JP4793819B2 - 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム - Google Patents

情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば他者と連絡を行なう場合に参照される座席表に記載された人物の個人情報などを管理する情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムに関する。
装置の配置等の情報を把握できると、リソースの有効活用を行なうことができる。このために、印刷装置の配置を容易に把握する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の発明では、情報管理装置は、印刷装置の空間的な配置情報が記録されたデータベースと、印刷装置に関する他の情報が記録されたデータベースとの間で、同名の印刷装置に関する情報を関連させる。そして、これらの情報を表示装置に表示させることにより、印刷装置の稼動状況を分析するとともに、印刷装置の設置されている場所が容易に特定できる。従って、印刷装置数の過不足の把握や配置場所の適正化を図ることができる。
所在の把握という観点では、装置の配置に限られるものではなく、職場等における人の配置等も大切である。このため、連絡を取りたい相手の所在把握を容易にできるように座席表が作成されて配布されることがある。更に、座席表に電話番号を併記し、この番号を参照しながら容易に電話をかけることができるようにしている場合もある。このような座席表を利用すると、連絡を取りたい相手の席に近い他の人を特定することも可能である。このため、仮に連絡を取りたい相手が不在の場合にも、近隣の人に電話をかけることにより、用件を伝えることもできる。
特開2005−173898号公報(図7)
しかし、座席は異動や配置替えにより変更される場合がある。この度に座席表を修正する必要がある。
また、最近では、コンピュータ端末をIP電話端末として用いる場合もある。この場合には、コンピュータ端末の画面に電話番号リストを表示させ、このリストを利用して通話を行なうこともある。しかしながら、このような電話番号リストは、前述の座席表とは別個に用意されていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、座席表の作成や変更を効率よく行なうことができるとともに、この座席表を利用して連絡を取ることができる情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用するツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と、社員の認証を行なう認証サーバと、ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なうシステムであって、前記制御手段が、前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する手段と、取得した社員識別子を前記認証サーバに
送信して、認証した結果を取得する手段と、認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けられた在席状況を、在席中に更新するとともに、取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する手段と、前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する手段と、前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる手段を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記座席データ記憶手段は、各フロアマップに関連付けて座席アイコンを記憶しており、前記制御手段は、フロアマップに配置した座席アイコンが、他のフロアマップに移動させて配置した状態で保存指示を受信したときには、移動させた座席アイコンを移動先のフロアマップと関連付けて、前記座席データ記憶手段に記憶させる移動手段を備えたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用するツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と、社員の認証を行なう認証サーバと、ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なう方法であって、前記制御手段が、前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する段階と、取得した社員識別子を前記認証サーバに送信して、認証した結果を取得する段階と、認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けら
れた在席状況を、在席中に更新するとともに、取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する段階と、前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する段階と、前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる段階とを実行することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用するツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と、社員の認証を行なう認証サーバと、ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なうためのプログラムであって、前記制御手段を、前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する手段、取得した社員識別子を前記認証サーバに送信して、認証した結果を取得する手段、認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けられた在席状況を、在席中に更新するとともに、取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する手段、前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する手段、前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段は、選択された座席アイコンに関連付けられた個人情報を個人データ記憶手段から取得して、この個人情報を出力する。例えば、出力する個人情報が電話番号などの連絡先であった場合には、この座席表を利用して、連絡を取りたい相手の連絡先を効率よく取得できる。また、座席アイコンには人物を特定する特定情報が表示されているため、座席を移動する人物の座席アイコンを移動先のフロアマップ上に移動できる。これにより、個人データが関連付けられた状態で座席アイコンを移動できるので、効率よく座席表の更新を行なうことができる。
本発明によれば、座席データ記憶手段は、座席アイコンをフロアマップ毎に記録している。制御手段は、座席アイコンを異なるフロアに移動させて配置したときには、移動させた座席アイコンを移動先のフロアマップと関連付けて、座席データ記憶手段に記憶させる。このため、座席が異なるフロアに移動するときであっても、人物の個人データが関連付けられた状態で座席アイコンを移動させることができ、効率よく座席表の更新を行なうことができる。
本発明によれば、制御手段は、出力した個人情報の電話番号情報に関するデータが選択されると、この電話番号情報を用いて発呼処理を行なう。このとき、制御手段は、フロアマップ上の座席アイコンに関連付けられ個人データ記憶手段で管理されている電話番号情報を取得する。このため、制御手段は、座席が変更された場合であっても、選択された座席の人物の電話番号情報を個人データ記憶手段から取得するので、座席表で指定された相
