JP5023953B2 - 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム - Google Patents

車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5023953B2
JP5023953B2 JP2007266430A JP2007266430A JP5023953B2 JP 5023953 B2 JP5023953 B2 JP 5023953B2 JP 2007266430 A JP2007266430 A JP 2007266430A JP 2007266430 A JP2007266430 A JP 2007266430A JP 5023953 B2 JP5023953 B2 JP 5023953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
operation unit
steering operation
center
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007266430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009096210A (ja
Inventor
俊博 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2007266430A priority Critical patent/JP5023953B2/ja
Publication of JP2009096210A publication Critical patent/JP2009096210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5023953B2 publication Critical patent/JP5023953B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

本発明は、ステアリング操作部に設けられた表示部に対する制御を行う車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラムに関する。
従来、インストルメントパネルに回転自在に固定されたディスプレイに対して、当該ディスプレイの回転角に応じてディスプレイに表示する地図の方向を切り換える技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開平9−34353号公報
ところで、ステアリング操作部にタッチパネルディスプレイを設ける構成が知られている。この場合、従来のようにインストルメントパネル中央部にタッチパネルディスプレイを設ける構成と比較して、ステアリングホイールから手を大きく移動させる必要がないため、運転中であっても操作がしやすい。また、インストルメントパネル中央部に設けられたディスプレイよりも、ステアリング操作部に設けられたディスプレイの方が、運転者の正面に近いため運転者の視線の移動量も少なく運転者の負担が軽い。
ところがステアリング操作部にディスプレイを設ける構成では、ステアリング操作部の回転と共にディスプレイも回転するため、ディスプレイに表示されている内容が運転者にとってわかりにくいものとなる。例えばノースアップでディスプレイに地図を表示する(地図の北方向と運転者にとっての上方向を常に一致させて表示する)場合、ステアリング操作部の回転と共に、運転者にとっての上方向に対して、地図の北方向が変化するからである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ステアリング操作部に設けられたディスプレイに表示される種々のオブジェクトを、運転者にとって分かりやすく表示することができる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明においては、ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を取得し、ステアリング操作部に固定され、ステアリング操作部の回転中心に対してステアリング操作部と共に回転する表示部に各種のオブジェクトを表示する際に、オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対して前記回転方向と逆方向に前記回転量だけオブジェクトを回転させて表示する。すなわち、ステアリング操作部の回転に伴ってそれぞれのオブジェクトを逆回転(ステアリング操作部の回転方向と逆方向の回転)させて表示するのであるが、本発明では、オブジェクト回転中心の位置をオブジェクト毎に異なる位置とする。そのため、オブジェクトの属性に応じてオブジェクトそれぞれを表示部にわかりやすく表示することができる。オブジェクトの属性とは、例えば表示位置や、オブジェクトが示す内容、オブジェクトの用途などである。
ステアリング操作部は、ステアリングホイール、スポーク、ステアリングパッド等を含む。ステアリング操作部は、非円形のハンドルであってもよい。回転情報取得手段は、ステアリング操作部の初期状態(回転していない状態)からの回転方向と回転量を示す情報を取得できればよい。例えば、舵角センサがステアリングホイールの回転角と回転方向を検出し、回転方向を示す正負の符号を付した回転角を出力し、その値を取得する構成を採用可能である。
ステアリング操作部には、ステアリング操作部の回転中心に対してステアリング操作部と共に回転するように表示部が固定されている。表示部は、ステアリング操作部の運転席側であって、ステアリング操作時に操作者の手が通常握る部分以外の部分に設けられる。例えばステアリングパッド部分、スポーク部分である。表示制御手段は、車両の走行状態や各種車載機器から出力される情報に応じて、上記のようにステアリング操作部に設けられた表示部に、各種のオブジェクトを表示する。各種のオブジェクトとは、例えば車載機器に対する操作を選択するためのメニューや、地図などのナビゲーション情報、QWERTYや五十音、数字のキーボード、車載カメラの映像、各種の操作スイッチ、文字や文字列、記号、マークなどを指す。
