JP2001322516A - 自動車用キー入力装置 - Google Patents
自動車用キー入力装置Info
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Abstract
できる自動車用キー入力装置を提供すること。 【解決手段】 自動車用キー入力装置1は、自動車のハ
ンドル5に配置されるとともに、ハンドル5に対して回
動自在に設けられたキーボード本体2を備える。ハンド
ル5に対してキーボード本体2を回動できるため、例え
ば、ハンドル5を切って駐車している場合でも、キーボ
ード本体2の向きは自由に調整することができ、入力操
作性を向上できる。また、例えば、右手でキー入力を行
う場合に、キーボード本体2を多少左に傾けて右手の方
向に合わせてキーボード本体2を配置できるため、ハン
ドル5という体に比較的近い位置にキー入力装置1があ
っても入力操作性を向上できる。
Description
部分に取り付けられるキー入力装置に関する。詳しく
は、自動車に設置された情報端末、カーナビ、携帯電話
等の入力装置として利用可能な自動車用キー入力装置に
関する。
たカーナビ等が組み込まれるようになり、情報端末化が
進んでいる。このような自動車において、電子メールの
入力、ハンズフリーとされた携帯電話の番号入力、カー
ナビにおける目的地の入力等、情報端末化に伴い高機能
の入力装置が求められている。
は、特開平9−297629号公報に記載されたキーボ
ードが知られている。このキーボードは、自動車のハン
ドルに装着され、自動車のダッシュボード等に配備され
た演算装置、記憶装置、表示装置等のコンピュータの入
力装置として利用されるものであった。
9−297629号公報に記載のキーボードは、ハンド
ルに埋め込まれて固定されているため、例えば、ハンド
ルを切った状態で停車している場合等では、ハンドルに
合わせてキーボードの向きも決まってしまうため、入力
操作がし難いという問題があった。
く入力操作性を向上できる自動車用キー入力装置を提供
することにある。
力装置は、図面を参照して説明すると、自動車のハンド
ル5に配置されるとともに、ハンドル5に対して回動自
在に設けられたキーボード本体を備えることを特徴とす
る。
ンドル5に対してキーボード本体2を回動できるため、
例えば、ハンドル5を切って駐車している場合でも、キ
ーボード本体の向きは自由に調整することができ、入力
操作性を向上できる。また、例えば、右手でキー入力を
行う場合に、キーボード本体2を多少左に傾けて右手の
方向に合わせてキーボード本体2を配置できるため、ハ
ンドル5という体に比較的近い位置にキー入力装置1が
あっても入力操作性を向上できる。
ーボード本体2に対して開閉可能に設けられ、閉塞時に
はキーボード本体表面を覆うキーボードカバー3を備え
て構成されていることが好ましい。このようにキーボー
ドカバー3が設けられていれば、自動車用キー入力装置
1の利用時以外は、キーボード本体2を隠すことがで
き、意匠性を向上できる。
は、液晶画面4が設けられていることが好ましい。キー
ボードカバーに液晶画面を設ければ、入力文字をキーの
近くにある画面4に表示することができ、入力文字を容
易に確認しながらキー入力操作を行うことができるた
め、入力操作性をより一層向上することができる。
形に形成されていることが好ましい。キーボード本体が
円形であれば、キーボード本体を回動させるために必要
な移動スペースがキーボード本体の面積とほぼ同じにな
るため、キーボード本体をハンドル表面に埋設する場合
でも、必要スペースを最小限にでき、ハンドル5の中央
部でも容易に配置することができる。
4段左右3列の12個のメインキー21〜32が設けら
れたメインキーエリアを備え、前記12個のメインキー
の内の5個のキー21〜25には母音を表すアルファベ
ットである「A」、「I」、「U」、「E」、「O」の
文字が個別に設定され、他の7個のキー26〜32には
アルファベットの他の21個の子音を表す文字が各キー
に3個ずつ設定されていることが好ましい。この際、前
記12個のキー21〜32は上下4段左右3列に配列さ
れ、最上段の3個のキー21〜23には左側から順に
「A」、「I」、「U」を入力する文字キーが設定さ
れ、上から2段目の左から2つのキー24,25には左
側から順に「E」、「O」を入力する文字キーが設定さ
れていることが好ましい。このような順序で母音が配置
されていれば、キー位置を覚えやすく、より操作性を向
上できる。
本語でも英語でも最も使用頻度の高い母音つまり
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を独立したキ
ーに設定したため、これらの文字はキーを1回押すだけ
で入力できる。このため、母音入力時の打鍵回数を少な
くでき、操作性が向上し、高速入力も可能となる。ま
た、アルファベットの他の21個の文字を、7個のキー
26〜32に3個ずつ配列しているので、12個と非常
に少ないキー数でアルファベット26文字を入力するこ
とができ、小型で携帯性に優れたキー入力装置1を形成
できる。さらに、子音キーが設定された7個のキー26
〜32には、各々3個ずつ文字を配置しているので、各
文字の入力を各キーを押す回数で分けている場合に、各
キーを最大3回押せばどの文字でも入力できて操作性を
向上でき、かつ各子音が各キーに均等に配列されている
ので、キー打鍵操作のバランスをよくでき、操作性をよ
り一層向上できる。
2には、それぞれ「KGF」、「SZJ」、「TD
V」、「NCQ」、「HBP」、「RML」、「YW
X」の文字入力モードで入力される各文字キーの組み合
わせが設定されていることが好ましい。
ーマ字入力において前記母音キーと組み合わされること
で、「か」行〜「わ」行を入力する子音「K、S、T、
N、H、M、Y、R、W」を各キーの1回もしくは2回
打鍵で入力できるように設定できる。このため、母音に
次いで入力頻度の高い清音の子音を簡単な操作で入力す
ることができ、操作性をより一層向上することができ
る。さらに、「カ」行を入力する「K」キーに濁音の
