JP4791522B2 - 残量検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルよりインク滴を吐出して、記録紙に画像や文字等を記録するインクジェット方式の記録装置に使用されるインクカートリッジ及び該インクカートリッジを有する記録装置に関するものである。特に、インクカートリッジのインクの残量検出方法に関するものである。
現在、記録紙等の被記録媒体にインク滴を吐出して画像や文字等の記録を行うインクジェット方式の記録装置(インクジェットプリンタ)が数多く提供されている。このインクジェットプリンタは、インクカートリッジからインク供給管を介して記録ヘッドにインクを供給し、該記録ヘッドのノズルからインク滴を記録紙に吐出することで、記録を行っている。
また、一般的にインクジェットプリンタに使用されるインクカートリッジは、ケーシング内に予めインクが封入されたインク袋が収容されている。このインク袋は、可撓性を有しているので、インクの残量に応じて変形して厚みが変化するようになっている。そして、このインク袋の厚みを測定することで、インクの残量を推測している。これは直接インクの残量を量ることができないためである。
インク袋の厚みを測定する方法としては、様々な方法が提供されているが、一般的にはインク袋の上面にプレートを貼り付け、インク袋の厚み変化をプレートの上下方向の変位として検出する方法が知られている。この方法によれば、プレートの変位を検出することでインクの残量を測定することができる。よって、インクの残量が“ゼロ”になった位置にプレートが達したことを検出することで、インクが無くなったことを検出することができる。
ところが近年のインク袋は、遮気性を確保するためにアルミラミネートフィルム等が材料として使用されており、インク袋自体の剛性が高いものが使用され始めている。そのためインク袋は、インクの残量に追従して滑らかに変形し難くなっている。よって、インクの残量を高い精度で検出することが難しい。特に、インクの残量が少なくなってくるにつれて、検出精度の低下が顕著なものであった。
そこで、インク袋の剛性に影響を受けずに、インクの残量を検出することができるインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このインクカートリッジは、インク袋が水平置きではなく横向きになるように、即ち、インク袋の上面に固定されたプレートが垂直方向を向くように設置されるようになっている。また、プレートには、外部の検出装置を作動させる検出突起が形成されている。この検出突起は、インクカートリッジを設置したときにインク袋の下方側に位置するように形成されており、インクの残量が減少するにしたがってケーシングに形成された窓から外部に飛び出すようになっている。また、飛び出した検出突起は、ケーシングの外部に設けられたインクエンド検出器(検出装置)に到達するようになっている。そして、インクエンド検出器は、検出突起が到達したことで、インクが無くなったことを検出している。
特に、インク袋を横向きに設置しているので、インク袋内のインクが消費され始めると重力によって残りのインクがインク袋の下部に溜まり始める。なお初期の状態では、プレートは斜めに傾いた状態になっている。そして、さらなるインクの消費によってインク袋の下部に溜まったインクがさらに流出すると、インク袋の下部側が潰れ始めるので、プレートはインク袋の上部を中心として回転するように移動する。これにより、インク袋の下部側に形成された検出突起は、ケーシングの窓に向かって移動してケーシングの外部に飛び出す。そして、検出突起がインクエンド検出器に到達すると、インクの残量の検出が行われる。
上述したように、インク袋内に残ったインクをインク袋の下部側に移動させ、また、プレートを回転させることにより、プレートをインクの残量に応じてより正確に変位させることができる。従って、若干剛性があるインク袋を使用したとしても、剛性に影響を受けることなくインクの残量を検出することができる。特に、インクの残量の少なくなった場合であっても、高精度にインクの残量を検出することができる。
特許第3141894号公報
しかしながら、従来のインクカートリッジでは以下の課題がまだ残されていた。