手に対してより確実に発呼処理を行なうことができる。
本発明によれば、座席表の作成や変更を効率よく行なうことができるとともに、この座席表を利用して連絡を取ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。本実施形態では、会社内の職場の座席表を利用して、連絡を行なう相手先に関する情報を管理するための情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムとして説明する。
図1に示すように、情報管理システムとしてのアプリケーションサーバ20は、ネットワークNを介して複数のクライアント端末15に接続されている。クライアント端末15は、入力機能、表示機能及び通信機能を備えたコンピュータ端末である。クライアント端末15の入力機能は、キーボード及びマウスを介して入力されたデータや処理指示を受け付ける。クライアント端末15の表示機能は、画面データに基づいてディスプレイにデータを表示させる。クライアント端末15の通信機能は、アプリケーションサーバ20との間でデータの送受信を行なう。
更に、クライアント端末15は、ブラウザプログラムを搭載しており、アプリケーションサーバ20から取得したデータに基づいて、各種情報をディスプレイに表示させる。また、本実施形態のクライアント端末15は、音声データを送受信する通話機能を備えており、アプリケーションサーバ20を介して、他の通話デバイス(通話機能を備えたクライアント端末15、固定電話、携帯電話など)と音声データを送受信することにより、いわゆるIP電話として使用することができる。
一方、アプリケーションサーバ20は、クライアント端末15に対するポータルサーバとして機能する。また、このアプリケーションサーバ20は、認証サーバ30、コラボレーションサーバ40、メールサーバ50及びIPフォンサーバ60に接続されており、各サーバ(30,40,50,60)とともに社内のサーバネットワークを構成する。
認証サーバ30は、社員に関する社員管理データを記憶している社員管理データ記憶部を備える。この社員管理データ記憶部には、後述するアプリケーションサーバ20の社員データベース25に記録されるデータが記録されているともに、座席表の作成や編集を行なう権限の有無についてのデータが記録されている。認証サーバ30は、アプリケーションサーバ20の要求に応じて、社員の認証を行なったり、社員データベース25に記録されたデータを更新するためのデータを送信したりする。
コラボレーションサーバ40は、公知のチャット機能やテレビ会議機能を備え、クライアント端末15相互で音声や画像を送受信させる。更に、このコラボレーションサーバ40は、在席情報データ記憶部を備え、この在席情報データ記憶部に記録された在席情報データを管理する機能(在席管理機能)を有する。在席情報データは、クライアント端末15を用いたユーザ(社員)のログイン識別子及びこのユーザの在席状況(「在席」、「離席」、「不在」のいずれか)に関するデータを含んで構成される。そして、コラボレーションサーバ40は、アプリケーションサーバ20からユーザのログイン識別子及びこの社員の座席状況に関するデータを受信すると、在席情報データ記憶部のデータを更新する。
また、コラボレーションサーバ40は、各社員が使用するクライアント端末15を特定するためのデータ(使用端末データ)を記録する使用端末データ記憶部を備えている。この使用端末データは、各社員にクライアント端末15が割り当てられた場合に記録され、
本実施形態では予め記録されている。この使用端末データは、クライアント端末15を特定するための端末識別子及びこの端末を使用する社員の社員識別子に関するデータを含んで構成される。
一方、アプリケーションサーバ20に接続されているメールサーバ50は、公知の構成を有するメールサーバであり、本実施形態では、例えば社内メールを管理する。
IPフォンサーバ60は、音声通話をネットワークN及びアプリケーションサーバ20を介して行なう場合にデータを管理するサーバである。このIPフォンサーバ60は、呼出処理を行なう。すなわち、アプリケーションサーバ20からの指示を受けて、発信元のクライアント端末15から着信先のクライアント端末15への発呼を制御する。
次に、アプリケーションサーバ20について詳述する。
このアプリケーションサーバ20は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、図5に示すように、作成編集手段200、レイアウト作成編集手段201、ユーザ個別情報作成編集手段202、背景設定手段211、アイコン配置設定手段212、名前配置設定手段213及び文字配置設定手段214を備える。また、アプリケーションサーバ20は、これら手段を用いて、後述する処理(出力段階、移動段階及び発呼段階等を含む処理)を行なう。このための情報管理プログラムを実行することにより、アプリケーションサーバ20は、出力手段、移動手段及び発呼手段等として機能する。
アプリケーションサーバ20は、図1に示すように、部品データ記憶部21、ブロックデータ記憶部22、背景データ記憶部23、座席データ記憶手段としてのレイアウトデータ記憶部24及び個人データ記憶手段としての社員データベース25を備えている。
図4(a)に示すように、部品データ記憶部21には、机や椅子等の単体部品に関する部品データが記録されている。この部品データは、部品識別子、部品名称及び部品図形等に関するデータを含んで構成される。部品識別子は、部品を特定するための識別子である。部品名称は部品の名称である。部品図形は部品を表示するための図形である。
ブロックデータ記憶部22には、図4(b)に示すように、フロアに配置される1セットの用具(例えば、机のセットやテーブルのセット)を表示するブロックに関するブロックデータが記録されている。このブロックデータは、ブロック名、キット名、構成する部品識別子、部品識別子により特定される個数及び配置等に関するデータを含んで構成されている。ブロック名はブロックの名称である。このブロック名には、例えば「一般机(縦)」や「打合せテーブル6人掛け(横)」など、表示させる向きを名称の一部として含む。キット名は、このブロックを表示させるための名称であり、例えば「部長机キット」や「打合せテーブルキット」などがある。部品識別子は、ブロックを構成するための部品を特定するための識別子である。この部品識別子を介して、ブロックデータと部品データとが関連付けられる。配置データは、各部品の配置に関するデータである。この配置に基づいて、部品が所定の関係(例えば、打合せテーブルキットなら、長テーブルの両方の長辺に均等にイスを3つずつ並べるなど)で配置されたブロックとなる。
図4(c)に示すように、背景データ記憶部23には、フロアレイアウトのフロアの背景に用いる背景データが記録されている。この背景データには、背景識別子データと背景画像データとが含まれる。
図2に示すように、レイアウトデータ記憶部24には、フロアデータ241、アイコン配置データ242、座席表示データ243及び表示文字データ244が記憶される。
フロアデータ241は、レイアウトが行なわれるフロアに関するデータである。このフロアデータ241には、レイアウト識別子、レイアウト名称、公開フラグ及び背景設定デ
ータが含まれる。
レイアウト識別子データ領域には、レイアウトを特定するための識別子が記録される。
レイアウト名称データ領域には、このレイアウトの名称に関するデータが記録される。このレイアウト名称データは、タブ名及びインデックス名に関するデータを含む。タブ名は、編集画面においてタブ表示を行なうときに用いられ、例えばフロアの階数などが入力される。また、インデックス名は、このフロアに付与された名称であり、例えば建物の名称及びフロアの階数などを合わせた名称が用いられる。
公開フラグデータ領域には、通常の座席表として表示させるか否かを示すフラグが記録される。
