JP4792699B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池に関し、とくにセル面内のガス分配性を改善できる燃料電池セパレータに関する。
燃料電池、たとえば固体高分子電解質型燃料電池は、電解質膜と膜の一面に形成されたアノードおよび膜の多面に形成されたカソードからなる膜−電極アッセンブリ(Membrane-Electrode Assembly 、MEA)を、セパレータで挟んだものから構成される。少なくとも1つの単位燃料電池からモジュールを構成し、モジュールを複数積層して(積層方向は任意)燃料電池スタックが構成される。
MEAを挟む2つのセパレータのうちアノード側のセパレータには、燃料ガス(水素)流路が形成されるとともにその背面に冷媒(冷却水)流路が形成され、カソード側のセパレータには、酸化ガス(空気)流路が形成されるとともにその背面に冷媒(冷却水)流路が形成される。
各セルの、アノード側では、水素を水素イオン(プロトン)と電子にする電離反応が行われ、水素イオンは電解質膜中をカソード側に移動し、カソード側では酸素と水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通してくる、またはセル積層方向一端のセルのアノードで生成した電子が外部回路を通して他端のセルのカソードにくる)から水を生成する反応が行われ、かくして発電が行われる。
アノード側:H2 →2H+ +2e-
カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2
特開昭60−133665号公報は、セパレータへのガス入口、出口を、アノード、カソード側とも、セパレータの対角部位に配置し、セパレータのガス流路を多数の縦溝と、縦溝に交差する複数の横溝を有する碁盤の目状流路から構成したセパレータにおて、縦溝の伸長方向中央部の深さを縦溝の伸長方向両側端部の深さより小とし、縦溝を流れてきたガスを横溝を通して縦溝と直交する方向に分配し、これによって、セル面内のガス分配を均一化し、セル面の全領域で均一に発電が行われるようにした燃料電池のセパレータを開示している。縦溝の伸長方向中央部の深さを浅くすることにより、横溝によるガス分配の均一化を促進させる。
しかし、従来の燃料電池のセパレータには、以下の問題がある。
自動車に搭載される燃料電池においては、広範囲な発電負荷が求められる。そのために、従来の燃料電池において、高負荷発電時に合わせてセパレータを設計すると、低負荷発電時にはガス流量、ガス流速が低下し、生成水の排出が不十分となり、セル面内での生成水の滞留によって発電が阻害され、起電力が低下してしまう。
また、低負荷発電時には、横溝を設けて碁盤目状とした流路であっても、セパレータ面内で低圧損部位にガスが流れて局部的にガスが流れにくい領域が発生しやすい。局部的に生成水の排出が不十分で生成水の滞留が多くなると、その部位で、発電が阻害され、起電力が低下してしまう。
特開昭60−133665号公報
本発明が解決しようとする問題点は、燃料電池において、低負荷発電時に、ガス流量、ガス流速が低下し、生成水の排出が不十分となり、セル面内での生成水の滞留によって発電が阻害され、起電力が低下するという問題である。
本発明の目的は、低負荷発電時においても生成水の排出が良好で、起電力の低下を抑制できるセパレータを有する燃料電池を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 互いに並列でかつ独立な複数の溝流路を少なくとも一部に含むガス流路が形成されたセパレータを有する燃料電池であって、前記複数の溝流路の流路断面積をガス流れ方向と直交する方向に、小大小または大小大と、変化させ、前記ガス流路がストレート流路であり、前記ガス流路が全長にわたって前記溝流路から構成されており、低負荷発電時にガスが流れにくい部位の溝流路の流路断面積を他の部位の溝流路の流路断面積より大とし、
前記ガス流路が酸化ガスマニホールドに接続された酸化ガス流路と燃料ガスマニホールドに接続された燃料ガス流路とを含み、
前記酸化ガスマニホールドと前記燃料ガスマニホールドの一方のガスマニホールドがセル面の上下方向の中央領域に設けられており、前記酸化ガスマニホールドと前記燃料ガスマニホールドの他方のガスマニホールドが矩形状のセル面の対角部に設けられており、
前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路の、前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位はセル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域であり、