即ち、従来のインクカートリッジでは、プレートに形成された検出突起がインクエンド検出器に達したことを受けてインクの残量を検出する構成であるので、インク袋の予め決められた位置に正確にプレートを固定する必要があった。仮に固定する位置が決められた位置からずれてしまった場合には、検出突起が窓から外部に飛び出さなかったり、インク袋が変形している途中で検出突起がインクエンド検出器に先に達して誤検出を起こしてしまったりする可能性があった。
特にこのプレートは、両面テープ等によりインク袋に接着固定されるものであるので、慎重且つ正確に位置決めしながら貼り付ける必要があり、非常に手間のかかるものであった。また、慎重を期して貼り付け作業を行ったとしても、取付精度に遊びがないので、誤検出が生じてしまう恐れがあった。
また、検出突起は、インク袋に固定されたプレートに形成されているので、インク袋の動きに合わせて3次元的に動いてしまう。また、インク袋の動きは、毎回規則的な動きをするものではなく、設置状況や使用頻度等に応じてその都度異なる動きをすることが予想される。そのため、検出突起をインクの残量に応じて毎回正確に窓から飛び出させてインクエンド検出器に到達させるという動きが保証されるものではなかった。この点においても、誤検出を起こす可能性があった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、毎回規則的な動きをしてインクの残量の誤検出を防ぐことができると共に、取付精度に遊びがあり取付作業を容易に行うことができるインクカートリッジの残量検出方法を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明の態様として、インクが内部に封入され、インク量に応じて厚みが変化する可撓性のインク袋と、該インク袋を収容する筐体を有するインクカートリッジの残量検出方法において、前記インクカートリッジは前記開口部が設けられた前記筐体の側面が垂直方向に向けられて設置され、前記インクカートリッジは、前記インク袋に固定され、前記筐体の前記側面に向かって突出するピンを有するプレートと、長穴が設けられ前記長穴に前記ピンが挿通され、基端が前記筐体の前記側面に回動可能に、前記筐体の前記側面上を摺動するように取り付けられた無反射板と、前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の外部から前記開口部を通って内部に照射される光を反射する反射板と、前記筐体に設けられた前記無反射板の回動動作をガイドするガイド部材と、を有し、前記インク量の変化に応じて前記インク袋の厚みが変化し、前記インク袋の厚みの変化に応じて前記プレートに連動して前記ピンが移動し、前記ピンの移動に応じて前記ガイド部材にガイドされながら前記無反射板が移動し、前記無反射板は、前記インクが前記インク袋に有る場合は前記開口部から入射した検出光が前記反射板に反射する範囲内で移動し、前記インクが前記インク袋に無い場合は前記開口部から入射した前記検出光が前記無反射板に当たり前記反射板からの前記検出光の反射を防ぐ位置に移動し、前記インクカートリッジの外部に配置された検出部によって、前記開口部を通して前記反射板に前記検出光を照射し、前記反射板によって反射される場合は前記検出光を受光することで前記インクカートリッジに前記インクが残っていることを検出し、前記無反射板によって前記検出光が前記反射板から反射されない場合は前記検出光を受光しないことで前記インクカートリッジに前記インクが無いことを検出することを特徴とする。
本発明に係るインクカートリッジの残量検出方法によれば、毎回規則的な動きをしてインクの残量の誤検出を防ぐことができると共に、取付精度に遊びがあり取付作業を容易に行うことができる。
また、本発明に係る記録装置によれば、インクの残量の誤検出が防止されたインクカートリッジを備えているので、無駄なくインクを使用した状態でインクカートリッジを交換することができランニングコストを抑えることができる。そのため、使用者にとって使い易く、経済的である。
以下、本発明に係る記録装置及びインクカートリッジの一実施形態を、図1から図8を参照して説明する。