背景設定データ記憶領域には、レイアウトの背景として設定された背景画像を特定するための背景識別子データが記録される。
アイコン配置データ242は、フロアレイアウトに配置されるブロックに関するデータである。このアイコン配置データ242は、アイコン識別子、レイアウト識別子、位置及びブロック識別子に関するデータを含んで構成されている。
アイコン識別子データ領域には、表示される各ブロック(アイコン)をユニークに特定するための識別子データが記録される。
レイアウト識別子データ領域には、このブロックが配置されるレイアウトを特定するための識別子が記録される。このレイアウト識別子を介して、アイコン配置データ242とフロアデータ241とが関連付けられ、どのフロアに配置されたアイコンに関するデータであるかがわかる。
位置データ領域には、ブロックのレイアウト上の表示位置に関するデータが記録される。このデータは、具体的には、ブロックの図形の表示位置を特定するレイアウト画面上のX座標及びY座標である。
ブロック識別子データ領域には、表示されるブロックを特定するためのデータが記録される。このブロック識別子を介して、フロアレイアウトに表示されるブロックに関するデータがブロックデータ記憶部22から抽出できる。
座席表示データ243は、フロアレイアウトに表示される座席の名前を表示するためのデータである。この座席表示データ243は、名前、アイコン識別子、社員識別子、名前及び名前表示形式に関するデータを含んで構成されている。
名前データ領域には、座席として表示される名前に関するデータが記録される。このデータは、社員識別子で特定される社員の名前に関するデータであり、本実施形態における座席の人物を特定する特定情報に関するデータでもある。
アイコン識別子データ領域には、この名前が表示されている席を示すアイコンを特定するためのデータが記録される。
社員識別子データ領域には、表示されるブロックに関連付けられた社員識別子に関するデータが記録される。この社員識別子が、本実施形態の、座席に割り振られた人物の個人情報を関連付ける情報として機能する。
名前表示形式データ領域には、この社員の名前に関する表示形式に関するデータが記録される。この名前表示形式データとしては、「縦書き」や「横書き」の別などがある。
一方、表示文字データ244は、レイアウト上に表示される文字に関するデータである
。この表示文字データ244には、レイアウト識別子、表示位置、文字内容、文字サイズ、色、表示方向及び書体に関するデータが含まれる。
レイアウト識別子データ領域には、このレイアウトを特定するための識別子が記録される。このレイアウト識別子を介して、フロアデータ241とこの表示文字データ244とが関連付けられる。
表示位置データ領域には、レイアウト上に表示される文字の位置に関するデータが記録される。このデータは、具体的には、表示される文字の表示位置を特定するレイアウト画面上のX座標及びY座標である。
文字内容データ領域には、表示される文字の内容に関するデータが記録される。
文字サイズデータ領域には、表示される文字の大きさに関するデータが記録される。
色データ領域には、表示される文字の色に関するデータが記録される。
表示方向データ領域には、文字の表示が縦書き又は横書きであるかという表示方向を特定するためのデータが記録される。
書体データ領域には、強調やイタリック体など文字の書体に関するデータが記録される。
図3に示すように、社員データベース25には、各社員の個人情報に関する個人データ250が記録される。この社員データベース25には、認証サーバ30の社員管理データ記憶部から取得されたデータが登録される。また、この社員データベース25は、定期的に、社員管理データ記憶部とデータの比較を行なって、社員管理データ記憶部におけるデータの更新が反映される。また、個人データ250は、社員識別子、ログイン識別子、名前、社員属性、所属、ロケーション、職種、電話番号、ファクシミリ番号、メールアドレス及びユーザ個別情報に関するデータを含んで構成される。
社員識別子データ領域には、社員を特定するための識別子に関するデータが記録される。この社員識別子を介して、レイアウト上のブロックに表示される名前、すなわち座席と社員の個人データ250とを関連付けることができる。
ログイン識別子データ領域には、社員がアプリケーションサーバ20を介して社内のサーバネットワークにアクセスする(ログインする)ときに用いる識別子データが記録される。
名前データ領域には、社員の名前に関するデータが記録される。
社員属性データ領域には、この社員の勤務体系を特定するためのデータが記録される。例えば、この社員属性データは正社員や派遣などを特定するためのデータである。
所属データ領域には、この社員が配属された部署を特定するための所属データが記録される。
ロケーションデータ領域には、この社員の事業所を特定するためのロケーションデータが記録される。
職種データ領域には、この社員の仕事内容を特定するためのデータが記録される。具体的には、平社員であればその部署の仕事(営業部なら営業)であり、管理職であればその役職を特定するためのデータが記録される。
電話番号データ領域には、この社員が社内で使用する電話番号が記録される。この電話
番号としては、外線電話番号及び内線電話番号の少なくとも1つが用いられる。
ファクシミリ番号データ領域には、この社員が使用するファクシミリを特定するためのファクシミリ番号に関するデータが記録される。
メールアドレスデータ領域には、この社員のメールアドレスに関するデータが記録される。本実施形態では、メールサーバ50を用いて社内メールを使用するときの社内メールアドレスが記録される。
ユーザ個別情報データ領域には、この社員が個別に設定したデータが記録される。このデータには、例えば、社員の携帯電話の電話番号に関するデータや初期に表示するレイアウトを特定するためのデータがある。
次に、上記のようなシステムを用いて座席表のレイアウトを作成する場合の処理手順を、図4〜図10を用いて説明する。本実施形態では、座席表の管理者がクライアント端末15を用いて、座席表を作成する。
座席表のレイアウトを作成する前に、図4(a)に示すように各部品データを部品データ記憶部21に登録する。次に、図4(b)に示すように、各ブロックデータをブロックデータ記憶部22に登録する。更に、図4(c)に示すように、各背景データを背景データ記憶部23に登録する。そして、アプリケーションサーバ20は、図4(d)に示すように、認証サーバ30の社員管理データ記憶部から社員識別子、ログイン識別子、名前、社員属性、所属、ロケーション、職種、電話番号、ファクシミリ番号及びメールアドレスに関するデータを取得し、個人データ250として社員データベース25に記録する。
座席表のレイアウトを作成する場合、キーボードやマウスを用いて、クライアント端末15のブラウザを起動する。そして、クライアント端末15に社員識別子を入力して、アプリケーションサーバ20に対して座席表レイアウトの編集のためのデータ要求を行なう。この場合、クライアント端末15は、管理者の社員識別子データをアプリケーションサーバ20に送信する。
アプリケーションサーバ20は、受信した社員識別子データを認証サーバ30に送信し、認証要求を行なう。これにより、認証サーバ30は、この社員が管理者であるか否かの認証を行なう。具体的には、認証サーバ30は、受信した社員識別子データに基づいて特定される社員管理データに、管理者であることを示すフラグが記録されているかを確認する。そして、認証サーバ30は、管理者であることを意味するデータが社員管理データに記録されていた場合には、その旨をアプリケーションサーバ20に送信する。なお、管理者でないが社員管理データに記録されていた場合にはユーザであることを意味するデータを送信し、社員識別子データを有する社員管理データがない場合にはその旨のデータを送信する。
