JP4794129B2 - 高比重物質を分離選別する方法及び装置 - Google Patents
高比重物質を分離選別する方法及び装置 Download PDFInfo
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Description
【0001】
本発明は懸濁液から高比重物質を分離選別する方法及び装置に係わる。
【背景技術】
【0002】
例えば廃棄物のような混合物の比重選別に際しては、なお多量の沈積性の物質を含むパルプや懸濁液のようなスラリーが発生する。
自治体の生活廃棄物は、Kranert et al.の調査(Kranert, M., Hartmann A.,Graul S.(1999) “蒸解物中の砂含有量の測定”。−Bidlingmaier W et al. (Hrsg) ORBIT 99 廃棄物の生物学的処理及び環境に関する国際会議議事録Part I, P. 313-318−)によれば、廃棄物の25重量%以上にも達する多量の鉱物性高比重物質、例えば、石、ガラス破片、砕石、砂利、砂を含む。これら鉱物性高比重物質の大部分は生活廃棄物の比重選別の際に懸濁液中に取込まれ、生物学的利用に供される。
【0003】
Kuebler et al.の調査(Kuebler, H., Nimmrichter,R., Hoppenheidt, K., Hirsh, P., Kottmair, A., Nordsieck, H., Swerev, M., Muecke, W. (1998):“生活廃棄物と商業的有機廃棄物のフル・スケール同時蒸解”:MER 5 Materials and Energy from Refuse 12−14 October 1998議事録、Oostende, Belgium, P.195−202)によれば、生活廃棄物の比重選別から得られるパルプをさらに流体動力学的に分離選別すると、高比重物質として、被処理廃棄物の約3重量%の湿潤物が分離される。
【0004】
パルプや懸濁液の処理では、沈積し易い物質が問題となる。即ち:
槽内に沈積するだけでなく、配管を詰まらせる一方、
多くの場合、被処理廃棄物の磨耗性が設備の摩損を招く原因となる。
【0005】
比重選別から得られた懸濁液を安心して再利用できるようにするには、沈積し易い物質を懸濁液から分離しなければならない。そのために分離選別槽が使用される。
【0006】
DE 195 05 073 A1は廃棄物から発生するスラリーから高比重物質を分離するフラットボトム液体サイクロンを開示している。フラットボトム・サイクロンと選別管とを組合わせることによって分離選別槽の選別能力は向上するが、能率は低下する。
【0007】
比重選別法はDE 42 14 771 A1に開示されている。堆肥化廃棄物から砂などの異物を分離する方法はEP 0 678 085 B1に開示されている。
【0008】
DE 34 44 329 C2は2基の分離選別槽と複数の受流槽を使用してスラリーを処理するプラントを開示している。
【0009】
DE 41 15 920 A1には、液相を還流させない分離選別方法が開示されている。また、液相を還流させず、受流槽も使用しない分離選別方法がEPa 86201987.4に開示されている。懸濁液からの分離選別を前段の初発混合物の処理から切離すため、懸濁液を受流槽に中間貯蔵し、この受流槽から分離選別槽へ供給する。分離選別槽から排出される処理済懸濁液をそっくりそのまま後続の工程へ供給するか、または一部を還流させ、あらためて分離選別槽へ供給することによって分離選別度を高める。
【0010】
広く普及し、DE 195 05 073 A1に開示されている分離選別装置は処理済懸濁液の円滑な排出を必要とする。そのためには、枝分かれのない短い排出管が必要である。従って、処理済懸濁液には2通りの技術的解決策がある。即ち、分離選別槽からの排出物は
a)WO 90/11144に開示されているように、受流槽へ還流され、受流槽から後段の工程へ供給されるか、
b)またはDE 34 44 329 C2に開示されているように、後段に別設された槽に中間貯蔵され、ここから分離選別槽へ還流されるか、または第2の分離選別槽へ供給される。
【0011】
