪化を引き起こす。新聞社はオンライン方式での原稿作成、ダイレクト製版技術の進歩などにより、近年ますます高速・大量印刷を指向しているため、新聞印刷用紙に要求される品質のなかでも、印刷作業性に関するものは特に重要視される。ブランケットパイリングがひどいと、その都度印刷を止めてブランケットを洗浄する必要があり、その時間が数10分でも伸びると新聞の配達にまで影響し、読者クレームを引き起こすことになり、新聞社ではブランケットパイリングの問題を非常に重視している。
一方、新聞印刷用紙は、ここ10年程度で8g/m2程度の軽量化が進行し、現在は一部の大手ユーザーで40.5g/m2の超々軽量新聞が使用されている。また、新聞オフセット印刷機においてはタワープレス印刷機の登場により新聞用紙の両面カラー印刷も可能になったことから、ここ数年はカラー面の増加が急激に進み、近い将来は半分近くのページがカラー面となることも予想される。
このような背景から、新聞印刷用紙の品質に対する要求のなかで、印刷裏抜け(印刷時の不透明度;印刷時に反対面の文字や絵柄が透けて見える現象)に対する要求は高い。紙の裏抜けを改善するためにはいくつかの方法があるが、比散乱係数の高い(光を通しにくい)パルプや填料を使用することが最も効果的である。パルプにおいて、比散乱係数が高いのはメカニカルパルプであるが、最近のDIPの高配合化によってその配合量は減少する傾向にあり、パルプ配合から裏抜けを上昇させることは困難な状況になっている。そのため、紙の不透明度を向上させるためには、繊維分よりも填料の割合を多くすることが有効であり、これまで紙中填料の含有率を向上させることが試みられてきた。
上述した通り、裏抜け対策としては、新聞用紙の紙中填料の含有率を増加させることが最も効果的であるが、通常新聞用紙の紙中填料を多く増加させていくと、紙の表面強度や引張り強さ、紙厚が低下するという問題が発生する。特に表面強度の低下はオフ輪印刷時のブランケットパイリングを増加させ、文字や罫線カスレやベタ面のガサツキを引き起こす。従来、酸性抄紙の新聞印刷用紙に使用されているホワイトカーボンやタルク、カオリンといった填料の含有率を増加させると、新聞印刷用紙のオフセット印刷時の紙粉量が増大することが知られている。また、DIPに含有されている灰分もほとんどがこれらの填料に由来するものであるため、同様に紙中への持込量が多くなると紙粉によるトラブルが発生する。
新聞印刷用紙のブランケットパイリングを防止する方法としては、表面強度が高くなるパルプの配合や各種紙力増強剤の内添、各種水溶性高分子物質の表面塗布などの手段が用いられているが、いずれの方法も、DIP高配合化に伴う持ち込み灰分増加の状況下では、ブランケットパイリングを効果的に抑制することが困難となりつつある。
DIP高配合の新聞印刷用紙において、ブランケットパイリングの発生を抑制する従来技術としては、例えば、古紙パルプが高配合された薄物新聞用紙におけるオフセット印刷時の紙粉発生を抑制し、安定した印刷作業を行うことができ、印刷後不透明度が高いなどの優れた印刷品質を得ることのできるバランスの優れたオフセット印刷用新聞用紙の提供を課題として、原紙中に填料として水和珪酸を対絶乾パルプあたり1.5〜6重量%含有し、且つ少なくとも該新聞用紙の片面における変性澱粉を主成分とする表面処理剤を0.7〜2.0g/m2塗布することが開示されている(特許文献1参照)。また、DIPが高配合されたオフセット印刷用新聞用紙であって、特にオフセット印刷時のベッセルピックトラブルを効果的に抑制し、ブランケットパイリング等が発生せず、印刷作業性に優れるオフセット印刷用新聞用紙の提供を課題として、原紙の表面に、表面処理剤を塗布、乾燥してなるオフセット印刷用新聞用紙において、該表面処理剤がリン酸エステル化澱粉を主成分とする水性組成物よりなるオフセット印刷用新聞用紙が開示されている(特許文献2参照)。これらの技術は、DIP高配合に伴う持ち込み灰分増加によるオフセット印刷用新聞用紙の品質変動に対応できる技術ではなく、しかも抄紙方法は酸性抄紙である。また、優れたカラー印刷品質と印刷作業性を有する、DIP配合比率が高い薄物オフセット印刷用新聞用紙の提供を課題として、DIPが含まれる原紙の両面に、二酸化チタンと接着剤を主成分とする表面処理剤を塗工、乾燥せしめて塗工層を設け、該塗工層と水との接触角が90度以上としたオフセット印刷用新聞用紙が開示されている(特許文献3参照)。しかし、この技術は顔料塗工の新聞印刷用紙に関するものであり、本願発明のような非顔料塗工すなわちクリア塗工の新聞用紙に関する技術ではない。
特開2002−294587号公報 特開2001−81691号公報 特開平11−247095号公報
本発明の課題は、DIP高配合に伴う持ち込み灰分が多いにもかかわらず、ブランケットパイリングが少なくオフセット印刷における作業性に優れ、および白色度、不透明度、印刷裏抜けなどの品質バランスが良好なオフセット印刷用新聞用紙を提供するものである。
新聞印刷用紙中に含有される灰分を、DIP持込灰分で1〜10重量%以下とし、フレッシュ填料で5〜30重量%以下とし、かつ該フレッシュ填料の炭酸カルシウム(CaO換算)と非晶質シリカの比率を、CaO/SiO2=5:5〜9:1とする。
新聞印刷用紙中に含有される灰分を、DIP持込灰分で1〜10%以下とし、フレッシュ填料で5〜30%以下とし、かつ該フレッシュ填料の炭酸カルシウム(CaO換算)と非晶質シリカ(SiO2)の比率を、CaO/SiO2=5:5〜9:1とすることにより、DIP高配合に伴う持ち込み灰分が多いにもかかわらず、ブランケットパイリングが少なくオフセット印刷における作業性に優れ、および白色度、不透明度、印刷裏抜けなどの品質バランスが良好なオフセット印刷用新聞用紙が得られる。
本発明者等は、このような状況に鑑み、DIP高配合に伴う持ち込み灰分が多いオフセット印刷用中性新聞印刷用紙のブランケットパイリングを抑制でき、かつ白色度、不透明度、裏抜けなどの品質バランスを良好にすべく、DIP持ち込み灰分とフレッシュ填料由来の灰分との関係、およびフレッシュ填料の種類と比率について、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、白色度や不透明度が高く、裏抜けが少ないという中性抄紙法で製造されたオフセット印刷用新聞用紙の高い品質を維持するためには、DIP由来の持ち込み灰分を10重量%以下に制限する必要があること、また、新聞印刷用紙に使用される填料のうち、ホワイトカーボンなどの非晶質シリカは、その高い吸油度のため、高配合すれば高い裏抜け抑制効果が得られるが、その平均粒子径が小さいことから、用紙の表面強度を低下させ、数万部を超えるオフセット印刷ではブランケットへの紙粉の堆積(ブランケットパイリング)が多くなり、印刷面に悪影響を及ぼすだけでなく、作業性の低下を引き起こすこと、さらには、炭酸カルシウムは高配合しても表面強度の低下度合いが非晶質シリカに比較して小さいこと、加えては白色度が高く、裏抜けに非常に効果的であることなどの知見に基づき、炭酸カルシウムと非晶質シリカの比率を特定の範囲にすれば、ブランケットパイリングの問題もなく、しかも白色度、不透明度、裏抜けの品質をバランス良く維持できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明のオフセット印刷用中性新聞用紙におけるDIP由来の持ち込み灰分は、紙中灰分として10重量%以下にする必要がある。持ち込み灰分が10重量%を超えると、フレッシュ填料を充分量添加することができなくなるため、ブランケットパイリングが発生しやすく、また白色度、不透明度、裏抜けなどの品質が低下してしまう問題がある。一方、脱墨工程でDIP中から灰分を完全に除去することは極めて困難であるため、DIP由来の持ち込み灰分の最小値は1重量%である。すなわち、DIP由来の持ち込み灰分は、1〜10重量%である。
本発明のオフセット印刷用中性新聞用紙における全パルプに対するDIP配合率は、30〜100重量%が好ましく、40〜100重量%がより好ましく、50〜100重量%が更に好ましい。DIP配合率が変化しても、持ち込み灰分を前記の1〜10重量%の範囲に入れるためには、DIPの洗浄や精選の程度を調整してDIP中の灰分をコントロールする。
本発明で抄紙原料に添加されるフレッシュ填料は、炭酸カルシウムと非晶質シリカの2種類である。本発明のオフセット印刷用中性新聞用紙中のフレッシュ填料の灰分率は5〜30重量%の範囲であり、10〜30重量%が好ましく、15〜30重量%がより好ましい。フレッシュ填料の灰分率が5重量%未満の場合は、フレッシュ填料の量が充分ではなく、得られる新聞用紙の白色度、不透明度、裏抜けが劣る傾向にある。30重量%を超えると抄紙自体が困難となる問題がある。
フレッシュ填料である炭酸カルシウムと非晶質シリカの比率は、CaO/SiO2=5:5〜9:1である。非晶質シリカの量がこの範囲よりも多いとブランケットパイリング発生量が多くなり、この範囲よりも少ないと不透明度と裏抜け抑制効果が十分ではなくなる。
該炭酸カルシウムとしては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウムを使用することができるが、様々な結晶形状や二次凝集形状を選択でき、抄紙時のワイヤー摩耗性が少ない、軽質炭酸カルシウムを使用することが好ましい。非晶質シリカとしては公知のホワイトカーボンや、水ガラス水溶液のpHを調整して析出させて製造されるものを使用できる。
本発明のオフセット印刷用中性新聞用紙のDIP以外のパルプ原料としては、特に限定されるものではなく、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)など、一般的に新聞印刷用紙の抄紙原料として使用されているものであればよく、新聞印刷用紙に求められる品質に応じて、これらのパルプを適宜配合して使用する。
本発明のオフセット印刷用新聞用紙の製造において、各種の中性抄紙用のアルケニル無水コハク酸(ASA)、アルキルケテンダイマー(AKD)、中性ロジンサイズ剤などの内添サイズ剤を配合しても良い。また、従来から使用されている各種のノニオン性、カチオン性あるいは両性の歩留まり向上剤、濾水度向上剤、紙力向上剤等の製紙用内添助剤が必要に応じて適宜選択して使用される。
また、例えば、硫酸バンド、塩化アルミニウム、アルミン酸ソーダや、塩基性塩化アルミニウム、塩基性ポリ水酸化アルミニウム等の塩基性アルミニウム化合物や、水に易分解性のアルミナゾル等の水溶性アルミニウム化合物、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等の多価金属化合物、シリカゾル等が内添されてもよい。
その他製紙用助剤として各種澱粉類、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド、ポリアミン樹脂、ポリアミン、ポリエチレンイミン、植物ガム、ポリビニルアルコール、ラテックス、ポリエチレンオキサイド、親水性架橋ポリマー粒子分散物及びこれらの誘導体あるいは変性物等の各種化合物を使用できる。
更に、染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤等の抄紙用内添剤を用途に応じて適宜添加することもできる。
抄紙機の型式は特に限定は無く、長網抄紙機、ギャップフォーマー、ハイブリッドフォーマー(オントップフォーマー)等の公用の抄紙機で抄紙することができる。プレス線圧は通常の操業範囲内で用いられる。表面処理剤は塗布しても良いし、しなくても良い。表面処理剤を塗布する場合、表面処理剤の成分には特に限定は無く、またサイズプレスの型式も限定はなく、2ロールサイズプレスや、ゲートロールサイズプレス、シムサイザーのような液膜転写方式サイズプレスなどを適宜用いることができる。
表面処理剤は、特に限定は無く、例えば、生澱粉や、酸化澱粉、エステル化澱粉、カチオン化澱粉、酵素変性澱粉、アルデヒド化澱粉、エーテル化澱粉(湿式低分子化ヒドロキシエチル化澱粉、乾式低分子化ヒドロキシエチル化澱粉等)などの変性澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、カルボキシル変性ポリビニルアルコールなどの変性アルコール、スチレンブタジエン共重合体、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリルアミドなどを単独または併用できる。その中でも表面強度向上効果にすぐれるヒドロキシエチル化澱粉の塗布が最も好ましい。また、表面処理剤には前記の薬剤の他に、スチレンアクリル酸、スチレンマレイン酸、オレフィン系化合物、カチオン性サイズ剤、アルキルケテンダイマー系サイズ剤などの表面サイズ剤を併用塗布することができる。
キャレンダーは通常の操業範囲内の線圧で用いられるが、新聞印刷用紙を嵩高にする観点から、紙の平滑性を維持できる範囲でなるべく低線圧またはバイパスが好ましく、また、通常のキャレンダーよりもソフトキャレンダーが好ましい。
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。勿論、本発明はそれらに限定されるものではない。また、例中の部および%は特に断らない限り、それぞれ重量部および重量%を示す。紙質の測定方法、評価方法を以下に示す。
(1)白色度・不透明度:JIS P 8138に従って測定した。
(2)紙中灰分測定方法:紙中灰分はJIS P 8128に従って測定したが、炭酸カルシウムの紙中灰分量を測定する場合は、灼熱温度を575℃とし、炭酸カルシウム以外の填料の紙中灰分量を測定する場合は灼熱温度を900℃とした。
(3)紙粉、裏抜け評価方法:東芝オフセット輪転機を用い、印刷速度900rpmで墨単色印刷を行い、6万部印刷した後のブランケット上に堆積している紙粉(ブランケットパイリング)をかきとり、その重量を測定し、100cmあたりの重量で表した。湿し水の膜厚は0.9μmとした。また、裏抜けは6万部印刷時の墨ベタ面および裏面のマクベス濃度から評価した。ブランケットパイリング量は100mg/100cm2未満であれば良好、不透明度は95%以上であれば良好、裏抜け値は90%以下であれば良好と判断した。
[実施例1]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分10重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は5重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウム(日本製紙(株)自製品)と非晶質シリカ(日本製紙(株)自製品)との混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が5.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉(商品名:ETHYLEX-2025、STALAY社製)を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例2]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例3]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[比較例1]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[比較例2]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[比較例3]
フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを、フレッシュ填料の紙中灰分が2.5重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。これ以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例4]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分10重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は5重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が15.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例5]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例4と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例6]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例4と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[比較例4]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例4と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[比較例5]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例1と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例7]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分10重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は5重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が30.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例8]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例7と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例9]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例7と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例6]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例7と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例7]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例7と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例8]
フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを、フレッシュ填料の紙中灰分が40.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加し、これ以外は実施例7と同様に行い抄紙しようとしたが、抄紙不可能であり、オフセット印刷用中性新聞用紙が得られなかった。
[実施例10]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分20重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は10重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が5.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例11]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例10と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例12]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例10と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例9]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例10と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例10]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例10と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例11]
フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを、フレッシュ填料の紙中灰分が2.5重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。これ以外は実施例10と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例13]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分20重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は10重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が15.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。結果を表1に示した。
[実施例14]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例13と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例15]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例13と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例12]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例13と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例13]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例13と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例16]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分20重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は10重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が30.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例17]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=7.5/2.5とした以外は実施例16と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[実施例18]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=5.0/5.0とした以外は実施例16と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例14]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=10.0/0.0とした以外は実施例16と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例15]
軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率をCaO/SiO2=4.0/6.0とした以外は実施例16と同様に行い、オフセット印刷用新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
[比較例16]
フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを、フレッシュ填料の紙中灰分が40.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加し、これ以外は実施例16と同様に行い抄紙しようとしたが、抄紙不可能であり、オフセット印刷用中性新聞用紙が得られなかった。
[比較例17]
原料パルプとして、DIP(濾水度CSF=120ml、灰分40重量%)、TMP(濾水度CSF=100ml)、NKP(濾水度CSF=520ml)を、DIP/TMP/NKP=50/30/20の配合割合で混合し,パルプスラリーを調製した(DIP由来の持ち込み灰分量は20重量%)。フレッシュ填料である軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカとの混合比率が、CaO/SiO2=9.0/1.0である填料スラリーを調製し、フレッシュ填料の紙中灰分が20.0重量%となるように前記パルプスラリーへ添加した。ギャップフォーマー型抄紙機を用いて、抄速900m/分で、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターでヒドロキシエチル化澱粉を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.5g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用中性新聞用紙を得た。この紙質と紙粉、裏抜け値を測定した。
結果を表1に示した。
Figure 0004796409
実施例1〜18のクリア塗工印刷用紙は、不透明度が高く裏抜け値が小さく、更にブランケットパイリング量も少ない良好なものである。フレッシュ填料の量が5%未満である比較例3、11は不透明度が低く裏抜け値が大きい。フレッシュ填料として炭酸カルシウムのみを添加した比較例1、4、9は不透明度が低く裏抜け値が大きく、比較例6、12、14は裏抜け値が大きい。フレッシュ填料のCaO/SiO2比率が5:5よりも小さい(すなわちSiO2比率が高い)比較例2、5、7、10、13、15はいずれもブランケットパイリング量が多い。フレッシュ填料が30重量%を超える比較例8、16は抄紙不可能であった。DIP持込灰分が10重量%を超える比較例17では白色度の低下が大きく、ブランケットパイリング量が多い。

Claims (1)

  1. オフセット印刷用中性新聞用紙であって、用紙中に含有される灰分を、DIP由来の持ち込み灰分で1〜10重量%とし、フレッシュ填料を5〜30重量%とし、該フレッシュ填料の軽質炭酸カルシウムと非晶質シリカの比率を、CaO/SiO2=5:5〜9:1としたことを特徴とするオフセット印刷用中性新聞用紙。
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