アプリケーションサーバ20の作成編集手段200は、管理者として認証できた場合、管理者用初期画面としての編集選択メニューデータをクライアント端末15に送信する。クライアント端末15は、受信したデータに基づいて、図6の編集選択メニュー画面300をディスプレイに表示する。この編集選択メニュー画面300には、管理者用編集画面ボタンとユーザ用編集画面ボタンと終了ボタンとが含まれる。管理者用編集画面ボタンは、座席表を編集して管理するためのレイアウト作成編集画面310を表示するためのボタンである。ユーザ用編集画面ボタンは、ユーザ個別情報の登録や編集を行なうためのユーザ編集画面320を表示するためのボタンである。
ここで、管理者は、座席表の作成又は編集を行なうため、編集選択メニュー画面300
の管理者用編集画面ボタンを選択する。これにより、クライアント端末15は、レイアウト編集データの送信要求をアプリケーションサーバ20に対して行なう。
レイアウト編集データの送信要求を受信したアプリケーションサーバ20のレイアウト作成編集手段201は、レイアウトデータ記憶部24に記録されているフロアデータ241のレイアウト名称及び公開フラグを抽出する。そして、レイアウト作成編集手段201は、抽出したデータを用いて、公開フラグ毎に、レイアウト名称を一覧表示させた画面データを生成して、クライアント端末15に送信する。
これにより、クライアント端末15のディスプレイには、図6に示すレイアウト作成編集画面310が表示される。このレイアウト作成編集画面310には、新規な座席表を作成するための新規作成ボタンと、作成及び編集を終了させるための管理終了ボタンとが含まれる。また、このレイアウト作成編集画面310には、公開レイアウト表示領域と非公開レイアウト表示領域とが含まれている。公開レイアウト表示領域には、座席表の通常の表示画面で表示されるレイアウトの名称(タブ名とインデックス名)が一覧表示される。非公開レイアウト表示領域には、通常の表示画面では表示しないレイアウトの名称が一覧表示される。
また、各レイアウト表示領域のそれぞれには、編集ボタン、削除ボタン及び名称変更ボタンが含まれている。編集ボタンは、作成済みのレイアウトをレイアウト作成画面500に表示させて編集を行なうためのボタンである。削除ボタンは、作成済みのレイアウトを削除するためのボタンである。名前変更ボタンは、名称編集画面410を表示して、作成済みのレイアウトのタグ名やインデックス名を変更するためのボタンである。
更に、このレイアウト作成編集画面310には、レイアウトを非公開から公開に、又は公開から非公開にするための三角ボタンがそれぞれ表示されている。また、このレイアウト作成編集画面310には、各レイアウト表示領域において複数のレイアウト名称が表示されている場合にレイアウトの表示順序を変更する上ボタン及び下ボタンが表示される。
ここで、新たなレイアウトを作成する場合には、管理者は新規作成ボタンを選択する。これにより、クライアント端末15は、新規作成ボタンが選択された旨のデータをアプリケーションサーバ20に送信する。
アプリケーションサーバ20のレイアウト作成編集手段201は、新規作成画面データをクライアント端末15に送信し、クライアント端末15のディスプレイに新規作成画面400を表示させる。この新規作成画面400には、タブ名入力欄、インデックス名入力欄、公開及び非公開のラジオボタン、作成ボタン及び戻りボタンが含まれている。タブ名入力欄及びインデックス名入力欄には、新規に作成されるレイアウトのタブ名及びインデックス名が入力される。公開及び非公開のラジオボタンは、新規に作成されるレイアウトの公開又は非公開を設定するためのボタンである。作成ボタンは、レイアウトを作成するときに用いられる。戻りボタンは、レイアウト作成編集画面310に戻るために用いられる。
ここで、新たにレイアウトを作成する場合には、新規作成画面400の作成ボタンを選択する。これにより、クライアント端末15は、作成ボタンが選択された旨のデータをアプリケーションサーバ20に対して送信する。このとき、新規作成画面400において入力されたタブ名及びインデックス名に関するデータと、公開又は非公開の選択に関するデータとも送信される。
データを受信したアプリケーションサーバ20のレイアウト作成編集手段201は、新
たにレイアウト識別子を付与し、このレイアウト識別子を含み、かつ受信したタブ名及びインデックス名をレイアウト名称とするフロアデータ241をレイアウトデータ記憶部24に記録する。そして、レイアウト作成編集手段201は、レイアウト識別子及びレイアウト名称を含むレイアウト作成画面データを作成し、クライアント端末15に送信する。これにより、クライアント端末15のディスプレイには、レイアウト作成画面500が表示される。
このレイアウト作成画面500には、エリア表示領域とツールバー表示領域とが含まれている。エリア表示領域は、レイアウトを作成するために用いる。ツールバー表示領域には各種ボタンが表示されており、ここでは背景選択ボタン、アイコン配置ボタン、名前配置ボタン、文字配置ボタン、一時保存ボタン及び編集終了ボタンが含まれる。
背景選択ボタンは、レイアウトの背景を選択するときに用いられ、選択されると背景画像を設定するための背景画像設定画面が表示される。アイコン配置ボタンは、レイアウト上にブロック(机やキャビネットなど)を配置するときに用いられ、選択されるとブロックを配置するためのアイコン配置画面が表示される。名前配置ボタンは、座席に名前を表示するときに用いられ、選択されると社員データベース25のデータと関連付けた状態で名前を配置するための名前配置画面が表示される。文字配置ボタンは、レイアウト上に文字を配置するときに用いられ、選択されると文字を入力し配置するための文字配置画面が表示される。一時保存ボタンは、編集中のレイアウトデータを一時的に保存するときに用いる。編集終了ボタンは、レイアウト作成画面500で作成したデータを保存してレイアウト作成画面500を閉じるときに用いる。
(背景設定処理)
背景設定を行なう場合には、レイアウト作成画面500の背景選択ボタンを選択する。この場合、クライアント端末15は、アプリケーションサーバ20に対して背景選択ボタンが選択された旨のデータを送信する。アプリケーションサーバ20の背景設定手段211は、背景データ記憶部23に記憶されたすべての背景データを取得して、背景画像設定画面データを生成しクライアント端末15に送信する。これにより、クライアント端末15のディスプレイに、図7に示す背景画像設定画面550を表示させる。
この背景画像設定画面550には、設定可能な背景がサムネイルで表示されている。また、この背景画像設定画面550には、選択した背景画像で背景を設定するための確定ボタンが含まれる。ここで、サムネイルがクリックされると、クライアント端末15は、エリア表示領域の背景を、クリックにより選択された背景に一時的に変更する。そして、確定ボタンがクリックされると、背景設定手段211は、エリア表示領域に表示された背景を特定するデータを取得し、一時的に記憶する。この場合、背景画像設定画面550を閉じる。
(アイコン配置設定処理)
アイコン配置設定を行なう場合には、レイアウト作成画面500のアイコン配置ボタンを選択する。この場合、クライアント端末15は、アプリケーションサーバ20に対してアイコン配置ボタンが選択された旨のデータを送信する。アプリケーションサーバ20のアイコン配置設定手段212は、ブロックデータ記憶部22に記録された配置可能なブロックデータのブロック名に関するデータを抽出し、アイコン配置画面データを生成してクライアント端末15に送信する。これにより、図9に示すように、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に、アイコン配置画面600を表示させる。
このアイコン配置画面600には、プルダウンメニューとブロック表示領域と閉ボタンとが含まれている。プルダウンメニューは、表示するブロックの名称を選択するために用
いられる。ブロック表示領域は、選択されたブロックの図形を表示するために用いられる。閉ボタンは、このアイコン配置画面600を閉じるために用いられる。
ここで、管理者は、プルダウンメニューにおいて、ブロック名称をクリックして選択する。図9のアイコン配置画面600では「打合せテーブル6人掛け(縦)」のブロック名称が選択される例を示す。