解決策a)は、廃棄された時のままの高比重物質を含んだ懸濁液部分が、予め分離選別槽へ供給されることなく後続の工程へ直接供給されるという欠点を有する。その結果として、沈積し易い物質が次の工程に多量に持込まれ、上述した不都合の原因となる。
【0012】
解決策b)は第2の補足的な槽を必要とする。この解決策では、スペース需要が大きくなり、配管が長くなり、部品数が増大し、制御コストが高騰する。究極的には投資コストの増大につながる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
そこで本発明の目的は、僅かのコストで後続工程の高比重物質負荷を軽減できる、スラリーからの高比重物質を分離選別する方法及び装置を提供することにある。
この目的は、方法に関しては、請求項1に特徴が記載されている方法で、装置に関しては、請求項7に特徴が記載されている装置で達成される。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の好ましい実施態様は従属請求項に記載されている通りである。
本発明の方法は本質的には下記の工程を含む:高比重物質含有率の大きい未処理懸濁液を受流槽に導入し、高比重物質を含有する懸濁液を受流槽から導出して分離選別槽へ導入し、高比重物質含有率の小さい処理済懸濁液を分離選別槽から再び前記受流槽へ還流させ、未処理懸濁液から一部を立体的に分離し、さらに分離選別処理しながら前記槽を通過させ、実質的に高比重物質を含有しない懸濁液を、前記容器における高比重物質含有率の小さい懸濁液の主要流動方向と交差する方向に導出し、高比重物質含有率の小さい懸濁液の残余の部分流を未処理懸濁液流と混合した状態で前記受流槽から分離選別槽へ供給する。
【0015】
本発明の方法では、上記解決策a)及びb)をそれぞれ回避することができる。本発明の方法では特に、予め少なくとも1回、分離選別槽を通過させることなく、未処理懸濁液が後続の工程へ直接供給されるのを防止することができる。本発明の方法ではまた、補足の槽を省略することができる。後続の工程へ供給される殆ど高比重物質を含有しない懸濁液は、分離選別槽から還流される懸濁液の主要流れからこの懸濁液部分を取出すことによって得られ、高比重物質含有率の小さい懸濁液が受流槽内を流動する際にその主要流れ中に分離効果が現れ、主要流れと交差する方向に取出すことによって、このように取出される懸濁液流れが実質的に高比重物質を含有しないことになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の方法を実行するための装置の実施態様を図1に示す。
分離選別に使用される受流槽1は分離選別槽から還流される処理済懸濁液2と高比重物質含有率の大きい未処理懸濁液3との混合が起こるように構成され、供給を受ける。受流槽1は4つの接続部、即ち、未処理済懸濁液3の取入れ口、処理済懸濁液2の取入れ口、下方ゾーン12に設けられ、未処理懸濁液と処理済懸濁液の残余との混合物としての懸濁液4を取出して分離選別槽へ供給する取出し口、及び処理済懸濁液ゾーン8の領域に設けられ、処理済懸濁液2の主要流れと交差する方向に処理済液材料9を取出す取出し口を有する。
【0017】
分離効率を高めるため、懸濁液4を複数回にわたって分離選別槽に供給し、未処理懸濁液3が後続の工程へ短絡流入するのを防止し、必ず、処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10への流入だけが可能となるようにする。
【0018】
処理済懸濁液2が還流される処理済懸濁液ゾーン8の構成は、残留している高比重物質が未処理懸濁液3と一緒にあらためて分離選別槽5へ供給されることで残留する高比重物質の分離を促進する。
【0019】
受流槽1から、高比重物質含有懸濁液4が下方ゾーン12において排出され、分離選別槽5へ供給される。分離選別槽からの処理済懸濁液2は受流槽1の処理済懸濁液ゾーン8へ還流され、分離された高比重物質6は分離選別槽から排出される。
【0020】