前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路の、前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位はセル面の上下方向の中央領域であり、
前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位の溝流路の溝流路幅を前記他の部位の溝流路の溝流路幅より大とし
セル面の上下方向の中央領域に設けられた前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路における、セル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域の溝流路の溝流路幅をセル面の上下方向の中央領域の溝流路の溝流路幅より大とするとともに、セル面の上下方向の中央領域に設けられた前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路における、前記複数の溝流路の溝流路幅をガス流れ方向と直交する方向に、大小大と、変化させ、
矩形状のセル面の対角部に設けられた前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路における、セル面の上下方向の中央領域の溝流路の溝流路幅をセル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域の溝流路の溝流路幅より大とするとともに、矩形状のセル面の対角部に設けられた前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路における、前記複数の溝流路の溝流路幅をガス流れ方向と直交する方向に、小大小と、変化させた、燃料電池。
上記(1)の燃料電池によれば、複数の溝流路の流路断面積をガス流れ方向と直交する方向に変化させたので、低負荷発電時には、ガス流れ方向と直交する方向のガスの流れ分布が不均一になり、ガスが流路断面積が大きい溝流路に主に流れて、その溝流路のガス流速が高く維持され、生成水を効果的に排出できる。その結果、低負荷発電時においても生成水の排出が良好で、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。
上記(1)の燃料電池によれば、ガス流路が全長にわたって前記溝流路から構成されているので、溝流路の伸長方向の途中で溝流路の伸長方向と直交する方向にガスが流れてガスの流れ分布が乱されてしまうことがない。
上記(1)の燃料電池によれば、低負荷発電時にガスが流れにくい部位の溝流路の流路断面積を他の部位の溝流路の流路断面積より大としたので、低負荷発電時には溝流路の流路断面積を大とした領域に主にガスが流れ、その溝流路のガス流速が高く維持され、生成水を効果的に排出できる。また、元々流れやすかった部位にも流れ、その部位での生成水の滞留を抑制する。その結果、低負荷発電時においても、ほぼセル面の全域で生成水の排出が良好で、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。
以下に、本発明の燃料電池を、図1〜図13を参照して説明する。
図中、図1、図2、図3は参考例1を示し、図4、図5は参考例2を示し、図6、図7、図8は本発明の実施例を示し、図9は参考例3を示す。図10、図11は、参考例1〜3と本発明の実施例1に適用可能な、燃料電池の一般構成を示す。また図12、図13は比較例(本発明に含まず)を示す。
参考例1〜3と本発明の実施例1に共通な部分には、参考例1〜3と本発明の実施例1にわたって同じ符号を付してある。
まず、参考例1〜3と本発明の実施例1に共通な部分を、図1、図2、図3、図10〜図13を参照して説明する。
参考例1〜3と本発明の実施例1の燃料料電池は、たとえば、固体高分子電解質型燃料電池10である。該燃料電池10は、燃料電池自動車に搭載される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
固体高分子電解質型燃料電池10は、図4、図5に示すように、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18との積層体からなる。積層方向は上下方向に限るものではなく、任意の方向でよい。
膜−電極アッセンブリは、イオン交換膜からなる電解質膜11とこの電解質膜の一面に配置された触媒層からなる電極(アノード、燃料極)14および電解質膜の他面に配置された触媒層からなる電極(カソード、空気極)17とからなる。膜−電極アッセンブリとセパレータ18との間には、アノード側、カソード側に、それぞれ、ガスを拡散する拡散層13、16が設けられる。