「ガ」行を入力する「G」キーを、「サ」行を入力する
「S」キーに「ザ」行を入力する「Z」キーを、「タ」
行を入力する「T」キーに「ダ」行を入力する「D」キ
ーを、「ハ」行を入力する「H」キーに「バ」行を入力
する「B」キーをそれぞれ設定したので、関連する清音
と濁音を同じキーを用いて(キーを押す回数を変えるこ
となどで)入力することができる。このため、濁音の入
力操作も覚えやすくなり、高速に入力することができ
る。
も上下4段左右3列の12個のメインキー21〜32が
設けられたメインキーエリアを備え、前記12個のメイ
ンキーの内の8個のキー22〜29には、それぞれ「A
BC」、「DEF」、「GHI」、「JKL」、「MN
O」、「PRS」、「TUV」、「WXY」の3つの文
字の組み合わせがそれぞれ設定され、他の1個のキー3
1には「QZ」の2つの文字が設定されているものでも
よい。
の配列が携帯電話のキーにおける配列に類似するため、
携帯電話でのキー配列に慣れている場合等には、利用し
やすくできる。
に基づいて説明する。図1,2に示すように、本実施形
態の自動車用キー入力装置1は、自動車のハンドル5の
中心部分に配置されている。また、自動車のダッシュボ
ード6には、カーナビやインターネットに接続した時の
画面、電子メールなどを表示する液晶画面6Aが組み込
まれている。
対して回動自在に取り付けられたキーボード本体2と、
このキーボード本体2に対して開閉可能に設けられたキ
ーボードカバー3とを備えて構成されている。なお、キ
ーボード本体2の回動角度は、例えば10度毎等の一定
角度毎に回動できるようにしてもよいし、無段階で回動
できるようにしてもよい。
ように、略上下6段左右4列の計22個のキーが配置さ
れており、キーボード本体2のほぼ中央のメインキーエ
リアには、上下4段左右3列の計12個のメインキー2
1〜32が配置されている。また、このメインキーエリ
アの周囲にC字状に設けられた機能キーエリアには、1
0個の機能キー51〜60が配置されている。
9は、平面略正方形に形成されているが、機能キー58
は他のキーを横に2つ並べた大きさ(左右寸法が他のキ
ーの2倍)、つまり横長の平面略長方形状に形成されて
いる。また、機能キー60は、他のキーを上下に2つ並
べた大きさ(上下寸法が他のキーの2倍)、つまり縦長
の平面略長方形状に形成されている。
0には、各文字や機能が設定されている。すなわち、各
メインキー21〜32のキー表面(キートップ)には、
各キー21〜32を単独で打鍵した際に入力され、ロー
マ字による日本語入力や英語入力に用いられるアルファ
ベット等の文字キーが設定されている。
字キーの配列は、上段側に母音キーが設定され、その下
側には、ローマ字入力において前記母音キーと組み合わ
されることで「か行」〜「わ行」を入力する子音キーが
配列されている。
配列としてそれぞれ母音を表す「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」がそのキーを1回打鍵した際に
入力される第1の文字キーとして配列されている。この
配列は、左から右および第1段から第2段に行くに従っ
て、「A」、「I」、「U」、「E」、「O」となるよ
うに文字の覚えやすさを配慮して設定されている。
1回打鍵した際に入力される第1の文字キーとして、日
本語の子音を表す「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「R」の子音キーが配列され、キー26には、
子音キー「Y」が配列されている。これらの配列は、
「か」行、「さ」行、「た」行、「な」行、「は」行、
「ら」行、「や」行の子音がほぼアカサタナ順に並ぶよ
うに配慮して構成されたものである。また、キー32、
26には、そのキーを2回連続して打鍵した際に入力さ
れる第2の文字キーとして、「M」、「W」の子音キー
が配列されている。この配列は、残りの「ま」行、
「わ」行が並ぶようにしたものである。
ーを2回連続して打鍵した際に入力される第2の文字キ
ーとして、「G」、「Z」、「D」、「B」の各子音キ
ーが配列されている。すなわち、「が」行、「ざ」行、
「だ」行、「ば」行を入力する子音「G」、「Z」、
「D」、「B」が清音「か」行、「さ」行、「た」行、
「は」行を入力する「K」、「S」、「T」、「H」に
対応して設定されて清音と濁音とが対応するように配列
されている。
「H」、「B」が設定されたキー31には、第3の文字
キーとして「ぱ」行を入力するための「P」が設定さ
れ、「ぱ」行の入力も覚えやすく、かつ、操作性よく行
えるようになっている。
れたキー30は、ローマ字入力においては、撥音「ん」
を入力するキーとしても利用されている。
キー21、24は、第2の文字キーとして長音「ー」、
促音「っ」がそれぞれ設定された長音設定母音キー、促
音設定母音キーとされている。
回連続して打鍵した際に入力される第3の文字キーとし
て「X」、「F」、「J」、「V」がそれぞれ設定され
ている。さらに、キー30には、英語入力モード時の第
2の文字キーとして「C」が設定され、第3の文字キー
として「Q」が設定されている。また、キー32には、
第3の文字キーとして「L」が設定されている。
は、12個のメインキー21〜32の内、5個のキー2
1〜25に母音「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」が単独で設定され、他のキー26〜32に、他の
21文字が3文字ずつ設定されている。具体的には、キ
ー26に「YWX」、キー27に「KGF」、キー28
に「SZJ」、キー29に「TDV」、キー30に「N
CQ」、キー31に「HBP」、キー32に「RML」
がそれぞれ設定されている。
(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の上側)に
は、第1選択入力機能が設定された機能キー60と同時
に各キー21〜32を打鍵した際に入力される第1選択
状態の文字として、数字「7」、「8」、「9」、
「4」、「5」、「6」、「1」、「2」、「3」、