本実施形態のインクジェットプリンタ(記録装置)1は、図1及び図2に示すように、それぞれ異なる色のインクを有する複数のインクカートリッジ2と、検出光Lをインクカートリッジ2の反射板13に向けて照射すると共に反射板13で反射した検出光Lを受光して、受光結果によりインクFの残量を検出する検出部3と、記録紙(被記録媒体)Pにインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッド4と、インクカートリッジ2からインクFを記録ヘッド4に供給するインク供給管5と、記録ヘッド4を収容し、記録紙P上をスライド移動させるキャリッジ部6と、記録紙Pを搬送する記録紙搬送機構(被記録搬送部)7と、これら各構成品が設置される基台8とを備えている。
インクカートリッジ2は、図3及び図4に示すように、予めインクFが内部に封入され、インク量に応じて厚みが変化する可撓性のパウチ(インク袋)10と、該パウチ10を収容するケース(筐体)11と、パウチ10の表面に固定されてパウチ10と共に移動可能とされ、ケース11の側面に向かって突出するピン12aを有するプレート12と、ケース11の側面から所定距離だけ内側に離間した位置に設けられ、ケース11の外部から入射してきた上記検出光Lを反射する反射板13と、基端側から先端側に向かって一方向に延びるように形成されると共に、ケース11の側面に摺動するように基端側が側面に回転自在に取り付けられ、検出光Lの反射を防ぐ無反射シート(無反射板)14eを側面側に有するレバー部14と、ピン12aの先端が挿通される大きさでレバー部14の先端側から基端側に向かって形成され、プレート12の移動に伴ってピン12aが案内される長穴状の案内溝14aとを備えている。
上記パウチ10は、ガスバリヤー性の向上のためにアルミ箔を2枚のフィルム、例えば、外側をナイロンフィルム、内側をポリエチレンフィルムによって挟み込んだアルミラミネートフィルムを2枚重ね合わせ、周囲を熱溶着等によって接合することで構成されている。パウチ10の一端には、内部に封入されているインクFを外部に排出するインク取出口10aが熱溶着等によって接合されている。このインク取出口10aは、プラスチック等によりパイプ状に形成されており、ケース11に取り付けるための固定溝が外周面に複数形成されている。
このように構成されたパウチ10は、裏面10bをケース11の底面11a側に向けた状態で、接着等により底面11aに固定される。この際、インク取出口10aの固定溝がケース11に設けられた嵌合溝11bに嵌って位置決めされた状態で確実に固定されている。
上記プレート12は、プラスチック等により上面視T字状に形成され、パウチ10の表面側の略中間位置に接着等により固定されている。また、上記ピン12aは、プレート12と一体的に形成されており、先端がケース11の側面近傍に達する長さとなっている。
上記ケース11は、プラスチック等により箱状に形成され、ねじ等の締結部材によって互いに着脱自在とされたケース本体15とカバー部16とで構成されている。つまり、ケース本体15の底面11aに上記嵌合溝11bが設けられて、パウチ10が固定されるようになっている。また、ケース本体15には、パウチ10のインク取出口10aに対向する位置に、後述する供給針25をインク取出口10a内に挿し込むための挿込口11cが形成されている。
このケース11は、内部にパウチ10を収容した状態で、図2に示すホルダ20内に着脱自在に装着することができるようになっている。この際ケース11は、レバー部14が取り付けられた側を下にして基台8に固定されたホルダ20内に装着されるようになっている。つまり、本実施形態では、プレート12が垂直方向を向くようにケース11が横向きに設置されるようになっている。
また、上記反射板13は、図3及び図4に示すように、ケース本体15の底面11aに形成されており、ケース本体15の側面に対向する面に図示しない反射シートが貼り付けられている。そして、この反射板13に対向するケース本体15の側面には開口部11dが形成されており、該開口部11dを通して外部から検出光Lが入射するようになっている。この検出部3は、図2に示すようにホルダ20の下方に設けられており、該ホルダ20内にケース11が装着されたときに、ホルダ20の下方から開口部11dを通して反射板13に向けて検出光Lを照射している。また、反射板13で反射した検出光Lも同様に、開口部11dを通して再度検出部3に入射するようになっている。