回転制御手段は、上記の各種のオブジェクトが表示制御手段によって表示される際、ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を用いて、オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対してオブジェクトを逆回転させる。ステアリング操作部の回転平面に固定的に規定された二次元座標系(以降、ステアリング座標系という)を基準にすると、表示部の画面に固定的に規定された二次元座標系(以降、画面座標系という)は、ステアリング操作部が回転すると、ステアリング操作部の回転方向と同方向にステアリング操作部の回転量だけ回転する。ステアリング操作部の操作者は、車両の運転席に着座する者であり、通常、ステアリング操作部の回転と共に体や頭部を回転させる訳ではない。したがって操作者にとっての上下左右の向きと、ステアリング座標系において当該上下左右と対応する向きとは、ステアリング操作部の回転如何によって変わらないと考えてよい。一方、上述のようにオブジェクトを逆回転させると、表示部の画面上では、画面座標系の回転を相殺するようにオブジェクトが回転する。従って、ステアリング座標系においてオブジェクトは回転せず、オブジェクトを表示部にわかりやすく表示することができる。
さらに、本発明においては、オブジェクトに対するタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付手段を備えていてもよく、この構成において、回転制御手段は、ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示されるオブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、当該オブジェクトの中心としてもよい。あるオブジェクトの中心点とステアリング操作部のある基準点とを考えた場合、あるオブジェクトの中心に対してそのオブジェクトを回転させるとき、当該オブジェクトの中心とステアリング操作部の当該基準点との位置関係は、ステアリング操作部を回転させても画面座標系において常に変わらない。そのため、操作者はステアリング操作部の基準点と関連づけて当該オブジェクトの表示位置を連想しやすい。例えば、操作者はステアリング操作部を握る自身の手の位置を基にオブジェクトの表示位置を連想することもできる。また、このようにオブジェクトを回転させることによってステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じになるので、当該オブジェクトを操作者は視認しやすい。
以上の制御は、操作者の手の指が届く範囲に表示されるオブジェクトについて実施されるので、操作者はステアリング操作部を操作中であっても、表示部に表示されているオブジェクトに対して容易にタッチ操作を実施することができる。ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲は、ステアリング操作部に設けられた表示部の位置や画面の大きさ、ステアリング操作部の回転半径等に応じて設計することが可能である。例えば、成人の標準的な手の大きさを基準に用いるとして、ステアリングホイールに親指以外の指又は手のひらが接触している状態で、表示部の画面内において親指が届く範囲として定義してもよい。むろん、タッチ操作を受け付ける範囲としては他にも種々の定義が可能であり、例えば、ステアリング操作部の中央に表示部が設けられる場合、画面の縁部や角部から画面の中央方向に向かう所定範囲(例えば、成人の手の親指の第一関節の標準的な長さ分の範囲)等のように定義してもよい。
操作者の手の指が届く範囲に表示されるオブジェクトは、車載機器に対する指示を入力する各種のスイッチを示す図形やそのスイッチの内容を示す文字や文字列、記号、マーク(例えば、レーンキープスイッチ、クルーズコントロールスイッチ、変速スイッチ、音量調整スイッチ、空調調整スイッチなど)等で構成することができる。
なお、オブジェクトの中心とは、例えば、オブジェクトの重心や、またはオブジェクトを包含する予め決められた最小単位の矩形図形や円の重心として定義してもよい。
さらに、回転制御手段は、上下左右の向きが予め決められているオブジェクトが、ステアリング操作部の回転平面上に予め固定的に決められている上下左右の向きと一致するように回転させてもよい。この場合、文字やマークなどのオブジェクトの上下左右の向きは、ステアリング操作部を回転させてもステアリング操作部の回転平面上に固定的に決められている上下左右の向きと一致する。したがって、オブジェクトの上下左右の向きは操作者にとっての上下左右の向きと一致する。そのため、文字やマークなどのオブジェクトが示す内容を操作者は誤解することなく容易に把握することができる。
さらに本発明において、回転制御手段は、ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示されないオブジェクトのオブジェクト回転中心を、表示部の画面の中心としてもよい。この場合、ステアリング座標系において、画面の中心点とオブジェクトの任意の基準点との位置関係が常に変わらないので、ステアリング操作部が回転した状態でも、画面の中心の位置を基にオブジェクトの表示位置が操作者にとってわかりやすい。また、ステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じであるので、操作者は当該オブジェクトを視認しやすい。
以上の制御は、ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届かない範囲に表示されるオブジェクトについて実施される。指が届かない範囲に表示されるオブジェクトは、例えば、タッチ操作の受付対象でなく用途が表示案内のためだけのオブジェクトや、あるいはタッチ操作の受付対象であってもステアリング操作部の操作中(運転中)にタッチ操作される頻度は低いと想定されるオブジェクトが該当する。より具体的には、地図やその他のナビゲーション情報、車載カメラの映像、などが該当する。そのようなオブジェクトに関しては、ステアリング座標系において上述のようにオブジェクトの位置関係および向きが変わらない。