「0」、およびカンマ「,」、ピリオド「.」が設定さ
れている。
ップ下側(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の下
側)には、第2選択入力機能が設定された機能キー59
と同時に打鍵した際に入力される第2選択状態の各種文
字や機能が設定されている。具体的には、メインキー2
1〜26のキートップ下側には、カーソル移動キーとし
て機能する「Home(カーソルを行頭に移動)」、「△
(上矢印、カーソルを1段上に移動)」、「End (カー
ソルを行末に移動)」、「左向きの三角(左矢印、カー
ソルを1列左に移動)」、「▽(下矢印、カーソルを1
列下に移動)」、「右向きの三角(右矢印、カーソルを
一列右に移動)」がそれぞれ設定されている。なお、キ
ー22,24,25,26は、押し続けるとオートリピ
ートが働くように設定されている。また、メインキー2
9、32のキートップ下側には、「PgUp(カーソルを1
ページ上に移動)」、「PgDn(カーソルを1ページ下に
移動)」が設定されている。
のキートップ下側における左側には、記号「/」、
「*」、「−」、「+」がそれぞれ設定され、右側には
記号「“」、「’」、「`」、「^」がそれぞれ設定さ
れている。なお、これらの2つの記号は、機能キー59
を押しながら各メインキー27,28,30,31を1
回打鍵すると、キートップ下側における左側の各記号が
入力され、2回打鍵すると右側の各記号が入力されるよ
うに設定されている。
ップ右上(前記単独入力時の文字や機能を示す記号の右
上側)には、第3選択入力機能が設定された機能キー5
8と同時に打鍵した際に入力される第3選択状態の各種
記号が設定されている。具体的には、メインキー21〜
32のキートップ右上における左側には、記号「(」、
「{」、「「」、「<」、「:」、「!」、「¥」、
「@」、「%」、「_」、「、」、「。」がそれぞれ設
定され、メインキー21〜32のキートップ右上におけ
る右側には、記号「)」、「}」、「」」、
「>」、「;」、「?」、「$」、「&」、「#」、
「〜」、「・」、「│」がそれぞれ設定されている。
8を押しながら各メインキー21〜32を1回打鍵する
と、キートップ右上における左側の各記号が入力され、
2回打鍵すると右側の各記号が入力されるように設定さ
れている。
ドの切り替えや文字入力時に利用される各種機能が設定
されている。すなわち、各機能キー51〜60の表面に
は、それらのキーが単独で押された際に入力される機能
を示す記号が表記されている。具体的には、キー54に
は、半角モードと全角モードとを切り替える「半/全」
機能が設定されている。キー51には、1回押すと英字
モードにし、次に押すと数字モードに切り替える「英/
数」機能が設定されている。
行う「かな」機能が設定されている。キー53には、カ
ーソルの左の文字を削除するバックスペース「BS」機
能が設定されている。
ことで、各種機能(利用しているアプリケーションなど
で設定)を実行する「Alt」機能が設定されている。
キー56には、他のキーと同時に打鍵することで、各種
機能(利用しているアプリケーションなどで設定)を実
行する「Ctrl」機能が設定されている。キー57に
は、文字キーと同時に打鍵することで英大文字を入力す
るシフト機能が設定されている。
e」機能が設定されている。なお、キー60を押し続け
ると、オートリピート機能により空白が連続して入力さ
れる。キー59には、入力された文字を漢字等に変換す
る「変換(かな漢字変換)」機能が設定されている。さ
らに続けて押した際には、変換次候補を選択する機能も
設定されている。キー58には、入力した文字の確定、
命令の実行、改行入力などを行う「Enter」機能が
設定されている。
れた機能キー60とを同時に打鍵すると、「Ins」機
能が働いて上書きモードと挿入モードとが切り替えられ
る。キー51,60を同時打鍵すると、「Caps」機
能が働いて、英語の小文字と大文字が切り替えられる。
キー52,60を同時打鍵すると、「カナ」機能が働い
て、カタカナモードへの切り替えが行われる。キー5
3,60を同時打鍵すると、「Del」機能が働いて、
カーソル位置の文字が削除される。また、そのまま押し
続けると、オートリピートが働き、複数の文字が連続し
て削除される。
れた機能キー59とを同時に打鍵すると、「漢字」機能
が働いて英語の直接入力モードと、日本語入力システム
とが切り替えられる。キー51,59を同時打鍵する
と、「Tab」機能が働いて、カーソルを設定されたタ
ブ位置に移動する。キー52,59を同時打鍵すると、
「PrtSc」機能が働いて、画面の表示内容がクリッ
プボード(自動車に組み込まれたコンピュータやカーナ
ビのメモリ内に一時的に作成されたデータ記憶領域)に
一時保存される。キー53,59を同時打鍵すると、
「Esc」機能が働いて、命令の取り消しが行われる。
また、アプリケーションによっては、メニューの開閉な
どが行われる。
32を同時に打鍵すると、「F1〜F12」のファンク
ションが入力できるようにされている。これにより、F
1〜F12に所定の機能を割り当てておくことで、その
機能を容易に実行できるようになる。
本体2の上端に開閉可能に取り付けられ、閉じた場合に
はキーボード本体2を被覆できるように構成されてい
る。また、キーボードカバー3の内面(キーボード本体
2側の面)には、液晶画面4が形成されており、キー入
力した文字を表示したり、各種操作画面などを表示でき
るように構成されている。なお、自動車用キー入力装置
1に携帯電話等を接続することでインターネット等に接
続可能とされている場合には、インターネットのホーム
ページ等をダッシュボード6の液晶画面6Aにも表示で
きるが、このキーボードカバー3の液晶画面4にも表示
できるように構成されている。
5に対して回動自在に取り付けられている。すなわち、
自動車用キー入力装置1はハンドル5の表面側に配置さ
れ、図示しない回動軸を介してハンドル5に対し、その
ハンドル5の回動方向と同様な方向(左右方向)に回動