上記レバー部14は、図3及び図4に示すように、一方向に延びた平板状に形成され、基端側の側面に突起部14bが形成されている。この突起部14bは、円柱状の軸部14cと、レバー部14と同じ方向に延びた平板部14dとから構成されている。なお、軸部14cの長さはケース本体15の厚みよりも若干長くなっており、軸部14cの中心がレバー部14の回転中心となっている。そして、レバー部14の先端には、上述した案内溝14aが形成されている。更に、レバー部14には、ケース本体15の側面に対向する面に、上述した無反射シート14eが貼り付けられている。
一方、ケース本体15の側面には、開口部11dの近傍に上記突起部14bを貫通させる貫通孔11eが形成されている。この際貫通孔11eは、平板部14dがケース本体15の厚さ方向(垂直方向)を向いた状態で通過するように形成されている。つまり、レバー部14をケース本体15に取り付ける際には、垂直に立てた状態で突起部14bを貫通孔11e内に挿入できるようになっている。また、挿入した後、レバー部14を回転させることで平板部14dがケース本体15の外面に当接するので、レバー部14が抜け落ちないようになっている。また、逆に取り外す際には、レバー部14を回転させて垂直に立てることで、突起部14bを貫通孔11e内から引き抜いて外すことが可能とされている。
このように突起部14bと貫通孔11eとの嵌め合い向きを利用することで、レバー部14がケース本体15に対して着脱自在とされている。
そして、ケース本体15の側面に取り付けられたレバー部14は、案内溝14a内にピン12aが挿通されて、プレート12と機械的に組み合わされた状態となっている。
また、ケース本体15の底面11aには、レバー部14の先端側の側面に面接触して該レバー部14の回転動作をガイドするLアングル(ガイド部材)21が設けられている。
このように構成されたインクカートリッジ2を、図2に示すようにホルダ20内に装着すると、該ホルダ20に設けられた供給針25が挿込口11cを介してインク取出口10aを貫通し、インクF袋の内部に到達するようになっている。この供給針25は、インクF中の微細な異物を濾過するフィルタ26を介してインク供給管5に接続されている。インク供給管5は、フレキシブルチューブからなり、キャリッジ部6と共にスライド移動する記録ヘッド4に影響を与えないような長さに調整されている。
キャリッジ部6は、図1に示すように、一対のプーリ27に巻回された搬送ベルト28に連結されている。この一対のプーリ27は、図示しないモータからの回転駆動力を受けて回転するようになっている。また基台8には、キャリッジ部6のスライド移動を案内するガイドレール29が設けられている。これらガイドレール29及び搬送ベルト28は、記録紙Pが搬送される方向に対して直交する向きに延びるように基台8に設けられている。これによりキャリッジ部6は、記録紙Pの搬送方向に対して直交する方向に向けてスライド移動するようになっている。
なお、上述した記録ヘッド4、キャリッジ部6、搬送ベルト28、一対のプーリ27、駆動モータ及びガイドレール29は、記録紙Pに対して文字や図形等を印刷記録する印刷記録機構30を構成している。
上記記録紙搬送機構7は、記録紙Pを搬送する搬送ローラ31と、記録紙Pを支持するプラテン32と、記録紙Pを搬送ローラ31に押し付ける押付部材33とを備えている。プラテン32は、キャリッジ部6の移動方向と同様に、記録紙Pが搬送される方向に対して直交する方向に延びるように基台8に設けられている。
次に、上述したように構成されたインクジェットプリンタ1を利用して記録紙Pに文字や図形等を記録する場合について以下に説明する。
