JP4793133B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4793133B2
JP4793133B2 JP2006177899A JP2006177899A JP4793133B2 JP 4793133 B2 JP4793133 B2 JP 4793133B2 JP 2006177899 A JP2006177899 A JP 2006177899A JP 2006177899 A JP2006177899 A JP 2006177899A JP 4793133 B2 JP4793133 B2 JP 4793133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference point
contact position
display
function
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006177899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008009596A (ja
Inventor
裕志 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006177899A priority Critical patent/JP4793133B2/ja
Publication of JP2008009596A publication Critical patent/JP2008009596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4793133B2 publication Critical patent/JP4793133B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、接触操作を受け付ける操作面における接触位置を検出して機能選択の入力操作を行う入力装置に関する。
従来、表示装置上にタッチパネルを配置しておき、タッチパネルに指が触れた時に、それを検出してその接触した位置に第1のスイッチを表示させるとともに、その第1のスイッチに対し所定の相対位置関係にある箇所に第2のスイッチを表示させるようにして、操作者が比較的ラフにタッチパネルに触れても、スイッチ操作をできるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−212726号公報
特許文献1に記載の装置は、表示装置上にタッチパネルが配置されているため、操作者は操作面を視認しながらタッチパネルを操作する必要がある。したがって、例えば、車両の運転者によって操作される入力装置として運転者の手元に配置した場合、運転者は操作時に操作面を視認する必要が生じ、運転者の視線の移動量が大きくなってしまい好ましくない。
本発明は上記点に鑑みたもので、操作面を視認することなく所望の機能を選択できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、操作面における接触操作による接触位置を検出する入力検出装置と、入力検出装置と別体で設けられた表示装置と、入力検出装置によって第1の接触位置が検出されたときに、表示装置の表示部に機能を選択するための情報を表示させる表示制御手段と、第1の接触位置を基準点として記憶手段に記憶させる基準点設定手段と、記憶手段に記憶された基準点と表示制御手段による表示装置への表示の後に入力検出装置によって検出される第2の接触位置から操作方向を確定し、確定した操作方向に対応する機能を選択する機能選択手段と、表示制御手段による表示装置への表示の後に入力検出装置によって検出される第2の接触位置を基準点に再設定する基準点再設定手段と、を備え、機能選択手段は、基準点再設定手段によって再設定された基準点と基準点再設定手段による基準点の再設定後に入力検出装置によって検出される接触位置から操作方向を確定し、確定した操作方向に対応する機能を選択することである。
このような構成では、第1の接触位置が検出されたときに、表示装置の表示部に機能を選択するための情報が表示されるので、ユーザは操作面を視認することなく所望の機能を選択するための操作方向を認識することができる。また、基準点設定手段は、第1の接触位置基準点として記憶手段に記憶し、機能選択手段は、記憶手段に記憶された基準点と表示制御手段による表示装置への表示の後に入力検出装置によって検出される第2の接触位置から操作方向を確定し、確定した操作方向に対応する機能を選択するので、ユーザは操作面を視認することなく表示装置の表示部の表示に従って操作面上で基準点を基準として所望の機能を選択するための操作方向を接触操作して、所望の機能を選択することができる。
また、表示制御手段による表示装置への表示の後に入力検出装置によって検出される第2の接触位置を基準点に再設定する基準点再設定手段を備え、機能選択手段は、基準点再設定手段によって再設定された基準点と基準点再設定手段による基準点の再設定後に入力検出装置によって検出される接触位置から操作方向を確定し、確定した操作方向に対応する機能を選択するので、ユーザは再設定された基準点を基準として次の接触操作を行うことができる。