自在に支持されている。このため、図4に示すように、
ハンドル5を直進状態にしている場合でも、ハンドル5
に対して自動車用キー入力装置1を適宜回動させて向き
を変えて斜めに配置することもできるし、図5に示すよ
うに、ハンドル5を切った状態にしている場合でも、自
動車用キー入力装置1を適宜回動させて正面に向けて配
置することもできる。
ーナビの操作、文字入力や、電子メールの入力、ハンズ
フリーとされた携帯電話の番号入力等を行う際に利用さ
れる。そして、キー入力装置1においては、各キー21
〜32、51〜59の打鍵を図示しないキー入力検出手
段で検出し、設定された入力モードと入力されたキーに
応じて所定の文字や数字等を出力する。そして、出力さ
れた文字や数字は、画面制御手段を介して液晶画面4に
表示される。
ローマ字入力によりひらがなが入力される。すなわち、
母音キー21〜25を1回押せば母音が入力され、子音
キー26〜32と母音キー21〜25とを押せば「子音
+母音」でローマ字入力によるひらがなが入力される。
カタカナモード時に、メインキー21〜32を押すと、
ひらがなモードと同様に、ローマ字入力によりカタカナ
が入力される。
母音キー21〜25を押すとその母音が入力される。こ
の際、母音キー(I,U,O)22,23,25を2回
以上連続して押すと、そのアルファベット(母音)が続
けて入力される。一方、長音設定母音キー21および促
音設定母音キー24を2回以上続けて押した場合には、
条件に応じて長音、促音が入力される。
母音等の後に2回連続して押すと長音「ー」が入力さ
れ、3回連続して押すと「母音+長音」つまり「aー」
が入力される。さらに、4回連続して押すと「長音+母
音(ーa)」が入力され、5回連続して押すと「長音+
母音+長音(ーaー)」が入力される。また、6回連続
して押すと、1回押された状態に戻る。
母音キー21を2回連続して押すと、「母音+母音(a
a)」が入力され、3回連続して押すと「母音+長音
(aー)」が入力され、4回連続して押すと「母音+長
音+母音(aーa)」が入力される。また、5回連続し
て押すと、1回押された状態に戻る。
25等が押された後に、促音設定母音キー24を2回連
続して押すと「っ」が入力され、3回連続して押すと
「eっ」が入力され、4回連続して押すと1回押された
状態に戻る。一方、それ以外の場合において、促音設定
母音キー24を2回連続して押すと「ee(「eえ」に変
換される)」が入力され、3回連続して押すと「eっ」
が入力され、4回連続して押すと「eeっ(「eえっ」に
変換される)」が入力される。また、5回連続して押す
と、1回押された状態に戻る。
字〜第3文字の3つの子音がそれぞれ設定されている
が、各キー26〜32を1〜3回押すことで選択して入
力できるようにされている。すなわち、1回押すと各キ
ートップの左側の文字が、2回押すと中央の文字が、3
回押すと右側の文字がそれぞれ入力される。さらに、4
回押した場合には、1回押した状態(左側の文字入力)
に戻る。
された子音キー30は、2回、3回押しても「C、Q」
は入力されず、1回打鍵されることで「n」が入力さ
れ、2回打鍵されることで「nn」が入力されて「ん」
に変換され、3回打鍵されることで「nnn」が入力さ
れて「ん+n」に変換される。なお、キー30も連続し
て4回打鍵されると、メインキー30が1回打鍵された
状態に戻る。また、メインキー30が1回打鍵された場
合には、基本的に「n」が入力されるが、そのメインキ
ー30の後に母音以外のメインキーが打鍵された場合に
は、「ん」に変換される。
ルファベットが入力される。この際、母音キー21〜2
5を連続して2回以上押すと、そのアルファベットが繰
り返し入力される。一方、各子音キー26〜32は、1
回押すと各キートップの左側の文字が、2回押すと中央
の文字が、3回押すと右側の文字がそれぞれ入力され
る。また、4回押すと、1回押された状態に戻る。
ー21〜32表面の左側に書かれた数字や記号が入力さ
れる。複数回押された場合には、各数字等が回数分入力
される。
〜32を押すと、各キー21〜32のキートップ右上や
キートップ下側に記載された各記号、機能が入力、実行
される。
ハンドル5に対して回動自在に取り付けているので、ハ
ンドル5の向きに関係なくキーボード本体2を自由な方
向に配置することができ、入力操作性を向上できる。特
に、本実施形態のキー入力装置1は、キー数を少なくし
て片手で入力できるように構成されているため、例え
ば、右手で入力する場合には、図4に示すように、キー
ボード本体2を多少左側に傾けることで、腕の延長方向
にキーボード本体2の向きが揃うため、入力操作性をよ
り一層向上することができる。
3が設けられているので、キー入力装置1を使用しない
場合には、キーボードカバー3を閉じてキーボード本体
2を覆うことで、ハンドル5の意匠を向上でき、かつハ
ンドル5の操作性が低下することもなく、確実に操作す
ることができる。
置したので、入力文字をキーボード本体2に隣接する画
面4で容易に確認でき、ダッシュボード6中央にある液
晶画面6Aを見る必要が少なくなるので、入力操作性を
より一層向上することができる。
ー21〜32および10個の機能キー51〜60の計2
2個のキーのみで構成されているので、従来のような3
0個以上ものキーを備えるキーボードに比べてキー入力
装置1を小型化することができる。このため、ハンドル
5の中央部にも容易に組み込むことができるとともに、
従来のハンドルに組み込まれるキーボードのキーに比べ
て各キー21〜32、51〜60を大きくでき、打鍵操
作性を向上できる。
い母音つまり「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
を独立したキー21〜25に設定したため、これらの文
字はキーを1回押すだけで入力できる。このため、使用
頻度の高い母音入力時の打鍵回数を少なくでき、入力操
作性をより向上できて高速入力を行うことができる。さ
らに、母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
