JP4793337B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このため、記録シートに転写されず、感光ドラムの表面に現像剤が残留し、その残留した現像剤が次第に増加していくと、形成される画像の品質が低下してしまう。
また、請求項1に記載の発明では、担持体の表面に戻された現像剤の周方向の長さを「戻し長さ」と呼び、担持体と転写手段との間で現像剤の転写が行われる位置を「転写位置」と呼び、複数個の転写位置のうちいずれかの転写位置と、この転写位置より転写手段の移動方向下流側で隣り合う転写位置との間の長さを「転写間長さ」と呼ぶ場合において、制御手段は、戻し長さが転写間長さ以下となり、かつ、複数の戻し手段で同時に現像剤が担持体に戻されているときが発生するように、タイミング及び時間を制御することを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明では、記録シートへの画像形成と連続して制御手段による制御動作が実行されるので、制御動作を早期に完了させることができる。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係るプリンタ1の機械系を示す概念図であり、図2はプリンタ1の電気系を示すブロック図であり、図3はクリーニングローラ15への印加電圧の制御を示すタイミングチャートであり、図4及び図5はクリーニングモード実行時の感光ドラム11等の作動を示す説明図である。
2.1.機械的構成(図1参照)
図1中、逆S字状に形成された経路は、記録用紙等の記録シート(以下、用紙という。)の搬送経路Lを示すものであり、この搬送経路Lの途中には、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部10が設けられている。なお、搬送経路Lに示された矢印は、用紙の搬送の向きを示している。
図2中、メインモータ(給紙モータ)101は、ピックアップローラ41、給紙ローラ42、レジストローラ51、感光ドラム11、転写ローラ12及び加熱ローラ13等に駆動力を供給する。給紙ローラ42、感光ドラム11、転写ローラ12及び加熱ローラ13は、給紙モータ101の回転と機械的に同期して回転する。
なお、制御回路108は、CPU、ROM及びRAM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されており、この制御回路108は、ROM等の記憶手段に予め記憶されたプログラムに従って、メインモータ101や各種バイアス回路102〜106を制御する。
本実施形態に係るプリンタ1では、感光ドラム11の表面に残留している現像剤は、クリーニングローラ15にて回収された後、その回収された現像剤が所定のタイミングで感光ドラム11の表面に戻されるとともに、その感光ドラム11に戻された現像剤は、無端ベルト23に転写されてベルトクリーナローラ60によって廃現像剤ボックス61に回収される。
先ず、クリーニングモードの詳細説明に用いる用語の定義を説明する。
「戻し長さLt」とは、図4に示すように、感光ドラム11の表面に戻された現像剤の周方向の長さをいい、「転写位置P」とは、感光ドラム11と無端ベルト23との間で現像剤の転写が行われる位置、つまり感光ドラム11と無端ベルト23とが最も近接する位置をいう。
本実施形態では、クリーニングローラ15により各感光ドラム11の表面に戻された現像剤が無端ベルト23の互いに異なる位置へ転写されるように、クリーニングローラ15に蓄えられている現像剤の量に基づいて、クリーニングローラ15への電圧印加のタイミング及び時間を制御するので、無端ベルト23への転写効率が悪化することを防止しつつ、感光ドラム11から回収された不要な現像剤の多くを無端ベルト23に転写することが可能となる。
本実施形態では、クリーニングローラ15が特許請求の範囲に記載された戻し手段に相当し、制御回路108が特許請求の範囲に記載された制御手段に相当し、無端ベルト23が特許請求の範囲に記載された転写手段に相当し、感光ドラム11が特許請求の範囲に記載された担持体に相当する。
第1実施形態では、図4及び図5で示される戻し作業を1サイクルとして、同一の戻し作業を複数回実行することにより、クリーニングローラ15に蓄えられている廃現像剤の全てを感光ドラム11に戻した。
1.本実施形態におけるクリーニングモードの詳細
図6はクリーニングローラ15への印加電圧の制御を示すタイミングチャートであり、図7〜図10はクリーニングモード実行時の感光ドラム11等の作動を示す説明図である。なお、図7は初回の戻し作業を示しており、図8〜図10は2回目以降の戻し作業時における感光ドラム11等の作動を示す説明図である。
本実施形態では、上述したように、各感光ドラム11から転写された現像剤が互いに重ならないようにすることができるので、感光ドラム11から回収された不要な現像剤の多くを無端ベルト23に転写することが可能となる。
本実施形態は、初回の戻し作業時から、第2実施形態の次回以降の戻し作業と同様な手法でクリーニングローラ15に蓄えられている廃現像剤を感光ドラム11に戻すものでる。
本実施形態も、上述したように、各感光ドラム11から転写された現像剤が互いに重ならないようにすることができるので、感光ドラム11から回収された不要な現像剤の多くを無端ベルト23に転写することが可能となる。
上述の実施形態では、印刷が実行されていないときにクリーニングモードを実行したが、本実施形態は、図16に示すように、印刷が完全に終了する前の段階からクリーニングモードを開始するものである。なお、図16は本実施形態におけるクリーニングローラ15への印加電圧の制御を示すタイミングチャートである。
用紙への印刷は、用紙を無端ベルト23にて搬送しながら実行するので、例えば、無端ベルト23の移動方向最下流側に配設された感光ドラム11にて、用紙の搬送方向後端側に現像剤像を転写しているときには、この移動方向最下流側に配設された感光ドラム11より上流側には、既に用紙が存在せず、感光ドラム11と無端ベルト23とが直接的に対向している状態となっている。