ここで表示部の画面の中心とは、例えば、画面の重心や、または画面を包含する予め決められた最小単位の矩形図形や円の重心として定義してもよい。なお、表示部の画面の中心は、ステアリング操作部の回転中心と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。また、表示部の画面の中心といずれかのオブジェクトの中心とが一致していてもよいし、一致していなくてもよい。
さらに本発明において、回転制御手段は、ステアリング操作部が操作されていないときに表示されるオブジェクトのオブジェクト回転中心を、表示部の画面の中心としてもよい。この場合も、ステアリング座標系において、画面の中心点と、オブジェクトの任意の基準点との位置関係が常に変わらないので、ステアリング操作部が回転した状態でも、画面の中心の位置に基づいてオブジェクトの表示位置が操作者にとってわかりやすい。また、ステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じであるので操作者は当該オブジェクトを視認しやすい。
以上の制御は、ステアリング操作部が操作されていないときに表示されるオブジェクトに対して実施される。ステアリング操作部が操作されていないとは、運転中でない状態、車両が停止している状態を指す。そのような状態において操作者はステアリングホイールから手を離してよい。そのため、上述のようにステアリング座標系においてオブジェクトの位置関係および向きが変わらないことが、オブジェクトの視認およびタッチ操作を容易にする。ステアリング操作部が操作されていないときに表示されるオブジェクトの例は、ナビゲーション機能のメニュー画面、キーボードなどがある。
なお、本発明のように、ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を取得し、ステアリング操作部に設けられた表示部に、オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心を中心に前記回転方向と逆方向に前記回転量だけ前記オブジェクトを回転させて表示する手法は、この処理を行うプログラムや方法としても適用可能である。また、以上のような車載表示機器の制御装置、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような車載表示機器の制御装置の一部あるいは全部を備えたナビゲーション装置や方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、車載表示機器の制御装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)車載表示制御装置の構成:
(2)車載表示制御処理:
(3)他の実施形態:
(1)車載表示制御装置の構成:
図1は、本発明にかかる車載表示制御装置10の構成を示すブロック図である。本実施形態における車載表示制御装置10は、舵角センサ40とステアリング操作部41とステアリング操作部41に設けられたタッチパネルディスプレイ42と協働する。図2は、車両の運転席から見た、初期状態(回転していない状態)のステアリング操作部41を示している。
ステアリング操作部41は、ステアリングパッド41a、ステアリングホイール41b、スポーク41c等を含む。ステアリングパッド41aの運転席側の面には、ステアリング操作部41の回転中心に対してステアリング操作部41と共に回転するようにタッチパネルディスプレイ42が固定されている。本実施形態においては、車両の運転席に着座してステアリング操作部41を操作する者を操作者という。
タッチパネルディスプレイ42はステアリングパッド41aに設けられているので、インストルメントパネル43に設けられている場合と比較して操作者はステアリングホイール41bを握っている状態から大きく手を移動させることなく、タッチパネルディスプレイ42に表示されているスイッチを操作することができる。また、タッチパネルディスプレイ42は操作者の正面に近いため操作者の視線の移動量も少なく済む。
舵角センサ40は、ステアリング操作部41の回転方向と回転量を示す情報を検出し、当該情報を出力する。具体的には例えば、舵角センサ40はステアリングホイール41bの回転角と回転方向を検出し、回転方向を示す正負の符号を付した回転角を出力する。舵角センサ40と車載表示制御装置10とはそれぞれ電気的に接続されている。また、タッチパネルディスプレイ42は車載表示制御装置10と電気的に接続されている。
車載表示制御装置10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20と図示しない記憶媒体とを備えており、記憶媒体やROMに記憶されたプログラムを制御部20で実行することができる。本実施形態においては、このプログラムの一つとして車載表示制御プログラム21を実行可能である。本実施形態において車載表示制御プログラム21は、回転情報取得部21aと表示制御部21bと回転制御部21cとタッチ操作受付部21dとを備えている。
回転情報取得部21aは、ステアリング操作部41の初期状態を基準とした回転方向と回転量を示す情報を取得する機能を有する。具体的には舵角センサ40が出力した回転角の値を取得する。
表示制御部21bは、車両の走行状態や各種車載機器から出力される情報に応じて、タッチパネルディスプレイ42の画面に表示するオブジェクトを決定し、当該オブジェクトを画面に表示する機能を有する。オブジェクトとは、例えば車載機器に対する操作を選択するためのメニューや、地図、QWERTYや五十音、数字のキーボード、車載カメラの映像、各種の操作スイッチ、文字や文字列、記号、マークなどを指す。操作スイッチには例えば、クルーズコントロール、レーンキープ、音量調整、チャンネル切り換え、空調調整、変速指示などがある。画面に表示されている内容を示す情報(画面情報)は、表示制御部21bの処理によって、画面に表示するオブジェクトの種類が更新される度に都度書き換えられる。
図示しない記憶媒体には、上述の各種オブジェクトについて、当該オブジェクトの描画データ、ステアリング操作部41の非回転状態における表示の向き、表示位置、オブジェクト回転中心の位置が予め記憶されている。各オブジェクトに対応する描画データは、表示制御部21bの処理が実行されることによって例えば一旦、作業用RAMに読み出される。そして後述する回転制御部21cの処理を経て回転した状態の描画データが、タッチパネルディスプレイ42の表示用RAMの当該オブジェクトの表示位置に相当する領域に書き出される。その後、表示制御部21bの処理が実行されることによって表示用RAMの描画データがタッチパネルディスプレイ42の画面に表示される。