なお、インクカートリッジ2は、パウチ10内にインクFが完全に詰っている未使用のものがセットされているものとする。つまり、初期状態では、パウチ10が最も膨らんでいるので、図5及び図6に示すように、プレート12がケース本体15の底面11aから最も離間している。またレバー部14は、先端がケース本体15の底面11aから最も離間した状態で案内溝14aを介してピン12aに安定に支えられている。更に、ケース本体15の下方から検出部3によって照射された検出光Lは、ケース本体15の側面に形成された開口部11dを通して反射板13に当たって反射されている。検出部3は、この反射された検出光Lを受光することで、パウチ10内のインクFがまだ残っていると判断している。
次にインクジェットプリンタ1を作動させると、パウチ10内のインクFは、フィルタ26を通過してインク供給管5によって記録ヘッド4に供給される。これと同時に、搬送ベルト28によって記録ヘッド4を収容するキャリッジ部6が、ガイドレール29に案内されながら記録紙Pの搬送方向に対して直交する方向に向けてスライド移動する。そして記録ヘッド4は、キャリッジ部6がスライド移動している間に、供給されたインクFからインク滴を記録紙Pに吐出して文字や図形等の記録を行う。また、この記録と同時に記録紙搬送機構7は、記録紙Pを少しずつ搬送させている。
その結果、記録紙Pの所定位置に各種の情報を適宜記録することができる。
このような記録を行ってパウチ10内のインクFを消費し始めると、内部に残っているインク量に応じて徐々にパウチ10が変形して厚みが変化し始める。そのため、パウチ10の表面に固定されているプレート12及びピン12aも徐々にケース本体15の底面11aに向けて移動し始める。するとレバー部14は、案内溝14aに挿通されているピン12aに引っ張られて基端側の軸部14cを中心に回転し始める。つまり、レバー部14の先端側がケース本体15の底面11aに向かって徐々に回転する。またこの際、レバー部14は、ケース本体15の側面上を摺動しながらスライド移動した状態となっている。更に、ピン12aがケース本体15の底面11aに向かって移動するのに対して、レバー部14は基端側を中心に回転するので、ピン12aは案内溝14aに案内されながらレバー部14の先端側から基端側に向けて移動した状態になる。よって、レバー部14は、ピン12aの移動に滑らかに追従しながら回転する。
そして、インクFをさらに消費してパウチ10内のインクFが無くなった状態になると、図7及び図8に示すように、パウチ10が最も萎んだ状態になるので、プレート12及びピン12aもケース本体15の底面11aに最も近づいた状態になる。よって、レバー部14も同様に、先端側が最もケース本体15の底面11aに近づいた状態となって回転が停止する。つまりレバー部14は、ケース本体15の底面11aに沿った状態となる。
この際、ケース本体15の側面側に対向するように設けられたレバー部14の無反射シート14eが、ケース本体15の側面と反射板13との間に位置した状態になり、反射板13への検出光Lの入射を遮断すると共に検出光Lの反射を防止する。そのため検出部3は、反射光を受光できなくなり、パウチ10内のインクFがなくなったこと(インクエンド)を検出することができる。
特に、本実施形態のインクカートリッジ2は、パウチ10の変位をプレート12及びピン12aを介してケース本体15の側面を摺動するレバー部14の回転動作、即ち、パウチ10の厚み方向への直線移動に変えることができる。そのため、パウチ10が3次元的に不規則な動きをしたとしても、レバー部14自体は必ず側面上を摺動しながらスライド移動する。よって、レバー部14を毎回必ず規則的に動かすことができ、側面と反射板13との間に無反射シート14eを確実に移動させることができる。つまりレバー部14は、側面上を単にスライド移動するだけであるので、反射板13に接触する恐れもなく無反射シート14eを確実に位置させて検出光Lの反射を防止することができる。従って、インクFの残量の誤検出を防止することができる。また、レバー部14と検出部3との距離が常に不変であることも誤検出の防止に繋がっている。
また、プレート12に直接突起が形成された従来のものとは異なり、ピン12aと案内溝14aとの嵌め合いによりプレート12とレバー部14とが機械的に組み合わされているので、ピン12aと案内溝14aとの間に若干の嵌め合い誤差(遊び)を設けることができる。そのため、プレート12をパウチ10に固定する際に、若干取り付け位置がずれてしまったとしても、ピン12aと案内溝14aとの嵌め合い誤差により位置ずれを補正する(取り付け誤差を吸収する)ことができる。従って、従来に比べて取付作業を行い易く、手間がかかることはない。