セパレータ18には、アノード14、カソード17に燃料ガス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための反応ガス流路27、28(燃料ガス流路27、酸化ガス流路28)と、その裏面に冷媒(通常、冷却水)を流すための冷媒流路26が形成される。また、セパレータ18には、燃料ガス流路27に燃料ガスを供給、排出するための燃料ガスマニホールド30、酸化ガス流路28に酸化ガスを供給、排出するための酸化ガスマニホールド31、冷媒流路26に冷媒を供給、排出するための冷媒マニホールド29が形成されている。
膜−電極アッセンブリとセパレータ18を重ねて単位燃料電池(「単セル」ともいう)19を構成し、少なくとも1つのセルからモジュール(図10、図11では1モジュールが1セルから構成される場合を示しており、セル19とモジュールが等しいので、モジュールにも符号19を付す)を構成し、モジュール19を積層してセル積層体とし、セル積層体のセル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し、セル積層体をセル積層方向に締め付け、セル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たとえば、テンションプレート24)、ボルト・ナット25により固定して、燃料電池スタック23を構成する。
流体流路26、27、28、29、30、31をシールするために、ガス側のシール材33および冷媒側のシール32が設けられる。図示例では、ガス側シール材33が接着剤からなり、冷媒側シール材32がゴムガスケットからなる場合を示してあるが、ガス側シール材33も冷媒側シール材32も、接着剤とゴムガスケットの何れから構成されてもよい。
セパレータ18は、カーボンセパレータ、またはメタルセパレータ、または導電性樹脂セパレータ、またはメタルセパレータと樹脂フレームとの組み合わせ、の何れかからなる。
セパレータ18には、図1、図2、図3に示すように、互いに並列でかつ独立な複数の溝流路27aまたは28a(27aは燃料ガス流路27の溝流路、28aは酸化ガス流路28の溝流路)を少なくとも一部に含むガス流路27または28が形成されている。隣接する溝流路27a、28aは、ガス伸長方向に連続して延びるリブ27b、28bによって隔てられている。溝流路27a、28aは、それと交差する流路をもたず、溝流路27a同士、または溝流路28a同士は、互いに独立である。
複数の溝流路27a、28aの流路断面積は、ガス流れ方向Fと直交する方向に、段階的に、または、徐々に、変化している。複数の溝流路27a、28aの流路断面積は、ガス流れ方向Fには、したがって溝流路27a、28aの伸長方向には、一定である。
複数の溝流路27a、28aの流路断面積は、溝流路27a、28aの幅を変えるか、または溝流路27a、28aの深さを変えるか、または溝流路27a、28aの幅と深さの両方を変えるか、の何れかにより、ガス流れ方向Fと直交する方向に変化されている。
複数の溝流路27a、28aの流路断面積を変えることにより、溝流路27a、28aの圧損は、ガス流れ方向Fと直交する方向に、変化する。すなわち、溝流路27aの圧損は溝流路27a同士で、ガス流れ方向Fと直交する方向に、異なり、溝流路28aの圧損は溝流路28a同士で、ガス流れ方向Fと直交する方向に、異なる。
参考例1〜3と本発明の実施例1に共通な部分の作用・効果は次の通りである。
複数の溝流路27a、28aの流路断面積をガス流れ方向Fと直交する方向に変化させたので、低負荷発電時には、ガス流れ方向Fと直交する方向のガスの流れ分布が不均一になり、ガスが流路断面積が大きい溝流路(圧損が小の溝流路)に主に流れて、その溝流路(流路断面積が大きい溝流路、圧損が小の溝流路)のガス流速が高く維持され、生成水を効果的に、下流側に吹き飛ばして排出することができる。その結果、低負荷発電時においても、生成水の排出が良好で、生成水の滞留による燃料電池の起電力の低下を抑制できる。
つぎに、各参考例と本発明の実施例1に特有な部分の、構成、作用・効果を説明する。
参考例1
参考例1では、図1、図2、図3に示すように、ガス流路27がストレート流路であり、ガス流路27がガス流路27の全長にわたって互いに並列な複数の溝流路27aから構成されている。また、ガス流路28がストレート流路であり、ガス流路28がガス流路28の全長にわたって互いに並列な複数の溝流路28aから構成されている。