また、本発明の第2の特徴は、表示制御手段は、表示装置の表示画面の中央を基準位置として、機能を選択するための操作方向を示す情報を表示させることである。
このような構成では、接触位置が操作面のどの位置であっても、表示装置の表示画面の中央を基準位置として機能を選択するための操作方向を示す情報が表示される。すなわち、ユーザが操作面の中央を意識して操作しなくても、表示装置の表示画面の中央を基準位置として機能を選択するための操作方向を示す情報を表示させることができる。
また、本発明の第の特徴は、第1の接触位置が検出されてから一定時間内に第2の接触位置が検出されたか否かを判定する時間判定手段と、時間判定手段によって第1の接触位置が検出されてから一定時間内に第2の接触位置が検出されないと判定された場合、第1の接触位置が検出されるのを待機する待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、を備えたことである。
このような構成では、第1の接触位置が検出されてから一定時間内に第2の接触位置が検出されない場合、待機状態遷移手段によって待機状態に遷移する。したがって、例えば、機能を選択するための操作方向を示す情報が表示装置の表示画面に表示された状態で操作を中断したくなった場合には、一定時間よりも長い時間、次の接触操作を行わないようにして待機状態に遷移させて、操作を中断させることができる。
また、本発明の第の特徴は、表示装置が車両における運転者の前方に設置されるものであることである。
このように、表示装置が車両における運転者の前方に設置されるので、運転者の運転中の視線移動量を少なくすることができる。
また、本発明の第の特徴は、入力検出装置が車両における運転者の操作が容易な位置に設置されるものであることである。
このように、入力検出装置が車両における運転者の操作が容易な位置に設置されるので、運転者は容易に操作を行うことができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る入力装置の構成を図1に示す。本入力装置1は、表示デバイス10と操作デバイス20によって構成されている。操作デバイス20は、運転者の手元で操作ができるように車両の運転席と助手席との間のセンターコンソール上に設置され、表示デバイス10は、運転者の視線移動が少なくなるように運転者の前方のフロントガラスの手前に設置されている。このように表示デバイス10と操作デバイス20は別体として設けられており、表示デバイス10と操作デバイス20との間は、接続ケーブル(図示せず)を用いて接続されている。
表示デバイス10は、液晶またはプラズマ等の表示画面を有し、入力される画像情報に応じた画像を表示画面に表示させる。
操作デバイス20は、タッチスイッチ(後述する図3(a)〜(e)に示す)21およびCPU、メモリ等を備えた制御部(図示せず)を備えている。
タッチスイッチ21は、操作面における接触操作による接触位置(X座標、Y座標)を検出するもので、一般に液晶パネル等の前面にタッチパネルとして設けられているものと同様に、ユーザによるタッチ入力、ドラッグ入力、クリック操作等の操作の検出が可能となっている。なお、本実施形態における操作デバイス20には、液晶パネル等の表示部は備えてられていない。
本実施形態において、タッチ入力は、操作面へ指を接触させた後、同じ位置(
または近くの位置)で指を離す操作をいい、ドラッグ入力は、操作面へ指を接触させた後、指を操作面に接触させたまま別の位置まで移動させ、この移動させた位置で操作面から指を離してクリック操作する一連の操作をいう。なお、このクリック操作は、予め定められた短時間内に、操作面へ指を接触させて離す操作をいう。
タッチスイッチ21の操作面は、ユーザが位置を確かめることなく適当に手を出してもタッチ操作ができる程度の面積を有している。
また、操作デバイス20の制御部のCPUは、メモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
次に、図2に従って、操作デバイス20の制御部の処理について説明する。操作デバイス20の制御部は、イグニッションスイッチがオンしてバッテリから電源が供給されると、図2に示す処理を開始する。
まず、操作面への接触を待機する待機状態となる(S100)。本実施形態では、待機状態にてタッチスイッチ21によって最初に検出された接触位置を基準点としてメモリに記憶させるようになっており、この基準点となる接触位置の検出を待機する待機状態に遷移するとともに、図3(a)に示すような待機画面を表示デバイス10の表示画面に表示させる。なお、既にメモリに基準点を示す情報が記憶されている場合には、メモリから基準点を示す情報を消去する。
ユーザが操作面にてタッチ入力を行うと、すなわち、ユーザが操作面へ指を接触させた後、同じ(または近くの)ところで指を離す操作を行うと、タッチスイッチ21によってタッチ入力が検出され、タッチスイッチ21から操作面への接触位置を示す座標を示す情報が入力される。
操作デバイス20の制御部は、この接触位置を示す座標(X0、Y0)を基準点として設定する(S102)。具体的には、この接触位置を示す座標(X0、Y0)を基準点としてメモリに記憶させ、次に、機能のメニュー表示を行う(S104)。ここでは、機能A〜機能Dを選択するための操作方向を示すメニュー表示を表示デバイス10の表示画面に表示させる。