が、第1段目から第2段目に向かってかつ左から右に向
かって配置されているため、各母音のキー位置を覚えや
すく、より操作性を向上できる。
文字を、7個のキー26〜32に3個ずつ配列している
ので、12個と非常に少ないキー数でアルファベット2
6文字を入力することができ、小型で携帯性に優れたキ
ー入力装置1を形成できる。さらに、子音キーが設定さ
れた7個のキー26〜32には、各々3個ずつ文字を配
置しているので、各文字の入力を各キーを押す回数で分
けている場合に、各キーを最大3回押せばどの文字でも
入力できて操作性を向上でき、かつ各子音が各キーに均
等に配列されているので、キー打鍵操作のバランスをよ
くでき、操作性をより一層向上できる。
たキー26〜32と、母音「A」〜「O」が設定された
メインキー21〜25とに分けてキーを設定したので、
「子音+母音」のローマ字入力で日本語を入力すること
ができる。このため、日本語を入力する場合、平均して
2回キーを押す操作を行えば入力することができ、例え
ば10個のキーに「あ」行〜「わ」行を設定し、各キー
を1〜5回押して各文字を入力する50音配列に比べて
入力操作性を向上でき、高速入力を行うことができる。
る第2の文字キーを設定し、キー24に促音「っ」を入
力する第2の文字キーを設定し、このキー21、24を
2〜5回連続して打鍵すると、長音「ー」および促音
「っ」を含む文字列を出力できるようにしたので、日本
語入力において使用頻度が高い長音「ー」および促音
「っ」の入力を容易にでき、文字入力効率を向上でき
る。
いて濁音を入力したり、「N」を2回押すことで撥音
「ん」を入力したり、「子音+Y+母音」で拗音を入力
しており、従来の一般的なキーボードにおけるローマ字
入力に準じた文字の組み合わせで濁音等を入力している
ので、キー操作を迅速に習得することができ、操作性も
向上できて高速に入力することができる。
「カ」行を入力する「K」と「ガ」行を入力する「G」
とをメインキー26に、「サ」行を入力する「S」と
「ザ」行を入力する「Z」とをメインキー27に、タ行
を入力する「T」とダ行を入力する「D」とをメインキ
ー28に、ハ行を入力する「H」とバ行を入力する
「B」とをキー30にそれぞれ設定したので、関連する
清音と濁音を同じキーを用い、メインキーを押す回数を
変えることで入力することができる。このため、濁音用
のキー位置を簡単に把握でき、入力操作も覚えやすくな
り、高速に入力することができる。
1〜32は、そのキー表面にその文字や記号が表記され
ており、そのキー21〜32を1〜3回押すことで所望
の文字や記号を容易に入力することができる。このた
め、入力キーが把握し易くなり、入力操作性をより向上
することができる。
に機能キー51〜60を配置したので、例えば、メイン
キー21〜32を人差し指、中指、薬指で打鍵している
際に、親指で機能キー51〜60を打鍵することもで
き、入力操作性を向上することができる。さらに、打鍵
頻度の高い変換、スペース入力、Enter 入力用のキー5
8,60は、他のキーの2つ分の大きさで設定されてい
るので、これらを親指でも容易に打鍵することができ、
入力操作性をより向上できる。
する。本実施形態の自動車用キー入力装置100は、図
6に示すように、キーボード本体102およびキーボー
ドカバー103が平面円形状に形成され、ハンドル5の
中心に回動自在に支持されている。キーボードカバー1
03の内面には、前記第1実施形態と同様に液晶画面4
が設けられている。
キー21〜32のみが配置され、機能キーは設けられて
いない。このため、入力モードの切替等を行う各機能
は、例えば、複数のキー21〜32を組み合わせて入力
するショートカットキーに設定したり、液晶画面6Aに
メニューを表示して選択することで実現できるようにさ
れている。
数字、記号のうち、文字のキー配列は前記第1実施形態
と同じである。そして、本実施形態においても、1つの
メインキー21〜32に設定された3つの文字は、その
キー21〜32の打鍵回数によって入力しわけるように
構成されている。すなわち、文字入力モードにおいて、
各キー21〜32を1回打鍵すると、そのキートップ左
側に表記された母音「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」や、子音「Y」、「K」、「S」、「T」、
「N」、「H」、「R」が入力されるようになってい
る。また、各キー21,24,26〜32を2回打鍵す
ると、「ー(長音)、っ(促音)、W、G、Z、D、
C、B、M」が入力されるようになっている。さらに、
各キー26〜32を3回打鍵すると、「X、F、J、
V、Q、P、L」が入力されるようになっている。
ーや電卓に合わせて下段から上段に向かうに従って数字
が大きくなるように設定されていたが、本実施形態では
電話における数字配列に合わせて、基本的に上段から下
段に向かうに従って数字が大きくなるように設定されて
いる。具体的には、メインキー21〜32には、各キー
21〜32の左側に表記されている通り、数字「1」、
「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、
「8」、「9」、「0」、「,」、「.」の数字および
記号がそれぞれ設定されている。なお、これらの数字、
記号は、数字入力モードにおいて、各メインキー21〜
32を1回打鍵すると入力されるように設定されてい
る。
プ上側に表記されている通り、各キー21〜32には、
記号モードにおいて、押された回数に応じて入力される
各種記号が設定されている。具体的には、キー21に
「()’」、キー22に「{}”」、キー23に「「」
^」、キー24に「<>`」、キー25に「[]チルダ
記号」、キー26に「/%│」、キー27に「−+
=」、キー28に「@*#」、キー29に「¥&$」、
キー30に「・:;」、キー31に「、_〜」、キー3
2に「。!?」がそれぞれ設定されている。なお、これ
らの各記号は、記号モードにおいて、各キー21〜32
を1回打鍵するとキートップ左側の記号が入力され、2
回打鍵すると中央の記号が入力され、3回打鍵すると右
側の記号が入力されるようになっている。
1実施形態の(1)〜(11)と同じ作用効果を奏するこ
とができる。 (13)その上、キーボード本体102が円形に形成され
ているので、キーボード本体102をハンドル5の表面
に埋設した場合でも、キーボード本体102と同程度の
円形の凹部を形成すればよく、納まりが良くなり、意匠
性も高めることができる。すなわち、前記キー入力装置
1のように、キーボード本体2が矩形状に形成されてい
る場合に、キーボード本体2をハンドル5表面に埋設す
るには、キーボード本体2の回動軌跡部分を含めて円形
の凹部を形成しなければならない。このため、キーボー
ド本体2の大きさ以上に回動用のスペースを確保しなけ
ればならず、ハンドル5の中心のような小さなスペース
に埋設して配置することは難しい。これに対し、円形に
形成すれば回動用スペースとキーボード本体102の大
きさとを一致させることができ、スペース効率も向上で
きる。
のメインキー21〜32のみを配置しているので、各キ
ー21〜32を比較的大きく形成でき、入力操作性をよ
り一層向上できる。
する。本実施形態の自動車用キー入力装置200は、図
7に示すように、キーボード本体202およびキーボー
ドカバー203を備えており、ハンドル5の中心に回動
自在に支持されている。ここで、キーボード本体202
に設けられるキー21〜32は、前記各実施形態のよう
に物理的なキーではなく、液晶画面204に表示された
仮想的なキーであり、各キー21〜32を指でタッチす
ることでその圧力等を感知して入力を検出するように構
成されている。
は、携帯電話におけるキー配列と同様な配列を採用して
いる。すなわち、キー22〜28には、「ABC」、
「DEF」、「GHI」、「JKL」、「MNO」、
「PRS」、「TUV」、「WXY」の3つの文字がそ
れぞれ設定され、キー31には「QZ」の2つの文字が
設定されている。さらに、キー21,30,32には、
それぞれ「,.」、「・:/」、「@、^、_」の各記
号が設定されている。
「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、
「8」、「9」、「*」、「0」、「#」の数字および
記号がそれぞれ設定されている。
力モードにおいて、各キー21〜32を指で1〜3回打
鍵することで、そのキーに表示された記号、文字が適宜
入力される。また、数字入力モードにおいて、各キー2
1〜32を押すと、各数字、記号が入力される。
(1)〜(11),(14)と同様の作用効果を奏すること
ができる。さらに、(15)従来より広く利用されて慣れ
親しまれている携帯電話配列に応じたキー配列にしてい
るので、携帯電話に慣れた多くの人にとっては本実施形
態のキー配列を容易に覚えることができ、キー入力装置
200を即座にかつ簡単に利用することができる。
の仮想キーボードを利用しているため、キーボード本体
202の厚さを非常に薄型にでき、ハンドル5の表面に
回動自在に支持した場合でも、その突出寸法を非常に小
さくできて取り扱いやすくすることができる。その上、
キーの表記を自由に変更できるため、例えば、モードを
変更することで、文字入力用のキー21〜32の代わり
に、カーオーディオやエアコン等を制御するボタン等を
表示して操作させることもできる。このため、ハンドル
部分でエアコン等をコントロールすることもでき、自動
車に設けられた機器の操作性を向上できる。
限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他
の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含
まれる。例えば、本発明が適用される自動車用キー入力
装置としては、前記各実施形態の構成に限らず、機能キ
ー51〜60や文字キー21〜32のキー配列も適宜設
定すればよい。例えば、前記第1,2実施形態では、母
音「A,I,U,E,O」をメインキーエリアの上2段
のキー21〜25に設定していたが、中2段のキーや、
下2段のキーに配置し、残りにキーに各子音を設定して
もよい。さらに、母音「A,I,U,E,O」をメイン
キーエリアの左列のキー21,24,27,30と中央
列のキーに設定するなどして、左列および中央列のキー
や、中央列および右列のキーや、左右列のキーに設定し
てもよい。
定される機能も前記実施形態に限らず、本発明の自動車
用キー入力装置を組み込む機器に応じて適宜設定すれば
よい。さらに、第3実施形態の「ABC」配列を、第
1,2実施形態に適用してもよいし、第1、2実施形態
の母音、子音が区分けされた配列を第3実施形態の液晶
表示キーに適用してもよく、これらは実施にあたって適
宜設定すればよい。
ー21〜32のみを設けていたが、第1実施形態と同様
に機能キーを設けてもよい。同様に、第1実施形態にお
いて、メインキー21〜32のみを配置してもよい。
0の配置位置関係は、前記第1実施形態に限らず、キー
入力装置1が組み込まれるハンドル5の形状などに応じ
て適宜設定すればよい。例えば、各機能キー51〜60
をメインキー21〜32の左右のみに配置してキーボー
ド本体2を横長に形成してもよい。同様に、メインキー
21〜32を、上下3段左右4列などに配置してもよ
い。さらに、キーボード本体2,102,202におけ
るキー数は、前記各実施形態のものに限らず、より少な
くしてもよいし、例えばメインキーの数を15個程度に
するなどして、キー数をより多くしてもよい。但し、前
記実施形態のように、12個のメインキー21〜32を
設ければ、よりキー数を少なくした場合に比べて入力操
作性を向上でき、かつよりキー数を多くした場合に比べ
て小型化できるため、ハンドル5という限られたスペー
スに配置できかつ所定レベルの入力操作性を確保でき、
両者のバランスを最もよくできるという効果がある。
るキーは、「A」、「E」が設定された母音キー21、
24に限らず、例えば、「I」、「U」、「O」が設定
された他の母音キー22、23、25のいずれかでもよ
い。但し、長音「ー」や促音「っ」は、日本語のローマ
字入力において、連続して打鍵されることが少ない
「A」や「E」のキーに設定した方が、入力操作性を向
上できる点で好ましい。
〜25の第2の文字キーとして、長音「ー」および促音
「っ」の両方を設定していたが、母音キー21〜25の
第2の文字キーとしてはどちらか1つのみを設定しても
よい。
1,100,200は、キーボードカバー3,103,
203を備えていたが、このキーボードカバー3,10
3,203は必ずしも設けなくてもよい。また、キーボ
ードカバー3,103,203の液晶画面4も、必ずし
も設ける必要がない。
装置1,100,200は、ハンドル5に対して回動自
在に設けられていたが、図8に点線で示すように、さら
に、ハンドル5の表面に対する自動車用キー入力装置1
のキーボード本体2の表面の角度を調整できるようにし
てもよい。すなわち、ハンドル5は、比較的、垂直面に
近い角度で設定されており、そのため、ハンドル5の表
面に沿ってキーボード本体を配置した場合には、手首を
ある程度曲げて入力しなければならないが、キーボード
本体2表面の傾斜角度を調整できれば、手首を伸ばした
状態で入力することもできる。但し、前記各実施形態の
ように、ハンドル5表面にキーボード本体2が配置され
ていると、手首や腕部分をハンドル5で支持しながら入
力操作を行うこともでき、入力者によってはこのような
状態のほうが負担が軽減される場合もある。従って、キ
ーボード本体2の傾斜機能は実施にあたって適宜設定す
ればよい。
字、記号の配列は前記実施形態に限らず、本発明の自動
車用キー入力装置の用途等に応じて適宜設定すればよ
い。さらに、本発明の自動車用キー入力装置は、自家用
車に限らず、バス、トラック等の商用に利用されるよう
な各種自動車にも適用できる。
ば、次のような効果を奏することができる。請求項1に
記載の自動車用キー入力装置によれば、ハンドル本体に
対してキーボード本体を回動できるため、例えば、ハン
ドルを切って駐車している場合でも、キーボード本体の
向きは自由に調整することができ、入力操作性を向上で
きる。また、例えば、右手でキー入力を行う場合に、キ
ーボードを多少左に傾けると、右手の方向に合わせてキ
ーボードを配置でき、ハンドルという体に比較的近い位
置にキーボードがあっても入力操作性を向上できる。
よれば、キーボードカバーが設けられているため、キー
ボードの利用時以外は、キーボードを隠すことができ、
意匠性を向上できる。
よれば、キーボードカバーに液晶画面が設けられている
ため、入力文字をキーの近くにある前記液晶画面に表示
することもでき、入力文字を容易に確認しながらキー入
力操作を行うことができるため、入力操作性をより一層
向上することができる。
よれば、キーボード本体が円形であれるため、キーボー
ド本体を回動させるために必要な移動スペースをキーボ
ード本体の面積とほぼ同じにでき、キーボード本体をハ
ンドル表面に埋設する場合に必要スペースを最小限にで
き、ハンドルの中央部でも容易に配置することができ
る。
よれば、日本語でも英語でも最も使用頻度の高い母音つ
まり「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を独立し
たキーに設定したため、これらの文字はキーを1回押す
だけで入力できる。このため、母音入力時の打鍵回数を
少なくでき、操作性が向上し、高速入力も可能となる。
また、アルファベットの他の21個の文字を、7個のキ
ーに3個ずつ配列しているので、12個と非常に少ない
キー数でアルファベット26文字を入力することがで
き、小型で携帯性に優れたキー入力装置を形成できる。
さらに、子音キーが設定された7個のキーには、各々3
個ずつ文字を配置しているので、各文字の入力を各キー
を押す回数で分けている場合に、各キーを最大3回押せ
ばどの文字でも入力できて操作性を向上でき、かつ各子
音が各キーに均等に配列されているので、キー打鍵操作
のバランスをよくでき、操作性をより一層向上できる。
よれば、ローマ字入力において前記母音キーと組み合わ
されることで、「か」行〜「わ」行を入力する子音
「K、S、T、N、H、M、Y、R、W」を各キーの第
1もしくは第2文字キーに設定できるため、母音に次い
で入力頻度の高い清音の子音を簡単な操作で入力するこ
とができ、操作性をより一層向上することができる。さ
らに、「カ」行を入力する「K」キーに濁音の「ガ」行
を入力する「G」キーを、「サ」行を入力する「S」キ
ーに「ザ」行を入力する「Z」キーを、「タ」行を入力
する「T」キーに「ダ」行を入力する「D」キーを、
「ハ」行を入力する「H」キーに「バ」行を入力する
「B」キーをそれぞれ設定したので、関連する清音と濁
音を同じキーを用いて(キーを押す回数を変えることな
どで)入力することができる。このため、濁音の入力操
作も覚えやすくなり、高速に入力することができる。
よれば、アルファベットの配列が携帯電話のキーにおけ
る配列に類似するため、携帯電話でのキー配列に慣れて
いる場合等には、利用しやすくできる。
が組み込まれた自動車のダッシュボード部分を示す図で
ある。
まれたハンドルを示す斜視図である。
要部を示す平面図である。
使用例を示す平面図である。
使用例を示す平面図である。
力装置の要部を示す平面図である。
力装置の要部を示す平面図である。
を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車のハンドルに配置されるととも
に、ハンドルに対して回動自在に設けられたキーボード
本体を備えることを特徴とする自動車用キー入力装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用キー入力装置
において、 前記キーボード本体に対して開閉可能に設けられ、閉塞
時にはキーボード本体表面を覆うキーボードカバーを備
えて構成されていることを特徴とする自動車用キー入力
装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の自動車用キー入力装置