燃料ガスまたは酸化ガスのガス入口・出口マニホールド30、31(30i、31iがガス入口、30o、31oがガス出口)に、ガス分配・収束部34、35を介して、燃料ガスまたは酸化ガスのガス流路27、28が接続している。ガス入口・出口マニホールド30、31がセパレータの辺の一部に存在するので、全ての溝流路27a、28aに対して流れを拡げ、または収束させるために、ガス流れ方向Fと直交する方向に延びるガス分配・収束部34、35を介在させる。
低負荷発電時にガスを多く流したい部位100(低負荷発電時の発電領域)の溝流路27a、28aの流路断面積が、他の部位101の溝流路27a、28aの流路断面積より大とされている。
図1の例では、セル面の上下方向の中央領域を低負荷発電時にガス(燃料ガス、酸化ガス)を多く流したい部位100(低負荷発電時の発電領域100)としてあり、この低負荷発電時の発電領域100を挟む上下両側の領域を他の部位101としてある。たとえば、燃料ガスマニホールドと酸化ガスマニホールドの一方がセパレータ18の辺の中央部にある場合は、他方のガスマニホールドはセパレータ18の辺の中央部から外れた位置にあるが、燃料ガス流路27と酸化ガス流路28の両方ともにセル面の上下方向の中央領域にある溝流路28a、28aがガスを多く流したい部位100にあり、該ガスを多く流したい部位100の溝流路27a、28aの幅を、他の部位101の溝流路27a、28aの幅より大としてある。ただし、燃料ガス流路27と酸化ガス流路28とは、電解質膜11を挟んで互いに反対側に位置する。たとえば、膜11を挟んで対向する燃料ガス流路27と酸化ガス流路28のうち、燃料ガス流路27を図1の流路構成とし、酸化ガス流路28を後述の図7に準じる流路構成(セル面の上下方向中央領域の流路断面積を大とする)としてもよい。
低負荷発電時にガス(燃料ガス、酸化ガス)を多く流したい部位100(低負荷発電時の発電領域100)は、図1に示したようなセル面の上下方向の中央領域にあるものに限定されない。たとえば、図2のように、ガス入口・出口マニホールド30、31(30i、31iがガス入口、30o、31oがガス出口)が矩形状のセパレータの対角部にあり、ガス(燃料ガス、酸化ガス)を多く流したい部位100(低負荷発電時の発電領域100)がセル面の上下方向の上下両側領域が低負荷発電時にあり、他の部位101が上下方向中央領域にあるものであってもよい。
参考例1の作用・効果については、ガス流路27、28が全長にわたって溝流路27a、28aから構成されているので、溝流路27a、28aの伸長方向の途中で溝流路27a、28aの伸長方向と直交する方向にガスが流れてガスの流れ分布が乱されてしまうことがない。
また、低負荷発電時にガスを多く流したい部位100の溝流路27a、28aの流路断面積を他の部位101の溝流路の流路断面積より大としたので、低負荷発電時には溝流路27a、28aの流路断面積を大とした領域(低負荷発電時の発電領域)に主にガスが流れ、その領域100の溝流路27a、28aのガス流速が高く維持され、生成水を効果的に排出できる。参考例1の場合、高負荷発電時には、セル面全域(領域100、領域101の両方)が、ガスが十分に流れて発電領域となり、低負荷発電時には、セル面の一部領域(領域100)が発電領域となる。その結果、低負荷発電時においても、領域100におけるガス流が十分で生成水の排出が良好であり、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。低負荷発電時には、領域101ではガス流れが不十分で発電が低下し、水の生成量が少なく、フラッディングが生じないか、または水の滞留が生じても発電領域として期待していない部位のため起電力上、発電上、問題が生じない。
図12、図13は参考例1に対する比較例である。
比較例では、溝流路127a、128aの流路断面積がガス流れ方向Fと直交する方向に一定のため、低負荷発電時には、流量が低下して発電面積がガス流量に対して広すぎるため、一部の領域において、たとえば上下方向両側領域の流路溝において流速が低下し、生成水の滞留が生じて詰まったりし、流れたり流れなかったりする流れの不安定な状態が生じる。これによって、起電力の低下が生じることがある。
これに対して参考例1では、低負荷発電領域では、セル面の一部のみを発電領域100として使用し、その領域100では十分なガス流速を得るようにし、そのガス流速によって生成水を下流に吹き流し、生成水によるガス流れの閉塞と起電力の低下を抑制することができる。また、高負荷発電領域では十分なガス流量があるので、セル面全域で生成水によるガス流れの閉塞は生じず、セル面全域が発電領域となる。
参考例2
参考例2は、参考例1の「低負荷発電領域ではセル面の一部のみを発電領域100として使用して生成水によるガス流れの閉塞と起電力の低下を抑制すること」を、図4、図5に示すように、蛇行流路において実現したものである。