また、図示しない記憶媒体には、タッチパネルディスプレイ42の画面内において、ステアリング操作部41を操作する際に操作者の手の指が届く範囲を規定する情報も、予め記憶されている。ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲は、ステアリング操作部に設けられた表示部の位置や画面の大きさ、ステアリング操作部の回転半径等に応じて設計することが可能である。例えば、成人の標準的な手の大きさを基準に用いるとして、ステアリングホイール41bに操作者の親指以外の指又は手のひらが接触している状態で画面内において親指が届く範囲として定義してもよい。むろん、タッチ操作を受け付ける範囲として例えば、画面の縁部や角部から画面の中央方向に向かう所定範囲(例えば、成人の手の親指の第一関節の標準的な長さ分の範囲)等のように定義してもよい。このように定義された範囲が、画面座標系における座標として記憶媒体に記憶されている。なお、図示しない記憶媒体には、地図情報も記憶されている。地図情報には、道路上に設定されたノードを示すノードデータやノード同士の連結を示すリンクデータなどが含まれている。
回転制御部21cは、上述の各種のオブジェクトを、ステアリング操作部41の回転方向と回転量とを示す情報を用いて、オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対して逆回転(ステアリング操作部41の回転方向と逆方向の回転)させる機能を有する。具体的には例えば、前述のように作業用RAMに保持されているオブジェクトの描画データを参照し、回転させた状態の描画データを表示用RAMに書き出す機能を有する。
ステアリング操作部41の回転平面に固定的に規定された二次元座標系(以降、ステアリング座標系(図3のXY座標系参照)という)を基準にすると、タッチパネルディスプレイ42の画面に固定的に規定された二次元座標系(以降、画面座標系(図3のxy座標系参照)という)は、ステアリング操作部41の回転に伴って、ステアリング操作部41の回転方向にステアリング操作部41の回転量だけ回転する。操作者は車両の運転席に着座する者であり、通常、ステアリング操作部の回転と共に体や頭部を回転させる訳ではない。したがって操作者にとっての上下左右の向きと、ステアリング座標系において当該上下左右と対応する向きとは、ステアリング操作部41の回転如何によって変わらないと考えてよい。
タッチ操作受付部21dは、タッチパネルディスプレイ42の画面内において操作者の指が接触した位置や指がなぞった向きを示す情報を取得し、画面に表示されているオブジェクトの種類や位置を基に、タッチ操作を受け付ける機能を有する。
以上、車載表示制御装置10の構成を説明した。
(2)車載表示制御処理:
次に、以上の構成において本実施形態にかかる車載表示制御装置10が実施する車載表示制御処理について説明する。図4は、車載表示制御処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、所定時間経過ごとに繰り返し制御部20によって実行される。
図3Aはステアリング操作部41の初期状態を示しており、図3Bはステアリング操作部41が初期状態から左方向にθ度回転した状態を示している。以降のフローチャートの各ステップの具体的な説明は、ステアリング操作部41が図3Bに示す状態である場合を例に用いる。
はじめに、制御部20は、回転情報取得部21aの処理を実行することにより、舵角センサ40からステアリング操作部41の回転方向と回転量とを示す回転情報を取得する(ステップS100)。次に制御部20は、表示制御部21bの処理を実行することにより、タッチパネルディスプレイ42の画面に表示されている内容を示す情報を取得する(ステップS105)。具体的には、上述した画面情報を取得する。画面情報には、現在画面内に表示されているオブジェクトの種類や、当該オブジェクト毎に表示位置・大きさ・色・オブジェクト回転中心の位置などの情報が含まれている。
本実施形態では、図3Aおよび図3Bに示すように、タッチパネルディスプレイ42の画面の角部から所定範囲(例えば親指の第一関節の長さ分)の位置に変速(シフトダウン)スイッチ42a、変速(シフトアップ)スイッチ42b、レーンキープスイッチ42c、クルーズコントロールスイッチ42dが表示されている。スイッチ42a〜42dは、ステアリング操作部41を操作する際に操作者の手の指が届く範囲であるように予め設計されている。例えば操作者がスイッチ42aに対してタッチ操作をした場合、タッチ操作受付部21dの処理によって制御部20は当該タッチ操作を受け付け、変速器に対してシフトダウンを指示する。スイッチ42b〜42dに関しても同様に、各スイッチに対応する処理が実行される。
図5Aおよび図5Bはタッチパネルディスプレイ42の画面の拡大図である。スイッチ42aは、文字オブジェクト42a1と図形オブジェクト42a2とで構成される。スイッチ42bも同様に文字オブジェクト42b1と図形オブジェクト42b2とから構成される。スイッチ42cは文字列オブジェクト42c1と図形オブジェクト42c2とで構成され、スイッチ42dも文字列オブジェクト42d1と図形オブジェクト42d2とで構成される。文字オブジェクト42a1・42b1、文字列オブジェクト42c1・42d1は、オブジェクト回転中心がそれぞれのオブジェクトの中心であることが予め決められている。オブジェクトの中心とは、例えば、オブジェクトの重心や、またはオブジェクトを包含する予め決められた最小単位の矩形図形や円の重心として定義される。なお、図形オブジェクト42a2・42b2・42c2・42d2はステアリング操作部41が回転しても回転させないことが本実施形態においては予め決められている。
画面の中央付近には、ターンリストを構成する案内オブジェクト42e・42f・42gが表示されている。本実施形態において画面の中央付近は、ステアリング操作部41を操作する際に操作者の手の指が届かない範囲に分類される。案内オブジェクト42e〜42gは、タッチ操作を受け付けるオブジェクトではなくその用途が表示案内のみのオブジェクトである。案内オブジェクト42e〜42gのオブジェクト回転中心は、画面の中心であることが予め決められている。タッチパネルディスプレイ42の画面の中心とは、例えば、画面の重心や、または画面を包含する予め決められた最小単位の矩形図形や円の重心として定義される。なお、ターンリストとは、案内経路において自車両の前方にある所定個の交差点の進行方向を案内するリストであり、ナビゲーション情報の一種である。