具体的には、用紙の搬送方向後端が、無端ベルト23の移動方向最上流側に配設されている感光ドラム11(図12等に示すOPC1)の転写位置Pを通過したときに、この感光ドラム11についての転写現像剤前端Pfが無端ベルト23に転写されるように(図12(c)参照)、無端ベルト23の移動方向最上流に配設されたクリーニングローラ15の印加のタイミング及び時間が制御される。
本実施形態では、用紙の少なくとも一部が画像形成部10(無端ベルト23上)にあるときにクリーニングモードを実行するので、用紙への画像形成と連続してクリーニングモードが実行されることとなり、制御動作を画像形成動作終了後、早期に完了させることができる。
上述の実施形態では、ダイレクトタンデム方式のレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の方式のレーザプリンタや複写機にも適用することができる。
13…加熱ローラ、15…クリーニングローラ、20…ベルトユニット、
21…駆動ローラ、23…無端ベルト、30…給紙トレイ、
40…給出部、41…ピックアップローラ、42…給紙ローラ、50…送出部、
51…レジストローラ、60…ベルトクリーナローラ、61…廃現像剤ボックス、
101…メインモータ、101…給紙モータ、102…帯電バイアス回路、
102A…帯電器、103…現像バイアス回路、104…転写バイアス回路、
105…クリーナバイアス回路、106…ベルトクリーナバイアス回路、
108…制御回路、602…ベルトクリーナローラ。
Claims (3)
- 現像剤を表面に担持して回転する複数本の担持体により、記録シートに画像を形成する画像形成部と、
前記複数本の担持体それぞれに設けられ、前記担持体の表面に残留している現像剤を回収するとともに、その回収された現像剤を所定のタイミングで前記担持体の表面に戻す戻し手段と、
前記戻し手段により現像剤が前記担持体に戻されるタイミング及び前記戻し手段が現像剤を前記担持体に戻す戻し作業を行う時間を制御する制御手段と、
前記複数本の担持体の並び方向に移動するとともに、前記担持体に担持された現像剤が転写される転写手段とを備え、
前記担持体の表面に戻された現像剤の周方向の長さを「戻し長さ」と呼び、
前記担持体と前記転写手段との間で現像剤の転写が行われる位置を「転写位置」と呼び、
複数個の前記転写位置のうちいずれかの転写位置と、この転写位置より前記転写手段の移動方向下流側で隣り合う前記転写位置との間の長さを「転写間長さ」と呼ぶ場合において、
前記制御手段は、前記戻し長さが前記転写間長さ以下となり、かつ、複数の前記戻し手段で同時に現像剤が前記担持体に戻されているときが発生するように、前記タイミング及び前記時間を制御し、
さらに、前記移動方向最下流に配置された前記担持体の周方向長さのうち前記戻し手段と対向する位置から前記転写位置まで前記担持体の回転の向きに計った周方向長さを「最大戻し長さ」と呼び、
前記担持体から前記転写手段に転写される現像剤の前記移動方向上流側端部を「転写現像剤後端」と呼ぶ場合において、
前記担持体に現像剤を戻す戻し作業が終了し、次回以降、戻し作業を開始する場合には、前記制御手段は、前記移動方向最上流に配置された前記担持体についての前記転写現像剤後端が、前記移動方向最下流に配置された前記担持体についての前記転写位置より前記移動方向上流側に前記最大戻し長さずれた位置を通過した後に、次回の戻し作業を開始させることを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤を表面に担持して回転する複数本の担持体により、記録シートに画像を形成する画像形成部と、
前記複数本の担持体それぞれに設けられ、前記担持体の表面に残留している現像剤を回収するとともに、その回収された現像剤を所定のタイミングで前記担持体の表面に戻す戻し手段と、
前記戻し手段により現像剤が前記担持体に戻されるタイミング及び前記戻し手段が現像剤を前記担持体に戻す戻し作業を行う時間を制御する制御手段と、
前記複数本の担持体の並び方向に移動するとともに、前記担持体に担持された現像剤が転写される転写手段とを備え、
前記担持体の表面に戻された現像剤の周方向の長さを「戻し長さ」と呼び、
前記担持体と前記転写手段との間で現像剤の転写が行われる位置を「転写位置」と呼び、
複数個の前記転写位置のうちいずれかの転写位置と、この転写位置より前記転写手段の移動方向下流側で隣り合う前記転写位置との間の長さを「転写間長さ」と呼び、
前記担持体から前記転写手段に転写される現像剤のうち、前記転写手段の移動方向下流側端部を「転写現像剤前端」と呼び、
前記担持体から前記転写手段に転写される現像剤の前記移動方向上流側端部を「転写現像剤後端」と呼ぶ場合において、
前記制御手段は、初回の前記戻し作業については、前記戻し長さが前記転写間長さ以下となり、かつ、複数の前記戻し手段で同時に現像剤が前記担持体に戻されているときが発生するように、前記タイミング及び前記時間を制御し、
さらに、前記制御手段は、次回以降の戻し作業については、前記移動方向上流側に配置された前記担持体についての転写現像剤後端が前記移動方向下流側に配置された前記担持体の前記転写位置を通過後、前記移動方向下流側に配置された前記担持体についての転写現像剤前端が転写されるように、前記タイミング及び前記時間を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、記録シートの少なくとも一部が前記画像形成部にあるときに、前記制御手段による制御動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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