これにより、クライアント端末15は、プルダウンメニューに表示されたブロック名称に関するデータをアプリケーションサーバ20に送信する。アプリケーションサーバ20のアイコン配置設定手段212は、受信したブロック名称に関するデータを有するブロックデータをブロックデータ記憶部22から抽出し、抽出したブロックデータの部品識別子に基づいて、部品データ記憶部21から部品データを抽出する。そして、アイコン配置設定手段212は、抽出した部品データ、抽出したブロックデータの個数及び配置に基づいてブロック図形を生成する。そして、アイコン配置設定手段212は、生成したブロック図形に関するデータをクライアント端末15に送信する。
クライアント端末15は、受信したデータに基づいてブロック図形を図9のアイコン配置画面600のブロック表示領域に表示する。図9では、6人掛けの打合せテーブルが縦長に表示される。ここで、ブロック図形の確認後、表示されているブロック図形をマウスで選択した状態でエリア表示領域に移動させる(ドラッグアンドドロップ)。これにより、クライアント端末15は、ブロック図形をレイアウト作成画面500のエリア表示領域上に表示させる。
そして、管理者が、エリア表示領域内で、表示したブロック図形を選択して移動させると、クライアント端末15は、選択されたブロック図形をエリア表示領域の移動先に位置させるように表示する。なお、エリア表示領域に表示したブロック図形がダブルクリックされると、クライアント端末15は削除ボタンが含まれた削除画面を表示する。この削除画面の削除ボタンを管理者が選択すると、クライアント端末15はブロック図形をエリア表示領域の表示から削除する。
(名前配置設定処理)
次に、座席の人物の名前を表示させる名前配置設定処理について説明する。
この場合、レイアウト作成画面500の名前配置ボタンを選択する。これにより、クライアント端末15は、アプリケーションサーバ20に対して名前配置ボタンが選択された旨のデータを送信する。アプリケーションサーバ20の名前配置設定手段213は、名前配置画面データをクライアント端末15に送信し、図8に示すように、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に、名前配置画面700を表示させる。
この名前配置画面700には、名前配置の対象となる人物を探すための検索名入力欄と、検索ボタン、検索結果表示領域及び閉ボタンが含まれる。検索入力欄には、名前を配置する人物を特定するために、その人の名前の一部又は全部が入力される。検索ボタンは、検索入力欄に入力された文字を用いて社員データベース25から検索を行なうために用いられる。検索結果表示領域は、検索結果を表示するために用いられる。閉ボタンは、この名前配置画面700を閉じるために用いられる。
ここで、管理者は、検索名入力欄に表示する名前の文字を入力して検索ボタンを選択する。本実施形態では、図8の名前配置画面700の検索名入力欄には「理光」が入力されて検索ボタンが選択されたとする。これにより、クライアント端末15は、入力された文字データをアプリケーションサーバ20に送信する。アプリケーションサーバ20の名前配置設定手段213は、受信した文字を名前に含む個人データ250を社員データベース
25から抽出し、抽出した個人データ250の名前及び社員識別子をクライアント端末15に送信する。これにより、クライアント端末15は、検索された名前に関するデータを、名前配置画面700の検索結果表示領域に表示する。
そして、管理者は、検索結果表示領域に表示される1つの名前を選択して、この名前の人物の座席を示すブロック図形の上に移動させる(ドラッグアンドドロップ)。これにより、選択された名前が、レイアウト作成画面500のエリア表示領域のブロック図形上に表示されて、この名前のデータとブロック図形のブロックデータとが対応付けされる。これにより、座席アイコンが生成される。
(文字配置設定処理)
文字配置設定を行なう場合には、レイアウト作成画面500の文字配置ボタンを選択する。この場合、クライアント端末15は、アプリケーションサーバ20に対して文字配置ボタンが選択された旨のデータを送信する。アプリケーションサーバ20の文字配置設定手段214は、文字配置画面データをクライアント端末15に送信し、図10に示すように、レイアウト作成画面500の上に文字配置画面750を表示させる。
この文字配置画面750には、文字入力欄、サイズ選択プルダウンメニュー、色選択プルダウンメニュー、表示方向選択ラジオボタン、書体設定ラジオボタン、文字表示領域及び閉ボタンが含まれている。文字入力欄には、エリア表示領域に表示する文字列が入力される。サイズ選択プルダウンメニューは、表示する文字の大きさを選択するために用いられる。色選択プルダウンメニューは、表示する文字の色を選択するために用いられる。表示方向選択ラジオボタンは、文字を縦書き又は横書きで表示するかを選択するために用いられる。書体設定ラジオボタンは、強調やイタリックなど文字の書体を選択するために用いられる。文字表示領域には、文字入力欄に入力された文字を、サイズ、色、表示方向及び書体が選択された形式に変更した結果の文字が表示される。
本実施形態では、図10に示すように、文字配置画面750の文字入力欄に「経理部」と入力されたとする。また、文字サイズは「20ポイント」、色は「青」、表示方向は「横」、書体は強調とイタリックの両方を選択した場合には、文字配置画面750の文字表示領域には、「経理部」という文字が選択された表示形式(文字サイズ、青色、横書等)で表示される。ここで、文字配置画面750の文字表示領域に表示されている文字を、エリア表示領域に移動させる(ドラッグアンドドロップする)と、この文字はエリア表示領域に表示される。そして、このエリア表示領域に表示された文字を移動させて所望の位置に配置させる。なお、エリア表示領域に表示させた文字をダブルクリックすると、変更ボタン及び削除ボタンを含む文字変更メニューが表示される。ここで、変更ボタンが選択されると、文字の内容、サイズ、色、表示方向及び書式を変更することができる。
(データ保存処理)
上述のアイコン配置設定処理、名前配置設定処理及び文字配置設定処理を適宜、繰り返し行なって、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に座席表を完成させる。
そして、座席表を保存する場合には、管理者は、レイアウト作成画面500の編集終了ボタンを選択する。これにより、クライアント端末15は、エリア表示領域に表示されたレイアウトデータを抽出する。
ここで、クライアント端末15は、レイアウト作成画面500に含まれるレイアウト識別子を取得する。更に、クライアント端末15は、背景設定データを抽出する。具体的には、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に表示されている背景の背景設定データを取得する。
また、クライアント端末15は、座席配置データを取得する。具体的には、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に表示されたそれぞれのブロック図形の位置データ(X座標及びY座標)と、そのブロック識別子とを取得する。更に、このブロック図形に関連付けられた名前と、この名前に関連付けられた社員識別子とを取得する。
また、クライアント端末15は、文字配置データを取得する。具体的には、レイアウト作成画面500のエリア表示領域に表示されたそれぞれの文字の表示位置データ(X座標及びY座標のデータ)と、文字の内容、サイズ、色、表示方向及び書式に関するデータを取得する。
そして、クライアント端末15は、レイアウト作成画面500のエリア表示領域から取得したレイアウトデータのすべてを、このレイアウト識別子を付与してアプリケーションサーバ20に送信する。
アプリケーションサーバ20では、受信した各データをレイアウトデータ記憶部24に記録する。具体的には、背景設定手段211は、受信したレイアウト識別子データを有するフロアデータ241に、クライアント端末15から受信した背景設定データを記録する。アイコン配置設定手段212は、アイコン識別子を付与し、これとレイアウト識別子と、受信した位置及びブロック識別子とに関するデータをアイコン配置データ242として記録する。