図3(b)は、メニュー表示の表示例を示したもので、表示デバイス10の表示画面の中央を基準として、左上に機能A、右上に機能B、左下に機能C、右下に機能Dといったように4つの機能が4方向に表示されている。
ユーザは、このメニュー表示により、次にどの方向をタッチ入力すれば、所望の機能を選択できるかを認識する。
次に、一定時間内にタッチ入力があるか否かを判定する(S106)。具体的には、タッチスイッチ21によって先の接触位置(第1の接触位置)が検出されてからの時間をカウントしており、一定時間(例えば、5秒)以内に次の接触位置(第2の接触位置)が検出されたか否かに基づいて、一定時間内にタッチ入力があるか否かを判定する。
ユーザが一定時間内に次のタッチ入力を実施しない場合、すなわち、一定時間内に次の接触位置(第2の接触位置)が検出されない場合、S106の判定はNOとなり、S100へ戻る。
これにより、待機状態に遷移し、図3(a)に示した待機画面が表示デバイス10の表示画面に表示され、メモリに記憶された基準点の座標は消去される。
また、ユーザがメニュー表示に従って、一定時間内に所望の機能を選択する操作方向へタッチ入力した場合、すなわち、一定時間内に次の接触位置(第2の接触位置)が検出された場合、S106の判定はYESとなり、次に、基準点に対するタッチスイッチ21の操作面への相対位置(X、Y)を算出する(S108)。
メニュー表示の後にタッチスイッチ21によって検出された接触位置(第2の接触位置)の座標を(X1、Y1)、メモリに記憶された基準点(第1の接触位置)の座標を(X0、Y0)とすると、基準点に対するタッチスイッチ21の操作面への相対位置(X、Y)は、(X、Y)=(X1−X0、Y1―Y0)として算出することができる。
次に、算出された相対位置(X、Y)に基づいて操作方向を確定する(S110)。相対位置(X、Y)が、(負、正)の場合には左上方向(機能Aを示した方向)、(正、正)の場合には右上方向(機能Bを示した方向)、(負、負)の場合には左下方向(機能Cを示した方向)、(正、負)の場合には右下方向(機能Dを示した方向)として、操作方向を確定する。
次に、確定した操作方向に対応する機能を選択する(S112)。ここでは、図3(c)に示すように、ユーザがメニュー表示に従い、機能Bを選択するために基準点よりも右上の方向をタッチ入力したものとして説明する。
ユーザによって基準点よりも右上の方向がタッチ入力されると、相対位置(X、Y)は(正、正)となり、操作方向は右上の方向と確定され、右上の方向に対応する機能Bを選択する。
次に、選択した機能に関連付けられた処理を実施する(S114)。ここでは、機能Bに「詳細メニュー表示」が関連付けられているものとして説明する。
このように、機能Bに詳細メニューを表示する処理の関連付けがなされている場合、機能Bの詳細メニュー表示を行う。
図3(d)は、機能Bの詳細メニュー表示の表示例を示したもので、表示デバイス10の表示画面の中央を基準として、左上に機能B1、右上に機能B2、左下に機能B3、右下に機能B4といったように4つの機能が4方向に表示されている。
次に、S106と同様に、一定時間内にタッチ入力があるか否かを判定する(S116)。具体的には、S106にて第2の接触位置が検出されてから、一定時間(例えば、5秒)以内に次の接触位置が検出されたか否かに基づいて、一定時間内にタッチ入力があるか否かを判定する。
ユーザが一定時間内に次のタッチ入力を実施しない場合、すなわち、一定時間内に次の接触位置(第2の接触位置)が検出されない場合、S116の判定はNOとなり、S100へ戻る。
したがって、待機状態に遷移し、表示デバイス10の表示画面に待機画面が表示され、メモリに記憶された基準点の座標は消去される。
また、ユーザがメニュー表示に従って、一定時間内に所望の機能を選択する操作方向へタッチ入力した場合、S116の判定はYESとなり、次に、S108と同様に、基準点に対するタッチスイッチ21の操作面への相対位置(X、Y)を算出する(S118)。
次に、算出された相対位置(X、Y)に基づいて操作方向を確定し(S120)、確定した操作方向に対応する機能を選択する(S122)。
ここでは、図3(e)に示すように、ユーザがメニュー表示に従い、機能B4を選択するために基準点よりも右下をタッチ入力するものとして説明する。
ユーザが基準点よりも右下をタッチ入力すると、相対位置(X、Y)は(正、負)となり、操作方向は右下方向と確定され、右下方向に対応する機能B4を選択する。
次に、選択した機能に関連付けられた処理を実施する(S124)。例えば、機能B4に「ライト点灯」が関連付けられている場合、図示しないライト制御部にライトの点灯を指示し、S100へ戻る。
したがって、待機状態に遷移し、表示デバイス10の表示画面に図3(a)に示した待機画面が表示され、メモリに記憶された基準点の座標は消去される。