次に制御部20は、表示制御部21bの処理を実行することにより、オブジェクト回転中心が画面の中心であるオブジェクトが画面に表示されているかを判定する(ステップS110)。具体的には例えば、上述の画面情報に含まれる、各オブジェクトのオブジェクト回転中心を判定する。ステップS110にてオブジェクト回転中心が画面の中心であるオブジェクトが表示されていると判定された場合、制御部20は、回転制御部21cの処理を実行することにより、オブジェクトを画面の中心に対してステアリング操作部41の回転方向と逆方向にステアリング操作部41の回転量だけ回転させる(ステップS115)。具体的には、作業用RAMに保持されている案内オブジェクト42e〜42gの描画データを、図5Bに示すようにそれぞれ画面の中心に対して右方向にθ度回転させて、表示用RAMに書き出す。
次に制御部20は、表示制御部21bの処理を実行することにより、オブジェクト回転中心がオブジェクトの中心であるオブジェクトが画面に表示されているかを判定する(ステップS120)。具体的には例えば、上述の画面情報に含まれる、各オブジェクトのオブジェクト回転中心を判定する。ステップS120にてオブジェクト回転中心がオブジェクトの中心であるオブジェクトが表示されていると判定された場合、制御部20は、回転制御部21cの処理を実行することにより、オブジェクトをそのオブジェクト自身の中心に対して回転させる(ステップS125)。具体的には、作業用RAMに保持されている文字オブジェクト42a1・42b1および文字列オブジェクト42c1・42d1の描画データを、図5Bに示すようにそれぞれ自身の中心に対して右方向にθ度回転させて、表示用RAMに書き出す。表示用RAMに描画データが書き出されると、タッチパネルディスプレイ42には図3Bに示すような画面が表示される。
以上、車載表示制御処理の流れを説明した。この車載表示制御処理が制御部20において実行されることにより、オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対してオブジェクトを回転させて表示することができる。そのため、表示位置や、内容、用途など、オブジェクトの属性に応じたわかりやすさで各オブジェクトを表示することができる。オブジェクトの属性に応じたわかりやすさについて、次に詳細に説明する。
図3Bおよび図5Bに示すように、文字オブジェクト42a1・42b1および文字列42c1・42d1はステアリング操作部41の回転に伴い、画面座標系において自身の中心に対して回転する。すなわち、文字オブジェクト42a1・42b1および文字列オブジェクト42c1・42d1は、ステアリング操作部41が回転しても、ステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じに表示されるので、操作者はそのオブジェクトを視認しやすい。例えば文字オブジェクト42a1の中心点(図5の点O)とステアリング操作部41のある基準点(例えば図3の点41d)とを考えた場合、点Oと点41dとの位置関係は、ステアリング操作部41を回転させても画面座標系において常に変わらない。そのため、操作者はステアリング操作部41の基準点と関連づけて当該オブジェクトの表示位置を連想しやすい。換言すると、ステアリング操作部41と共に動く自身の手の位置を基に、操作者はオブジェクトの表示位置を連想することができる。
また、画面座標系において図形オブジェクト42a2・42b2・42c2・42d2の表示位置もまたステアリング操作部41が回転しても変わらない。本実施形態においてはスイッチを構成する図形オブジェクトの領域をタッチ操作の反応領域としているため、操作者はステアリング操作部41を操作中であっても、容易にスイッチ42a〜42dに対してタッチ操作を実施することができる。
また、案内オブジェクト42e〜42gはステアリング操作部41の回転に伴い、画面座標系において画面の中心に対してステアリング操作部41の回転量だけ逆方向に回転する。この場合、ステアリング座標系において、画面の中心点(図3の点O参照)とオブジェクトの任意の基準点(例えば図3の42g1)との位置関係は常に変わらない。そのため操作者は、ステアリング操作部41が回転した状態でも、画面の中心の位置を基にするとオブジェクトの表示位置がわかりやすい。また、ステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じであるので、操作者はそれらオブジェクトを視認しやすい。なお、案内オブジェクト42fのように、オブジェクト回転中心が画面の中心と一致していてもよいし、案内オブジェクト42e・42gのように、オブジェクト回転中心が画面の中心と一致していなくてもよい。また、画面の中心が、ステアリング操作部41の回転中心と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。
また、文字オブジェクト42a1・42b1、文字列オブジェクト42c1・42d1、案内オブジェクト42e〜42gは、上下左右の向きが予め決められている。例えばオブジェクト42a1は、操作者が基準とする座標系(ステアリング座標系に対応)において水平方向の線分と垂直方向の線分が交差していることで、本来、文字オブジェクト42a1が表すべき「プラス」の意味を表すことができる。本実施形態では、文字オブジェクト42a1・42b1、文字列オブジェクト42c1・42d1、案内オブジェクト42e〜42gは、ステアリング操作部41の回転平面上に予め固定的に決められている上下左右の向きと一致するように画面座標系において回転するので、オブジェクトの上下左右の向きは操作者が基準とする座標系における上下左右の向きと一致する。したがって、文字オブジェクト42a1・42b1、文字列オブジェクト42c1・42d1、案内オブジェクト42e〜42gが示す内容を操作者は誤解することなく容易に把握することができる。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、回転制御手段は、ステアリング操作部41が操作されていないときに表示されるオブジェクトのオブジェクト回転中心を、画面の中心としてもよい。この場合も、ステアリング座標系において、画面の中心点とオブジェクトの任意の基準点との位置関係が常に変わらないので、ステアリング操作部41が回転した状態でも、画面の中心の位置を基にすると操作者はオブジェクトの表示位置がわかりやすい。また、ステアリング座標系においてオブジェクトの向きが常に同じであるので操作者はそのオブジェクトを視認しやすい。