参考例2では、図4、図5に示すように、ガス流路27、28が、直線部103とUターン部104を有する蛇行流路102であり、直線部103が溝流路27a、28aから構成されており、Uターン部104が互いに間隔をおいて配置された複数の突起27c、28cと突起27c、28c間に形成された格子状流路27d、28dとを有する流路から形成されている。
ガス出口マニホールド30o、310と、ガス出口マニホールド30o、31oに連通しかつガス出口マニホールド30o、31oに最も近いUターン部104との間に、オリフィス105が設けられている。オリフィス105は、開口面積が一定、かつ、不変である。オリフィス105は、流路の仕切りに設けた切り欠きや穴からなる。
ガスがオリフィス105を通って流れると、ガス出口マニホールド30、31に最も近いUターン部104より下流側のガス流路をバイパスして、ガスが、直接、ガス出口マニホールド30、31に流れる。
参考例2の作用・効果については、ガス出口マニホールド30o、31oと、ガス出口マニホールド30o、31oに最も近いUターン部104との間に、オリフィス105を設けたので、高負荷発電時には、オリフィス104が高抵抗であるため、図5に示すように、オリフィス105を通り抜けるガス量の割合が低下してガスがUターン部104より下流側のガス流路にも多量に流れ、セル面の全域をガスが流れる。低負荷発電時には、オリフィス105が低抵抗であるため、図4に示すように、オリフィス105を通り抜けるガス量の割合が高くなり、最終段のガス流路をバイパスしてガスが流れる。その結果、参考例1と同様に、高負荷発電時にはセル面全域が発電領域であり、低負荷発電時にはセル面の一部領域が発電領域となる。そのため、低負荷発電時には、フラッディングによる生成水の滞留が起こりやすい最終段のガス流路をバイパスしてガスが流れる結果、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。また、最終段のガス流路に水の滞留が生じても発電領域として期待していない部位のため起電力上、発電上、問題が生じない。
実施例1
本発明の実施例1では、図6、図7、図8に示すように、ガス流路27がストレート流路であり、ガス流路27がガス流路27の全長にわたって互いに並列な複数の溝流路27aから構成されている。また、ガス流路28がストレート流路であり、ガス流路28がガス流路28の全長にわたって互いに並列な複数の溝流路28aから構成されている。
燃料ガスまたは酸化ガスのガス入口・出口マニホールド30、31に、ガス分配・収束部34、35を介して、燃料ガスまたは酸化ガスのガス流路27、28が接続している。ガス入口・出口マニホールド30、31がセパレータの辺の一部に存在するので、全ての溝流路27a、28aに対して流れを拡げ、または収束させるために、ガス流れ方向Fと直交する方向に延びるガス分配・収束部34、35を介在させる。
低負荷発電時にガスが流れにくい部位106の溝流路27a、28aの流路断面積が、他の部位107の溝流路27a、28aの流路断面積より大とされている。
低負荷発電時にガスが流れにくい部位106の溝流路27a、28aの溝幅が、他の部位107の溝流路27a、28aの溝幅より大とされている。
低負荷発電時にガスが流れにくい部位106の溝流路27a、28aの圧損を、他の部位107の溝流路27a、28aの圧損より低くしてある。
図6の例では、セル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域が低負荷発電時にガス(燃料ガス、酸化ガス)が流れにくい部位106であり、セル面の上下方向の中央領域が他の部位107である。たとえば、燃料ガスマニホールドと酸化ガスマニホールドの一方がセパレータ18の辺の中央部にある場合は、他方のガスマニホールドはセパレータ18の辺の中央部から外れた位置にあるが、燃料ガス流路27と酸化ガス流路28の両方ともにセル面の上下方向の端部領域がガスが流れにくい部位106であり、この部位106にある溝流路28a、28aの幅を、他の部位107の溝流路27a、28aの幅より大としてある。ただし、燃料ガス流路27と酸化ガス流路28とは、電解質膜11を挟んで互いに反対側に位置する。たとえば、膜11を挟んで対向する燃料ガス流路27と酸化ガス流路28のうち、燃料ガス流路27を図6の流路構成とし、酸化ガス流路28を前述の図2に準じる流路構成(セル面の上下方向両側領域の流路断面積を大とする)としてもよい。
低負荷発電時にガス(燃料ガス、酸化ガス)が流れにくい部位106は、図6に示したようなセル面の上下両側の領域にあるものに限定されない。たとえば、図7のように、ガス入口・出口マニホールド30、31(30i、31iがガス入口、30o、31oがガス出口)が矩形状のセパレータの対角部にあり、低負荷発電時にガス(燃料ガス、酸化ガス)が流れにくい部位106がセル面の上下方向中央領域(この部位の溝流路の幅を他の部位の溝流路の幅より大とする)にあり、他の部位107がセル面の上下方向両側領域にあるものであってもよい。