名前配置設定手段213は、クライアント端末15から受信した名前、位置、社員識別子及び名前表示形式に関するデータを座席表示データ243として記録する。更に、名前配置設定手段213は、名前に関連付けられているブロックを特定するアイコン識別子を記録する。
文字配置設定手段214は、レイアウト識別子ともに、受信した文字の表示位置、文字内容、文字サイズ、色、表示方向及び書体に関するデータを表示文字データ244として記録する。以上により、座席表のフロアレイアウトに関するデータがレイアウトデータ記憶部24に記録されて保存される。
(通話処理)
次に、上述のように作成した座席表に表示された相手に対して、クライアント端末15を用いるユーザが連絡などのコミュニケーションを取る場合の処理について、図11を用いて説明する。ここでは、他のクライアント端末15に対してIPフォンサーバ60を介して通話を行なう場合を想定する。
まず、ユーザは、クライアント端末15を起動して、アプリケーションサーバ20に接続させる。このとき、アプリケーションサーバ20は、クライアント端末15に対してユーザの社員識別子を要求する。ユーザはクライアント端末15を介して自分の社員識別子を入力する。これにより、クライアント端末15は、社員識別子データを取得し、アプリケーションサーバ20に送信する。
アプリケーションサーバ20は、受信した社員識別子データを認証サーバ30に送信して認証依頼を行なう。認証サーバ30は、社員管理データ記憶部に記憶されている社員識別子データと一致する場合には、認証を完了させる。そして、認証サーバ30は、認証した結果をアプリケーションサーバ20に送信する。
アプリケーションサーバ20は、認証サーバ30において認証が完了したことを受信し
た場合には、この社員のログイン識別子をコラボレーションサーバ40に送信する。コラボレーションサーバ40は、ログイン識別子に基づいて、その社員が在席中であることを意味する在席情報を更新することができる。
その後、クライアント端末15は、座席表データの要求を行なう。これにより、アプリケーションサーバ20は、公開された座席表に関するデータをレイアウトデータ記憶部24から取得して、座席表のレイアウト画面データを生成し、クライアント端末15に送信する。具体的には、アプリケーションサーバ20は、「公開」を意味する公開フラグが記録されたフロアデータ241を抽出する。更に、アプリケーションサーバ20は、抽出したフロアデータ241のレイアウト識別子を有するアイコン配置データ242及び表示文字データ244を抽出し、抽出したアイコン配置データ242のアイコン識別子を有する座席表示データ243を抽出する。そして、抽出したフロアデータ241、アイコン配置データ242、座席表示データ243及び表示文字データ244からレイアウト画面データを生成して送信する。
クライアント端末15は、図11に示すように、アプリケーションサーバ20から受信したレイアウト画面データに基づいて、座席レイアウト画面800をディスプレイに表示する。この座席レイアウト画面800には、公開されるすべてのレイアウトのタブ名と、選択された座席レイアウトのインデックス名及びこの座席レイアウトを表示するための表示領域とが含まれている。更に、この座席レイアウト画面800には、ユーザの在席状態を変更するためのプルダウンメニューが表示されている。
ここで、表示領域に表示されている座席表から、通話先の相手の名前(座席アイコン)を選択する。これにより、クライアント端末15は、選択された名前の社員識別子をアプリケーションサーバ20に対して送信し、コミュニケーションメニュー画面の画面データを要求する。アプリケーションサーバ20は、社員識別子に基づいて、その社員の電子メールアドレスを取得し、この電子メールアドレス及び社員識別子に関するデータを含む画面データを生成して、クライアント端末15に送信する。
クライアント端末15は、受信した画面データに基づいて、座席レイアウト画面800の上に、コミュニケーションメニュー画面900を表示する。このコミュニケーションメニュー画面900には、座席表に示された相手とコミュニケーションを取るための手段が並んで表示されている。この手段としては、例えば「電話をかける」や「指定した番号で電話を受ける」などの通話、ビデオ会議や電子メールの送信などがある。また、コミュニケーションメニュー画面900には、座席表に表示された社員の電子メールアドレスが表示される。
ここで、ユーザが「電話をかける」を選択した場合、クライアント端末15は、アプリケーションサーバ20に対して、この社員識別子を送信して発呼処理を要求する。アプリケーションサーバ20は、この社員識別子を有する個人データ250を社員データベース25から抽出し、この社員データベース25に記録された電話番号を発信先とする。更に、アプリケーションサーバ20は、ユーザが使用しているクライアント端末15を発信元と特定する。
そして、アプリケーションサーバ20は発呼処理を行なう。具体的には、アプリケーションサーバ20は、発信元(ユーザ)のデバイス情報(クライアント端末15に関する情報)と、発信先(座席表から選択された名前の社員)のデバイス情報とをIPフォンサーバ60に送信する。IPフォンサーバ60は、この発信元と発信先のデバイス情報を用いて、発信先のデバイスから発信元のデバイスへ自動発信を行なわせ、この結果をユーザのクライアント端末15に表示させる。発信が成功した場合には、ユーザのクライアント端
末15と、相手先のクライアント端末15との間で音声の送受信が行なわれてIP電話による通話を行なうことができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、アプリケーションサーバ20の名前配置設定手段213は、名前配置画面700に名前が入力されて検索ボタンが選択されると、この名前を有する社員の個人データ250を社員データベース25から検索する。名前配置設定手段213は、抽出した個人データ250の名前及び社員識別子を送信し、名前配置画面700の検索結果領域に名前を表示させる。表示された名前の1つが選択されると、表示されない社員識別子データと関連付けられた状態で、その名前をエリア表示領域に表示し、この名前を、この社員の座席のブロック図形上に移動させる。データ保存処理においては、名前配置設定手段213は、ブロックを特定するアイコン識別子と、ブロックに関連付けられている名前と、名前に関連付けられている社員識別子と関連付けて座席表示データ243としてレイアウトデータ記憶部24に記録する。通話処理においては、座席表から、通話先の相手の名前が選択され、「電話をかける」が選択されると、この社員識別子を有する個人データ250を社員データベース25から抽出し、この社員データベース25に記録された電話番号を発信先とし、発呼処理を行なう。従って、座席表で指定された相手に対して、より確実で、簡単に(効率よく)電話をかけることができる。
また、座席表に示される名前には社員識別子が関連付けられている。このため、この社員識別子を介して、この座席の人物の個人データ250を社員データベース25から取得できる。また、座席が移動になったときには、名前を移動先のフロアマップに移動させる。名前には個人データ250を特定できる社員識別子が関連付けられているため、この名前を移動先に移動させることにより、その人物の個人データ250が付随して移動することになる。すなわち、名前を移動させることにより、効率よく座席表の更新を行なうことができる。
・ 本実施形態においては、座席表に関するデータは、アプリケーションサーバ20のレイアウトデータ記憶部24で管理している。アプリケーションサーバ20は、座席表データの要求に応じて、公開された座席表に関するデータをレイアウトデータ記憶部24から取得して、座席表のレイアウト画面データを生成し、座席レイアウト画面800を表示する。すなわち、クライアント端末15から座席表データの要求がある度にデータを送信してクライアント端末15に表示させるので、座席表に変更が生じる度に変更後の座席表を配布する必要がない。