ステアリング操作部が操作されていないとは、すなわち、運転中でない状態、車両が停止している状態を指す。したがってその状態のとき操作者はステアリングホイールを握っている必要はないのでステアリングホイールから手を離している。そのため、ステアリング座標系において上述のようにオブジェクトの位置関係と向きとが変わらないことが、オブジェクトの視認およびタッチ操作を容易にする。ステアリング操作部41が操作されていないときに表示されるオブジェクトの例は、ナビゲーション機能のメニュー画面、キーボードなどがある。図6Aは、ステアリング操作部41が左に回転した状態のときに、数字を入力するためのキーボードがタッチパネルディスプレイ42の画面に表示される例を示している。キーボードは、一つ一つのキーの配列の位置関係が回転に伴って崩れないことが望ましい。したがって、個々のキーオブジェクトがそれぞれの中心に対して回転するのではなく、個々のキーオブジェクトが共通のオブジェクト回転中心に対して回転することによって、配列の位置関係を崩さずに済む。
また、回転制御手段は、予め決められた所定回転量以上ステアリング操作部が回転した場合のみ、上記実施形態で記載したようにオブジェクトを回転させるようにしてもよい。そうすることによって、わずかなステアリング操作に対しても画面内のオブジェクトが回転することによってオブジェクトがちらついて見えることを防止することができる。なお、この構成において、自車両の現在位置を示す情報を取得する自車位置情報取得手段をさらに備えていてもよい。制御部20は、記憶媒体に記憶されている地図情報を参照して自車両が走行中の道路の形状を取得し、予め決められた所定曲率以上のカーブが存在しない区間を自車両が走行しているときであって、予め決められた所定回転量以上ステアリング操作部41が回転した場合のみ、オブジェクトを回転させるようにしてもよい。また、リンクデータに含まれている道路種別を参照し、自車両が走行中の道路の道路種別が有料道路あるいは高速道路であるときであって、予め決められた所定回転量以上ステアリング操作部41が回転した場合のみ、オブジェクトを回転させるようにしてもよい。その結果、大きなステアリング操作が頻繁に行われないことが予想される区間において、上述のように画面に表示されるオブジェクトがちらついて見えることを防止することができる。
また、画面座標系において複数のオブジェクトを回転させる際に互いの表示領域が重複したり、画面からはみ出てしまう場合は、いずれかのオブジェクトを縮小したり形状を変形したりして、重複やはみ出しが発生しないようにしてもよい。例えば、ステアリング操作部41が回転していないときは図6Bに示すような長方形の領域に地図42jを表示し、ステアリング操作部41が回転しているときは、図6Cに示すように長方形の長辺の長さ図6Bより短くした領域に地図42jを表示するようにしてもよい。このようにすると、ステアリング操作部41の回転に応じて地図の表示範囲が変わるが、地図の縮尺は変えないことが望ましい。
また、オブジェクトの表示領域が重複する場合は、予め決められたオブジェクトの表示優先度に応じて優先度が高いオブジェクトを前面に表示するようにしてもよい。例えば、タッチ操作対象のスイッチを構成するオブジェクトをタッチ操作対象でないオブジェクトより前面に表示するようにしてもよい。
ステアリング操作部41を操作する際に操作者の手の指が届く範囲や、ステアリング操作部41を操作する際にタッチ操作を受け付ける範囲に表示されるオブジェクトには、車載機器に対する指示を入力する各種のスイッチを示す図形やそのスイッチの内容を示す文字や文字列、記号などが該当し、上記実施形態の例の他にも、音量調整スイッチ、空調調整スイッチなどがある。
また、指が届かない範囲に表示されるオブジェクトとは、用途がタッチ操作の受付対象でなく表示案内のためだけのオブジェクトや、あるいはタッチ操作の受付対象であってもステアリング操作部41の操作中(運転中)にタッチ操作される頻度は低いと想定されるオブジェクトが該当する。例えば、地図、リアカメラなど車載カメラが撮影中の映像、などである。なお、図6Bおよび図6Cの地図に対するタッチ操作を受け付けると、地図の表示範囲をスクロールする機能を備えていてもよい。
また、図7Aに示すように、スポーク41cにタッチパネルディスプレイ42が設けられていてもよい。さらに、図7Aおよび図7Bに示すように、スイッチ42h・42iの図形オブジェクトを、スイッチ42h・42iの記号オブジェクトと同様に回転させてもよい(ただし、スイッチ42h・42iは、スイッチの形状を表す図形オブジェクトとスイッチの内容を示す記号オブジェクトとから構成されるものである)。この場合、スイッチ42hおよびスイッチ42iに対応するタッチパネルの反応領域をステアリング操作部41の回転に応じて回転させなくてもよいし、回転させてもよい。
なお、オブジェクトごとに予め決められたオブジェクト回転中心は、上記実施形態で説明したオブジェクトの中心や画面の中心以外の点であってもよい。例えば、あるオブジェクトについては、そのオブジェクト回転中心が、ステアリング操作部41の回転中心であってもよいし、当該オブジェクトの角であってもよい。
さらに本発明の表示部は、ステアリングホイールのような円形の操作部に連結されたスポークやパッドに設けられる構成に限らず、例えば非円形のハンドルのグリップ以外の部分に設けられる構成であってもよい。
さらに、本発明の表示部は、タッチパネルディスプレイに限定されず、例えば車内に設けたれた図示しないプロジェクタによってステアリング操作部41の運転席側の表面にオブジェクトの像を投影する構成を採用してもよい。この場合、スイッチを示すオブジェクトの像に対する操作を、車内に設けられたカメラや赤外線センサによって検知することが可能である。