において、 前記キーボードカバーの内面には、液晶画面が設けられ
ていることを特徴とする自動車用キー入力装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動車
用キー入力装置において、 前記キーボード本体は、平面円形に形成されていること
を特徴とする自動車用キー入力装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
用キー入力装置において、 前記キーボード本体は、少なくとも上下4段左右3列の
12個のメインキーが設けられたメインキーエリアを備
え、 前記12個のメインキーの内の5個のキーには母音を表
すアルファベットである「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」を表す文字が個別に設定され、他の7個
のキーにはアルファベットの他の21個の子音を表す文
字が各キーに3個ずつ設定されていることを特徴とする
自動車用キー入力装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の自動車用キー入力装置
において、 前記子音が設定された7個のキーには、それぞれ「KG
F」、「SZJ」、「TDV」、「NCQ」、「HB
P」、「RML」、「YWX」の各文字の組み合わせが
設定されていることを特徴とする自動車用キー入力装
置。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
用キー入力装置において、 前記キーボード本体は、少なくとも上下4段左右3列の
12個のメインキーが設けられたメインキーエリアを備
え、 前記12個のメインキーの内の8個のキーには、それぞ
れ「ABC」および「DEF」、「GHI」、「JK
L」、「MNO」、「PRS」、「TUV」、「WX
Y」の3つの文字の組み合わせがそれぞれ設定され、他
の1個のキーには「QZ」の2つの文字が設定されてい
ることを特徴とする自動車用キー入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144938A JP2001322516A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動車用キー入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144938A JP2001322516A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動車用キー入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001322516A true JP2001322516A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18651519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000144938A Pending JP2001322516A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動車用キー入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001322516A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005020169U1 (de) * | 2005-12-23 | 2007-07-12 | Reichl, Markus, Dipl.-Ing. (FH) Architekt | Bedienungsvorrichtung für Kraftfahrzeuge |
JP2009096210A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Aisin Aw Co Ltd | 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム |
JP2010086212A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Nec Personal Products Co Ltd | 情報処理装置、その制御方法及びプログラム |
CN108367769A (zh) * | 2016-01-27 | 2018-08-03 | 株式会社东海理化电机制作所 | 转向控制装置 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000144938A patent/JP2001322516A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005020169U1 (de) * | 2005-12-23 | 2007-07-12 | Reichl, Markus, Dipl.-Ing. (FH) Architekt | Bedienungsvorrichtung für Kraftfahrzeuge |
JP2009096210A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Aisin Aw Co Ltd | 車載表示制御装置、車載表示制御方法および車載表示制御プログラム |
JP2010086212A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Nec Personal Products Co Ltd | 情報処理装置、その制御方法及びプログラム |
CN108367769A (zh) * | 2016-01-27 | 2018-08-03 | 株式会社东海理化电机制作所 | 转向控制装置 |
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