処理済懸濁液2が既に受流槽1の未処理懸濁液ゾーン10に存在する未処理懸濁液3と混合するのを防止するため、受流槽1に分離壁7を設ける。分離壁7は受流槽1を2つのゾーン8,10に区分し、それぞれのゾーンは分離選別槽5の供給装置13への懸濁液流出を可能にする。処理済懸濁液を供給される処理済懸濁液ゾーン8から、後続の工程へ供給するため、処理済液材料9が横方向へ、即ち、処理済懸濁液ゾーン8内の処理済懸濁液の垂直な主要流れ方向に対して水平方向へ取出される。
【0021】
処理済懸濁液ゾーン8への未処理懸濁液流入を防止するため、未処理懸濁液の流入量が最大、処理済懸濁液2の還流量が最少の場合でも、処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10への出口領域において、常に処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10に向かっての流体力学的圧力低下が支配するように分離壁7が構成されている。この条件は分離壁の両側における断面積比の設定によって達成される。両側における断面積の比を、処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10への出口が閉ざされたと仮定した場合、最大流入量の未処理懸濁液3と分離選別槽2からの最少還流量の懸濁液とがそれぞれ処理済懸濁液ゾーンにおいて未処理懸濁液ゾーンよりも早く、または少なくとも未処理懸濁液ゾーンと同時に液位に達するように設定する。換言すると、常に、処理済懸濁液ゾーン8から出口11を通って未処理懸濁液ゾーン10への流れができるように懸濁液流2、3、4及び9を調整する。
【0022】
出口11が開放された状態では、分離選別槽5への供給が行われている間、懸濁液は必ず処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10へと流れる。従って、後段の工程へ供給される処理済液材料9を含んでいる処理済懸濁液ゾーン8へ未処理懸濁液が流入することはあり得ない。
【0023】
さらにまた、処理済懸濁液ゾーン8は、このゾーンを流動する過程において処理済懸濁液2中に残留する高比重物質がさらに分離され、分離された高比重物質は再び未処理懸濁液ゾーンへ供給される。処理済懸濁液ゾーン8における高比重物質は沈積または未処理懸濁液ゾーンへの垂直な還流方向と交差する方向への取出しによってさらに分離される。
【0024】
本発明の好ましい実施態様では、処理済懸濁液ゾーン8から取出されて後続の処理済液材料9へ供給される処理済液材料の流量は受流槽へ還流される処理済懸濁液2の比較的少ない部分である。また、処理済懸濁液ゾーンの懸濁液流はほぼ垂直に下方へ未処理懸濁液ゾーン10に向かって流下する。処理済懸濁液のうち、後段の工程へ供給される分はほぼ垂直な流れに対してこれと交差する方向に取出される。従って、処理済懸濁液2中に残留する高比重物質は大部分未処理懸濁液ゾーン10へ供給される。
【0025】
好ましくは、処理済懸濁液ゾーン8の下端近傍に、未処理懸濁液ゾーンへの出口11としての通路を設ける。このようにすれば、分離壁7の両側においてほぼ同じ流体力学的圧力が作用するから、分離壁7にかかる静力学的負荷を極力小さくすることができる。出口通路は、分離壁の下端が受流槽壁から間隔を保つようにすることによっても形成することができ、このようにすれば、高比重物質が付着沈積し易い出口縁辺の形成を避けることができる。このように構成すれば、処理済懸濁液ゾーン8から未処理懸濁液ゾーン10への高比重物質の移行が促進される。後段の工程への処理済液材料の取出し口は排出口として機能する出口11よりも上方に設ける。
【0026】
好ましい実施態様としては、出口11の断面形状は、鋭角部分のない円形または楕円形を呈する(図2)。
【0027】
未処理懸濁液3の供給は、沈積し易い物質が分離選別槽12への排出口近傍で濃密になるように、且つ出口11において処理済懸濁液ゾーン8へ流入しないように配慮されている。つまり、未処理懸濁液ゾーン10から処理済懸濁液ゾーン8へ懸濁液を圧入するような余計な動力学的圧力は存在しない。
【0028】
本発明の実施例及び変更実施態様を添付の図面に従って以下に説明する。
【実施例】
【実施例1】
【0029】
実施例1(図1及び図2):
限定条件:
廃棄物スラリー化装置による廃棄物比重選別から、断続的に高比重物質を含有するスラリーが形成される。高比重物質含有スラリーである未処理懸濁液3の流量は30ないし160m 3 /hの範囲内で変動する。平均スラリー形成量は約20m3/hである。
【0030】
構成(図1参照):
高比重物質含有スラリーを処理するための分離選別槽5はポンプである供給装置13によって連続的に供給を受け、装入能力は100ないし130m3/hである。受流槽としては、下方部分が急傾斜円錐形を呈し、有効容積が30m3の円筒槽が使用される。この円筒槽の円筒部分の内径は2.986m(断面積:7m2)である。分離選別槽5へのスラリー排出は円錐状の下方ゾーン12で行われる。受流槽1内の最低液位は槽の円錐状部分の上方に位置する円筒状部分であり、この領域において、後段の工程への処理済液材料9の取出しが行われる。この取出しは水平方向に、20m3/hの流量で連続的に行われる。
【0031】
分離された高比重物質6の流量は分離選別槽へ供給される流量よりもはるかに少ないから、最初の概算において、還流される処理済懸濁液2の流量を受流槽1の下方ゾーン12からの懸濁液4の流量と同じに設定すればよい。
【0032】
実施:
20m3/hの取出しは、未処理懸濁液ゾーン10において80ないし110m3/hの流量で流れる処理済懸濁液ゾーン8からの垂直方向の流れと交差する水平方向に行われる。
【0033】
垂直分離壁7は受流槽の最高液位15の上方30m 3 の位置から下方に円錐状部分にまで達している。分離壁7は受流槽円筒状部分の断面積を未処理懸濁液ゾーン16の面Aと処理済懸濁液ゾーン17の面Bとに区分する(図2参照)。断面Aを有するゾーンには未処理懸濁液が供給され、断面Bを有するゾーンには分離選別槽の排出液が還流される。
【0034】
出口11を閉じたと仮定して、処理済液材料9の取出しの流量が20m3/h、未処理懸濁液3の最大供給が160m3/hの場合、処理済懸濁液9の最少還流量が100m3/hの場合、処理済懸濁液ゾーン8が存在する断面Bの液位が未処理懸濁液ゾーン10の断面Aよりも早くまたは少なくとも同時にこの断面ゾーンの液位に達するようにするための条件は:A/B ≧ 2(A対Bの比が2またはそれ以上)。この場合、断面A(16)が5m2、断面B(17)が2m2となる。
【0035】
分離壁7は、円錐状部分において処理済懸濁液を流出させる出口の開放断面積が0.05m2となるように円錐状部分内へ延びている。
【0036】
未処理懸濁液3の供給も分離選別槽5からの還流も受流槽1の上方から行われる。分離壁7の近傍において必ず下向きの流れが生ずるようにするため、未処理懸濁液の供給は垂直な分離壁7と平行に、且つ分離壁7の近傍で行われる。
【実施例2】
【0037】
実施例2(図3及び図4):
限定条件も、分離壁の作用及び構成も、断面積比も実施例1と同じである。分離選別槽(図示しない)から受流槽1への処理済懸濁液還流は上方から行われるが、未処理懸濁液18は分離壁7よりも下方において接線方向に円錐状部分へ導入される。このような接線方向の流入は、これによって発生する過流によって沈積性の高比重物質の分離を促進する。
【0038】
分離壁7は実施例1の場合と同様に円錐状部分内まで達している。円錐状部分への処理済懸濁液を流出させるための開口19は水平な向きを有し、図4に示すように、円錐状部分における接線方向の流れから遠い側に設けられている。開口19の開放断面積は0.2m2である。
【0039】
後段の工程へ供給される処理済液材料9は、実施例1において既に述べたように、処理済懸濁液ゾーン8から水平に取出される。この場合、処理済懸濁液ゾーン8における主要流れは垂直な向きを有する。
【0040】
未処理懸濁液と処理済懸濁液から成る混合懸濁液4の(図示しない)分離選別槽への供給は円錐先端部ではなく、それよりも上方で水平に行われる。これにより、沈積性高比重物質が開口に沈積するのを防止することができる。
【実施例3】
【0041】
実施例3(図5及び図6):
限定条件:
廃棄物のスラリー化に伴い、20ないし160m 3 /hの可変流量で高比重物質を含む懸濁液を連続的に発生させる。平均流量は約50m3/hである。
【0042】
構成:
高比重物質を含む懸濁液を処理するための(図示しない)分離選別槽は重力及び制御装置27の作用下に供給を受け、可変装入能力は110乃至150m3/hである(図5参照)。受流槽としては、下方部分が傾斜し、装入容量が40m3の開放型直方体の槽22が使用されている。
【0043】
槽22の上方部分は8m2(4m x 2m)の断面積を有する。分離選別槽への懸濁液供給は槽22の底部において行われる。
【0044】
受流槽22から後続の工程への処理済液材料26の取出し口は受流槽上半部分にあり、50m3/hの流量で連続的に行われる。
【0045】
分離された高比重物質の流量は分離選別槽への供給流量25よりもはるかに小さいから、還流される処理済懸濁液の最初の近似流量を流量25と同じに設定することができる。
【0046】
実施:
処理済液材料の後段工程への流量50m3/hでの連続的供給は、処理済懸濁液ゾーン29から60乃至100m3/hの流量で垂直に流れる処理済懸濁液の流れに対して水平方向に行われる。処理済懸濁液ゾーン29からの残留懸濁液は、分離壁23の下端に形成される通路30を通って未処理懸濁液ゾーン28へ流入する(図6参照)。
【0047】
受流槽22への未処理懸濁液20の供給及び分離選別槽21からの還流は分離壁の両側において最高液位よりも上方でおこなわれる(図5参照)。図5に示すように、傾斜分離壁23は受流槽の最高液位24の40m3から、受流槽のテーパー部分にまでたっしている。分離壁23は受流槽の断面積をその最高液位の高さにおいて、未処理懸濁液ゾーン28と処理済懸濁液ゾーン29に区分する(図6参照)。未処理懸濁液ゾーン28には未処理懸濁液20が供給され、処理済懸濁液ゾーン29には分離選別槽の排出液21が還流される。
【0048】
出口30を閉じたと仮定して、処理済液材料26の流量が50m3/h、処理済懸濁液21の最少還流量が110m3/h、未処理懸濁液20の最大供給量が60m3/hである場合、処理済懸濁液が存在する処理済懸濁液ゾーンの液位が未処理懸濁液ゾーン20よりも早く、または少なくとも同時に未処理懸濁液ゾーン20と同じ液位に達するようにするためには、最高液位における未処理懸濁液ゾーンの断面積Aと処理済懸濁液ゾーンの断面積Bの比が最小であればよい:A/B ≧ 1(AとBの比が1または1よりも大きい)。
【0049】
この場合、未処理懸濁液ゾーン28の断面積Aが4m 2 、処理済懸濁液ゾーン29の断面積Bが4m2となるように傾斜分離壁を組み込む。分離壁23は、処理済懸濁液を円錐状部分へ供給するための開口30の開放断面積が0.3m2となるように分離壁23が下方へ延びている。
【発明の効果】
【0050】
利点
本発明の分離選別の利点として、1基の受流槽を使用し、分離選別槽からの排出液をこの受流槽へ還流させる場合、処理済懸濁液を未処理懸濁液から分離することができ、未処理懸濁液が後段の工程へ短絡流入することがない。また、分離選別槽からの還流を複数回繰返すことができる。
【0051】
また、分離選別槽からの排出懸濁液に残留する固形物を処理済懸濁液ゾーンにおいて有効に分離することにより、増加する高比重物質が分離選別槽へ還流される。
【0052】
その結果、高比重物質の分離度が向上する。従って、典型的には効率が劣るとされる比較的選択的な分離選別槽をも使用することができる。
【0053】
このように、本発明は1基だけの受流槽と1基だけの分離選別槽で高い効率を可能にする。その結果、スペース需要を軽減し、部品数を極力少なくし、配管を短縮・単純化することができる。これらの要因は低コストで高品質を達成することにつながる。
【0054】
受流槽への還流と受流槽への被処理懸濁液の繰返し供給が可能であるから、1基の比較的大型の分離選別槽を使用することで効率を高めることができる。従って、2基の直列分離選別槽を採用する場合よりもコストを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
添付図面中:
【図1】分離選別槽と連通する受流槽の簡略図である。
【図2】分離壁の構成を示すため図1の受流槽の頂部を開放して示す俯瞰図である。
【図3】受流槽の他の実施態様を示す簡略図である。
【図4】分離壁の構成を示すため図3の受流槽の頂部を開放して示す俯瞰図である。
【図5】受流槽のさらに他の実施態様を示す簡略図である。
【図6】分離壁の構成を示すため図5の受流槽の頂部を開放して示す俯瞰図である。
【符号の説明】
【0056】
1 受流槽
2 処理済懸濁液
3 未処理懸濁液
4 懸濁液
5 分離選別槽
6 高比重物質
7 分離壁
8 処理済懸濁液ゾーン
9 処理済液材料
10 未処理懸濁液ゾーン
11 出口
12 底部域(下方ゾーン)
13 供給装置(ポンプ)
16 断面A
17 断面B
18 未処理懸濁液
19 開口
20 未処理懸濁液
21 重選槽
22 受流槽
23 分離壁
24 最高液位
25 供給流量
26 処理済液材料
27 制御装置
28 未処理懸濁液ゾーン
29 処理済懸濁液ゾーン
30 通路
Claims (7)
- 懸濁液から高比重物質を分離する装置であって、受流槽(1)と、前記受流槽(1)から供給を受けそこからの処理済懸濁液(2)として前記受流槽(1)に環流可能に構成される分離選別槽(5)を備え、前記受流槽(1)が円錐状の下部と前記円錐状の下部の中へ下向きに延びる分離壁(7)を有し、前記分離壁(7)の下端は開口した出口(11)を形成し、前記分離壁(7)の一つの側に未処理懸濁液(3)の供給を受ける未処理懸濁液ゾーン(10)と前記分離壁(7)の他方の側に分離選別槽(5)からの処理済懸濁液(2)のための処理済懸濁液ゾーン(8)を形成し、前記処理済懸濁液ゾーン(8)中に処理済懸濁液を前記懸濁液の流れの主たる方向に対して横方向に引き出すための放出部(9)を配し、前記分離壁(7)が分離壁(7)の両側の断面積の比率によって、及び未処理懸濁液の供給量、受流槽からの分離選別槽への供給量、処理済懸濁液の還流量を調節することにより、動作中の前記開口した出口(11)を通過する懸濁液の流れが前記処理済懸濁液ゾーン(8)から未処理懸濁液ゾーン(10)へと向かうように調整されたことを特徴とする懸濁液から高比重物質を分離する装置。
- 前記分離壁は鉛直方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記未処理懸濁液が前記分離壁の付近の上部から供給されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記未処理懸濁液が前記分離壁に対して平行して供給されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記分離壁が斜めに向けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 分離選別槽に供給するための供給路が水平に配されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 請求項1から6のいずれかの装置を使用して高比重物質を含む未処理懸濁液から高比重物質を分離する方法であって、
高比重物質を含む未処理懸濁液を受流槽の未処理懸濁液ゾーン(10)に供給する工程と、
高比重物質を含む未処理懸濁液を受流槽の未処理懸濁液ゾーン(10)から排出し、排出された前記未処理懸濁液を分離選別槽(5)に供給する工程と、
洗浄済みの高比重物質の少なくなった処理済懸濁液を前記分離選別槽から前記受流槽(1)の前記未処理懸濁液ゾーン(10)から分離された処理済懸濁液ゾーン(8)に戻し、前記未処理懸濁液ゾーン(10)の下端の部分に開口する出口(11)を設けて前記未処理懸濁液と分離した前記処理済懸濁液ゾーン(8)を通じて更に高比重物質の分離を実質的に鉛直方向に行う工程と、
実質的に高比重物質のなくなった処理済懸濁液を前記高比重物質の少なくなった処理済懸濁液の前記分離された前記処理済懸濁液ゾーン(8)中の流れの主要な方向に対して横方向に流出させる工程と、
前記未処理懸濁液の流れと混合した、処理済懸濁液の残りの部分の流れを前記受流槽(1)の前記未処理懸濁液ゾーン(10)から排出し、この懸濁液の流れを前記分離選別槽(5)に供給する工程を含み、分離能力を高めるために前記分離選別槽(5)の前記処理済懸濁液の流れを複数回にわたって行うことを特徴とする高比重物質を分離選別する方法。
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