また、ケース本体15にはLアングル21が設けられているので、レバー部14がより安定した状態でケース本体15の側面上をスライド移動する。よって、インクFの残量の誤検出をより確実に防止することができる。
更に、レバー部14をケース本体15から着脱することができるので、使用頻度や経年劣化等に応じてレバー部14のみを交換することができる。そのため、パウチ10以外のものを再生して使用する場合には、ランニングコストを抑えることができると共に、必要最小限の交換部品で長期間に亘って誤検出を防止することができる。
上述したように本実施形態のインクカートリッジ2によれば、毎回規則的な動きをしてインクFの残量の誤検出を防ぐことができると共に、取付精度に遊びがあり取付作業を容易に行うことができる。
また、このような利点を有するインクカートリッジ2を有するインクジェットプリンタ1においては、インクFがなくなったことを正確に検出することができる。そのため、無駄なくインクFを使用した状態でインクカートリッジ2を交換することができ、ランニングコストを抑えることができる。よって、使用者によって使い易く、経済的である。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、プレートが垂直方向を向くようにインクカートリッジを横向きにセットしたが、この場合に限られず、例えばプレートが水平方向を向くように水平置きにセットしても構わない。この場合においても、同様の作用効果を奏することができる。
また、本発明の別の態様を説明する。本発明のインクカートリッジは、予めインクが内部に封入され、インク量に応じて厚みが変化する可撓性のインク袋と、該インク袋を収容する筐体と、前記インク袋の表面に固定されてインク袋と共に移動可能とされ、前記筐体の側面に向かって突出するピンを有するプレートと、前記筐体の側面から所定距離だけ内側に離間した位置に設けられ、筐体の外部から入射してきた検出光を反射する反射板と、基端側から先端側に向かって一方向に延びるように形成されると共に、前記筐体の側面に摺動するように基端側が該側面に回転自在に取り付けられ、前記検出光の反射を防ぐ無反射板を側面側に有するレバー部と、前記ピンの先端が挿通される大きさで前記レバー部の先端側から基端側に向かって形成され、前記プレートの移動に伴ってピンが案内される長穴状の案内溝とを備え、前記レバー部が、前記ピンと前記案内溝との挿通により前記プレートの移動に伴って回転し、前記インクが無くなったときに前記筐体の側面と前記反射板との間に前記無反射板を位置させて前記検出光の反射を防止することを特徴とするものである。
この発明に係るインクカートリッジにおいては、まず、表面にプレートが固定されたインク袋が筐体に収容されている。この際インク袋は、裏面側を筐体の底面側に向けて収容されている。また、プレートが有するピンの先端は、筐体の側面に回転自在に設けられたレバー部の案内溝に挿通されている。つまり、プレートとレバー部とは、ピンと案内溝との嵌め合いによって機械的に組み合わされた状態となっている。
ここで、インク袋内にインクが完全に詰っている未使用時の状態では、インク袋が最も膨らんでいるので、プレートが筐体の底面から最も離間している。またレバー部は、先端側が筐体の底面から最も離間した状態で案内溝を介してピンに安定に支えられている。また、筐体の外部から入射してきた検出光は、側面から内側に所定距離離間した位置に設けられた反射板に当たって反射されている。そして、この反射光を検出することで、インク袋内にインクがまだ残っていると判断されている。
次に、上述した状態からインクを消費し始めると、内部に残っているインク量に応じて徐々にインク袋が変形して厚みが変化し始める。そのため、インク袋の表面に固定されているプレート及びピンも徐々に筐体の底面に向けて移動し始める。するとレバー部は、案内溝に挿通されているピンに引っ張られて基端側を中心に回転し始める。つまり、レバー部の先端側が筐体の底面に向かって徐々に回転する。またこの際、レバー部は、筐体の側面上を摺動しながらスライド移動した状態となっている。更に、ピンが筐体の底面に向かって移動するのに対して、レバー部は基端側を中心に回転するので、ピンは案内溝に案内されながらレバー部の先端側から基端側に向けて移動した状態になる。よって、レバー部は、ピンの移動に滑らかに追従しながら回転する。