本発明の実施形態にかかる車載表示制御装置のブロック図である。 本発明の実施形態にかかるステアリング操作部の外観図である。 本発明の実施形態にかかるステアリング操作部の回転とオブジェクトの回転を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかる車載表示制御処理のフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるオブジェクトの回転を説明するための図である。 本発明の他の実施形態にかかるステアリング操作部を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかるステアリング操作部を示す図である。
符号の説明
10:車載表示制御装置、20:制御部、21:車載表示制御プログラム、21a:回転情報取得部、21b:表示制御部、21c:回転制御部、21d:タッチ操作受付部、40:舵角センサ、41:ステアリング操作部、41a:ステアリングパッド、41b:ステアリングホイール、41c:スポーク、42:タッチパネルディスプレイ、43:インストルメントパネル。

Claims (5)

  1. ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を取得する回転情報取得手段と、
    前記ステアリング操作部に固定され、前記ステアリング操作部の回転中心に対して前記ステアリング操作部と共に回転する表示部にオブジェクトを表示する表示制御手段と、
    前記オブジェクトに対するタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付手段と、
    前記表示部に前記オブジェクトが表示される際、前記オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対して前記回転方向と逆方向に前記回転量だけ前記オブジェクトを回転させる回転制御手段とを備え、
    前記回転制御手段は、前記ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示される前記オブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、前記オブジェクトの中心とする、
    車載表示制御装置。
  2. 前記回転制御手段は、前記ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示されないオブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、前記表示部の画面の中心とする、
    請求項1に記載の車載表示制御装置。
  3. 前記回転制御手段は、前記ステアリング操作部が操作されていないときに表示されるオブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、前記表示部の画面の中心とする、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の車載表示制御装置。
  4. ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を取得する回転情報取得工程と、
    前記ステアリング操作部に固定され、前記ステアリング操作部の回転中心に対して前記ステアリング操作部と共に回転する表示部にオブジェクトを表示する表示制御工程と、
    前記オブジェクトに対するタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付工程と、
    前記表示部に前記オブジェクトが表示される際、前記オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対して前記回転方向と逆方向に前記回転量だけ前記オブジェクトを回転させる回転制御工程とを含み、
    前記回転制御工程では、前記ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示される前記オブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、前記オブジェクトの中心とする、
    車載表示制御方法。
  5. ステアリング操作部の回転方向と回転量とを示す情報を取得する回転情報取得手段と、
    前記ステアリング操作部に固定され、前記ステアリング操作部の回転中心に対して前記ステアリング操作部と共に回転する表示部にオブジェクトを表示する表示制御手段と、
    前記表示部に前記オブジェクトが表示される際、前記オブジェクト毎に予め決められたオブジェクト回転中心に対して前記回転方向と逆方向に前記回転量だけ前記オブジェクトを回転させる回転制御手段と、
    前記オブジェクトに対するタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付手段としてコンピュータを機能させるとともに、
    前記回転制御手段では、前記ステアリング操作部を操作する際に操作者の手の指が届く範囲に表示される前記オブジェクトの前記オブジェクト回転中心を、前記オブジェクトの中心とするように前記コンピュータを機能させる車載表示制御プログラム。
JP2007266430A 2007-10-12 2007-10-12 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム Expired - Fee Related JP5023953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266430A JP5023953B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266430A JP5023953B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009096210A JP2009096210A (ja) 2009-05-07