上記したように、第1の接触位置が検出されたときに、表示デバイス10の表示部に機能を選択するための操作方向を示す情報が表示されるので、ユーザは操作面を視認することなく所望の機能を選択するための操作方向を認識することができる。また、第1の接触位置が基準点としてメモリに記憶され、メモリに記憶された基準点と表示デバイス10への表示の後にタッチスイッチ21によって検出される第2の接触位置から操作方向が確定され、確定された操作方向に対応する機能が選択されるので、ユーザは操作面を視認することなく表示デバイス10の表示部の表示に従って操作面上で基準点を基準として所望の機能を選択するための操作方向を接触操作して、所望の機能を選択することができる。
また、表示デバイス10の表示画面の中央を基準位置として、機能を選択するための操作方向を示す情報が表示されるので、接触位置が操作面のどの位置であっても、表示デバイス10の表示画面の中央を基準位置として機能を選択するための操作方向を示す情報が表示される。すなわち、ユーザが操作面の中央を意識して操作しなくても、表示デバイス10の表示画面の中央を基準位置として機能を選択するための操作方向を示す情報を表示させることができる。
また、第1の接触位置が検出されてから一定時間内に第2の接触位置が検出されない場合、待機状態に遷移するので、例えば、機能を選択するための操作方向を示す情報が表示デバイス10の表示画面に表示された状態で、ユーザが操作を中断したくなった場合には、一定時間よりも長い時間、次の接触操作を行わないようにして、操作を中断させることができる。
また、表示デバイス10は車両における運転者の前方に設置されるので、運転者の運転中の視線移動量を少なくすることができる。
また、タッチスイッチ21は車両における運転者の操作が容易な位置に設置されるので、運転者は容易に操作を行うことができ、運転に集中することができる。
(第2実施形態)
本実施形態に係る入力装置の構成は、図1に示した構成と同じであり、操作デバイス20の制御部の処理が異なる。以下、上記実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第1実施形態における操作デバイス20の制御部は、基準点を変更することなくユーザのタッチ入力に応じた処理を実施する例を示したが、本実施形態では、ユーザのタッチスイッチ21へのタッチ入力に応じて基準点を変更して、ユーザの操作に応じた処理を実施する。
図4に、本実施形態に係る操作デバイス20の制御部の処理を示す。
操作デバイス20の制御部は、待機状態にてタッチスイッチ21によって最初に検出された接触位置(第1の接触位置)を基準点1としてメモリに記憶させ(S102)、基準点1とメニュー表示に従って機能を選択するために接触された接触位置(第2の接触位置)から相対位置(X、Y)を算出する(S108)。
本実施形態では、S113にて、この機能を選択するために接触された接触位置(第2の接触位置)を基準点(基準点2)に再設定する。具体的には、メモリに記憶された基準点1を消去し、第2の接触位置を基準点2としてメモリに記憶させる。
このように、ユーザのタッチスイッチ21へのタッチ入力に応じて基準点が変更される。
そして、S118では、S113にて再設定された基準点(基準点2)に対するタッチスイッチ21の操作面への相対位置(X、Y)を算出する。
このように、表示デバイス10への表示の後にタッチスイッチ21によって検出される第2の接触位置が基準点に再設定され、再設定された基準点(基準点2)に対するタッチスイッチ21の操作面への相対位置(X、Y)が算出される。したがって、ユーザは再設定された基準点を基準として次の接触操作を行うことができる。
(第3実施形態)
本実施形態に係る操作デバイス20の制御部の処理を図5に示す。上記第1実施形態では、タッチ入力によって入力操作を実施する例を示したが、本実施形態では、ドラッグ入力によって入力操作を実施する。なお、本実施形態におけるドラッグ入力は、上述したように、操作面へ指を接触させた後、指を操作面に接触させたまま別の位置まで移動させ、この移動させた位置で操作面から指を離してクリック操作する一連の操作をいう。
操作デバイス20の制御部は、待機状態にてタッチスイッチ21によって最初に検出された接触位置(第1の接触位置)を基準点1としてメモリに記憶させ(S102)、表示デバイス10の表示画面に機能のメニュー表示を表示させる(S104)。
したがって、ユーザが操作面を指で触れたままの状態で、表示デバイス10の表示画面に機能のメニュー表示が表示される。
また、本実施形態では、S107にて、操作面への接触が検出されてから、一定時間以内にクリック操作が検出されたか否かに基づいて、一定時間(例えば、5秒)内にドラッグ入力が完了したか否かを判定する。
ユーザが操作面へ指を接触させてから、一定時間以内に指を操作面に接触させたまま移動させ、この移動させた位置で操作面から指を離してクリック操作すると、S107の判定はYESとなり、S108へ進む。
例えば、図3(c)に示したように、ユーザがメニュー表示に従い、操作面へ指を接触させてから、一定時間以内に基準点よりも右上へ指を移動させ、この移動させた位置でクリック操作すると、クリック操作された接触位置を第2の接触位置として相対井位置が算出される(S108)。
そして、S110、S112にて、算出した相対位置に基づいて操作方向は右上の方向と確定され、右上の方向に対応する機能Bが選択される。