・ 本実施形態においては、エリア表示領域に表示された名前を、この名前の人物の座席を意味するブロック図形まで移動させる。これにより、名前がブロック図形上に表示されるとともに、このブロック図形のブロックデータと対応付けされる。このため、座席に対して名前をより確実に対応付けさせることができる。
・ 本実施形態においては、フロアデータ241及びアイコン配置データ242には、レイアウトを特定するレイアウト識別子が含まれる。また、座席表示データ243には、アイコン識別子が含まれており、このアイコン識別子を介してアイコン配置データ242と関連付けられている。すなわち、ブロック図形に表示される名前は、フロアのレイアウト毎に記録されている。このため、座席を示す名前を、異なるフロアのレイアウト上に移動させて、データを記憶した場合には、そのときのフロアのレイアウト識別子に関連付けて座席表示データ243が更新されることができる。従って、異なるフロアであっても、効率よく座席表の更新を行なうことができる。
・ 本実施形態のアプリケーションサーバ20は、クライアント端末15からのポータ
ルサーバとして機能するため、他のクライアント端末15とのデータの橋渡しを行なう。また、アプリケーションサーバ20は、各サーバ(30,40,50,60)とともに社内のサーバネットワークを構成する。従って、データを送受信することにより、チャット、電子会議、電子メール及びIPフォンなど、情報共有を行なうことができ、クライアント端末15の利便性を高めることができる。
・ 本実施形態の社員データベース25は、社員管理データ記憶部とデータの比較を行なって、社員管理データ記憶部における社員管理データの更新が反映される。このため、社員管理データにおける更新が反映された更新後の個人データを用いることができ、より確実に座席表に名前が表示された人物と連絡を取ることができる。
・ 本実施形態では、座席表としてレイアウト表示するブロックデータをブロックデータ記憶部22に、そのブロックを構成する部品データを部品データ記憶部21に予め記憶している。このため、オフィスのレイアウトで配置する用具をブロックデータ記憶部22及び部品データ記憶部21から抽出して表示することができるので、座席表を効率よく作成することができる。
・ 本実施形態では、座席表に付加的に表示する文字についての表示文字データ244を、レイアウトデータ記憶部24に記憶する。このため、座席表に付加的な文字情報を表示させることもでき、より見易い座席表を作成することができる。
・ 本実施形態では、フロアデータ241の公開フラグを、非公開を意味するデータにすることにより、非公開の座席表のデータをレイアウトデータ記憶部24に記憶することができる。このため、座席の移動が実際に行なわれる前に、移動後の座席表を予め作成してレイアウトデータ記憶部24に記憶しておくことができる。そして、実際に座席を移動したときに、予め作成していた変更後の座席表のフロアデータ241の公開フラグを、公開を意味するフラグに変更すれば、変更後の座席表をすぐに用いることができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、座席アイコンとして、名前が表示されたブロック図形を用いた。これに限らず、座席アイコンは、座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され特定情報が表示され、個人情報と関連付けられているオブジェクトであればよい。例えば、特定情報(例えば名前)を表示しているが、ブロック図形とは別のオブジェクトを座席アイコンとしてもよい。
○ 上記実施形態においては、座席に表示され人物を特定する特定情報として、名前を用いた。座席の人物を特定するための特定情報は、これに限られない。例えば、顔の画像や愛称などであってもよい。
○ 上記実施形態においては、名前が表示された座席に関する座席表示データ243は、社員識別子を用いて、座席の人物の個人データ250を関連付けた。これに代えて、座席と、この座席の人物の名前とを関連付けるデータは、他のデータであってもよい。例えば、同姓同名の社員がいない場合には、社員の名前を、個人データ250と関連付けるデータとして用いてもよい。
○ 上記実施形態においては、名前配置画面700では、社員データベース25から検索した名前を表示した。検索結果として名前だけに限らず、その人物の所属や性別などを合わせて表示してもよい。具体的には、アプリケーションサーバ20は、社員データベース25から抽出した個人データ250の名前と社員識別子だけでなく、所属や性別を合わせて表示するようなデータを生成してクライアント端末15に送信して表示させる。これ
により、同姓同名の人物が複数いた場合であっても、その人物の個人データをより正確に座席表に関連付けることができる。
○ 上記実施形態においては、実際に配置された座席の座席表を作成する場合について説明した。これに代えて、仮想的な座席の座席表を作成してもよい。例えば、異なる部署で実際の座席が遠い人であっても、同じプロジェクトや組合活動など同じ業務で連携しているグループを仮想的な座席表で配置して表示させてもよい。この場合には、連絡を取りたい相手が不在の場合に、同じグループ内の他の人物に連絡を取ることにより、不在者の代わりに必要な情報を取得し、又は不在者に関する情報をより確実に取得することが期待できる。
○ 上記実施形態においては、アプリケーションサーバ20は、座席表に名前が表示された人物と連絡を取るために、社員データベース25に記録された個人データ250のツール特定情報(電話番号やファクシミリ番号など)を用いた。これに限らず、ユーザが実際に使用している使用端末から、そのときのユーザが利用可能なツール特定情報を座席表に関連付けてもよい。この場合、コラボレーションサーバ40が管理している在席情報データを用いる。具体的には、コラボレーションサーバ40の使用端末データ記憶部に、クライアント端末15が配置された座席において使用可能な電話番号やファクシミリ番号などのツール特定情報を、そのクライアント端末15の端末識別子に関連付けて記憶する。アプリケーションサーバ20は、ユーザのログイン識別子を取得するときに、ユーザが使用しているクライアント端末15の端末識別子も取得し、ログイン識別子とともに端末識別子をコラボレーションサーバ40に送信する。コラボレーションサーバ40は、端末識別子からユーザが使用しているクライアント端末15を特定し、このときのユーザのツール特定情報を取得して、アプリケーションサーバ20に送信する。アプリケーションサーバ20は、コラボレーションサーバ40から受信したツール特定情報が、社員データベース25に記憶されているデータと異なる場合には、受信したツール特定情報に更新する。これにより、例えば、ユーザが他の事業所に設置されているクライアント端末15を用いてログインを行なった場合であっても、そのユーザの場所で使用できるツール特定情報に基づいて、他人がこのユーザに連絡を取ることができる。
○ 上記実施形態において、クライアント端末15に表示されるレイアウト作成画面500の縦横比を、座席が配置されているフロアの縦横比の大きさと同じにしてもよい。この場合、アプリケーションサーバ20は、フロアの縦横の長さをクライアント端末15から取得し、その縦横比を保ったままレイアウト作成画面500が最大面積となるような比率を算出する。そして、この比率で、ブロック図形が表示されるように、ブロックデータ記憶部22に記憶されているブロック図形の大きさを変更する。これにより、フロアの大きさに対して同じ比率の机などをブロック図形として配置することができるので、座席表を実際のレイアウトの感覚に近い状態で作成することができる。また、同じ配列を並べたレイアウトにする場合には、同じ配列の複数の机を、フロアの大きさに対して均等に並べるようにしてもよい。この場合には、フロアのレイアウトの作成を更に効率よく行なうことができる。