そして、インクをさらに消費してインク袋内のインクが無くなった状態になると、インク袋が最も萎んだ状態になるので、プレート及びピンが筐体の底面に最も近づいた状態になる。よって、レバー部も同様に、先端側が最も底面に近づいた状態となって回転が停止する。この際、筐体の側面側に対向するように設けられたレバー部の無反射板は、筐体の側面と反射板との間に位置した状態となり、反射板への検出光の入射を遮断すると共に検出光の反射を防止する。よって、反射光を検出することができなくなり、インク袋内のインクが無くなったことを検出することができる。
特に、インク袋の変位を、プレート及びピンを介して筐体の側面を摺動するレバー部の回転動作、即ち、インク袋の厚み方向への直線移動に変えることができる。そのため、インク袋が3次元的に不規則な動きをしたとしても、レバー部自体は必ず側面上に摺動しながらスライド移動する。よって、レバー部を毎回必ず規則的に動かすことができ、側面と反射板との間に無反射板を確実に移動させることができる。つまりレバー部は、側面上を単にスライド移動するだけであるので、反射板に接触する恐れもなく無反射板を確実に位置させて検出光の反射を防止することができる。従って、インクの残量の誤検出を防止することができる。
また、プレートに直接検出突起が形成された従来のものとは異なり、ピンと案内溝との嵌め合いによりプレートとレバー部とが機械的に組み合わされているので、ピンと案内溝との間に若干の嵌め合い誤差(遊び)を設けることができる。そのため、プレートをインク袋に固定する際に若干取り付け位置がずれてしまったとしても、ピンと案内溝との嵌め合い誤差により位置ずれを補正する(取り付け位置の誤差を吸収する)ことができる。従って、従来に比べて取り付け作業を行い易く、手間がかかることはない。
上述したように本発明に係るインクカートリッジによれば、毎回規則的な動きをしてインクの残量の誤検出を防ぐことができると共に、取付精度に遊びがあり取付作業を容易に行うことができる。
また、本発明のインクカートリッジは、上記本発明のインクカートリッジにおいて、前記筐体には、前記レバー部の回転動作をガイドするガイド部材が設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係るインクカートリッジにおいては、筐体にガイド部材が設けられているので、レバー部がより安定した状態で回転して筐体の側面上をスライド移動する。よって、インクの残量の誤検出をより確実に防止することができる。
また、本発明のインクカートリッジは、上記本発明のインクカートリッジにおいて、前記レバー部が、前記筐体に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
この発明に係るインクカートリッジにおいては、レバー部を着脱することができるので、使用頻度や経年変化等に応じてレバー部のみを交換することができる。そのため、インク袋以外のものを再生して使用し続ける場合には、ランニングコストを抑えることができると共に、必要最小限の部品交換で長期間に亘って誤検出を防止することができる。
また、本発明の記録装置は、上記本発明のいずれかのインクカートリッジと、前記検出光を前記反射板に向けて照射すると共に該反射板で反射した検出光を受光して、受光結果により前記インクの残量を検出する検出部と、被記録媒体にインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッドと、前記インクカートリッジから前記インクを前記記録ヘッドに供給するインク供給管と、前記記録ヘッドを収容し、前記被記録媒体上をスライド移動させるキャリッジ部と、前記被記録媒体を搬送する被記録搬送部とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る記録装置においては、インクカートリッジのインク袋内に封入されているインクは、インク供給管から適宜記録ヘッドに供給される。この記録ヘッドは、キャリッジ部によって、被記録搬送部により搬送されている記録紙等の被記録媒体上をスライド移動されながら、被記録媒体にインク滴を吐出して記録を行う。これにより、被記録媒体に、各種文字や図形等を適宜記録することができる。
また検出部は、インクカートリッジ内の反射光で反射された検出光を受光することで、インク袋内のインクの残量を検出している。即ち、反射板で反射した検出光を受光した場合にはまだインクが残っていると判断している。ここで、インクカートリッジのレバー部に設けられた無反射板が検出光の反射を防止した場合には、検出部はインク袋内にインクがなくなったと判断する。
特に、インクの残量の誤検出が防止されたインクカートリッジを備えているので、インクがなくなったことを正確に検出することができる。そのため、無駄なくインクを使用した状態でインクカートリッジを交換することができ、ランニングコストを抑えることができる。よって、使用者にとって使い易く、経済的である。
本発明に係るインクジェットプリンタの斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタを構成するインクカートリッジの取り付け状態を示す図である。 図2に示すインクカートリッジの分解斜視図である。 図3に示すパウチをケース本体に取り付けた際の上面図である。 未使用のパウチをケース本体に取り付けた際の側面図である。 図5に示す状態におけるパウチ及びプレートの断面図である。 図5に示す状態からインクを消費してインクがなくなった状態を示す図である。 図7に示す状態におけるパウチ及びプレートの断面図である。
符号の説明
F インク
L 検出光
P 記録紙(被記録媒体)
1 インクジェットプリンタ(記録装置)
2 インクカートリッジ
3 検出部
4 記録ヘッド
5 インク供給管
6 キャリッジ部
7 記録紙搬送機構(被記録搬送部)
10 パウチ(インク袋)
11 ケース(筐体)
12 プレート
12a ピン
13 反射板
14 レバー部
14e 無反射シート(無反射板)
14a 案内溝
21 Lアングル(ガイド部材)

Claims (1)

  1. インクが内部に封入され、インク量に応じて厚みが変化する可撓性のインク袋と、該インク袋を収容する筐体を有するインクカートリッジの残量検出方法において、
    前記インクカートリッジは開口部が設けられた前記筐体の側面が垂直方向に向けられて設置され、
    前記インクカートリッジは、前記インク袋に固定され、前記筐体の前記側面に向かって突出するピンを有するプレートと、長穴が設けられ前記長穴に前記ピンが挿通され、基端が前記筐体の前記側面に回動可能に、前記筐体の前記側面上を摺動するように取り付けられた無反射板と、前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の外部から前記開口部を通って内部に照射される光を反射する反射板と、前記筐体に設けられた前記無反射板の回動動作をガイドするガイド部材と、を有し、前記インク量の変化に応じて前記インク袋の厚みが変化し、前記インク袋の厚みの変化に応じて前記プレートに連動して前記ピンが移動し、前記ピンの移動に応じて前記ガイド部材にガイドされながら前記無反射板が移動し、前記無反射板は、前記インクが前記インク袋に有る場合は前記開口部から入射した検出光が前記反射板に反射する範囲内で移動し、前記インクが前記インク袋に無い場合は前記開口部から入射した前記検出光が前記無反射板に当たり前記反射板からの前記検出光の反射を防ぐ位置に移動し、
    前記インクカートリッジの外部に配置された検出部によって、前記開口部を通して前記反射板に前記検出光を照射し、前記反射板によって反射される場合は前記検出光を受光することで前記インクカートリッジに前記インクが残っていることを検出し、前記無反射板によって前記検出光が前記反射板から反射されない場合は前記検出光を受光しないことで前記インクカートリッジに前記インクが無いことを検出する残量検出方法。
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