更に、ユーザがメニュー表示に従い、クリック操作してから、一定時間以内に図3(e)に示したように、基準点よりも右下へ指を移動させ、この移動させた位置でクリック操作すると、S117の判定はYESとなり、クリック操作された接触位置を第2の接触位置として相対井位置が算出される(S118)。
そして、S120、S122にて、算出した相対位置に基づいて操作方向は右下の方向と確定され、右下の方向に対応する機能B4が選択される。
このように、ドラッグ入力による入力操作に応じて所望の機能を選択操作することもできる。
(第4実施形態)
本実施形態に係る操作デバイス20の制御部の処理を図6に示す。本実施形態では、S107、S117にて、操作面への接触が検出されてから、一定時間以内にクリック操作が検出されたか否かに基づいて、一定時間(例えば、5秒)内にドラッグ入力が完了したか否かを判定する。また、本実施形態では、S113にて、第2の接触位置を基準点(基準点2)に再設定する。
このように、本実施形態では、ユーザのタッチスイッチ21への操作に応じて基準点を変更するとともに、ドラッグ入力による選択操作を実施する。
ユーザが待機状態にてタッチスイッチ21の操作面を指で触ると、表示デバイス10の表示画面に、図3(b)に示したメニュー表示が表示され(S104)、操作面へ指を接触させてから、一定時間以内に指を操作面に接触させたまま基準点よりも右上の方向へ移動させ、この移動させた位置で操作面から指を離してクリック操作すると、S107の判定はYESとなり、図3(d)示したような機能Bの詳細メニューが表示される。
また、S113にて、第2の接触位置を基準点(基準点2)に再設定され、ユーザは、クリック操作した位置を基準として次の操作を行う。
例えば、ユーザが操作面のクリックした位置を基準として、一定時間以内に指を操作面に接触させたまま右下の方向に移動させ、この移動させた位置で操作面から指を離してクリック操作すると、S120にて操作方向は右下と確定され、右下の方向に対応する機能B4が選択される。
このように、ユーザのタッチスイッチ21への操作に応じて基準点が変更され、ユーザは変更された基準点を基準として、ドラッグ入力による次の操作を行う。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、表示デバイス10と操作デバイス20との間を接続する接続ケーブルを介してデータのやりとりを行う例を示したが、例えば、無線通信によりデータのやりとりを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、S102にて接触位置を示す座標を基準点に設定した後に、S104にて機能のメニュー表示を実施する例を示したが、S104にて機能のメニュー表示を実施した後に、S102にて接触位置を示す座標を基準点に設定するようにしてもよい。また、S113にて接触位置を示す座標を基準点2に設定した後に、S114にて機能のメニュー表示を実施する例を示したが、S114にて機能のメニュー表示を実施した後に、S113にて接触位置を示す座標を基準点2に設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、液晶またはプラズマ等の表示画面を有するディスプレイを表示デバイス10に適用した例を示したが、これらのディスプレイに限定されるものではなく、例えば、プロジェクタを用いてスクリーンに画像を投影させるプロジェクタ装置やヘッドアップディスプレイを表示デバイス10に適用してもよい。
また、上記実施形態において、図2、図4〜6に示したフローチャートは、図3(b)に示されたメニュー表示に従って機能Bが選択され、更に、図3(d)に示された機能Bの詳細メニューに従って機能B4が選択されたことにより、機能B4と関連付けられた処理を実施する場合の処理を例示したものであり、本発明の制御部の処理としてはこのような処理に限定されるものではなく、例えば、3層、4層といったような多数の階層化されたメニュー表示を表示させ、表示されたメニュー表示に従って選択された各種機能を実施する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、運転者が手元で操作できるように車両の運転席横のセンターコンソールに操作デバイス20が設置された例を示したが、例えば、運転席のドアパネルアームレスト(図示せず)上に設置されてもよく、図7に示すように、ステアリング30に設置されてもよい。
また、上記実施形態では、運転者の視線移動が少なくなるようにフロントガラスの手前に表示デバイス10が設置された例を示したが、必ずしもフロントガラスの手前に設置される必要はない。
また、上記実施形態では、図2、図4〜6に示した処理を実施する制御部を操作デバイス20側に備えた例を示したが、表示デバイス10側に備えた構成としてもよい。
また、上記実施形態では、機能を選択するための操作方向を示す情報として、例えば、図2(a)に示したように表示画面の中心を基準として表示画面の左上、右上、左下、右下の4方向に各機能を示すメニュー表示を表示させる例を示したが、この表示は一例であり、例えば、複数の機能を2方向、6方向、8方向といったように各方向に表示させてもよく、また、例えば、「機能A:左上」、「機能B:右上」、「機能C:左下」、「機能D:右下」といったように文字により表示してもよい。
また、上記実施形態では、タッチ入力とドラッグ入力による入力操作を分けて説明したが、タッチ入力とドラッグ入力のいずれの入力方法によっても機能選択できるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、入力装置1が車両に搭載されるものとして示したが、必ずしも車両に搭載されるものである必要はなく、例えば、航空機、船舶等に搭載されるものであってもよい。また、家庭用PC(パーソナルコンピュータ)、ゲーム機等に用いられてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、タッチスイッチ21が入力検出装置に相当し、表示デバイス10が表示装置に相当し、S104およびS114が表示制御手段に相当し、S100が待機状態遷移手段に相当し、S102が基準点設定手段に相当し、操作デバイス20のメモリが記憶手段に相当し、S108、S110、S112、S118、S120、S122が機能選択手段に相当し、S113が基準点再設定手段に相当し、S106、107、S116、S117が時間判定手段に相当する。
本発明に係る入力装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る操作デバイスの制御部の処理を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は、タッチスイッチへの操作と表示デバイスの表示画面の表示について説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る操作デバイスの制御部の処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る操作デバイスの制御部の処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る操作デバイスの制御部の処理を示すフローチャートである。 操作デバイスの設置位置についての変形例を示す図である。
符号の説明
1…入力装置、10…表示デバイス、20…操作デバイス、21…タッチスイッチ。

Claims (5)

  1. 操作面における接触操作による接触位置を検出する入力検出装置と、
    前記入力検出装置と別体で設けられた表示装置と、
    前記入力検出装置によって第1の接触位置が検出されたときに、前記表示装置の表示部に機能を選択するための情報を表示させる表示制御手段と、
    前記第1の接触位置を基準点として記憶手段に記憶させる基準点設定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記基準点と前記表示制御手段による前記表示装置への表示の後に前記入力検出装置によって検出される第2の接触位置から操作方向を確定し、確定した前記操作方向に対応する機能を選択する機能選択手段と、
    前記表示制御手段による前記表示装置への表示の後に前記入力検出装置によって検出される前記第2の接触位置を前記基準点に再設定する基準点再設定手段と、を備え、
    前記機能選択手段は、前記基準点再設定手段によって再設定された前記基準点と前記基準点再設定手段による前記基準点の再設定後に前記入力検出装置によって検出される接触位置から操作方向を確定し、確定した前記操作方向に対応する機能を選択することを特徴とする入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示装置の表示画面の中央を基準位置として、前記機能を選択するための情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記第1の接触位置が検出されてから一定時間内に前記第2の接触位置が検出されたか否かを判定する時間判定手段と、
    前記時間判定手段によって前記第1の接触位置が検出されてから一定時間内に前記第2の接触位置が検出されないと判定された場合、前記第1の接触位置が検出されるのを待機する待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、を備えたことを特徴とする請求項またはに記載の入力装置。
  4. 前記表示装置は、車両における運転者の前方に設置されるものであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の入力装置。
  5. 前記入力検出装置は、車両における運転者の操作が容易な位置に設置されるものであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の入力装置。
JP2006177899A 2006-06-28 2006-06-28 入力装置 Expired - Fee Related JP4793133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006177899A JP4793133B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006177899A JP4793133B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008009596A JP2008009596A (ja) 2008-01-17