JP5023953B2 true JP5023953B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=40699646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007266430A Expired - Fee Related JP5023953B2 (ja) 2007-10-12 2007-10-12 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5023953B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5594772B2 (ja) 2010-09-29 2014-09-24 富士重工業株式会社 車両用表示装置
JP6101512B2 (ja) * 2013-02-25 2017-03-22 株式会社日本自動車部品総合研究所 運転支援装置
JP6298599B2 (ja) * 2013-06-17 2018-03-20 株式会社Subaru 車両用表示装置
JP2017097008A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 株式会社東海理化電機製作所 回転操作装置
JP2020053734A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 アルパイン株式会社 電子ミラーシステム
DE102019108762B4 (de) * 2019-04-03 2023-06-29 Endor Ag Lenkrad für ein Fahrzeug, einen Simulator oder eine Spielkonsole
DE102019006754A1 (de) * 2019-09-27 2021-04-01 Daimler Ag Vorrichtung eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zur Darstellung eines lnhalts auf einer Anzeigevorrichtung
US11746888B2 (en) * 2020-02-19 2023-09-05 Kuster North America, Inc. Vehicle shifter with scroll component

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160763A (en) * 1981-03-30 1982-10-04 Toyota Motor Corp Switch unit on handle
JPH10246643A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーション装置
JP2001322516A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Misawa Homes Co Ltd 自動車用キー入力装置
JP2003271295A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Nec Commun Syst Ltd 携帯情報端末
JP2005284999A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Sharp Corp 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009096210A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5023953B2 (ja) 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム
JP5124397B2 (ja) 自動車用入出力装置
US7577518B2 (en) Navigation system
WO2017022200A1 (ja) 運転支援装置、運転支援システム、運転支援方法及び自動運転車両
JP2017076408A (ja) 自動車用のジェスチャーに基づいた情報およびコマンドの入力
US10627913B2 (en) Method for the contactless shifting of visual information
US20130076615A1 (en) Interface method and apparatus for inputting information with air finger gesture
JP2009129171A (ja) 移動体に搭載される情報処理装置
JP4631957B2 (ja) ナビゲーション装置
US9063569B2 (en) Vehicular device
JP2009262667A (ja) タッチ式センサ
JP2007145106A (ja) 車載情報端末
JP4264029B2 (ja) 力覚付与型入力装置
JP4844896B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2005321948A (ja) 操作入力装置
JP2013161230A (ja) 入力装置
JP4793133B2 (ja) 入力装置
JP5098596B2 (ja) 車両用表示装置
JP5125977B2 (ja) 入力支援装置
US10732824B2 (en) Vehicle and control method thereof
JP5518778B2 (ja) 校正情報処理装置及び校正情報処理方法
JP2018132824A (ja) 操作装置
JP2000029382A (ja) 地図表示装置、地図表示方法および地図表示プログラムの記録媒体
JP2007078529A (ja) 車両用ナビゲーション装置
US20160117094A1 (en) Input apparatus, vehicle comprising of the same, and control method of the vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100310

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees