JP4796353B2 - 通信機器、通信方法、通信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、IPv6を用いて通信を行う通信機器、IPv6アドレス設定方法、IPv6アドレス設定プログラムに関する。
近年IPv6に対応した通信機器が増えてきている。IPv6では機器毎に必ず一つリンクローカルアドレスが割り振られる為、ケーブルを接続した時点で、ユーザは何も設定する事無く直ぐに他機器と通信できる事を特徴としている。
上記リンクローカルアドレス以外に、IPv6アドレスにはステートレスアドレスがある。このアドレスは、ルータから配布されるRA(router advertisement)を元に生成されるものである。このステートレスアドレスは、有効期限があり、有効期限を超過すると、アドレスを使用することができなくなる。
有効期限は、ルータから定期的に送信されるRAにより更新されるので、通常は有効期限を気にせずに使用できるようになっている。
しかしながら、ルータの電源が落ちたりすることで、ルータが正常に動作できない場合、アドレスが失効し、通信を継続できなくなる。その場合、例えば印刷するための画像データが送信中であっても使用できなくなるため、印刷することが不可能となる。
このことは、例えば有効期限が著しく短いライフタイムのRAにより生成されたアドレスであれば、一層起こりえる問題である。
さらに、ルータを騙りRAを送信する端末も存在し、このようなRAに元に生成されたアドレスは、セキュリティ上問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑み、IPv6での通信における適切な動作を自動的に実行する通信機器、通信方法、通信プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ルータから送信されるルータ広告を元に生成されるIPアドレスを用いて通信を行なう通信機器において、
IPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスの設定を含む、複数の通信に関するユーザによる設定を保持するユーザ設定保持手段と、
ルータ広告が送信されてきたときに、該ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているIPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスか否かを判定する判定手段と、
前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているときには前記判定手段の判定を元にIPアドレスが生成されるように制御し、前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されていないときには前記判定手段の判定を元にユーザに警告を行うよう制御を行う設定制御手段と、を備える、
ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、ステートレスアドレスのライフタイム長であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、ルータから送信され情報を監視するネットワーク情報監視手段を有することを特徴とする
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、デフォルトゲートウェイになりうるルータのIPアドレスであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、前記設定制御手段が通信に関する警告をユーザに表示するかどうかの警告表示設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となることを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となったことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、ユーザにより登録されていないルータからのルータ広告を受信したことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが重複したことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、デフォルトゲートウェイが変更されたことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、ルータ広告で提供されたライフタイム長が所定の値より短いことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、ルータから送信されるルータ広告を元に生成されるIPアドレスを用いて通信を行なう通信機器での通信方法であって、
IPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスの設定を含む、複数の通信に関するユーザによる設定をユーザ設定保持手段で保持するユーザ設定保持段階と、
ルータ広告が送信されてきたときに、該ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持段階で保持されたIPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスか否かを判定する判定段階と、
前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているときには前記判定段階の判定を元にIPアドレスが生成されるように制御し、前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されていないときには前記判定段階の判定を元にユーザに警告を行うよう制御を行う設定制御段階と、
を有することを特徴とするとする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、ステートレスアドレスのライフタイム長であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、ルータから送信され情報を監視するネットワーク情報監視段階を有することを特徴とする
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、デフォルトゲートウェイになりうるルータのIPアドレスであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設定は、前記設定制御段階が通信に関する警告をユーザに表示するかどうかの警告表示設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となることを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となったことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、ユーザにより登録されていないルータからのルータ広告を受信したことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、IPアドレスが重複したことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、デフォルトゲートウェイが変更されたことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記警告表示設定は、ルータ広告で提供されたライフタイム長が所定の値より短いことを警告する設定であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、請求項13から24のいずれか1項に記載の通信方法をコンピュータで実行させるための通信プログラム。
ルータを騙りRAを送信する端末が存在し、このようなRAを元に生成されたアドレスは、セキュリティ上問題があるが、本発明によれば、この問題を解決し、IPv6での通信における適切な動作を自動的に実行する通信機器、通信方法、通信プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、IPv6通信が行われるネットワーク機器が接続された構成を示す図である。図1には、2つのルータ1、2と、複数のIPv6対応機器(以下、通信機器と記す)と、それらを接続するネットワーク6とが示されている。
IPv6において、通信機器は複数のIPv6アドレスを保有するという特徴をもっている。代表的なものに、通信機器に必ず設定されるリンクローカルアドレス、ルータから配布されるルータ広告(以下、RAと記す)を元に生成されるステートレスアドレスがある。
通常、IPv6に対応した通信機器は、リンクローカルアドレスの他にステートレスアドレスを所持する事が多い。何故なら、リンクローカルアドレスは同一ネットワークの通信機器としか通信する事ができないからである。ルータを超えた通信機器と通信する際にはグローバルアドレスが必要であり、そのグローバルアドレスに該当するのがステートレスアドレスである。
図1において、ルータ1は、プレフィックス「2001:1::/64」と「2002:1::/64」とを提供する。「2001:1::/64」は、通信機器5に提供され、「2002:1::/64」は通信機器3に提供されている。
そのため、通信機器5のステートレスアドレスは、「2001:1::1111:22FF:FE33:5555」となっている。また、通信機器3のステートレスアドレスは、「2002:1::1111:22FF:FE33:7777」となっている。
また、ルータ2は、プレフィックス「2003:1::/64」と「2004:1::/64」とを提供する。「2003:1::/64」は、通信機器3に提供され、「2004:1::/64」は、通信機器4に提供されている。
そのため、通信機器3のステートレスアドレスは、「2002:1::1111:22FF:FE33:7777」と「2003:1::1111:22FF:FE33:7777」となっている。また、通信機器4のステートレスアドレスは、「2004:1::1111:22FF:FE33:2222」となっている。
これらのステートレスアドレスには、IPv4アドレスとは異なりライフタイムが存在し、ライフタイムが切れた時点でアドレスが失効するという特徴を持っている。具体的には、ルータが配布するプレフィックスには、preferred lifetimeとvalid lifetimeの2種類のライフタイムが設定されている。
preferred lifetimeの有効期限が切れると新たに通信を行う際に使用するのは推奨されず、valid lifetimeの有効期限が切れるとアドレスは失効してしまう。これにより、通信中にvalid lifetimeの有効期限が切れて突然通信できなくなってしまう事も発生しうる。
次に、図2を用いて通信機器のソフトウェアモジュール構成について説明する。図2には、アプリケーション10と、ネットワーク制御部11と、OS12とが示されている。ネットワーク制御部11は、ユーザ設定保持テーブル13と、ユーザオプション判定部14と、ネットワーク設定制御部15と、ネットワーク情報監視部16とを含む。また、OS12は、ネットワークプロトコル17と、ネットワーク通信ドライバ18とを含む。
アプリケーション10は、設定をユーザが行うためのものである。ユーザはこのアプリケーション10を用いて後述する設定を行う。ユーザ設定保持テーブル13は、通信時の動作に関するユーザによる設定を保持する。ユーザオプション判定部14は、ユーザ設定保持テーブル13に保持された内容に基づき、通信時の動作を判定する。ネットワーク設定制御部15は、ユーザオプション判定部14の判定に基づき、通信時の動作の制御を行う。
例えば、ネットワーク設定制御部15は、ユーザがpreferred lifetimeの有効期限が切れた時点で通知して欲しい旨設定した場合、OSからpreferred lifetimeの有効期限が切れた時点での情報をユーザに表示する。ネットワーク情報監視部16は、ルータなどから送信される情報を監視する。
これらのアプリケーション10と、ネットワーク制御部11と、OS12を含む通信プログラムは、着脱自在な記録媒体から通信装置に読み込まれるか、あるいはROMなどの記録装置に保持され、CPUによりRAMなどを用いて実行される。
なお、以上説明したユーザ設定保持テーブル13は、ユーザ設定保持手段に対応する。ユーザオプション判定部14は、判定手段に対応する。ネットワーク設定制御部15は、設定制御手段に対応する。
次に、図3のフローチャートを用いて、設定に関する処理を説明する。ステップS101は、IPv6自動設定機能を利用するかどうかの判断である。IPv6自動設定機能をユーザが利用しない場合は処理が終了する。この場合、ルータからのRAを受信せず、リンクローカルアドレスのみ生成され、ルータを超えた通信はできない。
IPv6自動設定機能を利用する場合、ステップS102で、IPv6自動設定機能は有効とされる。次のステップS103は、セキュリティモードを選択するかどうかの判断である。セキュリティモードを選択しない場合、処理は終了する。
セキュリティモードがユーザ任意と判断されると、ステップS104を経て、ステップS108で、ステートレスアドレスのライフタイム長を指定するかどうかの判断が行なわれる。ユーザが指定しない場合、ステップS109で、デフォルト値が指定される。指定する場合、ステップS110で、ユーザがライフタイム長を任意に指定する。
次のステップS111で、RA配布先ルータアドレスを設定するかどうかの判断が行なわれる。この設定は、設定されたRA配布先ルータアドレスから送信されるRAのみでアドレスを生成する設定である。設定しない場合、ステップS112で、デフォルト値である全ルータが設定される。設定する場合、ステップS113で、ユーザがRA配布先ルータアドレスを任意に設定する。
次のステップS114で、デフォルトゲートウェイアドレスを自動設定するかどうかの判断が行なわれる。設定する場合、ステップS115で、自動設定が有効に設定される。設定しない場合、ステップS116で、自動設定が無効とされ、ステップS121に処理が進む。
次のステップS117で、デフォルトゲートウェイになりうるルータのアドレスを指定するかどうかの判断が行なわれる。指定しない場合、ステップS118で、デフォルト値である全ルータが指定される。指定する場合、ステップS119で、ユーザがルータを任意に指定する。
ステップS103の説明に戻る。ステップS103では上述したユーザ任意が選択される以外に、ステップS105、106、107でセキュリティモード高中低を選択することができる。
セキュリティモード高中低とは、上述した項目を予めセキュリティレベルに応じて値が自動的に設定されているものである。例えば「セキュリティモード高」を選択すると、「ステートレスアドレスのライフタイム長の限定」、「RA配布先ルータの限定」が設定される。
次のステップS121で、警告表示を行なうかどうか判断される。行なわない場合、ステップS123警告表示が無効とされ、処理は終了する。行なう場合、ステップS122でセキュリティ表示が有効とされ、ステップS124で、警告表示優先度を設定するかどうか判断される。警告表示優先度を設定する場合、ステップS125で、デフォルト値が設定され、処理は終了する。警告表示優先度を設定しない場合、ステップS126で、ユーザが任意に設定し、処理は終了する。
この警告表示の設定処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。ステップS201は、ステートレスアドレスの有効時間に関する警告を行なうかどうかの判断である。警告を行なわない場合、ステップS211に処理が進む。警告を行う場合、ステップS202で、preferred lifetimeとvalid lifetimeのいずれを設定するかの判断が行なわれる。
preferred lifetimeの場合、ステップS203で、preferred lifetimeの失効時設定が行われる。valid lifetimeの場合、ステップS204で、valid lifetimeの失効時設定が行われる。
次のステップS205で、失効前に警告を行なうかどうか判断される。警告を行う場合、ステップS206で有効が設定される。警告を行わない場合、ステップS207で無効が設定される。
ステップS208で、失効時に警告を行なうかどうか判断される。警告を行う場合、ステップS209で有効が設定される。警告を行わない場合、ステップS210で無効が設定される。
次のステップS211は、未登録のルータからのRA受信した場合に警告を行うかどうかの判断がされる。警告を行う場合、ステップS212で有効が設定される。警告を行わない場合、ステップS213で無効が設定される。
次のステップS214は、アドレスが重複した場合に警告を行うかどうかの判断がされる。警告を行う場合、ステップS215から220で、いずれのアドレスに対する警告を行なうのかが設定され、ステップS221へ処理は進む。ステップS215から220に示されるアドレスは、IPv6における種々のアドレスである。警告を行わない場合、ステップS213で無効が設定され、ステップS221へ処理が進む。
ステップS221で、デフォルトゲートウェイ変更時に警告を行なうかどうか判断される。警告を行う場合、ステップS222で有効が設定される。警告を行わない場合、ステップS223で無効が設定される。
次のステップS224で、RAのライフタイム時間に対する警告出力についての設定が判断される。このRAのライフタイム時間に対する警告とは、ライフタイムが所定の時間より短いRAを受信した場合に発生する警告である。そして、その警告を出力する時間の長さを設定しない場合、ステップS225で上記所定の時間がデフォルト値とした設定が行われる。時間の長さを設定する場合、ステップS226では上記所定の時間がユーザにより設定される。
上述した処理において、ステートレスアドレスの有効期限の警告では、preferred lifetime, valid lifetimeの有効期限が切れる前、切れた時点にそれぞれ警告メッセージをユーザに通知するかどうかを選択する事ができる。これにより、ユーザは自分が使用しているステートレスアドレスが使用できなくなる時間を把握する事ができる。
また、未登録ルータからのRA受信が有効であれば、未登録ルータからのRAを受信した際にユーザに通知される。これにより、自分の所属しているネットワーク上にルータが追加された、またはルータになりすまして不正にRAを送っている機器が自分所属しているネットワーク上に存在している事を把握する事ができる。
デフォルトゲートウェイ変更時の動作について説明する。通信機器に設定されるデフォルトゲートウェイは一つのみであるが、IPv6ではデフォルトゲートウェイになりうるルータをデフォルトルータリストに保持している。現在設定されているデフォルトゲートウェイの到達性が確認できなくなった場合、OS内部で現在設定されているデフォルトゲートウェイをデフォルトルータリストの中から選び設定する。つまり、デフォルトゲートウェイが変更される事は、自ネットワークのルータやネットワーク構成に異常があったものと考えられる。上記状態がユーザに通知される事により、ユーザは自ネットワークの状態を把握する事ができる。
RAのライフタイム時間による警告出力では、ルータから受信したRAの長さがある一定時間未満であれば、警告を表示するものである。これにより、なりすまし等により、ライフタイムの短いアドレスが生成される事を防ぐ事ができる。
なお、図3、4で説明したフローチャートでの設定内容は、上記フローチャートに行われるユーザ設定保持段階でユーザ設定保持テーブル13に保持される。そして、ユーザ設定保持テーブル13に保持された内容に基づき、通信時の動作を判定する判定段階を経て、この判定段階の判定に基づき、通信時の動作の制御を行う設定制御段階が実行される。
以上説明した警告などは、通信機器が有するオペレーションパネルに表示される。図5にオペレーションパネル表示例を示す。
表示例20は、preferred lifetimeの失効前警告表示画面である。preferred lifetimeが失効する日時とそのアドレスとが表示される。
表示例21は、preferred lifetimeの失効時警告表示画面である。preferred lifetimeが失効した日時とそのアドレスとが表示される。
表示例22は、valid lifetimeの失効前警告表示画面である。valid lifetimeが失効する日時とそのアドレスとが表示される。
表示例23は、valid lifetimeの失効時警告表示画面である。valid lifetimeが失効した日時とそのアドレスとが表示される。
表示例24は、アドレスの重複時警告表示画面である。重複したアドレスの種類(図ではステートレスアドレス)とアドレスが表示される。
表示例25は、デフォルトゲートウェイ変更時警告画面である。変更されたデフォルトゲートウェイのアドレスが表示される。
表示例26は、RAのライフタイム時間警告表示画面である。ライフタイム時間と、RAを送信した機器のアドレスと、プレフィックスとが表示される。
以上が表示例であるが、警告が一度に複数発生した場合、ユーザが設定した表示優先度(もしくは機器が推奨している表示優先度)によって、警告表示を変更する。
なお、一度に表示できなかった警告メッセージや過去の表示メッセージは機器内部に保持され、ユーザが参照したい時にいつでも参照する事が可能である。これにより、ユーザは自機器や自ネットワーク内で発生した異常状態を常に把握する事ができる。
通信が行われるネットワーク機器が接続された構成を示す図である。 ソフトウェアモジュール構成を示す図である。 設定に関する処理を示すフローチャートである。 警告表示の設定処理を示すフローチャートである。 表示例を示す図である。
符号の説明
1、2 ルータ
3、4、5 通信機器
6 ネットワーク
10 アプリケーション
11 ネットワーク制御部
12 OS
13 ユーザ設定保持テーブル
14 ユーザオプション判定部
15 ネットワーク設定制御部
16 ネットワーク情報監視部
17 ネットワークプロトコル
18 ネットワーク通信ドライバ
20、21、22、23、24、25、26 表示例

Claims (25)

  1. ルータから送信されるルータ広告を元に生成されるIPアドレスを用いて通信を行なう通信機器において、
    IPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスの設定を含む、複数の通信に関するユーザによる設定を保持するユーザ設定保持手段と、
    ルータ広告が送信されてきたときに、該ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているIPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスか否かを判定する判定手段と、
    前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているときには前記判定手段の判定を元にIPアドレスが生成されるように制御し、前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されていないときには前記判定手段の判定を元にユーザに警告を行うよう制御を行う設定制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする通信機器。
  2. 前記設定は、ステートレスアドレスのライフタイム長であることを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. ルータから送信され情報を監視するネットワーク情報監視手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記設定は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信機器。
  5. 前記設定は、デフォルトゲートウェイになりうるルータのIPアドレスであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信機器。
  6. 前記設定は、前記設定制御手段が通信に関する警告をユーザに表示するかどうかの警告表示設定であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信機器。
  7. 前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となることを警告する設定であることを特徴とする請求項6に記載の通信機器。
  8. 前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となったことを警告する設定であることを特徴とする請求項6または7に記載の通信機器。
  9. 前記警告表示設定は、ユーザにより登録されていないルータからのルータ広告を受信したことを警告する設定であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の通信機器。
  10. 前記警告表示設定は、IPアドレスが重複したことを警告する設定であることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の通信機器。
  11. 前記警告表示設定は、デフォルトゲートウェイが変更されたことを警告する設定であることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の通信機器。
  12. 前記警告表示設定は、ルータ広告で提供されたライフタイム長が所定の値より短いことを警告する設定であることを特徴とする請求項6から11のいずれか1項に記載の通信機器。
  13. ルータから送信されるルータ広告を元に生成されるIPアドレスを用いて通信を行なう通信機器での通信方法であって、
    IPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスの設定を含む、複数の通信に関するユーザによる設定をユーザ設定保持手段で保持するユーザ設定保持段階と、
    ルータ広告が送信されてきたときに、該ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持段階で保持されたIPアドレスの生成に用いられる送信元のルータのIPアドレスか否かを判定する判定段階と、
    前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されているときには前記判定段階の判定を元にIPアドレスが生成されるように制御し、前記ルータ広告の送信元のルータのIPアドレスが前記ユーザ設定保持手段に保持されていないときには前記判定段階の判定を元にユーザに警告を行うよう制御を行う設定制御段階と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  14. 前記設定は、ステートレスアドレスのライフタイム長であることを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
  15. ルータから送信され情報を監視するネットワーク情報監視段階を有することを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
  16. 前記設定は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスであることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の通信方法。
  17. 前記設定は、デフォルトゲートウェイになりうるルータのIPアドレスであることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の通信方法。
  18. 前記設定は、前記設定制御段階が通信に関する警告をユーザに表示するかどうかの警告表示設定であることを特徴とする請求項13から17のいずれか1項に記載の通信方法。
  19. 前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となることを警告する設定であることを特徴とする請求項18に記載の通信方法。
  20. 前記警告表示設定は、IPアドレスが失効となったことを警告する設定であることを特徴とする請求項18または19に記載の通信方法。
  21. 前記警告表示設定は、ユーザにより登録されていないルータからのルータ広告を受信したことを警告する設定であることを特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載の通信方法。
  22. 前記警告表示設定は、IPアドレスが重複したことを警告する設定であることを特徴とする請求項18から21のいずれか1項に記載の通信方法。
  23. 前記警告表示設定は、デフォルトゲートウェイが変更されたことを警告する設定であることを特徴とする請求項18から22のいずれか1項に記載の通信方法。
  24. 前記警告表示設定は、ルータ広告で提供されたライフタイム長が所定の値より短いことを警告する設定であることを特徴とする請求項18から23のいずれか1項に記載の通信方法。
  25. 請求項13から24のいずれか1項に記載の通信方法をコンピュータで実行させるための通信プログラム。
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