本発明の実施例1の作用・効果については、ガス流路27、28が全長にわたって溝流路27a、28aから構成されているので、溝流路27a、28aの伸長方向の途中で溝流路27a、28aの伸長方向と直交する方向にガスが流れてガスの流れ分布が乱されてしまうことがない。
また、低負荷発電時にガスが流れにくい部位106の溝流路27a、28aの流路断面積を他の部位107の溝流路の流路断面積より大としたので、低負荷発電時には溝流路の流路断面積を大とした領域106にもガスが良好に流れ、その領域106の溝流路27a、28aのガス流速が高く維持され、生成水を効果的に排出できる。また、元々流れやすかった部位107にもガスが流れ、その部位107での生成水の滞留を抑制する。その結果、低負荷発電時においても、ほぼセル面の全域で生成水の排出が良好で、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。
図12、図13は本発明の実施例1に対しても比較例となる。
比較例では、溝流路127a、128aの流路断面積がガス流れ方向Fと直交する方向に一定のため、低負荷発電時には、一部の領域において、たとえばガスマニホールドからガスが流入、流出しにくい上下方向両側領域の流路溝において流速が低下し、生成水の滞留が生じて詰まったりし、流れたり流れなかったりする流れの不安定な状態が生じる。これによって、起電力の低下が生じることがある。
これに対して本発明の実施例1では、低負荷発電領域では、低負荷発電時にガスが流れにくい部位106にも生成水吹き飛ばしに必要なガス流速を得ることができるガス量を流すようにしたので、そのガス流速によって生成水を下流に吹き流し、生成水によるガス流れの閉塞と起電力の低下を抑制することができる。また、高負荷発電領域では十分なガス流量があるので、セル面全域で生成水によるガス流れの閉塞は生じず、セル面全域を発電領域とすることができる。
参考例3
参考例3は、本発明の実施例1の「低負荷発電時にガスが流れにくい部位106にも生成水吹き飛ばしに必要なガス流速を得ることができるガス量を流すようにする」ことを、図9に示すように、蛇行流路のUターン部において実現したものである。
参考例3では、図9に示すように、ガス流路27、28が、直線部103とUターン部104を有する蛇行流路102であり、直線部103が溝流路27a、28aから構成されており、Uターン部104が互いに間隔をおいて配置された複数の突起27c、28cと突起27c、28c間に形成された格子状流路27d、28dとを有する流路から形成されている。
Uターン部104において、Uターンの外側部104aに位置する複数の突起27c、28cの間隔が、Uターンの内側部104bに位置する複数の突起27c、28cの間隔より大とされている。 Uターン部104において、Uターンの外側部104aに位置する格子状流路27d、28dの幅が、Uターンの内側部104bに位置する格子状流路27d、28dの幅より大とされている。
Uターン部104において、Uターンの外側部104aの圧損が、Uターンの内側部104bの圧損より小さくされている。
参考例3の突起27c、28cの間隔に係る構成を、参考例1の流路溝構成と組み合わせてもよいし、あるいは、通常の均一流路溝構成と組み合わせてもよい。
また、参考例3の突起27c、28cの間隔に係る構成を、参考例2のオリフィス構成と組み合わせてもよいし、あるいは通常の、オリフィスをもたない流路構成と組み合わせてもよい。
参考例3の作用・効果については、Uターン部104において、Uターンの外側部104aに位置する複数の突起27c、28cの間隔を、Uターンの内側部104bに位置する複数の突起27c、28cの間隔より大としたので、従来セパレータでは流れにくかったUターンの外側部104aにもガスが流れるようになる。その結果、低負荷発電時においても、Uターンの外側部104aを含む、セル面のほぼ全域で生成水の排出が良好で、生成水の滞留による起電力の低下を抑制できる。
参考例1の燃料電池に用いられるセパレータの一例の正面図である。 参考例1の燃料電池に用いられるセパレータのもう一例の正面図である。 図1のセパレータのA−A線で見た拡大断面図である。 参考例2の燃料電池に用いられるセパレータの、低負荷発電時における、正面図である。 参考例2の燃料電池に用いられるセパレータの、高負荷発電時における、正面図である。 本発明の実施例1の燃料電池に用いられるセパレータの一例の正面図である。 本発明の実施例1の燃料電池に用いられるセパレータのもう一例の正面図である。 図6のセパレータのB−B線で見た拡大断面図である。 参考例3の燃料電池に用いられるセパレータの正面図である。 参考例1〜3と本発明の実施例1の燃料電池の側面図である。 図10の一部の拡大断面図である。 比較例の燃料電池に用いられるセパレータの正面図である。 図12のセパレータのC−C線で見た拡大断面図である。
10 (固体高分子電解質型)燃料電池
11 電解質膜
13 拡散層
14 電極(アノード)
16 拡散層
17 電極(カソード)
18 セパレータ
19 セルまたはモジュール
20 ターミナル
21 インシュレータ
22 エンドプレート
23 スタック
24 外側部材または締結部材(テンションプレート)
25 ボルト
26 冷媒流路
27 燃料ガス流路
27a 燃料ガスの流路溝
27b リブ
27c 突起
27d 格子状流路
28 酸化ガス流路
28a 酸化ガスの流路溝
28b リブ
28c 突起
28d 格子状流路
29 冷媒マニホールド
30 燃料ガスマニホールド
30i ガス入口
30o ガス出口
31 酸化ガスマニホールド
31i ガス入口
31o ガス出口
32 冷媒側シール材(たとえば、ゴムガスケット)
33 ガス側シール材(たとえば、接着剤)
34、35 ガス分配・収束部
100 低負荷発電時にガスを多く流したい部位(低負荷発電時の発電領域)
101 他の部位
102 蛇行流路
103 蛇行流路の直線部
104 蛇行流路のUターン部
104a Uターンの外側部
104b Uターンの内側部
105 オリフィス
106 低負荷発電時にガスが流れにくい部位
107 他の部位

Claims (1)

  1. 互いに並列でかつ独立な複数の溝流路を少なくとも一部に含むガス流路が形成されたセパレータを有する燃料電池であって、前記複数の溝流路の流路断面積をガス流れ方向と直交する方向に、小大小または大小大と、変化させ、前記ガス流路がストレート流路であり、前記ガス流路が全長にわたって前記溝流路から構成されており、低負荷発電時にガスが流れにくい部位の溝流路の流路断面積を他の部位の溝流路の流路断面積より大とし、
    前記ガス流路が酸化ガスマニホールドに接続された酸化ガス流路と燃料ガスマニホールドに接続された燃料ガス流路とを含み、
    前記酸化ガスマニホールドと前記燃料ガスマニホールドの一方のガスマニホールドがセル面の上下方向の中央領域に設けられており、前記酸化ガスマニホールドと前記燃料ガスマニホールドの他方のガスマニホールドが矩形状のセル面の対角部に設けられており、
    前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路の、前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位はセル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域であり、
    前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路の、前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位はセル面の上下方向の中央領域であり、
    前記低負荷発電時にガスが流れにくい部位の溝流路の溝流路幅を前記他の部位の溝流路の溝流路幅より大とし
    セル面の上下方向の中央領域に設けられた前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路における、セル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域の溝流路の溝流路幅をセル面の上下方向の中央領域の溝流路の溝流路幅より大とするとともに、セル面の上下方向の中央領域に設けられた前記一方のガスマニホールドに接続するガス流路における、前記複数の溝流路の溝流路幅をガス流れ方向と直交する方向に、大小大と、変化させ、
    矩形状のセル面の対角部に設けられた前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路における、セル面の上下方向の中央領域の溝流路の溝流路幅をセル面の上下方向の中央領域を挟む上下両側の領域の溝流路の溝流路幅より大とするとともに、矩形状のセル面の対角部に設けられた前記他方のガスマニホールドに接続するガス流路における、前記複数の溝流路の溝流路幅をガス流れ方向と直交する方向に、小大小と、変化させた、燃料電池。
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