実施形態における情報管理システムの概略構成図。 レイアウトデータ記憶部におけるデータ構成を説明する図。 社員データベースにおけるデータ構成を説明する図。 各データ記憶部に記憶されるデータの説明図であり、(a)は部品データ記憶部、(b)はブロックデータ記憶部、(c)は背景データ記憶部、(d)は社員データベースのそれぞれに記憶されるデータの説明図である。 アプリケーションサーバの機能を説明するためのブロック図。 座席表の作成時にクライアント端末に表示される画面の関係図。 背景画像設定画面を説明するための画面図。 名前配置画面を説明するための画面図。 アイコン配置画面を説明するための画面図。 文字配置画面を説明するための画面図。 座席レイアウト画面及びコミュニケーションメニュー画面を説明するための画面図。
符号の説明
20…制御手段としてのアプリケーションサーバ、24…座席データ記憶手段としてのレイアウトデータ記憶部、25…個人データ記憶手段としての社員データベース。

Claims (4)

  1. 座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用するツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、
    座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、
    これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と
    社員の認証を行なう認証サーバと、
    ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、
    クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なうシステムであって、
    前記制御手段が、
    前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する手段と、
    取得した社員識別子を前記認証サーバに送信して、認証した結果を取得する手段と、
    認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けられた在席状況を、在席中に更新するとともに、
    取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する手段と、
    前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する手段と、
    前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関
    連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる手段を備えたことを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記座席データ記憶手段は、各フロアマップに関連付けて座席アイコンを記憶しており、
    前記制御手段は、フロアマップに配置した座席アイコンが、他のフロアマップに移動させて配置した状態で保存指示を受信したときには、移動させた座席アイコンを移動先のフロアマップと関連付けて、前記座席データ記憶手段に記憶させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用するツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、
    座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、
    これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と
    社員の認証を行なう認証サーバと、
    ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、
    クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なう方法であって、
    前記制御手段が、
    前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する段階と、
    取得した社員識別子を前記認証サーバに送信して、認証した結果を取得する段階と、
    認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けられた在席状況を、在席中に更新するとともに、
    取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する段階と、
    前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する段階と、
    前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる段階とを実行することを特徴とする情報管理方法。
  4. 座席の人物を特定する名前と、社員識別子と、ログイン識別子と、この人物が使用する
    ツール特定情報とを含む個人情報を記憶した個人データ記憶手段と、
    座席の配置を表示するフロアマップ上に移動可能に配置され前記名前が表示される座席アイコンを、この座席に割り振られた人物の前記社員識別子に関連付けて記録した座席データ記憶手段と、
    これらを制御し、クライアント端末に接続される制御手段と
    社員の認証を行なう認証サーバと、
    ログイン識別子及び人物の在席状況に関するデータを含む在席情報データ記憶部と、
    クライアント端末を特定するための端末識別子と、このクライアント端末が配置された座席において使用可能なツール特定情報と、この端末を使用する人物の社員識別子とに関するデータを含む使用端末データ記憶部とを用いて、前記個人情報の管理を行なうためのプログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記クライアント端末から、このクライアント端末の端末識別子と、このクライアント端末を使用する社員の社員識別子とを取得する手段、
    取得した社員識別子を前記認証サーバに送信して、認証した結果を取得する手段、
    認証が完了した場合には、認証が完了した社員のログイン識別子に関連付けられた在席状況を、在席中に更新するとともに、
    取得した端末識別子に関連付けられた使用可能なツール特定情報を前記使用端末データ記憶部から特定し、このツール特定情報が、認証が完了した社員の前記個人データ記憶手段に記憶されている情報と異なる場合には、前記個人データ記憶手段のツール特定情報を更新する手段、
    前記クライアント端末から座席表データの要求を受信した場合、前記フロアマップ上に座席アイコンを含む座席レイアウト画面データを生成して、前記クライアント端末に送信して、前記クライアント端末に座席レイアウト画面を表示する手段、
    前記クライアント端末から、座席レイアウト画面において選択された座席アイコンに関連付けられている発信先となる人物の社員識別子を取得し、コミュニケーション手段として電話が選択された場合、発信先の人物の社員識別子を含む個人情報と、前記クライアント端末を使用している発信元となる人物の社員識別子を含む個人情報とを前記個人データ記憶手段から取得し、前記個人情報に含まれるツール特定情報において、選択されたコミュニケーション手段に対応するデバイス情報を特定し、発信元のデバイスから発信先のデバイスへの自動発信を行なわせ、この結果を前記クライアント端末に表示させる手段として機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
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