JP4793133B2 true JP4793133B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=39067773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006177899A Expired - Fee Related JP4793133B2 (ja) 2006-06-28 2006-06-28 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4793133B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2954238B1 (fr) * 2009-12-22 2012-03-16 Dav Dispositif de commande pour vehicule automobile
WO2012101670A1 (ja) * 2011-01-25 2012-08-02 三菱電機株式会社 入力操作装置
JP6139846B2 (ja) * 2012-10-09 2017-05-31 シャープ株式会社 タッチパネル入力装置
KR20160089619A (ko) 2015-01-20 2016-07-28 현대자동차주식회사 입력 장치 및 이를 포함하는 차량
JP2020024560A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 本田技研工業株式会社 表示装置、表示制御方法、およびプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4132150B2 (ja) * 1997-10-06 2008-08-13 富士重工業株式会社 車載機器の集中制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008009596A (ja) 2008-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10120567B2 (en) System, apparatus and method for vehicle command and control
KR101770087B1 (ko) 최적화된 그래픽 오퍼레이팅 디스플레이를 갖춘 다기능 디스플레이 및 오퍼레이팅 시스템 및 이러한 시스템을 제어하기 위한 방법
US20140025263A1 (en) Method and Device for Providing a User Interface, in Particular in a Vehicle
US20140304636A1 (en) Vehicle's interactive system
JP2008197934A (ja) 操作者判別方法
CN106371743B (zh) 触摸输入装置及其控制方法
JP2006244393A (ja) 入力装置
US20180307405A1 (en) Contextual vehicle user interface
JP3744116B2 (ja) 表示入力装置
JP2016009300A (ja) 車両用入力装置および車両用コックピットモジュール
JP4793133B2 (ja) 入力装置
JP4924164B2 (ja) タッチ式入力装置
JP5023953B2 (ja) 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム
JP2008129689A (ja) タッチパネルを備えた入力装置、その入力受付方法
JP5751233B2 (ja) 操作デバイス
US20160137064A1 (en) Touch input device and vehicle including the same
JP2018195134A (ja) 車載用情報処理システム
JP2011141796A (ja) 平面入力デバイスの操作ガイド構造
JP4577586B2 (ja) 車両用操作装置
KR101422060B1 (ko) 터치패드를 이용한 차량용 정보 표시 장치 및 방법, 그 정보 입력 모듈
US10732824B2 (en) Vehicle and control method thereof
US8731824B1 (en) Navigation control for a touch screen user interface
KR102674463B1 (ko) 차량, 및 그 제어방법
WO2015122259A1 (ja) 入力方法、及び入力装置
KR101480775B1 (ko) 필기 인식을 이용한 차량용 정보 표시 장치 및 방법, 그 정보 입력 모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4793133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees